JPH029043A - テープレコーダの回転検出レバー - Google Patents

テープレコーダの回転検出レバー

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JPH029043A
JPH029043A JP63159870A JP15987088A JPH029043A JP H029043 A JPH029043 A JP H029043A JP 63159870 A JP63159870 A JP 63159870A JP 15987088 A JP15987088 A JP 15987088A JP H029043 A JPH029043 A JP H029043A
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JP
Japan
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lever
gear
switching
rotation
attached
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JP63159870A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Koga
宣行 古賀
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A、産業上の利用分野 B0発明の概要 C9従来の技術 り1発明が解決しようとする課題 E0課題を解決するための手段 G、実施例 G−1本発明を適用したテープレコーダの構成の概要及
びテープ走行駆動系の説明 (第1図〜第2図) G−2ノーマル−リバース切換え装置の説明(第1図、
第3図〜第4図) G−3トリガ機構の説明(第1図、第5図〜第8図) G−4テープエンド検出機構の説明(第1図、第9回) G−5シャフトオフ機構の説明(第1図、第10図) G−6モード切換え機構の説明(第1図、第10図) c−161気ヘツド及びピンチローラの支持機構の説明
(第1図、第11図) H1発明の効果 A、産業上の利用分野 本発明は、テープレコーダ等において、回転軸の回転及
び/又は停止を検出するテープレコーダの回転検出レバ
ーに関する。
B6発明の概要 本発明は、テープレコーダの回転検出レバーにおいて、
回転軸に対して摩擦部材を介して回転自在に取付けられ
、該回転軸の回転に応じた方向に回動付勢される円環部
と、この円環部に伸縮自在な腕部を介して支持される移
動体とを備えることにより、簡素な構成により回転軸の
回転及び/又は停止を検出できる新規な回転検出レバー
を提供するものである。
C2従来の技術 従来、磁気テープ等の記録テープに対し所定の情報信号
の記録及び/又は再生を行うテープレコーダにおいては
、記録及び/又は再生モードにおいて、上記記録テープ
が終端に至ったときに、上記記録テープの送り方向を反
転させるいわゆるオートリバースn能や、停止モードと
なすいわゆるオートシャットオフ機能を有してなるもの
が提案されている。
このようなテープレコーダにおいては、上記記録テープ
が終端に至ったことを検出するため、上記記録テープの
送り操作に伴って回転するリール台、各種ギヤまたはプ
ーリ等の回転体の回転の停止を検出する回転検出手段を
備え°ζいる。
上記回転検出手段としては、例えば、上記回転体の回転
を光学的検出手段により検出するWEが用いられている
。すなわち、上記回転体上に光反射率の異なる部分やス
リット等を設け、これらの部分に光を投射し、この回転
体を介した反射光あるいは透過光の光強度の変化を検出
することにより上記回転体の回転及び回転の停止を検出
するようにしている。また、磁気的手段や電気的手段に
よって上記回転体の回転を検出するHHも用いられる。
D3発明が解決しようとする課題 ところで、上述のような、テープレコーダに用いられる
回転検出手段においては、光学的手段等により回転を検
出する場合、発光素子、受光素子等の検出素子及びこれ
ら各素子を駆動するための所定の電気回路等が必要であ
り、テープレコーダの構成を複雑化させるとともに、消
費電力の増大を招き、テープレコーダ及びこのテープレ
コーダを駆動するためのisの小型化を困難となし、ま
た、製造の容易化を困難となしている。
そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて捉写されるもの
であって、簡素な構成により、また、消費電力を増大さ
せることなく、回転体の回転及び/又は停止を検出でき
るテープレコーダの回転検出レバーを提供することを目
的とする。
E0課題を解決するための手段 上述の課題を解決し上記目的を達成するため、本発明に
係るテープレコーダの回転検出レバーは、回転軸に対し
て摩擦部材を介して回転自在に取付けられ該回転軸の回
転に応じた方向に回動付勢される円環部と、この円環部
に伸縮自在な腕部を介して支持される移動体とを備えて
なることを特徴とする。
F8作用 本発明に係るテープレコーダの回転検出レバーにおいて
は、移動体が回転軸の回転に応じてtZ動移動されると
ともに、伸縮自在の腕部により支持されてなるので、上
記移動体が特定の位置にあるときにこの移動体を介して
上記腕部を伸縮させることにより、上記回転軸の回転方
向や回転の停止が検出される。
G、実施例 以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照しながら説
明する。この例は、本発明をコンパクトカセットを用い
るいわゆるオートリバース式小型チー・プレコーダに適
用した例である。
まず、第1図及び第2図により、テープレコーダの構成
の概要及びテープ走行駆動系を説明する。
このテープレコーダにおいては、第2図に示すように、
左右一対のリールハブ1.2に巻装された磁気テープ3
が収納されているテープカセット4が、シャーシ5の上
部に水平に装着される。このシャーシ5の上部には左右
一対のリール台6゜7、キャプスタン8,9、ピンチロ
ーラ10.11や再生(記録再生)ヘッドとなる磁気ヘ
ッド12等が設けられており、上記シャーシ5上に装着
されたテープカセット4のリールハブ1.2が上記リー
ル台6.7に係合されるとともに、上記磁気テープ3が
上記キャプスタン8.9及び上記磁気ヘッド12に摺接
して掛は渡される。そして、上記シャーシ5の前面側に
は、再生(記録再生)釦13、停止釦14、早送り1D
15、巻戻し釦16、等のモード切換え釦が取付けられ
ている。
そして、第1図に示すように、上記シャーシ5の下部に
は、偏平薄型のモータ17、上記キャプスタン8.9の
下端に固着されたキャプスタンフライホイール兼用のキ
ャプスタンプーリ18.19、上記一対のリール台6.
7の略中間位置に取付けられた中間ブーI720、上記
キャプスタンブーIJ19の一側側に配置された反転プ
ーリ21が設けられている。そして、これら各プーリ1
8゜19.20.21と上記モータ17の駆動プーリ2
2との間には、弾性を有する材料からなるベルト23が
巻付けられており、上記駆動プーリ22が第1図中に矢
印で示す所定の方向に回転することにより、上記各プー
リ18,19,20.21がそれぞれ所定の方向に回転
される。
上記再生2口13、停止1口14、早送り1015、巻
戻し5016は、それぞれに対応する再生レバー24、
停止レバー25、早送りレバー26、巻戻しレバー27
の端部に取付けられている。上記各レバー24,25,
26.27は、上記シャーシ5の下面に沿って往復動自
在に取付けられるとともに、このシャーシ5の側縁部よ
り上記各i口13゜14.15.16を外方へ突出させ
る方向に付勢されている。そして、これら各レバー24
,25゜26.27のそれぞれに設けられた爪部24a
25a、26a、27aに対応する孔部を有し、上記シ
ャーシ5に沿って往復動自在に取付けられるとともに一
例側に付勢されてなるロック板28が設けられている。
上記孔部の内縁には、それぞれに対応する上記爪部24
 a、  25 a、  26 a。
27aに当接する斜面部が設けられ、上記各レバー24
.25,26.27の往動により、上記ロック板28が
付勢力に抗して他側側に移動されるようになされている
。また、上記再生レバー24、早送りレバー26、巻戻
しレバー27の爪部24a、26a、27aに対応する
上記孔部の内縁には、上記各爪部24 a、  26 
a、  27 aに掛合する掛止爪部が設けられ、上記
再生レバー24、早送りレバー26、巻戻しレバー27
は、上記シャーシ5の内方側に往動された位置にて掛止
されるようになされている。この掛止は、上記停止レバ
ー25の往動による上記ロック板28の上記他側側方向
への移動により解除される。
また、上記ロック板28と同様に、上記各レバーの爪部
24a、25a、26a、27aのそれぞれに対応する
孔部を有し、上記シャーシ5に沿って往復動自在に取付
けられるとともに一側側に付勢されてなるスイッチ仮2
9が設けられている。
このスイッチ仮29の孔部のうち、上記再生レバー24
、早送りレバー26、巻戻しレバー27の各爪部24a
、26a、27aに対応する孔部の内縁には、これら各
爪部に当接する斜面部が設けられ、上記各レバー24,
26.27の往動により、このスイッチ仮29が付勢力
に抗して他側側に移動されるようになされている。
上記スイッチ仮29の移動により図示しないスイッチが
操作されると、上記モータ17が回転されるとともに、
上記磁気ヘッド12に接続された図示しない再生(記録
再生)回路が作動するようになされている。上記モータ
17の回転により、上記ベルト23を介して、上記各キ
ャプスタンプーリ18,19及び上記中間プーリ20が
回転駆動される。上記各キャプスタンプーリ18,19
が互いに逆方向に回転される。上記中間プーリ20はギ
ヤ部20aを有し、このギヤ部20aは、上記シャーシ
5の下面に取付けられたカムギヤ30の第1のギヤ部3
0aに噛合している。このカムギヤ30は、外周部が上
記第1のギヤ部30aとなされるとともに、−主面は後
述するテープエンド検出機構を構成するカム面30bと
なされている。この第1のギヤ部30aとカム面30b
とは、上記モータ17の回転により回転される。
また、このカムギヤ30の中心部には、このカムギヤ3
0に摩擦部材を介して同軸に取付けられた小径の第2の
ギヤ部30Cが設けられている。
この第2のギヤ部30Cは、中間ギヤ31に噛合してい
る。この中間ギヤ31は、上記カムギヤ30を支持する
軸を中心として13動自在に取付けられた中間ギヤ支持
レバー32に取付けられている。
すなわち、この中間ギヤ31は、上記カムギヤ30の第
2のギヤ部30cに噛合した状態のままで、上記中間ギ
ヤ支持レバー32の揺動による移動が可能となっている
。この中間ギヤ支持レバー32は、上記再生レバー24
が往動されたときに後述するノーマル−リバース切換え
装置によりいずれかの方向に揺動制御される。
なお、上記カムギヤ30の第1のギヤ部30aと第2の
ギヤ部30Cとの間にはPj擦部材が介されているため
、この第2のギヤ部30cと噛合して回転される部分の
回転抵抗が少ないときには上記第2のギヤ部30Cは上
記モータ17の回転により回転するが、この第2のギヤ
部30cと噛合して回転される部分の回転抵抗が大きい
ときには上記第2のギヤ部30cは上記モータ17が回
転しても回転されない。
また、上記一対のリール台6.7には、それぞれに同軸
に上記シャーシ5の下面にリール台ギヤ33.34が取
付けられている。また、他方のリール台7のリール台ギ
ヤ34には、反転ギヤ35が噛合している。上記再生レ
バー24が往動されたとき、上記中間ギヤ31は、上記
中間ギヤ支持レバー3の揺動により、一方のリール台ギ
ヤ33と上記反転ギヤ35との間を移動されるようにな
されており、上記一方のリール台ギヤ33と上記反転ギ
ヤ35のいずれか一方に選択的に噛合する。
すなわち、上記モータ17が回転することにより、上記
リール台6.7のいずれか一方が所定の方向に回転駆動
され、これらリール台6,7に係合している上記リール
ハブ1,2が回転されることにより上記磁気テープ3が
ノーマル方向またはリバース方向のいずれかに巻取られ
る。
また、上記早送りレバー26には、早送り用アイドルギ
ヤ36が取付けられている。この早送り用アイドルギヤ
36は、上記早送りレバー26が往動位置となされたと
きに、上記反転ギヤ35と上記カムギヤ30の第1のギ
ヤ部30aとに同時に噛合するようになされている。す
なわち、上記早送り鎖15が操作されて、上記モータ1
7が回転すると、上記カムギヤ30の第のギヤ部30a
の回転が上記早送り用アイドルギヤ36を介して上記反
転ギヤ35に伝達され、他方のリール台7が高速で回転
駆動される。
さらに、上記巻戻しレバー27には、巻戻し用アイドル
ギヤ37が取付けられている。この巻戻し用アイドルギ
ヤ37は、上記巻戻しレバー27が往動位置となされた
ときに、上記一方のリール台ギヤ33と上記カムギヤ3
0の第1のギヤ部30aとに同時に噛合するようになさ
れている。すなわち、上記巻戻し釦16が操作されて、
上記モータ17が回転すると、上記カムギヤ30の第の
ギヤ部30aの回転が上記巻戻し用アイドルギヤ37を
介して上記一方のリール台ギヤ33に伝達され、一方の
リール台6が高速で回転駆動される。
次に、第1図及び第3図乃至、第4図により、ノーマル
−リバース切換え装置を説明する。
上記再生レバー24の上記シャーシ5の内方側の端部に
は、第3図に示すように、リミッタバネ3日を介して伝
達レバー39が係合されている。
この伝達レバー39は、上記シャーシ5の下面に揺動自
在に取付けられてなり、揺動の中心を挟んだ一端部及び
他端部が係合部となされている。上記リミッタバネ38
は、引っ張りコイルバネであり、上記再生レバー24が
往動されると、上記伝達レバー39のこのリミノタバ2
38が係合された一端部が上記再生レバー24の往動に
追従し、上記伝達レバー39が揺動される。上記リミッ
タバネ38は、上記伝達レバー39が所定の位置まで揺
動され、後述するように位置決めされた後に、上記再生
レバー24にさらに往動させようとする力が加えられた
ときに引き伸ばされ、上記伝達レバー39に過大な力が
加わらないようにするためのものである。この伝達レバ
ー39の揺動により、この伝達レバー39の他端部は上
記一端部と逆の方向に移動する。この伝達レバー39の
他端部は、磁気ヘッド移動レバー40の一端部に係合し
ている。
この磁気ヘッド移動レバー40は、上記シャーシ5の下
面に往復動自在に取付けられてなり、上記伝達レバー3
9の揺動に追従して往復動される。
この磁気ヘッド移動レバー40の他端部には、磁気ヘッ
ド係合爪40aが設けられている。この磁気ヘッド係合
爪40aは、後述するように揺動自在に支持された上記
磁気ヘッド12に係合する。
すなわち、上記再生レバー24の往動により、上記磁気
へラド12が、上記テープカセット4の内方側に移動さ
せられ、再生モードとなされる。
また、この磁気ヘッド移動レバー40には、ピンチロー
ラ移動レバー41が揺動自在に取付けられている。この
ピンチローラ移動レバー41には、揺動の中心を挟んで
両側に一対のピンチローラ係合爪42,43及び当接腕
部44.45が設けられている。このピンチローラ移動
レバー41は、再生モードにおいて、いずれかの方向に
揺動することにより、上記一対のピンチローラ係合爪4
2゜43のいずれか一方を介して、後述するように揺動
自在に支持された上記一対のピンチローラ10゜11の
うちの対応する側を上記キャプスタン8゜9に当接する
ように移動させる。上記一対のピンチローラ10,11
と上記キャプスタン8.9との間には、上記磁気テープ
3が介在されており、上記一対のピンチローラ10.1
1のいずれかが対応するキャプスタンに当接することに
より上記磁気テープ3が挟持され、上記ピンチローラが
当接したキャプスタンの回転方向に応じて上記磁気テー
プ3が送り操作される。
そして、上記ピンチローラ移動レバー41の揺動方向は
、切換えレバー46により制御されている。この切換え
レバー46は、上記シャーシ5の下面に往復動自在に取
付けられてなる。この切換えレバー46には、上記ピン
チローラ移動レバー41の一対の当接腕部44.45に
対応して当接する一対の当接突起部47.48が設けら
れている。すなわち、再生モードにおいて、第3図に示
すように、上記切換えレバー46が一方側に移動してい
る場合には、一方側の当接腕部44と一方側の当接突起
部47とが当接してピンチローラ移動レバー42が揺動
され、他方側のピンチローラ11が移動される状態とな
る。また、第4図に示すように、上記切換えレバー46
が他方側に移動している場合には、他方側の当接腕部4
5と他方側の当接突起部48とが当接してピンチローラ
移動レバー42が揺動され、一方側のピンチローラ10
が移動される状態となる。
また、上記ピンチローラ移動レバー42の一対の当接腕
部44.45には、それぞれ係合爪部44a、45aが
設けられている。これら係合爪部44a、45aは、上
記再生レバー24の往動により上記磁気ヘッド移動レバ
ー40が移動した状態において、上記シャーシ5の下面
に揺動自在に取付けられる中間ギヤ移動レバー49の一
対の腕部50,51の端部にそれぞれ対応して当接する
この中間ギヤ移動レバー49は、上記各係合爪部44a
、45aと上記一対の腕部50,51の当接により、上
記ピンチローラ移動レバー41の揺動に追従して揺動さ
れる。この中間ギヤ移動レバー49には、上記中間ギヤ
支持レバー32に係合する係合腕部52が設けられてい
る。すなわち、上記中間ギヤ移動レバー49が揺動する
と、上記中間ギヤ支持レバー32が揺動されて、上記中
間ギヤ31が所定の方向に移動されるようになされてい
る。
ところで、上記再生レバー24が往動されるとき、この
再生レバー24は、上記磁気ヘッド移動レバー40が移
動を規制されて位置決めされた後、さらに往動して掛止
される。上記磁気ヘッド移動レバー40が位置決めされ
たときには上記伝達レバー39も停止させられるので、
上記再生レバー24が掛止されたとき、上記リミッタバ
ネ38は、稍引き伸ばされた状態となり、上記磁気ヘッ
ド移動レバー40をさらに移動させる方向に付勢してい
る。そして、上記磁気ヘッド移動レバー40の位置決め
は、所定のギヤに噛合した上記中間ギヤ31に連動して
揺動を規制された上記中間ギヤ移動レバー49と、上記
切換えレバー46とによって、上記ピンチローラ移動レ
バー41の移動を規制することを介して行われている。
そのため、上記磁気ヘッド移動レバー40に加えられて
いる上記リミッタバネ38の付勢力は、上記ピンチロー
ラ移動レバー41を介して、上記中間ギヤ移動レバー4
9及び上記切換えレバー46に伝達されている。上記中
間ギヤ移動レバー49に伝達された付勢力は、上記中間
ギヤ支持レバー32を介して、上記中間ギヤ31に伝達
されている。すなわち、上記中間ギヤ31を噛合してい
るギヤより離間させようとすれば、上記磁気ヘッド移動
レバー40を上記リミッタバネ38の付勢力に抗して移
動させることとなるので、上記中間ギヤ31は、上記リ
ミッタバネ38の付勢力により、噛合している所定のギ
ヤから離間しないようになされている。
なお、上記中間ギヤ移動レバー49には、上記磁気ヘッ
ド移動レバー40に設けられた扇型孔に嵌入される揺動
規制爪49aが設けられている。
上記中間ギヤ移動レバー49は、再生モードにおいては
、上記揺動規制爪49aが上記扇型孔の拡径部に嵌入し
ているので、上記中間ギヤ31が上記一方のリール台ギ
ヤ33または上記反転ギヤ35のいずれかに噛合される
ように揺動可能である。
そして、再生モード以外のモードであるとき、すなわち
、上記再生レバー24の復動により上記磁気ヘッド移動
レバー40が戻されたときには、上記揺動規制爪49a
が上記扇型孔の縮径部に嵌入する状態となり、上記中間
ギヤ移動レバー49の)3動が規制され、上記中間ギヤ
31は上記一方のリール台ギヤ33及び上記反転ギヤ3
5のいずれにも噛合しない状態となる。
ところで、上記切換えレバー46の位置は、切換え欠歯
ギヤ53の回転位置により制御されている。この切換え
欠歯ギヤ53は、上記カムギヤ30の第1のギヤ部30
aに噛合する位置に取付けられており、180”を隔て
た2箇所に所定角度範囲に亘る一対の欠歯部53n、5
3rが設けられている。また、この切換え欠歯ギヤ53
には、上記切換えレバー46の一端部に設けられる係合
凹部46aの内側に当接係合する偏心突起54が設けら
れている。この切換え欠歯ギヤ53がノーマル位置とな
っているとき、すなわち、第3図に示すように、一方の
上記欠歯部53nが上記カムギヤ30の第1のギヤ部3
0aに対向し、この切換え欠歯ギヤ53と上記カムギヤ
30が噛合しない状態においては、上記偏心突起54が
上記係合凹部46aの一方側の内側部に当接して、上記
切換えレバー46を一方側に位置決めする。また、第4
図に示すように、この切換え欠歯ギヤ53がリバース位
置となっているとき1.すなわち、他方の上記欠歯部5
3rが上記カムギヤ30の第Iのギヤ部30aに対向し
、この切換え欠歯ギヤ53と上記カムギヤ30が噛合し
ない状態においては、上記偏心突起54が上記係合凹部
46aの他方側の内側部に当接して、」二記切換えレバ
ー46を他方側に位置決めする。
すなわち、上記切換え欠歯ギヤ53が上記ノーマル位置
またはリバース位置に位置決めされることにより、上記
切換えレバー46が一方側または他方側に位置決めされ
、上記ピンチローラ移動レバー41が揺動されて他方側
又は−力価のピンチローラ11.10が移動され、上記
中間ギヤ31が上記反転ギヤ35または上記一方のリー
ル台ギヤ33に噛合され、ノーマル方向またはリバース
方向の再生(記録)が行われる。
そして、上記切換え欠歯ギヤ53は、180゜の角度間
隔を隔てて2箇所に設けられた一対の位置決め突起55
n、55rを有し、この位置決め突起55n、55rが
トリガレバ−56に当接し、後述するトリガ機構により
上記位置決め突起55n、55rがトリガレバ−56を
押圧する方向に回動付勢されることにより上記ノーマル
位置またはリバース位置に位置決めされる。
次に、第1図及び第5図乃至第8図により、トリガ機構
について説明する。
上記トリガレバ−56は、第5図に示すように、上記シ
ャーシ5の下面に往復動自在に取付けられるとともに、
上記シャーシ5に取付けられた第1の仮バネ57により
復動方向に付勢されてなり、一端部に設けられた当接縁
56aが上記切換え欠歯ギヤ53の位置決め突起55n
、55rのいずれかに当接している。このトリガレバ−
56は、上記各相13,14,16.16とと同様に上
記シャーシ5に取付けられた切換え鎖58により、上記
第1の板バネ57の付勢力に抗して往動操作される。そ
して、このトリガレバ−56は、往aされたときには、
上記当接縁56aが上記位置決め突起55n、55rの
上記切換え欠歯ギヤ53の回転による移動軌跡の外側と
なる位置となる。
そして、上記切換え欠歯ギヤ53は、上記ノーマル位置
またはリバース位置であるとき、上記位置決め突起55
n、55rが上記当接縁56aを押圧する方向に回動付
勢されている。すなわち、上記切換え欠歯ギヤ53が上
記ノーマル位置またはリバース位置であるとき、第3図
及び第4図に示すように、上記偏心突起54と上記切換
えレバー46の係合凹部46aの一方側または他方側の
内側縁とが当接している位置と、上記切換え欠歯ギヤ5
3の回転の中心とを結ぶ線は、上記切換えレバー46の
往復動の方向と平行とならないようになされている。そ
して、上記切換えレバー46は、上記シャーシ5に取付
けられた捩りバネ59により、中央位置となる方向に付
勢されている。
そのため、上記切換え欠歯ギヤ53は、上記切換えレバ
ー46により、上記所定の方向に回動付勢される。
また、上記切換えレバー46は、再生モードにおいて、
上記捩りバネ59のみならず、上記リミッタバネ38及
び後述する上記ピンチローラ10゜11を対応するキャ
プスタン8.9より離間させる方向に付勢している付勢
手段により、中央位置となる方向に付勢されている。す
なわち、上述したように、上記再生レバー24が往動し
て掛止されたとき、上記切換えレバー46は、上記中間
ギヤ移動レバー49と共働して、上記ピンチローラ移動
レバー41の移動を規制することにより、上記磁気ヘッ
ド移動レバー40の位置決めをしている。この磁気ヘッ
ド移動レバー40に加えられている上記リミッタバネ3
8の付勢力は、上記ピンチローラ移動レバー41を介し
て、上記切換えレバー46に伝達されている。そして、
上記ピンチローラ移動レバー41の一対の当接腕部44
,45の、上記切換えレバー46の一対の当接突起47
.48が対応して当接する部分は傾斜面となされている
ため、上記リミッタバネ3日の付勢力は、この切換えレ
バー46を中央位置となる方向に付勢する。また、上記
ピンチローラ移動レバー41は、上記ピンチローラ10
,11をにより、揺動の中央位置の方向に付勢されてい
る。この付勢力は、上記リミッタバネ38による付勢力
と同様に、上記切換えレバー46を中央位置となる方向
に付勢している。
上記切換え欠歯ギヤ53は、上記ノーマル位置またはリ
バース位置であるとき、上述のように回動付勢されてい
るので、上記トリガレバ−56が往動されると稍回動さ
れる。すると、上記一対の欠歯部53n、53rが上記
カムギヤ3oの第1のギヤ部30aに対向する位置から
移動し、この切換え欠歯ギヤ53と上記第1のギヤ部3
0aが噛合する。この噛合が行われると、上記第1のギ
ヤ部30aは上記モータ17により回転駆動されている
ので、上記切換え欠歯ギヤ53は回転駆動され、180
°回転した位置において再び上記位置決め突起55n、
55rのいずれがと上記トリガレバ−56の当接縁56
aとの当接により位置決めされる。このように、上記切
換え欠歯ギヤ53が180°回転されることにより、上
記偏心突起54によって、上記切換えレバー46が一方
(または他方)より他方(または一方)に移動され、再
生(記録)のノーマル方向とリバース方向とが切換えら
れる。
上記トリガレバ−56を往動操作する上記切換え釦58
は、第5図に示すように、上記シャーシ5に往復動自在
に取付けられるとともに、上記シャーシ5に取付けられ
た第2の仮バネ60により復動方向に付勢された切換え
操作レバー61の一端部に形成されている。上記切換え
操作レバー61には、切換え伝達レバー62が1工動自
在に取付けられている。この切換え伝達レバー62は、
上記切換え操作レバー61が往動操作されると、第6図
に示すように、一端部が上記切換え畏作レバー61に設
けられた係止突起61aに当接し、他端部が上記シャー
シ5に12動自在に取付けられたトリガ伝達レバー63
の一端部に当接するようになされ、このトリガ伝達レバ
ー63を揺動させる。
このトリガ伝達レバー63の他端部は、上記トリガレバ
−56の他端部に係合しており、を8動することにより
、上記トリガレバ−56を往動させる。
このトリガレバ−56の往動により、上述のように再生
(記録)のノーマル方向とリバース方向の切換えが行わ
れる。
上記切換え操作レバー61がさらに往動されると、第7
図に示すように、上記トリガ伝達レバー63の揺動によ
り、このトリガ伝達レバー63の一端部が上記切換え伝
達レバー62の他端部の移動軌跡より外れるので、上記
切換え伝達レバー62の他端部は上記トリガ伝達レバー
63の一端部を通過して離間する。すると、上記トリガ
伝達レバー63及び上記トリガレバ−56は、上記第1
の仮バネ57の付勢力により復動して初期位置に復帰す
る。
そして、上記切換え操作レバー61が上記第2の板バネ
60の付勢力により復動されると、第8図に示すように
、上記切換え伝達レバー62の他端部が上記トリガ伝達
レバー63の一端部に当接するが、このとき、上記切換
え伝達レバー62は、その一端部が上記係止突起61a
より離間するように揺動され、上記トリガ伝達レバー6
3が揺動されることがない。上記切換え操作レバー61
が初期位置に復帰するときには、上記切換え伝達レバー
62は、その一端部が上記シャーシ5に設けられた復帰
用突起64に当接することにより、当初の状態に復帰す
る。すなわち、上記切換え伝達レバー61が初期位置に
復帰した状態においては、上記切換え伝達レバー62の
一端部は、第5図に示すように、上記復帰用突起64と
上記係止突起61aとに狭窄された状態となっている。
次に、第1図及び第9図により、テープエンド検出機構
について説明する。
このテープエンド検出Ja構は、第9図に示すように、
上記カムギヤ30のカム面30bと、ごのカム面30b
に係合して上記トリガレバ−56を往動させるように配
設される本発明に係る検出レバー65とから構成される
上記検出レバー65は、上記一方のリール台ギヤ33に
例えばコイルバネ等の摩擦部材を介して回転自在に取付
けられる円環部66と、この円環部66に伸縮自在な屈
曲腕部67により支持される移動体となる倣い突起部6
8と、この倣い突起部68に支持腕部69により支持さ
れるトリガレバ−押圧部70とを有してなる。また、こ
の検出レバー65は、上記倣い突起部68゛と上記円環
部66と上記トリガレバ−押圧部70とが略−直線状と
なるように形成されている。これら検出レバー65の各
部66.67.68,69.70は、例えば合成樹脂等
の稍可撓性を存する材料より、一体的に形成することが
できる。上記屈曲腕部67は、複数の屈曲部を有して梢
肉薄に形成されており、バネ性を有して伸縮自在となる
ようになされている。上記倣い突起部68には、上記カ
ム面30bに刻設されているカム溝71に嵌入する倣い
突起68aが設けられている。上記トリガレバ−押圧部
70は、上記支持腕部69により、上記倣い突起部68
の移動に連動して移動されるように支持されている。
上記カム面30bに刻設されたカム溝71は、上記倣い
突起68aの径と略等しい幅となされたセンタリング部
71aを有している。そして、このカム溝71内には、
上記センタリング部7.1aの移動軌跡上の位置であっ
て上記センタリング部71aと所定角度を隔てた位置に
トリガ爪72が突設されている。
再生モードにおいては、上記テープカセット4が装着さ
れおり、上記磁気テープ3が送られていれば、上記一方
のリール台6がいずれかの方向に回転している。このと
き、′上記検出レバー65は、上記円環部66が上記摩
擦部材を介して上記一方のリール台ギヤ33により回転
付勢されることにより、揺動付勢されている。例えば、
ノーマル方向の再生(記録)が行われているときには、
上記検出レバー65は、上記倣い突起68aが上記カム
面30bの外側に向かうようにI3動付勢され、リバー
ス方向の再生(記tl)が行われているときには、上記
検出レバー65は、上記倣い突起68aが上記カム面3
0bの内側に向かうように揺動付勢される。
また、再生モードにおいては、上記カムギヤ30が上記
モータ17により、第9図中矢印で示す所定の方向に回
転されているので、上記倣い突起68aは、上記カム溝
71の形状に応じて移動される。例えば、ノーマル方向
の再生(記録)が行われているときには、上記倣い突起
68aは、上記カム溝71の外側の縁に沿って移動され
、リバース方向の再生(記録)が行われているときには
、上記倣い突起68aは、上記カム溝71の内側の縁に
沿って移動される。すなわち、上記磁気テープ3が送ら
れているときには、上記倣い突起68aが上記カム溝7
1の外側または内側の縁に沿って移動するので、この倣
い突起68aは、上記センタリング部71aを通過した
後もいずれかの縁に沿って移動し、上記トリガ爪72に
当接することがない。
そして、再生モードにおいて、上記磁気テープ3が終端
まで巻取られると、上記一方のリール台6が停止させら
れ、上記一方のリール台ギヤ33も停止する。上記リー
ル台ギヤ33の停止により、上記検出レバー65に対す
る揺動付勢は行われなくなる。このとき、他方のリール
台7も停止するので、上記反転ギヤ35も停止する。上
記一方のリール台ギヤ33または上記反転ギヤ35のい
ずれかに噛合している上記中間ギヤ31も停止させられ
、上記カムギヤ30の第2のギヤ部30cも停止するが
、この第2のギヤ部30cは上記カムギヤ30に摩擦部
材を介して取付けられているので、上記第1のギヤ部3
0a及び上記カム面30bは回転を続けている。
そして、上記倣い突起68aは、上記センタリング部7
1aにより上記トリガ爪72の移動軌跡上の位置に移動
させられると、1記一方のリール台ギヤ33による揺動
付勢が行われていないため、この位置に留まっている。
上記カム面30bがさらに回転すると、上記トリガ爪7
2は、上記倣い突起68aに当接し、上記カムギヤ30
の回転力によって、上記屈曲腕部67を圧縮する方向に
押圧する。上記トリガ爪72に押圧された倣い突起部6
8は、上記屈曲腕部67が圧縮することにより上記円環
部66に接近する方向に移動する。この上記倣い突起部
68の移動により、上記トリガレバ−押圧部70は、上
記円環部66より遠ざかる方向に移動する。このトリガ
レバ−押圧部70は、上記トリガレバ−56に設けられ
た被押圧爪56bに臨んでおり、上記倣い突起部68の
移動に伴う移動により、上記被押圧爪56bを押圧する
。上記トリガレバ−56は、上記被押圧爪56bが上記
トリガレバ−押圧部70により押圧されることにより復
動し、上述したように再生(記録)のノーマル方向とリ
バース方向の切換えが行われる。
なお、上記倣い突起68aは、上記カム溝71の内側の
縁に沿って移動している場合には、上記センタリング部
71aに至る前に、第1の突起部71bにより、上記セ
ンタリング部71aの位置よりも外方側まで移動される
ようになされている。
したがって、上記倣い突起68aは、再生(記録)がノ
ーマル方向及びリバース方向のいずれであっても、上記
センタリング部71aに至るときには、このセンタリン
グ部71aよりも外側から、すなわち、上記カム溝71
の外側の縁に沿って上記センタリング部71aに至るよ
うになされている。
そのため、再生(記録)の方向がいずれであっても、上
記円環部66に設けられた摩擦部材の影響を受けずに、
上記倣い突起68aの正確な位置決めが行われる。さら
に、上記倣い突起68aは、上記センタリング部7La
を通過した後、第2の突起部71Cにより梢位置を修正
され、−層正確に上記トリガ爪72の移動軌跡上となる
位置となされる。
また、早送りモードや巻戻しモードにおいて、上記倣い
突起68aと上記トリガ爪72とが当接することがない
ようにするため、上記磁気ヘッド移動レバー40の移動
に連動して移動されるバネ部材73が設けられている。
このバネ部材73は、上記シャーシ5の下面に揺動自在
に取付けられた棒状のバネであり、一端を上記磁気ヘッ
ド移動レバー40に係合させており、他端部を検出レバ
ー65に当接させることにより、この検出レバー65を
上記倣い突起68aが上記カム面30bの内方に向かう
ように付勢している。そして、再生モードとなされると
、このバネ部材73は、上記磁気ヘッド移動レバー40
の移動により揺動され、その他端部を上記検出レバー6
5より離間させるようになっている。
次に、第1図及び第1θ図により、シャットオフ機構に
ついて説明する。
このシャットオフ機構は、第10図に示すように、上記
シャーシ5の下面に揺動自在に堰付けられ、一端部を上
記切換え欠歯ギヤ53の偏心突起54の回転軌跡内に臨
ませ、他端部を上記ロック板28の一端側に臨ませてな
るシャットオフレバー74により構成されている。
このシャフトオフレバー74は、再生モートにおいて、
上記切換え欠歯ギヤ53が上記リバース位置より上記ノ
ーマル位置に回転するときに、上記偏心突起54により
、その一端部を押圧されてIg動するようになされてい
る。そして、このシャットオフレバー74が揺動される
と、その他端部は、上記ロック板28の一端側を、この
ロック板28の一端部に取付けられたシャットオフ伝達
レバー75の端部を介して押圧するようになされている
。上記ロック板28が押圧されて移動することにより、
このロック板28による上記再生レバー24の往動位置
における掛止が解除され、再生モードが解除されて再生
(記録)の動作が停止される。
上記シャットオフ伝達レバー75は、上記ロック板28
の一端部に揺動自在に取付けられるとともに、コイルバ
ネ76により一方向に付勢されてなる。このシャフトオ
フ伝達レバー75は、上記切換え操作レバー61の往動
により揺動されるようになされている。そして、このシ
ャットオフ伝達レバー75は、揺動した状態においては
、その端部を上記シャフトオフレバー74の他端部に対
向させないようになされている。すなわち、上記切換え
操作レバー61が往動されることによって、上述のよう
に上記切換え欠歯ギヤ53が回転するときには、上記シ
ャットオフ伝達レバー75が揺動しているので、上記シ
ャットオフレバー74が71動しても、上記ロック板2
8が押圧されないようになされている。
なお、上記シャットオフ伝達レバー75は、1工動した
状態にあっては、その端部を上記シャットオフレバー7
4の他端部に連設された傾斜部に臨ませるようになされ
ているため、上記コイルハネ76の付勢力により初期位
置に復帰する際には、上記シャ7)オフレバー74の上
記傾斜部を押圧してこのシャフトオフレバー74を初期
位置に復帰させるようになっている。
次に、第1図及び第1O図により、モード切換え機構に
ついて説明する。
このモード切換え機構は、再生(記録)がリバース方向
からノーマル方向に切換えられる際に、上記シャットオ
フ機構が作動されるモードと、上記シャットオフ機構が
作動しないモードとを切換える機構である。
このモード切換え機構は、第10図に示すように、上記
シャットオフ伝達レバー75を揺動操作するモード切換
えレバー77により構成される。
このモード切換えレバー77は、上記シャーシ5の下面
にtz動自在に取付けられ、一端部をモード切換え摘み
78として外方に臨ませており、揺動操作されるように
なされている。このモード切換えレバー77が揺動され
ると、その他端部が上記シャフトオフ伝達レバー75に
当接して、このシャフトオフ伝達レバー75を揺動させ
る。上記シャットオフ伝達レバー75が揺動されること
により、上述したように上記シャフトオフレバー74の
揺動が上記ロック板28に伝達されなくなり、上記シャ
フトオフ機構が作動しない状態となる。
次に、第11図により、磁気ヘッド及びピンチローラの
支持機構について説明する。
上記磁気へ7ド12及び上記一対のピンチローラ10.
11は、第11図に示すように、上記シャーシ5に回動
自在に取付けられたカセットホルダ79に取付けられて
いる。上記磁気ヘッド12は、上記カセットホルダ79
に揺動自在に取付けられるとともに初期位置に付勢され
てなる磁気ヘッド支持アーム80に取付けられている。
また、この磁気ヘッド支持アーム80には、複数のテー
プガイド81,82,83.84が取付けられている。
そして、上記ピンチローラ10.11は、それぞれ上記
カセットホルダ79に揺動自在に取付けられるとともに
初期位置に付勢されてなるピンチローラ支持アーム85
.86に回転自在に取付けられている。このピンチロー
ラ支持アーム85.86には、それぞれこのピンチロー
ラ支持アーム85.86の揺動軸に巻回され一端部及び
他端部がこのピンチローラ支持アーム85.86の前面
側及び背面側を押圧してなるピンチローラ押圧バネ87
.88が設けられている。
再生モードにおいては、上記磁気ヘッド移動レバー40
が移動し、上記磁気ヘッド係合爪40aが上記磁気ヘッ
ド支持アーム80に係合して背面側より押圧し、上記磁
気ヘンド12を前進させる。
また、上記ピンチローラ移動レバー41が上記磁気ヘッ
ド移動レバー40とともに揺動しながら移動し、上記一
対のピンチローラ係合爪42,43のいずれかが、上記
ピンチローラ支持アーム85゜86の対応する側の上記
ピンチローラ押圧バネ87.88の一端部に係合して背
面側より押圧し、上記ピンチローラ10.11のいずれ
かを選択的に移動させ、対応するキャプスタン8.9に
当接させる。このとき、上記ピンチローラ支持アーム8
5.86の前面側にあるピンチローラ押圧バネ87.8
8の一端部が上記ピンチローラ係合爪42.43により
背面側より押圧されていることにより、上記ピンチロー
ラ10,11は、ピンチローラ押圧バネ87.88の他
端部により上記キャプスタン8,9に押圧付勢されてい
る状態となっている。
ところで、上記カセットホルダ79は、上記シャーシ5
に往復動自在に取付けられてなるカセットホルダロック
レバ−89に係合して、閉成された状態で掛止されるよ
うになされている。上記カセットホルダロックレバ−8
9は、第1図に示すように、上記シャーシ5に取付けら
れたロックレバ−付勢バネ90により上記カセットホル
ダ79に係合する方向に付勢されている。上記ロックレ
バ−付勢バネ90は、その一端部がこのカセッI・ホル
ダロックレバ−89に係合し、他端部が上記ロック板2
8の一端部を押圧するようになされた捩りバネである。
上記カセットホルダロックレバ−89の一端部には、上
記シャーシ5の外方に臨むカセットホルダ開放釦91が
設けられており、このカセットホルダ開放釦91が押圧
操作されることにより、上記ロックレバ−付勢バネ90
の付勢力に抗して往動されるようになされている。この
上記カセットホルダロックレバ−89は、往動されるこ
とにより上記カセットホルダ79との保合を解除し、上
記カセットホルダ79を回動自在となず。
また、上記カセットホルダロックレバ−89は、上記ス
イッチ板29が上記再生レバー24、上記早送りレバー
26あるいは上記巻戻しレバー27の往動操作により移
動しているときには、他端部が上記スイッチ板29の他
端部に臨むようになされ、往動ができないようになされ
ている。すなわち、再生モード、早送りモードあるいは
巻戻しモードにおいては、上記力セントホルダ開放箱9
1を押圧操作しても、上記カセソI・ホルダロックレバ
−89の往動が上記スイッチ板29の他端部により阻止
され、上記カセントホルダ79が回動しないようになさ
れている。
以上本発明の一実施例について述べたが、本発明は上述
の実施例に限定されることなく、適宜変更可能である。
例えば、上述の実施例中に示した各レバーの形状及び構
造は、上述の実施例に限定されることなく、各種の形状
及び構造のものが適用可能である。また、上述の実施例
中の各ギヤは、ゴム等からなるアイドラ等に変更するこ
とも可能である。
また、本発明は、コンパクトカセットを用いるオートリ
バース式小型テープレコーダに限定されることなく、各
種のリバース式記録再生装置に適用可能である。
H,発明の効果 上述のように、本発明に係るテープレコーダの回転検出
レバーにおいては、移動体が回転軸の回転に応して揺動
移動されるとともに、伸縮自在の腕部により支持されて
なる。そのため、上記移動体が特定の位置にあるときに
この移動体を介して上記腕部が伸縮されるように配設す
ることにより、上記回転軸の回転方向や回転の停止を検
出することができる。
すなわち、本発明は、消費電力を増大させるような装置
を用いることなく、簡素な構成により、回転体の回転及
び/又は停止を検出できるテープレコーダの回転検出レ
バーを提供することができるものである。
したがって、本発明に係るテープレコーダの回転検出レ
バーは、特に、小型のテープレコーダに用いて好適であ
り、テープレコーダの構成を簡素化し、小型化、軽量化
を容易に達成できるようになし、また、製造を容易化す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したテープレコーダのシャーシの
下面の全体の構成を示す平面図であり、第2図は上記テ
ープレコーダのシャーシの上面の全体の構成を示す平面
図である。 第3図は上記テープレコーダのノーマル−リバース切換
え機構のノーマル状態における構成を示す平面図であり
、第4図は上記テープレコーダのノーマル−リバース切
換え機構のリバース状態における構成を示す平面図であ
る。 第5図は上記テープレコーダのトリガ機構の構成を示す
平面図であり、第6図は上記トリガ機構の要部の動作の
開始状態を示す平面図であり、第7図は上記トリガ機構
の要部の動作途中の状態を示す平面図であり、第8図は
上記トリガ機構の要部の動作の終了に至る状態を示す平
面図である。 第9図は上記記録再生装置のテープエンド検出機構の構
成を一部を破断して示す平面図である。 第1O図は上記テープレコーダのシャットオフ機構及び
モード切換え機構の構成を示す平面図である。 第11図は上記テープレコーダの磁気ヘッド及びピンチ
ローラの支持機構の構成を示す斜視図である。 4・・・・・・・・テープカセット 5・・・・・・・・シャーシ 6.7 ・・・リール台 8.9・・・・キ・ヤブスタン 0.11・・ピンチローラ 2・・・・・・・・磁気ヘッド 7・・・・・・・・モータ 4・・・・・・・・再生レバー 8・・・・・・・・ロック板 9・・・・・・・・スイッチ板 0・・・・・・・・カムギヤ ■・・・・・・・・中間ギヤ 3・・・・・・・・一方のリール台ギヤ5・・・・・・
・・反転ギヤ 8・・・・・・・・リミノタハネ 0・・・・・・・・磁気ヘッド移動レバート・・・・・
・・ピンチローラ移動レバー6・・・・・・・・切換え
レバー 9・・・・・・・・中間ギヤ移動レバー3・・・・・・
・・切換え欠歯ギヤ 6・・・・・・・・トリガレバ− 2・・・・・・・・切換え伝達レバー 5・・・・・・・・検出レバー 8・・・・・・・・倣い突起部 l・・・・・・・・カム溝 4・・・・・・・・シャフトオフレバー5・・・・・・
・・シャフトオフ伝達レバー9・・・・・・・・カセッ
トホルダ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転軸に対して摩擦部材を介して回転自在に取付けられ
    、該回転軸の回転に応じた方向に回動付勢される円環部
    と、 上記円環部に伸縮自在な腕部を介して支持される移動体
    とを備えてなるテープレコーダの回転検出レバー。
JP63159870A 1988-06-28 1988-06-28 テープレコーダの回転検出レバー Pending JPH029043A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS563448A (en) * 1979-06-20 1981-01-14 Sharp Corp Automatic stopping device of tape recorder or the like

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS563448A (en) * 1979-06-20 1981-01-14 Sharp Corp Automatic stopping device of tape recorder or the like

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