JPH028507A - アジャストボルト - Google Patents

アジャストボルト

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JPH028507A
JPH028507A JP15860488A JP15860488A JPH028507A JP H028507 A JPH028507 A JP H028507A JP 15860488 A JP15860488 A JP 15860488A JP 15860488 A JP15860488 A JP 15860488A JP H028507 A JPH028507 A JP H028507A
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JP
Japan
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cap
spherical
bolt
stem
insertion hole
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JP15860488A
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English (en)
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JPH0524363B2 (ja
Inventor
Yoshiyuki Ota
太田 禎之
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SUGIURA SEISAKUSHO KK
Hino Motors Ltd
Original Assignee
SUGIURA SEISAKUSHO KK
Hino Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、当り調整機能を有すると共に隙間調整に用い
られるアジャストボルトに関する。
[従来の技術] 従来より、第6図、第7図に示すように、内燃機関では
、内燃機関の回転に応じて回転するカム52の輪郭に接
するバルブリフタ54を介して上下動するブツシュロッ
ド56の移動を、アジャストボルト5日を介してロッカ
アーム60の揺動運動に変換して、吸気・排気弁62の
開閉を行っている。あるいは、カム64の輪郭に接する
ロッカアーム66の揺動運動で、アジャストボルト58
を介して、吸気・排気弁70を開閉している。これらの
アジャストボルト58は、アジャストボルト5日とロッ
カアーム60との間の隙間Q、あるいは、アジャストボ
ルト5日と吸気・排気弁70との間の隙間Qを調整する
ために設けられている。
また、これらのアジャストボルト5日は、直線運動する
ブツシュロッド56と揺動するロッカアーム60、ある
いは直線運動する吸気◆排気弁70と揺動するロッカア
ーム66との間の運動の伝達を適正に行わしめるための
機能を有している。アジャストボルト5日は、第4図に
示すように、ねじ部72の一端に形成された球状部74
をステムキャップ76により彼装し、球状部74がステ
ムキャップ76の球面座78に接するようになされてい
る。これにより、球状部74の球芯を中心としてステム
キャップ76は自由に動くことができ、ステムキャップ
76の平坦面80が、ブツシュロッド56あるいは吸気
・排気弁70と面接触することができるように構成され
て、運動の伝達を適正に行わせる機能が付与されている
のである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、こうした従来のアジャストボルト5日は
、第5図に示すように、組み付けられている。即ち、球
状部74をステムキャップ76に圧入して、矧み付けて
いるが、球状部74の最大外径を有するストレート部8
2の外径と、ステムキャップ76の挿入孔84の内径と
が適正でないと矧み付は不良が発生する。例えば、球状
部74のストレート部82の外径りが、ステムキャップ
76の挿入孔84の内径dより小さすぎると、球状部7
4がステムキャップ76から抜は落ち、逆に、外径りが
内径dより大きすぎると球状部74を挿入孔84から容
易に圧入することができなくなったり、甚だしい場合に
は、ステムキャップ76を潰したりする場合がある。そ
の為、外径りが内径dより僅かに大きいが、この外径り
と内径dとの差△d (=D−d)の許容範囲(加工後
の外径りと内径dとの差△dのばらつきの範囲)は、数
LLm〜10um程度以内でなければ成らず、球状部7
4のストレート部82は、研削加工等により前記許容範
囲より小さな数11m程度の公差内に収まるように精密
に仕上げている。また、ステムキャップ76の挿入孔8
4は、ストレート部82の公差に対応して前記許容範囲
に収まる公差となるように、切削加工等により仕上げて
いる。この様に、ストレート部82及び挿入孔84は、
精密に加工しなければ成らず、しかも、挿入孔84のあ
る収納部86は、その厚さが薄く、加工時に挿入孔84
が弾性変形してしまい、精密な加工が困難であり、加工
が技術的に難しいという問題があった。また、このため
、公差内に収まらない不良品が発生しやすく、加工後の
検査を確実に実行しなければならないという問題があっ
た。
そこで本発明は上記の課題を解決することを目的とし、
不良品の発生原因となる高精度な加工を行うことなく加
工が容易なアジャストボルトを提供することにある。
λ哩少講戒 [課題を解決するための手段] かかる目的を達成すべく、本発明は課題を解決するため
の手段として次の構成を取った。即ち、ねじ部の一端に
形成されたねし径より大きな径の球状部を有するボルト
本体を備え、前記球状部の径より小さな挿入孔を有する
と共に球状部を収納する収納部を備えたアシストキャッ
プを、前記ねし部の他端側から前記挿入孔に挿入して前
記球状部を前記収納部に収納し、前記球状部が着座する
球面座を有するステムキャップを前記アシストキャップ
にかしめ係合して成ることを特徴とするアジャストボル
トの構成がそれである。
[作用] 前記構成を有するアジャストボルトは、アシストキャッ
プの挿入孔に、ボルト本体のねじ部の他端側から挿入し
て、球状部をアシストキャップの収納部に収納し、球状
部が挿入孔から抜けないようにし、アシストキャップに
ステムキャップをかしめ係合して球状部を球面座に着座
させてステムキャップが自由に動くことができるように
している。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例であるアジャストボルトの一
部断面図である。このアジャストボルトは、おねじが形
成されたねじ部1を有し、ねじ部1の一端から延出され
て、次第に拡大する傾斜を有するテーパ部2を備えてい
る。このテーパ部2に連設して最大外径を有するストレ
ーDB4が形成されており、更に、ストレート部4に連
設して球形部6が設けられている。このストレート部4
は、従来のものとは異なり、断層加工等による精密な数
um程度の公差を必要としない。これらのテーパ部2、
ストレート部4及び球形部6により球状部8が形成され
ており、ねじ部1と球状部8とによりボルト本体9が形
成されている。尚、ねじ部1の他端側には図示しないド
ライバの先端が挿入されてボルト本体9を回すためのマ
イナス満1aが設けられている。
一方、円柱状の大径部10に同じく円柱状の小径部12
が積層されて段i$14が形成されたステムキャップ1
6を備えており、大径部10の端面には前記球形部6の
外形形状と同様の形状でくぼまされた球面座18が形成
されている。
また、ストレート部4を収納可能な円筒状の収納部20
を有するアシストキャップ22を備え、収納部20の一
端が順次縮径されて、挿入孔24が形成されている。こ
の挿入孔24の内径は、ねじgPJlを容易に挿入でき
、しかもボルト本体9が揺動運動した際に挿入孔24に
接触することなく傾斜できる程度に、ねじ部1の外径よ
り大きく、ストレート部4が抜は落ちない程度にストレ
ート部4の外径よりも小さければよく、精密な加工公差
を必要としない。即ち、挿入孔24の内径は、ねじ部1
を挿入でき、ストレート部4が抜は落ちない程度の、ね
じ部1とストレート部4との外径の間の範囲内に有れば
良い。更に、収納部2oの他端からは、径方向に拡大し
た段部26が設けられており、この段部26には、ステ
ムキャップ16の大径giPJ10の外径より大きな内
径を有すると共に大径部10の長さよりも長い円筒状の
係合部2日が設けられている。この形状を有するアシス
トキャップ22は、切削加工等で製造することができる
ことは当然であるが、精密な加工公差を必要としないの
で、プレス加工によっても製造することができる。
一方、朝立の際には、第2図に示すように、球状部8と
は反対側のねじ部1の他端側から、アシストキャップ2
2の係合部2日、収納部2o、挿入孔24を順次挿入し
て、収納部2oに球状部8を収納する。次に、アシスト
キャップ22の係合部28に、ステムキャップ16の大
径部1oが段部26に当接するまで挿入して、第3図に
示すように、かしめ加工の下型治具3oにセットする。
続いて、かしめ加工の上型治具32により、係合部28
の一端を、ステムキャップ16の段部14側に折り曲げ
て、ステムキャップ16をアシストキャップ22にかし
め係合する。
こうして絹み立てられた本実施例のアジャストボルトは
、前述した第6図、第7図の如く用いられて、隙間Qの
調整や、ブツシュロッド56や吸気・排気弁70と面当
りするように作用する。
前述した如く本実施例のアジャストボルトは、ねじ部1
の他端側から挿入孔24に挿入して球状部8を収納部2
0に収納し、挿入孔24から球状部8が抜けないように
し、ステムキャ・ンブ16をアシストキャップ22にか
しめ係合して翻み立てて構成している。
従って、アシストキャップ22の挿入孔24の内径は、
ねじ部1を挿入することができ、球状部8が抜けでない
程度で有ればよく、ねじ部1と球状部8の外径の間に有
ればよいので、精密な加工公差を必要とせず、その加工
が容易となる。しかも、アシストキャップ22は、プレ
ス加工によっても製作可能となり、製造コストを大幅に
低減することができる。一方、これにより、球状部8の
最大外径を有するストレート部4も、その外径公差が数
umとなるような特別な精度を必要とすることはなくな
り、球状部8の加工が容易となる。
また、このストレート部4を設けなくても実施可能であ
り、球状部8の最大外径が前記関係に有ればよい。更に
、従来技術の如く、圧入のための径の差Δdである必要
がないので、逆に、ストレート部4の外径と挿入孔24
の内径との差は、この差Δd以上の大きな値とすること
ができ、大きな衝撃力や引き抜き力が加わっても、抜は
落ちることがない。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこの
様な実施例に同等限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る
ことは勿論である。
発明の効果 以上詳述したように本発明のアジャストボルトは、ねじ
部の他端側から挿入孔に挿入して球状部を収納部に収納
し、ステムキャップをアシストキャップにかしめ係合し
て成るので、球状部や挿入孔の精密な加工公差を必要と
せず、研磨加工や挿入孔の切削加工を省略することが可
能となり、不良品の発生原因となる高精度な加工を行う
ことなく構成することができる。また、加工が容易とな
ることにより製造コストを低減することができるという
効果を奏する。更に、大きな衝撃力や引き抜き力が加わ
っても、抜は落ちることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としてのアジャストボルトの
一部断面図、第2図は本実施例の分解斜視図、第3図は
本実施例のかしめ加工の説明図、第4図は従来のアジャ
ストボルトの一部断面図、第5図は従来のアジャストボ
ルトの正大加工の説明図、第6図及び第7図はアジャス
トボルトの使用説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ねじ部の一端に形成されたねじ径より大きな径の球状部
    を有するボルト本体を備え、前記球状部の径より小さな
    挿入孔を有すると共に球状部を収納する収納部を備えた
    アシストキャップを、前記ねじ部の他端側から前記挿入
    孔に挿入して前記球状部を前記収納部に収納し、前記球
    状部が着座する球面座を有するステムキャップを前記ア
    シストキャップにかしめ係合して成ることを特徴とする
    アジャストボルト。
JP15860488A 1988-06-27 1988-06-27 アジャストボルト Granted JPH028507A (ja)

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JP15860488A JPH028507A (ja) 1988-06-27 1988-06-27 アジャストボルト

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JP15860488A JPH028507A (ja) 1988-06-27 1988-06-27 アジャストボルト

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JPH028507A true JPH028507A (ja) 1990-01-12
JPH0524363B2 JPH0524363B2 (ja) 1993-04-07

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JP2014206066A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 株式会社オティックス 動弁装置の嵌合構造

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