JPH0296377A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0296377A JPH0296377A JP24834988A JP24834988A JPH0296377A JP H0296377 A JPH0296377 A JP H0296377A JP 24834988 A JP24834988 A JP 24834988A JP 24834988 A JP24834988 A JP 24834988A JP H0296377 A JPH0296377 A JP H0296377A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に不揮発性
MOSメモリ装置の構造改善に関するものである。
MOSメモリ装置の構造改善に関するものである。
従来の半導体装置として浮遊ゲートを有するアバランシ
ェ注入型不揮発性MOSメモリ装置(以下、EFROM
という)が提案されている。このEPROMは、周知の
ようにメモリトランジスタ特性を向上(例えば、書込み
易くする等)させるため、浮遊ゲート電極と制御ゲート
との間の第2ゲート絶縁膜容量を大きくするような構造
が用いられている。
ェ注入型不揮発性MOSメモリ装置(以下、EFROM
という)が提案されている。このEPROMは、周知の
ようにメモリトランジスタ特性を向上(例えば、書込み
易くする等)させるため、浮遊ゲート電極と制御ゲート
との間の第2ゲート絶縁膜容量を大きくするような構造
が用いられている。
第4図は従来のEPROMにおけるモストランジスタの
製造工程を示す断面図である。以下この図に従って説明
する。まず、第4図(a)に示すようにシリコン基板1
の上面に約0.6μmのフィールド酸化シリコン膜2及
び約300人の第1ゲート酸化シリコン膜3を950℃
程度の熱酸化法により所定の領域に形成した後、浮遊ゲ
ート電極となる第1多結晶シリコン膜4を生成し、リン
をドープする。次に、この第1多結晶シリコン膜4を熱
酸化することにより、約150人の第2ゲート酸化シリ
コン膜5を生成し、さらに、その上に窒化シリコン膜6
をCVD法により堆積する。次に、図に示していないが
レジストをマスクにして、メモリトランジスタのチャネ
ル幅方向の浮遊ゲート電極の長さを決めるように窒化シ
リコン膜6、第2ゲート酸化シリコン膜5及び第1多結
晶シリコン膜4をエツチングする。このエツチングによ
り露出した第1多結晶シリコン膜4の側面に、図示して
いないが1000〜1500人の酸化シリコン膜を90
0℃前後の温度においてWET雰囲気で熱酸化すること
により生成する。この熱酸化の際、窒化シリコン膜6上
には50人程度の極めて薄い第3ゲート酸化シリコン膜
7が同時に生成される。次に、制御ゲート電極となる第
2多結晶シリコン膜8を生成し、リンをドープする。そ
して、メモリトランジスタのソース・ドレイン間隔を決
めるようにレジスト9をマクスにして順次上面層からエ
ッチソゲする。このとき、第2多結晶シリコン膜8をC
F sガスを用いて異方性プラズマエツチングするが、
少し第2多結晶シリコン膜8がサイドエツチングするた
め、エツチング条件によるがレジスト9より0.1〜0
.2μm程度幅が狭くなる。このサイドエッチ量を少な
くするためには、レジスト9もエツチングしながら第2
多結晶シリコン膜8をエツチングする方法もあるが、こ
の場合、寸法の制御性が悪くなる恐れがある。次に、レ
ジスト9をマスクに第3ゲート酸化シリコン膜7.窒化
シリコン膜6.及び第2ゲート酸化シリコン膜5を同時
に02を含んだCHF、ガスまたは02F6ガスを用い
て1000〜1500Wの異方性プラズマエツチングを
行なう。この3層のゲート絶縁膜のエツチングは、はぼ
完全異方性エツチングになり、レジスト9とほぼ同じ幅
の3層のゲート絶縁膜(第3ゲート酸化シリコン膜7.
窒化シリコン膜6、第2ゲート酸化シリコン膜5)が形
成される。
製造工程を示す断面図である。以下この図に従って説明
する。まず、第4図(a)に示すようにシリコン基板1
の上面に約0.6μmのフィールド酸化シリコン膜2及
び約300人の第1ゲート酸化シリコン膜3を950℃
程度の熱酸化法により所定の領域に形成した後、浮遊ゲ
ート電極となる第1多結晶シリコン膜4を生成し、リン
をドープする。次に、この第1多結晶シリコン膜4を熱
酸化することにより、約150人の第2ゲート酸化シリ
コン膜5を生成し、さらに、その上に窒化シリコン膜6
をCVD法により堆積する。次に、図に示していないが
レジストをマスクにして、メモリトランジスタのチャネ
ル幅方向の浮遊ゲート電極の長さを決めるように窒化シ
リコン膜6、第2ゲート酸化シリコン膜5及び第1多結
晶シリコン膜4をエツチングする。このエツチングによ
り露出した第1多結晶シリコン膜4の側面に、図示して
いないが1000〜1500人の酸化シリコン膜を90
0℃前後の温度においてWET雰囲気で熱酸化すること
により生成する。この熱酸化の際、窒化シリコン膜6上
には50人程度の極めて薄い第3ゲート酸化シリコン膜
7が同時に生成される。次に、制御ゲート電極となる第
2多結晶シリコン膜8を生成し、リンをドープする。そ
して、メモリトランジスタのソース・ドレイン間隔を決
めるようにレジスト9をマクスにして順次上面層からエ
ッチソゲする。このとき、第2多結晶シリコン膜8をC
F sガスを用いて異方性プラズマエツチングするが、
少し第2多結晶シリコン膜8がサイドエツチングするた
め、エツチング条件によるがレジスト9より0.1〜0
.2μm程度幅が狭くなる。このサイドエッチ量を少な
くするためには、レジスト9もエツチングしながら第2
多結晶シリコン膜8をエツチングする方法もあるが、こ
の場合、寸法の制御性が悪くなる恐れがある。次に、レ
ジスト9をマスクに第3ゲート酸化シリコン膜7.窒化
シリコン膜6.及び第2ゲート酸化シリコン膜5を同時
に02を含んだCHF、ガスまたは02F6ガスを用い
て1000〜1500Wの異方性プラズマエツチングを
行なう。この3層のゲート絶縁膜のエツチングは、はぼ
完全異方性エツチングになり、レジスト9とほぼ同じ幅
の3層のゲート絶縁膜(第3ゲート酸化シリコン膜7.
窒化シリコン膜6、第2ゲート酸化シリコン膜5)が形
成される。
そして、上記3Nのゲート絶縁膜が形成された後、第1
多結晶シリコン膜4がエツチングされる。ここで、第1
多結晶シリコン膜4も第2多結晶シリコン膜8と同じよ
うにサイドエンチングされるため、3層のゲート絶縁膜
の突出部が形成される。
多結晶シリコン膜4がエツチングされる。ここで、第1
多結晶シリコン膜4も第2多結晶シリコン膜8と同じよ
うにサイドエンチングされるため、3層のゲート絶縁膜
の突出部が形成される。
次に、第4図(b)に示すように、レジスト9を除去し
た後、フッ酸水溶液を用いて第2多結晶シリコン膜8.
第1多結晶シリコン膜4をマスクに第1ゲート酸化シリ
コン膜3をエンチングし、ソース・ドレインとなるシリ
コン基vi1を露出させる。この際、第2ゲート酸化シ
リコン膜5及び第3ゲート酸化シリコン膜7の突出部T
の酸化膜もエツチングされる。次に、第2多結晶シリコ
ン膜8をマスクにソース・ドレイン領域に不純物をイオ
ン注入し、注入層11aを形成する。
た後、フッ酸水溶液を用いて第2多結晶シリコン膜8.
第1多結晶シリコン膜4をマスクに第1ゲート酸化シリ
コン膜3をエンチングし、ソース・ドレインとなるシリ
コン基vi1を露出させる。この際、第2ゲート酸化シ
リコン膜5及び第3ゲート酸化シリコン膜7の突出部T
の酸化膜もエツチングされる。次に、第2多結晶シリコ
ン膜8をマスクにソース・ドレイン領域に不純物をイオ
ン注入し、注入層11aを形成する。
次に、第4図<c>に示すように、注入した不純物を熱
拡散して所定のソース・ドレイン膜11を形成し、PS
G層12を堆積後コンタクト部を設け、アルミ13及び
パッシベーション膜14を形成する。
拡散して所定のソース・ドレイン膜11を形成し、PS
G層12を堆積後コンタクト部を設け、アルミ13及び
パッシベーション膜14を形成する。
なお、上記のEFROMについては、特公昭53−11
195号公報(山崎舜平氏)、特開昭57−93578
号公報(ジョージ・ジェイ・コーシュ氏)、特開昭59
−16187号公報(ジェームス・エル・バターソン氏
)等に詳細に記載されている。
195号公報(山崎舜平氏)、特開昭57−93578
号公報(ジョージ・ジェイ・コーシュ氏)、特開昭59
−16187号公報(ジェームス・エル・バターソン氏
)等に詳細に記載されている。
このように従来技術による半導体装置では、ソース・ド
レインとなる不純物をシリコン基板1にイオン注入する
際、3層の絶縁膜からなる突出部分子が存在するため、
この突出部T下のシリコン基板1には不純物が殆ど注入
されない。特に、ソース・ドレインにN+拡散領域を形
成するためASを注入する場合、Asは窒化シリコン膜
6をほとんど通過しない。
レインとなる不純物をシリコン基板1にイオン注入する
際、3層の絶縁膜からなる突出部分子が存在するため、
この突出部T下のシリコン基板1には不純物が殆ど注入
されない。特に、ソース・ドレインにN+拡散領域を形
成するためASを注入する場合、Asは窒化シリコン膜
6をほとんど通過しない。
従来のメモリトランジスタにおけるソース・ドレイン寸
法は1.0〜1.2μm程度であり、その拡散深さは不
純物にAsを用いた場合、約0.3μm程度(熱拡散を
900℃で1時間)になるように形成していた。このよ
うな場合、上記のような突出部Tが存在していても拡散
層が横方向に0.1〜0゜2μm程度広がり問題となら
なかった。
法は1.0〜1.2μm程度であり、その拡散深さは不
純物にAsを用いた場合、約0.3μm程度(熱拡散を
900℃で1時間)になるように形成していた。このよ
うな場合、上記のような突出部Tが存在していても拡散
層が横方向に0.1〜0゜2μm程度広がり問題となら
なかった。
しかし、近年の微細化にともない、ソース・ドレイン膜
11の深さが0.2μm程度以下となってきたため、拡
散層の横の広がりが少なくなり、第2図(C)に示すよ
うにソース・ドレイン膜11がゲートの端部まで到達せ
ず寸断(オフセント)されてしまうという欠点があった
。このため、ゲート電極に所定の電圧を印加してもメモ
リトランジスタがオン状態にならず、電気的特性にバラ
ツキが生じる結果となった。
11の深さが0.2μm程度以下となってきたため、拡
散層の横の広がりが少なくなり、第2図(C)に示すよ
うにソース・ドレイン膜11がゲートの端部まで到達せ
ず寸断(オフセント)されてしまうという欠点があった
。このため、ゲート電極に所定の電圧を印加してもメモ
リトランジスタがオン状態にならず、電気的特性にバラ
ツキが生じる結果となった。
本発明は上記のような欠点を解消するためなされたもの
で、突出部Tを無くすことにより、ソース・ドレインの
オフセットのない浮遊ゲートを有する半導体装置の製造
方法を得ることを目的としている。
で、突出部Tを無くすことにより、ソース・ドレインの
オフセットのない浮遊ゲートを有する半導体装置の製造
方法を得ることを目的としている。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、シリコン基板上
に第1ゲート酸化シリコン膜を形成し、その上面に第1
多結晶シリコン膜を生成する工程と、第1多結晶シリコ
ン膜上に酸化シリコン膜と窒化シリコン膜による層間絶
縁膜とを生成する工程と、層間絶縁膜上に第2ゲート電
極層を形成する工程と、第2電極層上にレジストを形成
し、このレジストをマスクにしてプラズマエツチングす
る工程と、レジストを除去した後、第2ゲート電極層を
マスクにしてプラズマエツチングする工程とを有してい
る。
に第1ゲート酸化シリコン膜を形成し、その上面に第1
多結晶シリコン膜を生成する工程と、第1多結晶シリコ
ン膜上に酸化シリコン膜と窒化シリコン膜による層間絶
縁膜とを生成する工程と、層間絶縁膜上に第2ゲート電
極層を形成する工程と、第2電極層上にレジストを形成
し、このレジストをマスクにしてプラズマエツチングす
る工程と、レジストを除去した後、第2ゲート電極層を
マスクにしてプラズマエツチングする工程とを有してい
る。
第2ゲート電極層をマスクにしてプラズマエツチングす
ることにより、酸化シリコン膜と窒化シリコン膜からな
る突出部を除去する。
ることにより、酸化シリコン膜と窒化シリコン膜からな
る突出部を除去する。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図は本発明に係る一実施例を示したEPROMにお
けるモストランジスタの製造工程の断面図である。以下
、この製造工程順に従って説明する。
けるモストランジスタの製造工程の断面図である。以下
、この製造工程順に従って説明する。
まず、同図(a)に示すように、シリコン基板1の上面
にフィールド酸化シリコン膜2.第1ゲート酸化シリコ
ン膜3.第1多結晶シリコン膜4゜第2ゲート酸化シリ
コン膜5.窒化シリコン膜6゜第3ゲート酸化シリコン
膜7.及び第2多結晶シリコン膜8を形成した後、図示
していないレジスト9をマスクに順次第4図と同様に第
2多結晶シリコン膜8,3層ゲート絶縁膜(第3ゲート
酸化シリコン膜7.窒化シリコン膜6.第2ゲート酸化
シリコン膜5)及び第1多結晶シリコン膜4をエツチン
グし、レジスト9を除去する。そして、第1図(b)に
示すように、第2多結晶シリコン膜8をマスクに数パー
セントの02を含んだCHF3ガスまたはcz F6ガ
スを用いて1000〜1500Wの異方性プラズマエツ
チングを行なうことにより、3層ゲート絶縁膜の突出部
T及び第1ゲート酸化シリコン膜3をエツチングする。
にフィールド酸化シリコン膜2.第1ゲート酸化シリコ
ン膜3.第1多結晶シリコン膜4゜第2ゲート酸化シリ
コン膜5.窒化シリコン膜6゜第3ゲート酸化シリコン
膜7.及び第2多結晶シリコン膜8を形成した後、図示
していないレジスト9をマスクに順次第4図と同様に第
2多結晶シリコン膜8,3層ゲート絶縁膜(第3ゲート
酸化シリコン膜7.窒化シリコン膜6.第2ゲート酸化
シリコン膜5)及び第1多結晶シリコン膜4をエツチン
グし、レジスト9を除去する。そして、第1図(b)に
示すように、第2多結晶シリコン膜8をマスクに数パー
セントの02を含んだCHF3ガスまたはcz F6ガ
スを用いて1000〜1500Wの異方性プラズマエツ
チングを行なうことにより、3層ゲート絶縁膜の突出部
T及び第1ゲート酸化シリコン膜3をエツチングする。
このエツチングにおいて、例えばCHF3 +Q2ガス
を用い1000〜1500Wのパワーで2分行なった場
合、各層のエツチングレートは、第1ゲート酸化シリコ
ン膜3.第2ゲート酸化シリコン膜5.第3ゲート酸化
シリコン膜7及び窒化シリコン膜6は約500人/分、
第2多結晶シリコン膜8は約80人/分。
を用い1000〜1500Wのパワーで2分行なった場
合、各層のエツチングレートは、第1ゲート酸化シリコ
ン膜3.第2ゲート酸化シリコン膜5.第3ゲート酸化
シリコン膜7及び窒化シリコン膜6は約500人/分、
第2多結晶シリコン膜8は約80人/分。
シリコン基板1は約50人/分であった。従って、エツ
チングマスクとして用いた第2多結晶シリコン膜8及び
シリコン基板1のエツチング量はそれぞれ160人と1
00人程度量あり、殆ど無視することができる。次に、
第2多結晶シリコン膜8または第1多結晶シリコン膜4
をマスクに露出したシリコン基板1に第4図と同様に不
純物をイオン注入する。次に、熱拡散によりソース・ド
レイン膜11を形成し、PSD膜12.コンタクト、ア
ルミ13.パンシベーション膜14を形成する。
チングマスクとして用いた第2多結晶シリコン膜8及び
シリコン基板1のエツチング量はそれぞれ160人と1
00人程度量あり、殆ど無視することができる。次に、
第2多結晶シリコン膜8または第1多結晶シリコン膜4
をマスクに露出したシリコン基板1に第4図と同様に不
純物をイオン注入する。次に、熱拡散によりソース・ド
レイン膜11を形成し、PSD膜12.コンタクト、ア
ルミ13.パンシベーション膜14を形成する。
このように本実施例の半導体装置は、突出部Tを除去す
るため、ソース・ドレイン膜11がオフセットされるこ
とがなく、電気的特性にバラツキの少ないEPROMを
製造することが可能となる。
るため、ソース・ドレイン膜11がオフセットされるこ
とがなく、電気的特性にバラツキの少ないEPROMを
製造することが可能となる。
また、上記の実施例において、第1図に示すように第2
多結晶シリコン膜8と第1多結晶シリコン膜4の幅が同
じに形成した場合を示したが、第2図(a)に示すメモ
リトランジスタの断面図のように、第1多結晶シリコン
膜4の幅が第2多結晶シリコン膜8の幅より広い場合は
、同図(b)に示すように、ソース・ドレイン膜11の
ソース・ドレイン間隔を第1多結晶シリコン膜4の幅で
決定されるため、上記実施例と同一の効果を有する。一
方、第1多結晶シリコン膜4が第1多結晶シリコン膜8
より狭い場合は、ソース・ドレイン膜11の寸断が発生
する可能性が有る。この場合、第1多結晶シリコン膜4
と第2多結晶シリコン膜8の幅を、これら多結晶シリコ
ン膜のエツチング条件で制御するか、第3図に示すメモ
リトランジスタの断面図のように3層ゲート絶縁膜エツ
チングおいて第2多結晶シリコン膜8の側面にポリマー
15を付着させることにより防止することができる。
多結晶シリコン膜8と第1多結晶シリコン膜4の幅が同
じに形成した場合を示したが、第2図(a)に示すメモ
リトランジスタの断面図のように、第1多結晶シリコン
膜4の幅が第2多結晶シリコン膜8の幅より広い場合は
、同図(b)に示すように、ソース・ドレイン膜11の
ソース・ドレイン間隔を第1多結晶シリコン膜4の幅で
決定されるため、上記実施例と同一の効果を有する。一
方、第1多結晶シリコン膜4が第1多結晶シリコン膜8
より狭い場合は、ソース・ドレイン膜11の寸断が発生
する可能性が有る。この場合、第1多結晶シリコン膜4
と第2多結晶シリコン膜8の幅を、これら多結晶シリコ
ン膜のエツチング条件で制御するか、第3図に示すメモ
リトランジスタの断面図のように3層ゲート絶縁膜エツ
チングおいて第2多結晶シリコン膜8の側面にポリマー
15を付着させることにより防止することができる。
なお、上記の実施例では、制御ゲート電極に多結晶シリ
コン膜を用いたが、Mo5t、WSi等のシリサイド層
でも良い。
コン膜を用いたが、Mo5t、WSi等のシリサイド層
でも良い。
また、上記実施例では、EPROMについて説明したが
、1層レジストで多層ゲート電極をエツチングし、その
ゲート電極間の絶縁に窒化シリコン膜と酸化シリコン膜
を有する半導体装置に応用することもできる。
、1層レジストで多層ゲート電極をエツチングし、その
ゲート電極間の絶縁に窒化シリコン膜と酸化シリコン膜
を有する半導体装置に応用することもできる。
以上説明のように本発明は、第2ゲート電極層をマスク
にしてプラズマエツチングすることにより、酸化シリコ
ン膜と窒化シリコン膜からなる突出部を除去するため、
ソース・ドレイン層がゲートに対して寸断されることが
なく、電気的特性のバラツキが少ない半導体装置を製造
できるという優れた効果を有する。
にしてプラズマエツチングすることにより、酸化シリコ
ン膜と窒化シリコン膜からなる突出部を除去するため、
ソース・ドレイン層がゲートに対して寸断されることが
なく、電気的特性のバラツキが少ない半導体装置を製造
できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すEFROMにおけるモ
ストランジスタの製造工程の断面図、第2図及び第3図
は別の実施例を示すメモリトランジスタの断面図、第4
図は従来のEPROMにおけるモストランジスタの製造
工程を示す断面図である。 1・・・シリコン基板、2・・・フィールド酸化シリコ
ン膜、3・・・第1ゲート酸化シリコン膜、4・・・第
1多結晶シリコン膜、5・・・第2ゲート酸化シリコン
膜、6・・・窒化シリコン膜、7・・・第3ゲート酸化
シリコン膜、8・・・第2多結晶シリコン膜、9・・・
レジスト、11・・・ソース・ドレイン膜、lla・・
・注入層。 第 1 図
ストランジスタの製造工程の断面図、第2図及び第3図
は別の実施例を示すメモリトランジスタの断面図、第4
図は従来のEPROMにおけるモストランジスタの製造
工程を示す断面図である。 1・・・シリコン基板、2・・・フィールド酸化シリコ
ン膜、3・・・第1ゲート酸化シリコン膜、4・・・第
1多結晶シリコン膜、5・・・第2ゲート酸化シリコン
膜、6・・・窒化シリコン膜、7・・・第3ゲート酸化
シリコン膜、8・・・第2多結晶シリコン膜、9・・・
レジスト、11・・・ソース・ドレイン膜、lla・・
・注入層。 第 1 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 シリコン基板上に第1ゲート酸化シリコン膜を形成し、
その上面に第1多結晶シリコン膜を生成する工程と、 前記第1多結晶シリコン膜上に酸化シリコン膜と窒化シ
リコン膜による層間絶縁膜とを生成する工程と、 前記層間絶縁膜上に第2ゲート電極層を形成する工程と
、 前記第2電極層上にレジストを形成し、このレジストを
マスクにしてプラズマエッチングする工程と、 前記レジストを除去した後、前記第2ゲート電極層をマ
スクにしてプラズマエッチングする工程とを有すること
を特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24834988A JPH0296377A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24834988A JPH0296377A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0296377A true JPH0296377A (ja) | 1990-04-09 |
Family
ID=17176772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24834988A Pending JPH0296377A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0296377A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5284786A (en) * | 1992-08-14 | 1994-02-08 | National Semiconductor Corporation | Method of making a split floating gate EEPROM cell |
JP2008153540A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Toshiba Corp | 不揮発性半導体メモリ |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP24834988A patent/JPH0296377A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5284786A (en) * | 1992-08-14 | 1994-02-08 | National Semiconductor Corporation | Method of making a split floating gate EEPROM cell |
JP2008153540A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Toshiba Corp | 不揮発性半導体メモリ |
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