JPS5961803A - レンズ鏡胴 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は例えばビデオカメラ等に使用して有効なフォー
カシングを行うだめのカム方式レンズ繰り出し機構を備
えだレンズ鏡胴に関するものである。

従来例の構成とその問題点 レンズ鏡胴のレンズ繰り出し機構は、ヘリコイド機構に
より外筒が移動する方式、および固定内筒に植設された
案内ピンが外筒のカム溝と係合し外筒が回転することに
よりレンズを光軸方向に繰り出すようにしたカム方式に
分かれる。カム方式の場合、フォーカシング用レンズ群
の■調整のために、組立において外筒のカム溝内にある
案内ピンの位置を、微妙にずらせる必要が生じる。その
だめにはカム溝内の案内ピンを回動自在な偏心ビンにし
て調整した後、固定し、カム筒の光軸方向の調整を行う
のが最も簡単である。光軸方向にレンズを繰り出す量を
カム筒の回転角によって行うためにカム溝内の偏心ビン
の位置をずらした時、カム面で回転角の位置規制を行う
とフォーカス指標リング位置とずれが生じる。従って回
転角を規制す凶には別のカム溝でストッパービンを介し
て位置規制を行い、フォーカス指標リングとのずれを防
ぐ必要がある。すなわち、カム筒にはレンズ繰り出し用
カムと回転角規制用カムの２つのカム曲線が必要である
ため、加工コストの増大および強度低下という問題が生
じる。第１図は、そのような従来例を示すものである。

同図において、外筒１には２つのカム溝１！Ｌ、１ｂを
有し、これは一般にフォーカスレンズ群りの繰り出し量
に応じた直線溝となっている。また、固定内筒２にはレ
ンズ■調整用の偏心ピン３を植設するだめのネジ部およ
びレンズ繰り出し回転角規制用ストッパーピン４を植設
するだめのネジ部が設けてあり、この固定内筒２に外筒
１が回動できるように装着されている。偏心ピン３は組
立においてカム溝１ｉＬに係合し、■調整で位置決めさ
れてネジ６により固定内筒２に取り付けられる。同様に
ストッパーピン４もカム溝１ｂ内にあり、ネジ６により
固定内筒２に取り伺けられるが、このカム溝１ｂとスト
ッパーピン４の間隙は偏心ピン３の偏心量よりも多く々
るよう処してあり、カム溝１ｂとストッパーピン４はカ
ム溝側面で接触し寿いようになっている。まだ、レンズ
繰り出しの回転角規制は、カム溝１ｂの始点と終点の端
面てストッパービン４によって行い、偏心ピン３が係合
しているカム溝１１Ｌの始点と終点の端面では偏心ピン
３が接触しないようになっている。また、外筒１と固定
内筒２にはそれぞれフォーカス指標目盛１０＋２＆が印
刷してあり、ストッパービン４とカム溝１ｂの終端面が
１ｃ、ａａの■指標で一致するようになっている。

外筒１を回動すると固定内筒の偏心ピン３とカム溝１ａ
が係合しているため、外筒１が光軸方向に前後に移動し
、その外筒１に固定されたフォーカスレンズ群りの移動
によりレンズ系の焦点距離が調節される。この際、カム
溝１ａは直線溝であるなら外筒は直線的に前後する。

発明の目的 本発明は、２つのカム溝を形成する必要性をなくし、加
工コストの低い、しかも機械的強度の犬なるレンズ鏡胴
を提供することを目的としたものである。

発明の構成 本発明は、フォーカスレンズ群を保持しカム溝を設けた
外筒、回動自在な偏心ピン、フォーカス回転角を規制す
るストッパービンおよび、それらを固定する手段を含め
て成り、偏心ピンおよびストッパーピンを同軸的に共締
めすることによって前記外筒のカム溝を一本化したもの
である。

実施例の説明 以下、本発明に係るレンズ鏡胴の実施例を添付図面に基
いて説明する。

第２図は、偏心ピン３およびストツノ（−ピン４を同軸
的に共締めし、力み溝を一本化した本発明の一実施例を
示す要部断面図であり、第３図は同実施例における偏心
ピン３、ストツノぐ一ピン４を共締めした後のカム溝端
面の要部平面図を示す。

それらの図面において、■調整された偏心ピン３はカム
溝１ｄに係合し、回転角を規制しているストッパーピン
４と同軸上でビス７により締めつけている。このストッ
パーピン４は偏心ピン３の外径よりもカム回転方向には
長いが、カム溝側面方向には偏心ピン３の偏心によって
カム溝側面に接触しないような長さになっている。

発明の効果 本発明は上述の様にカム溝と案内ピンとによって鏡筒内
のレンズ群を移動させる構造のフォーカスレンズ鏡胴に
おいて、回動自在な案内ピンである偏心ピンおよび回転
角を規制するストツノシーピンを同軸的に共締めしたた
めに、カム溝を２水力ロ工する必要とビスを２本使う必
要がなくなるためコストも減少し、外筒の強度低下も効
果的に防止し得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のフォーカスレンズ鏡胴の一例を示す要部
断面図、第２図は本発明の一実施例の要部拡大断面図、
第３図はその要部平面図である。 １・・・・・・外筒、１Ｃ・・・・・・フォーカス指標
目盛、２・・・・・・固定内筒、２＆・・・・・・指標
目盛、３・・・・・・偏心ピン、４・・・・・・ストッ
パービン、了・・・・・・ビス、Ｌ゛・・・・・・フォ
ーカスレンズ群。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レンズを保持する外筒を回動することによって、前記外
   筒忙形成したカム溝に係合する案内ビンを植設した固定
   内筒に案内され、前記外筒が光軸方向に移動するように
   したレンズ繰り出し機構を具備し、かつ、レンズ繰り出
   し機構は、前記案内ピンを回動自在の偏心ビンとしたレ
   ンズ位置調整手段と、前記偏心ビンと同軸的に前記固定
   内筒に植設し前記外筒の回転角を規制する回転規制手段
   と、前記レンズ位置調整手段と前記回転規制手段を同軸
   的に固定する固定手段を含めて成ることを特徴とするレ
   ンズ鏡胴。