JPH03102481A

JPH03102481A - 図形表示装置

Info

Publication number: JPH03102481A
Application number: JP23983189A
Authority: JP
Inventors: Ryoji Nemoto; 根元　亮治
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1989-09-18
Filing date: 1989-09-18
Publication date: 1991-04-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はコンピュータグラフィクス装置にお◆ノる図形
表示のタイミング制御に関する。

［従来の技術］近年、通信手段の発達により、ホストコンピュータと多
数の端末装置を接続したオンラインシステムが備えてい
る。このようなシステムで一連の図形群を一定のタイミ
ングで順次端末装置に表示させたい場合に、図形の表示
タイξングを指定し、指定された表示タイミングで図形
を表示できる図形表示装置が無かった。そのため、その
ような要求がある場合ばホス１・コンピュータ側で表示
タイ旦ングに合わせて図形表示命令を順次送り出す必要
があった。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、上記従来の図形表示装置では次の２点で
問題があった。

（１）端末装置に表示させたいタイミングに合わせて図
形表示命令を順次送り出すためには、１回当たりの送信
情報量が少ないため、情報を一定の大きさにまとめて送
るパケット通信を採用できず通信効率の低下や通信コス
１−の上昇を招く。

（２）多くの多端末装置が広い地域に分散しているよう
なとき、ホストコンピュータと端末装置を結ぶ通信回線
の経路や混み具合いの違いにより、それぞれの端末装置
に図形表示命令が到達するまでの時間に差が生じて複数
の端末装置に同一タイミングで図形を表示させることが
できない。

本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、
ホス１・コンピュータで指定した時刻に図形を表示する
ことができる優れた図形表示装置を提供することを目的
とするものである。

［課題を解決するための手段〕上記の目的を達戒するために、本発明においては、表示
する図形の物理的属性情報とその図形を表示する時刻を
指定する表示タイミング情報を含む図形表示命令を受け
取り、前記物理的属性情報と前記表示タイミング情報と
に分離する図形出力処理手段と、分離された前記物理的
属性情報を蓄積する図形情報蓄積手段と、前記表示タイ
ミング情報を蓄積し蓄積されているこの表示タイミング
情報に合わせて前記図形情報蓄積手段に蓄積されている
前記物理的属性情報を図形表示手段に出力する表示タイ
ミング制御手段とを備え、指定した図形を指定したタイ
ミングで表示するように構威したものである。

［作用〕本発明はこのように構威されているので、図形表示装置
が図形表示命令を受け取るタイ哉ングに制限されること
なく、図形表示命令の物理的属性情報に指定された図面
を同じ図形表示命令の表示タイミング情報に指定された
タイミングで表示することができるという作用がある。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を図面によって説明する。

第１図は本発明の図形表示装置の構威を示している。第
１図において■は本発明の図形表示装置であり、例えば
パーソナルコンビュークをこれに当てることができる。

１０は図形表示装置１に入力される図形表示命令を発生
ずるための図形表示命令発生装置１０であり、例えばホ
スＩ・コンピュータ、パーソナルコンピュータなどであ
る。１１は図形表示命令発生装置ｌＯと図形表示装置１
とを結ぶ図形表示命令伝達手段であり、通信回線、ケー
ブル、または図形表示命令発生装置１０が図形表示装置
１と一体構造の場合は内部配線である。

２は図形出力処理手段は人力された図形表示命令を解読
してそれが図形表示情報であれば物理的属性情報と表示
タイ１ング情報とに分離し、物理的属姓情報を図形情報
蓄積千段３に、表示タイミング情報を表示タイミング制
御手段４に送出する。

人力された図形表示命令が制御情報であれば、図形出力
処理手段２においてその処理を行な・うように構戒する
。図形情報蓄積手段３は図形出力処理千段２より図形の
物理的属性情報を受け取り、これを蓄積するとともに表
示タイミング制御千段４からの出力指示に基づいて物理
的属性情報を図形表示手段１２に送出するように構戒す
る。表示タイミング制御千段４は図形出力処理千段２よ
り表示タイミング情報を受け取り、これを蓄積するとと
もに表示タイミングがシステムの時刻に一致した時に、
図形情報蓄積千段３に出力指示を与えるように構戒する
。

次に、第２図の図形処理プログラムを例にとって上記実
施例の動作について説明する。まず、第２図の図形処理
プログラムを説明する。

（ステップ１）ＢＥＧＩＮは図形処理プログラムの先頭
を示す。

（ステップ２）ＩＮＩＴＩＡＬ丁ＺＥは画面」二に残っ
ている表示図形の消去、図形情報蓄積手段３に蓄積され
ている物理的属性情報の消去、および表示タイミング制
御千段４の初期化を指示する。

（ステップ３）ＤＲＡＷ　　ＣＩＲＣＬＥ（ｒ，ｘ　ｌ
，　　ｙ　１．，　　ｔ．　ｉ）ば半径ｒ、中心座標（
ｘｌｙｌ）の円を後述するｔｏを基準とするタイミング
ｔ１の時刻に表示することを指示する。

（ステップ４）ＣＬＥＡＲ　（ｔ２）は図形表示手段１
２に表示されている図形の消去処理を１０を基準とする
タイミングＬ２の時刻に実行することを指示する。

（ステップ５）ＤＲＡＷ　　ＬＩＮＥ　（ｘｌ．ｙｌｘ
２，ｙ２，ｔ３）は座標（ｘｉ，ｙｌ）と座標（ｘ２，
ｙ２）を結ぶ直線を１０を基準とするタイミングｔ３の
時刻に表示することを指示する。

（ステップ６）ＣＬＥＡＲ（ｔ，１）は図示表示千段１
２に表示されている図形の消去処理を１０を基準とする
タイ主ングｔ４の時刻に実行することを指示する。

（ステップ７）ＤＲＡＷ　　ＳＱＵＡＲＥ　（ｒｘｉ，
ｙｌ，ｔ５）は辺の長さｒ、左下頂点の座標（ｘｌ．ｙ
ｉ）の正方形を１０を基準とするタイミングＬ５の時刻
に表示することを指示する。

（ステップ８）ＳＴＡＲＴ　　ＤＲＡＷＩＮＧ（ｔｏ）
は時刻ＬＯにおいて図形表示千段１２における図形表示
を開始することを指示する。１０を省略した場合はこの
コマンドを受け取り次第ただちに表示を開始する。

（ステップ９）ＥＮＤは図形処理プログラムの終わりを
示すものである。

さて、次にこの一連の図形表示命令が図形表示命令発生
装置１０から図形表示命令伝達手段１ｌを経由して図形
表示装置１に入力された時の動作について上記のステッ
プに合わせて説明する。

（ステップ１）図形処理プログラムの始まりであること
を図形出力処理手段２が認識して（ステップ２）から（
ステップ９）までの以下の処理を実行する。

（ステップ２）ＴＮｒＴＩΔＴ−　Ｉ　Ｚ　Ｅコマンド
を制御情報であると認識して図形出力処理手段２に蓄積
する。

（ステップ３）ｒ，ｘｉ，ｙｌの物理的属性情報を図形
情報蓄積千段３に蓄積し、表示タイミング情報ｔ１を表
示タイミング制御千段４に蓄積する。

物理的属性情報と表示タイミング情報との結び付けには
ステップ番号をキーにする。

（スデップ４）ＣＬＥＡ．Ｒコマンドを図形情報蓄積手
段３に、ｔ２を表示タイ旦ング制御手段４に蓄積する。

（ステップ５）〜（ステップ７）以下ＤＲＡＷＬＩＮＥ
　　ＣＬＥＡＲ，ＤＲＡＷ　　ＳＱＵＡＲＥのそれぞれ
のコマンド↓こついても同様に処理する。

第３図は上記の（ステップ３）から（ステップ７）まで
の図形表示命令を物理的属性情報と表示タイミング情報
とに分解して示したものである。

（ステップ８）ＳＴＡＲＴ　　ＤＲＡＷＩＮＧコマンド
を図形出力処理千段２が認識し、そのタイξング情報１
０を表示タイξング制御手段４に出力する。表示タイミ
ング制御千段４ぱ（ステップ８）で得たＬＯが正の値で
あれば１０時刻になるまで待機し、ｔｏ時刻に到達した
時点で、基準とするタイミングを０に設定する。もし、
１０に値が指定されていなければ直ちにタイミングをＯ
に設定する。以下前記のＯ時刻を基準にそれぞれｔ１ｔ
２　　ｔ３，ｔ４，ｔ５のタイξングで図形情報蓄積手
段３の対応するコマンドの実行を順次指示する。

第４図は本発明の図形表示装置による上記図形処理プロ
グラム実行の結果を順次示した図である。

同図（ａ）はくステップ２）の実行結果を、同図（′ｂ
）は（ステップ３）の実行結果を、同図（Ｃ）は（ステ
ップ４）の実行結果を、同図（ｄ）は（ステップ５）の
実行結果を、同図（ｅ）は（ステップ６）の実行結果を
、同図（ｆ）は（ステップ７）の実行結果を示している
。

〔発明の効果］本発明によれば、上記実施例から明らかなように、それ
ぞれの図形表示命令が図形の物理的属性情報のみならず
図形の表示タイミング情報を有し、いわば４次元構造の
情報を持っているので、図形表示命令の到着タイミング
に左右されることなく所望の図形を所望のタイミングで
表示できることになる。従って、通信回線の状況に制限
されることなくすべての端末装置に同一のタイミングで
図形を表示することができるとともに、まとめて図形表
示命令を送るパケット通信を採用できるという利点を有
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における図形表示装置の構成
図、第２図は図形処理プログラムの例を示す図、第３図は物
理的属性情報と表示タイミング情報の関係を説明するた
めの図、第４図は第２図の図形処理プログラム実行したｑ１０結果の図形の表示状況を説明する図である。１・・・図形表示装置、２・・・図形出力処理手段、３
・・・図形情報蓄積１段、４・・・表示タイミング制御
手段。

Claims

【特許請求の範囲】

表示する図形の物理的属性情報とその図形を表示する時
刻を指定する表示タイミング情報を含む図形表示命令を
受け取り、前記物理的属性情報と前記表示タイミング情
報とに分離する図形出力処理手段と、分離された前記物
理的属性情報を蓄積する図形情報蓄積手段と、前記表示
タイミング情報を蓄積し蓄積されているこの表示タイミ
ング情報に合わせて前記図形情報蓄積手段に蓄積されて
いる前記物理的属性情報を図形表示手段に出力する表示
タイミング制御手段とを備え、指定した図形を指定した
タイミングで表示するようにした図形表示装置。