JPH0290413A - 防蟻電線・ケーブル - Google Patents

防蟻電線・ケーブル

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JPH0290413A
JPH0290413A JP63242824A JP24282488A JPH0290413A JP H0290413 A JPH0290413 A JP H0290413A JP 63242824 A JP63242824 A JP 63242824A JP 24282488 A JP24282488 A JP 24282488A JP H0290413 A JPH0290413 A JP H0290413A
Authority
JP
Japan
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ant
termite
proofing
layer
ethylene
Prior art date
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Pending
Application number
JP63242824A
Other languages
English (en)
Inventor
Toraichi Ishikawa
虎一 石川
Hideo Sunatsuka
砂塚 英夫
Michio Matsuura
松浦 三千男
Shoji Asaba
浅羽 昌次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/14Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables

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  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 この発明は、優れた防蟻性を有する防蟻電線・ケーブル
に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の防蟻ケーブルとしては、例えば通常のケ
ーブルの最外層に約05朧の厚さのナイロンを被覆して
防蟻層を形成したものが既にオーストラリアなどにおい
て使用されている。
一方、ケーブルの最外層、例えば塩化ビニル樹脂製防食
層にピリン系あるいは有機リン系などの防蟻層を添加し
て防蟻性能を付与したものも知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、ナイロンからなる防蟻層を形成したもの
にあっては、ナイロンには可撓性が不足し、このため低
温時に例えば落下物等による衝撃を受けた際に防蟻層表
面またはその内部に亀裂が生じることがあり、これをそ
のまま使用し続けると防蟻性が損われる欠点があった。
一方、防蟻剤を添加しτ防蟻性能を得るものでは、防蟻
剤の添加による押出加工性の低下や電気特性などの特性
低下や防蟻剤の流出による環境汚染などの問題があった
〔課題を解決覆るための手段〕
この発明では、防蟻層をエチレン−塩化ビニル共重合樹
脂で構成することをその解決・手段とした。
〔作 用〕
エチレン−塩化ビニル共重合樹脂は機械的強度おJ:び
硬度が高く、かつ表面が滑らかであるため、防蟻層も硬
くかつすべりやすいものとなって蟻の咬合が困難となっ
て高い防蟻性が得られる。
〔実施例〕
第1図は、この発明の防蟻電線の一例を示すもので、図
中符号1は防蟻電線である。この防蟻電線1は、銅、ア
ルミニウムなどからなる導体2上にボリエヂレン樹脂、
架橋ポリエチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などからな
る絶縁層3が設りられ、この絶縁層3上にエヂレンー塩
化ビニル共重合樹脂からなる防wA層4が設けられてな
るものである。ここで用いられるエチレン−塩化ビニル
共重合樹脂は、エチレンと塩化ビニルとの共重合体であ
って、エチレンの共重合により内部可塑化されているた
め加工性が優れており、機械的特性は塩化ビニル単独重
合体のそれに近いものである。
エチレンの共重合量は1〜15重犠%程度とすることが
、高い防蟻性を得るうえ好適である。
この防蟻層4の厚さは、防蟻電線・ケーブルに要求され
る防蟻性を満たし、かつその屈曲特性を損わず、ざらに
は経済性などを勘案して決められ、具体的には005〜
o、8s程度の範囲で定められる。防Wi層4の厚ざが
0.05 #未満では薄過ぎて十分な防蟻性が発現せず
、また電線、ケーブルを屈曲させた際にその屈曲部分に
クラックが発生し易くなるなど屈曲特性が低下してしま
う不都合が生じる。また、08#を越えると防蟻層4の
防蟻性向上効果が頭打らとなり、厚過ぎて不経済でもあ
る。
防蟻層4の形成は、絶縁層3上に通常の押出被覆法によ
って所定の厚さのエチレン−塩化ビニル共重合樹脂の被
膜を形成する方法の他に、エチレン−塩化ビニル共重合
樹脂の一軸延伸テープを絶縁層3上に所定回数巻回した
のち加熱収縮せしめて形成する方法やエチレン−塩化ビ
ニル共重合樹脂の二軸延伸フィルムを絶縁層3上に縦添
えし、加熱して収縮せしめて密着させる方法などによっ
て行われる。
このような防蟻電線・ケーブルにあっては、その最外層
にエチレン−塩化ビニル共重合樹脂からなる防蟻層4が
設けられているため、最外層が硬くかつ滑りやすくなっ
ており、蟻による咬合が防止され、十分な防蟻性を発揮
する。また、エチレン−塩化ビニル共重合樹脂は可撓性
が良く、低温時において衝撃を受けてら防蟻層にクラッ
ク、亀裂などが発生することがなく、防蟻性能が損われ
ることがない。
また、より高度の防蟻性能が要求される場合には、エチ
レン−塩化ビニル共重合樹脂に3重問%以下のドリン系
、有機リン系の防蟻剤を添加することもできるが、その
添加量はなるべく少量とし、防蟻剤の流出、押出加工性
および電気特性の低下を防止ずべぎである。
第2図はこの発明の第2の例を示すもので、図中符号1
0は防蟻ケーブル(以下、ケーブルと略称する。)であ
る。このケーブル10は、導体2上に絶縁層3が設けら
れた絶縁線心11・・・が複数本(この例で3本)互い
に撚り合わされ、この撚り合わされた撚線12の外側に
シース13を介して防蟻層4が設けられた構成となって
いる。
このシース13は、上記の撚線12の外側に合成樹脂等
の被覆材料を押出被覆するなどの方法によって形成され
る。そして、この場合の被覆材料としては、低密度ボリ
エブレン樹脂(LDPE)、高密度ポリエチレン樹脂(
HDPE)、架橋ポリエチレン樹脂(XLPE)、ポリ
塩化ビニル樹脂(PVC) 、架橋性ポリ塩化ビニル樹
脂(IRV)、ポリプロピレン樹脂(PP) 、ポリフ
ッ化ビニリデン樹脂(PVdF)、四フッ化エチレン樹
脂、フッ化エヂレンポリプロピレン樹脂、エチレン四フ
ッ化エチレン共重合体などの熱可塑性樹脂、鉛、アルミ
ニウム等の金属などが用いられる。また、シース13と
しては、撚線12の外側に合成樹脂製のシートあるいは
テープで押さえ巻きすることによっても形成できる。そ
して、このシース13の膜厚は、′シース13を形成す
る材料の種類、シース13の成形法、ケーブル10に要
求される機械的強度により異なるが、通常0.5〜2.
0rra程度の範囲で定められる。
この第2実施例では、シース13上に設けた防蟻層4を
押出被覆法などの方法によって形成したものとしたが、
第3図に示すように防蟻層4上にさらに最外被覆層14
を設けた構成としてもよい。
この最外被覆層14は、上記のシース13を形成する材
料と同じかあるいは同種の材料から形成され、このもの
の膜厚は、ケーブル10に要求される機械的強度などを
勘案して決められ、0.5〜20胴の範囲で定められる
。このような構成からなるケーブル10では、防蟻層4
が最外被覆層14により外力から保護されているので、
防蟻層4による防蟻性が長期にわたって安定したものと
なる。また、この例のケーブル10では、防蟻層4の外
側に最外被覆層14を設りたものであるので、防蟻層4
を、シース13の外側にエチレン−塩化ビニル共重合樹
脂を一軸延伸してなるテープを所定の回数巻くことによ
って、あるいは二軸延伸してなるチコーブをシース13
の外側に縦添えすることによって形成することもできる
〔実施例〕
導体断面積38岨′の3芯撚線を用意し、この撚線の外
側に順次シース、防蟻層、最外被覆層を第1表に示ずよ
うな材料および厚さで形成して種々のケーブルを作製し
た。
第 表 これらの実施例1〜4および比較例1,2について白蟻
による食害試験および押出加工性につい°C検討した。
この食害試験は、内部温度を20〜25℃の範囲内で一
定とした開放可能な箱型容器内に白蟻の巣と白蟻が好む
餌を入れ、かつ上記ケプルを収容して60日経過後の白
蟻による食害の有無を肉眼で観察する試験である。そし
て、食害なしく防蟻性あり)と判定したケーブルには○
印を記し、食害あり(防蟻性なし)と判定したケーブル
にはX印をそれぞれ記した。結果を第2表に示す。
第   2   表 この結果から明らかなようにエヂレンー塩化ビニル共重
合樹脂からなる防蟻層は、高い防蟻性能を示すことがわ
かる。また、防蟻剤を添加することなくケーブル、電線
に高い防蟻性能を持せうろことがわかる。
また、これらのケーブルを一10℃に冷却して、これの
1m上方より重に1500gの鉄錘を自由落下させ、防
蟻層におけるクラック、亀裂の発生の有無を検査したと
ころ、実施例1〜4のものの防蟻層には、クシツク、亀
裂の発生は全く認められなかった。
〔発明の効果〕
この発明の防蟻電線・ケーブルは、エチレン塩化ビニル
共重合樹脂からなる防蟻層を有するものであるので、高
い防蟻性能が得られるとともに防蟻層の可撓性が良く、
低温時にクランクなどが発生することがなく、その防蟻
性能が安定して持続する。また、防蟻剤を添加するもの
ではないので、環境汚染の恐れがなく、成形加工性も良
好であるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はいずれもこの発明の防蟻電線・ケ
ーブルの例を示す概略断面図である。 4・・・・・・防蟻層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エチレン−塩化ビニル共重合樹脂からなる防蟻層を有し
    てなる防蟻電線・ケーブル。
JP63242824A 1988-09-28 1988-09-28 防蟻電線・ケーブル Pending JPH0290413A (ja)

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JP63242824A JPH0290413A (ja) 1988-09-28 1988-09-28 防蟻電線・ケーブル

Applications Claiming Priority (1)

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JP63242824A JPH0290413A (ja) 1988-09-28 1988-09-28 防蟻電線・ケーブル

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JPH0290413A true JPH0290413A (ja) 1990-03-29

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ID=17094838

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63242824A Pending JPH0290413A (ja) 1988-09-28 1988-09-28 防蟻電線・ケーブル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015072535A1 (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 株式会社ジェイ・パワーシステムズ 難燃防蟻ケーブル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015072535A1 (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 株式会社ジェイ・パワーシステムズ 難燃防蟻ケーブル
JP2015097175A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 株式会社ジェイ・パワーシステムズ 難燃防蟻ケーブル

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