JPH028568Y2 - - Google Patents

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JPH028568Y2
JPH028568Y2 JP13470984U JP13470984U JPH028568Y2 JP H028568 Y2 JPH028568 Y2 JP H028568Y2 JP 13470984 U JP13470984 U JP 13470984U JP 13470984 U JP13470984 U JP 13470984U JP H028568 Y2 JPH028568 Y2 JP H028568Y2
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stepped
rack
upper mold
mold
forming
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、段部を設けたプレス製品を絞り成形
する絞り加工装置に関する。
(従来技術) 従来、第4図に示すように、プレス製品1の絞
り成形において、段部2を設ける場合には、段部
2にしわ(肉あまり)が発生するのを防止するた
めに、段部2に斜めのリブ3を成形して、肉あま
りを吸収することは知られているが(特開昭58−
97430号公報参照)、段部2にリブ3を形成するこ
とによつて不都合を生じる場合があり、この方法
は汎用性に欠ける問題があつた。
(考案の目的) 本考案は、段部を設けたプレス製品を絞り成形
する際に、しわ(肉あまり)を吸収するためのく
ぼみ部をプレス製品のフランジ部に同時に成形す
ることを可能とした絞り加工装置を提供すること
を目的とするものである。
(考案の構成) このため本考案は、プレス製品の段部を成形す
る段凸部と、該段凸部側方のフランジ部を成形す
る下フラツト部と、該フランジ部にくぼみ部を成
形するくぼみ凹部とが設けられた下型と、該下型
の段凸部と下フラツト部に対応する段凹部と上フ
ラツト部とが設けられた上型と、該上型に上下動
可能に支持され、上下方向のラツクを有し、上型
の下動時に下型の段凸部の頂面のプレスワークに
当接する成形部材と、上記上型に上下動可能で、
上型の上フラツト部と同一高さとなるように支持
され、上下方向のラツクを有し、下型のくぼみ凹
部に嵌合してくぼみ部を成形するパンチと、上記
上型に取付けられ、上記成形部材のラツクと上記
パンチのラツクとに噛合するピニオンとを備えて
構成したものである。
そして、上型の下動で、プレスワークに段部と
フランジ部の絞り成形が開始されるタイミングを
揃えた後、上型の下動に対する成形部材の停止に
より、ピニオンを介してパンチを、上型の下動量
以上の下動量で下動させて、段部とフランジ部の
成形途中でフランジ部にくぼみ部を成形するよう
にしたものである。
(考案の効果) 本考案によれば、上型による段部とフランジ部
の絞り成形の途中で、ラツク、ピニオン機構で下
動するパンチにより、フランジ部にくぼみ部を成
形することができるから、従来のように段部にリ
ブを形成することなく絞り成形の際の段部のしわ
(肉あまり)発生を未然に防止できるようになる。
(実施例) 第3図に示すように、プレス製品10は、大略
逆U字状に成形された製品本体10aに段部11
が成形されるとともに、該製品本体10aの両側
にフランジ部12a,12bが成形され、段部1
1近傍の一方のフランジ部12aに、段部11の
しわ(肉あまり)発生を防止するためのくぼみ部
13が成形されている。
上記のようなプレス製品10の絞り加工装置
は、第1図に示すように、下型15には、プレス
製品10の段部11を成形する段凸部15aと、
段部11両側のフランジ部12a,12bを成形
する下フラツト部15b,15cと、フランジ部
12aにくぼみ部13を成形するくぼみ凹部15
dとが設けられている。
また、下型15の垂直壁15eに取付けられた
スライド板16でガイドされて上下動する上型1
7には、下型15の段凸部15aに対応する段凹
部17aと、下型15の下フラツト部15b,1
5cに対応する上フラツト部17b,17cとが
設けられている。
一方、上型17の下動時に、下型15の段凸部
15aの頂面のプレスワーク18に下面が当接す
る成形部材19が、上型17の嵌合穴17dに嵌
合されて上下動可能に支持され、該成形部材19
は、コイルばね20で下方へ付勢された状態で、
上型17の段凹部17aから所定長さl1だけ突出
した位置で上型17のフツク部17eにより係止
保持される。
上記上型17の嵌合穴17d内には、成形部材
19の上方に位置し、上下方向のラツク21aを
有するラツク部材21が上下動可能に支持され、
該ラツク部材21は、コイルばね22で下方へ付
勢された状態で、成形部材19との間に所定長さ
l2の隙間が隔てられるように、後述のパンチ2
3,ピニオン25によつて下方位置が規制され
る。
この隙間l2は、成形部材19が上動してその下
面が、上型17の上フラツト部17b,17cに
揃つたときに、成形部材19によつてラツク部材
21の押し上げが開始されるように設定される。
また、上型17の嵌合穴17d内には、成形部
材19の側方に位置し、上方方向のラツク23a
を有するパンチ23が上下動可能に支持され、該
パンチ23は、コイルばね24で上方へ付勢され
た状態で、上型17の上フラツト部17bと同一
高さとなるように当て止められて上下位置が規制
されらる。
該パンチ23は、下型15のくぼみ凹部15d
に嵌合してプレスワーク18にくぼみ部13を成
形するものである。
さらに、上記上型17の嵌合穴17d内には、
ラツク部材21のラツク21aとパンチ23のラ
ツク23aとに同時に噛合するピニオン25が支
持軸26によつて支持されている。
そして、コイルばね24で上方に付勢されて当
て止められたパンチ23のラツク23aでピニオ
ン25が左回転されていると、ラツク部材21が
成形部材19との間に隙間l2を隔てるように上下
動位置が規制される。
上記のように絞り加工装置を構成すれば、第1
図のように、下型15上にプレスワーク18を載
置した後に上型17を下動させると、まず、成形
部材19が下型15の段凸部15aの頂面のプレ
スワーク18に当接する。
そして、上型17がコイルばね20の付勢力に
抗して隙間l2だけ下動すると、成形部材19の下
面と上型17の上フラツト部17b,17cとが
揃い、プレスワーク18に段部11とフランジ部
12a,12bの絞り成形が開始されるタイミン
グが揃うようになる。
ついで、上型17の下動により、下型15の段
凸部15aと上型17の段凹部17aとの間で段
部11が成形され、下型15の下フラツト部15
b,15cと上型17の上フラツト部17b,1
7cとの間でフランジ部12a,12bが成形さ
れるようになるが、上型17の下動に伴つて成形
部材19がラツク部材21を停止させるようにな
るので、第2図のように、ピニオン25を介して
パンチ23が上型17の下動量以上の下動量で下
動され、上型17の上フラツト部17bよりも突
出するようになる。
そして、このパンチ23により、段部11とフ
ランジ部12a,12bが成形される途中でフラ
ンジ部12aにくぼみ部13が成形されるように
なるので、段部11にしわ(肉あまり)が発生し
なくなる。
なお、ラツク部材21は成形部材と一体とし、
上型17の下動途中においてピニオン25と噛合
うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る絞り加工装置の加工前の
断面図、第2図は第1図に加工後の断面図、第3
図は第1図の絞り加工装置で加工されたプレス製
品の斜視図、第4図は従来のプレス製品の斜視図
である。 10……プレス製品、11……段部、12a,
12b……フランジ部、13……くぼみ部、15
……下型、15a……段凸部、15b,15c…
…下フラツト部、17……上型、17a……段凹
部、17b,17c……上フラツト部、18……
プレスワーク、19……成形部材、21……ラツ
ク部材、21a……ラツク、23……パンチ、2
3a……ラツク、25……ピニオン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 段部を設けたプレス製品を絞り成形する装置で
    あつて、 プレス製品の段部を成形する段凸部と、該段凸
    部側方のフランジ部を成形する下フラツト部と、
    該フランジ部にくぼみ部を成形するくぼみ凹部と
    が設けられた下型と、 該下型の段凸部と下フラツト部に対応する段凹
    部と上フラツト部とが設けられた上型と、 該上型に上下動可能に支持され、上下方向のラ
    ツクを有し、上型の下動時に下型の段凸部の頂面
    のプレスワークに当接する成形部材と、 上記上型に上下動可能で、上型の上フラツト部
    と同一高さとなるように支持され、上下方向のラ
    ツクを有し、下型のくぼみ凹部に嵌合してくぼみ
    部を成形するパンチと、 上記上型に取付けられ、上記成形部材のラツク
    と上記パンチのラツクとに噛合するピニオンとを
    備えたことを特徴とする絞り加工装置。
JP13470984U 1984-09-04 1984-09-04 Expired JPH028568Y2 (ja)

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JP13470984U JPH028568Y2 (ja) 1984-09-04 1984-09-04

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JP13470984U JPH028568Y2 (ja) 1984-09-04 1984-09-04

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JPS6149622U JPS6149622U (ja) 1986-04-03
JPH028568Y2 true JPH028568Y2 (ja) 1990-03-01

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