JPH0295846A - セラミックタイルマット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、屋外の苛酷な条件の下での置き敷き使用にも
充分に耐えることのできる、セラミックタイルマットに
関するものである。

従来の技術とその問題点 従来、屋内でインテリＶ的な使用目的で置き敷き使用さ
れるいわゆるセラミックマツ１−やセラミックカーペラ
１へは公知である。これら公知のものは、セラミックタ
イルを適当な厚みをもつウレタンゴム等のゴム・プラス
チック製バッギング材や繊維製カーペット等に配列接着
してユニツ１−化されたものである。

これらは、直射日光や雨曝しに加えて、人の頻繁な歩行
による激しい衝撃をうけるような屋外の苛酷な条件の下
あるいは浴室の床など常時渇水に浸る場所では、耐老化
性、耐水性、接着性に劣るため到底使用できるものでは
なかった。

本発明は、この点に鑑みいわゆるセラミックマットの改
良を行ったものである。

問題を解決するための手段 本発明は、加硫ゴムチップをバインダーで固めてなるシ
ート状物の表面に、セラミックタイルや石材などの複数
個を、適当な目地間隔をもうけて、ボリマーヒメン１−
系接着剤で接着してユニツ１〜としたセラミックタイル
マット並びに　加硫ゴムチツブをバインダーで固めてな
るシート状物の表面に、セラミックタイルや石材などの
複数個を、適当な目地間隔をもうけて、非加硫ゴムシー
トを介してポリマーセメント系接着剤で接着することを
特徴とするセラミックタイルマットの製造方法である。

以下図面に示す実施例に基づき詳細に説明する。

本発明では、加硫ゴムチップをバインダーで固めてなる
シート状物１をいわゆるバッキング材として用いる。こ
こに加硫ゴムチップとは、ゴムクイヤ表面のスピユーゴ
ム、ゴムくつ底のパリその他汎用のゴム製品のスクラッ
プをそのまま、若しくは必要に応じて砕いて用いること
ができる。バインダーとしては、−液湿気硬化型ウレタ
ン組成物その他のウレタン系組成物、弾性を有するエポ
キシ樹脂組成物、そのほかイソプレン、クロロプレン、
ブタジェン等の液状ゴム組、酸物などを用いることがで
きる。シート状物１の大きさは任意であるが、厚み３〜
２ＯＮｓで３０　ｃｍ　Ｘ　３０　ｃｍ角ないＤＯ し七傘ｃｍ　Ｘ　１００　ｃｍ角程度が好ましい。

ポリマーセメント系接着剤３は、普通ポルトランドセメ
ントに珪砂のような細骨剤を混合した従来のものでもよ
く、必要に応じて、保水性や作業性を向上させるために
、メチルセルローズやとドロキシエチルセルローズなど
の水溶性高分子を添加したり、また接着性を更に高める
ために、セメントモルタル混和用合成樹脂エマルジョン
や、合成ゴムラテックスを添加して用いられる。

非加硫ゴムシート２は、天然ゴムや合成ゴムを主成分と
し、軟化剤、老化防止剤、充填剤などが混練りされたも
のであり（自着性を有するゴムシートとしたい場合には
、上記材料の他に粘着性付与樹脂も配合される）、非加
硫のまま、シート状に成型して用いられる。このシー］
・の片面に、ポリエステル、ポリオレフィン、ナイロン
、ビニロン、ガラス繊維、綿などからなる、目の開きが
０゜５Ｘ０．５〜５　Ｘ　５　／　ｃｒｙ間のネットを
貼設若しくは埋設により補強したものが好適で、貼設補
強の構造をとった場合、通常はネット貼設面の反対側の
面に上記ポリマーセメント系接着剤３をもってセラミッ
クタイル４や石材が適当な目地間隔５をもうけて貼りつ
けられる。

作用効果 本発明のセラミックタイルマツ１〜は、加硫ゴムチップ
をバインダーで固めてなるシート状物１の表面に、セラ
ミックタイルや石材などの複数個を、適当な目地間隔を
もうけて、ポリマーセメント系接着剤３で接着してユニ
ットとしたため、シー１〜状物１やポリマーセメン１−
系接着剤３により直射日光や雨曝し条件下での耐老化性
や接着性が著しく高められる結果、屋外の苛酷な条件の
下あるいは浴苗床などでのセラミックタイルマットの使
用を可能にする。

また、セラミックタイルや石材など４を、ポリマーセメ
ント系接着剤３で接着するに際し、シート状物１との間
に非加硫ゴムシート２を介した場合には、接着剤となる
セメントモルタルは、セラミックタイルとの接着性はも
とより、非加硫ゴムともなじみ性が良好で強い接着力と
防水性を発揮する。この際、本発明のタイルマット同士
の突合Ｕ目地部分には、通常のコーキング剤をもってシ
ールを施し防水効果を完全なものとする。

とりわけ非加硫ゴムシート２として再生ブチルゴムが配
合された粘着性非加硫ブチルゴムシートを用いたときは
、シート状物１とセラミックタイルや石材など４との接
着力はきわめて大きなしのとなる。したがって本発明に
よるセラミックタイルマツ］へは、直射日光や雨曝しに
加えて、人の頻繁な歩行による激しい衝撃をうけるよう
な屋外の苛酷な条件の下例えば船舶の甲板等においても
、その置き敷き使用を可能にするものである。なお本発
明のセラミックタイルマットは、オフィスや居室の床な
ど屋内使用が可能なことはいうまでもない。

本発明のセラミックタイルマットはまた、モルタルで固
着加工した従来の構造に比べて、下地の収縮や膨脂の影
響を受けにくく且部分取替えが容易であることは勿論、
加硫ゴムチップマツ１〜の制振効果により、歩行時の反
響音が小さい。また、加硫ゴムチップマットの断熱性能
により床からの温熱や冷熱の逸散を効率良く防ぐことが
できる。

実　　施　　例 以下に実施例をあげて、本発明を具体的に説明する。（
配合割合は、全て重量百分率）（実施例　１） ブチルゴム　２５、再生ブチルゴム　１２、ポリブテン
　８、ポリテルペン樹脂　８、プロセス油　４、炭酸カ
ルシウム　４２．６、老化防止剤０．４をバンバリーミ
キサ−で混練りし、ついでカレンダーロールを用いて生
地出しして、厚さ１馴の粘着性非加硫ブチルゴムシー１
・２を得た。

加硫タイヤのスピユーゴム１００に対して一液湿気硬化
型ウレタンを１０混合したものを加熱プレス内に充填し
、１２０℃で２０分間プレス硬化したものを５ｍの厚み
に漉き、８０　ｃｍ角のシート状物１を得た。その表面
にプライマーとしてクロロプレン系コンタクト型接着剤
［商品名：エバーボンドＮＰ−２：世界長（株）製］を
塗布し、指触乾燥してから、上記の粘着性非加硫ブチル
ゴムシート２を貼りつけ、ローラーがけしてよく圧着し
た。

この上に、普通ポルトランドセメント　３２、珪砂８号
　６４．７、メチルセルローズ　０．１、モルタル添加
用粉末エマルジョン［商品名：モビニールＤＭ−２００
：ヘキスト合成（株）製］３．２を予め混合したものを
、水で練ってスラリー状とし、これを上記の粘着性非加
硫ブチルゴムシート上に２〜３＃の厚さに塗布して、２
００ｓ角のμ器賀床用タイルを、目地間隔１０ｍｍをあ
けて貼りつけた。

貼りつけ一夜後に、目地セメントを水練りし、ゴムコテ
で目地詰めを行って静間し、セラミックタイルマットを
得た。

（実施例　２） ブチルゴム　３０．再生ブチルゴム　１４、プロセス油
　４．８、炭酸カルシウム　５０．４、老化防止剤　０
．８を実施例１と同様の方法で成型した。このゴムシー
トは、非粘着性であった。

このゴムシートを用いて、実施例１と同様の方法でタイ
ルを貼りつけ、セラミックタイルマツ］〜を１ｑだ。

（実施例　３） 天然ゴム　３４、ポリブテン　１４、粘着付与樹脂（ロ
ジン）　１３、プロセス油　２．８、炭酸カルシウム　
３５．９、老化防止剤　０．３を実施例１と同様の方法
で成型し、厚さ１＃ｌ＃ｌの粘着性非加硫天然ゴムシー
トを得た。この粘着性非加硫天然ゴムシートを用いて、
実施例１と同様の方法でタイルを貼りつけ、セラミック
タイルマットを得た。

（実施例　４） 実施例１と同様のゴムシートを用い、普通ポルトランド
セメント　３５．５、珪砂８号　６４゜４、メチルセル
ローズ　０．１を予め混合したものを水練りし、これを
ゴムシート上に２〜３　ｍｍの厚さに塗布して、実施例
１と同様の方法でタイルを貼りつけ、セラミックタイル
マットを得た。

【図面の簡単な説明】

第一図は本発明のセラミックタイルマットの一例を示す
斜視図である。 １・・・シート状物、　２・・・非加硫ゴムシーｈ３・
・・ポリマーセメント系接着剤 ４・・・レラミックタイル、石材　　５・・・目地以上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、加硫ゴムチップをバインダーで固めてなるシート状
   物の表面に、セラミックタイルや石材などの複数個を、
   適当な目地間隔をもうけて、ポリマーセメント系接着剤
   で接着してユニットとしたセラミックタイルマット ２、加硫ゴムチップをバインダーで固めてなるシート状
   物の表面に、セラミックタイルや石材などの複数個を、
   適当な目地間隔をもうけて、非加硫ゴムシートを介して
   ポリマーセメント系接着剤で接着することを特徴とする
   セラミックタイルマットの製造方法