JPH02890A - 昇華転写画像付ラベル - Google Patents

昇華転写画像付ラベル

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JPH02890A
JPH02890A JP3618488A JP3618488A JPH02890A JP H02890 A JPH02890 A JP H02890A JP 3618488 A JP3618488 A JP 3618488A JP 3618488 A JP3618488 A JP 3618488A JP H02890 A JPH02890 A JP H02890A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種物品に簡便に貼付することができる昇華
転写画像付ラベルに関する。
〔従来の技術及び 発明が解決しようとする課題〕
現在、例えば名刺、文房具、小物類、カード類等の物品
に対して、所持者自身が持ち主としての独特な表示等を
施して、物品そのものの商品価値に加えて所持者による
個性、意匠性等を付加させるという傾向が強くなってき
ている。
上記傾向の1例としては、例えば名刺の一部に所有者自
身の顔写真等を貼り付けたり或いは印刷を施して、名前
の文字以外に顔写真等によるアピール要素を付加し、そ
の名刺を手渡す人に対して自己の印象度を高めた例など
が挙げられる。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、写真方式や印
刷方式ではなく、CRTデイスプレィ上の画像から直接
写真のような画像を記録することができる熱転写記録方
式により画像付けを行い、各種物品に対して簡便に貼り
付けることができる昇華転写画像付ラベルを提供するこ
とを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段] 本発明は剥離シート上に粘着層、シート基材、受像層を
順次積層してなり且つ粘着層、シート基材及び受像層に
よりラベル部が形成され、該ラベル部と剥離シートとの
間において剥離可能である被熱転写シートから構成され
、受像層上に画像情報の電気信号に応じた加熱により熱
転写シートの色材層中の昇華性染料を転写せしめて形成
される1コマ以上の昇華転写画像を存すると共に、ラベ
ル部に上記昇華転写画像の1コマ毎を区画するための切
り込み線によるハーフカント処理を施したことを特徴と
する昇華転写画像付ラベルを要旨とする。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す平面図であり、第2図
は第1図の■−■線に沿う縦断面図である。
本発明昇華転写画像付ラベル1は、第2図に示すように
剥離シート2上に粘着層3、シート基材4、受像N5を
順次積層した積層構造からなるものであり、この積層シ
ート自体は通常の熱転写記録方式に用いる被熱転写シー
トの機能を有するものである0図中6は昇華転写画像を
示し、7はハーフカント処理による切り込み線を示す。
また本発明ラベル1は、粘着層3、シートM材4及び受
像層5によりラヘル部8が形成され、このラベル部8と
剥離シート2との間において剥離可能な構造を有し、第
4図に示すようにラヘル部8を切り込み線7に沿って容
易に剥離シート2から剥離して離脱させることができる
ものである。
上記ラベル部8は剥離シート2から離脱させた後、各種
物品に貼着する部分であり、シート基材4上に受像層5
を設け、該基材4裏面に所望物品の表面への貼着を可能
ならしめる粘着層3を設けて構成される。
シート基材4は透明、半透明、不透明のいずれのもので
もよく、その材質としてポリエチレンテレフタレートフ
ィルムや硬質塩化ビニル、アクリル、塩化ビニリデン、
ポリオレフィン等からなる樹脂フィルムが使用され、そ
の他にも合成紙、天然紙等が使用されるが、高い印字濃
度を得るうえで合成紙や密度1.2 g /c+1の白
色ポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましく、ポ
リエチレンテレフタレートフィルムは特に発泡したもの
が好ましい、また基材4は上記樹脂フィルムにチタン、
炭酸カルシウム、酸化亜鉛等の白色顔料を練り込んで遮
光性の樹脂フィルムとして使用してもよい。
該基材4の厚さは10〜200t1mである。
受像層5は熱転写記録の際、加熱により熱転写シートの
色材層から移行してくる昇華性染料を受容し得、以て層
上に昇華転写画像6を形成し得る層である。その材質と
しては従来公知の被熱転写シートの受像層形成用として
使用されている材料であればいかなるものでも使用可能
であり、例えば飽和ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸
エステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ
スチレン樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられ、単独若し
くは混合して使用されるが、なかでもポリエステル樹脂
と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体との混合物が好まし
く、ポリエステル樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体との混合比は、ポリエステル樹脂100重量部当たり
、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体50〜200重量部が
好ましい、ポリエステル樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体との混合物を用いると、受像層に転写形成され
た画像の耐光性を向上することができる。
受像層5表面には、必要に応じて熱転写シートとの良好
な剥離性を付与するための離型剤層を設けることができ
る。離型剤層は上記受像層形成用材料と相溶性のよい離
型剤の場合は該材料に離型剤を含有させて形成すること
ができ、また相溶性の悪いものは離型剤を受像層表面に
薄く塗布して形成することができる。離型剤としてはシ
リコーンオイル(例えば、エポキシ変性シリコーンとア
ミノ変性シリコーンとの併用)、フッ素系又はリン酸エ
ステル系の界面活性剤等を用いることができる。
粘着層3の材質としては、ポリアクリル酸エステル、ア
クリル系共重合体、天然ゴム、合成ゴム、石油樹脂やS
IS、SBR等のブロック共重合体等が挙げられる。ま
た必要に応じて上記粘着剤に粘着補強剤、可塑剤、充填
剤等を添加することができる。
一方、ラベル部8の下方に設けられる剥離シート2とし
ては合成紙、セルロース繊維紙、微細凹凸面を有する合
成樹脂シート等を用いる。合成紙としてはポリオレフィ
ン樹脂に充填剤を入れ、押出し、延伸したタイプのもの
、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリエステルのシー
トに充填剤とバインダーからなる混合物を塗布したタイ
プのもの等が用いられる。セルロース繊維紙としては上
質紙、コート紙、アート紙、キャストコート祇、合成樹
脂或いはゴムを含浸・塗工又は内添した加工紙等が使用
できる。また微細凹凸面を有する合成樹脂シートとして
は、クレー、炭酸カルシウム、酸化チタン等の充填剤を
入れて押出したシート、又は該押出しを上質紙等の上に
行ったラミネート紙、或いは表面にサンドブラスト法又
はエンボス法等により微細凹凸を形成したもの等が用い
られる。またシート2として発泡合成樹脂シートを用い
ることも可能である。シート2としては特に密度が1.
2 g /cd以下の白色ポリエチレンテレフタレート
フィルムに離型処理をしたものが高い印字濃度が得られ
、しかも比較的安価でありコスト的にも好ましい。上記
離型処理としてはジメチルポリシロキサン型のシリコー
ンオイルを乾燥時の固形分が0.2〜o、sg/nfに
なるように塗布し、乾燥後120〜180°C程度の温
度で熱処理する等の方法が挙げられる。
剥離シート2には、必要に応じてシート2とラベル部8
(具体的には粘着層3と離型層との間)を容易に剥離で
きるようにするための離型層を設けることができる。こ
の離型層は、ポリメチルシロキ酸等を主体とするシリコ
ーン系離型剤若しくはポリオレフィン等を用いて形成さ
れる。
本発明ラベル1における昇華転写画像6は、上述の如き
構成からなる被熱転写シート体に通常の熱転写記録方式
を適用して形成される画像であり、従って、熱転写シー
トと組み合わせ、画像情報に応じた電気信号により加熱
が抑制されるサーマルヘッド等の加熱により熱転写シー
トの色材層中の昇華性染料が受像層5に転写されること
により形成される。
上記画像6の画像内容は特に限定されず、所望の内容に
て構成することができ、文字、記号、図形等であっても
よい。
この画像6は画像内容の1単位である“コマ”の数が、
単数のものであっても或いは複数のものであってもよい
0本実施例では第1図に示すようにA、B、C,Dの4
コマから構成された画像例を示している。(尚、第1図
においては上記アルファベット記号自体を画像6と見な
して理解してもよい。) 画像6が複数のコマより構成されている場合、それぞれ
のコマにおける画像内容は全て同一内容で構成しても、
互いに異なる内容で各々構成してもよい。
本発明ラベルにおける画像は熱転写記録により得られる
昇華転写画像であるため、写真調の如き鮮明な画像であ
り、またCRTデイスプレィ上の電気的操作により簡単
に画像内容を編集できるため、多様性に冨んだ内容の画
像も容易に得ることができる。
本発明ラベル1は、第2図に示すようにラベル部8にハ
ーフカット処理が施されており、この処理による切り込
み線7により画像6の1コマ毎が区画され、例えば、第
1図に示される本実施例の如<A、B、C,Dのコマ画
像毎に明確に区分化される。上記ハーフカット処理は切
り込み線7により囲繞される1コマの画像6を有するラ
ベル部8を、剥離シート2から正確且つ整然と離脱させ
ることを可能ならしめるためのものである。またこの処
理はラベル部8を剥離する際にラベルl自体を多少湾曲
させるだけでラベル部端部が自然に剥離し始めることか
ら、その剥離開始のきっかけ作りとして有効である。
本実施例におけるハーフカット処理は、A、B。
C,Dのコマからなる各々の画像6の境界部(線)が互
いに接合するように施されているが、このような構成の
処理方法に限定されるものではなく、例tばA、B、C
,Dのコマからなる各々の画像6の境界部が互いに離間
した状態(換言すれば、各画像がそれぞれの切り込み線
により完全に仕切られた状態)となるように施してもよ
い。
切り込み線7は画像6の画像内容に応じて、その綿の種
類、線の描く形状等を設定することができ、例えば線の
描く形状は第1図に示す如き直線からなる四辺形に限ら
ず、円形、三角形等の形状であってもよい。
上記の如きハーフカット処理を施すに当たっては、従来
周知の打ち抜き機等を用いて行うことができ、例えば第
3図に示すような打ち抜き機により施すことができる。
即ち、同図に示される打ち抜き機は半抜き機9とプレス
機10にて構成され、半抜き機9は一端部どうしが係止
されて開閉自在な上Fil 1及び下板12を有し、該
上板11にはラベルに設けるべき切り込み線に沿うよう
に配された切刃13が設けられたものであり、一方、プ
レス機lOは固定台14と上下動可能なプレス盤15か
らなるものである。従って、この打ち抜き機によれば、
本発明ラベルlを半抜き機9の下板12上に載置し、上
板11を下降させてラベルlを上下板にて挟持しくこの
際、切刃13がラベルの所定箇所に位置しているかの位
1合わせを充分に行う)、シかる後、ラベルを挟持固定
した半抜き機9をプレス機lO内にセットし、プレス盤
15を下降させて半抜き機全体を加圧することにより、
切刃13がラベルの所定深さまで進入し、以てラベル1
の所定箇所に切り込み線が刻設されてハーフカット処理
がなされる。
尚、゛図中16は切刃13がラベルlにおける所定の深
さ、即ちラベル部8の厚さ分だけ進入するようにするた
め、下降する上板11を所定位置で停止させる調整スト
ッパーである。
尚、本発明においてラベルに検知マークを設けることが
できる。検知マークは画像形成時に熱転写シートとの正
確な位置決めを行う際等に極めて便利であり、例えば、
光電管検知装置により検知しうる検知マークを剥離シー
ト2裏面等に印刷等により設けることができる。
また本発明において、シート基材4と受像層5との間に
クッシゴン性、断熱性等を有する中間層を設けることが
でき、この中間層を設けた場合、ノイズが少なく画像情
報に対応した画像を再現性よく転写記録することができ
る。中間層を構成する材質としては、例えばウレタン樹
脂、アクリル樹脂、エチレン系樹脂、ブタジェンラバー
、エポキシ樹脂等が挙げられる。中間層の厚さは2〜2
0μmが好ましい。
更に本発明において、剥離シート2の裏面に帯電防止剤
を含有せしめることができる。帯電防止剤を含有せしめ
ることにより、ラベル同士の滑りをより円滑にすること
ができるとともに、転写記録時のラベルへのほこり等の
付着を防止する効果がある。帯電防止剤は剥離シート2
或いは受像層6中に含有せしめてもよいし、或いは帯電
防止剤層として剥離シート2裏面等に設けることができ
る。
また、本発明ラベルは剥離シート2の裏面に滑性層を設
けることができる。転写記録時のラベルは積み重ねて1
枚ずつ送り出して転写を行うものであり、この際、滑性
層を設けるとシート同士の滑りが円滑となり、上述の帯
電防止処理と相撲って1枚ずつ正確に取り出すことがで
きる。滑性層としてはメチルメタクリレート等のメタク
リレート樹脂若しくは対応するアクリレート樹脂、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体等のビニル樹脂等が挙げら
れる。
本発明ラベル1は通常、画像6を形成した後にハーフカ
ット処理を施すが、予めハーフカット処理を施しておい
てから、切り込み線により形成されるコマ範囲内におさ
まるように画像の形成を行ってもよい。
上記の如き構成からなる本発明ラベル1を実際に使用す
るに当たっては、第4図に示すようにハーフカット処理
による切り込み線7に沿ってラベル部8を剥離シート2
から剥離し、次いで、第5図に示すように昇華転写画像
6を有し、切り込み線によって区画された所定形状から
なるラベル部8を、所望の被貼付体17に貼り付ける。
被貼付体17は、貼付可能なものであればどの様な物品
であってもよく、例えば名刺、通帳類、カ−ド類、学用
品(下敷き、筆箱等)等が挙げられ、この他にも傘等の
ような物品でもよい。
このような被貼付体に本発明ラベルを貼付することによ
り、ラベルの昇華転写画像による所望の表示を行うこと
ができ、所持者の意図する表示を付加させることができ
る。
次に、具体的実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明す
る。
実施例1 厚さ50μmの白色のポリエチレンテレフタレートフィ
ルム上にポリエステル樹脂を主成分とする受像層形成用
インキ組成物を塗布し、その裏面にゴム系の粘着剤を塗
布して粘着層を形成し、しかる後、粘着層側に離型シー
トとしての厚さ100μmの発泡ポリエチレンテレフタ
レートフィルムを積層して被転写シート体を得た。
次いで、剥離シート面に検知マークを印刷した後、周知
の熱転写記録方法にて25コマで1画面を構成する転写
画像を形成し、しかる後、第3図に示されような打ち抜
き機を使用して上記1コマ毎を区画するようにハーフカ
ット処理を施して、本発明ラベルを得た。
尚、上記画像は1コマの大きさが縦17mmX横16+
mのサイズからなるもので、このサイズからなる1コマ
の画像を縦、横方向にそれぞれ5コマずつ配したもので
ある。
得られたラベルのうち顔及び社章の画像内容からなる1
コマのラベル部を名刺に貼付したところ、その貼付に当
たり、該ラベル部がハーフカット処理による切り込み線
に沿って整然と明確な輪郭線をもって容易に剥離するこ
とができ、また鮮明な顔及び社章の画像表示部を有する
名刺を得ることができた。
実施例2 厚さ50μmの透明のポリエチレンテレフタレートフィ
ルムに実施例1と同様にして受像層、粘着層及び剥離シ
ートを積層形成した後、剥離シート面に更に剥離シート
として厚さ100μmの発泡ポリエチレンテレフタレー
トフィルムを接着して被転写シート体を得、これを用い
て実施例1と同様の転写画像形成及びハーフカント処理
を行って、本発明ラベルを得た。
このラベルは剥離シートとして発泡樹脂シートを設けて
なるため、得られた転写画像は非常に鮮明な画像であっ
た。
実施例3 厚さ50IIm、密度1− Og /cdの発泡ポリエ
チレンテレフタレートフィルム表面に下記組成の受像層
形成用インキ組成物を乾燥時の厚みが約5μmとなるよ
うに塗布し、また裏面にはアクリル系粘着剤を乾燥時の
厚みが約loumとなるように塗布して粘着剤層を形成
し、しかる後、粘着剤層側に100μmの発泡ポリエチ
レンテレフタレートフィルムに離型処理を施した離型シ
ートを積層して被転写体を得た。
風  ノ  インキ バイロン600(ポリエステル樹脂: 東洋紡製)・・・・・・・・lO重量部VAGH(塩ビ
ー酢ビ共重合体樹脂: ユニオンカーバイド製)・・ 4重量部#1000A(
塩ビー酢ビ共重合体樹脂:電気化学工業製)・・・・・
 −6重量部メチルエチルケトン・・・・・・40重量
部トルエン・・・・・・・・・・・4omt部X223
000E (エポキシ変性シリ:コーン:信越化学工業
型)・・0.5重量部X223050C(アミノ変性シ
リ コーン:信越化学工業性)・・0.5重量部この被転写
体に熱転写記録装置により印字エネルギー100+J/
−で実施例1と同様の画像を形成したところ、得られた
画像の濃度は0.9であった。
実施例4 シート基材として発泡ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムにかえて厚さ110IImの合成紙(玉子製紙■製
:ユポFPGIIO)を用いた他は実施例3と同様にし
て被転写体を得、この被転写体に実施例3と同様の条件
で画像を熱転写して形成した。この画像の濃度は1.0
であった。
実施例5 シート基材として酸化チタンを練込んだ厚さ50μmの
白色ポリエチレンテレフタレートフィルム(密度1.4
 g /cJ)を用いた他は実施例3と同様にして被転
写体を得、この被転写体に実施例3と同様の条件で画像
を熱転写により形成した。得られた画像の濃度は0.8
5であった。
実施例6 受像層形成用インキ組成物中のポリエステル樹脂成分(
バイロン600)をポリエステル樹脂(バイロン600
)と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(電気化学工業型
:#1000A)との混合物(ポリエステル樹脂4重量
部と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体6重量部との混合
物)に置き換えて用いた他は実施例4と同様にして被転
写体を得、この被転写体に実施例3と同様の条件で画像
を熱転写により形成した。得られた画像の濃度は0.9
であった。またポリエステル樹脂と塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体との混合物を受像層形成用インキ組成物の
樹脂成分として用いると、ポリエステル樹脂のみを用い
た場合の耐光性がシアン印字物で3級照射の退色率10
%であったのに対し、同条件での退色率が5%であり、
ポリエステル樹脂単独の場合に比べて得られた画像の耐
光性が向上した。
実施例7 離型シートを発泡ポリエチレンテレフタレートフィルム
(厚さ1100a、密度1.0 g /cj)と離型ポ
リエチレンテレツクレートフィルム(厚さ25μm、密
度1.4 g /cIiI)との積層体にかえた他は実
施例3と同様にして得た被転写体に、実施例3と同様の
条件で画像を転写形成した。得られた画像の濃度は0.
8であった。
〔発明の効果] 以上説明したように、本発明ラベルは昇華転写画像が画
像付けされているため、極めて明瞭な画像を有し、文字
と人間の顔画像等のように異種の画像内容を自由自在に
組み合わせた画像を形成せしめたものを容易に得ること
ができる。また、ラベル部にハーフカット処理を施して
なるため、剥離に際して、所望の1コマのラベル部を切
り込み線に沿って容易且つ整然と剥離することができる
ものである。
従って、本発明ラベルは所望のラベル部を容易に剥離し
て各種物品に簡便に貼り付けることができるとともに、
このラベル部の貼付により自由自在に構成した画像内容
を物品の新たなる表示部として機能させることができ、
物品の付加価値を容易に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明昇華転写画像付ラベルの一実施例を示す
平面図、第2図は第1図の■−■線に沿う縦断面図、第
3図はハーフカット処理を施すための打ち抜き機の1例
を示す説明図、第4図は本発明ラベルにおけるラベル部
を切り込み線に沿って剥離する状態を示す縦断面図、第
5図は本発明ラベルを被貼付体に貼付した状態を示す縦
断面図である。 1・・昇華転写画像付ラベル 2・・剥離シート   3・・粘着層 4・・シート基材   5・・受像層 6・・昇華転写画像 8・・ラベル部 7・・切り込み線 第2図 第3図 弔 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 剥離シート上に粘着層、シート基材、受像層を順次積層
    してなり且つ粘着層、シート基材及び受像層によりラベ
    ル部が形成され、該ラベル部と剥離シートとの間におい
    て剥離可能である被熱転写シートから構成され、受像層
    上に画像情報の電気信号に応じた加熱により熱転写シー
    トの色材層中の昇華性染料を転写せしめて形成される1
    コマ以上の昇華転写画像を有すると共に、ラベル部に上
    記昇華転写画像の1コマ毎を区画するための切り込み線
    によるハーフカット処理を施したことを特徴とする昇華
    転写画像付ラベル。
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