JPS6135307Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6135307Y2
JPS6135307Y2 JP12894180U JP12894180U JPS6135307Y2 JP S6135307 Y2 JPS6135307 Y2 JP S6135307Y2 JP 12894180 U JP12894180 U JP 12894180U JP 12894180 U JP12894180 U JP 12894180U JP S6135307 Y2 JPS6135307 Y2 JP S6135307Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
cam
workpiece
bending cam
upper die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12894180U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5752221U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12894180U priority Critical patent/JPS6135307Y2/ja
Publication of JPS5752221U publication Critical patent/JPS5752221U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6135307Y2 publication Critical patent/JPS6135307Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プレス用金型に関するもので、詳し
くは、上下動可能なクツシヨンピン上に位置する
ポンチと上型に取付けられたパツドとの間に挾持
されたワークの端部を、上型の下降に伴ない、予
備曲げカムにより予備曲げを行なつたのち、さら
に上型が下降して下型曲げ刃により本曲げを行な
うプレス用金型に関するものである。
従来、たとえばヘミング部の加工方法は、約90
゜に曲つたフランジを予備曲げカムで約45゜に曲
げ、そののち、上型と下型で挾み、加工を完了し
ている。しかし、第1図にみられるように、加工
の途中のワークdの形状と加工後の製品形状に僅
かな違いaがでるため、型bが下死点から上死点
に戻る時、加工時と同じタイミングで予備曲げカ
ムcが戻ると、加工前後の違いaにより、カムc
と製品との隙が僅かになるため、予備カムcと製
品がe点で接触し、製品を変形させる場合があ
る。
本考案は、加工時の予備曲げカムのタイミング
を変えずに、上型が下死点から上死点へ戻る時だ
け該カムのタイミングを変えることにより、製品
との上述の接触を防ぐようにしたものである。す
なわち、本考案のプレス用金型は、上記の金型に
おいて、ワークの本曲げに際して上型の下降につ
れて予備曲げカムをばねの力に抗してワークから
遠ざける方向に移動させる、上型に固定された固
定カムを備え、かつ該予備曲げカムの移動端で該
予備曲げカムをロツクするとともに、上型が下降
から上昇に転じワーク位置よりさらに上昇した時
点で前記ロツクを解除してワークに近づく方向へ
の該予備曲げカムの運動を許容する、上型にばね
により弾発的に設けられたロツクピンおよび予備
曲げカムのロツク穴を備えていることを特徴とす
るものである。
以下、本考案の一実施例について、第2図ない
し第4図を参照しながら説明する。
第2図において、1は上型、2は下型である。
そして、上型1には、上型パツド3が保持されて
おり、また上下動可能に設けられたロツクピン4
と、このピン4を下方に押圧しているコイルばね
5とを有し、かつ、固定カム6が固定されてい
る。また下型2には、上加動可能に設けられたク
ツシヨンピン7と、このピン7上に位置している
ポンチ8と、水平方向に摺動可能に設けられた予
備曲げカム9と、このカム9をワーク12のほう
に押圧しているコイルばね10と、下型曲げ刃1
1とを有している。さらに、予備曲げカム9の上
面には、ロツクピン4の下端が当接するストツパ
面のほかに、固定カム6の斜めの側面に対応する
斜面のカム面14と、ロツクピン4が嵌合するロ
ツク穴13とを有している。
このように構成されたプレス用金型において
は、上型1が下降すると、あらかじめ、クツシヨ
ンピン7により上方に持ち上げられたポンチ8と
上型パツド3の間でワーク12を挾み、該ワーク
12のフランジ端が予備曲げカム9の刃先と接す
ること(第4図→参照)により、該フランジ
がカム刃先角45゜に曲げられる。ついで、上型1
に取付けられた固定カム6及びカム面14により
予備曲げカム9が、該カム6のカム角度に従つて
上型1の下降に伴ない、コイルばね10に抗して
ワーク12から遠ざかる方向(第2図は左側)へ
押し動かされ、カム刃先と製品の干渉を避けなが
ら下死点に至り、パツド3と下型曲げ刃11の間
でワーク12の端部を押しつぶす(第4図→
参照)。また上型1により保持されたロツクピン
4は、下死点前には予備曲げカム9の上面のスト
ツパ面に当り、上型1に内蔵されたコイルばね5
を押し上げることにより下死点に至り、下死点時
に予備曲げカム9のロツク穴13と該ピン4の位
置が合うと、該ピン4はコイルばね5により該カ
ム9の穴13と嵌合(第3図→→参照、た
だし、hはロツクピン4の喰い込み量)する。こ
ののち、上型1が上昇するとポンチ8はクツシヨ
ンピン7により上方へ持ち上げられるが、予備曲
げカム9は、ロツクピン4により下死点状態が保
たれ、コイルばね10の戻し力によつては移動さ
せられない。すなわち該ばね10の付勢力はロツ
クピン4によつてロツクされている。したがつ
て、このカム9の遅延により、ワーク12とカム
刃先の間に隙をとることによつて、ワーク12、
つまり、製品は変形しないで上方へ戻ることがで
きる。さらに上型1が上昇すると、ロツクピン4
の喰い込み長さhをはずれ、予備曲げカム9が原
位置に戻る(第3図→および第4図→参
照)。
したがつて、一般には、プレス用金型に用いら
れる予備曲げカムは、その構造からして往復とも
同一軌跡となるが、本考案では、下死点でロツク
を行ないかつそれより上方点でロツクを解除する
手段を設けて、上型上昇時における予備曲げカム
9の移動軌跡を上型下降時におけるその軌跡と異
ならしめたことにより、上型1が下死点から上死
点に戻る時に、予備曲げカム9が製品に接触する
ことがなく、製品を変形させないので、作業効率
が著しく向上し、かつ、その加工時の型補修も不
要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は製品加工状態の説明図、第2図は本考
案の一実施例を示した一部断面立面図、第3図は
第2図のAの部分を拡大して示したロツクピン作
動段階の説明図、第4図は第2図のBの部分を拡
大して示した加工段階の説明図である。 1……上型、2……下型、3……上型パツド、
4……ロツクピン、5……コイルばね、6……固
定カム、7……クツシヨンピン、8……ポンチ、
9……予備曲げカム、10……コイルばね、11
……下型曲げ刃、12……ワーク、13……ロツ
ク穴、14……カム面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下動可能なクツシヨンピン上に位置するポン
    チと上型に取付けられたパツドの間に挾持された
    ワークの端部を、上型の下降に伴ない、予備曲げ
    カムにより予備曲げを行なつたのち、さらに上型
    が下降して下型曲げ刃により本曲げを行なうプレ
    ス用金型において、上型に固定されてワークの前
    記本曲げに際して該上型の下降につれて前記予備
    曲げカムをばねの力に抗してワークから遠ざける
    方向に移動させる固定カムを備え、かつ該予備曲
    げカムの移動端で該予備曲げカムをロツクすると
    ともに、上型が下降から上昇に転じワーク位置よ
    りさらに上昇した時点で前記ロツクを解除してワ
    ークに近づく方向への該予備曲げカムの運動を許
    容する、上型にばねにより弾発的に設けられたロ
    ツクピンおよび予備曲げカムのロツク穴を備えて
    いることを特徴とするプレス用金型。
JP12894180U 1980-09-10 1980-09-10 Expired JPS6135307Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12894180U JPS6135307Y2 (ja) 1980-09-10 1980-09-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12894180U JPS6135307Y2 (ja) 1980-09-10 1980-09-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5752221U JPS5752221U (ja) 1982-03-26
JPS6135307Y2 true JPS6135307Y2 (ja) 1986-10-14

Family

ID=29489305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12894180U Expired JPS6135307Y2 (ja) 1980-09-10 1980-09-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6135307Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5752221U (ja) 1982-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6135307Y2 (ja)
JPS6211929B2 (ja)
CN105234240A (zh) 带弹性压板的拉深模
JPS58209429A (ja) プレス型
JPH0512044B2 (ja)
JPS6328694B2 (ja)
JP2543770B2 (ja) プレス成形装置
JPS639889B2 (ja)
JPH0340421Y2 (ja)
JPH0438889Y2 (ja)
JP2000233232A (ja) フランジ加工用プレス成形装置
JPH0328976Y2 (ja)
JPS5916629A (ja) プレス型
JPS5937302Y2 (ja) プレス型
JPH0644488Y2 (ja) バーリングフランジ加工装置
CN214160967U (zh) 一种用于汽车零件的90度角一次成型机构
CN211071515U (zh) 一种斜面翻孔装置
JPH0428653Y2 (ja)
JPH0320014Y2 (ja)
JPH0313234A (ja) フランジ加工用プレス成形装置
JPH0340415Y2 (ja)
JPH0649375Y2 (ja) フランジ加工用プレス成形装置
JPH0618650Y2 (ja) プレスの型構造
JPS6324991Y2 (ja)
JPH0321767Y2 (ja)