JPH0310170Y2 - - Google Patents

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JPH0310170Y2
JPH0310170Y2 JP20296183U JP20296183U JPH0310170Y2 JP H0310170 Y2 JPH0310170 Y2 JP H0310170Y2 JP 20296183 U JP20296183 U JP 20296183U JP 20296183 U JP20296183 U JP 20296183U JP H0310170 Y2 JPH0310170 Y2 JP H0310170Y2
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JP
Japan
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walkway
fitting
fixing
railway bridge
sleepers
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JP20296183U
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JPS60107110U (ja
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  • Road Paving Structures (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 <技術の属する分野> 本考案は鉄道橋に敷設される歩廊の取付け構造
に関し、歩行に安全な歩廊を簡単に確実に敷設で
きるようにすることを目的とする。
<従来の問題点> 一般に鉄道橋の枕木の中央部に橋の全長に亘つ
て架け渡される点検用の歩廊は、第6図に示すよ
うに桧板24を枕木25に釘26付けで固定して
いる。
こうしたものでは、次のような問題がある。
a 歩廊27を構成する板材24は、比較的板厚
が薄いため、強度の関係から板端24a,24
b同士を必ず枕木25上に突き合せ状態で固定
しなければならない。ところが、鉄道橋28の
全長距離Lが個々に異なるうえ、枕木25の間
隔も45±5cmの範囲で鉄道橋28によつてそ
れぞれ相異することから、歩廊27を敷設する
場合、板材24を現場でいちいち寸法合わせし
ながら固定していかなければならず、手間がか
かる。しかも板材24には桧材が使用される関
係上、高価につくうえ、寸法合わせで切落とさ
れた板材が無駄になる。
b 加えて、歩廊27が木製の板材24で作られ
ることから早期のうちに腐りやすく、歩廊の強
度が低下し、耐久性が悪い。
c また、鉄道橋上の枕木25は、普通、橋桁2
9の上に載置してあるだけなので列車の通過時
の振動で枕木25がずれ動くことから、これを
防止するために第6図に示すように、レール3
1の両横外方にレール31と平行に帯板やアン
グルで形成した間隔保持材30を設け、この間
隔保持材30を枕木25に止着して枕木25の
ずれ動きを防止するようにしている。しかし、
こうしたものでは間隔保持材30を設ける場所
が橋桁29の端寄りである関係上、取付け作業
危険が伴なううえ間隔保持材30を必要とする
ことから部材点数が増えるとともに、その取付
け手間を要し鉄道橋の工事能率が悪い。
c また、歩廊27を通行するのは、始発前の早
朝や終電車通過後の点検時であることが多い
が、特に冬場は板材に雪が積つたり、吸収され
た水分が凍結したりして滑りやすくなつている
ため、作業者に多くの危険が伴う。
<本考案の構成> 本考案は上記問題を解決するために提案された
もので、上面に滑り止め面を形成した金属製条材
を多数平行に引き揃え、その巾方向を複数の横桟
で固定し、条材の引き揃え方向の端部に連結板を
固着して格子桟状の歩廊部材を形成し、この歩廊
部材を鉄道橋に敷設したレールの中間部に沿つて
枕木上に連結して置き並べ、歩廊部材の側端に位
置する条材の一部に係合させた固定金具を固着具
で枕木に固定することにより、歩廊部材を条材の
引き揃え方向及び幅方向の位置決めをすると同時
に、この歩廊で枕木同士の位置を固定保持するよ
うにしたものである。
<本考案の効果> 本考案によれば、歩廊を構成する単位の各部材
は金属材で格子桟状に形成されていることから、
その全長に亘つて強度性が高く、歩廊部材同士の
連結部が枕木と枕木との間の空間に位置していて
も充分な強度を保持することができる。またこの
ように、各歩廊部材の連結部が必ずしも枕木の上
に位置していなくてもよいので、鉄道橋の長短や
枕木間の間隔の変動の如何にかかわらず歩廊を形
成する歩廊部材は単一種類のものを並べるだけで
よく、量産に適し安価に提供できる。
しかも、歩廊部材を固定金具で枕木に固定する
だけで歩廊が枕木上に簡単に確りと固設すること
ができる。また、こうして歩廊が枕木に固定され
ると、歩廊が枕木の間隔を固定保持し、列車の通
過による振動でずれ動くことがないので、従来必
要とした間隔保持具を省略することができる。加
えて、この歩廊部材は全て金属材で格子状に形成
されており、かつ、その上面には滑り止め面形成
されているので、木製の板材のもののように、積
雪や雨水及び雪解け水が含浸して凍結するような
ことがなく、冬場の点検歩行時にも著しく安全性
が高い。
<実施例> 第1図は本考案の歩廊を敷設した鉄道橋の一部
欠切き斜視図を示すもので、1は鉄道橋、2は橋
桁、3は枕木、4はレールであり、このレール中
間部の枕木3上に点検用の歩廊5が敷設されてい
る。
この歩廊5は長方形の複数の歩廊部材6をその
長手方向に直列状に並べ、各歩廊部材6の両側端
に位置する条材10の一部に係合させた固定金具
7を釘8等で枕木3に固定することにより敷設さ
れる。上記歩廊部材6は第2図及び第3図に示す
ように、上面に滑り止め面12を形成した金属製
の条材10を多数平行に引き揃え、その巾方向を
横桟11で固定し、条材10の引き揃え方向の端
部に連結板14を固着して構成される。
そして、歩廊部材6の両端縁には撓み防止連結
手段15が設けられている。この撓み防止連結手
段15は、歩廊部材6の一方側の連結板14に突
設した撓み防止用突起16と他側の連結板14に
設けた撓み防止用穴17とからなる。この撓み防
止用突起16にこれに連結する歩廊部材6の撓み
防止用穴17を嵌合させて、各歩廊部材6の連結
板14同士を結合すると各歩廊部材6は枕木3上
に互いに整列した状態で連結される。図中、符号
13は歩廊部材6の間に介装または少なくとも一
方の連結板に止着された緩衝材である。
こうして枕木3上に整列状態で載置された歩廊
部材6は固定金具7で固定される。
この固定金具7は第2図に示すように、金属板
片を略L字形に折曲げ形成したもので、その水平
部を取付部19とし、その垂直部の上端を外側に
逆U字形に折り返して嵌合部20を形成してあ
り、嵌合部20の遊端部21中央は二又状に切欠
き形成した係合溝22が形成してある。図中符号
23は嵌合部20に付設した緩衝材である。
上記のように形成した固定金具7は枕木3上に
載置された歩廊部材6の条材10の巾方向を連結
している横桟11部分の上方から嵌合部20を嵌
着すると、固定金具7の係合溝22が横桟11を
跨いで係合し、固定金具7は歩廊部材6の一部に
固定される。この状態で固定金具7の取付部19
を釘等の固定具8により枕木3に固定すると歩廊
部材6は枕木3に確りと固定される。
尚、第3図に示すように、枕木3上に両歩廊部
材6の両連結板14が位置する場合には、固定金
具7の係合溝22の巾を広く形成し、両連結板1
4間に亘つて係合させるようにすればよい。
また、第4図に示すような嵌合部20に係合溝
22がない固定金具7で歩廊部材6を固定する場
合は第5図に示すように固定金具7の側面7aを
枕木3上に載置された歩廊部材6の横桟11また
は連結板14の一側面に接当させた状態で固定金
具7を枕木3に固定金具8で固定すると歩廊部材
6は確りと固定されてずれ動きが阻止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の実施例を示し、第
1図は鉄道橋の一部切欠き斜視図、第2図は要部
の拡大分解斜視図、第3図は別実施例の第2図相
当図、第4図は固定金具の変形例を示す斜視図第
5図は第4図の固定金具の使用状態を示す平面図
であり、第6図は従来例を示す平面図である。 1……鉄道橋、3……枕木、4……レール、5
……歩廊、6……歩廊部材、7……固定金具、1
0……条材、11……横桟、12……滑り止め
面、14……連結板、19……7の取付部、20
……7の嵌合部、21……遊端部、22……係合
溝、23……緩衝材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上面に滑り止め面12を形成した金属製条材
    10を多数平行に引き揃え、その幅方向を横桟
    11で固定し、条材10の引き揃え方向の端部
    に連結板14を固着して格子桟状の歩廊部材6
    を構成し、この歩廊部材6を鉄道橋1に敷設し
    たレール4の中間部に沿つて枕木3上に連続し
    て置き並べ、歩廊部材6の側端に位置する条材
    10部分に固定金具7の嵌合部20を嵌着し、
    この固定金具7の取付部19を枕木3に固定し
    てなる鉄道橋用歩廊の取付構造。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載した鉄
    道橋用歩廊の取付構造において、固定金具7を
    略L形に形成し、その水平部を取付部19とす
    るとともに、その垂直立ち上り上端部を逆U字
    形に外側に折り返してこの折り返し部を嵌合部
    20の遊端部21としたもの。 3 実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に
    記載した鉄道橋用歩廊の取付構造において、固
    定金具7の嵌合部20に位置固定用の係合溝2
    2を設けたもの。 4 実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項
    のいずれか1つに記載した鉄道橋用歩廊の取付
    構造において、固定金具7の嵌合部20の内壁
    面に緩衝材23を付設したもの。
JP20296183U 1983-12-23 1983-12-23 鉄道橋用歩廊の取付構造 Granted JPS60107110U (ja)

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JP20296183U JPS60107110U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 鉄道橋用歩廊の取付構造

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JP20296183U JPS60107110U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 鉄道橋用歩廊の取付構造

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JPS60107110U JPS60107110U (ja) 1985-07-20
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KR20070003349A (ko) * 2005-07-01 2007-01-05 한 성 육 가설 철도교용 체결장치

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