JPH0293688A - マルチウインドウ表示システムの描画方式 - Google Patents

マルチウインドウ表示システムの描画方式

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Publication number
JPH0293688A
JPH0293688A JP63247012A JP24701288A JPH0293688A JP H0293688 A JPH0293688 A JP H0293688A JP 63247012 A JP63247012 A JP 63247012A JP 24701288 A JP24701288 A JP 24701288A JP H0293688 A JPH0293688 A JP H0293688A
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JP
Japan
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window
processing means
frame buffer
display
logical screen
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Application number
JP63247012A
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English (en)
Inventor
Shinji Kitano
伸司 北野
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0293688A publication Critical patent/JPH0293688A/ja
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は表示システムに利用する。本発明はマルチウィ
ンドウ表示システムにおける描画方式に関する。
口既要〕 本発明はフレームバッファおよび論理画面に描画を行う
か、論理画面に描画した後に描画した部分を含む矩形領
域をフレームバッファへ転送するマルチウィンドウ表示
システムの描画方式において、 ウィンドウが全部フレームバッファ上にある場合はフレ
ームバッファへの描画を行い、あるいはウィンドウの表
示部分はフレームバッファに描画し、非表示部分は論理
画面に描画することにより、ウィンドウの表示状態に関
係なく描画量を少なくし、描画性能が向上するようにし
たものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の表示システムでは常にフレームバッファ
と論理画面の両方に描画を行うか、または論理画面に描
画した後描画した部分を含む矩形領域ヲフレームバノフ
ァへ転送していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の描画方式では、ウィンドウの表示状態に
関係なく常に論理画面に描画を行うために、ウィンドウ
間で重なりがない状態で使用する場合、またはシングル
ウィンドウで使用する場合も不必要な描画を行う欠点が
ある。
本発明はこのような欠点を除去するもので、描画性能を
向上させることができる描画方式を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の第一の観点は、記憶装置と、この記憶装置上に
確保されイメージデータを保持する論理画面と、表示装
置の画面イメージを保持するフレームバッファと、この
フレームバッファ上におけるウィンドウの描画領域を矩
形分割し、前記記憶装置上に矩形リストを生成し、表示
制御を行うウィンドウ管理処理手段と、前記矩形リスト
を参照し、前記論理画面の内容を前記フレームバソファ
へ転送するウィンドウダメージ処理手段と、前記論理画
面に描画を行う論理画面描画処理手段と、入力にしたが
ってこの論理画面描画処理手段に描画を行う描画制御処
理手段とを備えたマルチウィンドウ表示システムの描画
方式において、前記矩形リストを参照し、前記描画制御
処理手段の制御により前記フレームバッファに描画を行
う物理画面描画処理手段と、前記ウィンドウ管理処理手
段により設定または解除が行われ、ウィンドウの全部が
前記フレームバッファ上にあることを示す描画制御フラ
グとを備え、前記描画制御処理手段は、この描画制御フ
ラグが設定されている場合は前記物理画面描画処理手段
を起動してフレームバッファに描画を行い、前記描画制
御フラグが解除されている場合は前記論理画面描画処理
手段を起動し論理画面に描画した後に前記物理画面描画
処理手段を起動しフレームバッファに描画を行う手段を
含み、前記描画制御フラグが設定されているときにウィ
ンドウの一部または全部が非表示状態になる場合にフレ
ームバッファ上のウィンドウ表示データを論理画面に退
避するウィンドウセーブ処理手段を備えたことを特徴と
する。
本発明の第二の観点は、記憶装置と、この記憶装置上に
確保されイメージデータを保持する論理画面と、表示装
置の画面イメージを保持するフレームバッファと、この
フレームバッファ上におけるウィンドウの描画領域を矩
形分割し、前記記憶装置上に矩形リストを生成し、表示
制御を行うウィンドウ管理処理手段と、前記矩形リスト
を参照し、前記論理画面の内容を前記フレームバッファ
へ転送するウィンドウダメージ処理手段と、前記論理画
面に描画を行う論理画面描画処理手段と、入力にしたが
ってこの論理画面描画処理手段に描画を行う描画制御処
理手段とを備えたマルチウィンドウ表示システムの描画
方式において、前記ウィンドウ管理処理手段は、前記フ
レームバッファ上に描画できないウィンドウの領域を矩
形分割し、前記記憶装置上に非表示部矩形リストを生成
し、表示制御を行う手段を含み、前記論理画面描画処理
手段は非表示部矩形リストを参照し前記論理画面に描画
を行う手段を含み、前記表示部矩形リストを参照し前記
フレームバッファに描画を行う物理画面描画処理手段を
備え、前記描画制御処理手段は、ウィンドウの表示部分
を前記フレームバッファに描画し、ウィンドウの非表示
部分を前記論理画面に描画する手段を含むことを特徴と
する。
〔作用〕
本第−発明では、入力装置からウィンドウ操作コマンド
が入力されると、ウィンドウ管理処理手段が表示装置上
の画面イメージを保持するフレームバッファ上における
ウィンドウの描画領域を矩形分割し、記憶装置上に矩形
リストを生成し表示制御を行う。その後ウィンドウセー
ブ処理手段が記憶装置上に描画制御フラグが設定されて
いるときにウィンドウの一部または全部が非表示状態に
なる場合にフレームバッファ上のウィンドウ表示データ
をイメージデータを保持する論理画面に退避し、ウィン
ドウダメージ処理手段が矩形リストを参照し、論理画面
の内容をフレームバッファへ転送する。
また、入力手段から描画コマンドが入力されたときには
、描画制御処理手段がウィンドウ管理処理手段により設
定または解除が行われ、ウィンドウの全部がフレームバ
ッファ上にあることを示す描画制御フラグが設定されて
いる場合は物理画面描画処理手段のみを起動しフレーム
バッファのみの描画を行い、解除されている場合は論理
画面描画処理手段を起動し論理画面に描画した後、物理
画面描画処理手段を起動してフレームバッファに描画を
行う。
このようにウィンドウが全部フレームバッファ上にある
場合はフレームバッファへの描画のみを行うことにより
、描画性能を著しく向上させることができる。
また、本第二発明では、入力手段からウィンドウ操作コ
マンドが入力されると、ウィンドウ管理処理手段がフレ
ームバッファ上におけるウィンドウの描画領域を矩形分
割し、記憶装置上に表示部矩形リストを生成し、またフ
レームバッファ上に描画できないウィンドウの領域を矩
形分割し、記憶装置上に非表示部矩形リストを生成し表
示制御を行う。この制御によりウィンドウセーブ処理手
段がウィンドウの一部または全部が非表示状態になる場
合フレームバッファの領域を論理画面に転送し、ウィン
ドウダメージ処理手段がウィンドウの一部または全部が
表示状態になる場合論理画面の領域をフレームバッファ
に転送する。
入力手段から描画コマンドが入力された場合には、論理
画面描画処理手段が非表示部矩形リストを参照し論理画
面に描画を行い、物理画面描画処理手段が表示部矩形リ
ストを参照してフレームバッファに描画を行う。
このようにウィンドウの表示部分はフレームバッファに
のみ描画し、非表示部分は論理画面にのみ描画すること
により、ウィンドウの表示状態に関係なく描画量を減ら
すことができ、描画性能を著しく向上させることができ
る。
〔実施例〕
次に本発明実施例を図面に基づいて説明する。
(第1実施例) 第1図は本発明第1実施例の構成を示すブロック図であ
る。
本発明第1実施例は、記憶装置8と、この記憶装置8上
に確保されイメージデータを保持する論理画面11と、
表示装置13の画面イメージを保持するフレームバッフ
ァ12と、このフレームバッファ12上におけるウィン
ドウの描画領域を矩形分割し、記憶装置8上に矩形リス
ト9を生成し、表示制御を行うウィンドウ管理処理手段
5と、矩形リスト9を参照し、論理画面11の内容をフ
レームバッファ12へ転送するウィンドウダメージ処理
手段7と、論理画面11に描画を行う論理画面描画処理
手段3と、矩形リスト9を参照し、フレームバッファ1
2に描画を行う物理画面描画処理手段4と、ウィンドウ
管理処理手段5により設定または解除が行われ、ウィン
ドウの全部がフレームバッファ12上にあることを示す
描画制御フラグ10と、この描画制御フラグ10が設定
されている場合は物理画面描画処理手段4のみ起動して
フレームバッファ12にのみ描画を行い、解除されてい
る場合は論理画面描画処理手段3を起動し論理画面11
に描画した後、物理画面描画処理手段4を起動しフレー
ムバッファ12に描画を行う描画制御処理手段2と、描
画制御フラグ10が設定されているときにウィンドウの
一部または全部が非表示状態になる場合にフレームバッ
ファ12上のウィンドウ表示データを論理画面11に退
避するウィンドウセーブ処理手段6とを備える。
第2図は本発明第1実施例の描画制御処理手段2の構成
および処理の流れを示す図である。この描画制御処理手
段2は描画制御フラグ判定部21と、論理画面描画処理
手段起動部22と、物理画面描画処理手段起動部23と
を含む。
第3図は本発明第1実施例の論理画面描画処理手段3の
構成および処理の流れを示す図である。
この論理画面描画処理手段3は論理画面描画部31を含
む。
第4図は本発明第1実施例の物理画面描画処理手段4の
構成および処理の流れを示す図である。
この物理画面描画処理手段4は矩形リスト判定部41と
、矩形領域内描画部42とを含む。
第5図は本発明第1実施例のウィンドウ管理手段5の構
成および処理の流れを示す流れ図である。
このウィンドウ管理処理手段5は矩形分割部51と、ウ
ィンドウセーブ処理手段起動部52と、有効ウィンドウ
判定部53と、ウィンドウダメージ処理手段起動部54
と、描画制御フラグ設定部55と、有効ウィンドウ判定
部56とを含む。
第6図は本発明第1実施例のウィンドウセーブ処理手段
6の構成および処理の流れを示す図である。このウィン
ドウセーブ処理手段6は描画制御フラグ判定部61と、
非表示部分判定部62と、ウィンドウセーブ部63とを
含む。
第7図は本発明第1実施例のウィンドウダメージ処理手
段7の構成および処理の流れを示す図である。このウィ
ンドウダメージ処理手段7はダメージ領域計算部71と
、ダメージ領域判定部72と、ウィンドウリカバー処理
部73とを含む。
次にこのように構成された本発明第1実施例の動作につ
いて図面を参照して説明する。
入力手段1からウィンドウ操作(生成、表示順位変更、
表示または非表示)コマンドが入力された場合は、ウィ
ンドウ管理処理手段5が起動される。ウィンドウ管理処
理手段5は第5図に示すように、まず矩形分割部51に
よりフレームバッファ12上に描画するウィンドウの矩
形リスト9を作成する。第8図はその矩形リスト9の構
造を示したものである。矩形リスト9内の1つの矩形は
左上角点と右下角点の座標(CRTデイスプレィ上で左
上原点)で表されるでいる。その後、ウィンドウセーブ
処理手段起動部52によりウィンドウセーブ処理手段6
を起動する。
ウィンドウセーブ処理手段6は、描画制御フラグ判定部
61により描画制御フラグ10をチエツクし、描画制御
フラグ10が設定く=1)されていれば、非表示部分判
定部62により矩形リスト9と論理画面11のサイズか
らウィンドウの非表示部分をチエツクし、非表示部分が
生じる場合はウィンドウセーブ処理部63によりフレー
ムバッファ12上のウィンドウ内描画データを論理画面
11にセーブする。
非表示部分が生じない場合および描画制御フラグ10が
解除(≠0)されている場合は何も行わない。
その後、ウィンドウ管理処理手段5の有効ウィンドウ判
定部53により次のウィンドウを抽出し矩形分割部51
から処理を繰り返し、全ウィンドウに対して行う。その
結果、生成された全ウィンドウの矩形リスト9が保存さ
れる。その後、ウィンドウダメージ処理手段起動部54
によりウィンドウダメージ処理手段7を起動する。
ウィンドウダメージ処理手段7は、ダメージ領域計算部
71により前回ウィンドウ操作コマンド入力時に作成し
た矩形リスト9と今回作成した矩形リスト9との差を計
算しダメージ領域を算出する。
そしてダメージ領域判定部72により有効なダメージ領
域を抽出し、ウィンドウリカバー処理部73により論理
画面11の対応領域をフレームバッファ12へ転送する
。その後、ウィンドウ管理処理手段5の描画制御フラグ
設定部55により非表示部分がなければ描画制御フラグ
10を設定し、非表示部分があれば解除する。そして有
効ウィンドウ判定祁56により次のウィンドウを抽出し
、ウィンドウダメージ処理手段起動部54から処理を繰
り返し、全ウィンドウに対して行う。
次に入力手段1から描画コマンドが入力された場合は描
画制御処理手段2が起動される。描画制御処理手段2は
、描画制御フラグ判定部21により描画制御フラグ10
をチエツクし、描画制御フラグ10が解除されていれば
、論理画面描画処理手段起動部22により論理画面描画
処理手段3を起動する。
論理画面描画処理手段3は論理画面描画部31により論
理画面11に描画を行う。その後物理画面描画処理手段
起動部23により物理画面描画処理手段4を起動する。
物理画面描画処理手段4は、矩形リスト判定部41によ
り矩形リスト9から矩形を抽出し矩形領域内描画部42
によりフレームバッファ12上に描画を行う。描画制御
フラグ9が設定されていれば、物理画面描画処理手段起
動部23により物理画面描画処理手段4を起動しフレー
ムバッファ12上に描画を行い、論理画面11には描画
しない。
第9図は本発明第1実施例の描画制御フラグと論理画面
の内容の関係を示したもので、この第9図を用いて描画
している場合の論理画面の状態を説明する。第9図(a
)ではウィンドウAは描画制御フラグAが解除されてお
り、描画コマンド(円描画)が入力されると論理画面A
とフレームバッファの両方に“円″が描画される。ウィ
ンドウBは描画制御フラグBが設定されており、描画コ
マンド(三角形描画)が入力されるとフレームバッファ
のみ“三角形″が描画される。
この状態でウィンドウAの表示順位変更コマンドが入力
されると、前述のとおりフレームバッファからウィンド
ウBの論理画面已に表示データがセーブされた後、ウィ
ンドウAのダメージ処理が行われウィンドウAがウィン
ドウBの上に表示される。その結果第9図ら)のように
なる。今度はウィンドウAの描画制御フラグAが設定さ
れ、以降の描画はフレームバッファ12のみに行われ、
ウィンドウBの描画制御フラグBは解除され、以降の描
画はフレームバッファ12と論理画面Bの両方に行われ
る。
(第2実施例) 第10図は本発明第2実施例の構成を示すブロック図で
ある。本発明第2実施例は、記憶装置8と、この記憶装
置8上に確保されイメージデーダを保持する論理画面1
1と、表示装置13の画面イメージヲ保持スるフレーム
バッファ12と、このフレームバッファ12上における
ウィンドウの描画領域を矩形分割し、記憶装置8上に表
示部矩形リスト14を生成し、またフレームバッファ1
2上に描画できないウィンドウの領域を矩形分割し、記
憶装置8上に非表示部矩形リスト15を生成し、表示制
御を行うウィンドウ管理処理手段16と、ウィンドウの
一部または全部が非表示状態になる場合、フレームバッ
ファ12の領域を論理画面11に転送するウィンドウセ
ーブ処理手段17と、ウィンドウの一部または全部が表
示状態になる場合、論理画面11の領域をフレームバッ
ファ12に転送するウィンドウダメージ処理手段18と
、非表示部矩形リスト15を参照し論理画面11に描画
を行う論理画面描画処理手段19と、表示部矩形リスト
14を参照しフレームバッファ12に描画を行う物理画
面描画処理手段20と、ウィンドウの表示部分をフレー
ムバッファ12に描画し、ウィンドウの非表示部分を論
理画面に描画する手段を含む描画制御処理手段30とを
備える。
第11図は本発明第2実施例の論理画面描画処理手段1
9の構成および処理の流れを示す流れ図である。この論
理画面描画処理手段19は非表示部矩形リスト判定部1
21と、矩形領域内論理画面描画部122と、物理画面
描画処理手段起動部123とを含む。
第12図は本発明第2実施例の物理画面描画処理手段2
0の構成および処理の流れを示す流れ図である。この物
理画面描画処理手段20は表示部矩形リスト判定部13
1と、矩形領域内物理画面描画部132とを含む。
第13図は本発明第2実施例のウィンドウ管理処理手段
16の構成および処理の流れを示す流れ図である。この
ウィンドウ管理処理手段16は矩形分割部141 と、
ウィンドウセーブ処理手段起動部142と、有効ウィン
ドウ判定部143 と、ウィンドウダメージ処理手段起
動部144と、有効ウィンドウ判定部145とを含む。
第14図は本発明第2実施例のウィンドウセーブ処理手
段17の構成および処理の流れを示す流れ図である。こ
のウィンドウセーブ処理手段17はセーブ領域計算部1
51 と、セーブ領域判定部152 と、矩形領域セー
ブ処理部153とを含む。
第15図は本発明第2実施例のウィンドウダメージ処理
手段18の構成および処理の流れを示す図である。この
ウィンドウダメージ処理手段18はダメージ領域計算部
161 と、ダメージ領域判定部162と、矩形領域リ
カバー処理部163とを含む。
次にこのように構成された本発明第2実施例の動作につ
いて図面を参照して説明する。
入力手段1からウィンドウ操作(生成、表示順位変更、
表示または非表示)コマンドが入力された場合は、ウィ
ンドウ管理処理手段16が起動される。ウィンドウ管理
処理手段16は、まず矩形分割部141 によりフレー
ムバッファ12の上に描画できる領域として表示部矩形
リスト14を、フレームバッファ12上に描画できない
ウィンドウの領域として非表示部矩形リスト15を作成
する。第16図にその矩形リストの構造を示す。各矩形
は左上角点と右下角点の座標で表される。その後、ウィ
ンドウセーブ処理手段起動部142よりウィンドウセー
ブ処理手段17を起動する。
ウィンドウセーブ処理手段17は、セーブ領域計算部1
52により前回のウィンドウ操作コマンド入力時に作成
した表示部矩形リスト14と今回作成した非表示部矩形
リスト15の論理和をとりセーブ領域を算出する。そし
てセーブ領域判定部152により有効なセーブ領域を抽
出し、矩形領域セーブ処理部153によりフレームバッ
ファ12上の矩形領域が論理画面11へ転送される。そ
して有効ウィンドウ判定部143により次のウィンドウ
を抽出し矩形分割部141から処理を繰り返し、全ウィ
ンドウに対して行う。この結果、生成されている全ウィ
ンドウの表示部矩形リスト14と非表示部矩形リスト1
5が作成され保存される。その後ウィンドウダメージ処
理手段起動部144によりウィンドウダメージ処理手段
18が起動される。
ウィンドウダメージ処理手段18は、ダメージ領域計算
部161により前回ウィンドウ操作コマンド入力時に作
成した非表示部矩形リスト15と今回作成した表示部矩
形リスト14の論理和をとりダメージ領域を算出する。
そしてダメージ領域判定部162により有効なダメージ
領域を抽出し矩形領域リカバー処理部163により論理
画面11の矩形領域がフレームバッファ12に転送され
る。そして有効ウィンドウ判定部145により次のウィ
ンドウを抽出しウィンドウダメージ処理手段起動部14
4から処理を繰り返し全ウィンドウに対して行う。
次に入力手段1から描画コマンドが入力された場合は、
論理画面描画処理手段19が起動される。
論理画面描画処理手段19は、非表示部矩形リスト判定
部121により非表示部矩形リスト15から非表示矩形
領域を抽出し、矩形領域内論理画面描画部122により
論理画面11に描画を行う。その後、物理画面描画処理
手段起動部123により物理画面描画処理手段20が起
動される。
物理画面描画処理手段20は、表示部矩形リスト判定部
131により表示部矩形リスト14から表示矩形領域を
抽出し、矩形領域内物理画面描画部132によりフレー
ムバッファ12に描画を行う。
第17図は本発明第2実施例の論理画面11の描画内容
とフレームバッファ12の描画内容の関係を示す図であ
る。この第17図を用いて描画している場合の論理画面
とフレームバッファの状態を説明する。
第17図(a)ではウィンドウAはウィンドウ已に隠れ
ている領域があり、描画コマンド(円描画)を入力する
と論理画面Aとフレームバッファには互いに補完する形
で描画が行われる。ウィンドウBはすべて表示されてい
るため、描画コマンド(三角形描画)を入力すると7レ
ームバツフア12にのみ描画が行われる。この状態でウ
ィンドウAに対して表示順位変更コマンドが入力される
と、前述のとおりウィンドウAにより隠されるウィンド
ウBの領域についてフレームバッファ12かう論F1画
面Bに表示データがセーブされた後、ウィンドウへのダ
メージ処理が行われ論理画面Aに描画してイタ内容(円
の一部)がフレームバッファ12へ転送される。その結
果第17図b)のようになる。以降のウィンドウAへの
描画はフレームバッファ12にのみ行われウィンドウB
への描画は論理画面Bとフレームバッファ12が互いに
補完する形で行われる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ウィンドウが全部
フレームバッファ上にある場合はフレームバッファへの
描画のみを行うことにより、描画性能を著しく向上させ
ることができ、また、ウィンドウの表示部分はフレーム
バッファにのみ描画し、非表示部分は論理画面にのみ描
画することにより、ウィンドウの表示状態に関係なく描
画量を従来方式の半分にできるため描画性能を著しく向
上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明第1実施例の構成を示すブロック図。 第2図は本発明第1実施例の描画制御処理手段の構成お
よび処理の流れを示す流れ図。 第3図は本発明第1実施例の論理画面描画処理手段の構
成および処理の流れを示す流れ図。 第4図は本発明第1実施例の物理画面描画処理手段の構
成右よび処理の流れを示す流れ図。。 第5図は本発明第1実施例のウィンドウ管理処理手段の
構成および処理の流れを示す流れ図。 第6図は本発明第1実施例のウィンドウセーブ処理手段
の構成および処理の流れを示す流れ図。 第7図は本発明第1実施例のウィンドウダメージ処理手
段の構成および処理の流れを示す流れ図。 第8図は本発明第1実施例の矩形リストの構造を示す図
。 第9図は本発明第1実施例の描画制御フラグと論理画面
の内容の関係を示す図。 第1O図は本発明第2実施例の構成を示すプロツり図。 第11図は本発明第2実施例の論理画面描画処理手段の
構成および処理の流れを示す流れ図。 第12図は本発明第2実施例の物理画面描画処理手段の
構成および処理の流れを示す流れ図。 第13図は本発明第2実施例のウィンドウ管理処理手段
の構成および処理の流れを示す流れ図。 第14図は本発明第2実施例のウィンドウセーブ処理手
段の構成および処理の流れを示す流れ図。 第15図は本発明第2実施例のウィンドウダメージ処理
手段の構成および処理の流れを示す流れ図。 第16図は本発明第2実施例の表示部矩形リストおよび
非表示部矩形リストの構造を示す図。 第17図は本発明第2実施例の論理画面の描画内容とフ
レームバッファの描画内容の関係を示す図。 1・・・入力手段、2.30・・・描画制御処理手段、
3.19・・・論理画面描画処理手段、4.20・・・
物理画面描画処理手段、5.16・・・ウィンドウ管理
処理手段、6.17・・・ウィンドウセーブ処理手段、
7.18・・・ウィンドウダメージ処理手段、8・・・
記憶装置、9・・・矩形リスト、10・・・描画制御フ
ラグ、11・・・論理画面、12・・・フレームバッフ
ァ、13・・・CRTデイスプレィ、14・・・表示部
矩形リスト、15・・・非表示部矩形リスト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記憶装置と、 この記憶装置上に確保されイメージデータを保持する論
    理画面と、 表示装置の画面イメージを保持するフレームバッファと
    、 このフレームバッファ上におけるウィンドウの描画領域
    を矩形分割し、前記記憶装置上に矩形リストを生成し、
    表示制御を行うウィンドウ管理処理手段と、 前記矩形リストを参照し、前記論理画面の内容を前記フ
    レームバッファへ転送するウィンドウダメージ処理手段
    と、 前記論理画面に描画を行う論理画面描画処理手段と、 入力にしたがってこの論理画面描画処理手段に描画を行
    う描画制御処理手段と を備えたマルチウィンドウ表示システムの描画方式にお
    いて、 前記矩形リストを参照し、前記描画制御処理手段の制御
    により前記フレームバッファに描画を行う物理画面描画
    処理手段と、 前記ウィンドウ管理処理手段により設定または解除が行
    われ、ウィンドウの全部が前記フレームバッファ上にあ
    ることを示す描画制御フラグとを備え、 前記描画制御処理手段は、この描画制御フラグが設定さ
    れている場合は前記物理画面描画処理手段を起動してフ
    レームバッファに描画を行い、前記描画制御フラグが解
    除されている場合は前記論理画面描画処理手段を起動し
    論理画面に描画した後に前記物理画面描画処理手段を起
    動しフレームバッファに描画を行う手段を含み、 前記描画制御フラグが設定されているときにウィンドウ
    の一部または全部が非表示状態になる場合にフレームバ
    ッファ上のウィンドウ表示データを論理画面に退避する
    ウィンドウセーブ処理手段を備えた ことを特徴とするマルチウィンドウ表示システムの描画
    方式。 2、記憶装置と、 この記憶装置上に確保されイメージデータを保持する論
    理画面と、 表示装置の画面イメージを保持するフレームバッファと
    、 このフレームバッファ上におけるウィンドウの描画領域
    を矩形分割し、前記記憶装置上に矩形リストを生成し、
    表示制御を行うウィンドウ管理処理手段と、 前記矩形リストを参照し、前記論理画面の内容を前記フ
    レームバッファへ転送するウィンドウダメージ処理手段
    と、 前記論理画面に描画を行う論理画面描画処理手段と、 入力にしたがってこの論理画面描画処理手段に描画を行
    う描画制御処理手段と を備えたマルチウィンドウ表示システムの描画方式にお
    いて、 前記ウィンドウ管理処理手段は、前記フレームバッファ
    上に描画できないウィンドウの領域を矩形分割し、前記
    記憶装置上に非表示部矩形リストを生成し、表示制御を
    行う手段を含み、 前記論理画面描画処理手段は非表示部矩形リストを参照
    し前記論理画面に描画を行う手段を含み、前記表示部矩
    形リストを参照し前記フレームバッファに描画を行う物
    理画面描画処理手段を備え、前記描画制御処理手段は、
    ウィンドウの表示部分を前記フレームバッファに描画し
    、ウィンドウの非表示部分を前記論理画面に描画する手
    段を含む ことを特徴とするマルチウィンドウ表示システムの描画
    方式。
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