JPH0299091A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一般家庭用洗濯機に係り、特に静音化に好適
でしかも安全性・信頼性の高いモータ式排水弁機構を備
える洗濯機に関する。

〔従来の技術〕

従来、排水まで自動式タイプの洗濯機は、マグネットを
用いて排水弁を開閉していたために、大きな衝撃音が発
生していた。近年、静音化の二ズが高まるにつれて前述
の如き衝撃を解消するためにモータ駆動式の排水弁機構
（特開昭６２−２９９２９８号）が採用されてきたが、
排水弁近傍やパネルボックス内ヘモータを配設すると、
サービス性が悪かったり、万−水が侵入した場合に水没
する可能性が有り、安全性・信頼性の点で不十分な点が
あった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術、例えばパネルボックス内ヘモータ本体を
配設する方式などは、水の侵入について十分な配慮がさ
れておらず、万一顧客が排水ホースを倒し忘れたりした
場合など、パネルボックス内への溢水によりモータ本体
が水没したりする恐れがあり、最悪焼損や感電の危険も
あった。また、排水弁近傍に設置した場合などは、電気
的な回路であるため停電あるいは断線した場合などは簡
単に手動操作できるわけでは無く、サービス性にも不十
分な点があった。

本発明の目的は、前記モータを操作パネル裏面に配設す
ることにより、水没及び結露水の停電を回避し、且つま
たパネル内への配線集中化により組立性及びサービス性
を向上させることにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、水没や結露水の停留の無い様に操作パネル
内部の傾斜面に排水弁駆動用モータを取付けることによ
り容易に達成される。こうした構成とすることにより通
常、操作パネルは傾斜しているために、万一結露水が発
生しても流れ落ちるだけで溜まることは無い。しかもパ
ネル裏面に配設されることにより水の流入が無く、また
溢水された場合でも水に触れる心配は全く無い。

〔作用〕

前述の如く、傾斜した操作パネル裏面に取り付けられた
排水弁駆動用モータには、カムが取り付けられ、モータ
の回転によりカムが回動し、カムに取り付けられた可撓
性の連結材により排水弁が引張られ、弁の開閉が行なわ
れる。パネルの傾斜により結露水は流れ落ち、停溜する
ことはない。

また洗濯機の清掃その他の際に水をかけられてもパネル
裏面のために水の侵入がなく、且つまた顧客が排水ホー
スを倒し忘れ水が溢水したとしてもモータ本体には触れ
ることがない。更にパネル取付けのために配線の集中化
ができサービス性も良くなる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。第１
図に於て、ベース１に防振ゴム２で支持されている洗濯
モータ３にはモータプーリ４が固定されており、■ベル
ト５によりプーリ６を駆動し、外枠７内に設けられた洗
濯槽８の底部に固定されたギヤボックス部９内で減速し
、撹拌翼１゜を回転、洗濯を行なうものである。また、
操作パネル１１には洗濯モータ３等の制御部１２及び水
位切換１３などが配設されている。また、はぼ中央付近
には、給水ホース１５により導入された水を、洗濯槽８
または脱水槽１６内に給水するための電磁給水弁１４が
操作パネル１１内部に配設されている。

さて、使用者が洗濯を行なう際には、給水ホース１５を
電磁給水弁１４に接続する。次に水位切換１３により好
みの洗濯水位を選択し、洗濯槽８内に衣類を投入する。

しかる後、操作パネル１１内の制御部１２を操作するこ
とにより、マイコン等の制御部１２から電磁給水弁１４
に弁の開放指令が伝達され、洗濯槽８内に水が自動給水
される。

水位切換１３により指定された水位位置まで水が給水さ
れると、図示はしないが操作パネル１１内の圧力スイッ
チにより給水停止の信号が出され、その後自動的に洗濯
を開始するものである。また、操作パネル１１内には、
排水モータ１７が配設され、連結材１８により内部の配
管部に接続されている。

さて、第２図に於いて、洗濯が終了し排水行程の段にな
ると、第６図、第７図にも示すように、制御部１２から
排水信号が出され、２７のトライアックがＯＮＬ、、中
立リーフ２５とリーフａ２４が接続されている場合（（
Ｉ）の場合）、排水モータ１７が回動を開始し、カム２
０が回り、同時に連結材１８を引張る。これにより弁操
作管２８が引張り上げられ、付随している弁体３２及び
弁リップ３３が引き上げられて排水ホース３５より水が
流出する。排水モータ１７が更に回転して、カム２０の
段差で状態検知スイッチ２２内のダボ４１が（ＩＩ）の
状態となると排水モータ１７が停止し、弁は全開のまま
で止まる。このようにして、弁の開閉が小形の同期モー
タを用いることにより、従来のマグネットなどと異なり
、衝撃音を伴わずに静かに弁の開閉を行なうことができ
る。弁閉の時は同様のカム回動により連結材１８がゆる
められ、バネ２９の付勢により、弁リップ３３が水を止
める。第３図にも示す如く、弁の開閉による連結材１８
の移動距離はＳとなる。

さて、ここで排水モータ１７は従来、パネルボックス３
０内に設置されたり、全自動式洗濯機の場合は排水弁開
閉近傍に取り付けられているのが普通であった。しかし
、この場合、例えば前者では万一顧客が排水ホースを倒
し忘れた場合あるいは排水ホースは糸屑等で詰まった場
合での溢水事故により排水モータ１７が水没する可能性
があった。また結露水が発生した場合などは逃げ道が無
く停溜し、絶縁劣化を起こす恐れもある。また後者の場
合には、電圧的排水弁操作であるが為に、モータが故障
した場合や停電の場合には、簡単に排水を行なうことが
できなく、サービス性が悪かった。更に両者共通の点で
は、結線の集中化が為されず、組立性が悪く、且つまた
コスト的にも不利なものであった。

そこで、本発明では第５図にも示す如く、通常傾斜して
いる操作パネル１１の傾斜面に直接排水モータ１７を保
持している防塵用のモータケース１９を取り付け、連結
材１８と継ぐ構成とした。

連結材１８は可どう性とすることにより、カム２０上の
ビン２１から直接弁操作管２８まで連結することが可能
で、作業性も良い。傾斜面に取り付けられていることに
より、結露水が発生しても停電することなく下に流れ落
ちる。しかも直接操作パネル１１の裏面であるから外部
の水がかかる恐れもない。しかも、本構成とすることに
より、リード線束が全てパネル内に集束可能であり、サ
ービス性向上となるばかりか組立性・作業性をも向上す
ることができる。

〔発明の効果〕

以上、本発明によれば、パネルボックス３０上あるいは
排水弁機構近傍に排水モータ１７を設置するのに比べ、
操作パネル１１上の傾斜面に排水モータ１７を取付ける
ことにより、排水モータ１７への結露水、及び流入出を
防止でき、電気的及び絶縁的に有効な構造とできる。し
かも操作パネル１１と排水モータ１７を一体化できるた
めに、リード線配線を集中化でき、コスト的にも有利に
でき且つまたサービス性も向上できる。モータ駆動によ
る排水弁機構は停電あるいはモータ故障となった場合に
、通常排水作業が困難であるが、本発明によれば、簡単
に手動でも排水でき、サービス性・取扱性的にも有効で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す洗濯機の縦断面図、
第２図は第１図の側方断面図、第３図は本発明の排水モ
ータを示す操作パネルの正面断面図、第４図は第３図の
下方祖国、第５図は操作パネル内の側方断面詳細図、第
６図及び第７図はカムの回動と接片（リーフ）の状態図
とその電気回路図である。 １１・・・操作パネル、１７・・・排水モータ、１８・
・・連結材、２０・・・カム、２１・・・ピン、２８・
・・弁操作管。 竿２０ を ろ 口 （互う 芽 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、排水弁駆動用モータにより排水弁を開閉する機構を
   備えた洗濯機に於いて、当該モータ本体を操作パネル裏
   面に取付け、モータと排水弁機構を可撓性の連結部材を
   用いて継ぐことを特徴とした洗濯機。