JPH0291071A - キヌクリジン‐3‐メタノールの製法 - Google Patents

キヌクリジン‐3‐メタノールの製法

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JPH0291071A
JPH0291071A JP1204913A JP20491389A JPH0291071A JP H0291071 A JPH0291071 A JP H0291071A JP 1204913 A JP1204913 A JP 1204913A JP 20491389 A JP20491389 A JP 20491389A JP H0291071 A JPH0291071 A JP H0291071A
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JP
Japan
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quinuclidine
methanol
hydroxy
stage
reaction
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Pending
Application number
JP1204913A
Other languages
English (en)
Inventor
Josef Goetz
ヨゼフ・ゲッツ
Winfried Orth
ウインフリート・オルト
Wolfgang Weiss
ウオルフガング・ウアイス
Bernd Rapp
ベルント・ラップ
Hans W Kleffner
ハンス・ウエルナー・クレフナー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rain Carbon Germany GmbH
Original Assignee
Ruetgerswerke AG
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D453/00Heterocyclic compounds containing quinuclidine or iso-quinuclidine ring systems, e.g. quinine alkaloids
    • C07D453/02Heterocyclic compounds containing quinuclidine or iso-quinuclidine ring systems, e.g. quinine alkaloids containing not further condensed quinuclidine ring systems

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はキヌクリジン−3−メタノールの製法に関する
。これはメキタジン、抗ヒスタミン薬を製造する場合の
中間生成物である。
キヌクリジン−3−オンから出発した2種の合成法が次
の通り公知である;欧州特許第012283  号公報
によればキヌクリジン−3−オンがウイッチヒ反応に付
されそして生成したキヌクリジン−3−メチンがリチウ
ムマラネート及びチタン(IV)−化合物により錯塩に
変えられ、これは過酸化水素によりキヌクリジン−3−
メタノールの生成下脱離される。
45%を有する収率はなるほど中し分がないが、該方法
は次の理由から不都合である: 個別的な反応段階は、保護ガスの下で実施されねばなら
ずそして危険又は高い投資経費を前提とする。必要な助
剤特にメチレントリフェニルホスポランは高価でありそ
して該方法を不経済にする。その上該助剤は廃棄物処理
問題を前提とする。
Grob、 1lelv、 Chim、へ員a  37
(1954)、 1689によればキヌクリジン−3−
オンにシアン化物が付加され、対応するシアンヒドンが
酸に加水分解されそしてこれがエステル化される。生成
したヒドロキシエステルは脱水され、水素添加されそし
てキヌクリジン−3−メタノールに還元される。この一
連の反応の個別的段階はなるほど全て比較的簡単である
が、全段階にわたる全収率は唯4.9%である。該方法
はこの形で経済的でない。
それ数本発明の課題は、市販のキヌクリジン3−オンか
ら出発させて簡単な反応段階に於いてできるだけ高い収
率で得られそしてその際できるだけ僅かな廃棄物処理問
題が生ずる、キヌクリジン−3−メタノールの経済的な
製法を提供することである。
課題の解決は特許請求の範囲中に記載の方法により行わ
れる。本発明者は、それ自体公知の方法を容易には推考
し得ない3つの条件により、目的生成物の優れた純度に
於いて30%の全段階にわたるキヌクリジン−3−メタ
ノールの全収率を達成することができる様に修正するこ
とができることを見出した。
本発明による方法−変更は、 a、 キヌクリジン−3−ヒドロキシシアンヒドリンを
中間段階を介してキヌクリジン−3−ヒドロキシ−3−
カルボン酸メチルエステルに変換し、 b、脱水を塩化チオニルにより行いそしてC8水素によ
るキヌクリジン−3−カルボン酸メチルエステルの水素
添加をラニーニッケル触媒の使用下行うことにある。
それに従って次の合成法が明らかになる:第一段階に於
いてキヌクリジン−3−オン−ヒドロクロリドをシアン
化ナトリウムとそれ自体公知の方法で水性溶液中で2〜
25°Cに於いて反応させる。冷却が必要である。何と
なれば生成したシアンヒドリンは高温に於いて再び可逆
的にその遊離体に分解するからである。1〜5時間の反
応時間後3−シアノー3−ヒドロキンーキヌクリドンが
97%の収率で得られる。
ト(c、 すく次の段階に於いて慎重に乾燥した3−シアノ3−ヒ
ドロキシ−キヌクリジン(0,1%以下の11゜O含有
率)をメタノール中に溶解しそして塩化水素ガスの導入
によりイミノエーテル誘導体に変える。
技術水化に比較して処理法に於けるこの変更により第一
の重要な改善が得られる。良好な収率を別として文献に
よる方法により必要な、96時間の時間を変わらない収
率に於いて15〜24時間に低減することが可能である
CI ヒドロキシ基の除去は過剰の沸とう塩化チオニル中で行
われる。
こん跡の水を存在させる場合不所望の有離酸が生成する
。イミノエーテル中間段階の完全な生成後はじめてエス
テルをt1離させるために水及びその後アルカリが添加
される。3−ヒドロキシキヌクリジン−カルボン酸メチ
ルエステル68%の収率で得られる。
これは、このアルコールを塩化チオニルと反応させる場
合塩素化合物が生ぜず、要するに置換が進行せずに脱離
が行われるかぎりでは驚くべきことである。
別の驚くべき事実は、この反応がメチルエスチルによっ
てのみ可能であるが、併し僅かでそして良好な収率で製
造可能なエチルエステルによって可能でない。
反応終結後過剰の塩化チオニルを留出しそして次の混合
物に於いて再使用する。この反応の場合の収率は76%
である。
脱水により生ずる二重結合はすぐ次の工程に於いて水素
の付加により再び除かれそして単結合に変えられる。
CI CI この段階に於いて別の収率改善が生ずる。文献はアルコ
ール中での酸化白金による9、5%の収率での(キヌク
リジン−3−カルボン酸メチルエステル)−ヒドロクロ
リドへの水素添加を記載する。驚くべきことにこれは水
中で著しく安価なラニーニッケルを用いて行われる。反
応条件はエステルの加水分解−及び変換可能性のために
比較的穏やかでなければならない(20〜100°Cの
範囲の範囲に於いて1−15バール)。
例えば反応は60°C及び6バールに於いて6時間後完
結する。収率は実際上定量的である。この結果は二重結
合に於けるさ細ではない立体障害のために驚かす。就中
何となれば一部活性貴金属触媒例えば白金、パラジウム
又はロジウムによって反応が進行しそしてその代わりに
夫々遊離体が単離されるからである。
すぐ次の及び最後の反応段階、エステル還元にとってキ
ヌクリジンエステルをアルカリ性にし、し、キヌクリジ
ンエステル−塩基をドルオールで抽出し、脱水しそして
それ自体公知の方法で例えば水素化アルミニウムリチウ
ムにより還元する。
キヌクリジン−3−メタノールの収率はこの反応の場合
60%である。これにより全段階にわたる全収率は30
%である。
例  1 3−シアノ−3−ヒドロキシ−キヌクリジンの製造 キヌクリジン−3−オン−ヒドロクロリド1420g 
、(8,78モル)を冷水1800mj!中に溶解する
15℃に於いて1時間以内にシアン化ナトリウム432
g (8,8iモル)及び水1600m1を消却しそし
てなお1時間この温度に於いて攪拌する。その後吸引ろ
過し、冷水で洗浄し、生成物を60’Cに於いて乾燥す
る。理論値97%に相当する、3−シアノ−3−ヒドロ
キシ−キヌクリジン1290g(8,48モル)が融点
157乃至159”Cを有する白色結晶の形で得られる
例2 3−ヒドロキシ−キヌクリジン−3−カルボン酸メチル
エステルの製造 メタノール2780mfに例1からなる3−シアノ−3
ヒドロキシ−キヌクリジン89f)g(5,85モル)
を加える。25乃至30°Cに於いて徐々に塩化水素ガ
ス1440gを飽和するまで導入する。16時時間法下
加熱する。その後メタノールを真空下で留出し、残留物
に水2000m1を加え、次に濃炭酸ナトリウム溶液1
200m1でアルカリ性にする(pl+ 11〜12)
、クロロホルム1400mff1との十分な攪拌後棚を
分解する。有機相を乾燥し、クロロホルムを蒸留により
除去する。理論値の68%に相当し、119乃至122
°Cの融点を有する。3−ヒドロキシ−キヌクリジン−
3−カルボン酸メチルエステル740g (4,0モル
)が得られる。
例3 (1−アザビシクロ(2,2,2)〜2−オクテンー3
−カルボン酸メチルエステル)〜ヒドロクロリドの製造 塩化チオニル1180gを仕込み、例2からなる3−ヒ
ドロキシ−キヌクリジン−3−カルボン酸メチル−エス
テル150gを少量ずつ導入する際15°Cの温度を越
えない様に、十分に冷却する。次に混合物を15時時間
法下加熱し、引き続いて過剰の塩化チオニルを留出する
。残留物に加熱下イソプロパツール350mff1を加
える。再び還流上加熱する。室温に冷却後懸濁液をろ過
する。残留物をイソプロパツール80m!で洗浄し、乾
燥する。
理論値の75%に相当し、175乃至177°Cの融点
を存する、(1−アザビシクロ(2,2,2)−2−オ
クテン−3−カルボン酸メチルエステル)ヒドロクロリ
ド123g (0,61モル)が得られる。
例4 ■−アザビシクロ(2,2,2)オクタン−3−カルボ
ン酸メチルエステルヒドロクロリドの製造例3からなる
1−アザビシクロ(2,2,2) 2−オクテン−3−
カルボン酸メチルエステル−ヒドロクロリド500g 
(2,45モル)を水1000mf中に溶解し、オート
クレーブ中に導入する。ラニーニッケル70gの添加後
オートクレーブを60°Cに加熱する。
水素の導入により圧力を6ハールにする。6時間及び水
素ガス7g  (3,5モル)の吸収後反応が完結する
触媒をろ別し、水を真空下で留出する。残留物をデシケ
ータ−中で乾燥する。キヌクリジン3−カルボン酸メチ
ルエステル−ヒドロクロリド500g (2,43モル
)(理論値の99%)が161乃至164°Cの融点を
有する白色の潮解性針状結晶として得られる。アセトン
から再結晶させた後融点が168乃至169°Cに上昇
する。
例5 キヌクリジン−3−メタノールの製造 ジエチルエーテル2000m1中の水素化リチウムアル
ミニウム90g  (2,37モル)を仕込む。これに
徐々な攪拌下にジエチルエーテル10100O中例4か
らなるキヌクリジン−3−カルボン酸メチルエステル2
31g (1,37モル)からなる溶液を加える。なお
3時間還流下加熱する。過剰のリチウムマラネートに十
分な冷却下慎重に水500 mlを加える。反応混合物
をろ過する。相分離復硫酸マグネシウムで乾燥する。そ
の後エーテルを留出する。理論値の60%に相当する、
キヌクリジン−3−メタノール116g (0,82モ
ル)が無色油として得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 キヌクリジン−3−オンの対応するヒドロキシシアンヒ
    ドリンへの変換、そのエステル化、ヒドロキシエステル
    の脱水、水素添加及び還元によりキヌクリジン−3−メ
    タノールを製造する方法に於いて a、キヌクリジン−3−ヒドロキシシアンヒドリンを中
    間段階を介してキヌクリジン−3−ヒドロキシ−3−カ
    ルボン酸メチルエステルに変換し、 b、脱水を塩化チオニルにより行いそして c、水素によるキヌクリジン−3−カルボン酸メチルエ
    ステルの水素添加をラニーニッケル触媒の使用下行うこ
    とを特徴とする製法。
JP1204913A 1988-08-10 1989-08-09 キヌクリジン‐3‐メタノールの製法 Pending JPH0291071A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3827117A DE3827117A1 (de) 1988-08-10 1988-08-10 Verfahren zur herstellung von chinuclidin-3-methanol
DE3827117.6 1988-08-10

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JPH0291071A true JPH0291071A (ja) 1990-03-30

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ID=6360579

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JP1204913A Pending JPH0291071A (ja) 1988-08-10 1989-08-09 キヌクリジン‐3‐メタノールの製法

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DE3827117A1 (de) 1990-02-15
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EP0354301A3 (de) 1991-02-27
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