JPS6241787A - 導電性を有する集成マイカ板の製造方法 - Google Patents
導電性を有する集成マイカ板の製造方法Info
- Publication number
- JPS6241787A JPS6241787A JP60180555A JP18055585A JPS6241787A JP S6241787 A JPS6241787 A JP S6241787A JP 60180555 A JP60180555 A JP 60180555A JP 18055585 A JP18055585 A JP 18055585A JP S6241787 A JPS6241787 A JP S6241787A
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- Japan
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- mica
- inorganic adhesive
- laminated
- dispersed
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
- Non-Adjustable Resistors (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は導電発熱体として用いられる導電性を有する集
成マイカ板の製造方法に関する。
成マイカ板の製造方法に関する。
従来技術
従来、マイカ鱗片を抄造して得られた集成マイカ箔に接
着剤を含浸させて、硬化させた集成マイカ板は、耐熱性
の電気絶縁材料として広く使用されている。
着剤を含浸させて、硬化させた集成マイカ板は、耐熱性
の電気絶縁材料として広く使用されている。
これを絶縁基板とした導電発熱体としては、この絶縁基
板に抵抗線を巻いたり、あるいは埋め込んで使用してい
る。
板に抵抗線を巻いたり、あるいは埋め込んで使用してい
る。
しかし、之れらの方法によると手数がかかり、コスト高
となる。
となる。
最近、集成マイカ板の表面を研磨して、その上に導電性
塗料を塗布あるいは焼付けることが行われるようになっ
た。しかし、この方法によると、工程が多くなるのでコ
スト高となるばかりでなく、該塗膜と集成マイカ板との
密着性も十分でない等の欠点がある。
塗料を塗布あるいは焼付けることが行われるようになっ
た。しかし、この方法によると、工程が多くなるのでコ
スト高となるばかりでなく、該塗膜と集成マイカ板との
密着性も十分でない等の欠点がある。
発明の目的
本発明は従来の集成マイカ板を絶縁基板とする導電性発
熱体の製造方法における欠点を解消し、集成マイカ板の
製造工程中に導電性膜を形成する方法を提供せんとする
ものである。
熱体の製造方法における欠点を解消し、集成マイカ板の
製造工程中に導電性膜を形成する方法を提供せんとする
ものである。
発明の構成
本発明者らは、前記目的を達成すべく鋭意研究の結果、
さきに、４〜４００メツシュのマイカ鱗片を抄造して得
られた集成マイカの表面を、粒径が５〜７０μｍの範囲
の炭素微粒子を分散させた合成樹脂液で表面処理し、合
成樹脂液を集成マイカのマイカ鱗片［１」）に浸透させ
ると共に、表面に炭素微粒子層を形成させた後、溶媒を
除去し、加熱加圧ｌ−て、当該マイカ鱗片と合成樹脂、
炭素微粒子を強固に結合させることを特徴とする巽面に
導電性を有する集成マイカ板の製造方法を開発した（％
願昭５９−１５５５６８号）。更に研究の結果、浸透液
の合成樹脂液に代え無機接着剤液を使用しても同様に優
れた導電性を有ゴる集成マイカ板が製造し得られること
を究明し得、この知見に基いて本発明を完成した。
さきに、４〜４００メツシュのマイカ鱗片を抄造して得
られた集成マイカの表面を、粒径が５〜７０μｍの範囲
の炭素微粒子を分散させた合成樹脂液で表面処理し、合
成樹脂液を集成マイカのマイカ鱗片［１」）に浸透させ
ると共に、表面に炭素微粒子層を形成させた後、溶媒を
除去し、加熱加圧ｌ−て、当該マイカ鱗片と合成樹脂、
炭素微粒子を強固に結合させることを特徴とする巽面に
導電性を有する集成マイカ板の製造方法を開発した（％
願昭５９−１５５５６８号）。更に研究の結果、浸透液
の合成樹脂液に代え無機接着剤液を使用しても同様に優
れた導電性を有ゴる集成マイカ板が製造し得られること
を究明し得、この知見に基いて本発明を完成した。
本発明の要旨は、４〜４００メツシュのマイカ鱗片を抄
造してイ４４られた集成マイカ箔に、粒径１〜７０μｍ
の炭素微粒子を分散させた無機接着剤液を含浸させて、
無機接着剤液をマイカ鱗片Ｉｉａに浸透させろと共に、
表面に炭素微粒子層を形成させた集成マイカシートを作
り、これを表面層または中間層として結合させることを
特徴とする導電層を有する集成マイカ板の製造方法にあ
る。
造してイ４４られた集成マイカ箔に、粒径１〜７０μｍ
の炭素微粒子を分散させた無機接着剤液を含浸させて、
無機接着剤液をマイカ鱗片Ｉｉａに浸透させろと共に、
表面に炭素微粒子層を形成させた集成マイカシートを作
り、これを表面層または中間層として結合させることを
特徴とする導電層を有する集成マイカ板の製造方法にあ
る。
本発明において使用するマイカ鱗片は、粒度が４〜４０
０メツシュの大きさであることが必要である。粒度が４
７ツンユを越えると、抄造に際して、マイカ鱗片が水中
に沈降し易く、マイカ・スラリーの流れを均一にするの
が困難となる。また４００メツシュを通過する微粒子で
は、通常の抄造方法では抄造ワイヤーからのもれが甚だ
しく抄造困難となる。
０メツシュの大きさであることが必要である。粒度が４
７ツンユを越えると、抄造に際して、マイカ鱗片が水中
に沈降し易く、マイカ・スラリーの流れを均一にするの
が困難となる。また４００メツシュを通過する微粒子で
は、通常の抄造方法では抄造ワイヤーからのもれが甚だ
しく抄造困難となる。
これらのマイカ鱗片は原料マイカを水ジェツトで叩解し
た後、４〜４００メツシュスクリーンで採取し、抄紙機
で抄くことによって集成マイカ箔を作る。
た後、４〜４００メツシュスクリーンで採取し、抄紙機
で抄くことによって集成マイカ箔を作る。
他方、平均粒径ｌ〜７０μｍ、好ましくは５〜７０μｍ
の炭素微粒子を無機接着剤１００重伊部に対し、２０〜
１５０７ｉｉ部になるように配合して炭素微粒子を分散
させた無機接着液を作る。炭素微粒子が１５０％ｉ％を
超えると、集成マイカ箔の層間で剥離が生じ易くなり、
また２０？ｉｉ％未満では導電性が不足するので、その
割合は前記の辿りであることが好ましい。
の炭素微粒子を無機接着剤１００重伊部に対し、２０〜
１５０７ｉｉ部になるように配合して炭素微粒子を分散
させた無機接着液を作る。炭素微粒子が１５０％ｉ％を
超えると、集成マイカ箔の層間で剥離が生じ易くなり、
また２０？ｉｉ％未満では導電性が不足するので、その
割合は前記の辿りであることが好ましい。
無樟接着剤としては、硼酸塩、燐酸塩・けい酸塩、硼リ
ン酸塩をペースにしたアルカリ塩が挙げられろ。
ン酸塩をペースにしたアルカリ塩が挙げられろ。
炭素微粒子の平均粒径は１〜７０μｍであることが好ツ
しい。１μｍ未満であると集成マイカ箔の内部まで浸透
する炭素微粒子が多くなり、表層部に堆積し難くなる。
しい。１μｍ未満であると集成マイカ箔の内部まで浸透
する炭素微粒子が多くなり、表層部に堆積し難くなる。
また、７０μｍを餡えると炭素微粒子間で二次凝集が生
じ易く、接着剤液に均一に分散させることが困難となる
。分散液は、例えば水・メタノール、メチルエチルケト
ン、）ルエンの溶媒を使用して、接着剤溶液を作り、こ
れに炭素微粒子を混合分散させる。
じ易く、接着剤液に均一に分散させることが困難となる
。分散液は、例えば水・メタノール、メチルエチルケト
ン、）ルエンの溶媒を使用して、接着剤溶液を作り、こ
れに炭素微粒子を混合分散させる。
このような炭素微粒子を分散させた無機接着剤液を集成
マイカ箔の表面に散布する。
マイカ箔の表面に散布する。
これにより無機接着剤液は溶媒と共に集成マイカ箔の積
層マイカ鱗片の間に浸透し、炭素微粒子はマイカ鱗片の
層にさえぎられて通過し得す、表層部に堆積する。これ
を８０〜１００℃に加熱して溶媒を揮発させて除去する
と、プリプレグ・集成マイカンートが得られる。
層マイカ鱗片の間に浸透し、炭素微粒子はマイカ鱗片の
層にさえぎられて通過し得す、表層部に堆積する。これ
を８０〜１００℃に加熱して溶媒を揮発させて除去する
と、プリプレグ・集成マイカンートが得られる。
このシートを表面層または中１））層として場合により
通常のプリプレグ集成マイカシー）・と重ね合せて、１
５０℃以上に加熱圧縮すると、表面、または内部に導電
層を持つ集成マイカ板が得られる。
通常のプリプレグ集成マイカシー）・と重ね合せて、１
５０℃以上に加熱圧縮すると、表面、または内部に導電
層を持つ集成マイカ板が得られる。
実施例１
原料マイカを水ジェツトによシ砕剥して、４〜４００メ
ツシュのマイカ鱗片を、水中スクリーンで採取して、マ
イカが１ｍ２当り１２０９になるように抄造乾燥して、
集成マイカをつくった。
ツシュのマイカ鱗片を、水中スクリーンで採取して、マ
イカが１ｍ２当り１２０９になるように抄造乾燥して、
集成マイカをつくった。
別に次のような配合の無機接着剤液を作った。
この無極接着剤液４００２に対し、炭素微粒子（党利精
鉱（株）製キッシュ黒船ＫＮＦ ）を２０７加えてよく
攪拌した。得られた分散液３００ｖを、前記集成マイカ
基の表面にスプレーし、常温でしばらく放置して、集成
マイカ基のマイカシートに接着剤を浸透させ、表面に炭
素微粒子を堆積させた。これを９０℃で１０分Ｉ’ｉ］
恒温乾燥器中に入れて水を蒸発させて、プリプレグ・マ
イカシートを作った。
鉱（株）製キッシュ黒船ＫＮＦ ）を２０７加えてよく
攪拌した。得られた分散液３００ｖを、前記集成マイカ
基の表面にスプレーし、常温でしばらく放置して、集成
マイカ基のマイカシートに接着剤を浸透させ、表面に炭
素微粒子を堆積させた。これを９０℃で１０分Ｉ’ｉ］
恒温乾燥器中に入れて水を蒸発させて、プリプレグ・マ
イカシートを作った。
該ソートを接着剤液の散布面同志、あるいは散布面の反
対面同志、もしくは散布面と散布面の反対面とを８枚重
ね、１２０ Ｓ−１６０℃で１時間３０分−８０〜１５
０ Ｋｙ／ｃｎＩ の圧力を加えて、加熱加圧した。
対面同志、もしくは散布面と散布面の反対面とを８枚重
ね、１２０ Ｓ−１６０℃で１時間３０分−８０〜１５
０ Ｋｙ／ｃｎＩ の圧力を加えて、加熱加圧した。
その後１６０〜５００℃で後硬化を行い集成マイカ板を
得た。その特性を第１表に示す。
得た。その特性を第１表に示す。
実施例２゜
実施例１におけろ無機接着液に代え、次のような配合の
無機接着液を用い、他は実施例１と同様にしてプリプレ
グマイカシートを作った。
無機接着液を用い、他は実施例１と同様にしてプリプレ
グマイカシートを作った。
Ｌｉ４Ｓｉｎ、 １６ Ｙ
Ｋ２Ｓｉ０５ ２４９
水 ３６０り
該シートを接着剤液の散布面同志、あるいは散布面の反
対面同志とを８枚重ね、１８０℃で１時間１００ Ｋ１
７ｃｍ２の圧力を力１え、加熱加圧して集成マイカ板な
得た。その判性を第１表に示す。
対面同志とを８枚重ね、１８０℃で１時間１００ Ｋ１
７ｃｍ２の圧力を力１え、加熱加圧して集成マイカ板な
得た。その判性を第１表に示す。
第 １ 表
発明の効果
本発明の方法によると、集成マイカ基に接着剤を含浸す
る工程で導電性の表面層を形成させ得られ、しかも炭素
微粒子層は加熱加圧によって強固に集成マイカシートと
一体化して結合し得られるので、その製造工程は従来法
に比べて顕著に短縮し得られ、その曲げ強度も強く、炭
素微粒子層の剥離することのない優れた効果を有する。
る工程で導電性の表面層を形成させ得られ、しかも炭素
微粒子層は加熱加圧によって強固に集成マイカシートと
一体化して結合し得られるので、その製造工程は従来法
に比べて顕著に短縮し得られ、その曲げ強度も強く、炭
素微粒子層の剥離することのない優れた効果を有する。
牛を許出願人 株式会社 岡部マイカニ業所代理人
弁理士 保 高 春 ｔ・（−；
弁理士 保 高 春 ｔ・（−；
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）４〜４００メッシュのマイカ鱗片を抄造して得られ
た集成マイカ箔に、粒径１〜７０μｍの炭素微粒子を分
散させた無機接着剤液を含浸させて、無機接着剤液をマ
イカ鱗片間に浸透させると共に、表面に炭素微粒子層を
形成させた集成マイカシートを作り、これを表面層また
は中間層として結合させることを特徴とする導電層を有
する集成マイカ板の製造方法。 ２）炭素微粒子を分散させた無機接着剤液の炭素微粒子
の分散量が該無機接着剤１００重量部に対し２０〜１５
０重量部である特許請求の範囲第１項記載の導電層を有
する集成マイカ板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60180555A JPS6241787A (ja) | 1985-08-19 | 1985-08-19 | 導電性を有する集成マイカ板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60180555A JPS6241787A (ja) | 1985-08-19 | 1985-08-19 | 導電性を有する集成マイカ板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6241787A true JPS6241787A (ja) | 1987-02-23 |
Family
ID=16085323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60180555A Pending JPS6241787A (ja) | 1985-08-19 | 1985-08-19 | 導電性を有する集成マイカ板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6241787A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5582769A (en) * | 1993-08-27 | 1996-12-10 | Tapeswitch Corporation Of America | Composition for providing high temperature conductive-resistant coating |
| CN102969097A (zh) * | 2012-12-04 | 2013-03-13 | 湖北平安电工材料有限公司 | 一种云母板的制造方法 |
-
1985
- 1985-08-19 JP JP60180555A patent/JPS6241787A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5582769A (en) * | 1993-08-27 | 1996-12-10 | Tapeswitch Corporation Of America | Composition for providing high temperature conductive-resistant coating |
| US5888429A (en) * | 1993-08-27 | 1999-03-30 | Tapeswitch Corporation Of America | Method for providing high temperature conductive-resistant coating, medium and articles |
| CN102969097A (zh) * | 2012-12-04 | 2013-03-13 | 湖北平安电工材料有限公司 | 一种云母板的制造方法 |
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