JPH0294033A - 光ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光ディスク装置に関し、特にフォーカスサーボ
系のＤＣオフセット値を調整する光ディスク装置に関す
る。

〔従来の技術〕

従来、この種の光ディスク装置はディスクから読み取っ
た波形を整形する前の信号（以下、ＲＦ倍信号呼ぶ）を
人間がモニタしながら、アイパターンが最も大きくひら
くようにフォーカスサーボ系のＤＣオフセット値を手動
で調整している。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の光ディスク装置は人間がＲＦ倍信号モニ
タしながら調整するので自動化が不可能であり、また、
装置の出荷時のみの調整となるので経年変化やディスク
のほらつきによるフォーカスサーボ系のＤＣオフセット
値のずれを補正することができないという欠点がある。

本発明の目的は、かかるＤＣオフセット値のずれを自動
的に補正することのできる光ディスク装置を提供するこ
とにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の光ディスク装置は、レーザ光の焦点をディスク
に合わせる機能を有するフォーカスサーボ系の光ディス
ク装置において、前記ディスクから読み取ったデータの
エラーレートを検出する回路と、前記エラーレートの値
が最小になるようにＤＣオフセット値を自動調整するオ
フセットコントロール回路とを含んで構成される。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例を説明するための光ディスク
装置のフォーカスサーボ系のブロック構成図である。

第１図に示すように、本実施例はディスクから反射して
きたレーザ光１をピンホトダイオード２によって電気信
号に変換し、ＲＦ信号生成及び波形整形アンプ３とエラ
ー信号生成アンプ４に入力する。このＲＦ信号生成及び
波形整形アンプ３を通った読み取りデータ５は信号処理
ブロック６によって同期パターン検出やエラー訂正が行
われる。このとき、発生するエラーを示す信号７、例え
ば同期パターンが検出されたかどうかを示す信号をエラ
ーレート検出回路８に入力する。また、オフセットコン
トロール回路９は外部からオフセット調整スタート信号
１０が入力される毎に、自動的にエラーレート検出回路
８の出力である読み取りデータのエラーレート１１を逐
次モニタしながら、フォーカスＤＣオフセット値１２を
変化させ、エラーレート１１が最小となるＤＣオフセッ
ト値１２を調べる。すなわち、オフセット調整スタート
信号１０が再度来るまで、ＤＣオフセット値１２をその
値に保持する。一方、エラー信号生成アンプ４はこのフ
ォーカスＤＣオフセット値１２とピンホトダイオード２
の出力とからフォーカスエラー信号１３を生成し、フォ
ーカスサーボコントロールブロック１４へ出力する。こ
のフォーカスサーボコントロールブロック１４はフォー
カスエラー信号１３を用いてフォーカスサーボ動作を行
う。

第２図は第１図に示すエラーレ−１・検出回路およびオ
フセットコントロール回路のブロック図である。

第２図に示すように、オフセットコントロール回路９に
オフセットと調整スタート信号１０が入力されると、オ
フセット選択回路１５は自動的にある範囲内でオフセッ
トデータ１６を変化させながら、逐次エラーを示す信号
７をカウンター７からなるエラーレート検出回路８とリ
セット信号１８とを用いて一定時間カウントし、この値
が最小となるオフセットデータ１６を選択する。しかる
後、選択したオフセットデータはオフセラ１〜調整スタ
ート信号１０が再度来るまで保持出力される。また、オ
フセットデータ１６はオフセット出力回路１９によって
Ｄ／Ａ変換され、フォーカスＤＣオフセット値１２とし
て出力される。

第３図は第１図に示すフォーカスサーボコントロールブ
ロックをディジタルフィルタ等を用いてディジタル構成
したときの変換回路のブロック図である。

第３図に示すように、本実施例の変換回路２２は第２図
で用いたオフセット出力回路１つを必要とせず、ＤＣオ
フセットが加えられていないフォーカスエラー信号１３
をＡ／Ｄコンバータ２０によってディジタルに変換した
信号と、オフセットデータ１６とを直接加算器２１によ
って加え合わせた後、フォーカスサーボコントロールブ
ロック１４に入力するものである。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の光ディスク装置はオフセ
ット調整スタート信号を光ディスク装置の電源を入れる
毎に、あるいはディスクを変換する毎に発生するように
しておくことにより、フォーカスサーボ系の経年変化や
ディスクのばらつきによるＤＣオフセットのずれをその
都度自動的に補正することができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を説明するための光ディスク
装置のフォーカスサーボ系のブロック構成図、第２図は
第１図に示すエラーレート検出回路およびオフセットコ
ントロール回路のブロック図、第３図は第１図に示すフ
ォーカスサーボコントロールブロックをディジタル構成
したときの変換回路のブロック図である。 ］・・・レーザ光、２・・ピンホトダイオード、３・・
ＲＦ信号生成及び波形整形アンプ、４・・・エラー信号
生成アンプ、５・・・読み取りデータ、６・・・信号処
理ブロック、７・・・エラーを示す信号、８・・・エラ
ーレート検出回路、９・・・オフセットコントロール回
路、１０・・・オフセット調整スタート信号、１１・・
読み取りデータのエラーレート、１２・・・フォーカス
ＤＣオフセット値、１３・・・フォーカスエラー信号、
１４・・フォーカスサーボコントロールブロック、１５
・・オフセット選択回路、１６・・オフセットデータ、
１７・・・カウンタ、１８・・・リセットイ言号、１９
・・・オフセット出力回路、２０・・・Ａ／Ｄコンバー
タ、２１・・・加算器、２２・・・変換回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レーザ光の焦点をディスクに合わせる機能を有するフォ
   ーカスサーボ系の光ディスク装置において、前記ディス
   クから読み取ったデータのエラーレートを検出する回路
   と、前記エラーレートの値が最小になるようにＤＣオフ
   セット値を自動調整するオフセットコントロール回路と
   を含むことを特徴とする光ディスク装置。