JPH03100650A - 処理槽ユニット - Google Patents

処理槽ユニット

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JPH03100650A
JPH03100650A JP23866689A JP23866689A JPH03100650A JP H03100650 A JPH03100650 A JP H03100650A JP 23866689 A JP23866689 A JP 23866689A JP 23866689 A JP23866689 A JP 23866689A JP H03100650 A JPH03100650 A JP H03100650A
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JP
Japan
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processing
processing tank
tank unit
liquid
photosensitive material
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Application number
JP23866689A
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English (en)
Inventor
Toshio Kurokawa
俊夫 黒川
Takashi Nakamura
敬 中村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、感光材料の処理に用いられる処理槽ユニット
に関する。
〈従来の技術〉 自動現像機、湿式のコピー機等の感光材料処理装置にお
いては、露光後のハロゲン化銀感光材料(以下、単に感
光材料という)を処理部に設置された処理槽にて現像処
理し、乾燥部にて乾燥することにより画像を得る。
処理部には例えば現像槽、漂白・定着槽および水洗槽が
設置され、これら各処理槽には、それぞれ現像液、漂白
・定着液および洗浄水が入れられている。 また、処理
槽内には、感光材料を所定経路で搬送するためのローラ
やガイド等で構成される搬送手段がラックに取り付けら
れた状態で挿入されている。
各処理槽内の処理液は、感光材料による持ち出しや蒸発
により減少し、また疲労や前の処理槽からの持ち込みに
より劣化するため、処理槽内へ新鮮な処理液(補充液)
を補充し、劣化した処理液を排出することが行われてい
る。
しかるに、このような処理液の補充および排液における
管理は容易ではない。 即ち、補充に関しては、補充液
の調整、保管、補充量や補充のタイミングの決定および
これに従った補充機構の設置等が必要であり、排液に関
しては、排液機構の設置、排液の処理等が必要である。
また、処理に伴って処理槽内面やラック等に汚れが生じ
るため、定期的に清掃を行う必要がある。 この場合、
ラックの清掃は、処理槽からラックを取り出し、そのラ
ックのローラやガイドを洗浄し、再びラックを処理槽内
へ装填することにより行われる。 また、処理槽内面の
清掃は、処理槽からラックを取り出し、処理槽内の全処
理液を排出し、処理槽内面を洗浄し、その後処理槽内に
新たな処理液を入れ、再びラックを処理槽内へ装填する
ことにより行われる。
しかるに、このような清掃等のメインテナンスには多く
の手間がかかり、煩わしいという欠点がある。′ また
、処理槽から取り出したラックを運搬するに際し、ラッ
クに付着した処理液がたれて周囲を汚損するという問題
もある。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、上述した従来技術の欠点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、処理液の補充および排液に関する管
理が容易であり、またメインテナンスが容易な処理槽ユ
ニットを提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 このような目的は、下記(1)〜(3)の本発明により
達成される。
(1)感光材料処理装置の処理部に着脱自在に装填され
る処理槽ユニットであって、 感光材料の搬入口および搬出口を有する処理槽と、感光
材料を前記処理槽内の所定経路で搬送する搬送手段と、
前記処理槽内に入られた処理液と、この処理液を撹拌す
る撹拌手段とを有することを特徴とする処理槽ユニット
(2)前記処理部への非装填時に、前記搬入口および搬
出口を遮蔽するよう作動するシャッター手段を設けた上
記(1)に記載の処理槽ユニット。
(3)前記処理部への非装填時における処理槽内の前記
処理液の液面レベルが、装填時のそれより降下するよう
構成した液面レベル調節手段を有する上記(1)または
(2)に記載の処理槽ユニット。
〈作用〉 このような本発明の処理槽ユニットでは、処理槽への処
理液の補充および排液は必ずしも行う必要がないため、
管理が容易である。
また、処理液が劣化した場合鉢には、その処理槽ユニッ
トを取り外し、新たな処理槽ユニットを装填すればよい
ため、メインテナンスが容易である。 このように処理
槽ユニット毎交換するため、液ダレ等の問題もなく、ま
た使い捨てにすることもできるため、排液処理も容易か
つ安全に行うことができる。
〈実施例〉 以下、本発明の処理槽ユニットを添付図面に示す好適実
施例について詳細に説明する。
第1図は本発明の処理槽ユニットの構成例を示す分解斜
視図、第2図は第1図中のn−n線での断面図である。
これらの図に示すように、処理槽ユニット1は、ケーシ
ングに相当する処理槽゛2を有する。 この処理槽2は
、一対の側板3aおよび3bと、一対の側面パネル4a
および4bと、底板5と、上部カバー6とで構成され、
これらを液密に接合(例えば、接着剤接着、融着)した
もの、またはこれらを一体成型したものである。
この処理槽2には、感光材料の搬入ロア1および搬出ロ
ア2が形成されている。 図示の例では、側面パネル4
aの頂部と上部カバー6との間に搬入ロア1が形成され
、側面パネル4bの頂部と上部カバー6との間に搬出ロ
ア2が形成されている。
処理槽2内には、6対の搬送ローラ8a、8b、8c、
8d、8eおよび8fが所定の配置で側板3a、3b間
に掛は渡されている。 搬送ローラ8a対は処理槽内上
段の搬入ロア1付近に位置し、搬送ローラ8f対は上段
の搬出ロア2付近に位置している。 また、搬送ローラ
8b対および8e対は処理槽内中段に位置し、搬送ロー
ラ8c対および8d対は下段に位置している。
各搬送ローラ対の内側に位置するローラの軸の側板3b
側端部には、それぞれ歯車81a〜81fが取り付けら
れている。
一方、処理槽内上部の中央付近には、主軸lOが側板3
a、3b間に掛は渡されている。 この主軸10の側板
3b側端部には歯車101が取り付けられ、主軸10の
他端は、側板3aを貫通し、後述するウオーム30と噛
合しうるウオームギア(ヘリカルギア)102が取り付
けられている。
そして、歯車101は、数個の中継歯車11を介して前
記各歯車81a〜81fと噛合している。
これにより、主軸10を所定方向に回転すると、その回
転力が歯車101、中継歯車11、歯車81a〜81f
を介して内側に位置する搬送ローラ8a〜8fに伝達さ
れ、これらが第2図中矢印方向に回転する。 なお、各
搬送ローラ対は両ローラの端部に各々設けられた歯車が
噛合しているため、内側の搬送ローラの回転に伴って外
側の搬送ローラも回転し、これにより全ての搬送ローラ
が回転する。
また、搬送ローラ8 a s 8 b間、8b、80間
、8d、88問および8e、8f間には、それぞれ感光
材料Sを次の搬送ローラ間へ導くためのガイド91a、
91b、ガイド92a。
92b、ガイド93a、93bおよびガイド94a、9
4bが設置されている。
外側に位置するガイド91a、92a、93aおよび9
4aは、側面パネル4a、4bが処理槽内側へ向って突
出した部分の頂部に固着されている。 また、内側に位
置するガイド91b、92b、93bおよび94bは、
側板3a、3b間に掛は渡された支持部材12.12に
固着されている。
処理槽2内の底部の中央付近には、例えば円弧状の湾曲
部を有する反転ガイド13が設置されている。 この反
転ガイド13は、下降してきた感光材料Sを湾曲部に沿
って上昇する方向にターンさせるものであり、底板5に
固着されている。
また、反転ガイド13には、処理液Qの流通を可能とす
る開口131が形成されている。
このような搬送ローラ8a〜8f、ガイド91a、b 
〜94a、bおよび反転ガイド13により、感光材料S
を処理槽2内の所定経路で搬送する搬送手段が構成され
る。
搬送ローラ8a〜8fの構成材料としては、ポリ塩化ビ
ニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、ポリ
スチレン、ABS、PP01PET、フェノール樹脂等
を用いることができる。
ガイド91a、b〜94a%bおよび反転ガイド13の
構成材料としては、ポリアセタール、ポリエチレン、ナ
イロン、ABS。
PBT、PPS、PPO,PTFE等の樹脂、またはス
テンレス、チタン、ハステロイC等の金属が挙げられる
なお、本発明においては、汚れによる処理槽ユニット1
の交換の頻度を少なくするために、上記搬送ローラや各
ガイドに汚れの付着しに(い材料(例えば、ナイロン、
ポリエチレン、PET)を用いるか、または汚れの付着
を防止しうる表面処理(例えば、テフロン加工)を施し
てお(のが好ましい。
また、処理槽2内には、所定のレベルまで処理液Qが入
れられている。
処理液Qの種類は、処理槽ユニット1の用途により決定
され、例えば現像液、漂白・定着液、漂白液、定着液、
洗浄水、安定液等が挙げられる。
処理槽2の底部には、処理液Qの撹拌手段であるポンプ
14が設けられている。 このポンプ14は底板5に形
成された円形の開口51に一致するよう処理槽内側に取
り付けられたポンプケース141と、開口51に一致す
るよう処理槽外側に取り付けられたカップ144と、ポ
ンプケース141およびカップ144内に回転可能に収
納されたローター145とで構成されている。
ポンプケース141の頂部中心には処理液Qの吸入口1
42が、側面部には処理液Qの吐出口143が形成され
ている。
ローター145は第2図中上部に位置する4枚の羽根1
46と、下部に位置する磁石147とで構成されている
このようなポンプ14を駆動する駆動源は、感光材料処
理装置の装置本体20側に設置されている(第3図参照
)。 即ち、装置本体20の処理部21の底部には円形
の孔22が形成され、この孔22内には円筒状に配置さ
れた磁石24を有する回転子23が収納されている。 
この回転子23の回転軸25の下端は、モータ(図示せ
ず)に連結され、該モータの作動により回転子23が回
転する。
処理槽ユニット1を処理部21に装填した状態で、ポン
プ14のカップ144が回転子23の磁石24の内側に
挿入される。
このとき、ローター145の磁石147と磁石24とは
吸引し合う。 従って、回転子23を回転させると、ロ
ーター145が同方向に回転する。
このローター145の回転により、処理液Qが吸入口1
42からポンプ14内に吸入され。
吐出口143から吐出される。 これにより処理槽2内
の処理液Qが撹拌される。
なお、ローター145の回転は、このような磁石の吸引
力によるものに限らず、ローター145と駆動源(装置
本体20側)とがクラッチ等により連結されるものでも
よい。 しかしながら、この場合には、底板5を貫通す
る回転軸が必要となり、その貫通部分のシールを行う必
要がある。 従って、図示の構成のごとく磁石の吸引力
により非接触で(連結せずに)回転力を伝達しつる機構
を採用するのが好ましい。
なお、本発明において、撹拌手段を設ける理由は、次の
通りである。 処理槽ユニット1には、処理液Qの供給
系や循環系は設けられていない(送液ポンプ等を要し、
構造が複雑化するため)。 従って、処理液Qを撹拌せ
ず・に処理すると、十分な処理効果が得られず(例えば
、現像液については、現像進行の遅れとなる)、またム
ラが生じるからである。
処理槽2の搬入ロア1および搬出ロア2には、これらを
開閉するシャッター手段が設けられている。 このシャ
ッター手段は、第2図に示すように上部カバー6の両側
部に形成された溝61および62内にそれぞれ挿入され
た板状のシャッター15および16と、側面パネル4a
および4bの頂部にそれぞれ装着されたパツキン17お
よび18とで構成されている。
シャッター15.16の両端は上部カバー6より突して
おり(第1図参照) この突出部151.152.16
1.162は、処理槽ユニット1を処理部21に装填し
た状態で、処理部21に設けられた係合部26および2
7に係合し、シャッター15.16を上方へ1押し上げ
、搬入ロア1および搬出ロア2を開状態とする。
処理槽ユニット1を処理部21から取り外した状態(非
装填時)では、突出部151.152.161.162
と係合部26.27との係合が解除され、シャッター1
5.16はその自重により降下し、搬入ロア1および搬
出ロア2は遮蔽される。 これにより、非装填時(例え
ば運搬時)に処理槽ユニットから処理液Qがこぼれ出す
ことが防止される。
なお、シャッター15および16は、自重によりその下
端がパツキン17および18を押圧し、液密性が確保さ
れているが、バネ等の付勢手段を設けてシャッター15
および16の下端をパツキン17および18に圧着する
ようにし、より確実な液密性を得ることもできる。
パツキン17.18としては、例えば、シリコンゴム、
ネオブレンゴムなどのゴム材料や塩化ビニル、ポリウレ
タン、ポリプロピレン等を主成分とするエラストマー等
の弾性材料で構成されたものが挙げられる。
なお、シャッター手段の構成は図示のものに限らず、例
えば弾性材料よりなるスキージ−タイプのもの、ソレノ
イド等により回動する円柱体に感光材料Sが通過しうる
溝(スリット)が形成されたもの等、いかなるものでも
よい。
上部カバー6の中央部付近には、把持部63が設けられ
ている。 処理槽ユニットlを処理部21に着脱する際
には、この把持部を把持することにより操作を行うのが
便利である。
処理槽2内の処理液Qは1例えば30〜50℃程度の温
度に保持する必要がある。 そのため、装置本体20の
処理部21の底面には、温調手段としてパネル状または
マット状のヒータ28が設置されている。
なお、処理液Qの温調手段は、各処理槽ユニット1毎に
独立して設けられていてもよく、例えば処理槽2内にヒ
ーターを設置するといった構成が可能である。 しかし
、処理槽ユニットl側にヒーターを設けると配線の引き
出し等を必要とし、構造が複雑になること、また、処理
槽ユニットを使い捨てに供する場合、コストが上昇する
こと等の理由から、温調手段は装置本体20側に設ける
のが好ましい。
処理槽2の構成部材である側板3a、3b側面パネル4
a、4b、底板5および上部カバー6は、例えばポリ塩
化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレ
ン、ABS、PPO、ポリエステル、ポリアミド等の樹
脂、ステンレス、チタン、ハステロイ等の金属で構成さ
れており、これらの部材のうちの任意のものを一体成形
してもよい。
次に、処理槽ユニット1の作動にづいて説明する。
第3図に示すように、感光材料処理装置本体20の処理
部21は、例えば4機の処理槽ユニットlが装填しつる
構造となっており、例えば現像液入の処理槽ユニット、
漂白・定着液入りの処理槽ユニットおよび2機の洗浄水
入りの処理槽ユニットを、この順に並べて装填する。
処理槽ユニット1の装填に際しては、把持部63を把持
し、処理槽ユニット1を処理部21の所定位置に徐々に
降下させてゆく。 このとき、シャッター15および1
6は、搬入ロア1および搬出ロア2を遮蔽しているため
、処理液Qが揺れ動いても処理槽外へこぼれ出すことは
ない。
処理槽ユニット1の装填が完了すると底板5から突出し
たカップ144は、処理部底部の孔22内に設置された
回転子23内に挿入される。 また、この状態で、シャ
ッター15.16両端の突出部151,152.161
.162が、それぞれ対応する係合部26.27と係合
し、シャッター15.16が上方へ押し上げられ、搬入
ロア1および搬出ロア2は開状態となる。
また、処理部21には、処理槽ユニットlの主軸lOと
直交する方向に延在する回転軸29が設けられ、この回
転軸29には、所定間隔をおいて4個のウオーム30が
取り付けられている。 処理槽ユニットlを処理部21
に装填した状態では、このウオーム30に主軸10先端
のウオームギア102が噛合する。
このようにして、4機処理槽ユニット1の装填が完了す
ると処理槽2の底板5がパネルヒーター28から受熱し
、処理液Qが適正な温度に温調され、また、回転子23
の回転によりポンプ14を作動させ、処理液Qの撹拌を
行う。
なお、処理液Qの温調は処理槽ユニットの装填中常時行
われるのが好ましく、処理液Qの撹拌は、少なくとも処
理中には行われ、常時撹拌を行ってもよい。
感光材料Sを処理する際には、駆動源31により回転軸
29を回転させ、ウオーム30およびウオームギア10
2を介して主軸lOを回転させる。 これにより、その
回転力が前述した各歯車101% 11.81a〜81
fを介して伝達され、全ての搬送ローラ8a〜8fが第
2図中矢印方向に回転する。
搬入ロア1より処理槽2内に入った感光材料Sは、各搬
送ローラ8a〜8f対に挾持°され、またガイド91a
、b〜94a、bに案内されて、処理槽2内を所定経路
で搬送される。 そして、この間に処理液Qに浸漬され
処理(例えば現像処理)がなされる。
搬出ロア2より処理槽2外へ搬出された感光材料Sは、
前記と同様にして隣接する処理槽内へ搬入され、次の処
理(例えば漂白・定着処理)がなされる。
このようにして4機の処理槽ユニットを通過し、処理が
完了した感光材料Sは、処理部21に隣接する乾燥部3
2において温風乾燥され、その後取出口33より取り出
される。
例えば、処理槽2内の処理液Qが劣化した場合には、処
理槽ユニット1毎交換する。 即ち、劣化した処理液Q
の入った処理槽ユニットを処理部21から取り出し、新
たな処理槽ユニットlを装填する。
処理槽ユニットlの取り出し操作は、−1把持部63を
把持し、上方へ引き上げるだけでよく、簡単である。 
このとき、シャッターの突出部151,152.161
.162と係合部26.27との係合が解除され、シャ
ッター15.16により搬入ロア1および搬出ロア2が
遮蔽される。 従って、前記と同様処理液のこぼれ出し
が防止される。
取り出した処理槽ユニット1は、そのまま廃棄(使い捨
て)することができる。 これにより、排液処理に関す
る管理が容易となる。
また、内部の処理液Qを新たなものに交換し再び使用に
供してもよい。 この場合、業者が使用済の処理槽ユニ
ットを回収し、処理液のつめ換えを行い、再び供給する
というリサイクルが可能である。
第4図に示す処理槽ユニットlは、上部カバー6に処理
液Qの注入口64が形成されたものである。 この注入
口64の先端部には、例えば螺合によりキャップ65が
装着される。
この注入口64は、処理槽2内に処理液Qを注入する際
または処理液Qを補充する際に用いられる。
前者は、例えば初期に処理液Qを処理槽2内へ注入する
際、または後述する処理液交換の際に行われる。
後者は、例えば、処理液Qの持ち出しゃ蒸発により処理
槽2内の処理液が減少した場合、その処理槽ユニットl
を交換するまでには及ばないが、処理液を補充して元の
状態(処理に好適な液面レベル)に復帰させる必要があ
る場合に行われる。 これにより処理槽ユニットlの交
換の頻度を小さくすることができるという利点がある。
また、図示されていないが、注入口64と同様の構造の
排液口を処理槽2の任意の部分(例えば、底板5、側板
3a、3b、側面パネル4a、4bの下部)に設けても
よい。 この排液口は、例えば、後述する処理液交換の
際に使用される。
第5図および第6図は、本発明の処理槽ユニットの他の
構成例を示す断面側面図である。 これらの図に示すよ
うに、処理槽ユニット1°は、処理槽2の底部に液面レ
ベル調節手段が設けられている。
即ち、処理槽2の底部の全部または一部が開放し、この
開放部分に伸縮自在な蛇腹体19が液密に取り付けられ
ている。
処理槽ユニット1°を処理部21へ装填すると、第5図
に示すように、蛇腹体19は処理部底面より反力を受け
て収縮し、処理液Qの液面レベルL1は処理に適したレ
ベルとなっている。
処理槽ユニットl°を処理部21へ装填していない状態
(非装填時)では、第6図に示すように、処理液Qの自
重により蛇腹体19は伸長し、処理液Qの液面レベルは
降下し、液面レベルL2となる。 これにより、搬入ロ
ア1および搬出ロア2と液面レベルL2との距離が大と
なり、例えば処理槽ユニット1°の運搬時に内部の処理
液Qが揺動しても、処理液Qが搬入ロア1および搬出ロ
ア2からこぼれ出すことが防止される。
なお、処理槽ユニット1°を他所へ載置した状態では、
第5図と同様の状態(液面レベルL+となる)となるが
、この場合には、搬入ロア1および搬出ロア2にテープ
等を貼り、これらを塞いでおけばよい。
なお、液面レベル調節手段は図示の構成に限定されず、
例えば蛇腹体19に代り、処理槽2の底部開放部に伸縮
自在なゴム膜を展張したもの、シリンダおよびピストン
よりなる構成のもの等、液面レベルを変化させうるもの
であればいかなるものでもよい。
なお、図示の例では搬入ロア1および搬出ロア2にシャ
ッター手段は設けられておらず、常時開放しているが、
本発明では、これらに前述のごときシャッター手段を設
けてもよい。 これにより、処理液のこぼれ出しをより
確実に防止することができるようになる。
本発明において、処理対象される感光材料の種類は特に
限定されず、例えば、カラーネガフィルム、カラー反転
フィルム、カラー印画紙、カラーポジフィルム、カラー
反転印画紙、製版用写真感光材料、X線写真感光材料、
黒白ネガフィルム、黒白印画紙、マイクロ用感光材料等
、各種感光材料が挙げられる。
また、本発明は、例えば、湿式の複写機、自動現像機、
プリンタープロセッサ、ビデオプリンタープロセッサー
、写真プリント作成コインマシーン、検版用カラーペー
パー処理機等の各種感光材料処理装置に適用することが
でき、特にこれらのうちでも、小型のもの、一般ユーザ
向けのもの、または閑散処理(小量処理)対応型のもの
に適用するのが有利である。
〈発明の効果〉 以上述べたように、本発明の処理槽ユニットによれば、
処理液の補充および排液に関する管理が容易であり、ま
た、処理槽ユニット毎交換するため、メインテナンスが
容易である。
また、特にシャッター手段や液面レベル調節手段を設け
た場合には、非装填時における処理液のこぼれ出しを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の処理槽ユニットの構成例を示す分解
斜視図である。 第2図は、第1図中の■−■線での断面図である。 第3図は、本発明の処理槽ユニットを感光材料処理装置
の処理部に装填した状態を示す斜視図である。 第4図は、注入口を有する処理槽ユニットの構成例を示
す部分断面側面図である。 第5図および第6図は、本発明の処理槽ユニットの他の
構成例の概略を示す断面側面図である。 符号の説明 l、1゛・・・処理槽ユニット 2・・・処理槽 3a、3b・・・側板 4a、4b・・・側板パネル 5・・・底板 51・・・開口 6・・・上部カバー 61.62・・・溝 63・・・把持部 64・・・注入口 65・・・キャップ 71・・・搬入口 ア2・・・搬出口 8a〜8f・・・搬送ローラ 81a〜81f・・・歯車 91 a〜94 a、 9 l b〜94 b=ニガイ
ド1・・・主軸 101・・・歯車 102・・・ウオームギア 11・・・中縦歯車 12・・・支持部材 13・・・反転ガイド 131・・・開口 14・・・ポンプ 141・・・ポンプケース 142・・・吸入口 143・・・吐出口 144・・・カップ 145・・・ローター 146・・・羽根 147・・・磁石 15.16・・・シャッター 151.152.161゜ 17.18・・・パツキン 19・・・蛇腹体 20・・・装置本体 21・・・処理部 22・・・孔 23・・・回転子 162・・・突出部 24・・・磁石 25・・・回転軸 26.27・・・係合部 28・・・ヒーター 29・・・回転軸 30・・・ウオーム 31・・・駆動源 32・・・乾燥部 33・・・取出口 Q・・・処理液 S・・・感光材料 Ll、L2・・・液面レベル 出 願 人 富士写真フィルム株式会社代  理  人
  弁理士   石  井  隔間     弁理士 
  増  1) 達  哉FIG、4 1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光材料処理装置の処理部に着脱自在に装填され
    る処理槽ユニットであって、 感光材料の搬入口および搬出口を有する処理槽と、感光
    材料を前記処理槽内の所定経路で搬送する搬送手段と、
    前記処理槽内に入られた処理液と、この処理液を撹拌す
    る撹拌手段とを有することを特徴とする処理槽ユニット
  2. (2)前記処理部への非装填時に、前記搬入口および搬
    出口を遮蔽するよう作動するシャッター手段を設けた請
    求項1に記載の処理槽ユニット。
  3. (3)前記処理部への非装填時における処理槽内の前記
    処理液の液面レベルが、装填時のそれより降下するよう
    構成した液面レベル調節手段を有する請求項1または2
    に記載の処理槽ユニット。
JP23866689A 1989-09-14 1989-09-14 処理槽ユニット Pending JPH03100650A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007132997A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Mitsubishi Paper Mills Ltd 平版印刷版の処理装置
DE19704125B4 (de) * 1995-09-08 2009-02-12 Noritsu Koki Co., Ltd. Verarbeitungseinrichtung für lichtempfindliches Material

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