JP2584877Y2 - バリフォーカルレンズ鏡筒 - Google Patents
バリフォーカルレンズ鏡筒Info
- Publication number
- JP2584877Y2 JP2584877Y2 JP1992060760U JP6076092U JP2584877Y2 JP 2584877 Y2 JP2584877 Y2 JP 2584877Y2 JP 1992060760 U JP1992060760 U JP 1992060760U JP 6076092 U JP6076092 U JP 6076092U JP 2584877 Y2 JP2584877 Y2 JP 2584877Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- lens
- lens group
- focus
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Description
【０００１】
【技術分野】本考案は、バリフォーカルレンズ鏡筒に関
する。
する。
【０００２】
【従来技術およびその問題点】バリフォーカルレンズ
は、周知のように、変倍に伴って焦点移動が生じるレン
ズをいう。このレンズでは、従来、変倍環によって移動
レンズ群を光軸に沿う所定の位置に移動させ、次にその
焦点移動を補償してフォーカスをするために、フォーカ
スレンズ群を移動させる構成がとられている。ところ
が、バリフォーカルレンズはその一般的性質として、変
倍の際、移動レンズ群だけを移動させると、焦点移動に
よりピントが大きく狂うという性質がある。このため、
再びピントを合わせるには、フォーカスレンズの移動量
を大きく必要とする。その結果、従来構造では、フォー
カスレンズの移動量を確保するために、ヘリコイド（多
条）ねじを不可欠としていた。しかし、ヘリコイドねじ
は、加工コストが高く、また、精度維持のために一定の
螺合長を必要とするため、小型化が困難という問題点が
あった。
は、周知のように、変倍に伴って焦点移動が生じるレン
ズをいう。このレンズでは、従来、変倍環によって移動
レンズ群を光軸に沿う所定の位置に移動させ、次にその
焦点移動を補償してフォーカスをするために、フォーカ
スレンズ群を移動させる構成がとられている。ところ
が、バリフォーカルレンズはその一般的性質として、変
倍の際、移動レンズ群だけを移動させると、焦点移動に
よりピントが大きく狂うという性質がある。このため、
再びピントを合わせるには、フォーカスレンズの移動量
を大きく必要とする。その結果、従来構造では、フォー
カスレンズの移動量を確保するために、ヘリコイド（多
条）ねじを不可欠としていた。しかし、ヘリコイドねじ
は、加工コストが高く、また、精度維持のために一定の
螺合長を必要とするため、小型化が困難という問題点が
あった。
【０００３】
【考案の目的】本考案は、従来のバリフォーカルレンズ
鏡筒についての以上の問題意識に基づき、変倍に伴う焦
点移動を小さくでき、従って、フォーカスレンズ群の移
動機構としてヘリコイドねじを必要としないバリフォー
カルレンズ鏡筒を得ることを目的とする。
鏡筒についての以上の問題意識に基づき、変倍に伴う焦
点移動を小さくでき、従って、フォーカスレンズ群の移
動機構としてヘリコイドねじを必要としないバリフォー
カルレンズ鏡筒を得ることを目的とする。
【０００４】
【考案の概要】本考案のバリフォーカルレンズ鏡筒は、
少なくともフォーカスレンズ群、変倍移動レンズ群、お
よびマスターレンズ群の３群のレンズ群を有するバリフ
ォーカルレンズ鏡筒において、マスターレンズ群を支持
した固定鏡筒と；この固定鏡筒に回動可能に支持され
た、回転操作可能な変倍環と；固定鏡筒に光軸方向にそ
れぞれ移動可能に支持された、上記変倍移動レンズ群を
支持した変倍移動レンズ枠および直進環と；フォーカス
レンズ群を支持し、直進環にリードねじを介して螺合さ
れた、回転操作可能なフォーカスレンズ枠と；変倍環と
一体に回転し、変倍移動レンズ群の変倍に伴う移動位置
を定めるカム溝を有するカム環と；変倍環の回転によ
り、直進環と該直進環に螺合されているフォーカスレン
ズ群を、該フォーカスレンズ群を移動させない場合に比
較して、変倍に伴う焦点移動が小さくなる方向に、予め
定めた軌跡で粗移動させる粗移動カム機構と；を備え、
この粗移動カム機構による粗移動では補償できない焦点
移動を、直進環にリードねじを介して螺合されているフ
ォーカスレンズ枠の直進環に対する回転動作で補償する
ことを特徴としている。
少なくともフォーカスレンズ群、変倍移動レンズ群、お
よびマスターレンズ群の３群のレンズ群を有するバリフ
ォーカルレンズ鏡筒において、マスターレンズ群を支持
した固定鏡筒と；この固定鏡筒に回動可能に支持され
た、回転操作可能な変倍環と；固定鏡筒に光軸方向にそ
れぞれ移動可能に支持された、上記変倍移動レンズ群を
支持した変倍移動レンズ枠および直進環と；フォーカス
レンズ群を支持し、直進環にリードねじを介して螺合さ
れた、回転操作可能なフォーカスレンズ枠と；変倍環と
一体に回転し、変倍移動レンズ群の変倍に伴う移動位置
を定めるカム溝を有するカム環と；変倍環の回転によ
り、直進環と該直進環に螺合されているフォーカスレン
ズ群を、該フォーカスレンズ群を移動させない場合に比
較して、変倍に伴う焦点移動が小さくなる方向に、予め
定めた軌跡で粗移動させる粗移動カム機構と；を備え、
この粗移動カム機構による粗移動では補償できない焦点
移動を、直進環にリードねじを介して螺合されているフ
ォーカスレンズ枠の直進環に対する回転動作で補償する
ことを特徴としている。
【０００５】このレンズ鏡筒によれば、変倍環を回転さ
せたとき、移動レンズ群による変倍が生じるのと同時
に、フォーカスレンズ群による焦点移動の補償をある程
度行なうことができるので、変倍に伴うピントのずれを
小さくすることができ、従って、フォーカスレンズ枠の
移動量は小さくて済むので、ヘリコイドねじを用いるこ
となく、安価なリード（一条）ねじを用いることができ
る。
せたとき、移動レンズ群による変倍が生じるのと同時
に、フォーカスレンズ群による焦点移動の補償をある程
度行なうことができるので、変倍に伴うピントのずれを
小さくすることができ、従って、フォーカスレンズ枠の
移動量は小さくて済むので、ヘリコイドねじを用いるこ
となく、安価なリード（一条）ねじを用いることができ
る。
【０００６】
【考案の実施例】以下図示実施例に基づいて本考案を説
明する。この実施例は、監視カメラ用レンズに本考案を
適用したもので、物体側から順に、フォーカスレンズ群
Ｌ１、移動レンズ群（変倍移動レンズ群）Ｌ２、および
マスターレンズ群Ｌ３を備えている。マスターレンズ群
Ｌ３は、マスターレンズ枠１１に固定され、このマスタ
ーレンズ枠１１は、固定鏡筒１２に固定されている。移
動レンズ群Ｌ２は移動レンズ枠（変倍移動レンズ枠）１
３に固定され、フォーカスレンズ群Ｌ１はフォーカスレ
ンズ枠１４に固定されている。
明する。この実施例は、監視カメラ用レンズに本考案を
適用したもので、物体側から順に、フォーカスレンズ群
Ｌ１、移動レンズ群（変倍移動レンズ群）Ｌ２、および
マスターレンズ群Ｌ３を備えている。マスターレンズ群
Ｌ３は、マスターレンズ枠１１に固定され、このマスタ
ーレンズ枠１１は、固定鏡筒１２に固定されている。移
動レンズ群Ｌ２は移動レンズ枠（変倍移動レンズ枠）１
３に固定され、フォーカスレンズ群Ｌ１はフォーカスレ
ンズ枠１４に固定されている。
【０００７】固定鏡筒１２の外周には、絞設定環１５と
変倍環１６がそれぞれ回動可能に嵌められており、内周
には、この絞設定環１５、変倍環１６とそれぞれ等しい
回動をする絞開閉環１７とカム環１８が回動可能に嵌め
られている。すなわち、絞開閉環１７とカム環１８に植
設した半径方向の連動ピン１７ａ、１８ａは、それぞれ
固定鏡筒１２に穿設した周方向溝１７ｂ、１８ｂを通っ
て固定鏡筒１２の外部に突出し、その突出部分が絞設定
環１５と変倍環１６に形成した光軸と平行な連動溝１５
ａ、１６ａに嵌まっている。
変倍環１６がそれぞれ回動可能に嵌められており、内周
には、この絞設定環１５、変倍環１６とそれぞれ等しい
回動をする絞開閉環１７とカム環１８が回動可能に嵌め
られている。すなわち、絞開閉環１７とカム環１８に植
設した半径方向の連動ピン１７ａ、１８ａは、それぞれ
固定鏡筒１２に穿設した周方向溝１７ｂ、１８ｂを通っ
て固定鏡筒１２の外部に突出し、その突出部分が絞設定
環１５と変倍環１６に形成した光軸と平行な連動溝１５
ａ、１６ａに嵌まっている。
【０００８】従って、絞設定環１５と変倍環１６を回動
させると、絞開閉環１７とカム環１８が一体に回動す
る。絞開閉環１７は周知のように、回動すると、絞開口
の大きさを変化させる。変倍環１６の光軸方向の位置
は、固定鏡筒１２の周方向溝１２ｂに移動自在に位置規
制ブロック１９を嵌め、この位置規制ブロック１９と変
倍環１６を固定ねじ１９ａで固定して規制している。
させると、絞開閉環１７とカム環１８が一体に回動す
る。絞開閉環１７は周知のように、回動すると、絞開口
の大きさを変化させる。変倍環１６の光軸方向の位置
は、固定鏡筒１２の周方向溝１２ｂに移動自在に位置規
制ブロック１９を嵌め、この位置規制ブロック１９と変
倍環１６を固定ねじ１９ａで固定して規制している。
【０００９】カム環１８の内周には、さらに直進環２０
の後部が相対回動自在に嵌められていて、この直進環２
０の前部は、固定鏡筒１２の前端面と変倍環１６の内周
の間に延びている。移動レンズ枠１３は、この直進環２
０の後部内周に嵌められており、これに植設した半径方
向のフォロアピン２１は、直進環２０に形成した光軸と
平行な直進案内溝２０ａ、カム環１８に形成したカム溝
（リード溝）１８ｃ、および固定鏡筒１２に形成した光
軸と平行な直進案内溝１２ａに同時に嵌まっている。従
って、移動レンズ枠１３および直進環２０はともに、光
軸方向の直進移動のみ可能である。
の後部が相対回動自在に嵌められていて、この直進環２
０の前部は、固定鏡筒１２の前端面と変倍環１６の内周
の間に延びている。移動レンズ枠１３は、この直進環２
０の後部内周に嵌められており、これに植設した半径方
向のフォロアピン２１は、直進環２０に形成した光軸と
平行な直進案内溝２０ａ、カム環１８に形成したカム溝
（リード溝）１８ｃ、および固定鏡筒１２に形成した光
軸と平行な直進案内溝１２ａに同時に嵌まっている。従
って、移動レンズ枠１３および直進環２０はともに、光
軸方向の直進移動のみ可能である。
【００１０】固定鏡筒１２の前端面と、直進環２０の前
部との間には、圧縮コイルばね２３が挿入されていて、
直進環２０が常時前方に移動付勢されている。そして、
変倍環１６と直進環２０の間には、この付勢力によって
常時接触する対向面に、端面カムが設けられている。こ
の実施例では、図３に展開して示すように、変倍環１６
側に端面カム２４が形成され、直進環２０側に、この端
面カム２４に当接するフォロア部２５が一体に設けられ
ている。
部との間には、圧縮コイルばね２３が挿入されていて、
直進環２０が常時前方に移動付勢されている。そして、
変倍環１６と直進環２０の間には、この付勢力によって
常時接触する対向面に、端面カムが設けられている。こ
の実施例では、図３に展開して示すように、変倍環１６
側に端面カム２４が形成され、直進環２０側に、この端
面カム２４に当接するフォロア部２５が一体に設けられ
ている。
【００１１】フォーカスレンズ枠１４は、この直進環２
０の前部内周面に、リード（一条）ねじ２６を介して螺
合している。従って、フォーカスレンズ群Ｌ１は、変倍
環１６を回動させると、端面カム２４の形状に従って光
軸方向に直進移動し、フォーカスレンズ枠１４をリード
ねじ２６に従って回動させると、リードねじ２６のリー
ドに従い、回転しながら光軸方向に移動する。フォーカ
スレンズ枠１４の直進環２０に対する回動範囲は、周方
向の回動範囲規制溝２７と、これに嵌まる規制突起２８
によって規制されている。
０の前部内周面に、リード（一条）ねじ２６を介して螺
合している。従って、フォーカスレンズ群Ｌ１は、変倍
環１６を回動させると、端面カム２４の形状に従って光
軸方向に直進移動し、フォーカスレンズ枠１４をリード
ねじ２６に従って回動させると、リードねじ２６のリー
ドに従い、回転しながら光軸方向に移動する。フォーカ
スレンズ枠１４の直進環２０に対する回動範囲は、周方
向の回動範囲規制溝２７と、これに嵌まる規制突起２８
によって規制されている。
【００１２】端面カム２４の形状は、変倍環１６を回動
させて変倍するとき、必然的に生じる焦点移動を補償す
る方向にフォーカスレンズ群Ｌ１を粗移動させるように
定められている。すなわち、図示実施例の監視カメラ用
レンズは、図１が焦点距離例えば約４mmの短焦点距離状
態、図２が同８mmの長焦点距離状態を示している。短焦
点距離から長焦点距離への移行は、移動レンズ群Ｌ２
を、図４に示すように、後方に移動させることによって
生じる。そして、そのときの焦点移動は、フォーカスレ
ンズ群Ｌ１を前方に適当量移動させることによって補償
されることが分かっている。このため、この実施例で
は、端面カム２４は、短焦点距離から長焦点距離への移
行に伴い、フォーカスレンズ群Ｌ１を前方に粗移動させ
るように決定されている。勿論、バリフォーカルレンズ
であるから、端面カム２４の形状のみで、変倍に伴う焦
点移動を完全に補償することはできない。最終的なフォ
ーカシングは、フォーカスレンズ枠１４をリードねじ２
６に従って回動させることで行なう。
させて変倍するとき、必然的に生じる焦点移動を補償す
る方向にフォーカスレンズ群Ｌ１を粗移動させるように
定められている。すなわち、図示実施例の監視カメラ用
レンズは、図１が焦点距離例えば約４mmの短焦点距離状
態、図２が同８mmの長焦点距離状態を示している。短焦
点距離から長焦点距離への移行は、移動レンズ群Ｌ２
を、図４に示すように、後方に移動させることによって
生じる。そして、そのときの焦点移動は、フォーカスレ
ンズ群Ｌ１を前方に適当量移動させることによって補償
されることが分かっている。このため、この実施例で
は、端面カム２４は、短焦点距離から長焦点距離への移
行に伴い、フォーカスレンズ群Ｌ１を前方に粗移動させ
るように決定されている。勿論、バリフォーカルレンズ
であるから、端面カム２４の形状のみで、変倍に伴う焦
点移動を完全に補償することはできない。最終的なフォ
ーカシングは、フォーカスレンズ枠１４をリードねじ２
６に従って回動させることで行なう。
【００１３】すなわち上記構成の本バリフォーカルレン
ズ鏡筒は、変倍環１６を回動させると、カム環１８のカ
ム溝１８ｃに従って移動レンズ群Ｌ２が光軸方向に直進
移動し、同時に端面カム２４に従って、フォーカスレン
ズ群Ｌ１が光軸方向に直進移動する。フォーカスレンズ
群Ｌ１のこの粗移動の方向は、変倍に伴い焦点移動を補
償する方向、つまりフォーカスレンズ群Ｌ１が移動しな
いとしたときと比較して、焦点移動が小さくなる方向で
あるので、変倍に伴うピントのずれは、移動レンズ群Ｌ
２のみを移動させていた従来装置より小さく抑えること
ができる。従って、フォーカスレンズ群１４を回動させ
て行なうフォーカシングは、端面カム２４によっては補
償できなかった焦点移動分をカバーすればよいので、そ
の移動量は小さくて済み、従って、ヘリコイドねじを用
いることなく、リードねじ２６の利用で十分である。
ズ鏡筒は、変倍環１６を回動させると、カム環１８のカ
ム溝１８ｃに従って移動レンズ群Ｌ２が光軸方向に直進
移動し、同時に端面カム２４に従って、フォーカスレン
ズ群Ｌ１が光軸方向に直進移動する。フォーカスレンズ
群Ｌ１のこの粗移動の方向は、変倍に伴い焦点移動を補
償する方向、つまりフォーカスレンズ群Ｌ１が移動しな
いとしたときと比較して、焦点移動が小さくなる方向で
あるので、変倍に伴うピントのずれは、移動レンズ群Ｌ
２のみを移動させていた従来装置より小さく抑えること
ができる。従って、フォーカスレンズ群１４を回動させ
て行なうフォーカシングは、端面カム２４によっては補
償できなかった焦点移動分をカバーすればよいので、そ
の移動量は小さくて済み、従って、ヘリコイドねじを用
いることなく、リードねじ２６の利用で十分である。
【００１４】端面カム２４は、このように、変倍に伴う
焦点移動を大略補償する、フォーカスレンズ群Ｌ１の粗
移動の機能を持つものである。従って、その形状には自
由度がある。図５、図６は、他の形状例を示すもので、
図５は線形のリード面２４Ａ、図６は平面部２４ａと傾
斜部２４ｂを組み合わせたステップ端面カム２４Ｂの例
を示している。
焦点移動を大略補償する、フォーカスレンズ群Ｌ１の粗
移動の機能を持つものである。従って、その形状には自
由度がある。図５、図６は、他の形状例を示すもので、
図５は線形のリード面２４Ａ、図６は平面部２４ａと傾
斜部２４ｂを組み合わせたステップ端面カム２４Ｂの例
を示している。
【００１５】
【考案の効果】以上のように、本考案のバリフォーカル
レンズ鏡筒によれば、移動レンズ群を移動させて行なう
変倍の際に、変倍によって必然的に生じる焦点移動を補
償する方向に、フォーカスレンズを粗移動させることが
できる。このため、変倍に伴うピントのずれを小さく抑
えることができるとともに、フォーカスレンズ群を微調
整するためのねじ機構として、高価なヘリコイドねじを
用いることなく、安価な一条ねじを用いることができ
る。従って、加工コストを低減させると同時に、小型化
を図ることができる。
レンズ鏡筒によれば、移動レンズ群を移動させて行なう
変倍の際に、変倍によって必然的に生じる焦点移動を補
償する方向に、フォーカスレンズを粗移動させることが
できる。このため、変倍に伴うピントのずれを小さく抑
えることができるとともに、フォーカスレンズ群を微調
整するためのねじ機構として、高価なヘリコイドねじを
用いることなく、安価な一条ねじを用いることができ
る。従って、加工コストを低減させると同時に、小型化
を図ることができる。
【図１】本考案によるバリフォーカルレンズ鏡筒の実施
例を示す、短焦点距離状態の上半断面図である。
例を示す、短焦点距離状態の上半断面図である。
【図２】図１のレンズ鏡筒の長焦点距離状態の上半断面
図である。
図である。
【図３】端面カムの形状例を示す、図１のＡ矢視展開図
である。
である。
【図４】図１、図２のレンズ系のレンズ群の移動軌跡の
例を示す軌跡図である。
例を示す軌跡図である。
【図５】端面カムの他の形状例を示す、図３と同様の展
開図である。
開図である。
【図６】端面カムのさらに他の形状例を示す、図３と同
様の展開図である。
様の展開図である。
Ｌ１ フォーカスレンズ群 Ｌ２ 移動レンズ群 Ｌ３ マスターレンズ群 １１ マスターレンズ枠 １２ 固定鏡筒 １２ａ 直進案内溝 １３ 移動レンズ枠 １４ フォーカスレンズ枠 １５ 絞設定環 １６ 変倍環 １７ 絞開閉環 １８ カム環 １８ｃ カム溝 ２０ 直進環 ２０ａ 直進案内溝 ２１ フォロアピン ２３ 圧縮コイルばね ２４ ２４Ａ ２４Ｂ 端面カム ２５ フォロア部 ２６ リードねじ
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくともフォーカスレンズ群、変倍移
動レンズ群、およびマスターレンズ群の３群のレンズ群
を有するバリフォーカルレンズ鏡筒において、 マスターレンズ群を支持した固定鏡筒と； この固定鏡筒に回動可能に支持された、回転操作可能な
変倍環と； 上記固定鏡筒に光軸方向にそれぞれ移動可能に支持され
た、上記変倍移動レンズ群を支持した変倍移動レンズ枠
および直進環と； 上記フォーカスレンズ群を支持し、上記直進環にリード
ねじを介して螺合された、回転操作可能なフォーカスレ
ンズ枠と； 上記変倍環と一体に回転し、上記変倍移動レンズ群の変
倍に伴う移動位置を定めるカム溝を有するカム環と； 上記変倍環の回転により、上記直進環と該直進環に螺合
されているフォーカスレンズ群を、該フォーカスレンズ
群を移動させない場合に比較して、変倍に伴う焦点移動
が小さくなる方向に、予め定めた軌跡で粗移動させる粗
移動カム機構と； を備え、 この粗移動カム機構による粗移動では補償できない焦点
移動を、上記直進環にリードねじを介して螺合されてい
る上記フォーカスレンズ枠の回転動作で補償することを
特徴とするバリフォーカルレンズ鏡筒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992060760U JP2584877Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | バリフォーカルレンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992060760U JP2584877Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | バリフォーカルレンズ鏡筒 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623014U JPH0623014U (ja) | 1994-03-25 |
| JP2584877Y2 true JP2584877Y2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=13151559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992060760U Expired - Fee Related JP2584877Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | バリフォーカルレンズ鏡筒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2584877Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2643284B2 (ja) * | 1988-05-07 | 1997-08-20 | ミノルタ株式会社 | レンズ移動用カム装置 |
| JP2811185B2 (ja) * | 1988-10-13 | 1998-10-15 | 日東光学株式会社 | ズームレンズ装置 |
| JP2979602B2 (ja) * | 1990-08-23 | 1999-11-15 | キヤノン株式会社 | レンズ鏡筒の移動装置 |
| JPH04157409A (ja) * | 1990-10-20 | 1992-05-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | ズームレンズのトラッキング調節装置 |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP1992060760U patent/JP2584877Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0623014U (ja) | 1994-03-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7085486B2 (en) | Lens barrel incorporating a rotatable ring | |
| US20040042090A1 (en) | Retractable lens barrel | |
| US20060078322A1 (en) | Photographing lens | |
| JPS6041012A (ja) | ズ−ムレンズ鏡胴 | |
| JP2000089086A (ja) | ズームレンズ鏡筒 | |
| US4307951A (en) | Zoom lens system for camera | |
| US5181144A (en) | Initial focusing mechanism for zoom lens system | |
| US4286845A (en) | Zoom lens barrel capable of close up photography | |
| US4099847A (en) | Zoom lens system capable of close-up photography | |
| JPH0483212A (ja) | レンズ鏡筒、フランジバック調整方法及び製造誤差調整方法 | |
| JPS6149645B2 (ja) | ||
| JP2584877Y2 (ja) | バリフォーカルレンズ鏡筒 | |
| US4645310A (en) | Zoom lens with macromechanism | |
| JPS6316721B2 (ja) | ||
| JP2863605B2 (ja) | ズームレンズ鏡筒 | |
| US3877793A (en) | Zoom lens casing | |
| JP2816242B2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
| JPH0233207Y2 (ja) | ||
| JPH08240759A (ja) | 光学系鏡筒 | |
| JP2584878Y2 (ja) | ズームレンズ鏡筒 | |
| JP4189783B2 (ja) | レンズ鏡胴 | |
| KR970001593Y1 (ko) | 비데오 카메라의 줌렌즈 시스템 | |
| JPH10246849A (ja) | レンズ鏡筒 | |
| JPH0216324Y2 (ja) | ||
| JP2869751B2 (ja) | ズームレンズのフローテイング機構 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |