JP3915020B2 - ズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、液晶プロジェクタや工業用テレビカメラ等に搭載されるズームレンズ装置に関し、特にレンズ鏡筒の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶プロジェクタや工業用テレビカメラに搭載されるズームレンズ装置は、変倍系レンズ等のレンズ系を保持させた固定筒に遊嵌させたカム筒を、光軸を中心として回動させることにより、レンズ系を光軸方向に移動させるようにしてある。すなわち、固定筒に光軸方向に沿った長孔からなるガイド孔を形成し、レンズ系を保持させたマウントの外周面に植設した支持ピンをこのガイド孔から突出させてあり、他方、カム筒には光軸方向に対して適宜に傾けた方向に沿った長孔によってカムが形成され、このカムに前記支持ピンを遊挿させてある。このため、レンズ系はガイド孔に案内されて光軸方向の移動が許容されると共に、カムの傾きによって移動量が規制されて移動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、液晶プロジェクタ等の光学性能に対する高精度化が要望されている。すなわち、液晶プロジェクタでは、僅かな光量の光源を用いても鮮明に投影することが要求される。このため、光学系にはF値の小さい明るいレンズを用いることが必要となる。しかも、細かな原稿をその細部に至るまで鮮明に描写するよう拡大率を高くすることが要求される。斯かる光学性能に対する高精度化の要望のために、従来のズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造では次のような問題が生じるおそれがある。
【0004】
従来のレンズ鏡筒構造では、組立作業の簡便さや各部分の調整作業の容易さ、熱変形に対する耐久性の確保等のために、必要に応じて部品間に遊びである適宜な間隙が設けられていたり、部品間の連繋部品数を少なくして部品点数が減じられたりしている。しかしながら、僅かな間隙によるレンズの光軸方向の位置のずれによっても光学性能が変化してしまい、光学性能の高精度化を阻害するおそれがある。
【0005】
そこで、この発明は、光学性能の高精度化に確実に対応することができるズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するための技術的手段として、この発明に係るズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造は、ズームレンズ系を保持した合成樹脂で形成された固定筒と、該固定筒に遊嵌され、光軸方向を軸として該固定筒に対して回動させることにより、前記ズームレンズ系を光軸方向に移動させる金属で形成されたカム筒とを備えたズームレンズ装置において、前記固定筒の外周面の一部であって、前記カム筒の両端部のそれぞれが対向する部分に、放射状に突出させた複数の支持突起を設け、前記カム筒をこの支持突起で支持させたことを特徴としている。
【0007】
前記支持突起によって前記カム筒が支持されているから、該カム筒と固定筒との接触部の面積を極力小さくすることができる。このため、カム筒を固定筒に対して円滑に回動させることができる。
【0008】
ズームレンズ装置は小型軽量で、安価に提供できることが望ましい。このため、固定筒は合成樹脂を射出成形等で成形し、カム筒はアルミニウム等の金属を加工して成形することが要求される。なお、固定筒とカム筒のいずれも金属製とするとコストを上昇させてしまい、いずれも合成樹脂製とするとカム筒の回動によるズームレンズ系の動作の精度にバラツキが生じて、所望の精度を保つことができないおそれがある。
【0009】
固定筒を合成樹脂により、カム筒を金属により成形した場合に、これら材料の熱膨張率が異なっているから、熱変形した場合にカム筒を円滑に回動させられなくなるおそれがある。しかも、固定筒とカム筒の接触面積が大きい場合には、斯かるおそれが大きくなる。特に、液晶プロジェクタ等では発熱する光源がズームレンズ装置の近傍に配されるから、熱の影響を受けやすい。そこで、請求項1の発明のように、固定筒に支持突起を設け、該支持突起をカム筒の内周面に接触して回動を案内するようにしてあれば、熱変形した場合であってもカム筒を極力円滑に回動させることができる。すなわち、固定筒を合成樹脂で成形し、カム筒を金属で成形した場合でも、光学性能を損なうことのない精度で投影レンズを駆動することができると共に、ズームレンズ装置のコストを抑制することができる。
【0010】
また、請求項2の発明に係るズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造は、前記支持突起は、それぞれの端部に等間隔で設けると共に、それぞれの端部の支持突起を、対向させて設けたことを特徴としている。
【0011】
固定筒を合成樹脂で加工する場合には、固定筒の前後の支持突起の位置が対向しているため、成形用の金型の設計が容易となる。
【0012】
また、請求項3の発明に係るズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造は、前記支持突起は、それぞれの端部に等間隔で設けると共に、それぞれの端部の支持突起を、互い違いの位置に設けたことを特徴としている。
【0013】
前記支持突起を固定筒の前後で互い違いに設けることにより、該固定筒が熱変形した場合に、該変形がカム筒に均等に作用し、カム筒の円滑な回動を極力維持させることができる。
【0014】
また、請求項4の発明に係るズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造は、前記カム筒には光軸に直交するカム孔である規制孔を設け、前記固定筒側には前記規制孔に嵌合する、周囲に樹脂製のスリーブを有する規制部材を取り付け、前記規制孔と前記規制部材が嵌合した際に、前記規制孔の側壁面と前記規制部材のスリーブとが摺接することを特徴としている。
【0015】
カム筒の回動は、前記規制部材が前記規制孔に案内されて行われるが、規制部材のスリーブが規制孔の側壁面と摺接した状態にあるため、これらスリーブと規制孔との間に遊びがない。このため、カム筒は光軸方向への移動が阻止された状態で回動することとなる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図示した好ましい実施の形態に基づいて、この発明に係るズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造を具体的に説明する。
【0025】
図1はこのズームレンズ装置のレンズ鏡筒の概略構造を示す分解斜視図である。このレンズ鏡筒は、図示しないズームレンズ装置本体に固定される固定筒1とこの固定筒1に遊嵌されるカム筒2、このカム筒2の前端部に固定されて取り付けられる入力部材としてのズーム操作環3、固定筒1の前端部に支持されるフォーカス操作環4とから構成されている。
【0026】
円筒形の固定筒1の後端部には、ほぼ方形の台座部5が形成されている。この台座部5の四隅に、ズームレンズ装置本体に固定するための固定ネジを挿通させる透孔5aが形成されている。この固定筒1には、円筒の軸方向に沿った長孔によって形成された3本のガイド孔11が等間隔に設けられている。また、外周面の適宜位置には等間隔で3ヵ所に雌ネジ部12が形成されている。この雌ネジ部12が形成された部分は、図9に示すように、肉厚が大きく形成されて厚肉部1aとされている。
【0027】
また、固定筒1の前端部と後端部には、放射状に突出させた支持突起13が形成されている。この支持突起13は、前端部と後端部のそれぞれにほぼ等間隔で6個ずつ形成されている。外周面は固定筒1の軸を中心とした円弧状で、固定筒1の外周面よりも僅かに大径に形成されている。また、前端部の支持突起13と後端部の支持突起13とは固定筒1の軸方向で対向した位置に設けられている。
【0028】
さらに、固定筒1の前端部には、適宜な幅員で適宜深さの円周方向に沿った溝によってガイド溝14が形成されている。また、このガイド溝14の後方には、雄ヘリコイド15が形成されている。
【0029】
本実施形態に係るズームレンズ鏡筒は、例えば、光軸方向へ移動する3つのレンズ群2a、2b、2c(図4参照)を備えたズームレンズ系と、固定筒1の前方に配されて光軸方向へ移動してピントの調整を行なうフォーカスレンズ系4aとを備えている。
【0030】
前記カム筒2にはその軸方向に対して適宜な角度に傾けた方向を長手方向とした長孔からなる、軸方向に並設された3本のカム21、22、23が、周方向の3ヵ所に等間隔で形成されている。これらカム21、22、23はそれぞれ異なる角度に傾けられており、それぞれは各別にズームレンズ系を構成するレンズ群2a、2b、2cに連繋している。すなわち、図4に示すように、レンズ群2a、2b、2cはそれぞれレンズマウント2d、2e、2fに保持されており、カム21、22、23と固定筒1の前記ガイド孔11とを外側から貫通させた保持ネジ9a、9b、9cをレンズマウント2d、2e、2fに締め付ければ、レンズ群2a、2b、2cはガイド孔11とカム21、22、23のそれぞれとに連繋する。
【0031】
また、カム筒2には、周方向を長手方向とした長孔からなる規制孔24が、周方向の3ヵ所に等間隔で形成されており、このカム筒2を固定筒1に遊嵌した状態で、該規制孔24が前記雌ネジ部12に合致するようにしてある。
【0032】
図1及び図3に示すように、カム筒2の外周面の前端から適宜な部分までは、表面の仕上精度を高くして円滑な面に形成した滑り面部Sとしてあり、該滑り面部Sから後端までは表面が粗く仕上げられて粗面部Rとしてある。この滑り面部Sと粗面部Rは、カム筒2の外周面を旋盤等で加工する際の工具の移動速度を小さくして密に切削加工して滑り面部Sを、大きくして粗に切削加工することによって粗面部Rをそれぞれ形成することができる。また、滑り面部Sの外径を粗面部Rの外径よりも適宜に小さくして、これらの間に僅かな段部を形成してもよい。
【0033】
また、カム筒2の外周面の前端部には、周方向の4ヵ所に等間隔で雌ネジ部25が形成されている。さらに、カム筒2の外周面の適宜位置には、適宜深さの小径の穴が穿設されて指標穴26が形成されている。なお、前記カム21、22、23や規制孔24、雌ネジ部25等を加工する位置の基準である加工基準点に、この指標穴26を使用することもできるが、該加工基準点は指標穴26とは別途に設けても構わない。他方、固定筒1にも指標(図示せず)が設けられている。なお、固定筒1は合成樹脂製としてあるから、成形加工する際に成形した製造マーク等を指標とすることができる。
【0034】
図10及び図11はカム筒2の展開図であり、前記規制孔24は、図10に示すように光軸方向に対する等しい位置に配設した構造であっても、また、図11に示すように光軸方向で異なる位置に配設した構造であっても構わない。例えば、他の部品等との関係で、カム筒2を固定筒1に対して一定の位置に遊嵌させなければならない構造を採用する場合等には、異なる位置に規制孔24a を設けておけば、この規制孔24a が位置する雌ネジ部12の位置が定まり、カム筒2の位置も一定となる。斯かる構造を採用する場合には、前記指標穴26は不要となる。
【0035】
そして、前記規制孔24を貫通させて前記雌ネジ部12に螺合する規制部材6が設けられる。この規制部材6は、金属製の規制ピン61と樹脂製のスリーブ62とからなり、規制ピン61の先端部には雌ネジ部12と螺合する雄ネジ部61a (図9参照)が形成されている。これら雄ネジ部61a と雌ネジ部12とを螺合させた状態で、スリーブ62が規制孔24内に位置するようにしてある。
【0036】
前記スリーブ62は、図9に示すように、規制ピン61の頭部61b を収容する収容部62a と、該収容部62a よりも縮径されて前記雄ネジ部61a を貫通させる貫通部62b とが形成された環状をしている。このスリーブ62は、ポリカーボネート樹脂やポリアセタール樹脂、フッ素樹脂その他の合成樹脂または天然樹脂によって形成されている。また、このスリーブ62の外径は規制孔24の幅員よりも僅かに大きく、該スリーブ62と規制孔24とがシマリバメのはめあいとなるようにされている。
【0037】
前記ズーム操作環3は、図1に示すように、カム筒2に遊嵌される支持環部31と、該支持環部31よりも大径の入力環部32とを備えている。支持環部31には、カム筒2に形成された前記雌ネジ部25と螺合する止着ネジ7を貫通させるネジ孔33が形成されている。また、前記入力環部32には、外方に突出させた操作ノブ34が設けられており、操作者はこの操作ノブ34を摘んでズーム操作環3を回動させることができる。
【0038】
前記フォーカス操作環4は、前記固定筒1に取り付けられる取付環部41と、前記フォーカスレンズ系4aが保持される共に、操作者によって操作される操作環部42とを備えている。取付環部41の適宜位置には規制ネジ8が螺合する雌ネジ部43が形成されている。また、取付環部41の内周面には後端部から適宜位置まで雌ヘリコイド(図示せず)が形成されている。この雌ヘリコイドは、固定筒1の前端部に形成された前記雄ヘリコイド15と螺合する。そして、この雌ヘリコイドと前記雄ヘリコイド15とが螺合した状態で、前記雌ネジ部43が固定筒1の前記ガイド溝14と重畳する位置に位置するようにしてある。
【0039】
以上により構成されたこの発明に係るズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造の実施形態について、その作用を以下に説明する。
【0040】
固定筒1の内部に所定のレンズ群2a、2b、2cを収容させた状態でカム筒2を遊嵌させ、前記カム21、22、23とガイド孔11とを貫通させた保持ネジ9a、9b、9cを、それぞれのレンズ群2a、2b、2cを保持したレンズマウント2d、2e、2fに締め付ければ、各レンズ群を対応するカム21、22、23に連繋させられる。
【0041】
カム筒2を固定筒1に遊嵌させる場合には、前記指標穴26が固定筒1に設けられた指標(図示せず)と所定の位置関係となるようにする。これにより、カム筒2は固定筒1に対して所定の関係で遊嵌される。
【0042】
また、前記規制孔24を固定筒1の前記雌ネジ部12に合致させて、予めスリーブ62に規制ピン61を挿入させて組み立てた規制部材6を、規制孔24を貫通させて、その雄ネジ部61a を雌ネジ部12に螺合させて締め付ける。このとき、スリーブ62が規制孔24内に位置する状態とすれば、規制ピン61の頭部61b がスリーブ62の収容部62a に収容されているから、規制部材6が規制孔24内に埋没した状態となり、カム筒2の外周面から突出する部分がない。
【0043】
次いで、カム筒2の前端部から前記ズーム操作環3を嵌装させる。このとき、図4(a)に示すように、ズーム操作環3をカム筒2の中央部まで移動させるが、カム筒2の前端から中央部までは前記滑り面部Sが形成されているから、ズーム操作環3を円滑に移動させることができる。また、ズーム操作環3が粗面Rに達すると円滑に移動しなくなるため、必要な位置までズーム操作環3を移動させられる。この状態では、図4(a)に示すように、固定筒1の前端部が露呈した状態となっている。
【0044】
ズーム操作環3をカム筒2の中央部に嵌装させた状態で、前記フォーカス操作環4を固定筒1の前端に取り付ける。この取付は、フォーカス操作環4の後端部の雌ヘリコイドを固定筒1の前端部の雄ヘリコイド15に螺合させて行なう。これらが適宜位置まで螺合した状態となると、フォーカス操作環4の前記雌ネジ部43が固定筒1の前記ガイド溝14と重畳する位置に位置する。この雌ネジ部43に前記規制ネジ8を締め付けて、その先端部がガイド溝14内に位置するようにすれば、以後フォーカス操作環4を回動させた場合には、該規制ネジ8の先端部がガイド溝14の端面に当接するので、フォーカス操作環4の回動範囲が規制される。しかも、雄ヘリコイド15と雌ヘリコイドとの螺合関係によるから、フォーカス操作環4の回動によって該フォーカス操作環4が光軸方向へ進退し、これに保持されたフォーカスレンズ系4aも同方向へ進退し、ピントの調整が行なわれる。
【0045】
フォーカス操作環4が固定筒1に取り付けられた状態で、図4(b)に示すように、カム筒2に嵌装させた前記ズーム操作環3をカム筒2の前端部へ移動させて、支持環部31のネジ孔33をカム筒2の雌ネジ部25に合致させる。なお、ズーム操作環3は滑り面部Sを移動するから、円滑にカム筒2の前端部まで移動させることができる。そして、止着ネジ7をネジ孔33に貫通させて、雌ネジ部25に螺合させて締め付ければ、ズーム操作環3がカム筒2に取り付けられて固定される。これにより、図2に示すズームレンズ鏡筒の組立が完了する。
【0046】
カム筒2とズーム操作環3、フォーカス操作環4とが固定筒1に取り付けられたズームレンズ鏡筒を、ズームレンズ装置本体へ取り付ける。この取付は、固定筒1の基端部の台座部5の透孔5aに図示しない固定ネジを貫通させ、該固定ネジをズームレンズ装置本体へ締め付けることにより行なわれる。
【0047】
前述のように組み立てられたズームレンズ鏡筒は、カム筒2を固定筒1に対して回動させると、各レンズ群はそれぞれが連繋したカム21、22、23によって移動量が規制され、前記ガイド孔11によって案内されて所定の光学的性能を保ちながら光軸方向に進退してズーム駆動される。カム筒2の回動は、該カム筒2に固定されたズーム操作環3を回動させることにより行ない、ズーム操作環3の回動は該ズーム操作環3に設けられた操作ノブ34を回動させて行なう。しかも、カム筒2は固定筒1に形成された前記支持突起13の先端面と接触しているだけであるから、接触面積が小さく、円滑に回動させることができる。
【0048】
前記カム筒2の回動は、前記規制孔24に前記規制部材6が挿入されているため規制部材6に案内されると共に、規制孔24のそれぞれの端部が規制部材6に当接する範囲で許容される。したがって、このズームレンズ装置は、光学的性能が保証された範囲でズーム駆動させることができる。しかも、該規制部材6のスリーブ62が規制孔24の内面と接触した状態にあるから、これらスリーブ62と規制孔24との間に遊びがなく、カム筒2は光軸方向へ僅かでも移動することがない。さらに、スリーブ62を樹脂製としてあるから、このスリーブ62と規制孔24の内面との間の摩擦は低減され、カム筒2の回動に支障を生ぜず、円滑に回動させることができる。
【0049】
また、規制部材6と規制孔24との組み合わせをカム筒2の周方向で3等分した位置に設けてあるから、固定筒1とカム筒2との間に遊びが設けられていてもカム筒1の光軸と交差する方向への揺動が阻止される。すなわち、規制部材6の一つを軸として揺動しようとしても、他の規制部材6と規制孔24との係合によってこの揺動が阻止される。
【0050】
ズーム駆動によって所望の倍率が得られた状態で、前記フォーカス操作環4を回動させてピントの調整を行なう。フォーカス操作環4を回動させると、該フォーカス操作環4と固定筒1とがヘリコイドで連繋しているから、フォーカス操作環4が固定筒1に対して光軸方向へ進退し、フォーカスレンズ系4aが同方向へ進退する。このフォーカスレンズ系4aの進退によってピントが調整される。
【0051】
ところで、前述したように、投影レンズはほぼ上半部分が使用されるから、投影レンズのうちの最も鮮明な投影画像が得られる部分が、上半部分に位置するように、投影レンズを光軸を中心として回動させながら調整する必要がある。この調整は、固定筒1の取付位置を変更することにより行なう。すなわち、固定筒1は台座部5の透孔5aを貫通させた固定ネジによってズームレンズ装置本体に取り付けられているから、固定筒1を90度ずつ回転させたいずれの位置でも取り付けることができる。すなわち、固定筒1を90度ずつ回転させて取付位置を変更することにより、投影画像が鮮明となる位置に調整する。
【0052】
この固定筒1の取付位置の調整とカム筒2の位置との関係を、図5〜図7を参照して説明する。本実施形態では、固定筒1を固定する透孔5aはほぼ方形の台座部5のそれぞれの四隅に形成されて4ヵ所あり、固定筒1に形成されたガイド孔11及びカム筒2に形成されたカム21、22、23は、それぞれ固定筒1とカム筒2の周方向に等間隔で3ヵ所あり、ズーム操作環3を取り付ける雌ネジ部25はカム筒2の周方向に等間隔で4ヵ所ある。図5は、カム筒2が固定筒1に対して正しい位置関係で装着された状態を示しており、同図(a)に示すように、台座部5の透孔5aは固定筒1の中心を通る垂直方向からほぼ45度の位置に位置している。この状態では、前記指標穴26は、例えば上部に位置しており、前記雌ネジ部25は図5(b)に示すように、固定筒1の中心を通る垂直線上と水平線上に位置して、台座部5の透孔5aに対してほぼ45度の位置にある。そして、このカム筒2の位置では、前記ズーム操作環3は、図5(c)に示すように、その操作ノブ34が最上部に位置するよう取り付けられ、この位置に操作ノブ34が位置することが要求されるとする。
【0053】
図5(a)に示す取付状態で、投影画像の調整のために固定筒1を同図から反時計回り方向へ90度回動させて取付位置を変更したとし、その状態を図6に示してある。図6に示すように、台座部5の透孔5aは図5(a)の場合と同様であるため、固定筒1をズームレンズ装置本体に取り付けることができる。また、図6(b)に示すように、カム筒2の雌ネジ部25は、90度回転した位置となり、図5(b)の場合と同様であるため、ズーム操作環3はその操作ノブ34を、図6(c)に示すように、最上部に位置させて取り付けることができる。したがって、操作ノブ34を要求される位置に位置させられる。なお、図6に示す状態からさらに反時計回り方向へ90度ずつ回転させた場合も、同様に操作ノブ34を最上部に位置させてズーム操作環3を取り付けることができる。
【0054】
他方、カム筒2が固定筒1に対して誤った状態で装着された場合を、図7に示してある。固定筒1とカム筒2とは3組のガイド孔11とカム21、22、23とで連繋するから、誤った状態でカム筒2が装着される場合には、図7(a)に示すように、前記指標穴26が正しい位置から120度回転した位置に位置している。したがって、カム筒2に形成された雌ネジ部25は、図7(b)に示すように、垂直方向及び水平方向からほぼ30度ずれた位置に位置する。このため、このカム筒2にズーム操作環3を取り付けた場合には、図7(c)に示すように、操作ノブ34が垂直方向からほぼ30度ずれた位置に位置して、要求された位置と異なることになる。しかも、固定筒1を90度ずつ回転させたとしても、操作ノブ34を最上部に位置させることはできない。
【0055】
すなわち、指標穴26が固定筒1の指標に対して所定の位置となるように、カム筒2を装着させることにより、固定筒1を投影画像のために回転させたとしても操作ノブ34を要求された位置に位置させることができる。
【0056】
なお、例えば前記台座部5を正六角形に形成して、その各隅に透孔5aを形成して、60の倍数となる角度を回転させられるようにした場合でもズームレンズ装置本体に取り付けることができるとし、カム筒2には等間隔で6ヵ所に前記雌ネジ部25を形成した場合には、カム筒2はいずれの位置で固定筒1に装着したとしても、操作ノブ34は要求される位置に位置させることができる。すなわち、雌ネジ部25の数とカム孔の組数との最大公約数が1以外にも3が存在しているため、カム筒2の装着位置がずれたとしても雌ネジ部25の位置関係は維持することができるためである。したがって、斯かる構造では指標穴26を設ける必要がなくなる。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明に係るズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造によれば、カム筒は極力小さい接触面積で支持させられるから、固定筒に対して円滑に回転させることができる。しかも、熱変形があっても、接触面積が小さいから、変形による影響を最少に抑制でき、円滑な回転を極力維持させることができる。
【0058】
また、請求項2の発明に係るズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造によれば、固定筒を合成樹脂で成形加工する場合に、金型の構造を簡単にすることができる。
【0059】
また、請求項3の発明に係るズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造によれば、カム筒が均等に支持されて、回転をより円滑にさせることができる。しかも、熱変形が生じた場合には、その変形が均等に吸収されて、円滑な回転を極力維持することができる。
【0060】
請求項4の発明に係るズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造によれば、カム筒の光軸方向への移動が阻止された状態でカム筒が回動するから、光学性能を高精度に維持した状態でズームレンズを駆動することができる。しかも、スリーブを樹脂製としてあるから、このスリーブと規制孔の内壁面との間の摩擦は低減され、カム筒を円滑に回動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造を示す分解斜視図である。
【図2】この発明に構造を備えたレンズ鏡筒の斜視図である。
【図3】この発明に係る構造を備えたレンズ鏡筒のカム筒の軸を含む面で切断した断面図である。
【図4】この発明に係るズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造を示す図で、軸を含む面で切断した鏡筒の断面図である。
【図5】この発明に係るズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造の、固定筒とカム筒と入力部材との正しい位置関係を説明する図で、(a)は固定筒の正面図、(b)はカム筒の正面図、(c)は入力部材の正面図である。
【図6】この発明に係るズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造の、固定筒とカム筒と入力部材との位置関係を説明する図で、これらが正しい位置関係で取り付けられた状態で固定筒を90度回転させた場合を示し、(a)は固定筒の正面図、(b)はカム筒の正面図、(c)は入力部材の正面図である。
【図7】この発明に係るズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造の、固定筒とカム筒と入力部材との誤った位置関係を説明する図で、(a)は固定筒の正面図、(b)はカム筒の正面図、(c)は入力部材の正面図である。
【図8】この発明に係るズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造によるカム筒の回転範囲を規制するための構造を示す平面図である。
【図9】図8におけるA−A線に沿って切断して示す断面図である。
【図10】この発明に係るズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造によるカム筒の展開図であり、一の実施形態を示している。
【図11】この発明に係るズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造によるカム筒の展開図であり、他の実施形態を示している。
【符号の説明】
1 固定筒
11 ガイド孔
12 雌ネジ部
13 支持突起
14 ガイド溝
15 雄ヘリコイド
2 カム筒
21 カム
22 カム
23 カム
24 規制孔
25 雌ネジ部
26 指標穴
3 ズーム操作環
31 支持環部
32 入力環部
33 ネジ孔
34 操作ノブ
4 フォーカス操作環
41 取付環部
42 操作環部
43 雌ネジ部
5 台座部
5a 透孔
6 規制部材
61 規制ピン
7 止着ネジ
8 規制ネジ
Claims (4)
- ズームレンズ系を保持した合成樹脂で形成された固定筒と、該固定筒に遊嵌され、光軸方向を軸として該固定筒に対して回動させることにより、前記ズームレンズ系を光軸方向に移動させる金属で形成されたカム筒とを備えたズームレンズ装置において、
前記固定筒の外周面の一部であって、前記カム筒の両端部のそれぞれが対向する部分に、放射状に突出させた複数の支持突起を設け、
前記カム筒をこの支持突起で支持させたことを特徴とするズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造。 - 前記支持突起は、それぞれの端部に等間隔で設けると共に、それぞれの端部の支持突起を、対向させて設けたことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造。
- 前記支持突起は、それぞれの端部に等間隔で設けると共に、それぞれの端部の支持突起を、互い違いの位置に設けたことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造。
- 前記カム筒には光軸に直交するカム孔である規制孔を設け、前記固定筒側には前記規制孔に嵌合する、周囲に樹脂製のスリーブを有する規制部材を取り付け、前記規制孔と前記規制部材が嵌合した際に、前記規制孔の側壁面と前記規制部材のスリーブとが摺接することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造。
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