JPH0292476A - カラーフィルターの修復方法 - Google Patents

カラーフィルターの修復方法

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JPH0292476A
JPH0292476A JP63245790A JP24579088A JPH0292476A JP H0292476 A JPH0292476 A JP H0292476A JP 63245790 A JP63245790 A JP 63245790A JP 24579088 A JP24579088 A JP 24579088A JP H0292476 A JPH0292476 A JP H0292476A
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color filter
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Mitsuru Iida
満 飯田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、被染色性樹脂を色材で着色するカラーフィル
ターの修復方法であって1例えば、液晶表示装置にてカ
ラー表示する際に用いるカラーフィルターの修復に適し
た方法に関するものである。
(従来の技術) 液晶表示装置は、透明を極が形成されたガラス基板など
の2枚の透明基板間にl〜lOμm程度のギャップを設
けてその間に液晶を封入し、tm間に電圧を印加して液
晶を駆動させ表示をするようになっている。
そして、カラー表示を行うには、ギャップ間の何れかの
透明基板に複数色のカラーフィルターを設けるのが一般
的である。
以上のような液晶表示装置にあっては、カラーフィルタ
ーの上に透明を極を形成する場合に、カラーフィルター
膜中に数μm〜数10μmの異物が付着もしくは内包す
ることがある。特に、大型のカラーフィルターを製造す
る場合は、小型のカラーフィルターを製造するときより
も異物の付着することが多い。
そしてこの異物があると、液晶層を介した2枚の電極間
が短絡し、表示部位を低下させる恐れがある。
一方、現実問題としてクリーンルーム等の発塵量が少な
い環境下でカラーフィルターを製造しても完全には異物
の付着や内包を避けることは困難である。
そこで、レーザー光を照射してこれら異物を除去する方
法が従来知られている。
(発明が解決しようとする課H) カラーフィルター膜中に付着や内包する異物には多種多
様のものがあり、例えば金属片、人体からの発!!物、
感光性樹脂等が上げられる。
しかしながら、通常のレーザー光では、特定の波長のレ
ーザー光を照射しすることによって除去できる異物は特
定のものに限られていて、他の種類の異物に対してはレ
ーザー光が透過するだけで、全ぐ除去できないという問
題がある。
また、特定の波長のレーザー光を照射しても、カラーフ
ィルターの着色層の色や保護膜の材質により、レーザー
光に対する透過性(あるいは吸収性)が異なるため、レ
ーザー光の出力設定が困難であるといった問題もある。
更に、レーザー光の照射によりカラーフィルターが除去
されたとしても、除去された周辺の着色層が露出される
ため、後工程の透明電極の形成時や配向膜の形成時、更
には液晶層とのパネル組をする際にその露出部分の着色
層が変質し、液晶デイスプレーとしての画像品位を低下
させるという問題もある。
(課題を解決するための手段) 本発明者は、上記課題を解決すべく種々研究の結果、被
染色性樹脂を色材で着色するカラーフィルターの修復方
法において、カラーフィルターに付着もしくは内包され
た異物によるカラーフィルター表面の突起に紫外レーザ
ー光のNd:YAGレーザー光の第4高調波(波長26
6μm)を照射することにより、該異物の近傍にあるカ
ラーフィルター構成物質と共に異物を除去するようにし
た。
そしてまた、レーザー光でカラーフィルター表面の突起
を除去した後、保護膜を再塗布するように構成したもの
である。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を基にして説明する。
第1図は、染色法もしくは顔料分散法によって形成した
カラーフィルター(A)の断面図である。
透明基板(1)の上面に形成された着色パターン(2)
の更に上面には、着色パターン(2)の保護層であるア
クリル樹脂層(3)が形成されている。
着色パターン(2)は、例えば赤、緑、青など種々の色
のものがあり、また、その材質には被染色性樹脂として
ゼラチン、カゼイン、グリユー等の染色性に潰れる天然
樹脂のほか、ポリビニルアルコール、スチルバゾリウム
、ポリイミド、アクリル酸樹脂等の合成樹脂が上げられ
る。色剤としては、染料や顔料などが上げられる。
そして、このようなカラーフィルター(A)e作成する
手段としては1例えば印刷法やフォトリソグラフィー技
術が上げられる。
(4)は、着色パターン(2)に付着してアクリル樹脂
層(3)で内包された異物を示しており、この異物(4
)によりカラーフィルター(A)表面に突起(5)が形
成されている。
以上のようなものにあっては、着色パターン(2)の物
質によって、可視あるいは赤外線域での光吸収率が波長
により著しく異なり、特定の長波長レーザー(400μ
m以上のレーザー光)では、カラーフィルター(A)内
の場所によっては、レーザー光を照射しても異物(4)
を除去することができないという問題がある。
そこで、本発明はカラーフィルター(A)に対して光吸
収率の高い、紫外領域のレーザー光であるNd:YAG
レーザー光の第4高調波(波長266μm)をカラーフ
ィルター(A)表面の突起(5)に照射するようにして
、異物(4)を、その周辺のカラーフィルター構成物質
と共に除去することとしたものである。
第2図は、突起(5)に、CW(持続電波)励起Qスイ
ッチのNd:YAGレーザー光(波長1060μm)の
第4高調波(波長266μm)で、20×20μmのホ
ールスリットを通し、780■、ショツト数5にて照射
して異物(4)とその周辺のカラーフィルター構成物質
を除去したところを示している。
また、突起(5)が除去されると、その周辺のカラーフ
ィルター着色層部(2)が露出するため、このままの状
態で後工程の透明導電膜の形成や配向膜の形成、及び液
晶層とのパネル組みなどのプロセスをとると、その露出
部分から後工程で使用される溶剤が入り込んで、着色層
部(2)を変色させる場合がある。
そこで、レーザー光でカラーフィルター(A)表面の突
起(5)を除去した後に、カラーフィルター(A)表面
に保護膜を再塗布するようにした。
第3図は、突起(5)を除去した後のカラーフィルター
着色層部(2)が露出したものにアクリル樹脂の保al
li(6)を塗布した状態を示している。
第4図は、さらに保護膜(6)の上に、スパッタ装置に
て透明導電膜(7)を積層したものを示している。
以上のようにして修復せしめたカラーフィルターを用い
て液晶を封入し、液晶表示装置を作成したところ、上下
電極の短絡のない良好な表示装置を得ることができた。
(発明の効果) 本発明によれば、異物の種類やカラーフィルターの材質
に関わらず、カラーフィルター表面の突起を一括して除
去することができるので、短絡のない高品質の表示装置
を製造することができる。
従って、小型のカラーフィルターに比べて突起が発生し
やすい大型カラーフィルターの良品率を著しく向上する
ことができる。
また、カラーフィルターの材質の相違によって、レーザ
ー光に対する透過性や吸収性が異なっていても、レーザ
ー光の出力設定を簡単に行うことができる。
そして、保護膜を再塗布してカラーフィルターの露出し
た部分を埋め込むことによって、後の工程においても着
色部に溶剤などが入り込むことがなく、製品の信頼度を
より高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はカラーフィルターの断面図、 第2図は突起が除去された後のカラーフィルターの断面
図、 第3図は削護膜を塗布した後のカラーフィルターの断面
図、 第4図は透明導電膜を積層した後のカラーフィルターの
断面図である。 6・・・保護膜 7・・・透明導電膜 A・・・カラーフィルター ト・・透明基板 2・・・着色パターン 3・・・アクリル樹脂層 4・・・異物 5・・・突起 第 ― 図 第 図 第 図 Δ 電 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被染色性樹脂を色材で着色するカラーフィルター
    の修復方法において、カラーフィルターに付着もしくは
    内包された異物によるカラーフィルター表面の突起にN
    d:YAGレーザー光の第4高調波を照射して、該異物
    の近傍にあるカラーフィルター構成物質と共に異物を除
    去することを特徴とするカラーフィルターの修復方法。
  2. (2)上記レーザー光でカラーフィルター表面の突起を
    除去した後、保護膜を再塗布することを特徴とする請求
    項第1項に記載されたカラーフィルターの修復方法。
  3. (3)色材が染料である請求項第1項または第2項に記
    載されたカラーフィルターの修復方法。
  4. (4)色材が顔料である請求項第1項または第2項に記
    載されたカラーフィルターの修復方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5853924A (en) * 1994-12-26 1998-12-29 Alps Electric Co., Ltd. Method of manufacturing color filters
WO1999013364A1 (en) * 1997-09-08 1999-03-18 Photon Dynamics, Inc. Color filter repair method and apparatus using multiple/mixed sources
US6054235A (en) * 1997-09-08 2000-04-25 Photon Dynamics, Inc. Color filter repair method
KR20020033124A (ko) * 2002-02-25 2002-05-04 전석영 분리형 폐열회수기

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