JPH0299826A - エンコーダの信号処理装置 - Google Patents
エンコーダの信号処理装置Info
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- JPH0299826A JPH0299826A JP25401788A JP25401788A JPH0299826A JP H0299826 A JPH0299826 A JP H0299826A JP 25401788 A JP25401788 A JP 25401788A JP 25401788 A JP25401788 A JP 25401788A JP H0299826 A JPH0299826 A JP H0299826A
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- signals
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 64
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 5
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、エンコーダの信号処理装置、特に位相同期制
御に好適に適用できる信号処理装置に関し、さらにこの
信号処理装置を備えた位相同期制御装置に関するもので
ある。
御に好適に適用できる信号処理装置に関し、さらにこの
信号処理装置を備えた位相同期制御装置に関するもので
ある。
従来の技術
従来から、任意に設定された回転数で高精度の定速安定
性が要求されるような場合には、位相同期制御装置が採
用されている。
性が要求されるような場合には、位相同期制御装置が採
用されている。
この位相同期制御装置は、所謂PLL(PhaseL
ocked L oop )制御を行うように構成され
ている。即ち、水晶発振器を用いた基準発振手段から出
力される基準信号の周波数及び位相と、エンコ−ダから
出力される検出信号の周波数及び位相が常に一致するよ
うに、それらの位相差を検出し°Cフィードバックを行
うように構成されている。そのため、水晶発振器の発振
周波数を分周し“ζ所定の設定回転数におけるエンコー
ダの出力信号の周波数に対応させている。
ocked L oop )制御を行うように構成され
ている。即ち、水晶発振器を用いた基準発振手段から出
力される基準信号の周波数及び位相と、エンコ−ダから
出力される検出信号の周波数及び位相が常に一致するよ
うに、それらの位相差を検出し°Cフィードバックを行
うように構成されている。そのため、水晶発振器の発振
周波数を分周し“ζ所定の設定回転数におけるエンコー
ダの出力信号の周波数に対応させている。
発明が解決しようとする課題
ところで、上記PLL制御において高分解能のエンコー
ダを用いて高精度の制御を行おうとすると、信号処理速
度が極めて高速の信号処理回路を必要とする。例えば、
1回転で32400パルスの検出信号を出力する高分解
能のエンコーダを用いて6000 rpmの回転制御を
行う場合には、324MHzの信号を処理できる回路が
必要になる。しかし、このような高速での信号処理が可
能な回路は極めて高価なものになり、汎用装置では実用
化が殆ど不可能になるという問題がある。
ダを用いて高精度の制御を行おうとすると、信号処理速
度が極めて高速の信号処理回路を必要とする。例えば、
1回転で32400パルスの検出信号を出力する高分解
能のエンコーダを用いて6000 rpmの回転制御を
行う場合には、324MHzの信号を処理できる回路が
必要になる。しかし、このような高速での信号処理が可
能な回路は極めて高価なものになり、汎用装置では実用
化が殆ど不可能になるという問題がある。
一方、低分解能のエンコーダを用いると、信号処理回路
は低速のものでよいが、エンコーダからの検出信号の精
度が悪くなるために、制御精度が悪くなるという問題が
ある。即ち、水晶発振器の発振周波数精度は、1/21
5〜1/217程度であり、1200 Orpmの回転
速度の場合、上記のように1回転当たり32400パル
スのエンコーダを用いると、水晶発振器とエンコーダの
精度がほぼ対応するが、それより分解能の低いエンコー
ダを用いると、それだけ制御精度が悪くなるのである。
は低速のものでよいが、エンコーダからの検出信号の精
度が悪くなるために、制御精度が悪くなるという問題が
ある。即ち、水晶発振器の発振周波数精度は、1/21
5〜1/217程度であり、1200 Orpmの回転
速度の場合、上記のように1回転当たり32400パル
スのエンコーダを用いると、水晶発振器とエンコーダの
精度がほぼ対応するが、それより分解能の低いエンコー
ダを用いると、それだけ制御精度が悪くなるのである。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、信号処理速度の低い
P L L制御回路を用いても高精度の制御が可能とな
るような検出信号を出力するエンコーダの信号処理装置
及びそれを用いた位相同期制御装置の提供を目的とする
。
P L L制御回路を用いても高精度の制御が可能とな
るような検出信号を出力するエンコーダの信号処理装置
及びそれを用いた位相同期制御装置の提供を目的とする
。
課題を解決するための手段
本発明は上記目的を達成するために、検出器から出力さ
れた互いに90°位相の異なった検出信号からインクリ
メンタルな2進符号信号を形成する手段と、2つの任意
の次数の2進符号信号がら互いに90°位相の異なった
出力信号を形成する手段とを備えたことを特徴とする。
れた互いに90°位相の異なった検出信号からインクリ
メンタルな2進符号信号を形成する手段と、2つの任意
の次数の2進符号信号がら互いに90°位相の異なった
出力信号を形成する手段とを備えたことを特徴とする。
好適には、検出器から出力された互いに90゜位相の異
なった検出信号をパルス信号と正逆信号に変換して出力
する信号処理回路と、信号処理回路の出力信号を入力さ
れたアップダウンカウンタと、アップダウンカウンタの
各次数の出力端子がそれぞれの入力端子に一次ずらせて
接続され、かつ互いに対応している入力端子に入力され
た信号を出力する一対のデータセレクタと、一対のデー
タセレクタからの出力信号が人力された排他的論理和ゲ
ートとを(+Iftえた構成とすることができる。
なった検出信号をパルス信号と正逆信号に変換して出力
する信号処理回路と、信号処理回路の出力信号を入力さ
れたアップダウンカウンタと、アップダウンカウンタの
各次数の出力端子がそれぞれの入力端子に一次ずらせて
接続され、かつ互いに対応している入力端子に入力され
た信号を出力する一対のデータセレクタと、一対のデー
タセレクタからの出力信号が人力された排他的論理和ゲ
ートとを(+Iftえた構成とすることができる。
又、本発明はエンコーダと、エンコーダの検出器から出
力された検出信号を分周して出力する検出信号処理回路
と、この検出信号処理回路の出力信号が検出信号として
入力されるPl、し制御回路とを備えた位相同期制御装
置を提供する。
力された検出信号を分周して出力する検出信号処理回路
と、この検出信号処理回路の出力信号が検出信号として
入力されるPl、し制御回路とを備えた位相同期制御装
置を提供する。
作 用
本発明によると、検出器から出力された互いに90°位
相の異なった検出信号を一旦インクリメンタルな2進符
号信号とし、その任意の次数の2進符号信号を用いるこ
とによって検出信号を任意に分周し、さらに2つの次数
の2進符号信号を用いて再び90°位相の異なった検出
信号としており、その結果検出器からの検出信号を任意
に分周した検出信号が得られる。この分周した検出信号
の精度は検出器から出力された信号に対応した精度を持
ちかつ信号の出力間隔、即ち出力信号の周波数は分周さ
れた周波数となるため、I’ L L制御回路に検出信
号として入力すると、低速の信号処理回路を用いて高精
度の制御が可能となる。
相の異なった検出信号を一旦インクリメンタルな2進符
号信号とし、その任意の次数の2進符号信号を用いるこ
とによって検出信号を任意に分周し、さらに2つの次数
の2進符号信号を用いて再び90°位相の異なった検出
信号としており、その結果検出器からの検出信号を任意
に分周した検出信号が得られる。この分周した検出信号
の精度は検出器から出力された信号に対応した精度を持
ちかつ信号の出力間隔、即ち出力信号の周波数は分周さ
れた周波数となるため、I’ L L制御回路に検出信
号として入力すると、低速の信号処理回路を用いて高精
度の制御が可能となる。
さらに、検出信号をパルス信号と正逆信号に変換する信
号処理量、路と、アップダウンカウンタと、データセレ
クタを用いると、簡単な回路構成で高速で検出信号を・
インクリメンタルな2進符号信号とし、かつ任意の次数
の2進符号信号を選択するごとによって任意の分周比の
検出信号を得ることができ、さらに一対のデータセレク
タに1次ずらせた2進符号信号を入力して、高次の2進
符号信号を入力したデータセレクタからの出力信号と、
両方のデータセレクタからの出力信号を入力した排他的
論理和ゲートからの出力信号とを用いることによって、
互いに90°位相の異なった信号を簡単な回路構成で得
ることができる。
号処理量、路と、アップダウンカウンタと、データセレ
クタを用いると、簡単な回路構成で高速で検出信号を・
インクリメンタルな2進符号信号とし、かつ任意の次数
の2進符号信号を選択するごとによって任意の分周比の
検出信号を得ることができ、さらに一対のデータセレク
タに1次ずらせた2進符号信号を入力して、高次の2進
符号信号を入力したデータセレクタからの出力信号と、
両方のデータセレクタからの出力信号を入力した排他的
論理和ゲートからの出力信号とを用いることによって、
互いに90°位相の異なった信号を簡単な回路構成で得
ることができる。
また、エンコーダの検出器から出力された検出信号を、
検出信号処理回路にて分周してI) L L制御回路に
検出信号として人力することによって、高分解能のエン
コーダと信号処理速度の低いlゝ1−■、制御回路を組
み合わ・Uて用いることができ、高精度の位相同期制御
装置を安価に得ることができる。
検出信号処理回路にて分周してI) L L制御回路に
検出信号として人力することによって、高分解能のエン
コーダと信号処理速度の低いlゝ1−■、制御回路を組
み合わ・Uて用いることができ、高精度の位相同期制御
装置を安価に得ることができる。
実施例
以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図に基づいて説
明する。
明する。
まず、第3図に基づいて位相同期制御装置の概略構成を
説明すると、■は被制御対象であるl) Cモータで、
P L L制御回路2から出力される制御信号に基づい
てドライバ3を介して駆動制御される。このDCモータ
1には、その回転位置を検出するエンコーダ10が取付
られ、その検出信号が検出信号処理回路4を介してPL
L制御回路2に入力されている。PLL制御回路2は、
内蔵された水晶発振器の発振周波数に基づく基準信号の
周波数及び位相と、エンコーダ10からの出力信号に基
づく検出器Σの周波数及び位相が常に一致するように、
それらの位相差を検出してフィードバック制御するよう
に構成された周知のものであり、具体的な内部構成の説
明は省略する。
説明すると、■は被制御対象であるl) Cモータで、
P L L制御回路2から出力される制御信号に基づい
てドライバ3を介して駆動制御される。このDCモータ
1には、その回転位置を検出するエンコーダ10が取付
られ、その検出信号が検出信号処理回路4を介してPL
L制御回路2に入力されている。PLL制御回路2は、
内蔵された水晶発振器の発振周波数に基づく基準信号の
周波数及び位相と、エンコーダ10からの出力信号に基
づく検出器Σの周波数及び位相が常に一致するように、
それらの位相差を検出してフィードバック制御するよう
に構成された周知のものであり、具体的な内部構成の説
明は省略する。
エンコーダ10は、第4図に示すように構成されている
。第4図においで、11はレーザダイオードで、その発
光面より出た光はコリメータレンス12で平行光束とさ
れ、可干渉性を有する平行光束にされてコート板13に
照射される。コード板13の外周部には、例えば324
00本のスリット16が周期的に形成されでおり、前記
照射光はこのスリット】6を透過してマスク14を照射
する。マスク14には、前記スリット16に対向する位
置に、スリット16に対して傾斜した複数のスリット1
7が形成されており、このスリット17を透過した照射
光は、光検出器5を照射する。光検出器15には、スリ
ット17の長手方向に複数の光検出素子18が配置され
、それぞれ受光量に応じた検出信号を出力する。また、
各光検出素子18は、スリット16とマスク14のスリ
ンドアを透過した光によってスリット7の長手方向に形
成されるモアレ縞を0°と90°の位相で検出するよう
に配置されている。
。第4図においで、11はレーザダイオードで、その発
光面より出た光はコリメータレンス12で平行光束とさ
れ、可干渉性を有する平行光束にされてコート板13に
照射される。コード板13の外周部には、例えば324
00本のスリット16が周期的に形成されでおり、前記
照射光はこのスリット】6を透過してマスク14を照射
する。マスク14には、前記スリット16に対向する位
置に、スリット16に対して傾斜した複数のスリット1
7が形成されており、このスリット17を透過した照射
光は、光検出器5を照射する。光検出器15には、スリ
ット17の長手方向に複数の光検出素子18が配置され
、それぞれ受光量に応じた検出信号を出力する。また、
各光検出素子18は、スリット16とマスク14のスリ
ンドアを透過した光によってスリット7の長手方向に形
成されるモアレ縞を0°と90°の位相で検出するよう
に配置されている。
光検出器15の光検出素子1Bから出力される0°と9
0°の位相の検出信号及びコード板13の原点位置の検
出による原点信号は検出信号処理回路4に入力されてい
る。
0°の位相の検出信号及びコード板13の原点位置の検
出による原点信号は検出信号処理回路4に入力されてい
る。
検出信号処理回路4は、第1図に示すように構成されて
いる。第1図において、Oaと90°の位相の検出信号
は信号変換回路21に入力され、コード板13の移動量
に対応するパルス信号と回転方向を表ず正逆信号に変換
されてアップダウンカウンタ22に人力されている。正
逆信号はカウンタ22のアップダウン信号として用いら
れている。また、原点信号は必要時にこれら信号変換回
路21及びアップダウンカウンタ22のリセント信号と
して用い得るように構成されている。
いる。第1図において、Oaと90°の位相の検出信号
は信号変換回路21に入力され、コード板13の移動量
に対応するパルス信号と回転方向を表ず正逆信号に変換
されてアップダウンカウンタ22に人力されている。正
逆信号はカウンタ22のアップダウン信号として用いら
れている。また、原点信号は必要時にこれら信号変換回
路21及びアップダウンカウンタ22のリセント信号と
して用い得るように構成されている。
アップダウンカウンタ22は、1/2°の出力端子(0
次の出力端子)からl/28の出力端子(8次の出力端
子)までの9つの出力端子を備えている。23.24は
第1と第2のデータセレクタであって、それぞれ8つの
入力端子を備え、入力されたセレクト信号によって選択
された入力端子に人力された信号を出力するように構成
されている。第1のデータセレクタ23の各入力端子に
は、アップダウンカウンタ22の0次から7次までの出
力端子(DO〜D7)が接続され1、第2のデータセレ
クタ24の各入力端子には、アップダウンカウンタ22
の1次から8次までのそれぞれ1次上位の出力端子(D
I〜D8)が接続されている。
次の出力端子)からl/28の出力端子(8次の出力端
子)までの9つの出力端子を備えている。23.24は
第1と第2のデータセレクタであって、それぞれ8つの
入力端子を備え、入力されたセレクト信号によって選択
された入力端子に人力された信号を出力するように構成
されている。第1のデータセレクタ23の各入力端子に
は、アップダウンカウンタ22の0次から7次までの出
力端子(DO〜D7)が接続され1、第2のデータセレ
クタ24の各入力端子には、アップダウンカウンタ22
の1次から8次までのそれぞれ1次上位の出力端子(D
I〜D8)が接続されている。
第2のデータセレクタ24の出力端子から出力された出
力信号は、0°の位相の検出信号に対応する分周された
出力信号としてPLL制御回路2へ出力される。また、
第1と第2のデータセレクタ23.24の出力信号は、
排他的論理和ゲート25に入力され、その出力信号が、
90°の位相の検出信号に対応する分周された出力信号
としてPLL制御回路2へ出力されている。
力信号は、0°の位相の検出信号に対応する分周された
出力信号としてPLL制御回路2へ出力される。また、
第1と第2のデータセレクタ23.24の出力信号は、
排他的論理和ゲート25に入力され、その出力信号が、
90°の位相の検出信号に対応する分周された出力信号
としてPLL制御回路2へ出力されている。
次に、作用を説明する。
検出器5から出力された0°と90°の位相の検出信号
は、信号変換回路21でパルス信号に変換されてアップ
ダウンカウンタ22に入力され、このアップダウンカウ
ンタ22にて検出信号が2進符号信号とされ、このアッ
プダウンカウンタ22の出力の任意の次数の2進符号信
号をデータセレクタ23.24で取り出すごとによって
検出信号を任意に分周した信号が得られる。
は、信号変換回路21でパルス信号に変換されてアップ
ダウンカウンタ22に入力され、このアップダウンカウ
ンタ22にて検出信号が2進符号信号とされ、このアッ
プダウンカウンタ22の出力の任意の次数の2進符号信
号をデータセレクタ23.24で取り出すごとによって
検出信号を任意に分周した信号が得られる。
又、第2データセレクタ24がら出方される第2図(a
)に示すような出力信号aと、第1データセレクタ23
から出力される第2図(b)に示すような出力信号すが
排他的論理和ゲート25に入力されているので、この排
他的論理和ゲート25の出力信号Cは、出力信号a、b
の不一致で1、一致で0となり、第2図(C)に示すよ
うに、出力信号aに対して90°位相の異なった信号が
得られる。かくして、第2データセレクタ24がらの出
力信号aを0″の位相の検出信号に対応する出力信号と
して、排他的論理和ゲーl−25からの出力信号Cを9
0°の位相の検出信号に対応する出力信号としてP L
L制御回路2に出力される。
)に示すような出力信号aと、第1データセレクタ23
から出力される第2図(b)に示すような出力信号すが
排他的論理和ゲート25に入力されているので、この排
他的論理和ゲート25の出力信号Cは、出力信号a、b
の不一致で1、一致で0となり、第2図(C)に示すよ
うに、出力信号aに対して90°位相の異なった信号が
得られる。かくして、第2データセレクタ24がらの出
力信号aを0″の位相の検出信号に対応する出力信号と
して、排他的論理和ゲーl−25からの出力信号Cを9
0°の位相の検出信号に対応する出力信号としてP L
L制御回路2に出力される。
カ<シて、P L L制御回路2に検出信号として入力
される信号の精度は、エンコーダ10の検出精度であり
、高分解能のエンコーダ1oを用いることによって制御
精度を高めることができ、しがもその入力信号の周期は
エンコーダ1oがらの検出信号を分周しているために長
くなっており、PLL制御回路2として信号処理速度の
速いものは要求されず、安価に構成することができる。
される信号の精度は、エンコーダ10の検出精度であり
、高分解能のエンコーダ1oを用いることによって制御
精度を高めることができ、しがもその入力信号の周期は
エンコーダ1oがらの検出信号を分周しているために長
くなっており、PLL制御回路2として信号処理速度の
速いものは要求されず、安価に構成することができる。
なお、エンコーダIOの検出信号による累積誤差を無く
すためには、適当間隔で原点信号にて信号変換回路22
及びアンプダウンカウンタ22をリセットするとよい。
すためには、適当間隔で原点信号にて信号変換回路22
及びアンプダウンカウンタ22をリセットするとよい。
上記実施例では、分周手段としてアップダウンカウンタ
を用いた例を示したが、フリップフロップを複数段設け
て構成してもよく、またデータセレクタを用いて任意の
分周比を選択できるようにしたが、一定の分周比を用い
る場合はデータセレフタは省略できる。さらに、回転方
向が一定の場合には、互いに90°位相の異なった検出
信号は必要でなく、単一の検出信号を用いて制御するこ
とができる。
を用いた例を示したが、フリップフロップを複数段設け
て構成してもよく、またデータセレクタを用いて任意の
分周比を選択できるようにしたが、一定の分周比を用い
る場合はデータセレフタは省略できる。さらに、回転方
向が一定の場合には、互いに90°位相の異なった検出
信号は必要でなく、単一の検出信号を用いて制御するこ
とができる。
発明の効果
本発明のエンコーダの信号処理装置によれば、以上の説
明から明らかなように、検出器から出力された検出信号
を任意に分周した検出信号を得ることができ、この分周
した検出信号の精度は検出器から出力された信号に対応
した精度を持ちかつ信号の出力間隔、即ち出力信号の周
波数は分周された周波数となるため、PLL制御回路に
検出信号として入力すると、低速の信号処理回路を用い
て高精度の制御が可能となるという効果を発揮する。
明から明らかなように、検出器から出力された検出信号
を任意に分周した検出信号を得ることができ、この分周
した検出信号の精度は検出器から出力された信号に対応
した精度を持ちかつ信号の出力間隔、即ち出力信号の周
波数は分周された周波数となるため、PLL制御回路に
検出信号として入力すると、低速の信号処理回路を用い
て高精度の制御が可能となるという効果を発揮する。
又、検出信号をパルス信号と正逆信号に変換する信号処
理回路と、アンプダウンカウンタと、データセレクタを
用いると、簡単な回路構成で高速で検出信号をインクリ
メンタルな2進符号信号とし、かつ任意の次数の2進符
号信号を選択することによって任意の分周比の検出信号
を得ることができ、さらに一対のデータセレクタに1次
ずらせた2進符号信号を入力して、高次の2進符号信号
を入力したデータセレクタからの出力信号と、両方のデ
ータセレクタからの出力信号を入力した排他的論理和ゲ
ートからの出力信号とを用いることによって、互いに9
0°位相の異なった信号を簡単な回路構成で得ることが
できる。
理回路と、アンプダウンカウンタと、データセレクタを
用いると、簡単な回路構成で高速で検出信号をインクリ
メンタルな2進符号信号とし、かつ任意の次数の2進符
号信号を選択することによって任意の分周比の検出信号
を得ることができ、さらに一対のデータセレクタに1次
ずらせた2進符号信号を入力して、高次の2進符号信号
を入力したデータセレクタからの出力信号と、両方のデ
ータセレクタからの出力信号を入力した排他的論理和ゲ
ートからの出力信号とを用いることによって、互いに9
0°位相の異なった信号を簡単な回路構成で得ることが
できる。
更に、本発明の位相同期制御装置によると、エンコーダ
の検出器から出力された検出信号を、検出信号処理回路
にて分周してPLL制御回路に検出信号として入力して
いるので、高分解能のエンコーダと信号処理速度の低い
PLL制御回路を用いて安価に高精度の位相同期制御装
置を得ることができるという効果を発揮する。
の検出器から出力された検出信号を、検出信号処理回路
にて分周してPLL制御回路に検出信号として入力して
いるので、高分解能のエンコーダと信号処理速度の低い
PLL制御回路を用いて安価に高精度の位相同期制御装
置を得ることができるという効果を発揮する。
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示し、第1図は検
出信号処理回路の構成図、第2図は同波形図、第3図は
位相同期制御装置の構成図、第4図はエンコーダの概略
構成を示す斜視図である。 1・・・・・・DCモータ、2・・・・・・P L L
III御回路、4・・・・・・検出信号処理回路、1
o・・・・・・エンコーダ、21・・・・・・信号変換
回路、22・・・・・・アップダウンカウンタ、23.
24・・・・・・データセレクタ、25・・・・・・排
他的論理和ゲート。 代理大部弁理士 粟野重孝 はか1名
出信号処理回路の構成図、第2図は同波形図、第3図は
位相同期制御装置の構成図、第4図はエンコーダの概略
構成を示す斜視図である。 1・・・・・・DCモータ、2・・・・・・P L L
III御回路、4・・・・・・検出信号処理回路、1
o・・・・・・エンコーダ、21・・・・・・信号変換
回路、22・・・・・・アップダウンカウンタ、23.
24・・・・・・データセレクタ、25・・・・・・排
他的論理和ゲート。 代理大部弁理士 粟野重孝 はか1名
Claims (3)
- (1)検出器から出力された互いに90゜位相の異なっ
た検出信号からインクリメンタルな2進符号信号を形成
する手段と、2つの任意の次数の2進符号信号から互い
に90゜位相の異なった出力信号を形成する手段とを備
えたことを特徴とするエンコーダの信号処理装置。 - (2)検出器から出力された互いに90゜位相の異なっ
た検出信号をパルス信号と正逆信号に変換して出力する
信号処理回路と、信号処理回路の出力信号を入力された
アップダウンカウンタと、アップダウンカウンタの各次
数の出力端子がそれぞれの入力端子に一次ずらせて接続
され、かつ互いに対応している入力端子に入力された信
号を出力する一対のデータセレクタと、一対のデータセ
レクタからの出力信号が入力された排他的論理和ゲート
とを備えたことを特徴とするエンコーダの信号処理装置
。 - (3)エンコーダと、エンコーダの検出器から出力され
た検出信号を分周して出力する検出信号処理回路と、こ
の検出信号処理回路の出力信号が検出信号して入力され
るPLL制御回路とを備えたことを特徴とする位相同期
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25401788A JPH0299826A (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | エンコーダの信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25401788A JPH0299826A (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | エンコーダの信号処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0299826A true JPH0299826A (ja) | 1990-04-11 |
Family
ID=17259093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25401788A Pending JPH0299826A (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | エンコーダの信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0299826A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2020148726A (ja) * | 2019-03-15 | 2020-09-17 | ミネベアミツミ株式会社 | 位置検出装置 |
-
1988
- 1988-10-07 JP JP25401788A patent/JPH0299826A/ja active Pending
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