JPH0299676A - アミノ樹脂成形品の着色方法 - Google Patents

アミノ樹脂成形品の着色方法

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JPH0299676A
JPH0299676A JP63249310A JP24931088A JPH0299676A JP H0299676 A JPH0299676 A JP H0299676A JP 63249310 A JP63249310 A JP 63249310A JP 24931088 A JP24931088 A JP 24931088A JP H0299676 A JPH0299676 A JP H0299676A
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JP
Japan
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amino resin
molded article
compound
amino
resin
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JP63249310A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Kawamura
信行 川村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気器具、家庭用品、スポーツ用品等に用いら
れるアミノ樹脂成形品の着色方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ユリア樹脂成形品、メラミン樹脂成形品等のアミ
ノ樹脂成形品はその偏れた機械的強度、!気性能、硬度
、着色性の点で家庭用品等に広く用いられているが、着
色性が優れている故に数多くの色彩が要求される。しか
しアミノ樹脂成形材料の製造工程は工程数が多く、使用
設備も多く従って成形材料の色変更については設備の清
掃切換が大変で、設備停止時間も長く生産効率が非常に
悪く従って提供できる色数も限定されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の技術で述べたように従来のアミノ樹脂成形材料に
おいては色変更が困難なため、アミノ樹脂成形品の色数
も限定され、特注色ともなると非常に割高なものになる
。本発明は従来の技術における上述の問題点に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは簡単、安価に数
多くの色数を有するアミノ樹脂成形品を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はアミノ化合物とグリシジル化合物との反応物に
ホルムアルデヒドを反応させて得られる変性アミノ樹脂
に充填剤等の添加剤を含有せしめたアミノ樹脂成形材料
から得られる成形品を、酸性着色剤含有溶液中に浸漬し
、更に必要に応じて加熱することを特徴とするアミノ樹
脂成形品の着色方法のため、アミノ樹脂成形材料として
は着色しない原色成形材料のみを製造し、成形品を着色
するのみなので簡単、安価に数多くの色数を有する成形
品を提供することができたもので、以下本発明の詳細な
説明する。
本発明に用いるアミノ化合物としてはユリア、メラミン
、グアナミン等のアミノ化合物全般を用いることができ
る。アミノ化合物と度応させるグ有する化合物であり、
本発明においてグリシジルるグリシS)/l/エーテル
も含むものである。本発明において用^て好ましいグリ
シジル化合物を例示すれハ、エチレングリコ−〜グリシ
ジルエーテル、ポリエチレングリコールグリシゾルエー
テル、ポリプロピレングリコールグリシジルエーテル、
ネオベンチ〃グリコー/I/!/グリシジルエーテ/l
/、1.6ヘキサンジオールグリシジルエーテル、トリ
メチロールデロバンボリグリシゾルエーテtv、 ホリ
エチレングリコー#ジグリシジルエーテルなどである。
本発明においてはこのグリシジル化合物によってアミノ
樹脂を変性するものであり、グリシツル化合物で変性し
たアミノ樹脂を調製するにあたっては、まず−次反応と
してアミノ化合物とグリシジル化合物とを反応させ、次
に二次反応としてこの反応物とホルムアルデヒドとを反
応させることによっておこなうことができる。−次度広
は80−100″CでlO〜150分間程度反応させる
ことが好ましく、二次反応は70〜90”Cで5〜(イ
)分間反応させることが望ましいことである。また、上
記反応の際の各成分の配合量は、アミノ化合物のモル数
をM1グリンジル化合物のモル数をG、ホルムアルデヒ
ドのモル数をFとすると、 アミノ化合物に対するグリシゾル化合物のモル比が G/M=0.01〜5.8 アミノ化合物とグリシジル化合物のモル数の差に対する
ホルムアルデヒドのモル比が F/ l M−G l −0,5〜4.0となるように
その範囲を設定するのが望ましい。
アミノ化合物に対するグリシジル化合物のモル比がo、
or未満でらるとグリシジル化合物による変性が不十分
で、アミノ樹脂の可撓性を高めて強靭性を向上させる効
果を十分に得ることができず、またこのモル比が5.8
を超えると度広系でのグリシジル化合物の量が多くなυ
過ぎてアミンの作用でゲル化し易くなり、同様に7ミノ
樹脂の可撓性を高めて強靭性を向上させる効果を十分に
得ることができない。−殻内にはアミ7m脂のモル数M
はグリシジル化合物のモル数Gよりも大きく設定される
。さらにアミノ化合物とグリシジル化合物ノ七々数の差
に対するホルムアルデヒドのモ/I/比が0.5未満で
あるとホルムアルデヒドの配合量が不十分でアミノ樹脂
を十分に硬化させることができず、またこのモル比が4
.0を超えるとホルムアルデヒドが過多となってアミノ
樹脂の架橋密度が高くなり過ぎ、アミノ樹脂の可撓性を
高めて強靭性を向上させる効果を十分に得ることができ
なり0このように反応させることによって得られるもの
はシフツブ状で、このまま充填剤等に含浸、乾燥、粉砕
して用いることができるが、好ましくは該シフツブ状変
性アミノ樹脂を真空加熱脱水法。
スプレー ビワイヤー法、薄膜蒸発法等の脱水法によっ
て固型化し、固型変性アミノ樹脂として用いることがよ
り強靭性が大となるため望ましいととである。繊維質充
填剤としてはガラス繊維、アフミド繊維、カーボン繊維
、スチールファイバーやアルミ繊維や真鍮繊維等の金属
懺、誰等で繊維ff7充填剤の繊維長は工〜15 ff
のものが好ましい。樹脂、繊維質充填剤以外の充填剤、
強化剤、硬化剤、離型剤、分散助剤等については必要に
応じて添加することができるものであるが着色剤を添加
することは好ましくない。かくして得られたアミノ樹脂
成形材料は通常の方法で成形され成形品が得られる。次
に得られた成形品は酸性染料等の酸性着色剤含有溶液中
に浸漬し、更に必要に応じて加熱され着色成形品となす
ものである。酸性着色剤の濃度、浸漬時間、加熱程度は
必要とする着色程度によって任意に選択することができ
る。酸性着色剤を含有する溶液は特に限定するものでは
ないが水を用いることが取扱いやすく好ましいことであ
る。更に加えて必要に応じて酢酸等の着色補助剤を添加
することもできる。
以下本発明を実施例にもとづいて説明する。
実施例 メラミン1500y、d−’リエチレングリコールジグ
リシジ〃エーテル750 f 、水1430 fをそれ
ぞれ5eの三つロフフスコに仕込み、昇温して95°C
の温度で6分間反応させた。次にこれに40%ホμマリ
ンを1935 f注入したのちに昇温しで85℃で部分
量反応させることによって、グリシジル化合物で変性し
たメラミン樹脂シフツブを得た。この配合においてG/
M=0.12であシ、F / (M−G ) = 2.
46である。
このシフツブ状変性メラミン樹脂を薄膜蒸発脱水法で固
型化して固型変性メラミン樹脂を得た。
次に上記固型変性メラミン樹脂100重量部(以下単に
部と記す]に対しスチールファイバー100 部。
ステアリン酸亜鉛2部、無水フタル酸0.5部を添加し
ニーダ−で混練後、粉砕して原色メラミン樹脂成形材料
を得、該成形材料を成形圧力200 kg/d、145
”Cで2分間圧縮成形してメラミン樹脂原色成形品を得
た。次に該原色成形品を赤色酸性染料を1重量%含有す
る水溶液に10分間浸漬して赤色メラミン樹脂成形品を
得た。
比較例 父性していない標準タイプのメラミン樹脂成形材料(松
下電工株式会社製、品番CP −9012)を用いた以
外は実施例と同様に処理して赤色メラミン樹脂成形品を
得た。
実施例及び比較例の赤色メラミン樹脂成形品の外観は第
1表のようである。
第1表 〔発明の効果〕 本発明は上述した如く構成されている。特許請求の範囲
に記載したm我を有するアミノ樹脂成形品の着色方法に
おいては簡単、安価に数多くの色数を有するアミノ樹脂
成形品を提供できる効果を有している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アミノ化合物とグリシジル化合物との反応物にホ
    ルムアルデヒドを反応させて得られる変性アミノ樹脂に
    充填剤等の添加剤を含有せしめたアミノ樹脂成形材料か
    ら得られる成形品を、酸性着色剤含有溶液中に浸漬し、
    更に必要に応じて加熱することを特徴とするアミノ樹脂
    成形品の着色方法。
JP63249310A 1988-10-03 1988-10-03 アミノ樹脂成形品の着色方法 Pending JPH0299676A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0874081A1 (en) * 1997-04-24 1998-10-28 Basf Corporation Dyeing articles composed of melamine and aramid fibers
JP4838845B2 (ja) * 2006-07-14 2011-12-14 俊徳 加藤 脳区分用番地を用いた教材、育脳装置及びプログラム

Cited By (3)

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US5891813A (en) * 1997-04-24 1999-04-06 Basf Corporation Articles having a chambray appearance and process for making them
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