JP2567658B2 - コタツユニット - Google Patents

コタツユニット

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JP2567658B2
JP2567658B2 JP63103141A JP10314188A JP2567658B2 JP 2567658 B2 JP2567658 B2 JP 2567658B2 JP 63103141 A JP63103141 A JP 63103141A JP 10314188 A JP10314188 A JP 10314188A JP 2567658 B2 JP2567658 B2 JP 2567658B2
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JP
Japan
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heater
plate
control circuit
temperature control
kotatsu
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松尾  茂
尚 森脇
典昭 平野
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はヒータの発熱量を制御する温度制御回路部を
ユニット内に配設したコタツユニットに関する。
(ロ) 従来の技術 電気コタツに使用されるコタツユニットは、ヒータの
発熱量を調節するために所謂電子回路が用いられてい
る。そしてこれらの電子回路はコタツ内の温度を検出す
る温度検出素子と、ヒータの制御素子、抵抗、コンデン
サ等から構成し制御基板(プリント基板)に取付けられ
ている。この様な先行技術として実公昭58−33499号公
報がある。
ところが、前記制御基板とヒータ部を一体化してコタ
ツユニットを構成したものにおいては、ヒータ部の輻射
熱や温風が制御基板に当ることによって、制御基板の変
形、制御素子等の電子部品の性能劣化をきたしヒータの
発熱量が異常に高くなる危険があった。さらにコタツ内
のチリやホコリが制御基板上に積もりやすく、それらが
湿けると電子部品間の絶縁不良をきたし、ショートによ
る火災の原因となるという危険があった。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 本発明は、上記の問題を解消し、温度制御回路の温度
上昇、ホコリ等による絶縁不良を防止することを課題と
するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、断熱板と、該断熱板の下面に設けた反射板
と、該反射板の下方に設けたヒータと、温度検出素子と
接続されてヒータの発熱量を制御する温度制御回路部
と、給電プラグと、前記反射板及び前記ヒータを下面か
ら覆う保護カバーを備えるコタツユニットにおいて、前
記断熱板と前記反射板の間に空間を形成し、該空間に前
記温度制御回路部と該温度制御回路部と隣接して給電プ
ラグを配設した構成とする。
(ホ) 作用 本発明は上述の如く構成したことにより、ヒータから
の輻射熱や温風は反射板によって遮へいされると共に、
ヒータの取付部と対向しているのでヒータの輻射熱が少
なくなり、温度制御回路部及び給電プラグの温度上昇を
防ぐ。さらに、断熱板と反射板の間の空間は気密状態と
なりチリ、ホコリの侵入を防ぐことができる。
(ヘ) 実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図
中(1)は断熱板、(2)はこの断熱板(1)の下方に
設けた反射板である。この反射板(2)には、略中央部
に下方へ突出する逆円錐台形の膨出部(3)と、この膨
出部(3)を囲むように下方へ傾斜した風案内面(4)
を形成する円錐台形の風案内部(5)と、この風案内部
(5)の絞り端部(6)と同一高さを有して図面の左方
へ延びる平坦部(7)と、外周縁に上方へ折曲げて形成
した側板部(8)とが形成されている。この平坦部
(7)と断熱板(1)の間には、後述する温度制御回路
部(21)が配設される空間(9)が形成される。
ここで風案内部(5)の一部には、第3図に示すよう
に前記空間と対向して段部(10)が形成されており、こ
の段部(10)は、水平の取付面(11)と他の風案内面
(4)よりも傾斜を大きくした風案内面(4′)とで形
成している。
(12)は前記膨出部(3)内に配設されその底面にネ
ジ(13)(13)、ナット(14)(14)によって固定され
たモータで、回転軸(15)が底面の中心を貫通して下方
へ導出している。
(16)は膨出部(3)の直下に位置して回転軸(15)
に軸着されたファンで、第1、2図に破線で示すような
送風を行なう。
(17)は発熱体となるリング状のヒータで、ヒータ取
付部(18)を前記空間(9)側に対向させ、膨出部
(3)の外側に同心円状に配置している。そしてこのヒ
ータ(17)は、取付部(18)に延設された取付片(19)
を前記段部(10)の取付面(11)にネジにて取付け、そ
の反対側を反射板(2)に取着した線状の断熱性支持片
(20)で支えることにより水平に保持されている。
(21)は前記空間(9)内に配設された温度制御回路
部で、横長L字状の基板(22)にサーミスタより成る温
度検出素子(23)、チョークコイル(24)、抵抗(2
5)、コンデンサ(26)、前記ヒータ(17)のオン・オ
フを制御する制御素子(図示していない)等を接続し、
前記温度検出素子(23)の信号を受けて前記ヒータ(1
7)の発熱量を制御するように構成している。そして基
板(22)は反射板(2)の上面に前記段部(10)と近接
して配置され、平坦部(7)の一部を切欠いて上方へ突
設した取付座(27)…にネジ止めして水平に固定されて
いる。温度検出素子(23)は反射板(2)の裏面温度を
検出すべく前記段部(10)の取付面(11)の裏面に絶縁
チューブ(28)を装着した状態で配置され、取付板によ
って反射板(2)に密着させて取付けられている。従っ
て温度検出素子(23)はヒータ(17)の発熱量の最も少
ない取付部(18)と対向するため、高温にさらされるこ
とがなく性能劣化を防ぐことができるとともに、基板
(2)と段部(10)が近接しているためリード線等が不
要となり取付けが容易となる。
また温度制御回路部(21)は反射板(2)によってヒ
ータ(17)側と遮へいされているので、ヒータ(17)の
輻射熱及び温風が十分遮断され、その温度上昇が抑えら
れるとともに、ヒータ(17)の取付部(18)と対向して
いるので温度上昇はさらに抑えられる。さらに空間
(9)は断熱板(1)と反射板(2)に囲まれて気密性
が高くなり、温度制御回路部(21)へのチリ、ホコリの
侵入が抑えられる。
(29)は前記空間(9)内に前記温度制御回路部(2
1)とともに配設した給電プラグで、複数のピン(30)
…を取付けた絶縁碍子(31)とプラグカバー兼放熱板
(32)より成る。この放熱板(32)には前述の制御素子
が取付けられる。
(33)は前記ファン(16)、ヒータ(17)及び反射板
(2)を覆った保護カバーで、前記絞り端部(6)より
内側部分のみに複数の孔(34)…を穿設している。そし
て周縁の枠部(35)を反射板(2)とともに断熱板
(1)にネジ止めして取付けられている。
すなわち、第1、2図に示すように、モータ(12)、
ファン(16)、ヒータ(17)等を取付けた反射板(2)
の側板部(8)と保護カバー(33)の枠部(35)とを重
ねて断熱板(1)の周縁部下面に当接し、断熱板(1)
の上面より挿通したタッピングネジを反射板(2)の側
板部(8)の透孔を通して枠部(35)にネジ込むことに
より反射板(2)及び保護カバー(33)が断熱板(1)
に取付けられる。
(ト) 発明の効果 以上述べたように本発明は、断熱板と反射板の間に空
間を形成し、この空間に温度制御回路部と該制御回路部
に隣接して給電プラグを配設したものであるから、温度
制御回路部と給電プラグとの接続が簡単になると共に温
度制御回路部と給電プラグに対するヒータの輻射熱や温
風を反射板が遮へいして遮熱効果が高まるとともに、気
密性も高くなりチリやホコリの侵入による絶縁不良を防
いで安全性が高くなる。さらにヒータの取付部と対向し
ているため、ヒータの輻射熱の影響を最小限に抑えるこ
とができる。
尚本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、
反射板、ヒーター、ファン、モータ、保護カバー等の形
状、取付位置等種々の変更を行なうこともできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のコタツユニットの一実施例を示し、第1
図は要部の切断正面図、第2図は要部の切断側面図、第
3図は要部の下面図である。 (1)……断熱板、(2)……反射板、(3)……膨出
部、(5)……風案内部、(9)……空間、(10)……
段部、(12)……モータ、(16)……ファン、(17)…
…ヒータ、(18)……取付部、(21)……温度制御回路
部、(23)……温度検出素子、(33)……保護カバー。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱板と、該断熱板の下面に設けた反射板
    と、該反射板の下方に設けたヒータと、温度検出素子と
    接続されてヒータの発熱量を制御する温度制御回路部
    と、給電プラグと、前記反射板及び前記ヒータを下面か
    ら覆う保護カバーを備えるコタツユニットにおいて、前
    記断熱板と前記反射板の間に空間を形成し、該空間に前
    記温度制御回路部と該温度制御回路部と隣接して給電プ
    ラグを配設したことを特徴とするコタツユニット。
  2. 【請求項2】前記温度制御回路部と給電プラグは、前記
    ヒータの取付部に対向して配設したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載のコタツユニット。
JP63103141A 1988-04-26 1988-04-26 コタツユニット Expired - Lifetime JP2567658B2 (ja)

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JPH01273950A JPH01273950A (ja) 1989-11-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60137174A (ja) * 1983-12-26 1985-07-20 Nec Corp 固体撮像装置
JPS60137173A (ja) * 1984-12-07 1985-07-20 Hitachi Ltd 固体撮像装置

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