JPH0286070A - 液体電解質型燃料電池の電解液濃度管理システム - Google Patents

液体電解質型燃料電池の電解液濃度管理システム

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JPH0286070A
JPH0286070A JP63313261A JP31326188A JPH0286070A JP H0286070 A JPH0286070 A JP H0286070A JP 63313261 A JP63313261 A JP 63313261A JP 31326188 A JP31326188 A JP 31326188A JP H0286070 A JPH0286070 A JP H0286070A
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JP
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electrolyte
reaction gas
amount
water
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JP63313261A
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Yoshiharu Kobayashi
義治 小林
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04082Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration
    • H01M8/04089Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants
    • H01M8/04119Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants with simultaneous supply or evacuation of electrolyte; Humidifying or dehumidifying
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    • H01M8/04082Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration
    • H01M8/04089Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants
    • H01M8/04097Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants with recycling of the reactants
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液体電解質量燃料電池発電装置を対象に、燃
料電池の負荷変動、温度条件の変動にかかわらず電池内
部の電解液濃度を常Iこ一定維持するようにした電解液
@度の管理システムに関する。
〔従来の技術〕
この櫨の燃料電池は、液体電解質を満たした電解液室と
、該電解液室を挟んでその両側に対向する燃料電極8M
化剤電極と、各電極に対応する反応ガス室とから成り、
かつ各反応ガス室を通じて各電極へ燃料ガスおよび酸化
剤ガス(空気)を供給することにより、電極内部での起
電反応で発電することは周知の通りである。またこの起
電反応に伴って水素と酸素とが反応し、熱、生成水が生
じる。
ところで、上記の生成水がこのまま電池内部に貿まって
液体電解質中に溶は込むと、電解液が過度に希釈されて
起電反応が低下する。このために、一般に反応ガス室に
起電反応に必要なガス量より多い反応ガスを供給し、電
解液と反応ガスとの温度差、電解液に対する水の濃度拡
散により、生成水を蒸気として余剰の反応ガスと一緒に
′1電池外に排出した上で、生成水を鍛縮1公離するよ
うにした方法が従来より行われている。
しかして、この場合に電池内部に生じる生成水発生量と
電池外部に排出する生成水除去量とのバランスが崩れる
と、電解液室内での′電解液濃度が、変化し、かつその
濃度が適正範囲を逸脱する状態になると起電特性が低下
するようをこなる。特に電解液濃度が希釈する方向に大
きく変化した場合には運転途中で電解液を適正濃度のも
のと交換するなどの保守作業が必要となる。
そこで、電1v+液濃度の適正維持を図る管理方式とし
て、あらかじめ最大発区量に対する燃料電池の生成水発
生量を計算、実験などにより求めておき、かつこの生成
水量を蒸気として電池外へ排出するに必要なガス送風量
よりも若干多めの反応ガス量を反応ガス室に導風し、こ
こで電池外部に排出された生成水の蒸気を凝縮器に導い
て縦組9分離し、かつこの歳紬水の一部を電解液4C戻
して゛1解欣濃度の一定維持を図るようにした方式が匠
米より実施されて5来た。
矢に上記した従来の1解液磯度管理方式を実施するため
のシステムフローを第3図に示して説明する。図におい
て1は液体電解負城燃料電池であり、液体電解質を満た
した゛1解M虱2と、該電解液室2を挟んでその両側に
対向する多孔質の水素電極3.酸化剤電極4と、各電極
3,4の外側に画成した水素室5.酸化剤室6とから成
る。ここで前記電解液室2は電解液管路7を介して外部
の電解液タンク8と導通し合っている。なお9は電解液
タンク8から電解液室2へ電解液を送り込むための電解
液ポンプである。一方、水素室5の入口には図示されて
ない水素ガス圧力ボンベなどのガス源から引き出した燃
料ガス供給管路10が接続配管され、さらに水素室5の
出口と入口との間にまたがりブロアとしての送風機11
を介装した燃料ガス循環路12が配管されており、かつ
この循環路12の途中には風冷式の#に#l器13が設
置しである。またこの凝縮器13の液翻都と前記した電
解液タンク8との間が電磁弁14.ドレン用の三方電磁
弁15.生成水送水用ポンプ16を含む#kJIl水戻
り管路17で結ばれている。なお18は酸化剤室6に接
続配管した酸化剤供給管路、19は燃料電池の冷却ファ
ン、20はaI縮器13の冷却ファン、21は電極の温
度センサ、22は凝縮器13に付属するam水レベルセ
ンサ、23は電解液タンク8に付属する電解液レベルセ
ンサである。
かかるシステムフローにおいて、電池本体1の反応ガス
室5,6に燃料ガス、改化剤ガスを供給することにより
電極2,3で起電反応して電気。
熱、生成水が発生する。ここで反応熱による電池1の温
度上昇は温度センサ21で検出され、この検出値を基に
冷却ファン19を運転制御して電池が適正運転温度とな
るように冷却する。また電池内部に発生し、栄剰の燃料
ガスをキャリアガスとして燃料ガス室5から送風機11
により電池外部へ排出された生成水の蒸気は、凝縮器1
3に導かれた上で凝縮9分離されてその液溜部に溜り、
また除湿された燃料ガスはカス循環路12を経て再び燃
料ガス室5の入口に還流する。なお凝縮器13の液溜部
の液面レベルが一定以上になれば、凝縮水レベルセンサ
22が作動して電磁弁14が開き、かつこの状態で電解
液タンク8が満杯であれば、ドレン用電磁弁15のドレ
ンボートを通じて余剰の凝縮水が系外に排水される。
一方、燃料電池の運転時には先述のように常に過剰ぎみ
に水蒸気が電池外部へ持ち去られるために、電解液は全
体として運転経過とともに液量が徐々に減少して電解液
室2内の電解液が高濃度に移行するようになる。そして
外部の電解液タンク8の電解液レベルが下限レベル以下
に減少すると、電解液レベルセンサ23が作動し、この
信号に基づいて生成水送水用ポンプ16を始動するとと
もに三方電磁弁15をポンプ側に切換え、凝縮水戻り管
路17を通じて凝縮器13に溜っている凝縮水を電解液
タンク8へ補給して電解液を希釈する。
これにより電解液タンク8、したがって該タンクと導通
する電池本体1の電解液室2の電解液レベルが昇び規定
の上限レベルまで回復し、併せて電解液濃度も適正@度
に戻るようになる。このようにして起電反応に伴う生成
水を蒸気として電池外部へ過剰ぎみに排出して凝縮1分
離し、この分離凝縮水のうち必要水量を電解液タンクに
戻すように電解液レベルを管理することにより、電解液
濃度が略一定範囲に維持されることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記した従来の電解液濃度管理システムでは
欠配のような欠点がある。すなわち、(1)  燃料電
池の負荷変動、温度条件等の著しい変化に対して常に過
剰ぎみに生成水を電池外部に除去させるためlこは、凝
m器、凝縮水ポンプ等を含めた補機類が大形化し、かつ
これら補機の運転に要する動力も大となる。
(2)  システムを構成する上で、外部の電解液タン
ク、−1解液配管、凝縮水戻り管路等を含めた電解液、
凝縮水の配管路が必要となり、それたけ発電装置が大形
化し、しかもこれら配管路に付いては耐薬剤性等の材質
制限もあって設備費のコスト高を招く。
本発明は上記の点にかんがみなされたものであり、燃料
電池の起電反応に伴う生成水発生量と反応ガス室を通じ
て電池外部に排出する生成水除去量とを負荷変動、温度
条件の変化等に即応させて常にバランスするよう反応ガ
ス送風量を制御することにより、電解液濃度の一定維持
を図りつつ、従来システムにおける補機類、外部の電解
液タンクおよびこれに付属する各種配管類を不要にして
大幅な設備の簡略化、補機動力の低減化を可能にし、ひ
いては燃料電池発電システムの小型、低価格、化が図れ
るようにした電解液濃度管理システムを提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、この発明の電解液濃度管理
システムにおいては、送風手段として燃料電池に供給す
る反応ガスを一次流体とするエゼクタポンプブ、および
該エゼクタポンプの送風量を調節する手段として系外に
通じるパージ弁を設置するとともに、ざら〔こ燃料電池
の出方検出センサ、電池から排出する反応ガスの温度検
出センサ、および前記各センサの検出値から生成水の発
生量。
単位風量当たりの除去水量を演算し、かっこの演算結果
を基に生成水を電池外部へ排出するに要する反応ガスの
必要送風量を決定する演算制御部とを備え%被演算制御
部からの指令により前記パージ弁を制御してエゼクタポ
ンプで必要送風量をm還送風するよう構成するものとす
る。
また、送風手段として燃料電池に供給する反応ガスを一
次流体とし、燃料1池から排出される反応ガスを二次流
体とする特性の異なる複数のエセフタポンプと、各エゼ
クタポンプへの一次流体の流入9m断を行なう切換弁と
を備え、さらに燃料電池の出力検出センサ、燃料電池か
ら排出する反応ガスの温度検出センサおよび前記各セン
サの検出値から生成水の発生量、単位風量当りの除去水
量を演算し、かつこの演算結果を基に生成水を電池外部
に排出するに要する反応ガスの必要送風量を決定する演
算制御部とを備え、この演算制御部からの指令により前
記切換弁を制御してエゼクタポンプで必要送図量を循環
送風するように構成するものとする。
〔作用〕
上記構成の前者の手段において、送風手段として採用し
たエゼクタポンプは、反応ガス源と電池入口との間に配
管したガス供給管路と電池の出口。
入口間に配管したガス循環路との合流地点に介装されて
おり、通常の送風機のように補機動力を一切必要とせず
、ガス源から供給される反応ガスを一次流体として多量
の反応ガスを循環送風するように働(。
また、パージ弁はガス循環路の途中に接続されており、
ガス循環系路を通流する反応ガスの一部をエゼクタポン
プの手前で系外へ放出し、かつそのガスパージ量を制御
することにより、エゼクタポンプを経て電池へ導風する
反応ガス送風量を調節する。
ここで、出力センサ、温度センサにより燃料電池の出力
、電池の出口より排出される反応ガスの温度を検出し、
これら各センサの検出値を基に演算制御部でファラデー
の法則より起電反応に伴う生成水発生量、および反応ガ
スの単位風量当たりの生成水蒸気の除去量を求めること
により、その時の運転条件で電池内部番こ発生する生成
水を蒸気として電池外に排出するに要する反応ガスの必
要風量が算出できる。また、この必要Kitを設定値と
して反応ガスパージ量を適正制御することにより、従来
方式のように電池より過剰ぎみに排出した凝縮水を再び
電解液に戻す操作、およびそれに必要な補機類設備を必
要とすることなく、l#縮水を全て系外に排出しつつ、
常に電解液濃度を一定濃度に維持して安定した出力特性
を得ることができるようになる。
また、後者の手段において、複数のエゼクタポンプは特
性の異なる、すなわち一次流体流量に対する二次流体吸
込流量の比率が異なるものであり、これらのエゼクタポ
ンプは一次流体の流入、i所を行なう切換弁をそれぞれ
備えて並列に配列されているので、切換弁を制御するこ
とにより、一次流体により駆動するエゼクタポンプを選
択し、二次流体流量、すなわち反応ガス循環流盪を調節
できる。
ここで、出力センサ、温度センサにより燃料電池の出力
、!池の出口より排出される反応ガスの温度を検出し、
これら各センサの検出値を基に演算制御部で前述のよ与
にファラデーの法則により起電反応に伴う生成水発生量
、および反応ガスの単位風量当たりの生成水蒸気の除去
量を求めることにより、そのときの運転条件で電池内部
に発生する生成水を蒸気として電池外に排出するに要す
る反応ガスの必要風量が算出できる。また、この必gi
tを設定値として駆動するエゼクタポンプを切換弁によ
り適正制御することにより、従来方式のように電池より
過剰ぎみに排出した凝縮水を再び電解液に戻す操作、お
よびそれに必要な補機類設備を必要とすることなく、凝
縮水を全て系外に排出しつつ、常に電解液濃度を一定濃
度に維持して安定した出力特性を得ることができるよう
になる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の請求項1の実施例による電解液濃度
管理システムのシステムフローを示すもので−あり、後
述する第2図とともに、第3図に対応する部分には同じ
符号が付しである。第1図においてこの発明により、ま
ず燃料ガス循環路12には、第3図における送風機11
に代えて、燃料ガス供給管路10との合流地点にエゼク
タポンプ24が介装設置されており、さらにその手前側
には系外番こ通じるパージ弁25a〜25dが接続され
ている。一方、燃料電池の電気出力回路をζは出力検出
用の電流センサ26を、また燃料ガス循環路12におけ
る凝縮器13の前後には反応ガス温度を検出する温度セ
ンサ27,28を備え、さらに前記各センサより取り込
んだ検出値を基に、燃料電池に発生した生成水の除去に
要する必要風量を設定して前記したパージ弁25a〜2
5dを切換え制aするマイクロコンピュータとしての演
算制御部29を備えている。また第3図に示した外部の
電解液タンク8.およびこれに付属する補機類、配管路
は無く、かつ凝縮器13の液溜部にはt磁弁14を介し
て系外に開放したドレン配管30が接続配管されている
ここで燃料電池の運転時における電池内部での生成水発
生fiX1は、ファラデーの法則により、電流センサ2
6で計測した電流検出値Iから、次式により算出される
値T2から、次式により算出される。
但し、m :モル数 PO;大気圧 VO: 1モルの完全ガスの体積 P1:温度T1の時の飽和蒸気圧 P2:温度T2の時の飽和蒸気圧 k :凝縮話人口における飽和度 ここで反応生成水を水蒸気として電池外部に排出するに
要する必要送風量は、前記(1)および(2)式一方、
反応ガスの単位風量当たりの生成水除去量X2は、温度
センサ27,28で計測した凝縮器13の入口温度検出
値T1.および出口温度検出一方、電池出力に対応した
電池内部での反応ガス消費量、および反応ガス消費量に
対応する循環送風量は、あらかじめ計算、ないし実験的
に求めておき、温度条件の変化により予測し得る最低の
必要送風量のときにパージ弁25a〜25dから系外に
放出するパージガス量をOとするようにエゼクタポンプ
24の設計と反応ガス系の圧力損失値を設定する。さら
に、予測し得る最大の必要送風量のときにパージ弁25
a〜25dの全部が開放して系外に放出するパージガス
量が最大となるように各パージ弁のオリフィスを設定し
ておく。なお、それぞれのパージ弁25a 、 25b
 、 25c 、 25dの間でオリフィスに差をつけ
ておき、ここでパージ弁25a〜25dを適宜選択1組
合わせることにより、パージガス量を最低値から最大値
の間で多段制御することが可能である。
上記の構成において、演算制御部29からの指令でパー
ジ弁25a 、 25b 、 25c 、 25dを選
択的に開。
閉制御することにより、燃料ガス循環路12を経由して
前記の(3)式で求めた必要送風量に対応する燃料ガス
が燃料電池1に導風され、かつこの過程で電池から出る
余剰の燃料ガスとともに燃料ガス室5より排出された水
蒸気が凝縮器13で凝縮して気液分離されることになる
。また凝縮器13で回収された凝縮水は電磁弁14.ド
レン配管30を通じて系外に排出される。なお、この場
合に凝縮器13に付属の冷却ファン20は、余剰燃料ガ
ス中ζこ含まれている生成水の水蒸気をすべて凝縮させ
るに充分な温度まで冷却できる送風舵力が必要である。
また、この冷却ファン20は一定風量でもよいが、水蒸
気量の増減に応じて風量を可変とすればさらに補機動力
の節減化が図れる。
このように燃料電池の負荷条件、温度条件に対応して、
演算制御部29力1らの指令でパージ弁25a〜25d
を選択的に開、閉制御し、ガス循環路12を経て燃料電
池1との間に循環送風する燃料ガス送風量を調節制御す
ることにより、生成水発生量と電池外部に排出する生成
水除去量とを常にバランスさせて電解液濃度を一定に維
持することができるようになる。しかも凝縮器13で分
離回収した凝縮水は、電解液に戻すことなく全て系外に
排出できるので、第2図に示した電解液の戻り配管系、
外部の電解液タンク、およびこれらに付属する補機類が
一切不要となり、さらに加えて、送風手段として補機動
力を必要としないエゼクタポンプを採用したことにより
、発電システム全体としての設備、補機動力を大幅に簡
略、低減化できる。
なお上記は燃料ガス供給配管系に付いてのみ、反応ガス
を循環方式として送風量の制御を行う例を示したが、酸
化剤供給配管系に付いても同様に実施することが可能で
ある。
また、図示実施例では、複数のパージ弁25a〜25d
を選択9組合わせて開閉することにより放出ガス量をi
J変制御する方式を示したが、パージ弁として比例制御
弁を採用し、弁開度を可変制御することも同様な制御を
行うことができる。第2図は請求項2の実施例による′
電解液濃度管理システムのシステムフローを示すもので
ある。第2図において、嬉1図の燃料電池から排出され
る燃料ガスを系外に排出するパージ弁258〜25dを
除去し、燃料ガス循環管路12と燃料ガス供給管路10
から分岐した枝管10a、10b、10c  との合流
地点に前述のような特性の異なるエゼクタポンプ24a
〜24cが並列に設置されており、さらにエゼクタポン
プ24a%24cと図示しない燃料ガス供給源との間の
燃料ガス供給管路10の技t10a、lOb、10cに
は切換弁31a〜31cが設置されている。マイクロコ
ンピュータとしての演算制御部32は前述のように電流
センサ26.温度センサ27,28による検出値を基に
、燃料電池に発生した生成水の除去に要する必要風量を
設定して切換弁31a〜31cを切替制御するようにし
ている。なお、以上の外は第1図のものと同一である。
ここで燃料電池の運転時における電池内部での生成水発
生量に対してこの生成水を水蒸気として電池外部に排出
するに要する燃料カスの必要風量は前記(i) 、 +
2) 、 (3)により求められる。
−万、電池出力に対応した電池内部での反応ガス消費量
、および反応ガス消費量に対応する循環送風量は、前述
のようにあらかじめ計算ないし実験的に求めておき、温
度条件の変化により予測しつる最大の必要送風量、最低
の必要送風量、および最大と最低の範囲内で適宜段階的
に制御すべき送風量においてエゼクタポンプ個々の設計
と反応ガス系の圧力損失値を設定する。
上記の構成において、演算制御部32からの指令で切換
弁31a、31b、31cを選択的に開、閉制御するこ
とにより、駆動するエゼクタポンプを選択し、燃料電池
ガス循環路12を経由して前記の(3)式で求めた必要
送風量に対応する燃料ガスが燃料電池1に導風され、か
つこの過程で電池からでる朶剰の燃料ガスとともに燃料
ガス室5より排出された水蒸気が凝MI器13で凝縮し
て気液分離されることになる。
このようζこ燃料電池の負荷条件、温度条件に対応して
、演算制御部32からの指令で切換弁31a〜31Cを
開閉制御し、エゼクタポンプを選択、駆動し、ガス循環
路12を経て燃料電池lとの間に循環送風する燃料ガス
会風量を調節制御することにより、生成水発生量と電池
外部に排出する生成水除去量とを常にバランスさせて電
解液濃度を一定に維持することができるようになる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように本発明によれば請求項1
において、反応ガス循環系をこ送風手段として燃料電池
に供給する反応ガスを一次流体とするエゼクタポンプ、
および該エゼクタポンプの送風量を調節する手段として
系外に通じるパージ弁を設置するとともに、さらに燃料
電池の出力検出センサ、電池から排出する反応ガスの温
度検出センサ、および前記各センサの検出値から生成水
の発生量、単位風量当たりの除去水量を演算し、かつこ
の演算結果を基に生成水を電池外部へ排出するに要する
反応ガスの必要送風量を決定する演算制御部とを備え、
該演算制御部からの指令により前記パージ弁を制御して
エゼクタポンプで必要送風量を循環送風するようにして
電解液濃度管理システムを構成したことにより、 (1)  燃料電池の負荷条件、温度条件の変動に即応
して反応ガス送風量を適正制御し、電池内部で発生する
反応生成水量と水蒸気として電池外部lこ排出する生成
水除去量とを常にバランスさせて電解液濃度の一定維持
を図ることができる。
(2)  従来のシステムと比べて循環用送風機の省略
による補機動力が節減でき、かつパージ弁は低流量用の
小型tffl弁で良いことから、全体として発電システ
ムの小型化、低価格化かり能である。
また、請求項2において、反応ガス循環系に送風手段と
して燃料電池に供給する反応カスを一次流体とし、かつ
それぞれに送風量の異なる被数個のエゼクタポンプ、お
よびこのエゼクタポンプを選択駆動して送風量を調節す
る手段としての切換弁を設置し、谷山力センサ、温度セ
ンサ等により電池内部の生成水を電池外部に排出するに
必要な反応カス風量を演算する演算制御部からの指令に
より切換弁を制御してエゼクタポンプで必要送風量を循
環送風するようにして電解液良度管理システムを構成し
ても前述の請求項1と同じ効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による液体電解’J[型燃料電
池の゛1解液濃度管理システムのシステムフロー図、第
2図は本発明の異なる実施例による液体電解質量燃料電
池の電解液濃度管理/ステムのシステムフロー図、第3
図は従来の液体電解質量燃料電池の電解液濃度管理シス
テムのシステムフロー図である。 l:液体電解質屋燃料電池、2:電解液室、3:燃料電
極、4二酸化剤電極、5:燃料ガス室、6:e、化剤ガ
ス呈、12:燃料ガス傭環路、13:J1[器、24.
24a、24b、24c : xゼクタボンブ、25a
−−25d:パージ弁、26:電流センサ、27゜28
:温度センサ、29,32:演算制御部、31a。 31b 、 31c :切換弁。 24工亡°7り収ンフ0 710 26鴛す溪己乞ンプ 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)液体電解質を満たした電解液室と、該電解液室を挟
    んでその両側に対向する多孔質の燃料電極、酸化剤電極
    と、および各電極に対応する反応ガス室からなる液体電
    解質型燃料電池に対し、起電反応に伴って生じる生成水
    を蒸気として余剰の反応ガスとともにガス循環系に介装
    した送風手段により電池外部に排出して凝縮、分離する
    ようにした液体電解質量燃料電池において、前記送風手
    段として燃料電池に供給する反応ガスを一次流体とする
    エゼクタポンプ、および該エゼクタポンプの送風量を調
    節する手段として系外に通じるパージ弁を設置するとと
    もに、さらに燃料電池の出力検出センサ、電池から排出
    する反応ガスの温度検出センサ、および前記各センサの
    検出値から生成水の発生量、単位風量当たりの除去水量
    を演算し、かつこの演算結果を基に生成水を電池外部へ
    排出するに要する反応ガスの必要送風量を決定する演算
    制御部とを備え、該演算制御部からの指令により前記パ
    ージ弁を制御してエゼクタポンプで必要送風量を循環送
    風するようにしたことを特徴とする液体電解質型燃料電
    池の電解液濃度管理システム。 2)液体電解質を満たした電解液室と、該電解液室を挟
    んでその両側に対向する多孔質の燃料電極、酸化剤電極
    と、および各電極に対応する反応ガス室からなる液体電
    解質型燃料電池に対し、起電反応に伴って生じる生成水
    を蒸気として余剰の反応ガスとともにガス循環系に介装
    した送風手段により電池外部に排出して凝縮、分離する
    ようにした液体電解質型燃料電池において、前記送風手
    段として燃料電池に供給する反応ガスを一次流体とし、
    燃料電池から排出される反応ガスを二次流体とする特性
    の異なる複数の並列に配されるエゼクタポンプと、この
    各エゼクタポンプへの一次流体の供給側に設けられ、一
    次流体の流入、遮断を行なう切換弁とを備え、さらに燃
    料電池の出力検出センサ、燃料電池から排出する反応ガ
    スの温度検出センサおよび前記各センサの検出値から生
    成水の発生量、単位風量当りの除去水量を演算し、かつ
    この演算結果を基に生成水を電池外部に排出するに要す
    る反応ガスの必要送風量を決定する演算制御部を備え、
    この演算制御部からの指令により前記切換弁を制御して
    エゼクタポンプで必要送風量を循環送風するように構成
    したことを特徴とする液体電解質温燃料電池の電解液濃
    度管理システム。
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