JP2016073533A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】風呂水を浄水化するためのユニットを備えるために必要なスペースを極力抑えることができる洗濯機を提供する。【解決手段】本実施形態に係る洗濯機は、洗濯機本体と、前記洗濯機本体に設けられ、吸水ホースを通して風呂水を吸水する風呂水ポンプと、前記吸水ホースと前記風呂水ポンプとの間に設けられ、前記風呂水ポンプにより吸い込まれる風呂水に紫外線を照射する紫外線照射ユニットと、を備え、前記紫外線照射ユニットは、前記洗濯機本体に着脱可能である。【選択図】図1

Description

本実施形態は、洗濯機に関する。
洗濯機においては、節水などの目的により、水道とは別の水源である風呂水を使用する場合がある。この場合、風呂水は、洗濯機本体に設けられた風呂水ポンプにより吸い上げられて槽内に供給される。ところで、風呂水は、既に入浴により使用した水であることから雑菌や異物が含まれることが懸念される。そのため、風呂水を浄水化するための種々のユニットが考えられている。例えば特許文献1には、濾過装置と、紫外線ランプを有する除菌装置とを備えるユニットが開示されている。
しかしながら、特許文献1のユニットは、濾過装置および除菌装置という2つの装置を備える構成であることから、ユニット全体としての大型化や重量化を避けられない。そのため、このユニットは、洗濯機の近傍において床面に設置して使用するものとなっている。ところが、一般的な家庭において洗濯機の近傍の床面に、このようなユニットを設置するためのスペースを確保することは困難である。
特開2013−81733号公報
本実施形態は、風呂水を浄水化するためのユニットを備えるために必要なスペースを極力抑えることができる洗濯機を提供する。
本実施形態に係る洗濯機は、洗濯機本体と、風呂水ポンプと、紫外線照射ユニットと、を備える。風呂水ポンプは、洗濯機本体に設けられ、吸水ホースを通して風呂水を吸水する。紫外線照射ユニットは、吸水ホースと風呂水ポンプとの間に設けられ、風呂水ポンプにより吸い込まれる風呂水に紫外線を照射する。そして、紫外線照射ユニットは、洗濯機本体に着脱可能である。
第1実施形態に係る洗濯機の構成例を概略的に示す縦断面図 紫外線照射ユニットが取り外された状態を示す洗濯機の斜視図 紫外線照射ユニットが取り付けられた状態を示す洗濯機の斜視図 洗濯機による風呂水の給水動作の一例を示すフローチャート 第2実施形態に係る洗濯機の構成例を概略的に示す縦断面図 洗濯機による風呂水の給水動作の一例を示すフローチャート 第3実施形態に係る洗濯機の構成例を概略的に示す縦断面図 洗濯機による風呂水の給水動作の一例を示すフローチャート 第4実施形態に係る洗濯機の構成例を概略的に示す縦断面図 紫外線照射ユニットが取り外された状態を示す洗濯機の斜視図
以下、洗濯機に係る複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態で実質的に同一の要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
図1に例示する洗濯機10は、いわゆる縦軸型の全自動洗濯機であり、その外殻を構成する洗濯機本体11の内部に、水槽12、給水弁13、風呂水ポンプ14、注水ケース15などを備える。水槽12は、上部が開放した有底円筒状をなしており、図示しない弾性吊持機構により洗濯機本体11に弾性的に支持されている。この水槽12の内部には、図示しない有底円筒状の回転槽が回転可能に配設されている。また、水槽12の外底部には、駆動部16が設けられている。この駆動部16は、モータおよびクラッチ機構を有しており、回転槽内の底部に設けられた図示しないパルセータのみを回転させる状態と、回転槽およびパルセータを一体的に回転させる状態とに切り換え可能な構成となっている。
給水弁13は、水道水の流入口となる水道水流入口13aおよび水道水の流出口となる水道水流出口13bを有する。図2に示すように、水道水流入口13aは、洗濯機本体11の上面後部を構成するバックカバー17の孔部17aに挿通されており、バックカバー17の上面から上方に向かって突出している。水道水流入口13aには、水道の蛇口に接続された機外給水ホース18の先端部18aが水密に接続される。水道水流出口13bは、注水ケース15の水道水流入口15aに水密に接続されている。なお、給水弁13は、水道水流入口13aから流入する水道水を呼び水として風呂水ポンプ14に供給するための図示しない呼び水流出口を備える。そして、給水弁13は、水道水流入口13aから流入する水道水を水道水流出口13bから流出する状態と、呼び水流出口から流出する状態とに切り換え可能となっている。
風呂水ポンプ14は、風呂水の流入口となる風呂水流入口14aおよび風呂水の流出口となる風呂水流出口14bを有する。風呂水流入口14aは、バックカバー17の孔部17b内において、上方に向かって設けられている。なお、風呂水流入口14aは、その先端部がバックカバー17よりも低くなっており、従って、バックカバー17の上面から突出していない。風呂水流出口14bは、注水ケース15の風呂水流入口15bに水密に接続されている。また、風呂水ポンプ14は、呼び水の流入口となる図示しない呼び水流入口を備える。この呼び水流入口には、給水弁13の呼び水流出口が水密に接続されており、当該呼び水流出口からの呼び水が流入するようになっている。
注水ケース15は、水槽12内に対向する図示しない給水口を備える。注水ケース15は、給水弁13から流入する水道水あるいは風呂水ポンプ14から流入する風呂水を給水口から水槽12内に供給する。風呂水ポンプ14は、基本的には、その風呂水流入口14aに吸水ホース19の一端部が接続され、且つ、当該吸水ホース19の他端部が浴槽B内に投入された状態で駆動されることにより、吸水ホース19を通して浴槽B内の風呂水を吸引して注水ケース15に供給するものである。しかし、本実施形態では、吸水ホース19の一端部が風呂水ポンプ14の風呂水流入口14aに直接的に接続される構成ではなく、吸水ホース19と風呂水ポンプ14との間に紫外線照射ユニット100を介在させる構成となっている。この紫外線照射ユニット100の構成については後述する。
洗濯機10は、当該洗濯機10の動作全般を制御する制御装置21を備える。この制御装置21は、制御プログラムを実行することにより連動制御部22をソフトウェアにより仮想的に実現する。連動制御部22は、連動制御手段の一例であり、風呂水ポンプ14の駆動と紫外線照射ユニット100の駆動を連動させる連動制御を実行する。なお、連動制御部22は、ハードウェアにより構成してもよい。
次に、紫外線照射ユニット100の構成について説明する。即ち、紫外線照射ユニット100は、洗濯機本体11に着脱可能に構成されるものであり、風呂水の流入口となる風呂水流入口101および風呂水の流出口となる風呂水流出口102を有する。風呂水流入口101は、この場合、紫外線照射ユニット100の上部に設けられている。風呂水流入口101には、吸水ホース19の一端部が水密に接続される。また、風呂水流出口102は、この場合、紫外線照射ユニット100の下部に設けられている。紫外線照射ユニット100が洗濯機本体11に取り付けられることに伴い、この風呂水流出口102には、風呂水ポンプ14の風呂水流入口14aが水密に接続されるようになっている。紫外線照射ユニット100は、風呂水流入口101と風呂水流出口102との間に図示しない通水経路を有する。そして、紫外線照射ユニット100は、この通水経路内を流れる風呂水に紫外線を照射する紫外線ランプ103を備える。
また、図2に示すように、紫外線照射ユニット100は、その下部の縁部に延出壁部104を有する。延出壁部104は、紫外線照射ユニット100の底部から下方に向かって延出しており、紫外線照射ユニット100の長手方向に沿う長辺部104aと紫外線照射ユニット100の短手方向に沿う短辺部104bを有する。この場合、長辺部104aと短辺部104bは、互いに直角となるように連結された構成となっている。また、長辺部104aには、内側に向かって突出する爪部104cが設けられており、短辺部104bには、内側に向かって突出する爪部104dが設けられている。
また、紫外線照射ユニット100は、その側面、この場合、短辺部104bとは反対側の側面の下部に共締め片部105を有する。共締め片部105は、紫外線照射ユニット100の側面から横方向に向かって延出する板状の形状をなしている。また、共締め片部105は、その先端部が半円状に形成されている。また、共締め片部105は、当該共締め片部105を貫通する貫通孔105aを有している。
紫外線照射ユニット100が洗濯機本体11に取り付けられる際には、爪部104cが洗濯機本体11の背面に設けられた係止孔11aに係止され、爪部104dが洗濯機本体11の側面に設けられた係止孔11bに係止される。また、共締め片部105の貫通孔105aに給水弁13の水道水流入口13aが挿通され、この状態で、当該水道水流入口13aの先端部に機外給水ホース18の先端部18aが接続される。このようにして、図3に示すように、紫外線照射ユニット100は、洗濯機本体11に着脱可能に装着される。
また、紫外線照射ユニット100は、洗濯機本体11内に設けられた電源ユニット31から電力が供給される構成である。電源ユニット31は、電力供給部の一例であり、洗濯機10の給水弁13、風呂水ポンプ14、駆動部16などといった各種の電気的な構成要素を動作させるための電力を供給するものである。この場合、紫外線照射ユニット100と電源ユニット31との電気的な接続は、紫外線照射ユニット100から延びるコネクタ106と電源ユニット31から延びるコネクタ32とを洗濯機本体11の外部において有線により接続する構成である。
また、洗濯機本体11内の制御装置21は、これらコネクタ32,106からなる電源ラインを介して、紫外線照射ユニット100との間で各種通信を行うように構成されている。この電源ラインを介して通信される信号には、制御装置21から紫外線照射ユニット100に与えられる動作制御信号が含まれる。紫外線照射ユニット100は、制御装置21から与えられる動作制御信号に基づいて紫外線ランプ103のオン/オフを制御するようになっている。
次に、洗濯機10による風呂水の給水動作の一例について説明する。即ち、図4に示すように、洗濯機10は、風呂水の給水動作を開始すると、まず、給水弁13をオンして風呂水ポンプ14に呼び水を供給する(A1)。そして、洗濯機10は、風呂水ポンプ14をオンする(A2)。洗濯機10は、風呂水ポンプ14をオンすると、図示しないタイマ回路により、風呂水ポンプ14の駆動を開始してからの経過時間を計時する。そして、洗濯機10は、風呂水ポンプ14の駆動開始からの経過時間が所定時間に到達すると(A3:YES)、紫外線照射ユニット100の駆動を開始する(A4)。つまり、洗濯機10は、紫外線ランプ103をオンする。
これにより、風呂水ポンプ14により吸水される風呂水は、紫外線照射ユニット100において紫外線が照射された上で水槽12内に供給されるようになる。そして、洗濯機10は、後続の洗い行程に移行する(A5)。なお、ステップA3における所定時間は、適宜調整して設定することができるが、好ましくは、風呂水ポンプ14の駆動を開始してから風呂水が風呂水ポンプ14に到達するまでに要する時間として一般的に想定される時間を設定するとよい。また、例えば洗濯機10の機種や風呂水ポンプ14の性能などに起因して、想定される時間が複数となる場合には、それら複数の想定時間のうち最も短い時間を所定時間として設定するとよい。
本実施形態に係る洗濯機10によれば、吸水ホース19と風呂水ポンプ14との間に設けられる紫外線照射ユニット100は、洗濯機本体11に着脱可能である。即ち、本実施形態によれば、風呂水を浄水化するための紫外線照射ユニット100を、洗濯機10の近傍の床面に設置するのではなく、洗濯機本体11に直接的に取り付ける構成とした。従って、洗濯機10の近傍の床面に紫外線照射ユニット100の設置スペースを確保する必要がなく、紫外線照射ユニット100を備えるために必要なスペースを極力抑えることができる。
また、本実施形態によれば、洗濯機本体11内の電源ユニット31から紫外線照射ユニット100に電力を供給する構成である。即ち、洗濯機本体11内に備えられている既設の電源ユニット31により紫外線照射ユニット100に電力を供給する構成としたので、紫外線照射ユニット100のための専用の電源ユニットを設ける必要がない。
また、本実施形態によれば、風呂水ポンプ14の駆動と紫外線照射ユニット100の駆動とを連動させるようにした。これにより、風呂水が吸水されているときに合わせて紫外線を照射することができ、紫外線の照射が無駄に行われてしまうことを回避することができる。
また、本実施形態によれば、風呂水ポンプ14の駆動と紫外線照射ユニット100の駆動とを連動させる連動制御として、風呂水ポンプ14の駆動開始から所定時間経過後に紫外線照射ユニット100の駆動を開始する制御を採用している。このように風呂水の吸水時間に基づいて連動制御を行うことで、紫外線照射ユニット100の駆動を、より正確に風呂水ポンプ14の駆動に合わせることができる。
(第2実施形態)
図5に例示するように、紫外線照射ユニット100は、水検知センサ201を備える。水検知センサ201は、水検知手段の一例であり、紫外線照射ユニット100の通水経路を流れる水を検知するものである。水検知センサ201としては、水を検知可能な構成であれば種々のセンサを採用することができる。例えば、水検知センサ201は、通水経路を流れる水の温度を検知するサーミスタで構成してもよいし、水が接触することで導通状態となる電極で構成してもよいし、水の流れを機械的に検知する流水計で構成してもよい。
次に、本実施形態による風呂水の給水動作の一例について説明する。即ち、図6に示すように、洗濯機10は、風呂水の給水動作を開始すると、給水弁13をオンして風呂水ポンプ14に呼び水を供給し(B1)、続いて、風呂水ポンプ14をオンする(B2)。洗濯機10は、風呂水ポンプ14をオンすると、水検知センサ201により水が検知されたか否かを監視する(B3)。そして、洗濯機10は、予め設定されている水検知期間内に水検知センサ201により水が検知されると(B3:YES)、紫外線照射ユニット100の駆動を開始する(B4)。そして、洗濯機10は、後続の洗い行程に移行する(B5)。なお、水検知期間は、適宜調整して設定することができる。また、洗濯機10は、水検知期間内に水検知センサ201により水が検知されない場合には(B3:NO)、風呂水ポンプ14をオフして、給水弁13からの給水に切り換える(B6)。これにより、風呂水ポンプ14による風呂水の供給が不調である場合には、水源を水道水に切り換えて洗濯運転を続行することができる。
本実施形態によれば、風呂水ポンプ14の駆動と紫外線照射ユニット100の駆動とを連動させる連動制御として、風呂水ポンプ14の駆動開始後において水検知センサ201により水が検知されることに基づいて紫外線照射ユニット100の駆動を開始する制御を採用している。このように紫外線照射ユニット100に水が存在するか否かに基づいて連動制御を行うことで、紫外線照射ユニット100の駆動を、より正確に風呂水ポンプ14の駆動に合わせることができる。
(第3実施形態)
図7に例示するように、洗濯機10は、水位センサ301を備える。水位センサ301は、水位検知手段の一例であり、水槽12内の水の水位を検知する。水位センサ301は、例えばエアトラップと圧力センサとを備える周知の構成であり、水槽12内の水位に応じて変動するエアトラップ内の圧力の変化に基づいて水位を検知するものである。なお、水位センサ301の構成は、水槽12内の水の水位を検知できるものであれば、種々の構成を採用することができる。
次に、本実施形態による風呂水の給水動作の一例について説明する。即ち、図8に示すように、洗濯機10は、風呂水の給水動作を開始すると、給水弁13をオンして風呂水ポンプ14に呼び水を供給し(C1)、続いて、風呂水ポンプ14をオンする(C2)。洗濯機10は、風呂水ポンプ14をオンすると、水位センサ301により所定水位が検知されたか否かを監視する(C3)。そして、洗濯機10は、予め設定されている水位検知期間内に水位センサ301により所定水位が検知されると(C3:YES)、紫外線照射ユニット100の駆動を開始する(C4)。そして、洗濯機10は、後続の洗い行程に移行する(C5)。
なお、所定水位は、適宜調整して設定することができるが、この場合、洗濯機10において設定可能な複数の水位のうち最低レベルの水位が設定されている。また、水位検知期間は、適宜調整して設定することができるが、この場合、風呂水ポンプ14の駆動を開始してから水槽12内に最低レベルの水位の水が貯められるまでに要する期間として一般的に想定される期間を設定するとよい。また、例えば洗濯機10の機種や風呂水ポンプ14の性能などに起因して、想定される期間が複数となる場合には、それら複数の想定期間のうち最も短い期間を所定の水位検知期間として設定するとよい。
洗濯機10は、水位検知期間内に水位センサ301により所定水位が検知されない場合には(C3:NO)、風呂水ポンプ14をオフして、給水弁13からの給水に切り換える(C6)。これにより、風呂水ポンプ14による風呂水の供給が不調である場合には、水源を水道水に切り換えて洗濯運転を続行することができる。
本実施形態によれば、風呂水ポンプ14の駆動と紫外線照射ユニット100の駆動とを連動させる連動制御として、風呂水ポンプ14の駆動開始後において水位センサ301により所定水位が検知されることに基づいて紫外線照射ユニット100の駆動を開始する制御を採用している。このように水槽12内に所定量の水が供給されたか否かに基づいて連動制御を行うことで、紫外線照射ユニット100の駆動を、より正確に風呂水ポンプ14の駆動に合わせることができる。
(第4実施形態)
図9および図10に例示するように、紫外線照射ユニット100は、その下部に、下方に突出する突出部401を備える。この突出部401は、洗濯機本体11内の電源ユニット31から紫外線照射ユニット100に電力を供給するための電源コネクタ、および、洗濯機本体11内の制御装置21と紫外線照射ユニット100との間で各種の通信を行うための通信コネクタを兼用するものである。
即ち、この突出部401は、その先端部に端子401aを有する。一方、洗濯機本体11のバックカバー17には、突出部401に対応する挿入穴17cが設けられている。この挿入穴17cの底部には、洗濯機本体11内の電源ユニット31および制御装置21に接続された端子17dが設けられている。紫外線照射ユニット100が洗濯機本体11に取り付けられる際には、突出部401が挿入穴17cに挿入される。そして、突出部401の端子401aが挿入穴17c内の端子17dに接続される。これにより、紫外線照射ユニット100が電源ユニット31および制御装置21にそれぞれ電気的に接続され、電源ユニット31から紫外線照射ユニット100への電源の供給、および、紫外線照射ユニット100と制御装置21との間の各種の通信が可能な状態となる。
なお、突出部401の端子401aと挿入穴17c内の端子17dとの接続部分は、図示しないパッキン構造により保護されており、水や埃などの異物の侵入が回避されるようになっている。また、図10に示すように、紫外線照射ユニット100には、突出部401の端子401aと挿入穴17c内の端子17dとの接続を解除して、紫外線照射ユニット100を洗濯機本体11から取り外し可能な状態にするための取り外しボタン402が設けられている。この場合、取り外しボタン402は、紫外線照射ユニット100の側面に設けられており、使用者により操作されるようになっている。なお、紫外線照射ユニット100を洗濯機本体11に取り付けない場合には、挿入穴17cを蓋部材403により塞ぐことが可能である。この蓋部材403は、要するに紫外線照射ユニット100の非装着時に挿入穴17cを塞ぐものであればよく、例えば、挿入穴17cの入口に着脱可能に係止する蓋状の部材で構成してもよいし、粘着剤が塗布されたシールなどで構成してもよい。
本実施形態によれば、紫外線照射ユニット100を洗濯機本体11に取り付けることに伴い、電源ユニット31と紫外線照射ユニット100との間の電源ラインと制御装置21と紫外線照射ユニット100との間の通信ラインを確実に確立することができる。また、これら電源ラインや通信ラインは、外部に露出することなく洗濯機本体11内に確立される。そのため、電源ラインや通信ラインが意図せず断電されてしまうことを回避することができる。
(その他の実施形態)
本実施形態は、上述した複数の実施形態に限定されるものではなく、例えば次のように変形または拡張することができる。
洗濯機本体11内の電源ユニット31から紫外線照射ユニット100への電力の供給は、有線給電に限られるものではなく、いわゆる無線給電により行う構成としてもよい。即ち、洗濯機本体11内および紫外線照射ユニット100内に電力送受電用のコイルを設けて、これらコイル間で給電を行う構成としてもよい。また、洗濯機本体11内の制御装置21と紫外線照射ユニット100との間の各種の通信は、有線通信に限られるものではなく、無線通信により行う構成としてもよい。
また、本実施形態は、水槽12および回転槽の軸方向が横向きであるいわゆる横軸型のドラム式洗濯機にも適用することができる。
本実施形態に係る洗濯機は、洗濯機本体と、風呂水ポンプと、紫外線照射ユニットと、を備える。風呂水ポンプは、洗濯機本体に設けられ、吸水ホースを通して風呂水を吸水する。紫外線照射ユニットは、吸水ホースと風呂水ポンプとの間に設けられ、風呂水ポンプにより吸い込まれる風呂水に紫外線を照射する。そして、紫外線照射ユニットは、洗濯機本体に着脱可能である。この構成によれば、風呂水を浄水化するためのユニットを備えるために必要なスペースを極力抑えることができる。
以上、本発明の複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は洗濯機、11は洗濯機本体、12は水槽、14は風呂水ポンプ、19は吸水ホース、22は連動制御部(連動制御手段)、31は電源ユニット(電力供給部)、100は紫外線照射ユニット、201は水検知センサ(水検知手段)、301は水位センサ(水位検知手段)を示す。

Claims (6)

  1. 洗濯機本体と、
    前記洗濯機本体に設けられ、吸水ホースを通して風呂水を吸水する風呂水ポンプと、
    前記吸水ホースと前記風呂水ポンプとの間に設けられ、前記風呂水ポンプにより吸い込まれる風呂水に紫外線を照射する紫外線照射ユニットと、
    を備え、
    前記紫外線照射ユニットは、前記洗濯機本体に着脱可能である洗濯機。
  2. 前記洗濯機本体内に設けられ、前記紫外線照射ユニットに電力を供給する電力供給部をさらに備える請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記風呂水ポンプの駆動と前記紫外線照射ユニットの駆動を連動させる連動制御を実行する連動制御手段をさらに備える請求項1または2に記載の洗濯機。
  4. 前記連動制御手段による前記連動制御は、前記風呂水ポンプの駆動開始から所定時間経過後に前記紫外線照射ユニットの駆動を開始する制御である請求項3に記載の洗濯機。
  5. 水を検知する水検知手段を前記紫外線照射ユニットに備えており、
    前記連動制御手段による前記連動制御は、前記風呂水ポンプの駆動開始後において前記水検知手段により水が検知されると前記紫外線照射ユニットの駆動を開始する制御である請求項3に記載の洗濯機。
  6. 前記洗濯機本体内に設けられた水槽と、
    前記水槽内の水の水位を検知する水位検知手段と、を備えており、
    前記連動制御手段による前記連動制御は、前記風呂水ポンプの駆動開始後において前記水位検知手段により所定水位が検知されると前記紫外線照射ユニットの駆動を開始する制御である請求項3に記載の洗濯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107829261A (zh) * 2017-11-17 2018-03-23 魔水科技(北京)有限公司 一种洗衣机用消毒杀菌装置
WO2021218461A1 (zh) * 2020-04-28 2021-11-04 青岛海尔洗衣机有限公司 洗衣机

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