JPH0310169Y2 - - Google Patents

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JPH0310169Y2
JPH0310169Y2 JP18722883U JP18722883U JPH0310169Y2 JP H0310169 Y2 JPH0310169 Y2 JP H0310169Y2 JP 18722883 U JP18722883 U JP 18722883U JP 18722883 U JP18722883 U JP 18722883U JP H0310169 Y2 JPH0310169 Y2 JP H0310169Y2
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walkway
strip
bolt
connector
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【考案の詳細な説明】 <技術の属する分野> 本考案は鉄橋や隧道に敷設される歩廊に関し、
簡単に敷設でき、安全で、しかも敷設される場所
の長さに応じて歩廊の長さを長短自由に調整設定
することができるものを提供するものである。
<従来の問題点> 一般に例えば鉄道の枕木の中央部に橋の全長に
亘つて架け渡される点検用の歩廊は、第7図に示
すように桧板を枕木20に釘21付けで固定して
いる。こうしたものでは、次のような問題があ
る。
a 歩廊22を構成する板材23は、比較的板厚
が薄いため、強度の関係から板端23a,23
b同士を必ず枕木20上に突き合せ状態で固定
しなければならない。ところが、鉄橋24の全
長距離Lが個々に異なるうえ、枕木20の間隔
も45±5cmの範囲で鉄橋24によつてそれぞ
れ相異することから、歩廊22を敷設する場
合、板材23を現場でいちいち寸法合わせしな
がら固定していかなければならず、手間がかか
る。
b しかも板材23には桧材が使用される関係
上、高価につくうえ、寸法合わせで切落とされ
た板材は、他に使用することができないので、
板取りの歩留まりが悪く、無駄が生じる。
c また、歩廊22を通行するのは、始発前の早
朝や終電通過後の点検時であることが多いが、
特に冬場は積雪や木製の板材23に吸収された
水分が凍結して滑りやすくなつているため、作
業者に多くの危険が伴なう。
<本考案の構成> 本考案は上記問題を解決するために提案された
もので、前後方向に金属製の条材を多数平行に引
き揃えてこれを横桟で固定し、各条材の上面に滑
り止め面を設けて格子桟状の歩廊部材を構成し、
複数の歩廊部材をその条材の引き揃え方向に並
べ、隣接する歩廊部材の相対向する条材端部同士
を、その挿入深さを調節可能に挿入するととも
に、少なくとも一方の条材端部に間隔保持用連結
具を固定し、その相重なり合う条材端部同士を上
記間隔保持用連結具を介して連結して、一連の歩
廊を敷設するようにしたものである。
<本考案の効果> 本考案によれば、歩廊を構成する単位の各部材
は金属製で格子桟状に形成されていることから、
その全長に亘つて均しく強度性が高い。
また、対向する各歩廊部材の端部同士は、その
挿入深さを互いに自由に調節できるから、単一種
類の歩廊部材をもつて、その各端部の挿入深さを
調節するだけで、必要な任意長さの歩廊を簡単に
敷設することができる。しかも、この歩廊部材は
単一種類のもので足るので、量産に適し、安価に
提供できる。
加えて、歩廊部材は全て金属製で、かつ、その
上面には一体的に滑り止め面が形成されているの
で、木板製のもののように、雨水や雪解け水が含
浸して凍結するようなことはなく、冬場の点検歩
行時にも著しく安全性が高い。
<実施例> 第1図は本考案の鉄橋に敷設した歩廊の一部切
欠き斜視図を示すもので、1は鉄橋、2は橋桁、
3は枕木、4a,4bはレールであり、このレー
ル間の中央部の枕木3上に点検用の歩廊5が敷設
されている。
この歩廊は5は、上面に波形の滑り止め14を
形成してなる金属製の条材6をその巾方向を上下
にして多数平行に引き揃えて並べ、かつ、これら
各条材6間を適当間隔をおいて横桟7で連結固定
してなる格子状の単位の歩廊部材8を直列状に並
べて構成される。
そして、これら歩廊部材8は、その相対向する
条材各端部9,9が互いに所望長さに亘つて重な
り合う状態で挿入し合つて連結され、各歩廊部材
8の一方側の各条材端部9…には、間隔保持用連
結具10が嵌着固定される(第1図及び第2図参
照)。
この間隔保持用連結具10は、第3図に示すよ
うに、弾性と絶縁性を有する柱状の合成樹脂材で
形成され、その先端側の左右角部及び底部の左右
角部をそれぞれアール面11に形成して、隣接す
る歩廊部材8の条材端部9,9間に挿入容易なる
ようにするとともに、その後面の中央部には歩廊
部材8の各条材端部9に嵌着するための嵌着孔1
2が設けられる。
ここで、間隔保持用連結具10に絶縁性が要求
される理由は、万一、何らかの外力によつて歩廊
部材8がずれ動いて通信線用として利用されてい
るレール4aと、他方のアース用レール4bとに
亘つて金属製の歩廊部材8が接触してシヨートす
るのを防止するためである。
一方、間隔保持用連結具10が取付けられる歩
廊部材8の条材端部9は、間隔保持用連結具10
の嵌着孔12に合わせてその上下を切り欠いて細
巾に形成するとともに、細巾部の一部に抜止め突
起13を切り起こしてある。
そして、条材端部に間隔保持用連結具10を固
定した歩廊部材8を、これに連結する他の歩廊部
材8の条材端部9の上方または後方から挿入する
と、間隔保持用連結具10のアール面11に案内
されて第2図に示すように正しく挿入され、しか
るのち、固定金具15によつて枕木3に固定され
る。このようにして歩廊部材8を順次連結してゆ
く過程で、互いに挿入し合つている歩廊部材8の
条材端部9の挿入長さを調節することにより、歩
廊5の長さを鉄橋1の長さに合致させることがで
きる。
尚、上記実施例では間隔保持用連結具10を互
いに挿入し合う歩廊部材8の一方側の条材端部
9,9に嵌着するようにしたが、第2図想像線A
で示すように両側の各条材端部9,9にそれぞれ
嵌着するようにしてもよい。
また、第4図及び第5図は、間隔保持用連結具
10のそれぞれ別の実施例を示し、第4図に示す
ものは間隔保持用連結具10を歩廊部材8の端部
左右全巾に亘る大きさの角柱状のブロツク体で一
体に形成したもので、連結される各歩廊部材8の
両端部9の所望長さを、間隔保持用連結具10の
前後に亘つて貫設した各嵌着孔12に挿入して連
結するようにしたものである。
第5図に示すものは、間隔保持用連結具10を
歩廊部材8の左右全巾間に亘つて貫通する長さの
通しボルト16とこのボルトの突出端部に螺着す
るナツト17と間隔保持用スペーサ18とで構成
するようにしたものである。
この場合、歩廊部材8の条材端部9の挿入長さ
を調節できるようにするために、通しボルト16
を挿通する歩廊部材8の条材各端部9の少なくと
も一方の挿通孔19を長孔に形成する。
第6図に示すものは、間隔保持用連結具10で
連結された部分の歩廊部材8の下面に補強材25
を設けて撓み防止手段Tを形成したものである。
こうすると、隧道工事の足場のように歩廊を支え
るものの間隔が広い場合でも条材端部9の強度を
充分に維持することができる。
尚、本考案の歩廊は一般橋梁の架設工事や隧道
工事の足場等にも利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の実施例を示し、第
1図は鉄橋の一部切欠き斜視図、第2図は要部の
平面図、第3図は要部の分解斜視図、第4図乃至
第6図はそれぞれ別の実施例を示す分解斜視図、
第7図は従来例の平面図である。 1……鉄橋、3……枕木、4a,4b……レー
ル、5……歩廊、6……条材、7……横桟、8…
…歩廊部材、9……条材端部、10……間隔保持
用連結具、14……滑り止め面、25……補強
材、T……撓み防止手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 前後方向に金属製の条材6を多数平行に引き
    揃えてこれを横桟7で固定し、 各条材6の上面に滑り止め面14を設けて格
    子桟状の歩廊部材8を構成し、 複数の歩廊部材8をその条材6の引き揃え方
    向に並べ、 隣接する歩廊部材8の相対向する条材端部
    9,9同士を、その挿入深さを調節可能に挿入
    するとともに、少なくとも一方の条材端部9に
    間隔保持用連結具10を固定し、 その相重なり合う条材端部9,9同士を上記
    間隔保持用連結具10を介して連結してなる歩
    廊。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載した歩
    廊において、間隔保持用連結具10を、弾性を
    有する絶縁材料で形成したもの。 3 実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に
    記載した歩廊において、間隔保持用連結具10
    を歩廊部材8の端部左右全巾に亘る柱状体で構
    成するとともに、この柱状体の前後面に嵌着孔
    12を形成したもの。 4 実用新案登録請求の範囲第1項に記載した歩
    廊において、間隔保持用連結具10を、歩廊部
    材8の左右全巾間に亘つて貫通する長さの通し
    ボルト16と、そのボルト16の突出端部に螺
    着するナツト17と、各条材間に配置してボル
    ト16に外嵌する間隔保持用スペーサ18とで
    構成し、 条材の各端部9に設けたボルト挿通用孔19
    の少なくとも一方の歩廊部材8に設けたボルト
    挿通用孔19を長孔で形成したもの。
JP18722883U 1983-12-02 1983-12-02 歩廊 Granted JPS6096409U (ja)

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JP18722883U JPS6096409U (ja) 1983-12-02 1983-12-02 歩廊

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JP18722883U JPS6096409U (ja) 1983-12-02 1983-12-02 歩廊

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JPS6096409U JPS6096409U (ja) 1985-07-01
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JP5991843B2 (ja) * 2012-04-16 2016-09-14 東日本旅客鉄道株式会社 軌道面敷設用敷板の敷設構造

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JPS6096409U (ja) 1985-07-01

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