JPH0289079A - 熱定着ローラの製造方法 - Google Patents

熱定着ローラの製造方法

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JPH0289079A
JPH0289079A JP23971788A JP23971788A JPH0289079A JP H0289079 A JPH0289079 A JP H0289079A JP 23971788 A JP23971788 A JP 23971788A JP 23971788 A JP23971788 A JP 23971788A JP H0289079 A JPH0289079 A JP H0289079A
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JP
Japan
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fluororesin
roll
treated
heat fixing
plasma atmosphere
Prior art date
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Pending
Application number
JP23971788A
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English (en)
Inventor
Takeshi Asao
朝生 孟
Kunihiro Inagaki
稲垣 訓宏
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Hokushin Industries Corp
Hokushin Industry Co Ltd
Original Assignee
Hokushin Industries Corp
Hokushin Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用公費〉 本発明は、例えば電子複写機、LEDプリンタ等の熱定
着部に用いられる熱定着ローラの製造方法に関する。
〈従来の技術〉 第3図に示すように、例えば電子複写機01における画
像形成装置02の後流側の熱定着部03には、加熱ロー
ラ04と加圧胃−ラ05とが相対向して設けられている
。ここで、加熱ローラ04は用紙に画像を定着するため
、常に例えば160〜180℃に加熱されており、加圧
ローラ05は例えば4αkll/edの圧力で加熱ロー
ラ03に押付けられている。
このような加圧田−ラ05などの熱定着ローラは、一般
にシリ−コーンゴムなどの耐熱性ゴムを心金に被覆した
ものであるが、トナーの刺離性を向上させるために、通
常、フッ素樹脂製の薄肉チューブを被せている。この場
合、フッ素樹脂は接着剤との親和性が悪いのでチェーブ
内表面を処理して接着剤との親和性を向上させる必要が
ある。
かかる表面処理には、通常、金属ナトリウムのテトラヒ
ト四フラン(THF)溶液が用いられている。
〈発明が解決しようとする課題〉 0しかしながら、前述した金属ナトリウムを用いる表面
処理方法においては、金属ナトリラムの取扱いや作業が
危険であや、使用済のm液の廃棄にも問題がある。また
、処理されたフッ素樹脂の表面は高温や紫外線にさらさ
れると処理効果が低下してしまうという問題もある。
本発明はこのような事情に艦み、上述した作業上、公害
上の問題を解決した熱定着ローラの製造方法を提供する
ことを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 前記目的を達成する本発明にかかる熱定着四−ラの製造
方法は、芯金の外周に耐熱性高分子化合物層を被覆形成
し、さらにその外周にフッ素樹脂製チューブを接着して
なる熱定着四−ラの製造方法において、上記フッ素樹脂
製チューブの内周面を予めアンモニア、ガスのプラズマ
雰囲気に接触させて表面処理することを特徴とする。
すなわち、本発明は、真空中での低圧グロー放電を利用
してアンモニアガスを主体とするプラズマ雰囲気を形成
し、該雰囲気にフッ素樹脂の表面を接触させれば良好に
表面が改質され、接着剤等との親和性が著しく向上する
という知見に基づいてなされたものである。
なお、従来においては、ポリエステル樹脂などの表面を
酸素やアルゴンのプラズマ活性化ガスにより表面を改質
することが試みられているが、フッ素樹脂の表面は、後
述する試験例にも示すように酸素やアルゴンのプラズマ
活性化ガスでは良好に表面処理されない。
また、アンモニアガスのプラズマ雰囲気でフッ素樹脂の
表面を処理した場合には、例えば処理後高温や紫外線に
さらされても表面処理効果の低下が少ない。
く実 施 例〉 以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図には本実施例においてフッ素fM脂チューブの内
表面を処理するための処理装置の概略を示す。同図に示
すように、強化ガラス製の円筒状のガラス管からなる本
体1の両端には、アンモニアガスを供給するためのガス
導入口2と、図示しない真空ポンプに接続される排気口
3とが形成されており、排気口3近傍の側面には真空計
4が接続されている。
本体1内には処理するフッ素樹脂製チニーブ5が電電で
きるようになっており、この本体゛lの外周部には高周
波電流を流すためのコイル6が設けられている。このコ
イル6は本体1の軸方向の一部に巻回されたものであり
、軸方向に移動自在となっている。
かかる装置で例えば厚さ0.05−程度の四フッ化エチ
レンーパーフロロアルキルビニルエーテル共重合樹脂(
PFA)チューブ5の内周面を処理するには、図示しな
い真空ポンプを作動させて本体1内をアンモニアガス雰
囲気にし、コイル6に高周波電流を流しながら当該コイ
ル6を軸方向に往復移動すればよい。このとき、NH3
ガスの流量は4cc/分、真空度0.1トル、電力50
W1周波数13.56肚とし、10分間処理した。この
ときの雰囲気温度は室温でも十分であるが、処理時間を
短縮するために温度を上げてもよい。なお、この処理温
度は樹脂が溶融しない範囲で選択しなければならず、一
般的には250℃以下とするのがよい。
このように処理されたフッ素樹脂製チューブ5を接着す
るためのローラは次のようにして製造される。
第2図に示すように、本実施例で使用する成形型20は
、円筒型21と、この円筒型21の両端開口に嵌合する
上型22及び下型23とからなり、上型22には空気抜
き孔24、下型23には注入孔25がそれぞれ設けられ
ている。
このような注入型20に、芯金26を接着剤処理を施し
た後設置して下型23及び上型22で固定し、注入孔2
5より図示しない射出成型機を用いて硬さJISAスケ
ール25゜の液状LTV (低温加硫硬化)型シリコー
ンゴムを注入充填し、加熱炉にて100〜130℃で1
時間硬化させることによりローラを得た。
かかるローラに、上述したように内表面を処理したフッ
素樹脂製チューブ5を被せた。
このとき、接着剤としてシリコーン系のシ四ブレン30
42 (バイエル社製)を用いた。
なお、一般にプラズマ処理には、減圧室内に相対向する
平板状の一対の電極を具えたペルジャー型内部電極式反
応装置を用いるが、上述したようなフッ素樹脂製のチュ
ーブを一方の電極上に横置きした場合にはその内周面が
処理されず、また縦置きした場合には電極間の距離が太
き(なりすぎ、共に好ましくない。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、作業上、公害上
の問題がな(、容易に熱定着ローラを製造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第15iQは本発明の実施例に使用した処理装置の概略
図、第2図はローラの製造例を示す断面図、第3図は電
子複写機の概略図である。 図 面 中、 1は本体、 2はガス導入口、 3は排気口、 4は真空計、 5はフッ素樹脂製チューブである。 特許用 北辰工 代    理

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 芯金の外周に耐熱性高分子化合物層を被覆形成し、さら
    にその外周にフッ素樹脂製チューブを接着してなる熱定
    着ローラの製造方法において、上記フッ素樹脂製チュー
    ブの内周面を予めアンモニアガスのプラズマ雰囲気に接
    触させて表面処理することを特徴とする熱定着ローラの
    製造方法。
JP23971788A 1988-09-27 1988-09-27 熱定着ローラの製造方法 Pending JPH0289079A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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