JPH0292100A - 音量自動調整ヘッドホン付音声再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、自動音量調整ヘッドホン付音声再生装置に係
り、特に周囲の騒音に応じて、ヘッドホン出力を自動的
に調整し得るように改良した自動音量調整ヘッドホン付
音声再生装置に関する。

（従来の技術） 例えば、磁気テープに磁気信号として記録された音楽な
どを、磁気ヘッドを介して取出し、その取出された磁気
信号を増幅し、更にこの磁気信号を音声に変換、再生し
て、変換、再生された音声をヘッドホンに出力する音声
再生装置は種々知られ、また実用に共されている。特に
小型で携帯用の音声再生装置は、歩行中乃至移動中も、
所望の音楽などを個々に楽しめることから、多くの人々
から関心を寄せられている。ところで、この種の音声再
生装置においては、出力音声の大小を、音量調整回路（
本体部）に配設したボリュームツマミの回動によって選
択設定している。一方、小型携帯用のものにおいては、
音声再生装置本体とヘッドホンとを接続するケーブルに
、ボリューム調整ボタンを配設し、音声の大小（ボリュ
ーム）の調整を行い易くしたものも開発されている。

（発明が解決しようとする課届） しかし、上記ヘッドホン付の音声再生装置、特に、小型
携帯用の場合には次のような不都合がある。例えば、駅
や街頭等、周囲の騒音が多い場所では、周囲の騒音に応
じて、忙しく前記ボリュームボタンを操作し、ヘッドホ
ンの出力音声を変化、調整する必要がある。つまり、周
囲の騒音の大、小変化に対応して、ヘッドホンの出力音
声を適確に変え調整しないと聞きづらいし、また時には
難聴を招く恐れもあるため、忙しくボリュームボタンを
操作する必要があり、実用上の繁雑さは避けられない。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） 本発明は、上記事情に対応してなされたもので、周囲騒
音をマイクで入力し、この騒音信号を増幅して絶対値化
し、この絶対値を基準値と比較し、その比較に基づいて
ヘッドホン出力を自動的に調整し得る機構を付設したこ
とを骨子とする。

（作　用） 上記、周囲騒音をマイクで入力し、この騒音信号を増幅
し絶対値化して、この絶対値を基準値と比較し、その比
較に基づいてヘッドホン出力を自動的に調整し得る機構
を付設したことにより、周囲の騒音に速やかに対応して
、所要の音量に調整され、適確な音声で常に聞くことが
できる。即ち、本発明の装置によれば、前記周囲騒音の
情報が、装置本体の音量調整回路にフィードバックされ
、ヘッドホンには常時−様な、聞きとり易い音量で出ツ
ノされる。

（実施例） 以下、本発明の音量自動調整ヘッドホン付音声再生装置
の構成例を示すブロック図を参照して実施例を説明する
。図において、１は磁気ヘッド、２は磁気ヘッド１を介
して磁気媒体から得た磁気信号を増幅する磁気信号増幅
回路、３は前記磁気信号増幅回路２で増幅された磁気信
号を音声に変換する音声変換回路、４は前記音声変換回
路３で変換された音声出力を調整する音量調整回路、５
は前記音量調整回路４にて調整された音量を出力するヘ
ッドホンである。しかして、上記構成は従来の音声再生
装置の基本的な構成と何等変りはなく、本発明は次の機
構乃至手段を、上記基本構成に付設した点に特徴がある
。即ち、前記ヘッドホン５の周囲の騒音を入力する騒音
入力用マイクロ例えば、コンデンサ型マイクと、前記マ
イクロから入力した騒音信号を増幅する騒音信号増幅回
路７例えば、オプアンプと、前記騒音信号増幅回路７で
増幅された騒音信号を騒音の絶対値に変換する変換回路
８と、前記変換回路８にて変換された騒音の絶対値を基
準値と比較する騒音比較回路９と、前記騒音比較回路９
での騒音値の比較に基づき出力音声を可変する出力音量
可変回路ｌＯとからなる機構乃至手段を特に付設してい
る。しかして、前記ヘッドホン５からの出力は前記騒音
比較回路９の出力により、前記音量調整回路４で例えば
、オブアンブを介して自動調整されるように構成されて
いる。

次に上記構成の音量自動調整ヘッドホン付音声再生装置
の動作について説明する。先ず、磁気媒体から取出され
た磁気信号は、磁気信号増幅回路２で増幅され、音声変
換回路３に送られ、この音声変換回路３で音声に変換、
再生される。この様に音声に変換れた後、音量調整回路
４にて所望の音量に３８整される。

一方、騒音人力マイク６によって、周囲の騒音は人力さ
れ、１音信号増幅回路７で増幅されて、騒音絶対値変換
回路８に送られる。つまり、前記騒音は電気信号に変え
られるが、この時電気信号は、前記騒音の大きさや波長
に対応した波形として現れるので、この波形の高さ乃至
周波数によって騒音の絶対値を把握算出する。こうして
得た周囲の騒音絶対値を、次に騒音比較回路９において
、予め記憶、設定しである基準値と比較する。

上記騒音入力マイク６から入力した騒音値（絶対値）を
基準値と比較した結果は、音量可変回路１０を介して前
記音量調整回路４に送られ、ヘッドホン５にて出力され
る音量を調整する。即ち、前記騒音入力マイク６から入
力された周囲の騒音は、その騒音の大小に対応して、電
気信号波形に変換され、音量調整回路４に自動的に且つ
速やかにフィードバックされる。しかして、前記音ｆｆ
ｉ調整回路４では、前記フィードバックされた騒音信号
と音声変換回路３で再生された音声信号とは共通のオブ
アンブを介し、ここで音量が自動的に調整されてヘッド
ホン５から出力する。

［発明の効果コ 上記説明から明らかのように、本発明に係る自動音量調
整ヘッドホン付音声再生装置によれば、周囲の騒音に影
響されず、また繁雑な操作等を要せずに、所望の音楽な
どを常時楽しむことが出来る。即ち、周囲の騒音が大き
く、あるいは小さくと変化する様な場所でも、また、そ
の変化の間隔が小さいような場合でも、その騒音状態に
応じてヘッドホンの出力は、自動的に且つ速やかに調整
されるため、−様な状態で再生された音楽等を聞くこと
が出来る。しかも、前記音量の調整に当なって、音量調
整用のツマミの回動乃至回転操作も全く不要になるため
、使用上の不注意に基づき難聴を起こしたりする恐れも
無い。

【図面の簡単な説明】

添附図は本発明に係る音量自動調整へラドポン付音声再
生装置の構成例を示すブロック図である。 １・・・磁気ヘッド ２・・・磁気信号増幅回路 ３・・・音声変換回路 ４・・・音量調整回路 ５・・・ヘッドホン ６・・・騒音入力用マイク ７・・・騒音信号増幅回路 ８・・・騒音絶対値変換回路 ９・・・騒音比較回路 ｌＯ音量可変回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気媒体からの磁気信号を増幅する磁気信号増幅回路と
   、前記増幅された磁気信号を音声に変換する音声変換回
   路と、前記変換された音声出力を調整する音量調整回路
   と、前記調整された音量を出力するヘッドホンと、前記
   ヘッドホン周囲の騒音を入力する騒音入力用マイクと、
   前記マイクから入力した騒音信号を増幅する騒音信号増
   幅回路と、前記増幅された騒音信号を騒音の絶対値に変
   換する変換回路と、前記変換された騒音の絶対値を基準
   値と比較する騒音比較回路と、前記騒音値の比較に基づ
   き出力音量を可変する出力音量可変回路とを具備し、前
   記ヘッドホンからの出力は前記騒音比較回路の出力によ
   り前記音量調整回路で自動調整されることを特徴とする
   音量自動調整ヘッドホン付音声再生装置。