JPH087042Y2 - 耐摩耗性チップの取付け構造 - Google Patents

耐摩耗性チップの取付け構造

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JPH087042Y2
JPH087042Y2 JP1989023346U JP2334689U JPH087042Y2 JP H087042 Y2 JPH087042 Y2 JP H087042Y2 JP 1989023346 U JP1989023346 U JP 1989023346U JP 2334689 U JP2334689 U JP 2334689U JP H087042 Y2 JPH087042 Y2 JP H087042Y2
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秀樹 大高
典仁 斉藤
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日野自動車工業株式会社
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/20Adjusting or compensating clearance
    • F01L1/205Adjusting or compensating clearance by means of shims or the like

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は耐摩耗性チップの取付け構造に係り、とくに
被取付け部材の所定の位置に耐摩耗性チップを嵌着して
取付ける構造の改善に関する。
[考案の概要] 被取付け部材の嵌着部位と耐摩耗性チップとの間に変
形可能な軟鋼等の材料から成るスチールリングを介在さ
せるようにし、このスチールリングを被取付け部材に係
合させるとともに、スチールリングの一部をカシメ等の
方法によって変形させることによって、耐摩耗性チップ
を押えて固定するようにしたものである。
[従来の技術] 単一のカムによって例えば一対の吸気バルブの開閉を
行なう場合には、ロッカアームと一対の吸気バルブとの
間にクロスヘッドを介在させるようにしており、このク
ロスヘッドによって一対のカムを同時に開閉するように
している。第13図は従来のこのようなクロスヘッド1を
示すものであって、その上端側には凹部2が形成される
とともに、この凹部2に耐摩耗性チップ3を取付けるよ
うにしている。そして耐摩耗性チップ3が取付けられて
いる部分をロッカアームの押圧部によって押圧するよう
にしている。
クロスヘッド1の凹部2への耐摩耗性チップ3の取付
けは、従来圧入によって行なわれていた。すなわち凹部
2の直径よりもチップ3の直径をやや大きくし、チップ
3を第14図に示すように凹部2内に強圧力によって圧入
して取付け固定していた。
[考案が解決しようとする問題点] このように耐摩耗性チップ3をクロスヘッド1の凹部
2に取付け際に圧入によって固定するようにすると、シ
メシロを一定に押える必要があり、これによってチップ
3の外径と凹部2の内径の加工精度をシビアに押えてお
く必要がある。シメシロが十分でない場合には、取付け
られた耐摩耗性チップ3が脱落することになる。またシ
メシロの値が大き過ぎると、耐摩耗性チップ3の圧入に
強圧力を要し、これによって耐摩耗性チップ3が破損し
たり変形したりする可能性があった。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであ
って、耐摩耗性チップおよび被取付け部材の取付け部の
加工精度がラフでも確実に取付けられるようにした耐摩
耗性チップの取付け構造を提供することを目的とするも
のである。
[問題点を解決するための手段] 本考案の一態様は、被取付け部材の所定の位置に耐摩
耗性チップを嵌着して取付ける構造において、 硬化された鋼または硬質合金によって前記耐摩耗性チ
ップを構成し、しかも該耐摩耗性チップの嵌着部位に変
形可能な軟鋼から成るスチールリングを介在させ、 前記被取付け部材の所定の位置に前記耐摩耗性チップ
を受入れる凹部を形成するとともに、該凹部の底部側の
周面に半径方向外方に延びる係合溝を形成し、前記耐摩
耗性チップの外周側に介在される前記スチールリングの
一端部をカシメて前記係合溝に侵入させて係止し、 しかも前記耐摩耗性チップの上端側を小径とするとと
もに、該小径の部分の終端に段部を形成し、前記耐摩耗
性チップの外周を取囲むように介在される前記スチール
リングの他端部をカシメて前記段部に係合させ、 前記被取付け部材の凹部内に挿入された前記耐摩耗性
チップを前記スチールリングを介して固定するようにし
たことを特徴とする耐摩耗性チップの取付け構造に関す
るものである。
[作用] 従って被取付け部材の耐摩耗性チップを受入れる凹部
の底部側の周面に形成されている係合溝にスチールリン
グの一端をカシメて侵入させて係止し、しかも耐摩耗性
チップの段部にスチールリングの他端部をカシメて係合
させることにより、取付け部材の凹部内に挿入された耐
摩耗性チップがスチールリングを介して固定される。
[実施例] 第6図は本考案の一実施例に係る耐摩耗性チップの取
付け構造が適用されるバルブの開閉機構に関するもので
あって、この開閉機構は単一のカム10によって一対の吸
気バルブ11、12を開閉させるようにしている。吸気バル
ブ11、12はカム10によって、ロッカアーム13およびクロ
スヘッド14を介して開閉されるようになっている。
カムシャフト15に固着されているカム10の外周面はタ
ペット16に接触するようになっており、このタペット16
がプッシュロッド21およびアジャストスクリュ17を介し
てロッカアーム13を押圧するようになっている。これに
対してロッカアーム13の他端側の押圧部18はクロスヘッ
ド14の頂部を押圧するようにしており、これによって対
応するばね19に抗してバルブガイド20に沿って一対の吸
気バルブ11、12を昇降させるようにしている。
吸気バルブ11、12は共通のシリンダの吸気ポートに取
付けられるようになっており、これら2つの吸気バルブ
11、12を開くことによって、シリンダ内に1度に多量の
空気を導入し得るようにしている。なおシリンダには、
さらに図外の一対の排気バルブが取付けられており、1
個のシリンダが4個のバルブを備える4バルブエンジン
になっている。
ロッカアーム13の押圧部18によって押圧されるクロス
ヘッド14の被押圧部には、第1図および第2図に示すよ
うに耐摩耗性チップ24が取付けられるようになってい
る。耐摩耗性チップ24はクロスヘッド14の上端の凹部25
に嵌着されるようになっており、しかもチップ24と凹部
25との間には軟鋼から成るスチールリング26が介在され
るようになっている。
スチールリング26の下端の周縁部は凹部25の内周面の
下端部に設けられている係合溝27に係合されるようにな
っている。またスチールリング26の上端側の肩部はカシ
メられて耐摩耗性チップ24の段部28を押えて固定するよ
うにしている。すなわち焼入れ等の方法によって硬化さ
れるか、硬質合金から成るチップ24が、スチールリング
26を介してクロスヘッド14に固定されるようになってい
る。
耐摩耗性チップ24のクロスヘッド14への取付けの動作
を詳細に説明すると、第3図に示すようにクロスヘッド
14の凹部25にまずスチールリング26を装着する。そして
このスチールリング26を第4図に示すようにカシメ具31
によってカシメる。カシメ具31には段部32が設けられて
おり、この段部32の下側の小径の部分がスチールリング
26の内径に嵌合された状態で上方から圧力を加えると、
軟鋼から成るスチールリング26の下端側の部分がクロス
ヘッド14の凹部25の溝27内に侵入するように変形され、
これによってスチールリング26がクロスヘッド14の凹部
25に固定される。なおスチールリング26の下端面を第3
図に示すように面取りして傾斜面にすると、スチールリ
ング26の下端部が容易に変形して溝27に入り易くなる。
この後に第5図に示すように耐摩耗性チップ24をスチ
ールリング26内に挿入する。そして第2のカシメ具33に
よってスチールリング26の上端側を変形させる。このカ
シメ具33の下面には凹部34が設けられるとともに、先端
側にはリング状突部35がその外周部に設けられている。
従ってこのようなカシメ具33によってスチールリング26
を押圧すると、スチールリング26の上縁が変形し、耐摩
耗性チップ24の段部28を押えるようにカシメられること
になる。このようにしてスチールリング26が凹部25内に
おいて耐摩耗性チップ24を確実に押えることになる。
このような耐摩耗性チップ24の取付け構造によれば、
チップ24および凹部25の加工精度がラフでも確実に耐摩
耗性チップ24をスチールリング26を介して固定すること
が可能になる。従って耐摩耗性チップ24の取付けの信頼
性を高めることが可能になる。またこのような構造によ
れば、上述の如く耐摩耗性チップ24の外周面と凹部25の
内周面の加工精度を低くできるために、コストの低減を
図ることが可能になる。また耐摩耗性チップ24それ自体
が硬くてもろい材質である場合や、クロスヘッド14の材
質が弱くて直接カシメると破損の恐れがある場合におい
ても、耐摩耗性チップ24を支障なく取付けることが可能
になる。
第7図は変形例に係るスチールリング26を示すもので
あって、このスチールリング26には予めスリット39が円
周方向の一部に形成されるとともに、リング状係止部40
が下端に設けられている。このようなスチールリング26
によれば、クロスヘッド14の凹部25への装着の際にカシ
メを要さず、前以って形成されている係止部40によって
第4図に示す溝27に係合させることが可能になる。従っ
て第4図に示す第1のカシメ具31によるカシメの工程を
省略することが可能になる。
またスチールリング26を用いて耐摩耗性チップ24を押
える場合に、第8図に示すような構造としてもよい。こ
の構造は耐摩耗性チップ24の外周面の中間位置に係合溝
43を有しており、この溝43にスチールリング26をカシメ
て係合させるようにした構造である。この場合には凹部
44を下面に備えるカシメ具45を用いることになる。この
ようなカシメ具45を用いることによって、スチールリン
グ26が外周側へ変形するのを防止することが可能にな
る。
また第9図に示すように、クロスヘッド14の先端部に
被せるようにして耐摩耗性チップ24を取付けるようにす
ることも可能である。この場合にはチップ24の下面に凹
部48を形成するとともに、その内周面に係合溝49を形成
する。同時にクロスヘッド14の上端側には突部50を形成
するとともに、この突部50の根元部分の外周面に係合溝
51を形成する。スチールリング26の上端側はカシメられ
て耐摩耗性チップ24の係合溝49に係合されるとともに、
スチールリング26の下端側が突部50の根元部分の係合溝
51に係合することになる。
また耐摩耗性チップ24は、必ずしもクロスヘッド14に
取付けられる必要はなく、その他各種の被取付け部材の
各種の位置に取付けられてよい。例えば第10図に示すよ
うに、ロッカアーム13の先端部にスチールリング26を介
して耐摩耗性チップ24を取付けるようにしてもよい。ま
た第11図に示すように、プッシュロッド21の先端部にス
チールリング26を介して耐摩耗性チップ24を取付けるよ
うにしてもよい。さらには第12図に示すように、タペッ
ト16の上端にスチールリング26を介して耐摩耗性チップ
24を固定することができる。
[考案の効果] 第1項の考案によれば、耐摩耗性チップはこの耐摩耗
性チップを囲むように介在される軟鋼から成るスチール
リングによって被取付け部材の凹部内に固定されること
になり、スチールリングの一端部は凹部の係合溝に係止
されるとともに、スチールリングの他端部は耐摩耗性チ
ップの上段側の段部にカシメられて係合されるようにな
る。
従って耐摩耗性チップおよび被取付け部材の凹部の加
工精度が低くても、耐摩耗性チップを確実に被取付け部
材の凹部内に固定することができ、取付け固定の信頼性
を向上させることが可能になるとともに、加工精度が低
くてもよくなることからコストの低減が図られる。そし
て軟鋼から成るスチールリングを用い、このようなスチ
ールリングの両端をそれぞれカシメて係止あるいは係合
させるようにしているために、耐摩耗性チップや被取付
け部材がもろい材料でも支障なく取付けることが可能と
なる。
第2項の考案は、スチールリングの一端部に外周側に
突出するリング状係止部を連設するとともに、円周方向
の所定の位置にスリット状の割りを形成するようにし、
耐摩耗性チップの外周側に介在されるスチールリングを
上記スリット状の割りによって変形させてこのスチール
リングの一端部に形成されているリング状係止部を係合
溝に侵入させて係止させるようにしたものである。
従ってスチールリングの一端側をカシメによって変形
させることなくこのスチールリングを被取付け部材の凹
部内に係止することが可能となり、組立て工数の低減が
図られることになる。
第3項の考案は、スチールリングの一端部をカシメて
被取付け部材の凹部の係合溝に係止するとともに、この
スチールリングの他端側をカシメて耐摩耗性チップの外
周面上の係合溝に係合させるようにしたものである。
従って被取付け部材の凹部内に装着される耐摩耗性チ
ップはその外周側にこの耐摩耗性チップを囲むように介
在されかつ両端が互いに逆方向にカシメによって変形さ
れて被取付け部材と耐摩耗性チップとに係合されるスチ
ールリングを介して確実に固定されることになる。
第4項の考案は、被取付け部材の所定の位置に形成さ
れている突部に耐摩耗性チップを取付けるための構造に
関するものであって、スチールリングの一端側を被取付
け部材の突部の根元側の係合溝にカシメて係止するとと
もに、上記スチールリングの他端側を耐摩耗性チップの
凹部の底部に形成されている係合溝に係合させるように
したものである。
従って両端がカシメによって変形されるスチールリン
グを介して被取付け部材の突部上に耐摩耗性チップを確
実に固定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る耐摩耗性チップの取付
け構造を示す要部拡大断面図、第2図は同分解断面図、
第3図〜第5図は取付けの動作を順を追って説明する要
部断面図、第6図はこの取付け構造を応用したバルブの
開閉機構の正面図、第7図は変形例のスチールリングの
斜視図、第8図および第9図は取付け構造の変形例を示
す要部断面図、第10図〜第12図は耐摩耗性チップが取付
けられた被取付け部材の変形例の要部断面図、第13図は
従来のクロスヘッドの断面図、第14図は同耐摩耗性チッ
プの取付けを示す要部拡大断面図である。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 14……クロスヘッド 18……押圧部 24……耐摩耗性チップ 25……凹部 26……スチールリング 27……係合溝 28……段部 31……カシメ具 32……段部 33……カシメ具 34……凹部 35……リング状突部 39……スリット 40……リング状係止部 43……係合溝 44……凹部 45……カシメ具 48……凹部 49……係合溝 50……突部 51……係合溝

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被取付け部材の所定の位置に耐摩耗性チッ
    プを嵌着して取付ける構造において、 硬化された鋼または硬質合金によって前記耐摩耗性チッ
    プを構成し、しかも該耐摩耗性チップの嵌着部位に変形
    可能な軟鋼から成るスチールリングを介在させ、 前記被取付け部材の所定の位置に前記耐摩耗性チップを
    受入れる凹部を形成するとともに、該凹部の底部側の周
    面に半径方向外方に延びる係合溝を形成し、前記耐摩耗
    性チップの外周側に介在される前記スチールリングの一
    端部をカシメて前記係合溝に侵入させて係止し、 しかも前記耐摩耗性チップの上端側を小径とするととも
    に、該小径の部分の終端に段部を形成し、前記耐摩耗性
    チップの外周を取囲むように介在される前記スチールリ
    ングの他端部をカシメて前記段部に係合させ、 前記被取付け部材の凹部内に挿入された前記耐摩耗性チ
    ップを前記スチールリングを介して固定するようにした
    ことを特徴とする耐摩耗性チップの取付け構造。
  2. 【請求項2】被取付け部材の所定の位置に耐摩耗性チッ
    プを嵌着して取付ける構造において、 硬化された鋼または硬質合金によって前記耐摩耗性チッ
    プを構成し、しかも該耐摩耗性チップの嵌着部位に変形
    可能な軟鋼から成るスチールリングを介在させ、 前記スチールリングの一端部には外周側に突出するリン
    グ状係止部を連設するとともに、円周方向の所定の位置
    にスリット状の割りを形成しておき、 前記被取付け部材の所定の位置に前記耐摩耗性チップを
    受入れる凹部を形成するとともに、該凹部の底部側の周
    面に半径方向外方に延びる係合溝を形成し、前記耐摩耗
    性チップの外周側に介在される前記スチールリングを前
    記割りによって変形させて該スチールリングの一端部に
    形成されているリング状係止部を前記係合溝に侵入させ
    て係止し、 しかも前記耐摩耗性チップの上端側を小径とするととも
    に、該小径の部分の終端に段部を形成し、前記耐摩耗性
    チップの外周を取囲むように介在される前記スチールリ
    ングの他端部をカシメて前記段部に係合させ、 前記被取付け部材の凹部内に挿入された前記耐摩耗性チ
    ップを前記スチールリングを介して固定するようにした
    ことを特徴とする耐摩耗性チップの取付け構造。
  3. 【請求項3】被取付け部材の所定の位置に耐摩耗性チッ
    プを嵌着して取付ける構造において、 硬化された鋼または硬質合金によって前記耐摩耗性チッ
    プを構成し、しかも該耐摩耗性チップの嵌着部位に変形
    可能な軟鋼から成るスチールリングを介在させ、 前記被取付け部材の所定の位置に前記耐摩耗性チップを
    受入れる凹部を形成するとともに、該凹部の底部側の周
    面に半径方向外方に延びる係合溝を形成し、前記耐摩耗
    性チップの外周側に介在される前記スチールリングの一
    端部をカシメて前記係合溝に侵入させて係止し、 しかも前記耐摩耗性チップの外周面上の所定の位置に半
    径方向内方に凹になっている係合溝を形成し、前記耐摩
    耗性チップの外周部を囲むように介在される前記スチー
    ルリングの他端部をカシメて前記外周面上の係合溝に係
    合させ、 前記被取付け部材の凹部内に挿入された前記耐摩耗性チ
    ップを前記スチールリングを介して固定するようにした
    ことを特徴とする耐摩耗性チップの取付け構造。
  4. 【請求項4】被取付け部材の所定の位置に耐摩耗性チッ
    プを嵌着して取付ける構造において、 硬化された鋼または硬質合金によって前記耐摩耗性チッ
    プを構成し、しかも該耐摩耗性チップの嵌着部位に変形
    可能な軟鋼から成るスチールリングを介在させ、 前記被取付け部材の所定の位置に前記耐摩耗性チップを
    保持する突部を形成するとともに、該突部の根元側の外
    周面に半径方向内方に凹になっている係合溝を形成し、
    前記耐摩耗性チップの外周側に介在される前記スチール
    リングの一端部をカシメて前記係合溝に侵入させて係止
    し、 しかも前記耐摩耗性チップの所定の位置に前記突部を受
    入れる凹部を形成し、該凹部の底部側の内周面に半径方
    向外方に延びる係合溝を形成し、前記耐摩耗性チップの
    外周部を囲むように介在される前記スチールリングの他
    端部をカシメて前記内周面上の係合溝と係合させ、 前記被取付け部材の突部上に保持された前記耐摩耗性チ
    ップを前記スチールリングを介して固定するようにした
    ことを特徴とする耐摩耗性チップの取付け構造。
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