JPH0297925A - 一眼レフレックスカメラ - Google Patents

一眼レフレックスカメラ

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Publication number
JPH0297925A
JPH0297925A JP25145988A JP25145988A JPH0297925A JP H0297925 A JPH0297925 A JP H0297925A JP 25145988 A JP25145988 A JP 25145988A JP 25145988 A JP25145988 A JP 25145988A JP H0297925 A JPH0297925 A JP H0297925A
Authority
JP
Japan
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shutter
aperture
mode
mirror
continuous shooting
Prior art date
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Pending
Application number
JP25145988A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuyuki Tokunaga
辰幸 徳永
Masayuki Suzuki
鈴木 政行
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to US07/417,202 priority patent/US5140358A/en
Publication of JPH0297925A publication Critical patent/JPH0297925A/ja
Priority to US07/876,568 priority patent/US5331366A/en
Pending legal-status Critical Current

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  • Diaphragms For Cameras (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Focusing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、AF−眼レフレックスカメラに関するもので
ある。
[従来技術] 従来、−眼レフレックスカメラの連続撮影においては、
撮影毎に撮影レンズの絞りを開放に戻し、撮影毎に所定
絞り値に制御していた。これはメカニカルに撮影レンズ
の絞りをバネで開放にチャージして係止した状態に保持
し、l/リーズにともない該係止を解除し、所定絞りに
制御していた。連続撮影時、仮に二駒目以降の制御絞り
値が一駒目と同−制御絞り値の場合でも、この動作を繰
り返す、従って撮影レンズの絞りを開放に戻す時間と所
定絞り値に制御する時間を必要とするために、連続撮影
時の速写駒速か速くならなかったり、絞りのチャージ及
び制御にエネルギーを必要とするため電源を無駄に消費
していた。小型化が要求される一眼レフレックスカメラ
において、とりわけAFカメラにおいてはAF機能作動
に相当量の電力を必要とするため、甚だ不都合であった
[発明の目的、特徴] 本発明は、−眼レフレックスカメラの絞り制御を速写モ
ードに応じて変えることによって、連写の意味のない開
放までの復帰を行なわせないようにして、速写のスピー
ドの向上及び無駄な電力消費を減らした一眼レフレック
スカメラを提供するものである。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面とともに説明する。
次に図面に基づいて本発明の詳細な説明する。なお、本
実施例は本発明を一眼レフカメラに適用した場合を示し
ている。
第1図には一眼レフカメラにおける各ユニットの配置説
明が示され、10はカメラボディを示す、このカメラボ
ディ10には着脱自在の撮影レンズ20が装着されてい
る。12はレリーズボタン、14は巻き戻しボタン、3
0はカメラボディの底面位置に配置される電池を示して
いる。なお電池30は当然のことながら、電池交換の際
には簡単に取り出しができるように、カメラボディ10
には電池蓋に相当する部材の取り外しにより電池収納室
から容易に取り出すことができる構造が構成されている
。Mlは第1のモータであり、この第1のモータM1は
前板及びシャッタ系のチャージ、サブミラー駆動とフィ
ルム巻き戻し系の駆動の両方の駆動源となる。100は
前板系としてのミラーボックス駆動機構を示し、200
はフィルム巻き戻し駆動機構を示している。400はフ
ィルム巻き上げ駆動機構、Mlは第2のモータであり、
前記フィルム巻き上げ駆動系400の駆動源となる。
第2図は各構成をユニットごとに分解した分解斜視図を
示している。
次に上記第2図と各ユニットごとの構成図とを基に、各
ユニットごとの構成及び動作を説明する。
先ず、第2図に基づいて、各ユニットの概略を説明する
図において、40はカメラ本体であり、詳しい図示は省
略したが全体がプラスチックモールドで成形されている
。ただし、アパーチャ41の領域等、特に精度と強度が
要求される部分は金属インサート成形されて成る。42
a〜42dは後述のミラーボックス60をネジにて固定
する為の取付は穴を示し、43はスプール室、44はパ
トローネ室を示している。50はフィルム52が巻き込
まれたフィルムパトローネを示し、図において54はフ
ィルムパーフォレーション、56はフィルムリーダ一部
を示している。60はミラーボックスであり、上記カメ
ラ本体40の各取付は穴42a〜42dと対応する位置
に取付は穴61a〜61dが形成されており、両取付は
穴42a〜42dと61a〜61dとをあわせてネジ止
めすることによりミラーボックス6.0はカメラ本体4
0に対して強固に固定される。71は薄膜が張設された
固定ミラーで、不図示のファインダー光学系と、シャッ
タユニット300及びアパーチャー41を介してフィル
ム52に露光を与える撮影系に所定の比率でレンズを透
過した光を分割するように蒸着処理が為されている。
80はミラーボックス60にネジ固定されたカメラ側マ
ウントであり、撮影レンズ20の不図示のレンズ側マウ
ントとバヨネット結合する為のバヨネット爪81a〜8
1cが形成されている。
100はミラーボックス駆動機構の全体を示しており、
この機構はミラーボックス60に全てが配設されている
。200はフィルム巻き戻し駆動機構の全体を示し、一
部がミラーボックス60に配設され、他はカメラ本体4
0側に配設されている。Mlは上記両機構100゜20
0の駆動源となる第1のモータをボし、ミラーボックス
60に固定されている。300はシャッタユニットの全
体を示し、シャッタ地板301にはミラーボックス60
への取り付けを行なわせる為の取付は穴301a、30
1bが形成されている。したがって、このシャッタユニ
ット300は、上記取付は穴301a。
301bをミラーボックス60の対応する取り付は穴6
2a、62bと合わせてネジ化めすることにより、ミラ
ーボックス60に対して強固に固定される。400はフ
ィルム巻上げ駆動機構の全体を示し、第2図には詳細に
は描いていないが、全体がユニット化されており、カメ
ラ本体40のスプール室43位置に組み込まれる。
次に、上述の第2図と、第3図〜第5図を用いて、先に
ミラーボックス駆動機構100の構成を詳細に説明する
101はミラーボックス60の片側側面(第2図におい
て右側面側)に固定された地板であり、この地板101
はミラーボックス駆動機構100の回転ギヤ類の全てを
回動可能に支持している。102は第1のモータM1の
出力ギヤ、103は出力ギヤ102と噛み合う減速ギヤ
、104は減速ギヤ103と噛み合う太陽ギヤ、105
は太陽ギヤ104と噛合する遊星ギヤである。この太陽
ギヤ104と遊星ギヤ105とは遊星レバー112によ
り連結され、該太陽ギヤ104の回転方向に応じて該遊
星ギヤ105は遊星運動を行なうように構成されている
。具体的に記すと、遊星ギヤ105は中心軸としての遊
星@11Oと、コイルバネ111にてフリクション結合
されている。また、太陽ギヤ104の中心軸となる地板
101のボス114に遊嵌された受113と該遊星軸1
10とが、該遊星レバー112にて連結されている。し
たがって、第5図(a)の動作図にて理解されるように
、太陽ギヤ104の反時計方向の回転では遊星ギヤ10
5はまずコイルバネ111のフリクションにより反時計
方向に公転し、伝達ギヤ106と噛合する。そして遊星
ギヤ105と伝達ギヤ106とが噛合すると、今度はコ
イルバネ111のフリクションに駆動力が打ち勝って(
遊星@110に大して遊星ギヤ105がスリップ回転し
て)、遊星ギヤ105は自転して(時計方向回転)、伝
達ギヤ106に第1のモータM1の回転を伝達する。
逆に、第5図(b)の動作図にて理解されるように、太
陽ギヤ104の時計方向の回転では、遊星ギヤ105は
先ず時計方向に公転し、後述の巻き戻し伝達系としての
巻き戻しギヤ201ヘボス114を公転中心として移動
し、巻き戻しギヤ201と噛合する。そして、遊星ギヤ
105と巻き戻しギヤ201とが噛合すると、遊星ギヤ
105は自転して巻き戻しギヤ201に第1のモータM
1の回転を伝達する。
反時計方向に回転する伝達ギヤ106はミラーボックス
駆動系の原動側となっている。
107は伝達ギヤ106に一端が固着された伝達軸であ
り、他端にはウオームギヤ108が固着されている。こ
の伝達軸107は該ウオームギヤ108の両スラスト方
向位置に配設された地板101の受は部115により、
スラスト方向の移動を規制されている。
120は上記ウオームギヤ108と噛合して時計方向に
回転するサブミラー駆勅ギヤであリ、表面側にはサブミ
ラー駆動カム121が一体的に形成され、裏面側には位
置検出用ブラシ(導電材にて形成)122が固定されて
いる。
なお、このミラー駆動ギヤ120は地板101のボス1
16により回転可能に支持されている。ここにおいて、
上記ミラー駆動カム121は、後述のミラー駆動レバー
130を反時計方向に駆動させる為の登りカム而 121a、該駆動レバー130の回動位置(ミラーダウ
ン状態)を保つ為の平坦カム面121bおよび該駆動レ
バー130の時計方向への回動を許容する下りカム面1
21cが形成されている。
130は略り字状に固定された2個のレバー体から成る
サブミラー駆動レバーであり、地板101のボス117
により回動可能に支持され、上記サブミラー駆劾カム1
21のカムフォロアーとしての役目を持つ。すなわち、
このサブミラー駆動レバー130は一端部131が上記
ミラー駆動カム121の上記登りカム面121aと摺接
することにより反時計方向への回動駆動を受け、上記平
坦カム面121bと摺接することにより、該反時計方向
への回動状態を保ち、そして上記下りカム面121cと
摺接(実際に摺接しない場合でも、一端部131と下り
カム面121Cとが位置的に対応していれば良い)する
ことにより、時計方向への回動(復帰)が許容される。
そして、このサブミラー駆動レバー130の他端部13
2は、上述のサブミラー駆動カム】21の各カム面の回
動位置に応じた制御を受けることにより、後述のミラー
ビン74を押動してサブミラー70のミラーダウン(露
光退避位置への回動)動作、該ミラービン74の押動を
継続してミラーダウン状態の保持、該ミラービン74の
押動を解除してミラーアップ(AF測距位置への回動復
帰)の許容を行なわせる。
140は上記ミラー駆動ギヤ120と噛合して反時計方
向に回転するシャッタチャージギヤであり、表面側にシ
ャッタチャージカム141が一体的に形成されている。
なお、このシャッタチャージギヤ140は上記ミラー駆
動ギヤ120と1対1の伝達(減速比1.0)をするも
のであり、地板101のボス118により回転可能に支
持されている。ここにおいて、上記シャッタチャージカ
ム141は、後述のシャッタチャージレバー150を反
時計方向に駆動させる為の上りカム面141a、該シャ
ッタチャージレバー150の回動位置(チャージ状態)
を保つ為の平坦カム面141b及び該チャージレバー1
50の時計方向への回動を許容する下りカム面141c
が形成されている。
150は略し字状に形成されたシャッタチャージレバー
であり、地板101のボス119により回動可能に支持
され、上記シャッタチャージカム141のカムフォロア
ーとしての役目を持つ。すなわち、このシャッタチャー
ジレバー150は一端部に支持されたコク151が、上
記シャッタカム141の登りカム面141 aと当接す
ることにより反時計方向への回動駆動を受け、上記平坦
カム面141bと当接することにより該反時計方向への
回動状態を保ち、そして上記下りカム面141Cの位相
に該コロ151が到達することにより、時計方向への回
動が許容される。そしてシャッターチャージレバー15
0の他端部に支持されたコロ152は、上述のシャッタ
チャージカム141の各カム面の回動位置に応じた制御
を受けることにより、後述のシャッタユニット300に
おけるシーソーレバー305の一端305aを押動して
、シャッタのチャージ動作、該シーソーレバー3Q5の
押動を継続してチャージ動作の保持しくシャッタユニッ
ト300については後述するが、本実施例におけるシャ
ッタユニット300はチャージ動作の継続は、シャッタ
ー先幕、後幕両方の走行準備位置でのメカ的保持を行な
わせることができる)、該シーソーレバー305の押動
を解除してシーソーレバー305の復帰(シャッタ先幕
、後幕両方の走行準備位置でのメカ的保持を解除して、
以後制御用電磁石の通電制御によってシャッタ走行を可
能と出来る)を行なわせる。
なお、第3図(a)および第3図(b)の両方を比較参
照すると容易に理解されるように、上記サブミラー駆動
カム121による上記サブミラー駆勅レバー130のミ
ラーダウン駆動位相と、上記シャッタチャージカム14
1による上記シーソレバー305のチャージ駆動位相と
は完全にずらして設定しである。すなわち、第3図(a
)に示すように、シャッタチャージカム141にてシー
ソーレバー305がチャージ押動されている時には、ミ
ラー駆動カム121はサブミラー駆動レバー130を押
動せず、可動ミラー70はアップ状態(AF測距位置)
となる。第3図(b)に示すように、ミラー駆動カム1
21にてミラー駆動レバー130が押動して可動ミラー
70をダウン状態(露光退避位置)にした時には、シャ
ッタチャージカム141はシーソーレバー305を押動
せず、シャッタユニット300はチャージ解除となると
共にシャッタ先幕、後幕の走行準備位置でのメカ的保持
を解除する。
160は信号基板であり、地板101にネジ止め固定さ
れている。この信号基板160上には3木の位置検知用
のパターン、すなわちグランドパターン161.動作終
了検知パターン162及びオーバーラン検知パターン1
63が蒸着等により形成されている。この各パターン1
61〜163と、上記サブミラー駆勅ギヤ120の裏面
に固定されたブラシ122との関係を第4図(a)、(
b)を用いて説明する。
ここで、このブラシ122の摺動部 122aは、くし歯状に分割され、信号基板160上の
各パターン161〜163との接触の安全性を高めてい
る。なお、この摺動部122aにおける実際の摺動位置
、すなわち接触ポイントはブラシ先端より若干内側の線
上122b位置である。
第4図(a)は上記第3図(a)と対応するシャッタチ
ャージ完了を検出している位相を示しており、ブラシ1
22はミラー駆動ギヤ120の時計方向の回転に応じて
矢印に示すように時計方向に回動して、第4図(a)の
状態にて摺動部122aがグランドパターン161と動
作終了検知パターン162との両方と接触し、該検知パ
ターン162のコネクタ部(ランド部)162aの電位
がグランドレベルに変化することによりシャッタチャー
ジ完了を検知する。この検知についてもう少し詳しく説
明すると、グランドパターン161のコネクタ部(ラン
ド部)161aには後述するカメラ制御回路でのグラン
ドレベル信号が供給され、方、動作終了検知パターン1
62のコネクタ部162aの出力は該カメラ制御回路(
人力ボートP11)に供給されている。そして、ブラシ
122が第4図(a)の状態の手前の位置(ブラシ12
2を第4図(a)の位置より反時計方向に回動させた位
置に置ぎ換えることにより理解が可能)にあるときは、
ブラシ122の摺動部122aはグランド検知パターン
161とのみ接触しており、まだこの検知パターン16
2はグランドレベルに変化していない。そして、ここか
らミラー駆動ギヤ120が更に時計方向に回転し、同時
にブラシ122も時計方向に回動して、第4図(a)の
位置まで到達すると、ブラシ122(導電材)が動作終
了検知パターン162にも接触するようになって、上記
動作終了検知パターン162の電位が該ブラシ122を
介してグランドレベルに変化し、上記カメラ制御回路は
シャッタチャージ完了状態を検知して、上記第1のモー
タM1の回転駆動を停止制御する。なお、前述した第4
図(a)のブーラシ122の位置と上述した第3図(a
)のブラシ122の位置が異なるのは、第4図(a)の
位置にて第1のモータM1は停止制御(ブレーキング)
が為されるが、第1のモータM1は瞬時に停止すること
ができず若干オーバーランを生じることになり、第3図
(a)は第1のモータM1の該オーバーランが生じた状
態での停止位置を示している。ただし、第3図(a)の
サブミラー駆動ギヤ120(ブラシ122)の停止位置
は説明上、上記オーバーランが計算上最大となった時の
状態を示しており、実際にはもうすこし少ない量のオー
バーランにてサブミラー駆動ギヤ120は停止すること
ができる。なお、・・第3図(a)にて明らかなように
、シャッタチャージカム141には上記第1のモータM
lのオーバーランを想定して、シャッタチャージ完了状
態を継続させる平坦カム面141bが形成されており、
該オーバーランに対処している。
一方、第4図(b)は上記第3図(b)と対応するミラ
ーダウン完了を検出している位相を示しており、ブラシ
122はミラー駆動ギヤ120の同じく時計方向の回転
に応じて矢印に示すように第4図(a)の状態から時計
方向に回動して、第4図(b)の状態にて摺動部122
aがグランドパターン161と動作終了検知パターン1
62の両方の接触から該検知パターン162の非接触に
切換わり、該検知パターン162のコネクタ部(ランド
部)162aの電位がグランドレベルから初期レベル(
通常Hレベル)に変化することによりミラーダウン完了
を検知する。この検知についても更に詳説すると、ブラ
シ122が第4図(b)の状態の手前の位置(ブラシ1
22を第4図(b)の位置より反時計方向に回動させた
位置に置き換えることにより理解が可能)にあるときに
は、ブラシ122の摺動部122aはグランドパターン
161と動作終了検知パターン162の両方と接触して
おり、まだ該動作終了検知パターン162のコネクタ部
162aの出力は、カメラ制御回路に対してグランドレ
ベル信号を供給している。そして、ここからサブミラー
駆動ギヤ120が更に時計方向に回転し、同時にブラシ
122も時計方向に回動して第4図(b)の位置まで到
達するとブラシ122が動作終了検知パターン162と
非接触状態に移行して、上記動作終了検知パターン16
2の電位がグランドレベルから初期レベルに変化し、上
記カメラ制御回路はミラーダウン完了状態を検知して、
上記第1のモータM1の回転駆動を停止制御する。なお
前述した第4図(b)のブラシ122の位置と上述した
第3図(b)のブラシ122の位置が異なるのは、第4
図(b)の位置にて%lのモータM1は停止制御(ブレ
ーキング)が為されるが、第1のモータM1は瞬時に停
止することは出来ず若干のオーバーランを生じることに
なり、第3図(b)は第1のモータM1の該オーバーラ
ンが生じた状態での停止位置を示している。ただし、第
3図(b)のミラー駆動ギヤ120(ブラシ122)の
停止位置は、説明上上記オーバーランが計算上最大とな
フた時の状態を示しており、実際にはもうすこし少ない
量のオーバーランにてミラー駆動ギヤ120は停止する
ことができる。なお、第3図(b)にて明らかなように
、ミラー駆動カム121には上記第1のモータM1のオ
ーバーランを想定して、ミラーアップ完了状態を継続さ
せる平坦カム面121bが形成されており、該オーバー
ランに対処している。 ここで、上述したシャッタチャ
ージとミラーダウンの関係について更に全体的な説明を
加えると、まず、重要なことは全ての動作、すなわちシ
ャッタチャージとミラーダウン、そしてシャッタチャー
ジ解除とミラーアップの許容の全ては、第1のモータM
1の同一方向回転にて行なわれることである。すなわち
、第5図(a)に示す第1のモータM1の反時計方向の
回転(出力ギヤ102が反時計方向回転)にて遊星ギヤ
105が反時計方向に回転して伝達ギヤ106と噛合し
ている状態において、全ての動作が行なわれる。そして
、上記第1のそ一タM1の回転力はサブミラー駆動ギヤ
120を時計方向に回転させ、シャッタチャージギヤ1
40を反時計方向に回転させる。そして更にミラー駆動
ギヤ120におけるサブミラー駆動カム121がミラー
アップを許容する位置(第3図(a))にある時には、
シャッタチャージギヤ140におけるシャッタチャージ
カム141がシャッタチャージを行なわせる位@(第3
図(a))にあり、また、該サブミラー駆動カム121
がミラーダウンを行なわせる位置(第3図(b))にあ
る時には、該シャッタチャージカム141がシャッタチ
ャージを解除する位置(第3図(b))にある。そして
、第1のモータM1の反時計方向の回転によって上述の
動作が繰り返されることになるが、該第1のモータM1
はブラシ122と各パターン161〜163との摺接に
よって、シャッタチャージ完了(第3図(a))時に一
旦停止し、その後カメラ制御回路によってレリーズ操作
を検知した際に再び同方向に回転を行ない、次にミラー
ダウン完了(第3図(b))時に又−旦停止し、その後
、カメラ制御回路によってシャッタ走行完了を検知した
際に、再び同方向に回転を行ない、次のシャッタチャー
ジ完了(第3図(a))時に又、−旦停止するシーフェ
ンスを繰り返す。なお、上記オーバーラン検出パターン
162は第1のモータMlの停止作動時のオーバーラン
が所定以上になったことを検知するもので、このパター
ン162の電位変化、具体的には第4図(a)のシャッ
タチャージ完了時点にてオーバーラン検知パターン16
3が仮に初期レベルからグランドレベルに変化した時、
もしくは第4図(b)のミラーアップ完了時点にて該検
知パターン163が仮にグランドレベルから初期レベル
に変化した時には、オーバーランが所定以上になってし
まったことを検知する。
次にミラーボックス60に回動可能に支持されたサブミ
ラー70の構造を説明してお(。
サブミラー70は支持板72が固定されて成り、該支持
板72には両側端部に回動軸73が形成され、この回動
軸73によってサブミラー駆動板いた75に回動可能に
支持されている。
そしてこのサブミラー駆動板75の一方側面にはミラー
ビン74が形成され、このミラーピン74と上記ミラー
駆動レバー!30とが係接可能となっている。なお、上
記支持板72はハネ76(第16図参照)により、常時
、時計方向くミラーアップ方向)にバネ付勢力を受けて
おり、上記ミラー駆動レバー130がミラーアップ許容
状態(第3図(a))になった際には、サブミラー70
は該バネ76の付勢力により時計方向に回動してミラー
アップ(AF測距位置)状態へ復帰する。サブミラー駆
動板75もバネ77により、常時、反時計方向にバネ付
勢力を受けており、上記ミラー駆動レバー130がミラ
ーアップ許容状態になった際には、サブミラー駆動板7
5はバネ77の付勢力により反時計方向に回動してミラ
ーアップ状態へ復帰する。
次に、ミラーボックス60に組み付けられるシャッタユ
ニット300の構造を第6図(a)、(b)に基づいて
説明しておく。
なお、本実施例においてのシャッタ−ユニット300単
体は既に実願昭61−39629号として出願しである
第6図(a)はシャッタチャージ完了状態を示しており
、第6図(b)はシャッタチャージ解除後にシャッタの
両幕の走行した状態を示している。
これらの図において、301は前記支持フレームをなす
シャッタ地板、301aはその露光開口を示している。
302は後、先の羽根駆動レバー(以下単に駆動レバー
という)303,304をチャージする為のシャッタユ
ニット300内のチャージレバーであり、これがシャッ
タ駆動手段を構成している。前記303の後駆動レバー
は、後羽根群351を走行させる為のもの、また前記3
04の先羽根駆動レバーは、先羽根群352を走行させ
る為のものである。
305はシャッタユニットをチャージアップするシーソ
ーレバーであり、シャッタ地板301に植接の回動軸3
35により回動自在に枢支され、その一端305aに係
合される第3図に示したシャッタチャージ機構のシャッ
タチャージレバー150のコロ152により図の矢印方
向に回動力を受けると、他端305bが第6図(b)の
反時計回り方向に回動して、これに連結されているリン
クレバー306を介し前記チャージレバー302の足3
02cを図の時計回り方向に回動させるように設けられ
ており、第6図(b)の状態から第6図(a)の状態に
移行してチャージを終了する。
307.308はチャージレバー302によりチャージ
された光駆動レバー1304と後駆動レバー303の回
転を後述のカメラ制御回路からシャッタの走行信号が発
せられるまで阻止する先緊定レバー及び後緊定レバーで
あり、321.322は後羽根群351を平行リンクを
成して保持し、且それぞれ回転軸326゜327を中心
に回転することで後羽根群351を走行させる後羽根走
行用アーム、また323.324は先羽根群328,3
29を中心に回転することで先羽根群352を走行させ
る先羽根走行用アームである。
そして本実施例においては、以上の構成に加えて、更に
2枚一対の遮光羽根341゜342を第6図(b)の退
避位置から、前記シーソーレバー305のチャージアッ
プの為の回動に連係されて第6図(a)の遮光位置に上
動させる構成の遮光装置を持っている。
本例における遮光装置は、5字形を成す2枚の遮光羽根
341,342がその5字形の立ち上がり部でシャッタ
地板301との間でビンと長溝の係合により、上動、下
動の移動案内が成され、また5字形の脚部341a、3
42aで前記シーソーレバー305と軸331゜332
を介しそれぞれ連結されることにより上動、下動の連係
動作が与えられるようになっている。
前記案内機構は、シャッタ地板301に植接したガイド
ピン371が、遮光羽根341゜342のL字形立ち上
がり部341c。
342cに形成したおおむね上下方向をなす長溝34t
b、342bに嵌入係合することで構成されている。
以上の構成により、遮光羽根341゜ 342はシーソーレバー305の図の反時計回りの回動
によって、案内機構により略図示姿勢を維持したまま第
6図(b)−第6図(a)の上動を行ない、シーソーレ
バー305が時計回りの回動を行なうことによって、第
6図(a)−第6図(b)の下動を行なうことになり、
しかも各遮光羽根341,342とシーソーレバー30
5の回転軸331,332との連結位置が一定量異なる
ことによって、その上勅、下動のストロークが相異する
ようにされていて、退避位置での重なりによる収容容積
の縮減と、遮光位置でのズレ広がりによる所定範囲に亘
る遮光領域のカバーを得るようになっている。なお、3
60はシーソーレバー305を常時時計方向(チャージ
解除方向)にバネ付勢するバネ部材である。
第7図には緊定解除構成が示されている。この緊定解除
構成自体は本出願人が先に出願して公開されている特開
昭57−17936号の構成を用いている。
図において、307は緊定解除構成の基板であり、電磁
石制御による緊定解除構成を担持している。なお、この
基板370は上記第6図のシャッタ地板301に組み付
けられる。
380.386は各々先羽根用アーマチャーレバー及び
後羽根用アーマチャーレバーであり、基板370に取り
付けられているヨーク382.388に各々軸381,
387によって回動可能に支持されていると共に、バネ
384.390により各々時計方向1反時計方向に付勢
されている。385,391は基板370に植接され、
おのおのアーマチャーレバー380,386の初期回動
位置を規制するストッパービンである。アーマチャーレ
バー380の一端部380aは第7図に示す初期回動位
置から所定距離反時計方向へ回動した位置において、先
緊定レバー307のピン 307aと当接して、緊定を解除し得る。また、アーマ
チャーレバー386の一端部386aは、第7図に示す
初期回動位置から所定距離、時計方向へ回動した位置に
おいて、後緊定レバー308のピン308aと当接して
緊定を解除し得る。383,389はコイルであり、通
電することによってアーマチャーレバー380.386
を各々バネ384,394に抗して吸引回動させる。な
お、図において、370aはシャッタチャージ状態(第
6図(a))において、先緊定レバー307のピン30
7aが当接する切欠き部である。なお、第6図において
図が複雑となることから省略したが、先緊定レバー30
7は弱いバネにより反時計方向に付勢され、上記ピン3
07aが上記切欠き部370aの内縁と当接するように
設定されている。又図において370bはシャッタチャ
ージ状態(第6図(a))において、後緊定レバー30
8のピン308aが当接する切欠き部である。なお、第
6図において図が複雑となることから省略したが、後緊
定レバー308は弱いバネにより時計方向に付勢され、
上記ピン308aが上記切欠き部370bの内縁と当接
するように設定されている。なお、第2図において39
2は防塵及び電磁シールドを兼ねたカバーである。
以上、上述したシャッタユニットの作動について説明す
る。
カメラは一連の撮影動作が終了し、シャッタが走行を完
了すると第6図(b)の状態になる。
次に撮影動作の準備のためにチャージ動作が直ちに行な
われる。
このチャージ動作は、第2図、第3図に示したシャッタ
チャージレバー150の反時計方向の回動駆動により与
えられる。このチャージ動作は、シャッタチャージレバ
ー150のコロ152からシーソーレバー305の先端
305aに図示矢印方向の作動力が与えられ、シーソー
レバー305の他端の軸305bとチャージレバー30
2に植接された軸 302cとに係合したリンクレバー306を介して、チ
ャージレバー302に回転運動(図の時計回り方向)を
与える。
以上、上述したシャッタユニットの作動について説明す
る。
カメラは一連の撮影動作が終了し、シャッタが走行を完
了すると第6図(b)の状態になる。
次に撮影動作の準備のためにチャージ動作がただちに行
なわれる。
このチャージ動作は、第2図、第3図に示したシャッタ
チャージレバー150の反時計方向の回動駆動により与
えられる。
このチャージ動作は、シャッタチャージレバー150の
コロ152からシーソーレバー305の先端305 a
に図示矢印の作動力が与えられ、シーソーレバー305
の他端の軸305bとチャージレバー302に植設され
た軸302cとに係合したリンクレバー306を介して
、チャージレバー302に回転運動(図の時計回り方向
)を与える。
革ヤージレバ−302の回転にともない、チャージレバ
ーの足部302a、302bはそれぞれが駆動レバー3
03.304のコロ部303a、304aに当接し、該
駆動レバー303.304に回転運動を与える。
駆動レバー303.304が回転すると、それぞれの軸
303b、304bと穴部 321a、323aで係合した後羽根走行用アームおよ
び先羽根走行用アームの321.323に回転運動を与
え、それぞれのアームとリンクされている後羽根群35
1および先羽根群352を図面上方に上動させる。
このようにチャージが進行し、駆動レバー303.30
4の突起部303c、304cが前記緊定レバー307
.308の先端に係合可能となる位置に到達すると、シ
ャッタチャージは終了し、次のレリーズ操作を待機する
第6図(a)の状態となる。
ここで、シーソーレバー305がチャージされろ過程に
おいて、シーソーレバー305上の回転軸331.33
2にそれぞれ回転自在に取り付けられた遮光羽根341
と遮光羽根342は、図中上方に移動させられる。この
とき、遮光羽根341と遮光羽根342はそれぞれのガ
イド長溝341b、342bでガイドビン371と係合
しているため、その姿勢はガイドビン371により規制
され、図中はぼ水平をなしたまま図中上方に移動し、チ
ャージ完了状態において第6図(a)の位置に移動し、
シャッタ地板301の露光開口301a下部を覆う。
この状態(第6図(a))にてチャージは完了し、次の
レリーズ動作が行なわれるまではこの状態にて待機する
次にレリーズ動作について説明する。
レリーズボタン12が押されると、第3図にて説明した
ミラーダウン動作が行なわれ、それと同時にシャッタチ
ャージレバー150は第6図(a)に示す位置より第6
図(b)に示す位置に退避する。次にシーソーレバー3
05はバネ部材360により図中時計回り方向に回転さ
せられ、リンクレバー306によりシーソーレバー30
5とリンクされたチャージレバー302に反時計回り方
向の回転を与え、それぞれ第6図(a)の状態より第6
図(b)の状態になる。
シーソーレバー305の前記回転にともない、回転軸3
31と332によりシーソーレバー305と回転自在に
取り付けた遮光羽根341、遮光羽根342は、それぞ
れのガイド長溝341b、342bによりガイドビン3
71に規制され、図中はぼ水平状態を保ちつつ稼動させ
られ、第6図(a)の状態から第6図(b)の状態に移
動し、シャッタ地板301の露光間口301aの外に退
避する。
以上の動作が終了し、ミラーダウンが完了したことをカ
メラ制御回路が検知(第4図(b)の状態にてミラーダ
ウン検知パターン162の電位がグランドレベルから初
期レベルに変化することを検知)すると、該カメラ制御
回路にてまず第7図のコイル383に通電が行なわれ、
アーマチャーレバー380がヨーク382の吸着面に吸
引され、バネ384に抗して反時計方向に回動する。そ
して、このアーマチャーレバー380の吸引回動により
一端部390aがビン307aを押動し、先緊定レバー
307は時計方向に回動して突起部304cとの係合が
はずれ、光駆動レバー304は時計方向に回動し、先羽
根走行用アーム323も同方向に回動し、先羽根群35
2の走行(図中下方向への走行)を行なわせて露光を開
始させる。そして、所定のシャツタ秒時にカメラ制御回
路にて第7図のコイル389に通電が行なわれ、アーマ
チャーレバー386がヨーク388の吸着面に吸引され
、バネ390に抗して時計方向に回動する。そして、こ
のアーマチャレバー386の吸引回動により、一端部3
86aがピン308aを押動し、後緊定レバー308は
時計方向に回動して突起部303cとの係合がはずれ、
後駆動レバー303は時計方向に回動し、後羽根走行用
アーム321も同方向に回動し、後羽根群351の走行
(図中下方向への走行)を行なわせて露光を終了させる
ここまでの説明は、ミラーボックス60に組み込み構成
されるミラーボックス駆動機構100およびシャッタユ
ニット300についてである。
次に第8図に基づいて、第1図に示した撮影レンズ20
内に構成された電動絞り機構500について説明する。
図において、M3は第3のモータであり、不図示の固定
筒に固定されている。510はリング状の固定環であり
、光軸0を中心とする円周上に等間隔で複数個の穴51
2が形成されている。520はリング状の絞り駆動環で
あり、回動可能に支持されるとともに、円周上には等間
隔で放射状に複数個のカム穴(長穴状)522が形成さ
れている。
530は絞り羽根であり、上記固定環51Oと上記絞り
駆動環520との間に配設され、その両面に植設された
ピン532.534がそれぞれ固定環510の穴512
と絞り駆動環520のカム穴522に挿入されている。
540は歯車筒であり、回動可能に支持されると共に、
上記絞り駆動環520に固定されている。そして、この
歯車筒540の周面には歯部542が形成され、この歯
部542は上記第3のモータM3の出力軸504に固定
された出力ギヤ502と噛合している。
次に動作について説明すると、第3のモータM3の反時
計方向の回転により歯車筒540は時計方向に回動し、
それに応じて絞り駆動環520も時計方向に回動して、
絞り羽根530はカム穴522との摺動により時計方向
(反時計方向)に駆動される。すなわち、絞りは開放か
ら絞り込み方向へ駆動される。
一方、第3のモータM3の時計方向の回転により歯車筒
540は反時計方向に回動し、それに応じて絞り駆動環
520も反時計方向に回動して、絞り羽根530はカム
穴522との摺動により開き方向(時計方向)に駆動さ
れる。すなわち、絞りは絞り込み状態から開放方向t、
駆動される。
次に上述各機構を制御する回路構成の一実施例について
図面をもとに説明する。
第14図は本実施例の一眼レフレックスカメラの中央断
面図で、第2の光学素子としてのサブミラーのアップ位
置(AF測距位置)を表わす。40はカメラ本体で、4
6の圧板とフィルム52の位置規制を司るレール面41
a41bを上下に有している。63はミラーボックスに
一体に構成された構造体でファインダー光学系のペンタ
プリズム47e、フォーカシングスクリーン48c及び
このスクリーン48cを上方に付勢するバネ48b、枠
体48aを有したピント板ユニット48とを位置規制す
る。55はカメラ本体40に固設された三脚用ネジであ
る。45はフィルム52を光密に保つ為の背蓋である。
46a及び46bは圧板46をレール面41a、41b
に付勢する圧板バネである。49はアイピースレンズ4
9aが固設されたアイピース枠である。
90は測光センサー91に光を導く測光レンズであり、
測光センサー91と共に測光センサーホルダー92に適
切な位置関係で固定されている。93はカメラの上部を
保護する上蓋であり、ストロボシュー94が固設されて
いる。
94aは公知シンクロ接点、94bはカメラとストロボ
間の色々の信号をストロボ側に伝達する信号接点で、1
個のみ表現しであるが実際には複数個有する。95は、
ペンタプリズム47の下方に配備されたファインダー表
示用のプリズムで、ファインダー情報を表示する表示素
子96の表示内容をアイピース枠49から覗いた時ファ
インダー視野の下方に表示するように配置されている。
97はカメラとレンズ間の情報の通信やカメラからレン
ズ側に電源を供給する接点で、バネ98によりレンズ側
へ付勢されている(1個のみ表現しであるが実際には複
数個有する)。64aはミラーボックス60に固設され
た固定ピンで、左右に一対形成されている。71aは半
透過固定ミラー枠体で、71bの光分割素子である薄膜
半透過ミラーが張設されていて、71の第1の光学素子
を形成している。第1の光学素子71は撮影レンズの光
学系22a〜22fを透過した光をファインダー光学系
(ペンタプリズム側)と撮影系(フィルム側)へ所定の
比率(例えば60 : 40)で分割するように蒸着処
理が成されている。
65は第1の光学素子71を所定の位置に付勢するため
のバネ66を有する押え枠体で、ミラーボックス60に
固設されたビン67を回転軸に揺動可能に支持されてい
る。68は第1の光学素子71をレンズ光軸に対し略4
5度に調整する為のミラー45度調整ビスである。
69は第1の光学素子71を押え枠体65で付勢固定す
る為の固定ビスである。161は第2の光学素子70に
より導かれた光をAFセンサーユニット162にi<A
Fセンサー用レンズである。163はストロボ撮影時に
、フィルム52によるストロボの反射光を測光するTT
L調光用センサー164に光を導くストロボ調光用レン
ズである。64cはミラーボックス60に固設された固
定ピンで、サブミラー駆動板75はサブミラー駆勅板戻
しバネ77による反時計方向の付勢力により所定の位置
に規制する。64bもミラーボックス60に固設された
固定ビンで、サブミラー固定板72とサブミラー駆動板
75の間に作用しサブミラー固定板72を常に時計方向
に付勢するサブミラー付勢バネ76の付勢力により第2
の光学素子70をAF測距時、所定の位置に規制する。
70は第2の光学素子であるAF測距用の全反射ミラー
で、受板72に固定されている。又受板72は軸72a
によってサブミラー駆動板75に対し揺動可能に軸支さ
れている。
20は公知の、AF−眼レフレックス用の交換レンズで
、当然のことながらAFと外部操作によるマニュアルフ
ォーカスの切換えをおこなうAF−マニュアル切換機構
を伝達部材23と24の間に有しており、該AF−マニ
ュアル切換機構に連動した電気スイッチをも有している
。25はカメラとレンズ間の情報の通信やカメラからレ
ンズ側に電源を供給してもらうカメラ側97の接点に対
するレンズ側の接点であり、1個のみ表現しであるが実
際には複数個有する。26は光学系22a〜22fを固
設したレンズ支持体54を伝達部材23に対しスムーズ
に回転させる為のベアリングである。伝達部材23はへ
リコイド23aを有するヘリコイド部材でモータM4の
出力をピニオンギア24゜不図示の減速機構及びAF−
マニュアル切換機構を介して伝達される。M3は第10
図の電動絞り機構のアクチュエータであるところのステ
ップモータで、絞り羽根530を駆動制御する。
第15図は第14図のAF測距状態から撮影準備状態に
移行した時の第2の光学素子とレンズの絞り制御状態を
表わした図である。
次に第14図から第15図の動作について説明する。第
14図の状態で、レリーズ釦の第1ストロークによりA
Fセンサー162の出力により公知のAP演算回路によ
りピントのボケ量が計算され、その演算結果によりAF
モータM4に駆動信号が与えられピントが合わせられる
6又測光センサー91の出力に従って公知の測光回路に
よりシャッター及び絞りの制御値が決定される。測光演
算が終了すると、第2図のモータM1に通電され、サブ
ミラー駆勅レバー130が左旋され、サブミラー駆動板
75は右旋しサブミラー受板72はミラーボックス60
に設けられた不図示のカムにより左旋し、第2の光学素
子70は下方に移動し撮影光路から退避する。モータM
1の通電後15 [mS]経過してからステッピングモ
ータM3に通電して、測光値に基いた絞り値に絞り羽根
530は絞り込まれる。モータM1が所定角度回転する
とモータM1への通電は停止され、レリーズ釦の第2ス
トロークによる第2のスイッチの人力信号(レリーズ信
号)を待つ(第15図の撮影準備状態)。この状態から
第2のスイッチが入力されると、シャッターは直ちに走
行状態に移行する。従って第2のスイッチの入力からシ
ャッター先幕が開放を開始するのに必要な時間(レリー
ズタイムラグ)はシャッターマグネットの遅れと電気制
御回路の処理に必要な時間の数[a+S]ですむ、尚モ
ータM1通電後ステッピングモータM3への通電を15
 [mS]遅らせているのは、モーラダM1のラッシュ
電流とステッピングモータM3の通電が重なりステッピ
ングモータM3が脱調するのを避ける為である。
第9図は本発明を実施したカメラの動作制御をマイクロ
コンピュータCOMが使用された具体例の電気回路を示
すものである。
受光素子spcは被写体からの反射光を受光し、受光信
号を帰還回路に圧縮ダイオードD1が接続された高入力
インピーダンスの演算増幅器OPIへ出力する。演算増
幅器OPIは対数圧縮された被写体輝度情報Byを抵抗
R1を介して出力する。定電圧源VGIに接続される可
変抵抗VRIはフィルム感度情報Svを出力する。帰還
回路に抵抗R2が接続された演算増幅器OP2は、測光
情報Ev=(3v+Sv)を演算し、出力する。測光情
報EvはA/DコンバータADCにより4ビツトのディ
ジタル値に変換され、マイクロコンピュータCOMの人
力ボートPGO−PG3に人力される。
ダイアル5が操作されると、そのクリック数に応じた数
がダイアルインターフェース回路DIFにて計数され、
その値は4ビツトの情報に変換され、マイクロコンピュ
ータCOMの入力ボートPHO〜PH3へ人力される。
ダイアルインターフェース回路DIF内の情報はパルス
信号がマイクロコンピュータCOMの出力ボートPE3
より人力されることによりリセットする。不図示の露出
モード選択つまみによりいずれのモードが選択されるか
で2連の露出モードスイッチ5w5ELがオンオフし、
選択された露出モードに応じた2ビツトの情報がマイク
ロコンピュータCOMの人力ボートPPO〜PP1へ入
力される。
カメラに電池BATが装填されると、マイクロコンピュ
ータCOMおよびLCD表示回路、LCD表示器並びに
ダイアルインターフェース回路DIF等に電源V ba
tが供給される。また第1図のレリーズ釦12の第1ス
トロークによって、人力ボートPAOに接続された第一
ストロークスイッチswlがオンになると、出力ボート
PFの電位がハイレベルになるので、インバータINV
および抵抗R3によりトランジスタTRbatがオンと
なり、電源V batからの電圧が電源Vcc  とし
て測光用の演算増幅器OPI、OP2等比較的電力を多
く消費する回路に供給される。
マイクロコンピュータCOMの人力ボートPAI〜11
には、レリーズ釦12の第2ストロークによりオンとな
る第2ストロークスイツチsw2、サブミラーダウンで
オン、サブミラーアップでオフとなるサブミラーアップ
スイッチswMRDN、機械的チャージが完了すること
によりオンとなるチャージ完了検知スイッチswCGE
、  フィルム1駒の給送が完了する毎にオンとなるフ
ィルムスイッチswFLM。
後幕走行完了でオンとなる後幕スイッチ5wCN2、不
図示操作レバーによりセルフタイマーがセットされるこ
とによりオンとなるセルフスイッチ5w5ELF、不図
示速写、単写選択レバーにより例えば速写モードが選択
されることによりオン、単写モードが選択されることに
よりオフとなるスイッチ5wC5、不図示、マニュアル
露出モード時の絞り値設定用スイッチswM、不図示オ
ートブラケットスイッチswABR1自勅測距をワンシ
(ットで行なうか、サーボで行なうかの選択スイッチs
wAFM、測光して決めた絞り値、シャッタースピード
をロックするか否かの選択スイッチswAEL、撮影し
たい画面の被写界深度などをファインダーにて確かめる
ために前も)て絞り込みを行なう絞り込みスイッチsw
PREがそれぞれ接続される。
出力ボートPEI〜PE2には抵抗R1〜12を介して
トランジスタTRI〜TR2のベースが接続され、トラ
ンジスタTRI〜TR2は、先幕を走行させる先幕マグ
ネットMCI、後幕を走行させる後幕マグネットMG2
の通電を、それぞれ制御する。また出力ボートPD、P
Cには抵抗R13〜14を介してトランジスタTR3,
4のベースが接続され、トランジスタTR3はミラー駆
動、チャージおよび巻き戻し用モータM1の駆動を、ト
ランジスタTR4は巻き上げ用モータM2の駆動を、そ
れぞれ制御する。
7は一対のラインセンサ7a、7bを有する測距用受光
回路で、6のAFセンサー駆動回路とともに、自動測距
(AF)系を構成する。AFセンサ駆動回路6は、マイ
クロコンピュータCOMより人力する信号STR,CK
に従って、制御信号01.02、CL%SHを出力し受
光回路7を駆動する。受光回路7は前記制御信号に従っ
て像情報5SNSをマイクロコンピュータCOMに出力
する。
8はレンズ通信回路であり、マイクロコンピュータCO
Mからの制御信号LCOMが入力されている間、データ
バスDBUSを介して人力するデータを受は付け、該デ
ータに基づいてレンズ制御回路9とシリアル通信を行な
う。クロック信号LCKに同期してレンズ駆動用データ
DCLをレンズ制御回路へ伝送し、それと同時にレンズ
情報DLCがシリアル入力する。
BSYは不図示の焦点調節用レンズが移動中であること
をカメラ側に知らせるための信号で、この信号が発生し
ているときは、前記シリアル通信は行なわれない。この
シリアル通信により、レンズ制御回路9はレンズ距離環
駆動絞り制御を行なう。
1はLCD表示回路であり、マイクロコンピュータCO
Mからの制御信号LCDC0Mが入力している間データ
バスDBUSを介して人力するデータを受は付け、該デ
ータに基づいてLCD表示器2に各種データを表示させ
る。
LCD表示器2は液晶の表示器でシャッタースピード(
Tv値)、絞り値(Ay値)、速写または単写の別、A
Fがワンショットモードかサーボモードかなどを表示す
る。
被写体の像は、撮影レンズの光学系22a〜22f1第
1の光学素子71を透過し、第2の光学素子70で反射
し、AFセンサ用レンズ161を透過してAFセンサユ
ニット162内の測距用受光回路7、ラインセンサ7a
、7bに到達する。絞り羽根530により絞った状fi
では、光路のケラレによりラインセンサの各素子が受光
する光量が変化してしまうため、測距動作を行なうとき
には、絞りを開放かまたは、測距を行なうのに影響のな
いくらいケラレのない絞りにする必要がある。
第10図は本発明を実施したカメラの動作のフローチャ
ートである。
カメラに電池BATが装填され、電源V batが発生
することによりマイクロコンピュータCOMは動作を開
始する。
[ステップ1] 仮に撮影者によりレリーズ釦12の第
1ストロークのみが行なわれ、第1ストロークスイツチ
swlのオン信号が人カポ−) PAOに入力されると
、ステップ2へ進む。
人力されない場合はステップ11へ進む。
[ステップ2] 出力ポートPFから“1”の信号を出
力し、トランジスタTRbatをオンにして電源Vcc
を各部に供給させる。次いで測光タイマをスタートさせ
る。該測光タイマは第1ストロークスイツチswlのオ
フ信号人力から所定時間電源Vccを継続して供給させ
ておくためのもので、これにより撮影者はレリーズ釦1
2から手を離しても所定時間は測光状態を確認でき、露
出モード選択つまみ(不図示)で表示を見ながら設定情
報の変更を行なうことが可能となる。なおこの構成はマ
イクロコンピュータCOMに内蔵されているハードウェ
アタイマによって簡単に行なうことができる。
[ステップ2.5] 電池が装着された時点で、絞りが
どんな状態にあるか分からないので、測距動作を行なう
前に絞りを開放にする動作を行なう必要がある。DBU
Sを介してレンズ通信回路8に絞りを開放にするデータ
を送り、レンズ通信回路8はシリアル通信により、レン
ズ制御回路9にそのデータを送る。レンズ制御回路9は
、ステップモータM3に通電し、絞り羽根を制御させ開
放にする。その後、マイクロコンピュータCOMからの
通信により、レンズ制御回路9はステップモータM3へ
の通電を止める。
[ステップ3] 一連の測距動作、測距動作に基づくレ
ンズ距離環駆動のためのレンズとの通信を行なう、その
詳細を説明する。
出力ポートよりSTR信号がAFセンサ駆動回路6に出
力されると、AFセンサ駆動回路6はCK倍信号同期し
て順次01.02、CL、SHの信号を出力し、受光回
路7に像信号蓄積と読み出しを行なわせる。読み出され
た像信号は、CK倍信号同期して順次5SNSより入力
ポートに人力される。マイクロコンピュータCOMはそ
のデータよりピントずれ量を演算する。
出力ボートよりLCOMが出力されている間、レンズ通
信回路8はDBUSを介してピントずれ量に基づくレン
ズ駆動量のデータを受は取る。レンズ通信回路8は、シ
リアル通信によりレンズ制御回路9にデータを送りレン
ズ距離環駆動を行なわせる。
[ステップ4] 測光、表示、その他のシーケンスは第
11図を用いて説明する。
Stage二1 ステップ101〜106ではオートブラケットの処理を
行なう。
[ステップ101] オートブラケットスイッチswA
BRの判別を行なう。オートブラケットが選択されてい
るときは、ステップ 102へ、選択されていないときはステップ106へ進
む。
[ステップ102コ レジスタRGTMの内容がバルブ
モードになっているか否かの判別を行なう、レジスタR
GTMはシャッタスピードデータが記憶されており、ス
テップ109などでその記憶が行なわれる。バルブモー
ドのときはステップ106へ。
[ステップ103] オートブラケットモードが設定さ
れたことを示すフラグFABRを1にセットする。
[ステップ104]  ここではダイアル5の操作に伴
う情報読み取りルーチンを実行する。ここでダイアル操
作に伴う情報読み取りルーチンを第12図により説明す
る。
r情報読み取りルーチンj [ステップ201] 人力ボートPHO〜PH3に人力
される情報をダイアル用レジスタRGHに記憶させる。
この時レジスタRGHには、ダイアル5のクリック数に
応じた数値と、ダイアル5の回転方向によりその数値が
正か負かの情報が記憶される。すなわち、現在の情報よ
りも何段階シフトアップあるいはシフトダウンさせるの
かの4ビツトの情報が記憶されることになる。
[ステップ202] 出力ボートPE3のパルス信号を
出力する。これにより、ダイアルインターフェース回路
DIFの数値は0にリセットされる。
[ステップ203] 元のステップに戻る。この場合、
ステップ80において、例えばダイアル5により0.5
なる段数情報が設定されたとすれば、r−0,5,0,
0,5」の段数で、また1が設定された場合は、「−1
,0,IJの段階で自動的に露出を変化させた、あらか
じめ設定されている3枚のオートブラケット撮影が行な
われることになる。なお前記「−〇。
5、Olo、5」の段数による撮影とは、演算により求
められた標準の露出値に対して−0゜5段だけアンダー
の露出値、標準の露出値、標準の露出値に対して0.5
段だけオーバーの露出値、の3段階の露出値によって撮
影が連続して行なわれることを意味する。
[ステップ105] ブラケット段数用レジスタRGB
Rの内容とダイアルの内容を加算し、再度レジスタRG
BRに記憶させる。前述のように、ダイアル5の1クリ
ツクによる最小分解能は0.5段毎でも、1段毎でも自
由に設定できるものとする。なおシャツタ秒時および絞
り値の分解能と異なる場合は、レジスタ RGBRの内容を整数倍にするプログラムを挿入すれば
良く、ここでは本発明とは関係ないので詳細な説明は省
略する。
[ステップ106] オートブラケットが選択されてい
ない時は、フラグFABRを0にリセットする。
Stage : 2 ステップ107〜115では、ダイアル操作によるTv
値(シャッタスピード)、Av値(絞り値)の設定を行
なう。
[ステップ107] 人力ポートppo。
PPIの人力状態よりシャッタ優先モードが設定されて
いるか否かの判別を行なう。今、シャッタ優先モードが
設定されているとすれば、ステップ108へ進む。
[ステップ108] ステップ104と同様、ダイヤル
5の操作に伴う情報読み取りルーチンを実行する。
[ステップ109] ダイアル操作により設定された数
値(レジスタRGHの内容)とシャッタ情報(レジスタ
RGTvの内容)とを加算し、再度シャッタ情報用レジ
スタRGTvに記憶させる。またシャッタ情報用レジス
タRGTvの内容をレジスタRGTMに記憶させる。
[ステップ110] レジスタRGTMにシャツタ秒時
の最長秒時の隣に位置するバルブモードを示すコードが
記憶されているか否かの判別を行なう、今バルブモード
ではないとすると、Stage : 3 (ステップ1
16)へ進む。
次に、オートブラケットモード設定後にダイアル5の操
作によりバルブモードを設定した場合について述べる。
バルブ撮影でのブラケット撮影は基本的に無意味なため
、オートブラケットそ一ドを解除したほうが効果的であ
る。したがってステップ110でバルブモードであると
判断した場合はステップ111へ進む。
[ステップ111] オートブラケットモードのフラグ
FABRを0にリセットする。
また、絞り優先モードが設定されていたとすると、ステ
ップ107→ステツプ112→ステツプ113へと進む
[ステップ113] ここではステップ104と同様、
ダイアル5の操作に伴う情報読み取りルーチンを実行す
る。
[ステップ114]  ダイアル操作により設定された
数値(レジスタRG)Iの内容)と絞り値情報(レジス
タRGAvの内容)とを加算し、再度絞り情報用レジス
タRGAvに記憶させる。
またマニュアル露出モードが設定されているとすると、
ステップ107−ステップ112→ステツプ115へと
進む。
[ステップ115] 絞り値設定用スイッチswMのオ
ンオフ状態の判別を行なう。マニュアル露出モード時に
絞り値設定用スイッチswMを操作し、ダイアル操作を
行なうことにより絞り値を、ダイアル操作のみを行なう
ことによりシャツタ秒時を、それぞれ変更可能とする構
成となっているため、ここで前記スイッチswMがオン
の時は絞り優先モード時と同様のルーチン(ステップ1
13)の実行へと進み、オフの時にはシャッタ優先モー
ド時と同様のルーチン(ステップ108)の実行へと進
む。
Stage  :  3 ステップ116〜128は測光および Tv値、Av値の設定を行なう。
[ステップ116]  A/D コンバータADCによ
り4ビツトのディジタル値に変換された測光情報Evを
内部のレジスタRGEvに記憶させる。
[ステップ117] 入力ボートppo。
PPIの人力状態よりシャッタ優先モードが設定されて
いるか否かの判別を行なう。今、シャッタ優先モードが
設定されているとすれば、ステップ5へ進む。
[ステップ118] レジスタRGEvの内容から、ダ
イアル5の操作によって設定された情報を記憶している
シャッタ情報用レジスタRGTvの内容を減算し、その
結果(絞り情報Ay)を絞り情報用レジスタRGAvに
記憶させる。なおマイクロコンピュータC0M内の全レ
ジスタの内容は電池BATが装填されている間は保持さ
れているものとする。また電池BATを最初に装填した
場合は、使用頻度の高い値、例えば1/125秒なる情
報が初期設定されているものとする。
[ステップ119] オートブラケットの露出段数情報
を記憶しているレジスタRGBRの内容を絞りのブラケ
ット段数用レジスタ RGBAに記憶させる。またシャッタのブラケット段数
用レジスタRGBTの内容をτ(0)にする。 ステッ
プ124に進む。
また、絞り優先モードが設定されていたとすると、ステ
ップ117→ステップ120−ステップ121へと進む
[ステップ121コ レジスタRGEvの内容から、ダ
イアル5および絞り値設定用スイッチswMの操作によ
って設定された情報を記憶しているレジスタRGAvの
内容を減算し、その結果をシャッタ情報用レジスタRG
Tvに記憶させる。なお電池BATを最初に装填した場
合は、使用頻度の高い値、例えばF5,6なる情報が初
期設定されるものとする。
[ステップ122] オートブラケットの露出段数情報
を記憶しているブラケット段数用レジスタRGBRの内
容をシャッタブラケット段数用レジスタRGBTに記憶
させる。また絞りブラケット段数用レジスタRGBAの
内容を零にする。
以後ステップ124に進む。
またマニュアル露出モードが設定されているとすると、
ステップ117→ステツプ120→ステツプ123へと
進む。
[ステップ123] ダイアル5の操作によって設定さ
れたシャツタ秒時情報を記憶しているレジスタRGTM
の内容をシャッタ情報用レジスタRGTvに記憶させる
。これはマニュアル露出モードでオートブラケット撮影
が設定されたとき、レジスタRGTvの内容は撮影毎に
変化してしまうので、ダイアル5の操作により設定され
た情報はそのまま記憶させておくためで、詳細は後述す
る。
以後は絞り優先モードの場合と同様のシーケンスを進む
[ステップ124] オートブラケットモードが設定さ
れているか否かを示すフラグ FABRの状態を判別する。今オートブラケットモード
が設定されていないとすると、Stage : 4 (
ステップ129)へ進む。
次に、オートブラケットモード時の露出演算について説
明する。シャッタ優先モードの場合は、ステップ+19
で述べたようにブラケット段数用レジスタRGBRの内
容は絞りブラケット段数用レジスタRGBAに、またシ
ャッタ優先モードとマニュアル露出モードの場合は、ス
テップ122で述べたようにシャッタブラケット段数用
レジスタRGBTに、それぞれ記憶させている。ステッ
プ124では、オートブラケットモードでありフラグF
ABRが1にセットされているので、ステップ125へ
進む。
[ステップ125] ブラケット段数用レジスタRGB
Rの内容がτか否かの判別を行なう。
もしその内容が7であるとすれば、同一の露出(実施例
では標準の露出)で3回の撮影が行なわれてしまい、無
意味なため、オートブラケット撮影を禁止する必要があ
る。従ってこの場合はステップ126へ進む。
[ステップ126] オートブラケットモードを示すフ
ラグFABRをOにリセットする。
次にStage:4(ステップ129)へ進むことによ
り、オートブラケットの露出演算は行なわず、通常のル
ーチンを実行する。
前記ステップ125において、ブラケット段数用レジス
タRGBRの内容が零でなかった場合は、その段数情報
で露出演算を行なう必要があるので、ステップ127へ
進む。
[ステップ127]  Mlストロークスイッチswl
がオンされているか否かの判別を行なう。オンされてい
るときはステップ128へ進む。
[ステップ128] 絞り情報用レジスタRGAvの内
容と絞りブラケット段数用レジスタRGBAの内容を加
算し、再度レジスタRGAvに記憶させる。またシャッ
タ情報用レジスタRGTvの内容とシャッタブラケット
段数用レジスタRGBTの内容を加算し、再度レジスタ
RGTvに記憶させる。これは、シャッタ優先モード時
には演算された絞り情報を、絞り優先モード時には演算
されたシャッタ秒時情報をオートブラケット段数に応じ
て変更することを意味する。つまりステップ105の時
点でオートブラケット段数を負の数にならないように設
定するとすれば、ステップ128での演算後の値は標準
露出値に対してアンダー側の露出値となる。また、マニ
ュアル露出モードでは、絞り優先モードと同様なステッ
プ122を通過するため、シャツタ秒時の変更となり、
被写界深度の一定な、露出のみ切り替わるオートブラケ
ット撮影が可能となる。
また、前記ステップ127で第1ストロークスイツチs
wlがオフされていることを判別した場合は、測光タイ
マ動作中であるので、ステップ12Bの露出演算は行な
わず、ステップ129にて標準露出値を表示させること
になる。この場合でも、撮影する際はレリーズ釦12の
第1ストロークが必ずなされるため、ステップ128は
必ず通過し、よってオートブラケット撮影には問題ない
この様に、オートブラケットモードでは、第1ストロー
クスイツチswlがオンされている場合はオートブラケ
ットがかかった状態での露出値が、つまりこの実施例で
はアンダー側の露出値が表示され、測光タイマ動作中は
標準露出値が表示されることになる。これにより、撮影
者は容易にオートブラケットの露出値を認識することが
可能となる。
Stage : 4 [ステップ129] シャッタースピード情報(RGT
vレジスタの値)、絞り値情報(RGAvレジスタの値
)、オートブラケットの段数情報などは、LCD表示器
2により表示される。
出力ボートよりLCDC0Mが出力されると、DBUS
を介してデータがLCD表示回路1に送られ、LCD表
示回路1が駆動してLCD表示器2に所定の値を表示さ
せる。
[ステップ130〕 元のステップに戻る。
[ステップ5]AP  モー ド ス イ ッ チsw
AFMがワンショットモードかサーボモードであるかの
判別を行なう。ワンショットモードの場合は、第1スト
ロークスイツチswlを一度オンして測距すると、スイ
ッチswlをオフするまでは、AFロックとなり、オー
トフォーカス動作を行なわない。よってステップ6へ進
む。
[ステップ6] 絞り値情報を記憶しているレジスタR
GAvの値に基づき、レンズ通信回路8に絞り値情報を
送り、レンズ通信回路8はシリアル通信によりレンズ制
御回路9に絞り値情報を送る。レンズ制御回路9は、ス
テップモータM3に通電し、送られたデータに基づいた
絞りに駆動制御する。その後、マイクロコンピュータC
OMからの通信により、レンズ制御回路9はステップモ
ータM3への通電を止める。しかし、絞り羽根530は
摩擦その他の力により、制御された絞りのまま動かない
[ステップ7] レリーズ釦12の第2ストローク操作
が行なわれ、第2ストロークスイツチsw2のオン信号
が入カポ−)PAIに入力されているか否かの判別を行
なう。令弟2ストロークスイッチsw2のオン信号が入
力されていないとすると、ステップ8に進む。ここで第
1ストロークスイツチswlのオン信号が入力ポートP
AOに入力されていれば、ステップ4に戻る。
[ステップ8]  swlのオン信号が入力ポートPA
Oに入力されていると、ステップ9に進む。
[ステップ9] 測光タイマをリセットし、再びスター
トさせる。測光タイマは必ず第1ストロークスイツチs
wlがオフとなってから所定時間働くようにする。
[ステップ22] スイッチswAELの判別を行ない
、AEロックのときはステップ7へ、AEロツタでない
ときはステップ4へ進む。
スイッチ1がオンのまま、第2ストロークスイツチsw
2のオン信号がこないとすると、AEロツタのときはス
テップ7→ステツプ8→ステツプ9→ステツプ22→ス
テツプ7のルーブを続け、その間測光値の変更などは受
は付けず、絞りも固定されたままである。AEロックで
ないときはAFモードスイッチかワンショットモードで
あるかぎり、ステップ4−ステップ5→ステツプ6→ス
テツプ7→ステツプ8→ステツプ9−ステップ22→ス
テツプ4のループを回り続け、その間に、測光値の変更
、オートブラケットスイッチ、露出モードスイッチの変
更は受は付け、シャッタースピード、絞り値などのデー
タは変更され、それにより絞りも変更されたデータの絞
りに制御される。
そのループの間に第1ストロークスイツチswlのオン
信号が来なくなると、ステップ8からステップ121へ
と進む。
さて、AFモードがワンショットでスイッチswlのオ
ン信号に続いてスイッチsw2のオン信号が人力された
場合、ステップ7よりステップ13へと進み、露光動作
が行なわれる。
[ステップ13] 入力ボートPA6にセルフスイッチ
5ELFのオン信号が入力されているか否かの判別を行
なう。オン信号が人力されていればセルフタイマによる
撮影であるのでステップ14へ、そうでなければステッ
プ15へ進む。
[ステップ14] セルフタイマにより10秒を計時す
る。
[ステップ15] レリーズ給送シーケンスは第13図
を用い説明する。
出力ボートPDを1″とし、トランジスタTR3をオン
にしモータM1を駆動させる。
これにより、サブミラー70はダウンする。
[ステップ302] 入力ボートPA2にサブミラーダ
ウン終了を検知するスイッチswMRDOWNのオン信
号が入力されているか否かの判別を行なう。ここではオ
ン信号が人力されるまでの間、つまりサブミラーが完全
にダウンするまでこのループを繰り返し、完全にダウン
するとステップ303へ進む。
[ステップ303] シャッタ情報用レジスタRGTv
の内容はアペックス値であるので、実時間データに変換
(伸長)する。
[ステップ304] 出力ボートPE1よりパルス信号
を出力し、トランジスタTRIをオンにしてシャッタ先
幕マグネットMCIに通電させる。これにより、シャッ
タ先幕が走行する。
[ステップ305] レジスタRGTMの内容がバルブ
モードになっているが否かの判別を行なう。バルブモー
ドになっていれば、ステップ306へ、そうでなければ
ステップ307へ進む。
[ステップ306] 第2ストロークスイツチsw2の
オフ信号が人力されるのを待つ、これはバルブモードで
あるので、第2ストロークスイツチsw2のオン信号が
入力されている間はシャッタを開放にしておく必要があ
るからである。
[ステップ307] バルブモードでないので、ステッ
プ303で伸張されたデータによる実時間カウントを行
ない、演算されたシャツタ秒時の計時を行なう。
[ステップ308] 実時間カウントが終了すると、出
力ボートPE2よりパルス信号を出力し、トランジスタ
TR2をオンにしてシャッタ後幕用マグネットMG2に
通電させる。これにより、シャッタ後幕が走行する。
[ステップ309] 入力ボートPA5にシャッタ後幕
スイッチ5wCN2のオン信号が入力されているか否か
の判別を行なう。ここではオン信号が人力されるまでの
間、つまりシャッタ後幕の走行が完了するまでこのルー
プを繰り返し、完了するとステップ310へ進む。
[ステップ310] 出力ボートPDの出力を1″とし
、トランジスタTR3をオンにしてサブミラーアップや
シャッターチャージのためのモータM1をさらに回転さ
せる。
[ステップ311] フィルム輸送用にタイマをスター
トさせる。また出力ボートPCの出力を”1”とし、ト
ランジスタTR4をオンにしてフィルム巻き上げ用モー
タM2を回転させる。
[ステップ312] 入力ボートPA3にチャージ完了
検知用スイッチ5wCGHのオン信号が入力されていな
い、つまりチャージが完了していない場合はステップ3
14に進み、チャージが完了するとステップ313へ進
む。
[ステップ313] チャージが完了したので、出力ポ
ートPDの出力を0”にし、モータMlへの通電を断つ
第】0図のステップ16へ戻る。
[ステップ16]  オートブラケットモードが設定さ
れているか否かをフラグFABRの状態により判別する
。オートブラケットモードでなければステップ20へ、
そうであればステップ17へ進む。
[ステップ17]  オートブラケット撮影が3回行な
われたか否かの判別を行なう、前述したようにオートブ
ラケット撮影はアンダー、標準オーバーの3段階の露出
値で連続的に行なわれる撮影であるので、3回の撮影が
終了しない場合はステップ18へ進む。
[ステップ18]  絞り情報用レジスタRGAvの内
容から絞りブラケットステップ用レジスタGRBAの内
容を減算し、再度前記レジスタRGAvに記憶させる。
またシャツタ秒時情報用レジスタRGTvの内容からシ
ャッタブラケット段数用レジスタGRBTの内容を減算
し、再度前記レジスタRGTvに記憶させる。ここで第
11図のステップ128と同様にシャッタ優先、絞り優
先、マニュアル露出モードでも同一のプログラムで良い
のは、ステップ119、ステップ122でレジスタRG
BA。
RGBTの内容を変更したためである。尚2回の撮影で
は$+Il[準露出となり、3回目の撮影ではオーバー
露出になるのはこの演算式(減算式)から明白であろう
また、LCD表示回路1にデータを送り、シャッタスピ
ード、絞り値のデータをLCD表示器2に表示させる。
[ステップ19] シャッタ優先でオートブラケットモ
ードのときは、Av値が3回の撮影で変わることになり
、ここで絞り制御を行なう。
レンズ通信回路8を介してレンズ制御回路9に新しい絞
り値データを送る。レンズ制御回路9は絞りを開放に戻
すことなく、ステッピングモータM3に通電を行ない、
絞りを制御する。
その後通電は停止させる。また、シャッタ優先以外のオ
ートブラケット撮影でも、前と同じAv値データをレン
ズ制御回路9に送ることになるが、そのときは絞りをそ
のまま保持することになる。
次にプログラムはステップ15ヘジヤンプする。つまり
第2ストロークスイツチsw2のオンオフ状態いかんに
か、かわらず(レリーズ信号が発生しているか否かに関
係なく)、次の撮影に入る。またこのときの撮影がセル
フモードであっても、2回目、3回目はセルフタイマは
実行せずに次の撮影に入る。
オートブラケットモードで3回の撮影が終るとステップ
17よりステップ19.5へ進む。
[ステップ19.5] 絞り情報用レジスタRGAvの
内容から絞りブラケットステップ用レジスタGRBAの
2倍の内容を加算し、再度前記レジスタRGAvに記憶
させる。またシャツタ秒時情報用レジスタRGTvの内
容からシャッタブラケット段数用レジスタ GRBTの2倍の内容を加算し、再度前記レジスタRG
Tvに記憶させる。そしてステップ18と同様にLCD
表示器2に表示させ、これにより、レジスタRGAv、
RGTvにはオートブラケット撮影が始まる直前のデー
タが記憶されることになる。
以後、ステップ20へ進み、オートブラケットモードで
ないときに1回の撮影が終ったときと同様なシーケンス
となる。
[ステップ20] 人力ボートPA7に入力するスイッ
チ5wC5のオンオフ状態より速写モードであるか単写
モードであるかの判別を行なう。速写モードの場合、し
かもAFロックでないときはステップ4に戻り、第2ス
トロークスイツチsw2がオンの限りは、測光値、各ス
イッチの変更を受は付けながら、撮影が連続して行なわ
れる。ただしAFラワンョットモードなので、測距は初
めて第1ストロークスイツチswlが押されたとき以外
は行なわれず、APロックとなっており、絞りはステッ
プ6で制御されるのみ(オートブラケットモードのとき
はステップ19でも制御される)で、連続撮影中絞りを
開放に戻すことなく、絞り値が変更されたときは、変更
分だけ絞り羽根を動かすことにより制御される。
速写モードでAEロックのときは、ステップ7に戻り、
sw2がオンの限りは測光値、各スイッチの変更を受は
付けずに絞りも固定され連続撮影が行なわれる。
また単写モードの場合はステップ21へ進む。
[ステップ21] 第1ストロークスイツチswlのオ
フ信号が人力されるのを待つ。単写モードであるので撮
影者がレリーズ釦12の押圧動作を停止しないかぎり次
の撮影シーケンスには進まない。オフ信号が人力される
と、ステップ10へ進む。
[ステップ10] 絞りを開放に戻す(ステップ2.5
と同様)。その後スタートに戻る。
続いてAFがサーボモードのときの動作について説明す
る。
AFがサーボモードで第1ストロークスイツチswlの
オン信号に続いて第2ストロークスイツチsw2のオン
信号が人力されると、ステップ23よりステップ26へ
進み、一連の露光動作が行なわれる。
[ステップ26〜27] ステップ13〜14と同様、
セルフタイマ撮影時の処理を行なう。
[ステップ28] ステップ6と同様の動作で、サーボ
モードでは、第2ストロークスイツチsw2のオン信号
が入力されたのちに絞り制御を行なう。
[ステップ29] ステップ15と同じ動作で、レリー
ズ、給送シーケンスを行なう。
[ステップ30〜34] ステップ16〜19.5と同
様な動作で、オートブラケットモード時の処理を行なう
。オートブラケットモード1回目から3回目の撮影中は
測距動作は行なわず、AFがワンショットモードのとき
と同一となる。
オートブラケットモードで3回を最景三が行なわれたと
ぎは、ステップ34より、オートブラケットモードでな
いとき一回の撮影が終ったときはステップ30より、同
じステップ35に進む。
[ステップ35] ステップ10と同様、絞りを開放に
する。
[ステップ36] ステップ20と同様、速写モードで
あるか単写モードであるかの判別を行なう。速写モード
であるときは、ステップ2゜5に戻り、単写モードであ
るときはステップ37へ進む。AFサーボモードで速写
モードのときは、−回一回の撮影の直前に必ず測距とレ
ンズの距離環駆動その他を行ないながら、第2ストロー
クスイツチsw2がオンの限り露光動作を連続的に行な
う。−回の撮影(オートブラケットモードでは3回の撮
影)が終わるたびに絞りを開放にする動作を入れ、測距
が正しく行なえるようにする。
[ステップ37] ステップ21と同様、単写モードな
のでswlのオフ信号を待つ。オフ信号が入力されると
スタートへ戻る。
s w 1がオフとなってから、所定の時間が経過して
いないときは、測光タイマが動作中で、ステップ1→ス
テツプ11→ステツプ12→ステツプ12.1と進む、
また、ワショットモードでswlがオフしたときは、ス
テップ8→ステップ12.1と進み、サーボモードでs
wlがオンでSW2がオフのときもステップ23→12
.1と進む。
[ステップ11] 測光タイマが動作中であるか否かの
判別を行なう。
[ステップ12] ステップ4と同様に、測光、表示、
その他の動作を行なう。
[ステップ12.1]  入力ポートPA12の状態に
より、swPREの押されているか否かの判別を行なう
、swPREが押されているときはステップ12.2に
進む。
[ステップ12.2]  測光タイマのリセット及びス
タートを行なう。(ステップ9と同様)【ステップ12
.33  マイクロコンピュータCOMよりレンズ通信
回路8を介してレンズ制御回路9にデータを送り、レン
ズ制御回路9がステップモータM3に通電し、絞りを制
御する。ここまではステップ6と同様だが、このあと、
マイクロコンピュータCOMは、ステップモータM3の
通電をストップさせる通信は送らない。その後、ステッ
プ4に進む。swPREが押されていないときは、ステ
ップ12.1−12.4と進む。
[ステップ12.4]  絞りを開放にする。
(ステップ2.5と同様) これにより、s w P REが押されていると、常に
 ステッピングモータM3が通電したまま、絞りの制御
が行なわれ、swPREが戻されると絞りも開放に戻さ
れる。
[他の実施例] 本実施例では、AFサーボモードで速写のとき、必ず絞
りを開放にまで戻したが、これを測距動作に影響のない
程度に戻すということでもよい。第2図のフローチャー
トでは、ステップ2.5とステップ35の絞り開放をそ
れぞれ、測距可能な絞りに制御を変更することですむ。
[発明の効果] 本発明は、特定連写モードの際には絞りを撮影ごとに開
放に戻すことをやめたので、各駒間の時間を短くするこ
とが出来るとともに、消費電流の大幅な削減を可能とし
た一眼レフレックスカメラを提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例としての電動駆動カメラの各構
成配置説明図。 第2図は第1図の各構成の要部分解斜視図。 第3図(a)、(b)は第2図に示したミラーボックス
駆動機構およびフィルム巻き戻し駆動機構の動作説明図
。 第4図(a)、(b)は第3図に示した位相検知構成の
みの動作説明図。 第5図(a)、(b)は第3図における伝達切換構成の
動作説明図。 第6図(a)、(b)はシャッタユニットの要部構成を
示す動作説明図。 第7図は第6図のシャッタ構成の走行制御機構を示す斜
視図。 第8図は撮影レンズ内の絞り駆動構成を示す斜視図。 第9図は各機構の動作を制御する回路図。 第10図は第9図の回路の動作を説明するためのフロー
チャート。 第11図は測光、表示、シーフェンスの動作を説明する
ためのフローチャート。 第12図は情報読み取りの動作を説明するためのフロー
チャート。 第13図はレリーズ、給送シーフェンスを説明するため
のフローチャート。 第14図は第1の光学素子および第2の光学素子がAF
測距状態にいるときの中央断面図。 第15図は第1の光学素子及び第2の光学素子及び電磁
絞り機構が撮影準備状態にいる時の中央断面図。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)連続撮影時に、最初の一駒目の撮影距離で二駒目
    以降も撮影する第一の連写モードと、各撮影駒毎にオー
    トフォーカスを行なう第二の連写モードを有する一眼レ
    フレックスカメラにおいて、第一の連写モードにおいて
    は一駒目の制御絞り値を維持して連続撮影を行ない、第
    二の連写モードのときは、各撮影駒毎に絞りを初期位置
    迄復帰させて連続撮影を行なう絞り制御手段を設けたこ
    とを特徴とした一眼レフレックスカメラ。
  2. (2)連続撮影時に、最初の一駒目の撮影距離で二駒目
    以降も撮影する第一の連写モードと、各撮影駒毎にオー
    トフォーカスを行なう第二の連写モードを有する一眼レ
    フレックスカメラにおいて、第一の連写モードにおいて
    は一駒目の制御絞り値を維持して連続撮影を行ない、第
    二の速写モードのときは、二駒目以降にオートフォーカ
    スを可能とする絞り値までしか絞りを戻さないで連続撮
    影を行なう絞り制御手段を設けたことを特徴とした一眼
    レフレックスカメラ。
  3. (3)上記第一の連写モードにおいては一駒目の測光演
    算値で露出を制御し、上記第二の連写モードのときは、
    各駒毎に測光し露出を制御する露出制御手段を設けたこ
    とを特徴とした請求項(1)又は(2)記載の一眼レフ
    レックスカメラ。
  4. (4)撮影レンズを透過した光をファインダー光学系と
    撮影系へ所定の比率で光を分割する光学素子を有し、露
    光時も該光学素子を透過した光りで露光することを特徴
    とした請求項(1)、(2)又は(3)記載の一眼レフ
    レックスカメラ。
JP25145988A 1988-10-04 1988-10-04 一眼レフレックスカメラ Pending JPH0297925A (ja)

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JP25145988A JPH0297925A (ja) 1988-10-04 1988-10-04 一眼レフレックスカメラ
US07/417,202 US5140358A (en) 1988-10-04 1989-10-04 Camera
US07/876,568 US5331366A (en) 1988-10-04 1992-04-30 Camera

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020170181A (ja) * 2020-06-23 2020-10-15 株式会社ニコン 開口装置、撮像装置及びレンズ鏡筒

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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