JPH0298437A - メタルクラツドマイカ板 - Google Patents

メタルクラツドマイカ板

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JPH0298437A
JPH0298437A JP25151188A JP25151188A JPH0298437A JP H0298437 A JPH0298437 A JP H0298437A JP 25151188 A JP25151188 A JP 25151188A JP 25151188 A JP25151188 A JP 25151188A JP H0298437 A JPH0298437 A JP H0298437A
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JP
Japan
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mica
metal foil
resin
adhesive
metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP25151188A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Kusuhara
昌樹 楠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wakomu KK
Original Assignee
Wakomu KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、加工性、取扱性、曲げ強度に優れたメタルク
ラッドマイカ板に関するもので、その利用分野は厨房、
建材関係などの防災、耐熱を目的とした便利的に使用で
きる加工材に関するものである。
【従来の技術】
通常、ステンレス・アルミニュウムなどの金属製の板あ
るいはフォイルが市販され利用されている。上述の使用
目的により適宜の寸法に切断し、曲げ加工などされる場
合が多い。 〔発明が解決しようとする問題点】 しかし、現在の市販材については、次に述べる欠点があ
る。 即ち、 (1)調理器具などの外周りの防災用として、衝立とか
下敷きに使用する場合とか、あるいは建材の補修用とし
て使用する場合には、一般に切断、折り曲げ加工などを
行うが予想外に便利的に加工し難い面がある。 (2)金属板あるいはフォイルは耐火性に優れるが、熱
器具の保護材として使用する場合、熱伝導性が大きいた
め断熱効果がない。 (3)金属フォイルにおいて、使用中に油側、煮こぼれ
などがこびりついた場合、汚れ除去洗浄がし難いため使
い捨てが多い。 従って、金属板あるいはフォイル単体よりも断熱性に優
れ、便利的に加工し易く、長期間使用に耐える材料が今
なお求められている。 E問題を解決するための手段】 本発明者は、上述した従来の金属板あるいはフォイルの
欠点を解消するために、断熱性があり、加工性、取扱性
に優れ洗浄の容易な厨房用の板材を提供する目的で検討
を行った。 その結果、熱硬化性樹脂あるいは熱可塑性樹脂をバイン
ダーとしてマイカ細片を配合して積層したマイカ板に、
ステンレス、アルミニュウム、銅などの金属フォイルの
片面に接着剤を塗布して、両面あるいは片面貼合せ、上
述の性能を持ったメタルクラッドマイカ板を完成させた
。 〔作用] 耐熱性に優れた樹脂製バインダーを用いてマイカ細片を
板状に積層したマイ力板自体が耐火性、断熱性に優れて
いるうえ、金属フォイルを、少なくともその片面に貼り
合わせているので、曲げ切断、穴明は加工等が容易で、
取り扱い性に優れた厨房用、建築用の板材の板材が得ら
れる。
【実施例】
以下、本発明の詳細な説明する。 本発明に用いられるマイカ板は、エポキシ、ポリエステ
ル、ポリイミド、ウレタン、フェノールなどの熱硬化性
樹脂あるいはポリサルフオン、ポリブタジェン、ポリス
チレンなどの熱可塑性樹脂をバインダーとしたものであ
り、マイカ板の主要素とするマイカ細片は厚さ10〜1
5μm (T) 、辺の長さ 200〜800μm (
D)好ましくはアスペクト比(D/T) 10以上が好
ましい、このようなマイカ細片をロールコーティング法
などで、配向性を有するようにマイカ細片とバインダー
樹脂混合液を離型シート上に均一に所定の厚さになるよ
うに塗布し、加熱乾燥により混合液中に含まれている溶
剤を除去後離型シートよりシート状のプリプレグ(積層
材)を剥離する。 一方、貼合せに用いるステンレス、アルミニュウム、銅
などの金属フォイルの片面に接着材としてエポキシ、イ
ミド、フェノール、ブタジェン、ビニールアセタールな
どの樹脂液を薄く塗布し、常温または加熱乾燥により樹
脂液中に含まれている溶剤を除去する。 か(して作成したマイカプリプレグシートを所定の枚数
重ね、その両面又は片面に接着剤を片側に塗布した金属
フォイル面とを重ね合わせ、鏡面スチール板などで挟ん
でホットプレスにより積層プレスを行って一体的に成形
した積層板を得る。 マイカブリプレッグシートは上述の製造方法によるもの
以外に、集成マイカ箔に上述と同じ組成のバインダーを
塗布し、加熱乾燥して得たものを用いても良い。 本発明のメタルクラッドマイカ板に使用するフォイルは
、接着剤膜層との相関によりマイカ板との適合が効果的
に作用して曲げ加工に耐える弾性を生じ、相乗効果によ
り曲げ強度を補足することができる。このような機能を
発揮できる金属フォイルの厚さは15〜200μmが使
用できるが、好ましくは300〜100mであり、これ
に対するマイカ板の厚さは 100〜500μmが適当
である。 本発明の好ましい実施例を述べる。 実施例 l アスペクト比10以上の平均粒径40〜50メツシユの
マイカ細片100重量部をシランカップリング剤として
γ−グリシドオキシプ口ビルトリメトキシシラン0.5
重量部付着するように処理し、エポキシ樹脂としてエピ
コート82g(シェル化学商品名)  100重量部、
ジアミノジフェニルサルフォノ20重量部、三弗化ホウ
素モノエチルアミン1重量部をメチルエチルケトン10
0重量部で調製したワニス中にマイカ:樹脂固形分が重
量で2:lの割合に混合装置で均一に分散させたスラリ
ー状混合物を得る。そして、ロールコーティング法でポ
リエステルフィルム上に均一な厚みに塗布し、80〜1
00℃で乾燥してからポリエステルフィルムより剥がす
、この方法で801℃厚の均一にマイカ細片を配向した
マイカプリプレグシートを作成する。 次に、50μm厚ステンレスフォイルと50μm硬質ア
ルミニュウムフォイルそれぞれの片面にエポキシ樹脂系
のエピコート 828にポリアミド樹脂(アミン価21
0〜230)を重量比l:lの割合で混合し、メチルエ
チルケトンで粘度調整した接着剤をローラー毛にて均一
に塗布し、30℃以下で乾燥する。 かくして、作成した801℃厚のマイカプリプレグシー
ト3枚を接着剤塗布した50μm厚ステンレスフォイル
と50μm厚アルミニュウムフォイルの接着剤塗布層を
内側にしてサンドイッチ積層し、プレス成形する。 プレス条件は、40Kg/cゴ、160℃、10分プレ
スした後、−度ガス抜きをし、続いて2oKg/crr
?、180℃、60分プレスを行った。 かくして得たメタルクラッドマイカ板は、家庭用鋏によ
り容易に切断加工ができる。また、180°の極端な曲
げに対しても層割れがなく良好な結果を得た。 実施例 2 実施例1のマイカプリプレグシートの作成法に代わり、
アスペクト比10以上、平均粒径40〜50メツシユの
マイカ細片を水に分散し、抄紙機であらかじめ抄紙して
集成した80μm厚マイカ箔に実施例1と同じ配合割合
のエポキシ、ジアミノジフェニルサルフオン、三弗化ホ
ウ酸モノエチルアミン、のメチルエチルケトン混合液の
ワニスを塗布し、80〜100℃で乾燥して得たマイカ
プリプレグシートを用いても実施例1と変わらない良い
結果を確認した。 実施例 3 アスペクト比10以上の平均粒径40〜50メツシユの
マイカ細片100重量部をポリサフオン樹脂20重量部
を塩化メチレン80重量部に溶かした樹脂液中にマイカ
:樹脂固形分が重量で2=1の割合に混合装置で均一に
分散させたスラリー状混合物を得る。そしてロールコー
ティング法で、ポリエステルフィルム上に均一な厚さに
塗布し、80〜100℃で乾燥してからポリエステルフ
ィルムより剥がす、この方法で801℃厚の均一なマイ
カ細片を配向したマイカシートを作成する。 次に、50μm厚ステンレスフォイルと50μm硬質ア
ルミニュウムフォイルそれぞれの片面にポリブタジェン
ゴム系接着剤をローラー刷毛にて均一に塗布し、60〜
70℃で乾燥する。 かくして、作成したマイカシート3枚重ね350℃で2
0Kg/ c m 5分加熱プレス積層した後、接着剤
塗布した50μm厚ステンレスフォイルと50μm厚ア
ルミニュウムフォイルの接着剤層を内側にしてサンドイ
ッチし、150℃、40Kg/ c rt?で5分プレ
スする。 かくして得たメタルクラッドマイカ板は、実施例1と変
わらない良い結果を確認した。 実施例 4 実施例1.2、及び3において50μm厚ステンレスフ
ォイルの代わりに100μm厚アルミニュウムフォイル
を使い、実施例2と同じ製造法により得た80μm厚マ
イカプリプレグシート3枚を実施例1と同じ接着剤を塗
布した100μm厚アルミニュウムフォイルと50μm
厚硬質アルミニュウムフォイルをサンドイッチ積層し、
プレス成形して得たメタルクラッドマイカ板の場合も実
施例1と変わらない良い結果を確認した。
【発明の効果】
上述のように、本発明のメタルクラッドマイカ板は熱硬
化性樹脂あるいは熱可塑性樹脂を主成分とするバインダ
ーを用いたマイカプリプレグシートと接着剤を塗布した
ステンレスフォイル及びアルミニュウムフォイルのそれ
ぞれの組合わせによる貼合わせ積層板であり、このもの
は断熱性に優れ、鋏で容易に所定の形状、寸法に切断で
きる。 又、 1110°の過酷な折り曲げに対しても層割れが
なく、容易に奇麗に曲げ加工ができて、非常に安全に便
利的な取扱性にも優れるものである。 従って、調理器具の直接火気の当らない厨房用の衝立、
下敷きなどの用途、建材の補修材の用途など、その利用
分野は広い。 尚、前述の実施例ではステンレスフォイル、アルミニュ
ウムフォイルの使用例を示したが、その他に銅などの金
属フォイルの場合も組合わせにより、それぞれの特徴の
あるメタルクラッドマイカ板が容易に得られる。 又、マイカ板と金属フォイルの片側のみの貼合わせ積層
板の場合も使用目的により充分な効果が得られる。 特許出願人   株式会社和廣武

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂をバインダーとして、マイカ細片を配合性を
    持たせるように配合して積層したマイカ板と、片面に接
    着剤を塗布したステンレス、アルミニュウム、銅などの
    金属フォイルを少なくとも前記マイカ板の片面に貼合せ
    、加熱することにより形成された加工性、取扱性、曲げ
    強度に優れたメタルクラッドマイカ板。
  2. (2)前記金属フォイルの両面がそれぞれの異なった材
    質の組合わせよりなる特許請求の範囲第1項記載のメタ
    ルクラッドマイカ板。
  3. (3)前記金属フォイルが片面のみよりなる特許請求の
    範囲第1項記載のメタルクラッドマイカ板。
  4. (4)前記マイカ板は集成マイカ箔にエポキシ、ポリエ
    ステル、ポリイミド、ウレタン、などの熱硬化性樹脂、
    あるいはポリサルフオン、ポリブタジエン、ポリスチレ
    ンなどの熱可塑性樹脂をバインダーとする特許請求の範
    囲第1項、又は第2項又は第3項記載のメタルクラッド
    マイカ板。
  5. (5)前記金属フォイルは、エポキシ、イミド、フェノ
    ール、ブタジエン、ビニールアセタールなどの接着剤を
    用いて前記マイカ板に貼り合わされる特許請求の範囲第
    1項、又は第2項、又は第3項、又は第4項記載のメタ
    ルクラッドマイカ板。
JP25151188A 1988-10-05 1988-10-05 メタルクラツドマイカ板 Pending JPH0298437A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0626183A1 (en) * 1993-05-25 1994-11-30 Tokyo Nisshin Jabara Co., Ltd. Laminated material for preventing fire in ship engine room and method of preventing the fire

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0626183A1 (en) * 1993-05-25 1994-11-30 Tokyo Nisshin Jabara Co., Ltd. Laminated material for preventing fire in ship engine room and method of preventing the fire
EP0781574A3 (en) * 1993-05-25 1997-07-30 Tokyo Nisshin Jabara Co., Ltd. Laminated material for preventing fire in ship engine room and method of preventing the fire

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