JP6072572B2 - 手乾燥装置及び手乾燥装置付き洗面台 - Google Patents

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Description

本発明は、手乾燥装置及び手乾燥装置付き洗面台に関するものである。
従来の手乾燥装置として、例えば「本体2内に設けた送風手段4と、本体2内に送風空気を取り込む吸込口6と、前記送風手段4からの送風空気を吹き出す吹出しノズル5を設けた洗面台26のカウンター29上部で使用する手乾燥装置1において、この手乾燥装置1の本体2を固定し荷重を下面で受けて支える略L字形の固定板11Aと、この固定板11Aの裏面に接着部A12Aとこの接着部A12Aに対応する形で壁面に設けた接着部B13Aからなる接着手段14Aを設けた」というものがある(例えば、特許文献1参照)。そして、この手乾燥装置では、本体に設けた電源コードを、壁面のコンセントに差し込むことで電源からの電力が供給されるようになっている。
特開2002−177164号公報([0034]、[0035])
一般的な手乾燥装置は、手洗いの後に手を乾燥させる本来の目的から、洗面台近傍に設置される。洗面台は、手洗い後の飛沫で通常、濡れた状態にあり、洗面ボウルには水が溜められている状態もある。また、特に自動水栓の場合は、異物などが近傍に落下すると開栓されて通水するため、洗面ボウルに水が溜められた状態と同様になる。
一方、手洗いの直後にいつでも手乾燥装置を使用者が使えるように、少なくとも日中において手乾燥装置は常に通電状態にある。このような設置環境にあっては、本体が常に通電状態にあることから、濡れた状態の洗面台や洗面ボウルに手乾燥装置が落下した場合、感電する恐れがある。つまり、手乾燥装置が落下した際に電源コードが付いたままの状態で制御回路に電力が供給されていると、電源コード接続部分や本体内に設けた制御回路の接続部分等が濡れて漏電や感電の恐れがある。
このため、このようなことが起こらないよう、手乾燥装置の本体を近傍の壁や洗面台に強固に固定しておく必要がある。よって、特許文献1のような従来の手乾燥装置では、本体を設置するために洗面台やその壁面に穴を開け、その穴を介して固定具で固定しなければならず、施工性が悪いという問題があった。
具体的な固定方法として、特許文献1ではL字型や逆T字型の固定板を洗面台壁面や洗面台面に接着剤や両面テープで接着し、その固定板と手乾燥装置とを金具で固定している。しかしながら、固定板の接着点から離れた位置で本体に力が加わると、固定板にも大きな回転力がかかり、本体が固定板と共に洗面台から外れて転倒する可能性がある。また洗面台に接着された固定板から本体のみが外れて転倒する可能性もある。このように転倒した場合には、依然として漏電や感電の問題があり、特許文献1では、漏電や感電を防止する上での確実性が乏しいという問題があった。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、構造を複雑化せずに施工性を簡易にし、安全な手乾燥装置及び手乾燥装置付き洗面台を提供することを目的とする。
本発明に係る手乾燥装置は、本体と、本体内に設けられ、非接触電力伝送により本体外の給電装置から伝送された電力を受電すると共に、本体が倒れた場合には給電装置からの受電を停止する受電装置と、本体内に設けられ、受電装置で受電した電力を電源として気流を発生させる気流発生装置と、気流発生装置からの気流を本体外に吹き出す、本体に設けられたノズルと、本体内に設けられ、受電装置で受電した電力を電源として気流発生装置の動作を制御する制御回路とを備えたものである。
本発明によれば、構造を複雑化せずに施工性を簡易にし、また、本体が転倒して洗面台や洗面ボウルに落下しても、漏電や感電を防ぐことが可能な安全な手乾燥装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1における手乾燥装置付き洗面台周囲の概略側断面図である。 本発明の実施の形態1における手乾燥装置の側断面図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における手乾燥装置付き洗面台周囲の概略側断面図である。図2は、本発明の実施の形態1における手乾燥装置の側断面図である。図2の矢印は空気の流れを示している。
手乾燥装置は、本体1内に、モーター10aと、モーター10aによって回転するターボファン10bとを備えた高圧空気流発生装置10と、高圧空気流発生装置10の動作を制御する制御回路17とが組み込まれた構成を有する。本体1は、一部開放されているものの両端が閉塞された全体略筒形状に構成されており、筒形状部分の上端部は使用者側に略水平方向に突出し、その突出した部分の下面には、高圧空気流発生装置10で生成された高圧空気流を手挿入空間18に吹き出すためのノズル15が形成されている。
また、本体1には、吸気口11と、吸気口11から取り入れた空気を高圧空気流発生装置10に導く吸気風路12と、高圧空気流発生装置10で生成された高圧空気流をノズル15に導く排気風路14とが形成されている。そして、吸気風路12にはエアフィルター13が配置されている。また、本体1においてノズル15の奥には、手を洗った使用者が手を手乾燥装置に近づけたことを検知するためのセンサー16が配置されている。このセンサー16で、使用者の手が手乾燥装置のノズル15から所定の範囲に存在することが検知されると、高圧空気流発生装置10が駆動される。
このように構成された手乾燥装置は洗面台7上に設置され、ノズル15の下部から洗面台7の洗面ボウル8とによって囲まれる領域が手挿入空間18となっている。つまり、手挿入空間18は、使用者側(洗面ボウル8側)の前方と両側方とが開放した空間となっている。また、その手挿入空間18は、手を差し出した状態で違和感や不安感を抱くことのない、目視可能の状態で自由に手を抜き差しできる幅と高さ及び奥行きを有している。
手挿入空間18に手を挿入すると、ノズル15の奥に取り付けられたセンサー16が手を検知し、高圧空気流発生装置10が駆動する。これにより、吸気口11から外部空気が吸気され、その吸い込まれた空気が、吸気風路12を通って、エアフィルター13を介して高圧空気流発生装置10に流入して高圧化される。高圧空気流発生装置10で生成された高圧空気流は、排気風路14を通ってノズル15に達し、ノズル15で高速化され、水分を吹き飛ばすのに十分な乾燥用作動空気流としての高速空気流を手挿入空間18に向けて吹き出す。このようにして手挿入空間18に吹き出された高速空気流により、手に付着した水滴が除去される。
手挿入空間18に挿入された手から吹き飛ばされた水滴は、手挿入空間18下方の洗面ボウル8に回収され、洗面ボウル8内の排水口9より排水される。洗面ボウル8に回収された水滴は排水口9より排水されるため、従来の手乾燥装置のようなドレン容器を清掃するといった作業を排除でき、メンテナンス性を向上することができる。
また、本実施の形態1の特徴的な構成として、本体1内の底面に受電装置2が内蔵されている。また、手乾燥装置が設置された洗面台7において、手乾燥装置が設置された側と反対側の面には、手乾燥装置に給電するための給電装置3が設置されている。給電装置3は、洗面台7内の電源コンセント(図示せず)に電源線6で接続される。給電装置3は給電コイル4及び給電回路5を備えている。
このように構成された手乾燥装置では、給電装置3は電源線6を通じて常時、通電状態にある。そして、給電装置3内の給電回路5を通じて給電コイル4に電流が流れ、電磁誘導の効果により、給電コイル4で発生する磁束を媒介して本体1内の受電装置2に起電力が発生する。この起電力を本体1の電源として利用する。なお、上記では電磁誘導方式のワイヤレス給電について説明したが、電磁界共鳴方式でもよく、非接触電力伝送により給電装置3から受電装置2に給電できる方式であればなんでもよい。
そして、何らかの外力により手乾燥装置の本体1が倒れた場合、本体1の底面は洗面台7から離れることになり、給電コイル4と受電装置2との距離が離れる。このため、受電装置2には起電力が発生しなくなり、本体1の通電が停止する。このように本体1に通電がなされないため、洗面台7や洗面ボウル8が濡れていても、本体1からの漏電及び感電の原因になることがない。このため、安全な手乾燥装置を得ることができる。また、本体1には本体1外部に繋がる電源線がないため、意匠性が高いと共に、洗面台7に付着した洗剤成分で電源線が腐食するようなこともない。
このように、手乾燥装置の本体1が仮に倒れても、漏電及び感電の危険性がないため、本体1が倒れるほどに特段の外力が働かない使用環境では、必ずしも本体1を洗面台7に固定する必要がなく、施工性を簡易とすることができる。また、子供などの悪戯が懸念される場合は、本体1の底面と洗面台7とを固定してもよいが、その場合も、必ずしも強固な固定手段を用いなくてもよく、両面テープ等の簡易な固定手段を用いて固定すればよい。
なお、本発明は手乾燥装置における受電装置2以外の構成、例えば本体1の形状や各部の配置位置等については図1及び図2に示したものに限定されたものではない。本発明は、要は、手乾燥装置を駆動するための電力供給が、電源側から非接触電力伝送により行われる構成を備えていればよい。
1 本体、2 受電装置、3 給電装置、4 給電コイル、5 給電回路、6 電源線、7 洗面台、8 洗面ボウル、9 排水口、10 高圧空気流発生装置、10a モーター、10b ターボファン、11 吸気口、12 吸気風路、13 エアフィルター、14 排気風路、15 ノズル、16 センサー、17 制御回路、18 手挿入空間。

Claims (3)

  1. 本体と、
    前記本体内に設けられ、非接触電力伝送により前記本体外の給電装置から伝送された電力を受電すると共に、前記本体が倒れた場合には前記給電装置からの受電を停止する受電装置と、
    前記本体内に設けられ、前記受電装置で受電した電力を電源として気流を発生させる気流発生装置と、
    前記気流発生装置からの気流を前記本体外に吹き出す、前記本体に設けられたノズルと、
    前記本体内に設けられ、前記受電装置で受電した電力を電源として前記気流発生装置の動作を制御する制御回路とを備えたことを特徴とする手乾燥装置。
  2. 請求項1記載の手乾燥装置と、前記給電装置とを備えた
    ことを特徴とする手乾燥装置付き洗面台。
  3. 前記洗面台の水平部に前記手乾燥装置が設置され、前記手乾燥装置の前記本体内の底面に前記受電装置が設けられており、また、前記洗面台の前記水平部の裏面に前記給電装置が設置されていることを特徴とする請求項2記載の手乾燥装置付き洗面台。
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