JPH0290976A - フツ素系樹脂コーテイング法 - Google Patents
フツ素系樹脂コーテイング法Info
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- JPH0290976A JPH0290976A JP24074488A JP24074488A JPH0290976A JP H0290976 A JPH0290976 A JP H0290976A JP 24074488 A JP24074488 A JP 24074488A JP 24074488 A JP24074488 A JP 24074488A JP H0290976 A JPH0290976 A JP H0290976A
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- fluororesin
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- rotor
- coated
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はアルミニウム合金にフッ素樹脂をコーティング
する方法に関し、特に圧縮機のロータなどの摺動性向上
のためアルミニウム合金の表面にフッ素樹脂をコーティ
ングする際に有効に適用する方法に関する。
する方法に関し、特に圧縮機のロータなどの摺動性向上
のためアルミニウム合金の表面にフッ素樹脂をコーティ
ングする際に有効に適用する方法に関する。
アルミニウム合金の表面にフッ素樹脂をコーティングす
る方法としては従来焼付塗装や流動浸漬法などが実用さ
れているが、フッ素樹脂は表面が無極性で活性が弱いた
め、他の材料表面に強く接着することが難しく、摺動面
など過酷な使用条件下では実用化されていない。
る方法としては従来焼付塗装や流動浸漬法などが実用さ
れているが、フッ素樹脂は表面が無極性で活性が弱いた
め、他の材料表面に強く接着することが難しく、摺動面
など過酷な使用条件下では実用化されていない。
圧縮機のロータなど摺動部品では表面が摩耗や剥離する
のでフッ素樹脂のコーテイング膜を厚くかつ接着強度を
強くしておく必要があるが、上記従来の技術では強い接
着力を得ることが難しいと云う問題がある。
のでフッ素樹脂のコーテイング膜を厚くかつ接着強度を
強くしておく必要があるが、上記従来の技術では強い接
着力を得ることが難しいと云う問題がある。
一方、フッ素樹脂を被塗材の表面に流動浸漬法によシコ
ーティングする方法も提案されているが、フッ素樹脂と
他材魁間の接着は接着強度不足のため現在実用されてい
ない。
ーティングする方法も提案されているが、フッ素樹脂と
他材魁間の接着は接着強度不足のため現在実用されてい
ない。
上記技術水準に鑑み、本発明は従来技術におけるような
問題点のないフッ素樹脂のコーティングをアルミニウム
合金被塗材に施す方法を提供しようとするものである。
問題点のないフッ素樹脂のコーティングをアルミニウム
合金被塗材に施す方法を提供しようとするものである。
本発明は表面にベーマイト層を形成させたアルミニウム
合金被塗材をフッ素樹脂の融点以上に加熱しておき、該
被塗材をフッ素樹脂流動槽に浸漬することを特徴とする
アルミニウム合金のフッ素樹脂コーティング法である。
合金被塗材をフッ素樹脂の融点以上に加熱しておき、該
被塗材をフッ素樹脂流動槽に浸漬することを特徴とする
アルミニウム合金のフッ素樹脂コーティング法である。
アルミニウム合金の表面をフッ素樹脂の融点以上にして
おくのでフッ素樹脂の流動浸漬槽内に挿入したときフッ
素樹脂被塗界面が直ちに固化せず、アルミニウム合金の
被塗界面とよく密着する。
おくのでフッ素樹脂の流動浸漬槽内に挿入したときフッ
素樹脂被塗界面が直ちに固化せず、アルミニウム合金の
被塗界面とよく密着する。
また、加熱硬化後の除冷によ)ゆっくり固まるのでフッ
素樹脂の熱収縮によシ接着力が増してフッ素樹脂の嘆が
被塗材にコーティングされる。なお分解温度以下であれ
ば分解に伴うガスの発生による被塗界面の剥離、ブリス
タ等の発生もない。
素樹脂の熱収縮によシ接着力が増してフッ素樹脂の嘆が
被塗材にコーティングされる。なお分解温度以下であれ
ば分解に伴うガスの発生による被塗界面の剥離、ブリス
タ等の発生もない。
又、アルミニウム被塗面にベーマイト層を形成させるこ
とにより、(1)ベーマイト表面自体のもつ粗面による
アンカー効果(2)主にOH基影形成よる表面の活性化
があシ密着力が向上する。
とにより、(1)ベーマイト表面自体のもつ粗面による
アンカー効果(2)主にOH基影形成よる表面の活性化
があシ密着力が向上する。
本発明の一実施例を、第1図及び第2図によって説明す
る。第1図は本発明方法によって得られた圧縮機ロータ
の斜視図、第2図は本発明方法を実施する際に使用する
流動浸漬槽の斜視図である。
る。第1図は本発明方法によって得られた圧縮機ロータ
の斜視図、第2図は本発明方法を実施する際に使用する
流動浸漬槽の斜視図である。
第1図において、1はフッ素樹脂コーティング、3はア
ルミニウム合金(被塗材)、2はアルミニウム合金3の
表面に形成されたベーマイト層である。
ルミニウム合金(被塗材)、2はアルミニウム合金3の
表面に形成されたベーマイト層である。
第1図の圧縮機ロータを製作するには、先ずその表面(
アルミニウム合金)をエタノールで脱脂した後、100
°Cの蒸留水中に10分間浸漬して、その表面に主とし
てベーマイト(γ−At0・0H)2よシなる数μmの
厚さの酸化皮暎を形成する。この酸化皮嘆は実質的には
ベーマイト(r−Azo−oH)及びパイヤフイト(r
−At203−3H,O)よυなる。
アルミニウム合金)をエタノールで脱脂した後、100
°Cの蒸留水中に10分間浸漬して、その表面に主とし
てベーマイト(γ−At0・0H)2よシなる数μmの
厚さの酸化皮暎を形成する。この酸化皮嘆は実質的には
ベーマイト(r−Azo−oH)及びパイヤフイト(r
−At203−3H,O)よυなる。
ベーマイト層を形成されたアルミニウム合金のロータは
フッ素樹脂の融点以上に加熱しておき、第2図に示す流
動浸漬槽に挿入される。
フッ素樹脂の融点以上に加熱しておき、第2図に示す流
動浸漬槽に挿入される。
第2図において、4は流動浸漬槽、5は通気性ポリエチ
レンシート、6は同固定ボルト、7は空気用パルプ、8
はフッ素樹脂粉末の流動層を示す。
レンシート、6は同固定ボルト、7は空気用パルプ、8
はフッ素樹脂粉末の流動層を示す。
空気用バルブ7から供給され、通電性ポリエチレンシー
トを透過した空気によって流動状態に推持されているフ
ッ素樹脂粉末8中に上記のフッ素樹脂の融点以上に加熱
されたアルミニウム合金製ロータが挿入されると数秒間
で規定の厚さのフッ素樹脂が表面に付着する。
トを透過した空気によって流動状態に推持されているフ
ッ素樹脂粉末8中に上記のフッ素樹脂の融点以上に加熱
されたアルミニウム合金製ロータが挿入されると数秒間
で規定の厚さのフッ素樹脂が表面に付着する。
付着したフッ素樹脂被曝は電気加熱炉で、例えば320
°Cl2O分間焼付けられ、室温まで徐冷する。これに
よってアルミニウム合金製ロータの表面に強力に雷着し
た規定厚さのフッ素樹脂コーティングが形成され、第1
図に示したロータが得られる。
°Cl2O分間焼付けられ、室温まで徐冷する。これに
よってアルミニウム合金製ロータの表面に強力に雷着し
た規定厚さのフッ素樹脂コーティングが形成され、第1
図に示したロータが得られる。
本発明方法の効果を立証するだめに、■アルミニウム合
金を無処理のま\、■アルミニウム合金の表面を溶剤脱
脂した!けのもの、■アルミニウム合金の表面をサンド
ベーパー(+500)処理したソけのものについて、流
動浸漬法でフッ素樹脂コーティングさせたもの一引張せ
ん断強さ(kg151”)を比較した結果を第5図に示
す。
金を無処理のま\、■アルミニウム合金の表面を溶剤脱
脂した!けのもの、■アルミニウム合金の表面をサンド
ベーパー(+500)処理したソけのものについて、流
動浸漬法でフッ素樹脂コーティングさせたもの一引張せ
ん断強さ(kg151”)を比較した結果を第5図に示
す。
第5図より本発明方法が如何に優れているか″i理解さ
れる。
れる。
本発明は予めアルミニウム合金(被塗材)の表面を表面
処理特にベーマイト化し流動浸漬法のコーティング時に
フッ素樹脂の融点以上の温度にすることにより溶融した
フッ素樹脂との接触面間に十分な接着力を得ることがで
きる。これにより従来接着力不足のため実用不可能であ
った摺動面でのアルミニウム合金へのフッ素樹脂コーテ
ィングが可能となった。
処理特にベーマイト化し流動浸漬法のコーティング時に
フッ素樹脂の融点以上の温度にすることにより溶融した
フッ素樹脂との接触面間に十分な接着力を得ることがで
きる。これにより従来接着力不足のため実用不可能であ
った摺動面でのアルミニウム合金へのフッ素樹脂コーテ
ィングが可能となった。
第1図は本発明の一実施例で得られる圧a機ロータの斜
視図、第2図は本発明の実施において使用される流動浸
漬槽の斜視図、第5図は本発明の効果を示す図表である
。 ¥3医 無処理 2L寧ID兄脂 サンド公−バ(#5刀) 公−フイト
視図、第2図は本発明の実施において使用される流動浸
漬槽の斜視図、第5図は本発明の効果を示す図表である
。 ¥3医 無処理 2L寧ID兄脂 サンド公−バ(#5刀) 公−フイト
Claims (1)
- 表面にベーマイト層を形成させたアルミニウム合金被塗
材をフッ素樹脂の融点以上に加熱しておき、該被塗材を
フッ素樹脂流動槽に浸漬することを特徴とするアルミニ
ウム合金のフッ素樹脂コーティング法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24074488A JPH0290976A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | フツ素系樹脂コーテイング法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24074488A JPH0290976A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | フツ素系樹脂コーテイング法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0290976A true JPH0290976A (ja) | 1990-03-30 |
Family
ID=17064057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24074488A Pending JPH0290976A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | フツ素系樹脂コーテイング法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0290976A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014083786A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Lignyte Co Ltd | 黒鉛シート複合材及びその製造方法 |
JP2018020277A (ja) * | 2016-08-02 | 2018-02-08 | 学校法人近畿大学 | アルミニウム系基材の塗装方法 |
-
1988
- 1988-09-28 JP JP24074488A patent/JPH0290976A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014083786A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Lignyte Co Ltd | 黒鉛シート複合材及びその製造方法 |
JP2018020277A (ja) * | 2016-08-02 | 2018-02-08 | 学校法人近畿大学 | アルミニウム系基材の塗装方法 |
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