JPH0342326Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0342326Y2 JPH0342326Y2 JP11819183U JP11819183U JPH0342326Y2 JP H0342326 Y2 JPH0342326 Y2 JP H0342326Y2 JP 11819183 U JP11819183 U JP 11819183U JP 11819183 U JP11819183 U JP 11819183U JP H0342326 Y2 JPH0342326 Y2 JP H0342326Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- linear
- stator
- tooth surface
- pulse motor
- linear pulse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 9
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Optical Transform (AREA)
- Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の属する分野〕
本考案は精密組立ロボツトやLSI加工装置など
で使用される直線位置決め装置の改良に関するも
のである。
で使用される直線位置決め装置の改良に関するも
のである。
従来の直線位置決め機構は第1図のように回転
形モータ1とボールねじ2(3はエンコーダ)の
ような回転/直線変換機構の組み合わせによつて
実現されていた。しかしこの機構は本質的にバツ
クラツシユによる誤差が避けられないので、一部
の精密組立ロボツトやLSI加工装置における位置
決め機構にはリニアDCモータ(以下LDMと呼
ぶ)が用いられている。しかしLDMは推力/入
力比が小さく、第1図のような構成のものに比べ
て加減速性能がかなり劣るという欠点がある。ま
たこの場合に位置検出に用いられるリニアエンコ
ーダは分解能1μm程度のものでは応答速度が25
〜30cm/S程度が限度となり、1m/S程度の高
速動作は困難であつた。
形モータ1とボールねじ2(3はエンコーダ)の
ような回転/直線変換機構の組み合わせによつて
実現されていた。しかしこの機構は本質的にバツ
クラツシユによる誤差が避けられないので、一部
の精密組立ロボツトやLSI加工装置における位置
決め機構にはリニアDCモータ(以下LDMと呼
ぶ)が用いられている。しかしLDMは推力/入
力比が小さく、第1図のような構成のものに比べ
て加減速性能がかなり劣るという欠点がある。ま
たこの場合に位置検出に用いられるリニアエンコ
ーダは分解能1μm程度のものでは応答速度が25
〜30cm/S程度が限度となり、1m/S程度の高
速動作は困難であつた。
本考案は上記のような問題点を解決するために
なされたもので、高速動作と高分解能の位置決め
を実現でき、かつローコストで信頼性の高い直線
位置決め装置を実現することを目的とする。
なされたもので、高速動作と高分解能の位置決め
を実現でき、かつローコストで信頼性の高い直線
位置決め装置を実現することを目的とする。
本考案によればリニアパルスモータをミニステ
ツプ励磁するとともに、前記リニアパルスモータ
の固定子の歯面に平行光を照射させる光源と、前
記歯面からの反射光により歯面像を結像させる複
数分割した光検出器と、この光検出器上に設置さ
れ所定ピツチで配列するスリツト孔を有する位相
格子板とを前記リニアパルスモータの移動子に関
連して固定することにより上記の目的を達成でき
る。
ツプ励磁するとともに、前記リニアパルスモータ
の固定子の歯面に平行光を照射させる光源と、前
記歯面からの反射光により歯面像を結像させる複
数分割した光検出器と、この光検出器上に設置さ
れ所定ピツチで配列するスリツト孔を有する位相
格子板とを前記リニアパルスモータの移動子に関
連して固定することにより上記の目的を達成でき
る。
以下図面を用いて本考案を詳しく説明する。
第2図は本考案に係る直線位置決め装置の一実
施例の要部正面図、第3図はその要部平面図であ
る。
施例の要部正面図、第3図はその要部平面図であ
る。
10は2相のリニアパルスモータ(以下LPM
と呼ぶ)、11はこのLPM10を構成する固定
子、12は同じく移動子、121はこの移動子1
2を構成する移動子鉄心、122は永久磁石、1
23はコイルである。20は前記移動子12に関
連して固定されるリニア位置検出器で21は前記
固定子の歯面110を照射するための光源、22
はこの光源21からの光を平行光にするためのレ
ンズ、23はこのレンズ22からの平行光を前記
固定子の歯面110に照射するためのハーフミラ
ー、24は前記歯面からの反射像を光検出器26
に結像させるレンズ、25は前記光検出器26上
に設けられ、スリツト幅がτ/2で互いにτ/4
ずつ配列ピツチがずれた(即ち(n+in)τピツ
チの)スリツト孔群251〜254を有する位相格子板
である。この位相格子板25を通過した光を検出
する光検出器26は4分割された電極261〜264を
有している。
と呼ぶ)、11はこのLPM10を構成する固定
子、12は同じく移動子、121はこの移動子1
2を構成する移動子鉄心、122は永久磁石、1
23はコイルである。20は前記移動子12に関
連して固定されるリニア位置検出器で21は前記
固定子の歯面110を照射するための光源、22
はこの光源21からの光を平行光にするためのレ
ンズ、23はこのレンズ22からの平行光を前記
固定子の歯面110に照射するためのハーフミラ
ー、24は前記歯面からの反射像を光検出器26
に結像させるレンズ、25は前記光検出器26上
に設けられ、スリツト幅がτ/2で互いにτ/4
ずつ配列ピツチがずれた(即ち(n+in)τピツ
チの)スリツト孔群251〜254を有する位相格子板
である。この位相格子板25を通過した光を検出
する光検出器26は4分割された電極261〜264を
有している。
上記のような構成の直線位置決め装置における
動作を次に説明する。LPM10の分解能はミクロ
ンオーダーを要求されるが、歯のピツチPを1mm
以下にするのは現実的に困難である。これは、パ
ルスモータとして所要の力を得るためにはエアギ
ヤツプとピツチの比を1/20以上にする必要があ
り、ピツチ1mmのときギヤツプは50μmとなり、
これ以上ギヤツプを狭めるのはむずかしいからで
ある。そこでここでは公知のミニステツプ駆動を
行なうことによりこれを1/1000に内挿して1μ
mの分解能を得ている。この場合に精度は充分と
はいえないが、後述の高精度リニア位置検出器を
使用してフイードバツクを行なつているので問題
はない。
動作を次に説明する。LPM10の分解能はミクロ
ンオーダーを要求されるが、歯のピツチPを1mm
以下にするのは現実的に困難である。これは、パ
ルスモータとして所要の力を得るためにはエアギ
ヤツプとピツチの比を1/20以上にする必要があ
り、ピツチ1mmのときギヤツプは50μmとなり、
これ以上ギヤツプを狭めるのはむずかしいからで
ある。そこでここでは公知のミニステツプ駆動を
行なうことによりこれを1/1000に内挿して1μ
mの分解能を得ている。この場合に精度は充分と
はいえないが、後述の高精度リニア位置検出器を
使用してフイードバツクを行なつているので問題
はない。
リニア位置検出器20において、光源21から
の光はレンズ22で平行光となり、ハーフミラー
23を介して固定子11の歯面110を照射す
る。歯面110の歯111の表面を必要に応じて
鏡面にしておけば、歯111と溝112のそれぞ
れの表面からの反射率は異なるので、ちょうど歯
面の歯と溝の部分で構成された格子を通過する光
と同様の反射光を得る。歯面110からの反射光
はハーフミラー23を通過した後、レンズ24に
よつて集光され位相格子板25を通過した後、光
検出器26に入射する。位相格子板25のスリツ
ト251〜254を通過した光はそれぞれ光検出
器26の電極261〜264で検出され、その出
力は特願昭58−86391(変位変換器)の場合と同様
にスイツチによつて順次切換えてシリアル信号に
変換した後固定子の歯のピツチPの1/100〜1/100
0に内挿した直線変位出力を得ている。第4図は
本実施例のブロツク構成図で、31はD/A変換
器、10はこのD/A変換器31のアナログ出力
によつて駆動されるLPM、20はこのLPMの変
位を検出するリニア位置検出器、32はこのリニ
ア位置検出器20からのシリアル信号が加えられ
る内挿用の(PLLなどを用いた)周波数逓倍回
路、33はアツプダウンカウンタ、34はこのア
ツプダウンカウンタの内容と指令値xSとを比較し
て系を制御するマイクロプロセツサである。
の光はレンズ22で平行光となり、ハーフミラー
23を介して固定子11の歯面110を照射す
る。歯面110の歯111の表面を必要に応じて
鏡面にしておけば、歯111と溝112のそれぞ
れの表面からの反射率は異なるので、ちょうど歯
面の歯と溝の部分で構成された格子を通過する光
と同様の反射光を得る。歯面110からの反射光
はハーフミラー23を通過した後、レンズ24に
よつて集光され位相格子板25を通過した後、光
検出器26に入射する。位相格子板25のスリツ
ト251〜254を通過した光はそれぞれ光検出
器26の電極261〜264で検出され、その出
力は特願昭58−86391(変位変換器)の場合と同様
にスイツチによつて順次切換えてシリアル信号に
変換した後固定子の歯のピツチPの1/100〜1/100
0に内挿した直線変位出力を得ている。第4図は
本実施例のブロツク構成図で、31はD/A変換
器、10はこのD/A変換器31のアナログ出力
によつて駆動されるLPM、20はこのLPMの変
位を検出するリニア位置検出器、32はこのリニ
ア位置検出器20からのシリアル信号が加えられ
る内挿用の(PLLなどを用いた)周波数逓倍回
路、33はアツプダウンカウンタ、34はこのア
ツプダウンカウンタの内容と指令値xSとを比較し
て系を制御するマイクロプロセツサである。
リニア位置検出器20からのシリアル信号は前
記各スイツチがオンとなる時間ごとに大きさが階
段状に変化する階段波形となり、これをバンドパ
スフイルタに加えると正弦波信号となる。この正
弦波信号の基本周波数は前記スイツチ群を順次駆
動するくり返し周波数に一致する。ここでリニア
位置検出器20が移動すると光検出器26の各電
極261〜264上に結像する像が移動するので
前記正弦波信号の位相が像の移動量すなわち移動
子12の変化に応じてシフトする。この位相のシ
フト量を測れば移動子12の直線変位量を求める
ことができる。周波数逓倍回路32は前記バンド
パスフイルタからの前記正弦波出力の周波数を例
えば1000倍に逓倍し、この信号と前記スイツチ群
の駆動信号の周波数を同様に逓倍したものとをア
ツプダウンカウンタ33に加え、その出力から位
相シフト量、すなわち移動子12の移動量を固定
子の歯のピツチPの1/1000という高い分解能で内
挿した直線変位出力を得ることができる。
記各スイツチがオンとなる時間ごとに大きさが階
段状に変化する階段波形となり、これをバンドパ
スフイルタに加えると正弦波信号となる。この正
弦波信号の基本周波数は前記スイツチ群を順次駆
動するくり返し周波数に一致する。ここでリニア
位置検出器20が移動すると光検出器26の各電
極261〜264上に結像する像が移動するので
前記正弦波信号の位相が像の移動量すなわち移動
子12の変化に応じてシフトする。この位相のシ
フト量を測れば移動子12の直線変位量を求める
ことができる。周波数逓倍回路32は前記バンド
パスフイルタからの前記正弦波出力の周波数を例
えば1000倍に逓倍し、この信号と前記スイツチ群
の駆動信号の周波数を同様に逓倍したものとをア
ツプダウンカウンタ33に加え、その出力から位
相シフト量、すなわち移動子12の移動量を固定
子の歯のピツチPの1/1000という高い分解能で内
挿した直線変位出力を得ることができる。
このような構成の直線位置決め装置において、
固定子の歯のピツチPが1mmのときこれを1/1000
に内挿すれば、リニア位置検出器は1μm位の分
解能を得ることができる。また、LPMの移動速
度が1m/Sと高速の場合でも光検出素子25の
出力周波数は1000mm/1mm=1KHzであるから高価
なPINフオトダイオードを用いなくても高速動作
が可能である。
固定子の歯のピツチPが1mmのときこれを1/1000
に内挿すれば、リニア位置検出器は1μm位の分
解能を得ることができる。また、LPMの移動速
度が1m/Sと高速の場合でも光検出素子25の
出力周波数は1000mm/1mm=1KHzであるから高価
なPINフオトダイオードを用いなくても高速動作
が可能である。
またLPM、リニア位置検出器ともにブラシレ
スで非接触動作であるため、高い信頼性が得られ
る。
スで非接触動作であるため、高い信頼性が得られ
る。
また上記の実施例ではLPMが2相(コイルが
2つ)、光検出素子が4素子の場合を示したが、
LPMは2相以上、光検出素子は3素子以上の任
意の数を選ぶことができる。
2つ)、光検出素子が4素子の場合を示したが、
LPMは2相以上、光検出素子は3素子以上の任
意の数を選ぶことができる。
以上述べたように本考案によれば高分解能の位
置決めを高速動作で実現でき、かつローコストで
信頼性の高い直線位置決め装置を容易に実現する
ことができる。
置決めを高速動作で実現でき、かつローコストで
信頼性の高い直線位置決め装置を容易に実現する
ことができる。
第1図は従来の直線位置決め装置の一例を示す
構成図、第2図は本考案の一実施例の要部正面
図、第3図は第2図の部分平面図、第4図は前記
実施例のブロツク構成図である。 10……リニアパルスモータ、11……固定
子、12……移動子、21……光源、25……位
相格子板、26……光検出器、110……歯面、
261〜264……スリツト孔。
構成図、第2図は本考案の一実施例の要部正面
図、第3図は第2図の部分平面図、第4図は前記
実施例のブロツク構成図である。 10……リニアパルスモータ、11……固定
子、12……移動子、21……光源、25……位
相格子板、26……光検出器、110……歯面、
261〜264……スリツト孔。
Claims (1)
- ミニステツプ励磁されるリニアパルスモータ
と、このリニアパルスモータの移動子に関連して
固定される、前記リニアパルスモータの固定子に
設けた歯面に平行光を照射させる光源と、前記歯
面からの反射光により前記固定子の歯面像を結像
させる複数分割した光検出器と、この光検出器上
に設置され所定ピツチで配列するスリツト孔を有
する位相格子板とを備えたことを特徴とする直線
位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11819183U JPS6027307U (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 直線位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11819183U JPS6027307U (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 直線位置決め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6027307U JPS6027307U (ja) | 1985-02-23 |
JPH0342326Y2 true JPH0342326Y2 (ja) | 1991-09-05 |
Family
ID=30271767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11819183U Granted JPS6027307U (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 直線位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6027307U (ja) |
-
1983
- 1983-07-29 JP JP11819183U patent/JPS6027307U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6027307U (ja) | 1985-02-23 |
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