JPH0293793A

JPH0293793A - 自動販売機の商品搬出構造

Info

Publication number: JPH0293793A
Application number: JP24661388A
Authority: JP
Inventors: Toshikazu Okumura; 敏和奥村
Original assignee: Kubota Corp
Current assignee: Kubota Corp
Priority date: 1988-09-29
Filing date: 1988-09-29
Publication date: 1990-04-04
Anticipated expiration: 2012-08-20
Also published as: JP2642692B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は自動販売機において、商品を搬送する商品搬送
装置に対し上下に昇降駆動される載置台を設け、載置台
が商品搬送装置端部の所定の送り出し位置に来た後に、
商品搬送装置から載置台に商品を送り出す構造に特徴を
有するものに関する。

〔従来の技術〕

前述のように、商品搬送装置から載置台に商品を送り出
す構造であると載置台が所定の送り出し位置に移動して
くるまでの間、商品が商品搬送装置の端部から落ちない
ように商品を止めておくような構造が必要となるが、こ
の構造として次のようなものがある。つまり、商品搬送
装置から載置台への商品の送り出しを接当阻止する第１
姿勢と、載置台への商品の送り出しを許容する第２姿勢
とに切換自在な阻止部材を商８搬送装置から載置台への
商品の送り出し箇所に設けたような構造であり、商品の
送り出し後に阻止部材が第１姿勢に自動的に復帰するよ
うに、阻止部材を第１姿勢側に付勢するスプリング等の
付勢機構が備えられている。

〔発明が解決しようとする課題〕

前述のような構造では所定の送り出し位置に載置台が来
た後に、停止していた商品の送り出し手段が作動して商
品により阻止部材を押しのけるようにしながら、商品を
送り出して載置台に受は渡すような構成となっているが
、この構嶺であると送り出し手段の駆動部（モータ等）
には商品自体の重量と、阻止部材を第１姿勢側に戻そう
とする付勢機構からの抵抗の両方が作用することになる
。

これにより、送り出し手段の駆動部には商品の送り出し
時に大きな負荷が作用することになる為に、動力の節約
と言う面から改良の余地があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の特徴は以上のような自動販売機の商品搬出構造
において、商品搬送装置の商品送り出し箇所に移動して
くる載置台との接当により、前記阻止部材を第２姿勢側
に切換操作する姿勢切換機構を備えてあることにあり、
その作用及び効果は次のとおりである。

〔作　用〕

前述のように構成すると、載置台が所定の送り出し位置
に移動して来ると姿勢切換機構により阻止部材が第２姿
勢側に切換操作されてしまうので、その後に送り出し手
段が作動する場合その駆動部には商品の重量に基づく抵
抗のみが作用することになる。

そして、前記姿勢切換機構は載置台を昇降駆動する昇降
機構の動力により駆動されることになるので、姿勢切換
機構専用の動力源は不要である。

〔発明の効果〕

以上のように、商品搬送装置から載置台に商品を送り出
す送り出し手段に対して作用する負荷を軽減することが
できて、送り出し手段用の動力節約を図ることができた
。

又、姿勢切換機構は既存の機構である載置台用の昇降機
構の動力で駆動されることになるので、別体の動力源を
設けることによる構造の複雑化等を伴うものではない。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例である自動販売機について図面に
基づいて説明する。

第３図は缶やビン等の商品（Ｓ）を販売する自動販売機
を示しており、商品（Ｓ）を支持するベルトコンベア式
の商品搬送装置＜１）　としての収納棚が上下複数段に
配置されると共に、商品（Ｓ）が紙面右方に送られるよ
うに収納棚（１）　を回転駆動する第１電動モータ（２
）が各収納棚（１）に設けられている。そして、これら
複数の収納棚（１）の一つから送り出されてくる商品（
Ｓ）を受は取め載置する一つの載置台（３）が、上下方
向に架設された無端チェーン（４）に取り付けられると
共に、この無端チェーン（４）を正逆に回転駆動する昇
降機構（５）としての第２電動モータが備えられている
。

以上の構造により、購入者が購入したい商品（Ｓ）を選
択すると、その商品（Ｓ）のある収納棚（１）の位置に
まで載置台（３）が昇降操作される。

その後、停止していたこの収納棚（１）が第１電動モー
タ（２）により送り駆動されて、１つの商品（Ｓ）が載
置台（３）に送り込まれると第１電動モータ（２）が停
止する。そして、載置台（３）が商品取出口（６）にま
で昇降操作されてきて、購入者が商品（Ｓ）を商品取出
口（６）より取り出せるのである。

次に、各収納棚（１）において載置台（３）側の端部で
商品（Ｓ）を止めておく構造について詳述すると、第１
図及び第３図に示すように収納棚（１）の端部の横軸芯
（Ｐｌ）周り揺動自在に門型の阻止部材（７）が支持さ
れると共に、付勢機構（８）としてのつる巻きバネ（８
）により阻止部材（７）が第１図において時計周り（ご
付勢されており、商品（Ｓ）が全く無い状態で落下阻止
部材（７）は第３姿勢（Ｉ）に位置している。

第１図に示す状態は収納棚（１）の送り作用により紙面
右方から送られてきた商品（Ｓ）が阻止部材（７）を第
３姿勢（ＩＩＩ）から第１姿勢（１）に押した状態であ
り、この状態で阻止部材（７）が第１リミツトスイツチ
（９）より離れ、これが検出されて収納棚（１）が停止
する。そして、この阻止部材（７）は第２図に示すよう
なフック部材（１０）により第１姿勢（１）で止められ
ている。

次に、載置台（３）が購入したい商品（Ｓ）の在る収納
棚（１）の位置に移動してきたときに、阻止部材（７）
を第２姿勢（ＩＩ）に切換える姿勢切換機構（１１）の
構造及び動きについて詳述すると、第１図に示すように
阻止部材（７）の基部から下方にアーム（７ａ）が延出
されると共に、紙面左右方向にスライド自在に支持され
たロッド（１２）の一端がアーム（７ａ）の長大（７ｂ
）に係入され、ロッド（１２〉の他端にはローラー（１
２ａ）が取り付けられている。これに対して、載置台（
３）には第１及び第２アクチユエータ（１３）、　（１
４）　　により出退操作自在な台形状の第１及び第２カ
ム（１５）、　（１６）が備えられている。

以上の構造により、購入者が購入したい商品（Ｓ）を選
択すると載置台（３）がその商品（Ｓ）のある収納棚（
１）まで移動して行くのであるが、その移動中において
両カム（１５）、　（１６）　は退入しており、購入し
たい商品（Ｓ）のある収納棚（１）に近付くと両カム（
１５）、　（１６）が第１図に示すように突出操作され
る。このような状態で載置台（３）が目的の収納棚（１
）の位置にくると第１図及び第２図に示すように（第１
図では載置台（３）が上方より下降してくる状態を示し
ている。）、第２カム（１６）によりロッド（１７）が
押されてフック部材（１０）が阻止部材（７）より外し
操作されると共に、第１カム（１５）により姿勢切換機
構（１１）におけるロッド（１２）が押されて、落下阻
止部材（７）が第２姿勢（Ｉ［）に倒し操作されるので
ある。

そして、前述のような状態が第２リミツトスイツチ（１
７）により検出されると、収納棚（１）が商品（Ｓ）の
１個分に相当する距離だけ送り駆動源れる。そうすると
、商品（Ｓ）が第２姿勢（ＩＩ）に在る阻止部材（７）
を自身の自重によりさらに押し倒しながら、載置台（３
）に転がり込むのである。

〔別実施例〕

第５図は別型式の自動販売機を示しており、漢方向に複
数個並べられた収納棚（１８）の各々に、上下方向に商
品（Ｓ）を並べて、購入者が購入したい商品（Ｓ）を選
択するとその商品（Ｓ）が収納棚（１８）の下端から落
下するように構成されている。そして、商品（Ｓ）は案
内板（２５）から商品搬送装置（１９）としての搬送コ
ンベア上に落下して紙面右方に送られ、搬送コンベア（
１９）から載置台（３）に移される。その後、載置台（
３）が上昇駆動されて、案内路（２０）から中央の商品
取出口（２１）に送り込まれるように構成しである。

第５図に示すような自動販売機において、搬送コンベア
（１９）から載置台（３）に商品（Ｓ）送り込む部分に
第４図に示すような阻止部材（７）が取り付けられてい
る。この阻止部材（７）は横軸芯（Ｐｌ）周りに揺動自
在に支持され、且つ、つる巻きバネ（８）で第１姿勢（
Ｉ）側に付勢されると共に、阻止部材（７）の基部には
姿勢切換機構（２２）としてのアームが延出されている
。又、この阻止部材（７）にはアーム（２２）とは反対
側の部分に第２図に示すようなフック部材（１０）が備
えられている。

以上の構造により、載置台（３）が搬送コンベア（１９
）の位置に下降してくると、載置台（３）のカム部（２
３）により第２図に示すフック部材（１０）が外し操作
されると共に、載置台（３）の突部（２４）によりアー
ム（２２）が下方に押し操作され、阻止部材（７）が第
２姿勢（ＩＩ）に切換操作される。その後に、搬送コン
ベア（１９）が設定距離だけ送り駆動されて、商品（Ｓ
）が載置台（３）に送り込まれるのである。そして、第
５図に示すような自動販売機において、複数の商品（Ｓ
）を連続的に選択して複数の商品（Ｓ）が搬送コンベア
（１９）上に同時に載った場合で、搬送コンベア（１９
）上の商品（Ｓ）を１つずつ載置台（３）に移して行く
場合に本発明は有用である。

前述の実施例では、起立している阻止部材（７）を下方
に倒し操作するような構成であるが、１つの収納棚（１
）　又は搬送コンベア（１９）に対して上方から垂れ下
った状態（第１姿勢に相当）の阻止部材（７）を、支点
支持による揺動構造又はガイド支持によるスライド構造
で上方に逃がすようにしてもよい。

さらに、収納棚（１）又は搬送コンベア（１９）から載
置台（３）に商品（Ｓ）を送り出す場合に、収納棚（１
）又は搬送コンベア（１９）自身を駆動するのではなく
、別体のブツシャ−又は放出アーム等で商品（Ｓ）を載
置台（３）に移し換えるような構造でもよい。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る自動販売機の商品搬出構造の実施例
を示し、第１図は収納棚端部の阻止部材、姿勢切換機構
及び載置台の構造を示す斜視図、第２図は姿勢切換機構
とは反対側に設けられた阻止部材のロック構造を示す斜
視図、第３図は自動販売機の全体正面図、第４図は別実
施例における搬送コンベア端部の阻止部材、姿勢切換機
構及び載置台の構造を示す斜視図、第５図は第４図の構
造を備えた自動販売機の全体正面図である。（１）、　（１９）・・・・・・商品搬送装置、（３）
・・・・・・載置台、（５）・・・・・・昇降機構、（
７）・・・・・・阻止部材、（８）・・・・・・付勢機
構、（１１）、　（２２）・・・・・・姿勢切換機構、
（Ｓ）・・・・・・商品、（１）・・・・・・第１姿勢
、（ＩＩ）・・・・・・第２姿勢。

Claims

【特許請求の範囲】

商品（Ｓ）の送り出し手段を備えた商品搬送装置（１）
、（１９）と、商品搬送装置（１）、（１９）から送り
出される商品（Ｓ）を載置する載置台（３）と、この載
置台（３）を上下方向に昇降駆動する昇降機構（５）と
を備えると共に、前記商品搬送装置（１）、（１９）か
ら載置台（３）への商品（Ｓ）の送り出しを接当阻止す
る第１姿勢（ I ）と、載置台（３）への商品（Ｓ）の
送り出しを許容する第２姿勢（II）とに切換自在な阻止
部材（７）を商品搬送装置（１）、（１９）から載置台
（３）への商品（Ｓ）の送り出し箇所に設け、且つ、前
記阻止部材（７）を第１姿勢（ I ）側に付勢する付勢
機構（８）を備えた自動販売機の商品搬出構造であって
、前記商品搬送装置（１）、（１９）の商品送り出し箇
所に移動してくる載置台（３）との接当により、前記阻
止部材（７）を第２姿勢（II）側に切換操作する姿勢切
換機構（１１）、（２２）を備えてある自動販売機の商
品搬出構造。