JP2011090983A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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和範 武智
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Abstract

【課題】吸気口近傍にこぼした液体の膜が吸気口に張るのを防ぎ、本体内に液体を吸い込んでしまわないようにすること。
【解決手段】吸気口16近傍にこぼした液体が吸気口16側に吸い寄せられても吸気口16下方を垂直な仕切り壁20としているため仕切り壁20には液体の膜が張らず、仕切り壁20の上に吸気口16を設けているため液体と冷却ファン15の間隔が狭まらず本体11内に液体を吸い込んでしまわないようにすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、本体底面に吸気保護具を有した誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器としては、設置面に敷かれた敷物が吸気孔に張り付いて吸気できなくなるのを防ぐため、本体内に取り付けた冷却ファンを囲う籠体と、その側面から伸びた吸気保護具で吸気口を保護しているものがあった(例えば、特許文献1参照)。
その構成は図6〜図7に示すように、本体1の上方には被加熱物を据え置くためのトッププレート2が設けられ、トッププレート2の下部には被加熱物を電磁誘導によって加熱する誘導加熱コイル3が設けられている。誘導加熱コイル3は本体1内に設けた制御回路4によって駆動され、本体底面1aには誘導加熱コイル3と制御回路4を冷却するための冷却ファン5が取り付けられている。また、本体底面1aには冷却ファン5を囲い外気を導入するために籠体6aと、籠体6aの側面から伸びた吸気ガイド6bで形成された吸気保護具6が設けられている。籠体6aは冷却ファン5に手などが触れないようにするため、格子状に形成されている。
特開2002−100465号公報
しかしながら従来の構成では、吸気保護具6の近傍に水などの液体をこぼすと、液体が冷却ファン5に吸い寄せられて籠体6aに付着し表面張力によって格子間に膜を張ってしまう。すると、液体と冷却ファン5の間隔が近づき、冷却ファン5の吸引力が強い場合には籠体6aから液体を本体1内に吸い込んでしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、本体底面の下方で吸気口の前方に設けられた底面に垂直な前壁と、前記吸気口の後ろ側に設けられた前記底面に垂直な後ろ壁と、前記前壁と後ろ壁の間に形成され前記吸気口の周囲に一方の開口部が臨むように形成されたダクトと、前記吸気口の下方に設けられ前記底面に垂直な仕切り壁とを有する吸気保護具を設けたことによって、吸気口近傍にこぼした液体の膜が吸気口に張るのを防ぎ、本体内に液体を吸い込んでしまわないようにすることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本体の天面を形成するトッププレートと、前記トッププレート上に載置された被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、前記本体底面に設けられた吸気口と、前記吸気口から外気を導入し前記加熱コイルを含む前記本体内の部品を冷却する冷却ファンとを備え、前記本体底面の下方で前記吸気口の前方に設けられた前記底面に垂直な前壁と、前記吸気口の後ろ側に設けられた前記底面に垂直な後ろ壁と、前記前壁と後ろ壁の間に形成され前記吸気口の周囲に一方の開口部が臨むように形成されたダクトと、前記吸気口の下方に設けられ前記底面に垂直な仕切り壁とを有する吸気保護具を設けたものである。
これによって、吸気口近傍にこぼした液体が吸気口側に吸い寄せられても吸気口下方は
垂直な仕切り壁としているため液体の膜が吸気口に張らず、液体と冷却ファンの間隔が狭まらず本体内に液体を吸い込んでしまわないようにすることができるものである。
本発明の誘導加熱調理器は、前記本体底面の下方で前記吸気口の前方に設けられた前記底面に垂直な前壁と、前記吸気口の後ろ側に設けられた前記底面に垂直な後ろ壁と、前記前壁と後ろ壁の間に形成され前記吸気口の周囲に一方の開口部が臨むように形成されたダクトと、前記吸気口の下方に設けられ前記底面に垂直な仕切り壁とを有する吸気保護具を設けたことで、吸気口近傍にこぼした液体が吸気口側に吸い寄せられても吸気口下方は垂直な仕切り壁としているため液体の膜が吸気口に張らず、液体と冷却ファンの間隔が狭まらず本体内に液体を吸い込んでしまわないようにすることができる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の側面方向から見た断面図 同誘導加熱調理器の下面図 同誘導加熱調理器の正面方向から見た断面図 本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器の下面図 本発明の実施の形態3における誘導加熱調理器の下面図 従来例における誘導加熱調理器の側面方向から見た断面図 同誘導加熱調理器の下面図
第1の発明は、本体底面の下方で吸気口の前方に設けられた底面に垂直な前壁と、前記吸気口の後ろ側に設けられた前記底面に垂直な後ろ壁と、前記前壁と前記後ろ壁の間に形成され前記吸気口の周囲に一方の開口部が臨むように形成されたダクトと、前記吸気口の下方に設けられ前記底面に垂直な仕切り壁とを有する吸気保護具を設けたことによって、吸気孔近傍にこぼした液体が吸気口側に吸い寄せられても吸気口下方は垂直な仕切り壁としているため液体の膜が張らず、液体と冷却ファンの間隔が狭まらず本体内に液体を吸い込んでしまわないようにすることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、仕切り壁の形状を前壁から後方に延びて途中で分岐したY字形状としたことによって、前方あるいは後方から液体が吸気口下方に流れてきた時に吸気口下方の液面の上昇を抑え液面が吸気口に近づくのを防ぐことができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、ダクトは吸気口と反対側に複数の外側開口部を設け、前記外側開口部を複数の位置に配置したことによって、敷物が吸い上げられた時にすべての外側開口部が同時に塞がれにくいようにすることができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、吸気口の周囲に臨む開口部ともう一方の開口部との間に第3の開口部をダクトに設けたことによって、敷物が薄い場合でも第3の開口部に敷物が吸い付けられて仕切り壁の形状に沿いにくくなり、吸気口が塞がれることがないようにすることができるものである。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、本体を支持する脚をダクトの外側開口部近傍に配置したもので、脚で敷物を押さえることによって敷物で外側開口部が塞がれるのを防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図3は、本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器を示している。
図に示すように、本体11の上方には被加熱物を据え置くためのトッププレート12が設けられ、トッププレート12の下部には被加熱物を電磁誘導によって加熱する誘導加熱コイル(加熱コイル)13が設けられている。誘導加熱コイル13は本体11内に設けた制御回路14によって駆動され、本体底面11aには誘導加熱コイル13と制御回路14を冷却するための冷却ファン15が取り付けられている。また、本体底面11aには外気を冷却ファン15に導入するための吸気口16が設けられている。吸気口16の外側には吸気保護具17が設けられ、吸気保護具17は吸気口16の前方に設けられ本体底面11aに垂直な前壁18と、吸気口16の後方に設けられ本体底面11aに垂直な後ろ壁22と、後ろ前壁18と後ろ壁22の間に形成されたダクト19と、吸気口16の下方に設けられ本体底面11aに垂直な仕切り壁20で構成されている。ダクト19には吸気口16の周囲に臨む吸気口側開口部19aと、反対側に複数の外側開口部19bが設けられ、外側開口部19bは位置を変えて複数箇所に配置し、すべての外側開口部19bが同時に塞がれてしまわないようにしてある。また、外側開口部19bの近傍には本体11を支える脚21が配置されている。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、本体11をテーブルなどの設置面上に設置し、トッププレート12の上に被加熱物(鍋等)を置き通電する。すると、制御回路14によって誘導加熱コイル13が駆動され、電磁誘導によって被加熱物が加熱される。この時、誘導加熱コイル13と制御回路14を冷却するために冷却ファン15が回転し、吸気口16から外気を吸い込む。
本体11の下に紙やビニールクロス等の敷物が敷かれていた場合には、冷却ファン15が回転することで敷物が吸い上げられるが前壁18、ダクト19、仕切り壁20、後ろ壁22に阻まれ吸気口16が塞がれることはない。また、外側開口部19bの近傍に脚21を配置し敷物を押さえることで、敷物が吸い上げられて外側開口部19bを塞ぐのを防いでいる。このようにして仕切り壁20の下に敷物が吸い付いて塞がれてもダクト19の外側から外気を吸い込むことができるため、本体11内の冷却が可能である。
一方、吸気口16近傍に液体をこぼした場合には、冷却ファン15によって液体が吸気口16側に吸い寄せられる。しかし、吸気口16の下方は垂直な仕切り壁20としているため仕切り壁20には籠体のように液体の膜が張らず、その上に吸気口16を設けているため液体と冷却ファン15の間隔が狭まらず本体11内に液体を吸い込んでしまうことがない。
このように、本実施の形態においては、本体底面11aの下方で吸気口16の前方に設けられた底面に垂直な前壁18と、吸気口16の後方に設けられ本体底面11aに垂直な後ろ壁22と、前壁18と後ろ壁22との間に形成され吸気口16の周囲に一方の開口部が臨むように形成されたダクト19と、吸気口16の下方に設けられ前記底面に垂直な仕切り壁20とを有する吸気保護具17を設けたことによって、吸気部近傍にこぼした液体が吸気口16側に吸い寄せられても吸気口16下方は垂直な仕切り壁20としているため仕切り壁20には液体の膜が張らず、仕切り壁20の上に吸気口16を設けているため液体と冷却ファン15の間隔が狭まらず本体内に液体を吸い込んでしまわないようにすることができるものである。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器を示している。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態における誘導加熱調理器は、仕切り壁20の形状を前壁18から後方に延びて途中で分岐したY字形状としてある。本体11前面に液体をこぼし液体が前方から吸気口16の下方に流れてきた時には堰き止めず斜め後方に液体を流すことで、吸気口16下方の液面の上昇を小さく抑えることができる。また、本体11の後ろ側に液体をこぼし液体が後方から吸気口16の下方に流れてきた時には吸気口側開口部19a横の吸引力が強い部分への液体の流入を少なくし液面が吸気口に近づくのを防ぐことができる。
このように、本実施の形態においては、仕切り壁20の形状を前壁18から後方に延びて途中で分岐したY字形状としたことによって、前方あるいは後方から液体が吸気口16下方に流れてきた時に吸気口16下方の液面の上昇を小さく抑え液面が吸気口16に近づくのを防ぐことができる。したがって、液体と冷却ファン15の間隔を維持できるので、液体を本体11内に吸い込みにくくできる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3における誘導加熱調理器を示している。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態における誘導加熱調理器は、ダクト19に吸気口側開口部19aと外側開口部19bの間に第3の開口部19cを設けてある。本体11の下に敷いた敷物が薄いと、冷却ファン15が回転した時に敷物が仕切り壁20の形状に沿って吸気口16に近づく。しかし、第3の開口部19cを設けてあることで、敷物が第3の開口部19cに吸い付けられ仕切り壁20の形状に沿いにくくなる。従って、敷物が薄い場合でも吸気口16が塞がれることがない。
このように、本実施の形態においては、吸気口側開口部19aと外側開口部19bの間に第3の開口部19cを設けことにより、敷物が薄い場合でも敷物が仕切り壁20の形状に沿いにくく吸気口16が塞がれることがない。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は吸気口の下にこぼした液体と冷却ファンの間隔を保ち本体内に液体を吸い込んでしまわないようにすることができるので、本体の底面に吸気口を備える電気器具全般に適用できる。
11 本体
11a 本体底面
12 トッププレート
13 誘導加熱コイル(加熱コイル)
15 冷却ファン
16 吸気口
17 吸気保護具
18 前壁
19 ダクト
19a 吸気口側開口部(周囲に臨む開口部)
19b 外側開口部
19c 第3の開口部
20 仕切り壁
21 脚
22 後ろ壁

Claims (5)

  1. 本体の天面を形成するトッププレートと、前記トッププレート上に載置された被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、前記本体底面に設けられた吸気口と、前記吸気口から外気を導入し前記加熱コイルを含む前記本体内の部品を冷却する冷却ファンとを備え、前記本体底面の下方で前記吸気口の前方に設けられた前記底面に垂直な前壁と、前記吸気口の後ろ側に設けられた前記底面に垂直な後ろ壁と、前記前壁と前記後ろ壁の間に形成され前記吸気口の周囲に一方の開口部が臨むように形成されたダクトと、前記吸気口の下方に設けられ前記底面に垂直な仕切り壁とを有する吸気保護具を設けた誘導加熱調理器。
  2. 仕切り壁は前壁から後方に延びて途中で分岐したY字形状とした請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. ダクトは吸気口と反対側に複数の外側開口部を設け、前記外側開口部を複数の位置に配置した請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
  4. ダクトは吸気口の周囲に臨む開口部と外側開口部との間に第3の開口部を設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  5. 本体底面で本体を支持する脚がダクトの外側開口部近傍に配置された請求項1〜4のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP4321807A1 (en) * 2022-08-12 2024-02-14 LG Electronics Inc. Freestanding electric range

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