JPH0293508A - 焦点調節装置 - Google Patents
焦点調節装置Info
- Publication number
- JPH0293508A JPH0293508A JP24426388A JP24426388A JPH0293508A JP H0293508 A JPH0293508 A JP H0293508A JP 24426388 A JP24426388 A JP 24426388A JP 24426388 A JP24426388 A JP 24426388A JP H0293508 A JPH0293508 A JP H0293508A
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- Japan
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- screw
- helicoid
- diameter
- rotation transmission
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- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 19
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 abstract description 9
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く産業上の利用分野〉
本発明はレンズの焦点調節装置に関するものである。
〈従来の技術〉
従来、レンズの焦点IWJはヘリコイドねじ構造により
行われている。すなわち第2図及び第3図に示すように
、前群レンズL1を保持した本体鏡ll11の内径ねじ
部(filねじ部)1aにフォーカシングレンズL2を
保持した移動環2がその外径ねじ部(雄ねじ部)2aで
ねじ結合され、該本体鏡筒1の外周には軸受4を介して
回転可能に設けた回転操作環3に光軸対称に一対の回転
伝達アーム3a、3bを突設し、該回転伝達アーム3a
。
行われている。すなわち第2図及び第3図に示すように
、前群レンズL1を保持した本体鏡ll11の内径ねじ
部(filねじ部)1aにフォーカシングレンズL2を
保持した移動環2がその外径ねじ部(雄ねじ部)2aで
ねじ結合され、該本体鏡筒1の外周には軸受4を介して
回転可能に設けた回転操作環3に光軸対称に一対の回転
伝達アーム3a、3bを突設し、該回転伝達アーム3a
。
3bはそれぞれ該本体鏡筒1に形成した円周方向の一対
の貫通穴1b、1cを通して該移動環2の外径ね6部2
aに形成した対向する一対の光軸方向の切欠き部2b、
2cに嵌入しており、不図示のモータ等により該回転伝
達アーム3a、3bに回転力を伝達すると該移動環2は
ねじのリードに沿って該本体11筒1内を回転しながら
光軸方向に移動して焦点調節を行う。そして、レンズの
移動が円滑に行えるようにねじ山形状やねじのリード。
の貫通穴1b、1cを通して該移動環2の外径ね6部2
aに形成した対向する一対の光軸方向の切欠き部2b、
2cに嵌入しており、不図示のモータ等により該回転伝
達アーム3a、3bに回転力を伝達すると該移動環2は
ねじのリードに沿って該本体11筒1内を回転しながら
光軸方向に移動して焦点調節を行う。そして、レンズの
移動が円滑に行えるようにねじ山形状やねじのリード。
ねじガタ、油等多くの要素を考慮し、できるだけ軽く動
くように調整されている。
くように調整されている。
特に、近年オートフォーカスカメラのレンズにおいては
電池の消耗をできるだけ少なくすることが望まれており
、重要なテーマとなっている。
電池の消耗をできるだけ少なくすることが望まれており
、重要なテーマとなっている。
〈発明が解決しようとする課題〉
ところで、前述従来技術で要望されている要件を最適の
ように設定しかつ調整してもヘリコイドのトルクが軽く
ならず、調整が困難であり、また、ある角度位置では軽
いが別の角度位置では重いというようなトルクのムラが
できてしまうことがあった。
ように設定しかつ調整してもヘリコイドのトルクが軽く
ならず、調整が困難であり、また、ある角度位置では軽
いが別の角度位置では重いというようなトルクのムラが
できてしまうことがあった。
このトルクのムラについて、第4図ないし第6図を用い
て詳述する。
て詳述する。
図中、1a1は本体鏡筒1の雌ねじ部1aの谷径部で、
2a+は移動環2の雄ねじ部2aの外径部であり、通常
両ねじ部は角ねじを使用するので、実際のねじの嵌合は
この部分で行われる。そして、ねじの中心は両ねじとも
にB点である。
2a+は移動環2の雄ねじ部2aの外径部であり、通常
両ねじ部は角ねじを使用するので、実際のねじの嵌合は
この部分で行われる。そして、ねじの中心は両ねじとも
にB点である。
これに対し、回転伝達アーム3a、3bを有する回転操
作環3の軸受の中心はA点であり、回転操作環3がA点
を中心に第4図に示す位置から90°回転すると第5図
に示す位四関係となる。
作環3の軸受の中心はA点であり、回転操作環3がA点
を中心に第4図に示す位置から90°回転すると第5図
に示す位四関係となる。
すなわち、本体鏡n1の雌ねじ部1aは固定のため、そ
の中心はB点のままであるが、移動環2の雄ねじ部2a
は90°回転する間に回転伝達アーム3a、3bに案内
され、中心はA点に移動する、。
の中心はB点のままであるが、移動環2の雄ねじ部2a
は90°回転する間に回転伝達アーム3a、3bに案内
され、中心はA点に移動する、。
従って、雄ねじ部と雌ねじ部の嵌合ガタが小さい場合は
片寄せされ、トルクが著しく増大することになる。
片寄せされ、トルクが著しく増大することになる。
このような片寄せは一例であり対向2ケ所の回転伝i!
部の等分誤差による偏りでも同様な片寄せが発生し、ト
ルクが増大するがその説明は省略する。
部の等分誤差による偏りでも同様な片寄せが発生し、ト
ルクが増大するがその説明は省略する。
このような装纜をモータ等により動かそうとすると、著
しいスピード変化や極端な場合は停止してしまうという
問題が発生する。
しいスピード変化や極端な場合は停止してしまうという
問題が発生する。
そこで、第6図に示すように片寄せされる部分のねじ部
を切欠いておくと、トルク増加を防ぎ、また、切欠きに
よって発生するガタは回転伝達アーム3a、3bにより
保持されるので実際にはガタは発生しないことになるが
、この切欠ぎによりねじの接触面積が減少してしまう欠
点がある。
を切欠いておくと、トルク増加を防ぎ、また、切欠きに
よって発生するガタは回転伝達アーム3a、3bにより
保持されるので実際にはガタは発生しないことになるが
、この切欠ぎによりねじの接触面積が減少してしまう欠
点がある。
本発明は、前述従来技術の問題点に鑑み、軽くてトルク
ムラのない滑らかな焦点調w装置を提供することを目的
とする。
ムラのない滑らかな焦点調w装置を提供することを目的
とする。
く課題を解決するための手段〉
前記の目的を達成するために、本発明はヘリコイドねじ
により移動環のレンズを前後動させてフォーカシングを
行うレンズの焦点調m装置において、該移動環が対向2
カ所のねじの回転伝達部を有し、かつ該回転伝達部に対
し同位相角方向と直交方向とでねじ径が異なるようなね
じ形状にしたものである。
により移動環のレンズを前後動させてフォーカシングを
行うレンズの焦点調m装置において、該移動環が対向2
カ所のねじの回転伝達部を有し、かつ該回転伝達部に対
し同位相角方向と直交方向とでねじ径が異なるようなね
じ形状にしたものである。
〈作用〉
以上の構成の焦点11節装置のヘリコイドねじは、移動
環が対向2ケ所回転伝達部に対し、同位相角方向と直交
方向でねじ径に径差をつけることにより、ねじの接触面
積をほぼ変えることなくへり]イドねじのトルク変動を
大幅に減少することが可能となる。
環が対向2ケ所回転伝達部に対し、同位相角方向と直交
方向でねじ径に径差をつけることにより、ねじの接触面
積をほぼ変えることなくへり]イドねじのトルク変動を
大幅に減少することが可能となる。
〈実施例〉
以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
12は移動環で、フォーカシングレンズL2を保持し、
図示されない本体鏡筒の内径部にねじ結合するために外
径部にヘリコイドねじ部12aを有するとともに光軸対
称に対向2ケ所に図示されない回転伝達アームが係合す
る回転伝達部となる光軸方向の切欠き部12b、12C
を形成し、かつ該ヘリコイドねじ部12aは該切欠き部
12b。
図示されない本体鏡筒の内径部にねじ結合するために外
径部にヘリコイドねじ部12aを有するとともに光軸対
称に対向2ケ所に図示されない回転伝達アームが係合す
る回転伝達部となる光軸方向の切欠き部12b、12C
を形成し、かつ該ヘリコイドねじ部12aは該切欠き部
12b。
12Cに対し同位相角方向と直交方向ではそれぞれ艮(
!a、短径すとなる楕円状ねじに構成されている。それ
以外の他の構成は前述第4図に示す従来例と同様である
。
!a、短径すとなる楕円状ねじに構成されている。それ
以外の他の構成は前述第4図に示す従来例と同様である
。
以上の構成の本実施例では、移動環12のヘリコイド部
12aが楕円状ねじとすることにより、図示されない本
体m簡の内径部のヘリコイドねじとの接触面積をほとん
ど減少することなく、トルク増加を防止することができ
る。
12aが楕円状ねじとすることにより、図示されない本
体m簡の内径部のヘリコイドねじとの接触面積をほとん
ど減少することなく、トルク増加を防止することができ
る。
また、ヘリコイドねじ部12aのねじ山形状は角ねじが
最も適している。
最も適している。
さらに、ヘリコイドねじ部12aの楕円状ねじの楕円の
長径と短径との差はヘリコイドねじの中心と回転伝達ア
ームの軸受の中心との偏心量や回転伝達用の切欠ぎ部1
2b、12cの等分誤差による偏り量によって設定する
ことによりヘリコイドねじの接触面積を増減できる。
長径と短径との差はヘリコイドねじの中心と回転伝達ア
ームの軸受の中心との偏心量や回転伝達用の切欠ぎ部1
2b、12cの等分誤差による偏り量によって設定する
ことによりヘリコイドねじの接触面積を増減できる。
なお、前記実施例では移動環12に切欠き部12b、1
2Gを設けたが、切欠き部に代えて光軸対称に一対の突
起を設け、図示されない回転伝達アームに相当する回転
操作部材に光軸方向の切欠き溝を形成して該突起を係合
するように構成してもよい。
2Gを設けたが、切欠き部に代えて光軸対称に一対の突
起を設け、図示されない回転伝達アームに相当する回転
操作部材に光軸方向の切欠き溝を形成して該突起を係合
するように構成してもよい。
〈発明の効果〉
本発明は、以上説明したように移動環のヘリコイドねじ
部の中心と回転伝達アームの回転軸の中心の偏心及びヘ
リコイドねじの回転伝達部の等分課差による偏りをある
稈度許容できるので部品の製造コストを上げずに済み、
また、従来のフォーカシングamを大幅に変更すること
なしに使用できるので、スペース面及びコスト面で有利
になる効果がある。
部の中心と回転伝達アームの回転軸の中心の偏心及びヘ
リコイドねじの回転伝達部の等分課差による偏りをある
稈度許容できるので部品の製造コストを上げずに済み、
また、従来のフォーカシングamを大幅に変更すること
なしに使用できるので、スペース面及びコスト面で有利
になる効果がある。
第1図は本発明に係る一実施例の交換レンズにおけるフ
ォーカシングレンズを保持する移動環の正面図、第2図
は従来例の交換レンズの断面図、第3図はそのフォーカ
シングレンズを保持する移動環の正面図、第4図及び第
5図はその移動環の動作を説明する模型断面図、第6図
はその移動環の変形例を示す模型断面図である。 Lz・・・フォーカシングレンズ、12・・・移動環、
12a・・・ヘリコイドねじ部、12b、12c・・・
回転伝達部となる光軸方向の切欠ぎ部。 第2図 第1 因 C 第3図
ォーカシングレンズを保持する移動環の正面図、第2図
は従来例の交換レンズの断面図、第3図はそのフォーカ
シングレンズを保持する移動環の正面図、第4図及び第
5図はその移動環の動作を説明する模型断面図、第6図
はその移動環の変形例を示す模型断面図である。 Lz・・・フォーカシングレンズ、12・・・移動環、
12a・・・ヘリコイドねじ部、12b、12c・・・
回転伝達部となる光軸方向の切欠ぎ部。 第2図 第1 因 C 第3図
Claims (1)
- 1 ヘリコイドねじにより移動環のレンズを前後動させ
フォーカシングを行うレンズの焦点調節装置において、
該移動環が対向2ケ所のヘリコイドねじの回転伝達部を
有し、かつ該回転伝達部に対し同位相角方向と直交方向
とでねじ径が異なるようなねじ形状を有することを特徴
とする焦点調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24426388A JPH0293508A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 焦点調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24426388A JPH0293508A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 焦点調節装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0293508A true JPH0293508A (ja) | 1990-04-04 |
Family
ID=17116150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24426388A Pending JPH0293508A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 焦点調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0293508A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7663812B2 (en) * | 2008-06-24 | 2010-02-16 | Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. | Lens module with spacer |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP24426388A patent/JPH0293508A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7663812B2 (en) * | 2008-06-24 | 2010-02-16 | Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. | Lens module with spacer |
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