JPH0310171Y2 - - Google Patents

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JPH0310171Y2
JPH0310171Y2 JP20522583U JP20522583U JPH0310171Y2 JP H0310171 Y2 JPH0310171 Y2 JP H0310171Y2 JP 20522583 U JP20522583 U JP 20522583U JP 20522583 U JP20522583 U JP 20522583U JP H0310171 Y2 JPH0310171 Y2 JP H0310171Y2
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JP
Japan
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walkway
deflection
railway bridge
preventing
cushioning material
Prior art date
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JP20522583U
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Description

【考案の詳細な説明】 <技術の属する分野> 本考案は鉄道橋に敷設される歩廊に関し、簡単
で確実に敷設でき、しかも歩行に安全な歩廊を提
供することを目的とする。
<従来の問題点> 一般に鉄道橋の枕木の中央部に橋の全長に亘つ
て架け渡される点検用の歩廊は、第13図に示す
ように桧板23を枕木24に釘25付けで固定し
ている。
こうしたものでは、次のような問題がある。
a 歩廊26を構成する板材23は、比較的板厚
が薄いため、強度の関係から板端23a,23
b同士を必ず枕木24上に突き合せ状態で固定
しなければならない。ところが、鉄道橋27の
全長距離Lが個々に異なるうえ、枕木24の長
さlも45±5cmの範囲で鉄道橋27によつてそ
れぞれ相異することから、歩廊26を敷設する
場合、板材23を現場でいちいち寸法合わせし
ながら固定していかなければならず、手間がか
かる。
b しかも板材23には桧材が使用される関係
上、高価につくうえ、寸法合わせで切落とされ
た板材は、他に使用することができないので、
板取りの歩留まりが悪く、無駄が生じる。
c 加えて、歩廊26が木製の板材23で作られ
ていることから早期のうちに腐りやすく、その
耐久性が悪い。
d また、歩廊26を通行するのは、始発前の早
朝や終電通過後の点検時であることが多いが、
特に冬場は板材23に雪が積つたり、吸収され
た水分が凍結したりして滑りやすくなつている
ため、作業者に多くの危険が伴なう。
<本考案の構成> 本考案は上記問題を解決するために提案された
もので、上面に滑り止め面を形成した金属製条材
を多数平行に引き揃え、その巾方向を複数の横桟
で固定し、条材の引き揃え方向の端部に横板を固
着して格子桟状の歩廊部材を構成し、この歩廊部
材の相対向する両端縁部に撓み防止連結手段を設
け、この撓み防止連結手段を介して鉄道橋に敷設
したレールの中間部に沿つて並べた相隣接する各
歩廊部材同士を互いに撓み防止連結して鉄道橋上
に一連の歩廊を敷設するように構成するものであ
る。
<本考案の効果> 本考案によれば、歩廊を構成する単位の各部材
は金属材で格子桟状に形成され撓み防止連結手段
を介して連結されていることから、その全長に亘
つて均しく強度性が高く、歩廊部材同士を連結す
る連結部が枕木と枕木との間の空間に位置してい
ても充分な強度を保持することができる。これに
より、各歩廊部材の連結部の撓み防止連結手段が
撓み防止するので必ずしも枕木の上に位置してい
なくてもよいので、歩廊を形成する歩廊部材は単
一種類のものを連結するだけで済み、量産に適し
安価に提供することができる。
加えて、この歩廊部材は全て金属材で格子状に
形成されていて、かつ、その上面には滑り止め面
が形成されているので、木製の板材のもののよう
に、積雪や雨水及び雪解け水が含浸して凍結する
ようなことがなく、冬場の点検歩行時にも著しく
安全性が高い。
<実施例> 第1図は本考案の歩廊を敷設した鉄道橋の一部
欠切き斜視図を示すもので、1は鉄道橋、2は橋
桁、3は枕木、4a,4bはレールであり、この
レール間の中央部の枕木3上に点検用の歩廊5が
敷設されている。
この歩廊5は長方形をした複数の歩廊部材6を
その長手方向に直列状に並べ、第2図に示すよう
に接合金具28で連結し、各歩廊部材6の幅方向
の端部の条材10に係合させた止め付け金具7を
釘8等で枕木3に固定することにより敷設され
る。
上記歩廊部材6は、上面に滑り止め面12を形
成した金属製の条材10を多数平行に引き揃え、
その巾方向を横桟11で固定し、条材10の引き
揃え方向の端部に横板を固着して構成したもので
ある。
歩廊部材6の両端縁には第3図に示すような撓
み防止連結手段15が設けられている。
即ち、この撓み防止連結手段15は、歩廊部材
6の一方側の端縁部9aに設けた撓み防止用突起
16と他側の端縁部9bに設けた撓み防止用穴1
7とからなり、撓み防止連結手段15の撓み防止
用突起16をこれに連結する歩廊部材6の撓み防
止用穴17に嵌合させた状態で歩廊部材6の端縁
部9a,9b同士を接合すると各歩廊部材6は互
いに正しく整列した状態で連結される。図中、符
号13は歩廊部材6の間に介装または少なくとも
一方の端縁部に止着された緩衝材である。
上記のように構成した撓み防止連結手段15は
歩廊部材6,6同士の連結部14が枕木3と枕木
3との間に位置し、第4図に示すように一方の歩
廊部材6に荷重Fがかかつても、撓み防止連結手
段15の介在によつて他方の歩廊部材6が浮き上
つたり、段差が生じたりすることがない。
歩廊部材6,6同士の連結部14に狭着される
上記緩衝材13は軟質合成樹脂又はゴム等の弾性
体で形成され第3図に示すように相対向する歩廊
部材6の端縁部の撓み防止用突起16を設けた側
に貼着してあり、列車の通過時の振動で連結部1
4から騒音が発生するのを防止する。
尚、撓み防止連結手段15は第5図に示すよう
に互いに連結される歩廊部材6,6の端縁部9
a,9bにそれぞれ貫通孔29を開け、一方の貫
通孔29に撓み防止用突起を嵌着し、突起部分に
緩衝材13を嵌着した後他方の貫通孔29(撓み
防止用孔17)に挿入して嵌合するようにしても
よい。こうすると、撓み防止手段15の個数を必
要に応じて任意にしかも簡単に設定することがで
きる。
第6図乃至第10図はそれぞれ緩衝材13の別
実施例を示し、第11図及び第12図はそれぞれ
撓み防止連結手段15の別実施例を示す。
第6図に示すものは緩衝材13を撓み防止用突
起16の全周面に設けたものであり、この場合、
各歩廊部材6が横方向に振動した時の発音を防止
できる。
第7図に示すものは、緩衝材13を撓み防止用
穴17を設けた側の歩廊部材6の端縁部9bに止
着したものである。
第8図に示すものは、緩衝材13を歩廊部材6
の端縁部の一部に設けるようにしたものである。
第9図に示すものは、歩廊部材6の連結部14
が枕木3の上に位置する場合に緩衝材13の下部
を歩廊部材6の下面と枕木3の上面との間に回り
込ませてクツシヨン部13aを形成するとともに
緩衝材13の上面には夜光塗料または蛍光塗料の
ような発光性塗料18を塗布したものである。
こうした場合、クツシヨン部13aにより歩廊
5が弾力を有するようになり、金属特有の硬さが
なくなるうえ、発光性塗料18により作業者に注
意を促すので、暗い時の点検時にも安全に歩行す
ることができる。またこの塗料18は上記各実施
例の緩衝材の上面に塗布するようにしてもよい。
第10図に示すものは、緩衝材13の上面に塗
布する発光性塗料18の塗布面積を広くするため
に、緩衝材13の上部を両歩廊枠9の端縁部9
a,9bに延出させたものである。
第9図及び第10図中符号19は、排水用の溝
である。
第11図に示すものは、撓み防止連結手段15
の撓み防止用突起16の先端に抜止め部20を形
成するとともに、撓み防止用穴17を鍵穴形に形
成して撓み防止用穴17に挿入された撓み防止用
突起16を位置決めした状態では抜出さないよう
にしたものである。
第12図に示すものは、歩廊部材6の連結部1
4の一方の歩廊枠9の左右両側に抱持片21をそ
れぞれ固着して端縁部9aの左右両側に延出し、
この抱持片21間に他方の歩廊枠9を、その端縁
部9bを引寄せる状態に抱持して、抱持片21の
横外方から挿入したボルト22で固定するように
したものであり、両歩廊部材6,6の端縁部9
a,b同士が緩衝材13を介して互いに密着する
ように固定してある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第12図は本考案の実施例を示し、
第1図は鉄道橋の一部切欠き斜視図、第2図は歩
廊連結部の斜視図、第3図は要部の分解斜視図、
第4図は要部の縦断正面図、第5図は撓み防止手
段の変形例の要部分解斜視図、第6図乃至第10
図はそれぞれ緩衝材の別実施例を示し、第6図は
一部横断平面図、第7図は要部の分解拡大断面
図、第8図は要部の斜視図、第9図及び第10図
は要部の縦断側面図、第11図及び第12図はそ
れぞれ撓み防止連結手段の別実施例を示す要部の
平面図及び要部の分解斜視図であり、第13図は
従来例の平面図である。 6……歩廊部材、9a,9b……9の端縁部、
10……条材、11……横桟、12……滑り止め
面、13……緩衝材、15……撓み防止連結手
段、16……撓み防止用突起、17……撓み防止
用穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上面に滑り止め面12を形成した金属製条材
    10を多数平行に引き揃え、その幅方向を複数
    の横桟11で固定し、条材10の引き揃え方向
    の端部に横板を固着して格子桟状の歩廊部材6
    を構成し、この歩廊部材6の相対向する両端部
    9a,9bに撓み防止連結手段15を設け、こ
    の撓み防止連結手段15を介して鉄道橋1に敷
    設したレール4a,4bの中間部に沿つて並べ
    た相隣接する各歩廊部材6…同士を互いに撓み
    防止連結して構成した鉄道橋の歩廊。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載した鉄
    道橋の歩廊において、相隣接する歩廊部材6,
    6を緩衝材13を介して接当連結したもの。 3 実用新案登録請求の範囲第2項に記載した鉄
    道橋の歩廊において、緩衝材13の上面に発光
    性塗料18を付着したもの。 4 実用新案登録請求の範囲第1項乃至第3項の
    いずれか1つに記載した鉄道橋の歩廊におい
    て、歩廊部材の両端部9a,9bに設ける撓み
    防止連結手段15を撓み防止用突起16と撓み
    防止用穴17とで構成したもの。
JP20522583U 1983-12-23 1983-12-23 鉄道橋の歩廊 Granted JPS60107111U (ja)

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JPS60107111U JPS60107111U (ja) 1985-07-20
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