JPH0291014A - 整髪剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明はへアートニック、ヘアーローション等に適用
する整髪剤に関する。

〈従来の技術〉 この種整髪剤は、油脂分解のための、エタノール、精製
水、毛髪に柔軟性を与える保湿剤、頭皮に刺激を与える
トウガラシチンキ、頭皮緊縮のためのメントール、育毛
のためのヒノキチオール、カミレツ、甘草等の抽出エキ
スを配合して成る。

〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが、上記の各種物質の成分、殊に植物の抽出エキ
スの効能は使用者の体質により異なり、同一成分が効く
体質もあれば全く効能しない体質もある。このため、最
近、当業界において、異なる体質に対し有効に作用する
異種物質から得た同一成分の数種エキスを配合した整髪
剤の出現が強く要望されていたが、現在そのようなもの
は存在しない。

そこで、この発明は油脂の分解、血行の促進、育毛等に
作用する成分を、各々、数種物質の抽出エキスにて配合
することにより異質体質に対して有効に作用し、育毛に
優れた効果を発揮する新規な整髪剤を提供することを目
的とする。

く問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための、この発明の詳細な説明す
ると、この発明は、油脂分解用のエタノール、精製水、
保湿剤からなるベースに、血行促進剤としてトウガラシ
チンキ、収れん剤としてメントール、育毛剤としてヒノ
キチオール、カミレツ、甘草を配合してなる整髪剤に対
し、竹筒人参の抽出エキス及び何首烏の抽出エキスを配
合してなるにある。

〈作用〉 上記の整髪剤によると、油脂分解にはエタノールおよび
何首烏の抽出エキスが、また、頭皮刺激による血行の促
進にはトウガラシチンキおよび竹節人参の抽出エキスが
有効に作用する。従って、毛根に対する育毛剤の滲透性
が良好となり、育毛に優れた効果を発揮する。

〈実施例〉 この発明の一実施例にかかる整髪剤を具体的に説明する
と、油脂分解用のエタノール３０〜７０％、精製水１５
〜５０％、毛髪および皮膚に柔軟性を与える保湿剤１〜
１５％からなる整髪剤ベー〜１０％、育毛に作用するヒ
ノキチオール０．０５〜５％、カミレツ０．０５〜３％
、甘草０．０５〜５％、更に、血流増加、抗炎症、収れ
ん性を目的として、カミツレ、タチジャコウ草、マンネ
ン草、サルビア、アルニカ、ハマメリス、西洋トチの木
０．０１〜５％を配合してなる整髪剤に対し、血行増進
用として竹節人参の抽出エキス０．０１〜７％、油脂分
解用として何首烏の抽出エキス０．０１〜７％を配合し
て成るものである。

上記構成の整髪剤を用いるとき、ヒノキチオール、トウ
ガラシチンキ等の植物エキスが皮膚の刺激、毛根部の賦
活作用をなし、育毛、養毛効果を促進し、メントールが
皮膚の収れん作用に機能して炎症を防ぎ、フケ、カユミ
を抑える。実施例で配合した竹節人参の抽出エキスには
サポニン配糖体が含まれており、サポニン配糖体は微量
で生理活性作用を呈し、例えば、傷んだ髪の修復や、髪
の主成分ケラチンの増生を促し、枝毛、切れ毛を防ぎ、
髪にうるおいを与えるうえに、皮膚に対しては細胞の新
陳代謝を促進する作用を呈す。

また、何首烏の抽出エキスは、エタノールで分解し難い
皮膚の油脂を完全に分解する作用をなし、これによって
、各種成分が皮膚、髪に対し有効且つ相乗効果として作
用し、毛根を直接刺激して血流の促進、毛母細胞の活性
化を促し、育毛および脱毛予防に機能するのである。

〈発明の効果〉 年令４３才、皿型ハゲの男性が、本発明の整髪剤を使用
し、実験した。

使用当初の洗髪時の抜毛は約３０本であったが、３０日
目には１〜２本に減ワた。使用開始後２ヶ月目には、ハ
ゲ部分に多くの生毛が発生し、毛母細胞の活性化が見ら
れた。更に３ケ月経過後には、前記生毛がしっかりとし
た髪に成長した。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 油脂分解用のエタノール、精製水、保湿剤からなるベー
   スに、血行促進剤としてトウガラシチンキ、収れん剤と
   してメントール、育毛剤としてヒノキチオール、カミレ
   ツ、甘草を配合してなる整髪剤に対し、竹節人参の抽出
   エキス及び何首烏の抽出エキスを配合したことを特徴と
   する整髪剤。