JPH0294950A

JPH0294950A - 交換機端末装置

Info

Publication number: JPH0294950A
Application number: JP63246415A
Authority: JP
Inventors: Susumu Yasuda; 進安田
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-09-30
Filing date: 1988-09-30
Publication date: 1990-04-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔光明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は、交換ｎ端末装置に関するものである。

（従来の技術）従来の交換機端末装置として、留守番電話機を例にとり
その構成の一例を第３図に示して説明する。第３図にお
いて、１は交換機、２は留守番電話機本体、３は電話機
回路、４は中央制御回路、５はＲＯＭ、６はＲＡＭ、７
は定電圧回路、８はハンドセット、９はスピーカ、１０
は操作ボタンである。

この構成において、中央制御回路４は交換機１からの呼
び出し信号を検出すると、スピーカ９から呼出し音を送
出する。そして、呼出し音が送出されている間に被呼者
によるハンドセット８のオフフック操作が行なわれたこ
とを検出すると、呼出し音の送出を停止し、電話機回路
３を通してハンドセット８による通話が可能な状態とす
る。

また、操作ボタン１０により「留守」であることが選択
設定されていたならば、一定時間だけ呼出し音を送出し
た後、ＲＯＭ５内に記憶されている合成音声用の情報に
よって「留守」である旨の応答メツセージを生成して発
信者側に伝える。そして、ざｔ信者からのメツセージが
送られてきたならば、これをＲＡＭ６に記録する。留守
であった受信者は操作ボタン１０によりＲＡＭ６内のメ
ツセージを再生し、その内容をｆｌ　ｇｌすることがで
きる。

（発明が解決しようとする課題）ところが、上記の留守番電話機能は操作ボタン１０によ
って１留守」であることを設定した時のみ作動するため
、この設定を忘れた場合、留守中の着信に対するメツセ
ージを全く得られなくなり、折角の留守番電話機能が無
駄になってしまうという問題がある。また、留守状態で
なくても被呼者が電話機本体から離れている位置にいる
時には、着信に対する応答までに一定の時間がかかる。

しかし、発呼者側ではこのことを知ることができないた
め、一定時間以上待っても応答がなければ「留守」であ
るものと見做し、呼出しをあきらめる可能性が高い。従
って、被呼者は着信に対して短時間のうちに応答しなけ
ればならず、あわただしいという問題があった。

本発明の目的は、留守番電話機能を有効活用を図ること
ができ、さらに着信に対してゆっくりと応答することが
できる交換機端末装置を提供することにある。

〔発明の構成〕

（ｙＩ題を解決するための手段）本発明は、親機と、携帯型の子機とから構成し、親機に
は、交換機を介しての発信者側からのメツセージを記憶
するメツセージ記憶手段と、発信者側に所定の応答メツ
セージを合成音声によって送出する音声合成手段と、発
信者側からの着呼信号を無線回線を介して子機に送信し
、その応答信号を受信する無線信号送受信手段と、前記
着呼信号の送信開始時刻から前記応答信号の受信時刻ま
での時間によって親機と子機との距離を判定し、その距
離に応じて被呼者が留守または応答準備中である旨の応
答メツセージを前記音声合成手段に生成させると共に、
留守の応答メツセージ生成時には発信者側からのメツセ
ージをメツセージ記憶手段に記憶させる制御手段とを設
け、子機には、親機からの着呼信号を受信し、その応答
信号を無線回線で返信する無線信号送受信手段と、着呼
信号の到来を被呼者に報知する報知手段とを設けること
により、上記目的を達成するものである。

（作用）親機は発信者側からの着信があると、着呼信号を無線回
線によって子機に送信する。子機はこの着呼信号を呼出
し音として発音し、当該子機を携帯している被呼者に通
知する。そこで、被呼者は着信に応答すべく親機の設置
位置まで移動し、ハンドセットのオフフック操作によっ
て応答することになる。

一方、親機は着呼＠丹を送信した後、その応答信号が返
信されてくるまでの時間を計測し、その計測時間によっ
て子ｎとの間の距離を判定する。

この結果、被呼者が一定時間内に応答できるような距離
であれば、被呼者によるオフフック応答操作を待つ。し
かし、オフフック操作までに一定時間以上かかるような
距離であれば、「応答準備中」である旨の応答メツセー
ジを生成し、発信者側に伝え、被呼者応答まで待機させ
る。しかし、被呼者応答までに長時間を要するような距
離である時、あるいは応答信号が返信されて来ず、実際
に留守である時には、「留守」である旨の応答メツセー
ジを生成し、発信者側に伝える。そして、発信者側から
のメツセージが送られてきたならばこれを記憶する。

（実施例）第１図は本発明を適用した留守番電話ｎの一実施例を示
すブロック図であり、従来の留守番電話機本体２を親機
として位置付け、この親機２に対する子ｆ１１３を新た
に設けたことである。そして、親機２の中には無線信号
送受信回路１１と送受信アンテナ１２を新たに設け、子
機１３は無線信号送受信回路１４、中央制御回路１５、
送受信アンテナ１６、ブザー１７、バッテリ等で構成さ
れる充電可能な電源１８によって構成したことである。

ここで、子ｌ！１３はポケットベルに無線信号の送信礪
能を付加したのと同じような携帯型の装置である。

以上の構成において、親１ｆｆｉ２の中央制御回路４は
交換ｌ１１からの呼出し信号を検出したならば、「着呼
」を通知するための無線信号を無線信号送受信回路１１
から出力させ、送受信アンテナ１２を介して子機１３に
向けて送信させる。

一方、端子橢１３の中央制御回路１５は送受信アンテナ
１６を介して無線信号送受信回路１４によって親機２か
らの無線信号を受信したならば、これが着呼信号である
か否かを判定し、着呼信号であったならば、ブザー１７
から呼出し音を発生させるとともに、無線信号送受信回
路１４によって「応答」を通知するための無線信号を送
受信アンテナ１６から送出させる。

これに対し、親は２の中央制御回路４は子機１３から受
信した無Ｉ！ｊ信号が応答信号であるか否かを判定し、
応答信号であれば、親機２と子機１３との間の距離を次
式によって計篩する。

（親機２と引１３との間の直線距離）＝（電波伝１ｉｌｌ速度）Ｘ（着信信号送出開始時刻か
ら応答信号受信時　刻までの時間）÷２・・・・・・（
１）そして、親機２は、この距離に応じて自動応答を行う。

第２図は、親機２と子機１３との距離の関係を示した図
である。この図によって距離と自動応答の関係を説明す
る。第２図において、親機２と子ｆ１１３との距離がα
未満であれば、親機２は子■１３に対し、着信信号を送
出するだけであり、応答信号を受信しても何もせず、被
呼者のオフフック応答を待つ。しかし、α以上β未満で
ある場合は、交換Ｉａ１からの呼出し信号に対して一定
時間ｔだけ待った後自動的にＲＯＭ５内の合成音声情報
によって保留状態に切替える旨の応答メツセージを生成
し、光信側に送信する。この後、保留状態に切替える。

この保留状態はオフフック操作が行なわれるまで続く。

そして、オフフック操作によって被呼者が応答すると、
保留状態を解除し、通話状態にする。この場合、保留状
態に切替えた後に一定時間を経過してもオフフック操作
が行なわれないときは、「お詫び」のメツセージを生成
して発信者側に伝え、発信者からのメツセージがあれば
それをＲＡＭ６に記憶させる。

距離がβ以上のγであり、子機１３からの応答信号が確
認できない場合（この時はブザー１７は作動しない）あ
゛るいは受信者側が外出している場合は、親は２は呼出
し信号に対して留守である旨のメツセージを合成音声に
よって生成し、発信者側に伝え、発信者のメツセージを
ＲＡＭｅ内に自動的に記録させる。このＲＡＭｅ内に記
録させた内容は、操作ボタン１０により後で再生するこ
とができる。

なお、親機２と子は１３における無線信号変調方式はど
のようなものでも構わない。また、着呼信号と応答信号
は、両者を区別できるものであればどのようなものでも
構わない。

さらに、被’Ｉｆ省によるオフフック応答をさせる距離
αと「保留」メツセージを送出するまでの時間ｔは固定
してもよいが、利用者に所望の値を設定さゼることによ
り、実際の利用状況に合った使い方ができるため、好都
合である。また、「留守」であると判定する時の距離β
も利用者に設定させるようにしてもよい。但し、無線信
号送信回路１１．１４等の送受信能力で定まる距離以上
には設定できない。

一方、発信者側のメツセージはＲＡＭ６に記憶させてい
るが、磁気テープなどの媒体に記憶させる構成でもよい
。

また、距離がβ未満の時には保留状態に切替えているが
、応答準備中である旨のメツセージを伝えているので通
話状態のまま発信者を待機させるようにしても構わない
。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明においては、交換機端末装置
を親機と子機で構成し、子機を携帯した被呼者の位置を
自動的に判断し、その距離に応じて応答準備中である旨
のメツセージを生成して自動応答し、被呼者のオフフッ
ク応答まで待たせるため、被呼者は親機からある程度能
れた位置にいたとしてもゆっくりと落着いて応答するこ
とができる。さらに、被呼者が親機から極端に離れてい
て着信が確認できない場合や留守である時には、親機が
自動的にその状態を判断し、発信者側にそのことを合成
音声によって知らせ、受＠考側からのメツセージを記録
してくれるため、事前に「留守」であることの設定を忘
れていたとしても留守番電話機能が確実に作動し、その
有効利用を図ることができる。

一方、発信者側では呼出し時間がある値（第２図におけ
る距離がα以上β未満の時に設定する応答時間ｔ）以上
長くなることがなくなることによって、無駄な呼出し時
間が長期化することもなく、また誤って留守であると判
断することがなくなり、安心して被呼者の応答を待つこ
とができるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である留守番電話はの構成を
示ずブロック図、第２図は実施例における親機および子
機との間の距離と自動応答内容の関係を説明するための
説明図、第３図は従来の留守番電話機の構成を示すブロ
ック図である。１・・・交換機、２・・・親機、３・・・電話機回路、
４゜１５・・・中火制御回路、５・・・ＲＯＭ、６・・
・ＲＡＭ。７・・・定電圧回路、８・・・ハンドセット、９・・・
スピーカ、１０・・・操作ボタン、１１．１４・・・無
線信号送受信回路、１２．１６・・・送受信アンテナ、
１３・・・子機、１７・・・ブザー　１Ｂ・・・電源。

Claims

【特許請求の範囲】交換機に有線回線を介して接続される親機と、この親機
に無線回線を介して接続される子機とから成る交換機端
末装置であつて、親機は、交換機を介しての発信者側からのメッセージを
記憶するメッセージ記憶手段と、発信者側に所定の応答
メッセージを合成音声によつて送出する音声合成手段と
、発信者側からの着呼信号を無線回線を介して子機に送
信し、その応答信号を受信する無線信号送受信手段と、
前記着呼信号の送信開始時刻から前記応答信号の受信時
刻までの時間によつて親機と子機との距離を判定し、そ
の距離に応じて被呼者が留守または応答準備中である旨
の応答メッセージを前記音声合成手段に生成させると共
に、留守の応答メッセージ生成時には発信者側からのメ
ッセージを前記メッセージ記憶手段に記憶させる制御手
段とを備え、子機は、親機からの着呼信号を受信し、その応答信号を
無線回線で返信する無線信号送受信手段と、着呼信号の
到来を被呼者に報知する報知手段とを備える交換機端末
装置。