JPH029435B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH029435B2 JPH029435B2 JP56100878A JP10087881A JPH029435B2 JP H029435 B2 JPH029435 B2 JP H029435B2 JP 56100878 A JP56100878 A JP 56100878A JP 10087881 A JP10087881 A JP 10087881A JP H029435 B2 JPH029435 B2 JP H029435B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- heat
- wire
- insulating film
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000002845 discoloration Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009408 flooring Methods 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Surface Heating Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気カーペツトに関する。
従来、第１図に示す如く絶縁フイルム１１，１
２内にヒーター線１３を配設してなるヒーターユ
ニツト１０を多数連結して１枚に形成した折畳み
式の電気カーペツトにおいては、ヒーター線１３
の断線を防ぐ観点から、第２図に示すようにヒー
ターユニツト１０相互間の折り畳み部１４には隣
り合うヒーターユニツト１０双方を接続するため
のいわゆる渡り線１５のみを介在させる配慮がな
されている。尚、第２図中１６は端子の引出し部
である。
２内にヒーター線１３を配設してなるヒーターユ
ニツト１０を多数連結して１枚に形成した折畳み
式の電気カーペツトにおいては、ヒーター線１３
の断線を防ぐ観点から、第２図に示すようにヒー
ターユニツト１０相互間の折り畳み部１４には隣
り合うヒーターユニツト１０双方を接続するため
のいわゆる渡り線１５のみを介在させる配慮がな
されている。尚、第２図中１６は端子の引出し部
である。
しかしてこの種の電気カーペツトにおいては、
例えば第２図中ａで示す位置に座布団等の遮へい
物が置かれ、この位置ａにおける熱の放散が抑え
られた場合にこの部分の温度が局部的に上昇する
ため、床材が変色、損傷したり、火災の原因とな
る等の危険性があつた。従つてこれを防止するた
め、局部的な温度上昇を温度によつて変化するヒ
ーター線１３の抵抗値により検出し、すなわちヒ
ーター線１３を温度制御用の感熱線としても兼用
してヒーター線１３の電源を切る方法が採用され
ているが、第１図の如くヒーター線１３がヒータ
ーユニツト１０の略全域に亘つてほぼ均等に分布
されたものである場合、前記した位置ａが遮へい
物で覆われた時と、折り畳み部１４近傍の位置ｂ
が覆われた時とでは遮へい物の直下のヒーター線
１３の熱分布密度、つまり単位面積当たりの発熱
出力が異なるため、ヒーター線１３の温度、すな
わちヒーター線１３の抵抗値変化に差が生じ、そ
の結果遮へい物の位置により、ヒーター線１３の
温度制御のための温度検出精度が一定しないとい
う不都合を生じていた。
例えば第２図中ａで示す位置に座布団等の遮へい
物が置かれ、この位置ａにおける熱の放散が抑え
られた場合にこの部分の温度が局部的に上昇する
ため、床材が変色、損傷したり、火災の原因とな
る等の危険性があつた。従つてこれを防止するた
め、局部的な温度上昇を温度によつて変化するヒ
ーター線１３の抵抗値により検出し、すなわちヒ
ーター線１３を温度制御用の感熱線としても兼用
してヒーター線１３の電源を切る方法が採用され
ているが、第１図の如くヒーター線１３がヒータ
ーユニツト１０の略全域に亘つてほぼ均等に分布
されたものである場合、前記した位置ａが遮へい
物で覆われた時と、折り畳み部１４近傍の位置ｂ
が覆われた時とでは遮へい物の直下のヒーター線
１３の熱分布密度、つまり単位面積当たりの発熱
出力が異なるため、ヒーター線１３の温度、すな
わちヒーター線１３の抵抗値変化に差が生じ、そ
の結果遮へい物の位置により、ヒーター線１３の
温度制御のための温度検出精度が一定しないとい
う不都合を生じていた。
本発明は叙上の点に鑑み提案されたものであ
り、その目的とするところは遮へい物の位置に拘
わらず一定の温度検出精度を有し、もつて正確な
温度制御を可能ならしめた電気カーペツトを提供
するにある。
り、その目的とするところは遮へい物の位置に拘
わらず一定の温度検出精度を有し、もつて正確な
温度制御を可能ならしめた電気カーペツトを提供
するにある。
以下、図に沿つて本発明の実施例を詳細に説明
する。
する。
第３図は本発明の実施例を示す。イはヒーター
線と感熱線の配置状態、ロは断面図を示す。図に
示す如くヒーター線５を絶縁フイルム８上に均等
に配設して単位面積当たりの発熱出力をほぼ一定
にする一方、ヒーター線５とは別個に温度制御用
の感熱線６を設け、この感熱線６の感熱能力を絶
縁フイルム８の周辺部から中央部に向けて次第に
低くなるように設定してヒーターユニツトＡを形
成したものである。
線と感熱線の配置状態、ロは断面図を示す。図に
示す如くヒーター線５を絶縁フイルム８上に均等
に配設して単位面積当たりの発熱出力をほぼ一定
にする一方、ヒーター線５とは別個に温度制御用
の感熱線６を設け、この感熱線６の感熱能力を絶
縁フイルム８の周辺部から中央部に向けて次第に
低くなるように設定してヒーターユニツトＡを形
成したものである。
この実施例によれば、例えばヒーターユニツト
Ａの中央部ｅに座布団の如き遮へい物が置かれた
場合と、折り畳み部上で隣り合うヒーターユニツ
トＡの周辺部ｃが跨がるように遮へい物が置かれ
たいずれの場合、ヒーターユニツト内の感熱線の
配置等を局部的に異ならしめたから、ヒーターユ
ニツトひいては電気カーペツトの平面略全域に亘
つてほぼ一定の精度で高感度な温度検出が行な
え、ヒーター線の適確な温度制御が行なえる効果
を有する。
Ａの中央部ｅに座布団の如き遮へい物が置かれた
場合と、折り畳み部上で隣り合うヒーターユニツ
トＡの周辺部ｃが跨がるように遮へい物が置かれ
たいずれの場合、ヒーターユニツト内の感熱線の
配置等を局部的に異ならしめたから、ヒーターユ
ニツトひいては電気カーペツトの平面略全域に亘
つてほぼ一定の精度で高感度な温度検出が行な
え、ヒーター線の適確な温度制御が行なえる効果
を有する。
第１図イは従来のヒーターユニツトの要部を示
す平面図、同ロは同じく断面図、第２図は従来の
電気カーペツトの平面図、第３図イは本発明のヒ
ーターユニツトの要部を示す平面図、同ロは同じ
く断面図である。 １……ヒーター線、２……絶縁フイルム、３…
…折り畳み部、４……渡り線、５……ヒーター
線、６……感熱線、７，８……絶縁フイルム、Ａ
……ヒーターユニツト、ｃ……周辺部、ｄ……中
間部、ｅ……中央部。
す平面図、同ロは同じく断面図、第２図は従来の
電気カーペツトの平面図、第３図イは本発明のヒ
ーターユニツトの要部を示す平面図、同ロは同じ
く断面図である。 １……ヒーター線、２……絶縁フイルム、３…
…折り畳み部、４……渡り線、５……ヒーター
線、６……感熱線、７，８……絶縁フイルム、Ａ
……ヒーターユニツト、ｃ……周辺部、ｄ……中
間部、ｅ……中央部。
Claims (1)
- １ ヒーター線を単位面積当たりの発熱出力がほ
ぼ均一になるように均等に絶縁フイルム上に配設
し、かつ該絶縁フイルムの周辺部近傍から中央部
に向かうに従つて感熱能力が次第に低くなるよう
に感熱線を配設してヒーターユニツトを形成する
と共に、該ヒーターユニツトを折り畳み部を介し
て同一平面上に複数配設したことを特徴とする電
気カーペツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10087881A JPS581989A (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | 電気カ−ペツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10087881A JPS581989A (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | 電気カ−ペツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS581989A JPS581989A (ja) | 1983-01-07 |
| JPH029435B2 true JPH029435B2 (ja) | 1990-03-01 |
Family
ID=14285577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10087881A Granted JPS581989A (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | 電気カ−ペツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS581989A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61182979A (ja) * | 1985-02-12 | 1986-08-15 | Asahi Screen Process Insatsu Kk | 印刷あるいは塗装等における抜き部分の形成方法 |
| JPS6330280A (ja) * | 1986-07-24 | 1988-02-08 | Hokuto Seisakusho:Kk | 透光性表示部材の文字抜き方法 |
| JP2506620B2 (ja) * | 1987-02-09 | 1996-06-12 | 本田技研工業株式会社 | 塗り分け塗装方法 |
| JP2533181B2 (ja) * | 1988-12-28 | 1996-09-11 | ダイハツ工業株式会社 | 多色塗装見切方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5444113B2 (ja) * | 1973-08-20 | 1979-12-24 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS497938U (ja) * | 1972-04-21 | 1974-01-23 | ||
| JPS5733817Y2 (ja) * | 1977-08-30 | 1982-07-26 |
-
1981
- 1981-06-29 JP JP10087881A patent/JPS581989A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5444113B2 (ja) * | 1973-08-20 | 1979-12-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS581989A (ja) | 1983-01-07 |
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