JPH029048A - テープレコーダ - Google Patents

テープレコーダ

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JPH029048A
JPH029048A JP63159869A JP15986988A JPH029048A JP H029048 A JPH029048 A JP H029048A JP 63159869 A JP63159869 A JP 63159869A JP 15986988 A JP15986988 A JP 15986988A JP H029048 A JPH029048 A JP H029048A
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pinch roller
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Nobuyuki Koga
宣行 古賀
Takeyoshi Takashina
高科 武吉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A、産業上の利用分野 B1発明の概要 C1従来の技術 り0発明が解決しようとする課題 E1課題を解決するための手段 F0作用 G、実施例 G−1テープレコーダの構成の概要及びテープ走行駆動
系の説明(第1図〜第2図)G−2ノーマル−リバース
切換え装置の説明(第1図、第3図〜第4図) G−3トリガ機構の説明(第1図、第5図〜第8図) G−4テープエンド検出機構の説明(第1図、第9図) G−5シャットオフ機構の説明(第1図、第10図) G−6モード切1桑え機構の説明(第1図、第10図) G−7磁気ヘッド及びピンチローラの支持機構の説明(
第1図、第11図) H9発明の効果 A、産業上の利用分野 本発明は、磁気テープ等の記録テープに対し所定の情報
信号の記録及び/又は再生を行うテープレコーダに関す
る。
B9発明の(概要 本発明は、切換えレバーと揺動自在に支持されてなるピ
ンチローラ(多動レバーとの当接によりこのピンチロー
ラ移動レバーが揺動されてなるテープレコーダにおいて
、ピンチローラ移動レバーと切換えレバーとの互いの当
接部のいずれか一方を傾斜面となすことにより、ピンチ
ローラ移動レバーを中央位置方向に付勢する付勢力によ
り上記切換えレバーが中央位置方向に付勢されるように
して、切換えレバーに個別的に設けられる付勢手段を排
して、簡素な構成を有するテープレコーダを提供するも
のである。
C1従来の技術 従来、記録テープとなる磁気テープを一方向及び他方向
のいずれに送る状態においても、記録及び/又は再生が
行えるようになされたいわゆるリバース式のテープレコ
ーダが提案されている。
このテープレコーダにおいては、上記磁気テープが巻装
された一対のテープリールが装着される一対のリール台
のうちいずれか一方を選択的にティクアップリール側と
して回転駆動するとともに、互いに逆方向に回転駆動さ
れる一対のピンチローラのうちいずれか一方を選択的に
上記磁気テープに圧着させることにより、上記磁気テー
プの送り方向をノーマル方向とリバース方向とに切換え
ている。
上記一対のピンチローラのいずれかを選択的に上記磁気
テープ側に押圧付勢するには、一端部及び他端部をそれ
ぞれ一方及び他方のピンチローラに対応して臨ませてい
るピンチローラ移動レバーを、例えば、往復動自在に支
持された切換えレバーに連動して揺動させるようにして
いる。
上記切換えレバーの移動は、例えば、この切換えレバー
に係合するカム部を有する欠歯ギヤの回転により行われ
る。この欠歯ギヤは、一対の欠歯部を有するギヤであり
、モータ等により回転駆動される駆動ギヤに対して一方
または他方の欠歯部を対向させている状態において、上
記カム部により、上記切換えレバーを一側側または他側
側に位置決めする。この欠歯ギヤは、上記欠歯部を上記
駆動ギヤに対向させる位置において所定の係止手段によ
り係止されるとともに、直接的あるいは上記切換えレバ
ーを介して所定方向に回転付勢されている。
上記磁気テープの送り方向を切換えるには、上記欠歯ギ
ヤの上記係止手段による係止を解除する。
すると、上記欠歯ギヤは回転付勢されているので、一方
(あるいは他方)の欠歯部がF記駆動ギヤに対向する位
置から移動し、この欠歯ギヤのギヤ部が上記駆動ギヤに
噛合する。上記駆動ギヤに噛合した」1記欠歯ギヤは、
上記駆動ギヤにより、他方(あるいは一方)の欠歯部が
この駆動ギヤに対向する位置まで回転駆動される。この
ような欠歯ギヤの回転により、上記切換えレバーが一例
側(或いは他側側)より他側側(あるいは−側倒)に移
動され、上記磁気テープの送り方向が切換えられる。
D0発明が解決しようとする課題 ところで、上述のようないわゆるリバース式のテープレ
コーダにおいては、磁気テープの送り方向の切換えが良
好に行われるようにするため、上記欠歯ギヤを所定方向
に回転付勢する付勢手段を設ける必要がある。
このように、上記欠歯ギヤ等に対して個別的に付勢手段
を設けることは、テープレコーダの構成を複雑化し、小
型化を困難となし、製造の容易化を困難となしている。
そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるもの
であって、切換えレバーに対応して個別的に設けられる
付勢手段を排した簡素な構成を有し、小型化が容易とな
されるとともに製造が容易化されたテープレコーダを提
供することを目的とする。
より上記切換えレバーの位置に応じたいずれがの方向に
揺動されるとともに中央位置方向に付勢されてなるピン
チローラ移動レバーとを備え、上記記録及び/又は再生
ヘッド移動レバーが往動位置となっている状態において
、上記ピンチローラ移動レバーと上記切換えレバーとの
互いの当接部の少なくともいずれか一方が傾斜面となさ
れ、上記ピンチローラ移動レバーを中央位置方向に付勢
する付勢力により上記切換えレバーがその中央位置方向
に付勢されてなることを特徴とする。
E0課題を解決するための手段 上述の課題を解決し上記目的を達成するため、本発明に
係るテープレコーダは、往復動自在に支持されるととも
に往動位置において掛止される記録及び/又は再生ヘッ
ド移動レバーと、往復動自在に支持される切換えレバー
と、上記記録及び/又は再生ヘッド移動レバーに揺動自
在に取付けられ上記記録及び/又は再生ヘッド移動レバ
ーが往動するときに上記切換えレバーに当接することに
F0作用 本発明に係るテープレコーダにおいては、ピンチローラ
移動レバーと切換えレバーとの互いの当接部の少なくと
もいずれか一方が傾斜面となされ、上記ピンチローラ移
動レバーを中央位置方向に付勢する付勢力により上記切
換えレバーがその中央位置方向に付勢されてなるので、
上記切換えレバーを付勢する手段を個別的に設ける必要
がない。
G、実施例 以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照しながら説
明する。この例は、本発明をコンパクトカセットを用い
るいわゆるオートリバース式小型テープレコーダに適用
した例である。
まず、第1図及び第2図により、テープレコーダの構成
の概要及びテープ走行駆動系を説明する。
このテープレコーダにおいては、第2図に示すように、
左右一対のリールハブ!、2に巻装された磁気テープ3
が収納されているテープカセット4が、シャーシ5の上
部に水平に装着される。このシャーシ5の上部には左右
一対のリール台6゜7、キャプスタン8,9、ピンチロ
ーラ1o、11や記録及び/又は再生ヘッドとなる磁気
へラド12等が設けられており、上記シャーシ5上に装
着されたテープカセット4のリールハブ1. 2が上記
リール台6.7に係合されるとともに、上記磁気テープ
3が上記キャプスタン8,9及び上記磁気ヘッド12に
摺接して掛は渡される。そして、上記シャーシ5の前面
側には、再生(記録再生)SO13、停止釦14、早送
り釦15、巻戻し釦16、等のモード切換え釦が取付け
られている。
そして、第1図に示すように、上記シャーシ5の下部に
は、偏平薄型のモータI7、上記キャプスタン8,9の
下端に固着されたキャプスタンフライホイール兼用のキ
ャプスタンプーリ18,19、上記一対のリール台6.
7の略中間位置に取付けられた中間プーリ20、上記キ
ャプスタンブー1719の一側側に配置された反転プー
リ21が設けられている。そして、これら各プーリ18
゜19.20.21と上記モータ17の駆動プーリ22
との間には、弾性を有する材料からなるベルト23が巻
付けられており、上記駆動プーリ22が第1図中矢印で
示す所定の方向に回転することにより、上記各プーリ1
8,19,20.21がそれぞれ所定の方向に回転され
る。
上記再生釦13、停止釦14、早送り1口15、巻戻し
沁16は、それぞれに対応する記録及び/又は再生レバ
ーとなる再生レバー24、停止レバ−25、早送りレバ
ー26、巻戻しレバー27の端部に取付けられている。
上記各レバー24.25.26.27は、上記シャーシ
5の下面に沿って往復動自在に取付けられるとともに、
このシャーシ5の側縁sより上記各5o13.t 4.
1 s。
16を外方へ突出させる方向に付勢されている。
そして、これら各レバー24,25,26.27のそれ
ぞれに設けられた爪部24a、25a、26a、27a
に対応する孔部を有し、上記シャーシ5に沿って往復動
自在に取付けられるとともに一例側に付勢されてなるロ
ック板28が設けられている。上記孔部の内縁には、そ
れぞれに対応する上記爪部24a、25a、26a、2
7aに当接する斜面部が設けられ、上記各レバー24,
25.26.27の往動により、上記ロックFiZ8が
付勢力に抗して他側側に移動されるようになされている
。また、上記再生レバー24、早送りレバー26、巻戻
しレバー27の爪部24a、26a、27aに対応する
上記孔部の内縁には、上記各爪部24a、26a、27
aに掛合する掛止爪部が設けられ、上記再生レバー24
、早送りレバー26、巻戻しレバー27は、上記シャー
シ5の内方側に往動された位置にて掛止されるようにな
されている。この掛止は、上記停止レバー25の往動に
よる上記ロック板28の上記他側側方向への移動により
解除される。
また、上記ロック板28と同様に、上記各レバーの爪部
24a、25a、26a、27aのそれぞれに対応する
孔部を有し、上記ンヤーシ5に沿って往復動自在に取付
けられるとともに一例側に付勢されてなるスイッチ板2
9が設けられている。
このスイッチ板29の孔部のうち、上記再生レバー24
、早送りレバー26、巻戻しレバー27の各爪部24a
、26a、27aに対応する孔部の内縁には、これら各
爪部に当接する斜面部が設けられ、上記各レバー24,
26.27の往動により、このスイッチ板29が付勢力
に抗して他側側に移動されるようになされている。
上記スイッチ板29の移動により図示しないスイッチが
諜作されると、上記モータ17が回転されるとともに、
上記磁気ヘッド12に接続された図示しない再生(記録
再生)回路が作動するようになされている。上記モータ
17の回転により、上記ベルト23を介して、上記各キ
ャプスタンプーリ18,19及び上記中間プーリ2oが
回転駆動される。上記各キャプスタンプーリ18,19
が互いに逆方向に回転される。上記中間プーリ20はギ
ヤ部20aを有し、このギヤ部20aは、上記シャーシ
5の下面に取付けられたカムギヤ30の第1のギヤ部3
0aに噛合している。このカムギヤ30は、外周部が上
記第1のギヤ部30aとなされるとともに、−主面は後
述するテープエンド検出機構を構成するカム面30bと
なされている。この第1のギヤ部30aとカム面30b
とは、上記モータ17の回転により回転される。
また、このカムギヤ30の中心部には、このカムギヤ3
0に摩擦部材を介して同軸に取付けられた小径の第2の
ギヤ部30cが設けられている。
この第2のギヤ部30cは、中間ギヤ31に噛合してい
る。この中間ギヤ31は、上記カムギヤ30を支持する
軸を中心として揺動自在に取付けられた中間ギヤ支持レ
バー32に取付けられている。
すなわち、この中間ギヤ31は、上記カムギヤ30の第
2のギヤ部30cに噛合した状態のままで、上記中間ギ
ヤ支持レバー32の揺動にょるf多動が可能となってい
る。この中間ギヤ支持レバー32は、上記再生レバー2
4が往動されたときに後述するノーマル−リバース切換
え装置によりいずれかの方向に揺動制御される。
なお、上記カムギヤ30の第1のギヤ部30aと第2の
ギヤ部30cとの間には摩擦部月が介されているため、
この第2のギヤ部30Cと噛合して回転される部分の回
転抵抗が少ないときには上記第2のギヤ部30cは上記
モータ17の回転により回転するが、この第2のギヤ部
30cと噛合して回転される部分の回転抵抗が大きいと
きには上記第2のギヤ部30cは上記モータ17が回転
しても回転されない。
また、上記一対のリール台6.7には、それぞれに同軸
に上記シャーシ5の下面にリール台ギャ33.34が取
付けられている。また、他方のリール台7のリール台ギ
ヤ34には、反転ギヤ35が噛合している。上記再生レ
バー24が往動されたとき、上記中間ギヤ31は、上記
中間ギヤ支持レバー3の揺動により、一方のリール台ギ
ヤ33と上記反転ギヤ35との間を移動されるようにな
されており、上記一方のリール台ギヤ33と上記反転ギ
ヤ35のいずれか一方に選択的に噛合する。
すなわち、上記モータ17が回転することにより、上記
リール台6.7のいずれか一方が所定の方向に回転駆動
され、これらリール台6.7に係合している上記リール
ハブ1.2が回転されることにより上記磁気テープ3が
ノーマル方向またはリバース方向のいずれかに巻取られ
る。
また、上記早送りレバー26には、早送り用アイドルギ
ヤ36が取付けられている。この早送り用アイドルギヤ
36は、上記早送りレバー26が往動位置となされたと
きに、上記反転ギヤ35と上記カムギヤ30の第1のギ
ヤ部30aとに同時に噛合するようになされている。す
なわち、上記早送り8口15が操作されて、上記モータ
17が回転すると、上記カムギヤ30の第のギヤ部30
aの回転が上記早送り用アイドルギヤ36を介して上記
反転ギヤ35に伝達され、他方のリール台7が高速で回
転駆動される。
さらに、上記巻戻しレバー27には、巻戻し用アイドル
ギヤ37が取付けられている。この巻戻し用アイドルギ
ヤ37は、上記巻戻しレバー27が往動位置となされた
ときに、上記一方のリール台ギヤ33と上記カムギヤ3
0の第1のギヤ部30aとに同時に噛合するようになさ
れている。すなわち、上記巻戻し釦16が操作されて、
上記モータ17が回転すると、上記カムギヤ30の第の
ギヤ部30aの回転が上記巻戻し用アイドルギヤ37を
介して上記一方のリール台ギヤ33に伝達され、一方の
リール台6が高速で回転駆動される。
次に、第1図及び第3図乃至第4図により、ノーマル−
リバース切換え装置を説明する。
上記再生レバー24の上記シャーシ5の内方側の端部に
は、第3図に示すように、リミッタバネ38を介して伝
達レバー39が係合されている。
この伝達レバー39は、上記シャーシ5の下面に揺動自
在に取付けられてなり、揺動の中心を挟んだ一端部及び
他端部が保合部となされている。上記リミッタバネ38
は、引っ張りコイルバネであり、上記再生レバー24が
往動されると、上記伝達レバー39のこのリミッタバネ
38が係合された一端部が上記再生レバー24の往動に
追従し、上記伝達レバー39が揺動される。上記リミッ
タバネ38は、上記伝達レバー39が所定の位置まで揺
動され、後述するように位置決めされた後に、上記再生
レバー24にさらに往動させようとする力が加えられた
ときに引き伸ばされ、上記伝達レバー39に過大な力が
加わらないようにするためのものである。この伝達レバ
ー39の移動により、この伝達レバー39の他端部は上
記一端部と逆の方向に移動する。この伝達レバー39の
他端部は、磁気ヘッド移動レバー40の一端部に係合し
ていこの磁気ヘッド移動レバー40は、上記シャーシ5
の下面に往復動自在に取付けられてなり、上記伝達レバ
ー39の揺動に追従して往復動される。
この磁気ヘッド移動レバー40の他端部には、磁気ヘッ
ド係合爪40aが設けられている。この磁気ヘッド係合
爪40aは、後述するように1m動自在に支持された上
記磁気ヘッド12に係合する。
すなわち、上記再生レバー24の往動により、上記磁気
へソド12が、上記テープカセット4の内方側に移動さ
せられ、再生モードとなされる。
また、この磁気ヘッド移動レバー40には、ピンチロー
ラ移動レバー41が13動自在に一取付けられている。
このピンチローラ移動レバー41には、tz動の中心を
挾んで両側に一対のピンチローラ係合爪42,43及び
当接腕部44.45が設けられている。このピンチロー
ラ移動レバー41は、再生モードにおいて、いずれかの
方向にt3+動することにより、上記一対のピンチロー
ラ係合爪42゜43のいずれか一方を介して、後述する
ように揺動自在に支持された上記一対のピンチローラ1
0゜llのうちの対応する側を上記キャプスタン8゜9
に当接するように移動させる。上記一対のピンチローラ
10.11と上記キャプスタン8.9との間には、上記
磁気テープ3が介在されており、上記一対のピンチロー
ラ10,11のいずれかが対応するキャプスタンに当接
することにより上記磁気テープ3が挟持され、上記ピン
チローラが当接したキャプスタンの回転方向に応じて上
記磁気テープ3が送り繰作される。
そして、上記ピンチローラ移動レバー41の18勅方向
は、切換えレバー46により制?Oされている。この切
換えレバー46は、上記シャーシ5の下面に往復動自在
に取付けられてなる。この切換えレバー46には、上記
ピンチローラ移動レバー41の一対の当接腕部44.4
5に対応して当接する一対の当接突起部47.48が設
けられている。すなわち、再生モードにおいて、第3図
に示すように、上記切換えレバー46が一方側に移動し
ている場合には、一方側の当接腕部44と一方側の当接
突起部47とが当接してピンチローラ移動レバー42が
t、ii動され、他方側のピンチローラ11が移動され
る状態となる。また、第4図に示すように、上記切換え
レバー46が他方側に移動している場合には、他方側の
当接腕部45と他方側の当接突起部48とが当接してピ
ンチローラ移動レバー42が1z動され、一方側のピン
チローラlOが移動される状態となる。
また、上記ピンチローラ移動レバー42の一対の当接腕
部44.45には、それぞれ係合爪部44a、45aが
設けられている。これら係合爪部44a、45aは、上
記再生レバー24の往動により上記磁気ヘッド移動レバ
ー40が移動した状態において、上記シャーシ5の下面
にtX動自在に取付けられる中間ギヤ移動レバー49の
一対の腕部50.51の端部にそれぞれ対応して当接す
る。
この中間ギヤ移動レバー49は、上記各係合爪部44a
、45aと上記一対の腕部50.51の当接により、上
記ピンチローラ移動レバー41のt1動に追従して揺動
される。この中間ギヤ移動レバー49には、上記中間ギ
ヤ支持レバー32に保合する係合腕部52が設けられて
いる。すなわち、上記中間ギヤ移動レバー49が揺動す
ると、上記中間ギヤ支持レバー32が揺動されて、上記
中間ギヤ31が所定の方向に移動されるようになされて
いる。
ところで、上記再生レバー24が往動されるとき、この
再生レバー24は、上記磁気ヘッド移動レバー40が移
動を規制されて位置決めされた後、さらに往動して掛止
される。上記磁気ヘッド移動レバー40が位置決めされ
たときには上記伝達レバー39も停止させられるので、
上記再生レバー24が掛止されたとき、上記リミッタバ
ネ38は、棺引き伸ばされた状態となり、上記磁気ヘッ
ド移動レバー40をさらに移動させる方向に付勢してい
る。そして、上記磁気ヘッド移動レバー40の位置決め
は、所定のギヤに噛合した上記中間ギヤ31に連動して
揺動を規制された上記中間ギヤ移動レバー49と、上記
切換えレバー46とによって、上記ピンチローラ移動レ
バー41の移動を規制することを介して行われている。
そのため、上記磁気ヘッド移動レバー40に加えられて
いる上記リミッタバネ38の付勢力は、上記ピンチロー
ラ移動レバー41を介して、上記中間ギヤ移動レバー4
9及び上記切換えレバー46に伝達されている。−F起
生間ギヤ移動レバー49に伝達された付勢力は、上記中
間ギヤ支持レバー32を介して、上記中間ギヤ31に伝
達されている。すなわち、上記中間ギヤ31を噛合して
いるギヤより離間させようとすれば、上記磁気ヘッド移
動レバー40を上記リミッタバネ38の付勢力に抗して
移動させることとなるので、上記中間ギヤ31は、上記
リミッタバネ38の付勢力により、噛合している所定の
ギヤから離間しないようになされている。
なお、上記中間ギヤ移動レバー49には、上記641気
ヘツド移動レバー40に設けられた扇型孔に嵌入される
揺動規制爪49aが設けられている。
上記中間ギヤ移動レバー49は、再生モードにおいては
、上記11動規制爪49aが上記扇型孔の拡径部に嵌入
しているので、上記中間ギヤ31が上記一方のリール台
ギヤ33または上記反転ギヤ35のいずれかに噛合され
るように揺動可能である。
そして、再生モード以外のモードであるとき、すなわち
、上記再生レバー24の復動により上記磁気ヘッド移動
レバー40が戻されたときには、上記tz動規制爪49
aが上記扇型孔の縮径部に嵌入する状態となり、上記中
間ギヤ移動レバー49の揺動が規制され、上記中間ギヤ
31は上記一方のリール台ギヤ33及び上記反転ギヤ3
5のいずれにも噛合しない状態となる。
ところで、上記切換えレバー46の位置は、切換え欠歯
ギヤ53の回転位置により制御されている。この切換え
欠歯ギヤ53は、上記カムギヤ30の第1のギヤ部30
aに噛合する位置に取付けられており、180°を隔て
た2箇所に所定角度範囲に亘る一対の欠歯部53 n、
  53 rが設けられている。また、この切換え欠歯
ギヤ53には、上記切換えレバー46の一端部に設けら
れる係合凹部46aの内側に当接係合する偏心突起54
が設けられている。この切換え欠歯ギヤ53がノーマル
位置となっているとき、すなわち、第3図に示すように
、一方の上記欠歯部53nが上記カムギヤ30の第1の
ギヤ部30aに対向し、この切換え欠歯ギヤ53と上記
カムギヤ30が噛合しない状態においては、上記偏心突
起54が上記係合凹部46aの一方側の内側部に当接し
て、上記切換えレバー46を一方側に位置決めする。ま
た、第4図に示すように、この切1^え欠歯ギヤ53が
リバース位置となっているとき、すなわち、他方の上記
欠歯部53rが上記カムギヤ30の第1のギヤ部30a
に対向し、この切換え欠歯ギヤ53と上記カムギヤ30
が噛合しない状態においては、上記偏心突起54が上記
係合凹部46aの他方側の内側部に当接して、上記切換
えレバー46を他方側に位置決めする。
すなわち、上記切換え欠歯ギヤ53が上記ノーマル位置
またはリバース位置に位置決めされることにより、上記
切換えレバー46が一方側または他方側に位置決めされ
、上記ピンチローラ移動レバー41が揺動されて他方側
又は−刃側のピンチローラ11.10が移動され、上記
中間ギヤ31が上記反転ギヤ35または上記一方のリー
ル台ギヤ33に噛合され、ノーマル方向またはリバース
方向の再生(記録)が行われる。
そして、上記切換え欠歯ギヤ53は、180゜の角度間
隔を隔てて2箇所に設けられた一対の位置決め突起55
n、55rを有し、この位置決め突起55n、55rが
トリガレバ−56に当接し、後述するトリガ機構により
上記位置決め突起55n、55rがトリガレバ−5Gを
押圧する方向に回動付勢されることにより上記ノーマル
位置またはリバース位置に位置決めされる。
次に、第1図及び第5図乃至第8図により、トリガ機構
について説明する。
上記トリガレバ−56は、第5図に示すように、上記シ
ャーシ5の下面に往復動自在に取付けられるとともに、
上記シャーシ5に砲付けられた第1の仮バネ57により
復動方向に付勢されてなり、一端部に設けられた当接縁
56aが上記切換え欠歯ギヤ53の位置決め突起55n
、55rのいずれかに当接している。このトリガレバ−
56は、上記各相13,14.15.16とと同様に上
記シャーシ5に取付けられた切換え釦58により、上記
第1の仮バネ57の付勢力に抗して往動操作される。そ
して、このトリガレバ−56は、往動されたときには、
上記当接縁56aが上記位置決め突起55n、55rの
上記切換え欠歯ギヤ53の回転による移動軌跡の外側と
なる位置となる。
そして、上記切換え欠歯ギヤ53は、上記ノーマル位置
またはリバース位置であるとき、上記位置決め突起55
n、55rが上記当接縁56aを押圧する方向に回動付
勢されている。すなわち、上記切換え欠歯ギヤ53が上
記ノーマル位置またはリバース位置であるとき、第3図
及び第4図に示すように、上記偏心突起54と上記切換
えレバー46の係合凹部46aの一方側または他方側の
内側縁とが当接している位置と、上記切換え欠歯ギヤ5
3の回転の中心とを結ぶ線は、上記切換えレバー46の
往復動の方向と平行とならないようになされている。そ
して、上記切換えレバー46は、上記シャーシ5に取付
けられた捩りバネ59により、中央位置となる方向に付
勢されている。
そのため、上記切換え欠歯ギヤ53は、上記切換えレバ
ー46により、上記所定の方向に回動付勢される。
また、上記切換えレバー46は、再生モードにおいて、
上記涙りバネ59のみならず、上記リミッタバネ38及
び後述する上記ピンチローラ10゜11を対応するキャ
プスタン8.9より離間させる方向に付勢している付勢
手段により、中央位置となる方向に付勢されている。す
なわち、上述したように、上記再生レバー24が往動し
て掛止されたとき、上記切換えレバー46は、上記中間
ギヤ移動レバー49と共働して、上記ピンチローラ移動
レバー41の移動を規制することにより、上記磁気ヘッ
ド移動レバー40の位置決めをしている。この磁気ヘッ
ド移動レバー40に加えられている上記リミッタバネ3
8の付勢力は、上記ピンチローラ移動レバー41を介し
て、上記切換えレバー46に伝達されている。そして、
上記ピンチローラ移動レバー41の一対の当接腕部44
,45の、上記切換えレバー46の一対の当接突起47
.48が対応して当接する部分は傾斜面となされている
ため、上記リミッタバネ38の付勢力は、この切換えレ
バー46を中央位置となる方向に付勢する。また、上記
ピンチローラ移動レバー41は、上記ピンチローラ10
.11をにより、揺動の中央位置の方向に付勢されてい
る。この付勢力は、上記リミッタハネ38による付勢力
と同様に、上記切換えレバー46を中央位置となる方向
に付勢している。
上記切換え欠歯ギヤ53は、上記ノーマル位置またはリ
バース位置であるとき、上述のように回動付勢されてい
るので、上記トリガレバ−56が往動されると梢回動さ
れる。すると、上記一対の欠歯部53n、53「が上記
カムギヤ30の第1のギヤ部30aに対向する位置から
移動し、この切換え欠歯ギヤ53と上記第1のギヤ部3
0aが噛合する。この噛合が行われると、上記第1のギ
ヤ部30aは上記モータ17により回転駆動されている
ので、上記切換え欠歯ギヤ53は回転駆動され、180
°回転した位置において再び上記位置決め突起55n、
55rのいずれがと上記トリガレバ−56の当接縁56
aとの当接により位置決めされる。このように、上記切
換え欠歯ギヤ53が180゛回転されることにより、上
記偏心突起54によって、上記切換えレバー46が一方
(または他方)より他方(または一方)に移動され、再
生(記録)のノーマル方向とリバース方向とが切換えら
れる。
上記トリガレバ−56を往動操作する上記切換え釦58
は、第5図に示すように、上記シャーシ5に往復動自在
に取付けられるとともに、上記シャーシ5に取付けられ
た第2の板バネ6oにより復動方向に付勢された切換え
操作レバー61の一端部に形成されている。上記切換え
操作レバー61には、切換え伝達レバー62が揺動自在
に取付けられている。この切換え伝達レバー62は、上
記切換え操作レバー61が往動操作されると、第6図に
示すように、一端部が上記切換え操作レバー61に設け
られた係止突起61aに当接し、他D2 部が上記シャ
ーシ5に)2動自在に取付けられたトリガ伝達レバー6
3の一端部に当接するようになされ、このトリガ伝達レ
バー63を揺動させる。
このトリガ伝達レバー63の他端部は、上記トリガレバ
−56の他端部に係合しており、揺動することにより、
上記トリガレバ−56を往動させる。
このトリガレバ−56の往動により、上述のように再生
(記録)のノーマル方向とリバース方向の切換えが行わ
れる。
上記切換え操作レバー61がさらに往動されると、第7
図に示すように、上記トリガ伝達レバー63の揺動によ
り、このトリガ伝達レバー63の一端部が上記切換え伝
達レバー62の他端部の移動軌跡より外れるので、上記
切換え伝達レバー62の他端部は上記トリガ伝達レバー
63の一端部を通過して離間する。すると、上記トリガ
伝達レバー63及び上記トリガレバ−5Gは、上記第1
の仮バネ57の付勢力により復動して初期位置に復帰す
る。
そして、上記切換え操作レバー61が上記第2の仮バネ
60の付勢力により復動されると、第8図に示すように
、上記切換え伝達レバー62の他端部が上記トリガ伝達
レバー63の一端部に当接するが、このとき、上記切換
え伝達レバー62は、その一端部が上記係止突起61a
より離間するように1!勤され、上記トリガ伝達レバー
63が揺動されることがない、上記切換え操作レバー6
1が初期位置に復帰するときには、上記切換え伝達レバ
ー62は、その一端部が上記シャーシ5に設けられた復
帰用突起64に当接することにより、当初の状態に復帰
する。すなわち、上記切換え伝達レバー61が初期位置
に復帰した状態においては、上記切換え伝達レバー62
の一端部は、第5図に示すように、上記復帰用突起64
と上記係止突起61aとに狭窄された状態となっている
次に、第1図及び第9図により、テープエンド検出機構
について説明する。
このテープエンド検出機構は、第9図に示すように、上
記カムギヤ30のカム面30bと、このカム面30bに
係合して上記トリガレバ−56を往動させるように配設
される検出レバー65とから構成される。
上記検出レバー65は、上記一方のリール台ギヤ33に
例えばコイルバネ等のFl!擦部材を介して回転自在に
取付けられる円環部66と、この円環部66に伸縮自在
な屈曲腕部67により支持される倣い突起部68と、こ
の倣い突起部68に支持腕部69により支持されるトリ
ガレバ−押圧部70とを有してなる。また、この検出レ
バー65は、上記倣い突起部68と上記円環部66と上
記トリガレバ−押圧部70とが略−直線状となるように
形成されている。これら検出レバー65の各部66.6
7.68.69.TOは、例えば合成樹脂等の稍可撓性
を有する材料より、一体内に形成することができる。上
記屈曲腕部67は、複数の屈曲部を有して稍肉薄に形成
されており、バネ性を有して伸縮自在となるようになさ
れている。上記倣い突起部68には、上記カム面30b
に刻設されているカム溝71に嵌入する倣い突起683
が設けられている。上記トリガレバ−押圧部フ0は、上
記支持腕部69により、上記倣い突起部68の移動に連
動して移動されるように支持されている。
上記カム面30bに刻設されたカム溝71は、上記倣い
突起68aの径と略等しい幅となされたセンタリング部
71aを有している。そして、このカム溝71内には、
上記センタリング部71aの移動軌跡上の位置であって
上記センタリング部71aと所定角度を隔てた位置にト
リガ爪72が突設されている。
再生モードにおいては、上記テープカセット4が装着さ
れおり、上記磁気テープ3が送られていれば、上記一方
のリール台6がいずれかの方向に回転している。このと
き、上記検出レバー65は、上記円環部66が上記摩擦
部材を介して上記一方のリール台ギヤ33により回転付
勢されることにより、揺動付勢されている0例えば、ノ
ーマル方向の再生(記録)が行われているときには、上
記検出レバー65は、上記倣い突起68aが上記カム面
30bの外側に向かうようにIz動付勢され、リバース
方向の再生(記録)が行われているときには、上記検出
レバー65は、上記倣い突起68aが上記カム面30b
の内側に向がうように揺動付勢される。
また、再生モードにおいては、上記カムギヤ30が上記
モータ17により第9図中矢印で示す所定の方向に回転
されているので、上記倣い突起68aは、上記カム溝7
1の形状に応じて移動される。例えば、ノーマル方向の
再生(記録)が行われているときには、上記倣い突起6
8aは、上記カム/I71の外側の縁に沿って移動され
、リバース方向の再生(記録)が行われているときには
、上記倣い突起68aは、上記カム/m71の内側の縁
に沿って移動される。すなわち、上記磁気テープ3が送
られているときには、上記倣い突起68aが上記カム/
I71の外側または内側の縁に沿って移動するので、こ
の倣い突起68 ’aは、上記センタリング部71aを
通過した後もいずれかの縁に沿って移動し、上記トリガ
爪72に当接することかない。
そして、再生モードにおいて、上記磁気テープ3が終端
まで巻取られると、上記一方のリール台6が停止させら
れ、上記一方のリール台ギヤ33も停止する。上記リー
ル台ギヤ33の停止により、上記検出レバー65に対す
る揺動付勢は行われなくなる。このとき、他方のリール
台7も停止するので、上記反転ギヤ35も停止する。上
記一方のリール台ギヤ33または上記反転ギヤ35のい
ずれかに噛合している上記中間ギヤ31も停止させられ
、上記カムギヤ30の第2のギヤ部30Cも停止するが
、この第2のギヤ部30cは上記カムギヤ30に摩擦部
材を介して取付けられているので、上記第1のギヤ部3
0a及び上記カム面30bは回転を続けている。
そして、上記倣い突起68aは、上記センタリング部7
1aにより上記トリガ爪72の移動軌跡上の位置に移動
させられると、上記一方のリール台ギヤ33による揺動
付勢が行われていないため、この位置に留まっている。
上記カム面30bがさらに回転すると、上記トリガ爪7
2は、上記倣い突起68aに当接し、上記カムギヤ30
の回転力によって、上記屈曲腕部67を圧縮する方向に
押圧する。上記トリガ爪72に押圧された倣い突起部6
8は、上記屈曲腕部67が圧縮することにより上記円環
部66に接近する方向に移動する。この上記倣い突起部
68の移動により、上記トリガレバ−押圧部70は、上
記円環部66より遠ざかる方向に移動する。このトリガ
レバ−押圧部70は、上記トリガレバ−56に設けられ
た被押圧爪56bに臨んでおり、上記倣い突起部68の
移動に伴う移動により、上記被押圧爪56bを押圧する
。上記トリガレバ−56は、上記被押圧爪56bが上記
トリガレバ−押圧部70により押圧されることにより復
動し、上述したように再生(記録)のノーマル方向とリ
バース方向の切換えが行われる。
なお、上記倣い突起68aは、上記カム溝71の内側の
縁に沿って移動している場合には、上記センタリング部
71aに至る前に、第1の突起部71bにより、上記セ
ンタリング部71aの位置よりも外方側まで移動される
ようになされている。
したがって、上記倣い突起68aは、再生(記録)がノ
ーマル方向及びリバース方向のいずれであっても、上記
センタリング部71aに至るときには、このセンタリン
グ部71aよりも外側から、すなわち、上記カム溝71
の外側の縁に沿って上記センタリング部71aに至るよ
うになされている。
そのため、再生(記録)の方向がいずれであっても、上
記円環部66に設けられた摩擦部材の影響を受けずに、
上記倣い突起68aの正確な位置決めが行われる。さら
に、上記倣い突起68aは、上記センタリング部71a
を通過した後、第2の突起部71Cにより稍位置を修正
され、−層正確に上記トリガ爪72の移動軌跡上となる
位置となされる。
また、早送りモードや巻戻しモードにおいて、上記倣い
突起68aと上記トリガ爪72とが当接することがない
ようにするため、上記磁気ヘッド移動レバー40の移動
に連動して移動されるバネ部材73が設けられている。
このバネ部材73は、上記シャーシ5の下面に揺動自在
に取付けられた棒状のハネであり、一端を上記磁気ヘッ
ド移動レバー40に係合させており、他端部を検出レバ
ー65に当接させることにより、この検出レバー65を
上記倣い突起68aが上記カム面30bの内方に向かう
ように付勢している。そして、再生モードとなされると
、このバネ部材73は、上記611気ヘツド移動レバー
40の移動により揺動され、その他端部を上記検出レバ
ー65より離間させるようになっている。
次に、第1図及び第10図により、シャットオフ機構に
ついて説明する。
このシャットオフ機構は、第10図に示すように、上記
シャーシ5の下面に1z動自在に取付けられ、一端部を
上記切換え欠歯ギヤ53の偏心突起54の回転軌跡内に
臨ませ、他端部を上記ロック仮28の一端側に臨ませて
なるシャットオフレバー74により構成されている。
このシャフトオフレバー74は、再生モードにおいて、
上記切換え欠歯ギヤ53が上記リバース位置より上記ノ
ーマル位置に回転するときに、上記偏心突起54により
、その一端部を押圧されて揺動するようになされている
。そして、このシャフトオフレバー74が揺動されると
、その他端部は、上記ロック板28の一端側を、このロ
ック板28の一端部に取付けられたシャフトオフ伝達レ
バー75の端部を介して押圧するようになされている。
上記ロック板28が押圧されて移動することにより、こ
のロック板28による上記再生レバー24の往動位置に
おける掛止が解除され、再生モードが解除されて再生(
記録)の動作が停止される。
上記シャフトオフ伝達レバー75は、上記ロックvi2
8の一端部に揺動自在に取付けられるとともに、コイル
バネ76により一方向に付勢されてなる。このシャント
オフ伝達レバー75は、上記切換え操作レバー61の往
動により揺動されるようになされている。そして、この
シャフトオフ伝達レバー75は、揺動した状態において
は、その端部を上記シャットオフレバー74の他端部に
対向させないようになされている。すなわち、上記切換
え操作レバー61が往動されることによって、上述のよ
うに上記切換え欠歯ギヤ53が回転するときには、上記
シャフトオフ伝達レバー75が揺動しているので、上記
シャフトオフレバー74が揺動しても、上記ロック板2
8が押圧されないようになされている。
なお、上記シャットオフ伝達レバー75は、揺動した状
態にあっては、その端部を上記シャットオフレバー74
の他端部に連設された傾斜部に臨ませるようになされて
いるため、上記コイルバネ76の付勢力により初期位置
に復帰する際には、上記シャフトオフレバー74の上記
傾斜部を押圧してこのシャットオフレバー74を初期位
置に復帰させるようになっている。
次に、第1図及び第10図により、モード切換え機構に
ついて説明する。
このモード切換え機構は、再生(記録)がリバース方向
からノーマル方向に切換えられる際に、上記シャフトオ
フ機構が作動されるモードと、上記シャフトオフ機構が
作動しないモードとを切換える機構である。
このモード切換え機構は、第10図に示すように、上記
シャフトオフ伝達レバー75を揺動操作するモード切換
えレバー77により構成される。
このモード切換えレバー77は、上記シャーシ5の下面
にti動自在に取付けられ、一端部をモード切換え摘み
78として外方に臨ませており、揺動操作されるように
なされている。このモード切換えレバー77が揺動され
ると、その他端部が上記シャフトオフ伝達レバー75に
当接して、このシャットオフ伝達レバー75を移動させ
る。上記シャフトオフ伝達レバー75が移動されること
により、上述したように上記シャフトオフレバー74の
揺動が上記ロック板28に伝達されなくなり、上記シャ
フトオフ機構が作動しないa′態となる。
次に、第11図により、磁気ヘッド及びピンチローラの
支持機構について説明する。
上記磁気へソド12及び上記一対のピンチローラ10.
11は、第11図に示すように、上記シャーシ5に回動
自在に取付けられたカセットホルダ79に取付けられて
いる。上記&f気へ、ド12は、上記カセットホルダ7
9にtii!動自在に取付けられるとともに初期位置に
付勢されてなる磁気ヘッド支持アーム80に取付げられ
ている。また、この磁気ヘッド支持アーム8oには、複
数のテープガイド81,82,83.84が取付けられ
ている。そして、上記ピンチローラ10.11は、それ
ぞれ上記カセットホルダ79に71動自在に取付けられ
るとともに初期位置に付勢されてなるピンチローラ支持
アーム85.86に回転自在に取付けられている。この
ピンチローラ支持アーム85.86には、それぞれこの
ピンチローラ支持アーム85.86の揺動軸に巻回され
一端部及び他端部がこのピンチローラ支19アーム85
.86(7)前面側及び背面側を押圧してなるピンチロ
ーラ押圧バネ87.88が設けられている。
再生モードにおいては、上記磁気ヘッド移動レバー40
が移動し、上記磁気ヘッド係合爪40aが上記磁気ヘッ
ド支持アーム80に係合して背面側より押圧し、上記磁
気ヘッド12を前進させる。
また、上記ピンチローラ移動レバー41が上記磁気ヘッ
ド移動レバー40とともに揺動しながら移動し、上記一
対のピンチローラ係合爪42,43のいずれかが、上記
ピンチローラ支持アーム85゜86の対応する側の上記
ピンチローラ押圧バネ87.88の一端部に係合して背
面側より押圧し、上記ピンチローラ10,11のいずれ
かを選択的に移動させ、対応するキャプスタン8.9に
当接させる。このとき、上記ピンチローラ支持アーム8
5.86の前面側にあるピンチローラ押圧バネ87.8
8の一端部が上記ピンチローラ係合爪42.43により
背面側より押圧されていることにより、上記ピンチロー
ラ10,11は、ピンチローラ押圧バネ87.88の他
端部により上記キャプスタン8,9に押圧付勢されてい
る状態となっている。
ところで、上記力セントホルダ79は、上記シャーシ5
に往復動自在に取付けられてなるカセットホルダロック
レバ−89に係合して、閉成された状態で掛止されるよ
うになされている。上記カセットホルダロックレバ−8
9は、第1図に示すように、上記シャーシ5に取付けら
れたロックレバ−付勢バネ90により上記カセットホル
ダ79に係合する方向に付勢されている。上記ロックレ
バ−付勢バネ90は、その一端部がこのカセットホルダ
ロックレバ−89に係合し、他端部が上記ロック仮28
の一端部を押圧するようになされた戻りバネである。上
記力セントホルダロノクレバー89の一端部には、上記
シャーシ5の外方に臨むカセットホルダ開放釦91が設
けられており、このカセットホルダ開放釦91が押圧操
作されることにより、上記ロックレバ−付勢バネ90の
付勢力に抗して往動されるようになされている。この上
記カセットボルダロックレバ−89は、往動されること
により上記カセットホルダ79との係合を解除し、上記
カセットホルダ79を回動自在となす。
また、上記カセットホルダロックレバ−89は、上記ス
イッチ板29が上記再生レバー2゛4、上記早送りレバ
ー26あるいは上記巻戻しレバー27の往動操作により
移動しているときには、他端部が上記スイッチ板29の
他端部に臨むようになされ、往動ができないようになさ
れている。すなわち、再生モード、早送りモードあるい
は巻戻しモードにおいては、上記カセットホルダ開放釦
91を押圧操作しても、−ヒ記カセントホルダロンクレ
バー89の往動が上記スイッチFi29の他端部により
阻止され、上記カセットホルダ79が回動しないように
なされている。
以上本発明の一実施例について述べたが、本発明は上述
の実施例に限定されることなく、適宜変更可能である。
例えば、上述の実施例中に示した各レバーの形状及び構
造は、上述の実施例に限定されることなく、各種の形状
及び構造のものが適用可能である。また、上述の実施例
中の各ギヤは、ゴム等からなるアイドラ等に変更するこ
とも可能である。
また、本発明は、コンパクトカセントを用いるオートリ
バース式小型テープレコーダに限定されることなく、各
種のリバース式記録再生装置に適用可能である。
H3発明の効果 上述のように、本発明に係るテープレコーダにおいては
、ピンチローラ移動レバーと切換えレバーとの互いの当
接部の少なくともいずれか一方が傾斜面となされ、上記
ピンチローラ移動レバーを中央位置方向に付勢する付勢
力により上記切換えレバーがその中央位置方向に付勢さ
れている。
そのため、上記切換えレバーを付勢する手段を個別的に
設ける必要がない。
すなわち、本発明は、切換えレバーに対応して個別的に
設けられる付勢手段を排した面素な構成を有し、小型化
が容易となされるとともに製造が容易化されたテープレ
コーダを提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るテープレコーダのシャーシの下面
の全体の構成を示す平面図であり、第2図は上記テープ
レコーダのシャーシの上面の全体の構成を示す平面図で
ある。 第3図は上記テープレコーダのノーマル−リバース切換
え機構のノーマル状態における構成を示す平面図であり
、第4図は上記テープレコーダのノーマル−リバース切
換え機構のリバース状態における構成を示す平面図であ
る。 第5図は上記テープレコーダのトリガ機構の構成を示す
平面図であり、第6図は上記トリガ機構の要部の動作の
開始状態を示す平面図であり、第7図は上記トリガ機構
の要部の動作途中の状態を示す平面図であり、第8図は
上記トリガ機構の要部の動作の終了に至る状態を示す平
面図である。 第9図は上記テープレコーダのテープエンド検出機構の
構成を一部を破断して示す平面図である。 第10図は上記テープレコーダのシャフトオフ機構及び
モード切換え機構の構成を示す平面図である。 第11図は上記テープレコーダの磁気ヘッド及びピンチ
ローラの支持機構の構成を示す斜視図である。 4・・・・・・・・テープカセット 5・・・・・・・・シャーシ 6.7・・・・リール台 8.9・・・・キャプスタン 0.11・・ピンチローラ 2・・・・・・・・磁気ヘッド 7・・・・・・・・モータ 4・・・・・・・・再生レバー 8・・・・・・・・ロック仮 9・・・・・・・・スイッチ暑反 0・・・・・・・・カムギヤ ■・・・・・・・・中間ギヤ 3・・・・・・・・一方のリール台ギヤ5・・・・・・
・・反転ギヤ 8・・・・・・・・リミッタバネ 0・・・・・・・・磁気ヘッド移動レバート・・・・・
・・ピンチローラ移動レバー6・・・・・・・・切換え
レバー 9・・・・・・・・中間ギヤ移動レバー3・・・・・・
・・切換え欠歯ギヤ 6・・・・・・・・トリガレバ− 2・・・・・・・・切換え伝達レバー 5・・・・・・・・検出レバー 訃・・・・・・・倣い突起部 1・・・・・・・・カム溝 4・・・・・・・・シャフトオフレバー5・・・・・・
・・シャットオフ伝達レバー9・・・・・・・・カセッ
トホルダ 9・・・・・・・・カセットホルダロンフレバー!

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 往復動自在に支持されるとともに、往動位置において掛
    止される記録及び/又は再生ヘッド移動レバーと、 往復動自在に支持される切換えレバーと、 上記記録及び/又は再生ヘッド移動レバーに揺動自在に
    取付けられ、上記記録及び/又は再生ヘッド移動レバー
    が往動するときに上記切換えレバーに当接することによ
    り上記切換えレバーの位置に応じたいずれかの方向に揺
    動されるとともに、中央位置方向に付勢されてなるピン
    チローラ移動レバーとを備え、 上記記録及び/又は再生ヘッド移動レバーが往動位置と
    なっている状態において、上記ピンチローラ移動レバー
    と上記切換えレバーとの互いの当接部の少なくともいず
    れか一方が傾斜面となされ、上記ピンチローラ移動レバ
    ーを中央位置方向に付勢する付勢力により上記切換えレ
    バーがその中央位置方向に付勢されてなるテープレコー
    ダ。
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