JPH0289811A - 静圧気体軸受 - Google Patents

静圧気体軸受

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Publication number
JPH0289811A
JPH0289811A JP24128588A JP24128588A JPH0289811A JP H0289811 A JPH0289811 A JP H0289811A JP 24128588 A JP24128588 A JP 24128588A JP 24128588 A JP24128588 A JP 24128588A JP H0289811 A JPH0289811 A JP H0289811A
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JP
Japan
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silicon carbide
bearing
gas bearing
porous
static pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP24128588A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimi Ohashi
大橋 義美
Tomoharu Higashimatsu
東松 智春
Hirokazu Yashiro
八代 洋和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、静圧気体軸受に関し、特に多孔質炭化珪素焼
結体によって構成される静圧気体軸受に関する。
(従来の技術) 静圧気体軸受は、圧力気体源から送られた圧縮気体によ
って回転部材を回転自在に浮揚支持してなる軸受であり
、その形式は主として給気絞りで分類されており1例え
ば、多数給気孔、多孔賀絞り、スロット絞り、方面絞り
などが知られている。
前記形式のうち、多孔賀絞りは、軸受をブロンズ、アル
ミニウム、ステンレス、チタニウム等を主体にした金J
l系材料や黒鉛、アルミナ、炭化珪素などを主体とした
非金属系材料で製作し、その流体抵抗によって絞りの効
果を得るものであり微細な給気孔か軸受面全体に一様に
分布しているので負荷能力、剛性か高く高速安定性に優
れた軸受として最近実用化されている。
(発明か解決しようとする課′xU) ところで、前記静圧気体軸受の軸受面は1ミクロンオー
ダーの精度を必要とするため、前記多孔質材料は、一般
に機械加工が施されるが、このうち金属系材料は機械加
工すると表面目詰りが生ずるため、目的とする浸透率に
制御することが困難であるという欠点を有しており、一
方弁金属材料は比較的強度か低く4 しかも脆いため軸
受の肉厚を余り薄くすることかできず、コンパクトな軸
受を製造することが困難であった。
そこで、本発明者は前記の如き従来知られた静圧気体軸
受に比較して、製造が容易でしかもコンパクトな軸受を
提供することを目的として1種々の研究を積重ねた結果
、特に高強度の多孔質炭化珪素焼結体を(りるに至り、
この多孔質炭化珪素焼結体を静圧気体軸受の軸受面とし
て適用したところ、極めて負荷能力、剛性が高く、高速
安定性に優れ、しかもコンパクトな軸受を新規に知見す
るに至り1本発明を完成した。
(課題を解決するための手段及び作用)本発明は、多孔
質セラミックを基材とする静圧気体軸受であって、前記
基材は平均アスペクト比が1.3〜50であり、かつ長
軸方向の平均長さが0,5〜20gmの炭化珪素結晶か
ら主とじてaI&されてなる三次元網目構造を有し、気
孔率が15〜50%である多孔質炭化珪素焼結体である
ことを特徴とする静圧気体軸受である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の静圧気体軸受の基材は、平均アスペクト比が1
.3〜50であり、かつ長軸方向の平均長さが0.5〜
20pmの炭化珪素結晶から主として構成されてなる三
次元網目構造を有する多孔質炭化珪素焼結体であること
か必要である。その理由は、前記平均アスペクト比が1
.3〜50であり、かつ長軸方向の平均長さが0.5〜
20ルmの酸化珪素結晶から)として構成されてなる多
孔質体は結晶粒か相互に複雑に絡み合った構造を有して
おり、極めて良好な絞りの効果が得られるからである。
また、前記炭化珪素結晶の平均アスペクト比が1.3〜
50であることが必要な理由は、平均アスペクト比が1
.3より小さいと良好な絞り効果を得難いからであり、
平均アスペクト比はなるべく大きい方が好ましいが、5
0より大きくしようとすると結晶が粗大化し易く絞り効
果が劣化し易いからである。
炭化FI素結品の長軸方向の平均長さが0.5〜20g
mであることが必要な理由は、結晶の長軸方向の平均長
さが0.5gmより小さいと良好な絞り効果を11難い
からであり2一方20uLmより大きくしようとすると
結晶が粗大化し易く絞り効果か劣化し易いからである。
本発明の多孔質炭化珪素焼結体は、少なくとも50%が
β型結晶からなるものであることが有利である。その理
由は、多孔質炭化珪素焼結体は、結晶相τの結合が強固
な三次元網目構造を有することが1重要であり、β型結
晶の含有暖を少なくとも50%とすることにより、前記
結晶粒相1の結合が強固な三次元網目構造を有する多孔
質体を得ることかできるからであり、なかでも70%以
Eであることが右利である。前記β型結晶の含有績を少
なくとも50%とすることにより、前記結晶粒相〃の結
合か強固な三次元網目構造を有する多孔質を得ることか
できる理由は、炭化珪素のβ型結晶は等方性であるため
熱膨張係数が全ての方向に均一であるため、焼結時に内
部応力か残存しないためと考えられる。
なお、多孔質炭化珪素焼結体としては、従来α型結晶か
らなるものか知られているが、α型結晶の炭化珪素は、
六方晶系又はリョウ面体晶系で結晶的異方性を示すため
、高強度でしかも浸透率の良好な多孔質体を製造するこ
とは困難であったものである。
本発明の多孔質体は平均曲げ強度が5にgf/mrrr
’以上であることか有利である。その理由は、前記多孔
質体の平均曲げ強度が5にgf/mrr+′よりも低い
と、コンパクトな静圧気体軸受を製造することか困難で
あるからである。
本発明の多孔質体は平均気孔径か0.1〜lOpLmで
あることが好ましい、その理由は、平均気孔径が0.1
gmより低いと気体の浸透率か低くなって実用的でない
からであり、一方lOμmより大きいと気体の浸透率が
高くなって、逆に静圧効果かなくなるからである。
本発明の多孔質体は、気孔率が15〜50%であること
か必要である。その理由は、気孔率か15%より低いと
静圧効果がなく、一方50%より高いと多孔質体の強度
か著しく低くなるため実用的でないからである。
次に5本発明の多孔質体を製造する方法について説明す
る。
未発明の多孔質体は、出発a料であるβ型結晶を−F体
とする炭化珪素粉末を所望の形状の生成形体に形成し、
前記生成形体を耐熱性の容器に挿入して外気の侵入を遮
断しつつ焼結せしめることにより、生成形体中に存在す
る気孔を閉塞させることなく製造することかできる。
前記β型結晶を)体とする炭化珪素粉末は、平均粒径か
10μm以下であることが有利である。
その理由は、平均粒径が10gmより大きい粉末を使用
すると粒と粒との結合箇所か少なくなるため、高強度の
多孔質体を製造することが困難になりばかりでなく、表
面の面精度が劣化するため静圧気体軸受としての使用が
困難になるからである。
(実施例) 次に本発明を実施例および比較例によって説明する。
実施例1 出発原料として使用した炭化珪素粉末は、その約97%
がβ型結晶からなり、0.5重量%の遊m炭稟、0.2
重量%の酸素、0.03重敬%の鉄、0.03重量%の
アルミニウムを主として含有し、0.28gmの平均粒
径な有していた。
前記炭化珪素粉末100重量部に対し、炭化はう素1虫
量部、ポリビニルアルコール5重量部、水30019部
を配合し、ボールミル中で5時間混合した後噴霧乾燥し
た。
この乾燥物を適量採増して、成形型に入れ。
1500Kg/crn’の圧力で加圧成形し生成形体を
得た。
次いで、この生成形体を最高温度1900℃のアルゴン
ガス雰囲気中で焼結し、密度が2.85/ c rrr
’ 、平均気孔径が3gm、結晶アスペクト比が約2、
強度か40Kgf/mrn’で、三次元方向に開放気孔
か均一に分散している多孔質炭化珪素焼結体を(りた、
前記開放気孔率は約lO容植%であった。またこの焼結
体を肉厚5−鳳に加工し、その通気特性を測定したとこ
ろ6xlQ−’ctrfであった。
以上のようにして、製造された多孔質炭化珪素焼結体を
内径65膳履、外径851園、長さ501閣の円筒状に
加工し、静圧気体軸受を作成した。
得られた静圧気体軸受の性能は、その負荷能力が80K
g/(19、軸受は剛性が2.5xlO’にg/cm/
個であった。
実施例2〜3.比較例1 実施例1と同様であるが1表に示した成形及び焼結条件
で得られた焼結体を使用して静圧気体軸受を作成した。
得られた静圧気体軸受の性能は表に示した。
表に示した結果より明らかなように本発明の静圧気体軸
受は極めて優れた性能な有していることが明らかである
(以下余白) (発明の効果) 以ト、述べたように本発明の静圧気体軸受は、多孔質セ
ラミックを基材とする静圧気体軸受であって、平均アス
ペクト比が1.3〜50であり。
かつ長軸方向の平均長さが0.5〜20μmの炭化珪素
結晶から主としてJ#成されてなる三次元網目構造を有
し、気孔率か15〜50%である多孔質炭化珪素焼結体
を基材とすることを特徴とする静圧気体軸受であって、
負荷能力および剛性か極めて高く、高速安定性に優れし
かもコンパクトな軸受を実現できるものであって4#業
1−寄ケする効果は極めて大きい。
以    L

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  多孔質セラミックを基材とする静圧気体軸受であって
    、前記基材は、平均アスペクト比が1.3〜50であり
    、かつ長軸方向の平均長さが0.5〜20μmの炭化珪
    素結晶から主として構成されてなる三次元編目構造を有
    し、気孔率が15〜50%である多孔質炭化珪素焼結体
    であることを特徴とする静圧気体軸受。
JP24128588A 1988-09-26 1988-09-26 静圧気体軸受 Pending JPH0289811A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04219519A (ja) * 1990-11-29 1992-08-10 Ngk Insulators Ltd 多孔質静圧気体軸受
JPH04300421A (ja) * 1991-03-27 1992-10-23 Ngk Insulators Ltd 多孔質静圧気体軸受
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US5438450A (en) * 1992-12-29 1995-08-01 Canon Kabushiki Kaisha Optical scanning apparatus

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JPS62228713A (ja) * 1986-03-29 1987-10-07 Kyocera Corp エアベアリング

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