JP4100542B2 - ボールジョイントの製造方法及び製造装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば自動車の懸架装置及び操舵装置等に使用されるボールジョイントの製造方法及び製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車の懸架装置及び操舵装置の連結部にはボールジョイントが頻繁に使用されてきた。このようなボールジョイント101は、図1に示す如く、球状の球頭部105と球頭部105から延出する柄部103とを有するボールスタッド102と、ボールスタッド102の球頭部105を揺動回動自在に包持し、一端に開口するベアリング開口部107を有する合成樹脂製のベアリング106と、そのベアリング106を内包し一方にその内周からボールスタッド102の柄部103を突出させるハウジング小開口部109を、他方にハウジング大開口部110を有するハウジング108と、ハウジング108のハウジング大開口部110内周にかしめ固定される閉止板111と、ダストカバ−小開口部117をボールスタッド102の柄部103外周に、ダストカバー大開口部118をハウジング108外周に各々装着するダストカバー116と、ダストカバー116のダストカバ−小開口部117内周に装着され、軸線方向に延びる円筒状の円筒部113と、円筒部113の反球頭部側端部から外周方向に延びるフランジ部114と、円筒部113の球頭部105側端部から外周方向に延びる鍔部115とよりなる保持環112とを備えていた。
【0003】
上記ボールスタッド102の柄部103は、内側に螺子部である雌螺子104が形成されている。
【0004】
続いて、上記ボールジョイント101の製造方法を説明する。まずボールスタッド102の球頭部105をベアリング106のベアリング開口部107から圧入した後、ベアリング106に球頭部105が嵌装された状態でハウジング108のハウジング大開口部110へボールスタッド102の軸103から挿入し、ベアリング105をハウジング108内の所定の位置に配置する。次にハウジング108のハウジング大開口部110内周に閉止板111をかしめ固定し、ついでダストカバー116の内側に保持環112が装着されたダストカバー小開口部117をボールスタッド102の柄部103外周に、ダストカバー大開口部118をハウジング108の外周に装着する。
【0005】
最後に保持環112をボールスタッド102の柄部103の所定の位置に製造装置151を用いて圧入する方法を図9を基に説明する。
【0006】
図9に示されるのは、保持環112をボールスタッド102の柄部103の所定の位置に圧入する製造装置151である。この製造装置151は、シャフト152と、シャフト152から連続する押圧治具155と、ボールジョイント101を保持する受け治具160とよりなる。シャフト152はボールスタッド102の柄部103外径よりやや大径の内径を有する略円筒形状の円筒部153を備えている。
【0007】
上記製造装置151を用いて保持環112をボールスタッド102の柄部103の所定の位置に圧入する方法を説明する。まず図9左半部に示す如く、ボールジョイント101のハウジング108を受け治具160で保持する。次にダストカバー116のダストカバー小開口部117の内側に挿入された保持環112のフランジ部114に押圧治具155の下方端面を当接させてシャフト152と押圧治具155を下降させ、図9右半部に示す如く、保持環112をボールスタッド102の柄部103の所定の位置まで圧入し、ボールジョイント101の組付が完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記の如き製造装置151で保持環112をボールスタッド102に圧入すると、押圧治具155から保持環112にかかる荷重がボールスタッド102にもかかり、ボールスタッド102がベアリング106及びハウジング108に対し受け治具160側へ移動し、ボールスタッド102、ベアリング106及びハウジング108の位置関係が変化する。よってボールスタッド102によりベアリング106にも荷重がかかり、ベアリング106が破損してしまうことが考えられる。また、ボールジョイント101を受け治具160に設置するときにハウジング108が受け治具160に水平な状態で設置されず、ボールスタッド102が軸線方向に所定の位置より変異した状態になるため、ボールスタッド102の柄部103の所定の位置に保持環112を圧入できないということがあった。
【0009】
従って本発明は上記の如き課題を解決し、ベアリングが破損することなく、保持環がボールスタッドの柄部の所定の位置に正確に圧入される、ボールジョイントの製造方法及び製造装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によるボールジョイントの製造方法は以下の通りである。
【0011】
1. 球状の球頭部と、球頭部から延出し外周又は内周に螺子部が形成される柄部とを有するボールスタッドと、ボールスタッドの球頭部を揺動回動自在に包持し、一端に開口するベアリング開口部を有する合成樹脂製のベアリングと、ベアリングを内包し一方にその内周からボールスタッドの柄部を突出させるハウジング小開口部を有するハウジングと、ダストカバ−小開口部をボールスタッドの柄部外周に、ダストカバー大開口部をハウジング外周に各々装着するダストカバーと、ダストカバー小開口部内周に装着され、ボールスタッド軸線方向に延びる円筒状の円筒部と、円筒部の少なくとも一方端部から外周方向に延びるフランジ部とよりなる保持環とを備えるボールジョイントの製造方法において、ボールスタッドの螺子部に螺合可能な支持具螺子部を有するボールスタッド支持具の支持具螺子部をボールスタッドの螺子部に螺合し、ボールスタッド、ベアリング及びハウジングの位置関係を維持した状態で、ボールスタッド支持具をボールスタッド又は保持環に対してボールスタッド軸線方向に相体的に移動させることにより、ボールスタッド、ベアリング及びハウジングを保持環に対して相対的に移動させ、保持環をボールスタッドの柄部の所定の位置に圧入する。
【0012】
2. ボールスタッド支持具の支持具螺子部をボールスタッドの柄部に形成された螺子部に螺入して、ボールスタッド支持具をボールスタッドに対してボールスタッド軸線方向に相対的に移動させることにより、保持環をボールスタッドの柄部の所定の位置に圧入する。
【0013】
3. 保持環に当接し、ボールスタッドに対してボールスタッド軸線方向に相対的に移動する保持環支持具の移動がボールスタッドの柄部の規制部への当接により規制される。
【0014】
また、本発明によるボールジョイントの製造装置は以下の通りである。
【0015】
4. 球状の球頭部と、球頭部から延出し外周又は内周に螺子部が形成される柄部とを有するボールスタッドと、ボールスタッドの球頭部を揺動回動自在に包持し、一端に開口するベアリング開口部を有する合成樹脂製のベアリングと、ベアリングを内包し一方にその内周からボールスタッドの柄部を突出させるハウジング小開口部を有するハウジングと、ダストカバ−小開口部をボールスタッドの柄部外周に、ダストカバー大開口部をハウジング外周に各々装着するダストカバー、ダストカバーのダストカバー小開口部内周に装着され、軸線方向に延びる円筒状の円筒部と、円筒部の少なくとも一方端部から外周方向に延びるフランジ部とよりなる保持環を備えるボールジョイントで、保持環をボールスタッドの柄部に圧入する製造装置において、ボールスタッドの柄部に形成された螺子部に螺合する支持具螺子部を有するボールスタッド支持具と、ボールジョイントの保持環に当接する保持環支持具とを備え、ボールスタッド支持具と保持環支持具とを相対的に移動可能とした。
【0016】
5. 球状の球頭部と、球頭部から延出し外周又は内周に螺子部が形成される柄部とを有するボールスタッドと、ボールスタッドの球頭部を揺動回動自在に包持し、一端に開口するベアリング開口部を有する合成樹脂製のベアリングと、ベアリングを内包し一方にその内周からボールスタッドの柄部を突出させるハウジング小開口部を有するハウジングと、ダストカバ−小開口部をボールスタッドの柄部外周に、ダストカバー大開口部をハウジング外周に各々装着するダストカバー、ダストカバーのダストカバー小開口部内周に装着され、軸線方向に延びる円筒状の円筒部と、円筒部の少なくとも一方端部から外周方向に延びるフランジ部とよりなる保持環を備えるボールジョイントで、保持環をボールスタッドの柄部に圧入する製造装置において、ボールスタッドの柄部に形成された螺子部に螺合する支持具螺子部を有するボールスタッド支持具と、ボールジョイントの保持環に当接する保持環支持具とを備え、ボールスタッド支持具と保持環支持具とが支持具螺子部をボールスタッドの柄部に形成された螺子部に螺入することにより一体的に移動可能とした。
【0017】
6. 保持環支持具は、ボールスタッドの柄部の規制部に当接して、保持環支持具の軸線方向の移動を規制する当接部を備える。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の第一の実施例を図1乃至図5に基づいて説明する。
【0019】
図1は本発明の実施例によるボールジョイント1を表す。このボールジョイント1は、球状の球頭部5と球頭部5から延出する柄部3とを有するボールスタッド2と、ボールスタッド2の球頭部5を揺動回動自在に包持し、一端に開口するベアリング開口部7を有する合成樹脂製のベアリング6と、そのベアリング6を内包し一方にその内周からボールスタッド2の柄部3を突出させるハウジング小開口部9を、他方にハウジング大開口部10を有し、外周面にはボールスタッド2の軸線に対して垂直に延びて他部材と連結する延出部21が形成されるハウジング8と、ハウジング8のハウジング大開口部10内周にかしめ固定される閉止板11と、ダストカバ−小開口部17をボールスタッド2の柄部3外周に、ダストカバー大開口部18をハウジング8外周に各々装着するダストカバー16と、ダストカバー16のダストカバ−小開口部17内周に装着され、軸線方向に延びる円筒状の円筒部13と、円筒部13のボールスタッド2の反球状部側端部から外周方向に延びるフランジ部14と、円筒部13の球頭部5側端部から外周方向に延びる鍔部15とよりなる保持環12とを備える。
【0020】
上記ボールスタッド2の柄部3は、内側に螺子部である雌螺子4が形成されている。また、ボールスタッド2の柄部3の反球頭部側外径は保持環12の内径より若干小径で、保持環12の固定される付近の外径は保持環12の内径より若干大径である。
【0021】
続いて上記ボールジョイント1の組付方法を図2乃至図4に基づいて説明する。
【0022】
まず、図2に示す如く、ボールスタッド2の球頭部5にベアリング6を嵌装し、続いてボールスタッド2の柄部3側から、柄部3がハウジング小開口部9内周から突出するようにハウジング8内挿入する。次に図3に示す如く、ハウジング8のハウジング大開口部10内に閉止板11を挿入し、ハウジング大開口部10端部を内周側にかしめ固定する。
【0023】
ここで、ダストカバー16に保持環12を装着する工程を図4を基に説明する。保持環12は装着前の状態で図4の(ア)に示す如く円筒部13がフランジ部14から軸線方向に延びるストレート部14aとストレート部14aから連続しストレート部14aより薄肉の薄肉部14bとよりなる。まず図4の(ア)に示す如く保持環12を薄肉部14b側からダストカバー16のダストカバー小開口部17内側から挿入し、図4の(イ)に示す如く保持環12のフランジ部14をダストカバー16の小開口部17の上端に当接させる。次に図4の(ウ)に示す如く図示せぬカシメ装置で保持環12のストレート部14aを外周側にかしめ、鍔部15を形成して、ダストカバー16のダストカバー小開口部17に保持環12を装着する。
【0024】
上記の如き工程でダストカバー小開口部17に保持環12が装着されたダストカバー16を、保持環12が内側に装着されたダストカバー小開口部17がボールスタッド2の柄部3外周の反球頭部側から所定の位置手前まで嵌挿され、ダストカバー大開口部18がハウジング8外周に締め付けリング20により各々装着される。
【0025】
最後に保持環12をボールスタッド2の柄部3の所定の位置まで圧入して、図1に示す如きボールジョイント1が完成する。この保持環12を製造装置51により、ボールスタッド2の柄部3の所定の位置まで圧入する工程を図5に基づいて説明する。
【0026】
まず、製造装置51について図5を基に説明する。図5に示される製造装置51は、支持具螺子部である雄螺子部59と、雄螺子部59と連続するシャフト部57とよりなるボールスタッド支持具58と、ボールスタッド支持具58の外側に配設される保持環支持具53と、保持環支持具53の外側に配設されるベース60と、保持環支持具53の外側に離れて配設されハウジング8の延出部21を載置するハウジング受け部52とよりなる。ボールスタッド支持具58の雄螺子部59はボールスタッド2の柄部3の雌螺子部4と螺合するように形成されており、シャフト部57は図示されないピストンと連続し雄螺子部59を軸線方向に移動可能にしている。またボールスタッド支持具58の外周に配設される保持環支持具53は、内側にボールスタッド2の柄部3外径と略同径の内径を有する凹部55と、凹部55から連続し、ボールスタッド支持具58を嵌通させる嵌通部61と、両部を繋ぐ当接部56とが形成されており、保持環支持具保持具60により保持されている。ハウジング受け部52は図示せぬシリンダーにより軸方向に移動可能である。
【0027】
上記製造装置51を用いてボールスタッド2の柄部3の所定の位置に保持環12を圧入する工程を説明する。まず、図5左半部に示す如く、ボールジョイント1のハウジング8の延出部21をハウジング受け部52の上面に載置し、ボールスタッド2の柄部3の内側の反球頭部側端部にボールスタッド支持具58の雄螺子部59を挿入した後、ボールスタッド支持具58を回転させながらボールスタッド2の柄部3の雌螺子部4内に螺入して雌螺子部4とボールスタッド支持具58の雄螺子部59を螺合させてボールスタッド2を支持すると同時に、保持環支持具53の球頭部5側端面54を保持環12のフランジ部14に当接させる。続いて、図5右半部に示す如くボールスタッド支持具58を反球頭部側へ移動させる。すると、ボールスタッド支持具58に固定されたボールスタッド2、ベアリング6及びハウジング8が位置関係を維持した状態で、ボールスタッド支持具58と一体となって反球頭部側へ移動し、ボールスタッド2の柄部3の規制部である反球頭部側端面3aが保持環支持具53の凹部55の当接部56に当接するまで移動する。このとき、保持環支持具53はベース60により保持され固定されているので、保持環支持具53により保持環12はボールスタッド2の柄部3の所定の位置まで圧入される。
【0028】
よって、上記の如きボールジョイント1の製造方法によれば、ボールスタッドの螺子部である雌螺子部4にボールスタッド支持具58の支持具螺子部である雄螺子部59を螺合し、ボールスタッド2、ベアリング6及びハウジング8の位置関係を維持した状態で、ボールスタッド支持具58を保持環12に対してボールスタッド軸線方向に相体的に移動させることにより、ボールスタッド2、ベアリング6及びハウジング8を保持環12に対して相対的に移動させ、保持環12をボールスタッド2の柄部3の所定の位置に圧入するので、保持環12を圧入するときにかかる荷重がベアリング6にかからない。また、ボールスタッド2の柄部3の規制部である反球頭部側端面3aが保持環支持具53の凹部55の当接部56に当接するまで移動することにより保持環12の位置決めが行われるため、ボールスタッド2の柄部3の反球頭部側端面3aから保持環12までの距離が一定となり、保持環12がボールスタッド2の柄部3の所定の位置に正確に圧入される。
【0029】
次に本発明の第二の実施例を図6に基づいて説明する。
【0030】
図6に示されるボールジョイント1は、図1に示されるボールジョイント1と同一であるため、説明は省略する。
【0031】
まず、製造装置71について、図6を基に説明する。この製造装置71は、支持具螺子部である雄螺子部79と雄螺子部79の一方端部に形成され雄螺子部79外径より大径のシャフト部80とよりなるボールスタッド支持具78と、円柱状で、ボールスタッド支持具78の雄螺子部79外径と略同径の内径を有する第一孔部77、第一孔部77から連続しボールスタッド2の柄部3外径と略同径の第二孔部75と、第一孔部77と第二孔部75とを繋ぐ当接部76とが形成される保持環支持具73とよりなる。
【0032】
この製造装置71を用いてボールスタッド2の柄部3の所定の位置に保持環12を圧入する工程を説明する。まず、図6左半部に示す如く、ボールスタッド2の柄部3を製造装置71の保持環支持具73の第二孔部75に挿入し、保持環支持具73の球頭部側端面74を保持環12のフランジ部14に当接させ、次いでボールスタッド支持具78の雄螺子部79の反先端部をボールスタッド2の柄部3の雌螺子部4の反球頭部側端部に挿入する。続いてボールスタッド支持具78を回転させて、ボールスタッド2の柄部3の雌螺子部4にボールスタッド支持具78の雄螺子部79を螺入させると、ボールスタッド支持具78が球頭部5側へ移動する。ボールスタッド支持具78のシャフト部80が保持環支持具73に当接したのち、保持環支持具73とボールスタッド支持具78とは一体的に球頭部5側へと移動し、保持環支持具73に当接していた保持環12も同時に球頭部5側へと移動する。このとき保持環12はボールスタッド2の柄部3の雌螺子部4に螺入するボールスタッド支持具78の螺入荷重により保持環支持具73を介して押圧され、ボールスタッド2、ベアリング6及びハウジング8には螺入荷重がかからず、三者の位置関係は維持される。そして図6右半部に示す如く、ボールスタッド2柄部3の規制部である反球頭部側端部3aが保持環支持具73の第二孔部75の当接部76に当接するまで移動して、保持環12がボールスタッド2の柄部3の所定の位置に圧入される。
【0033】
よって、上記の如きボールジョイント1の製造方法によれば、ボールスタッド支持具78の支持具螺子部である雄螺子部79をボールスタッド2の柄部3に形成された螺子部である雌螺子部4に螺合させながら、ボールスタッド支持具78をボールスタッド2に対してボールスタッド軸線方向に相対的に移動させることにより、保持環12をボールスタッド2の柄部3の所定の位置に圧入するので、このボールジョイントの製造方法によっても保持環12を圧入するときにかかる荷重がベアリング6にかからない。また、ボールスタッド2の柄部3の反球頭部側端面3aを保持環支持具73の第二孔部75の当接部76に当接するまで移動させることにより、保持環12の位置決めが行われるため、ボールスタッド2の柄部3の規制部である反球頭部側端面3aから保持環12までの距離が一定となり、保持環12がボールスタッド2の柄部3の所定の位置に正確に圧入される。
【0034】
次に本発明の第三の実施例を図7及び図8に基づいて説明する。
【0035】
図7に示されるボールジョイント31は、図1に示されるボールジョイント1とほぼ同一の構造である。差違としては、ボールジョイント31のボールスタッド2の柄部33の反球頭部側に形成される螺子部が雄螺子部34であり、球頭部5から反球頭部へ向けて漸次小径となるテーパー部35を有している。
【0036】
上記の如きボールジョイント31において、製造装置91を用いて保持環12をボールスタッド2の柄部33の所定の位置に圧入する工程を図8に基づいて説明する。
【0037】
図8に示されるのは、保持環12をボールジョイント31のボールスタッド2柄部33に圧入する製造装置91である。この製造装置91は、円柱状で内側にボールスタッド2の柄部33のテーパー部35と略同形状の当接部95を有する保持環支持具93と、内側にボールスタッド2の雄螺子部34と螺合する雌螺子部99が形成されるボールスタッド保持具98とよりなる。
【0038】
上記製造装置91を用いてボールジョイント31のボールスタッド2の柄部33の所定の位置に保持環12を圧入する工程を説明する。まず、図8左半部に示す如く、ボールジョイント31のボールスタッド2の柄部33を保持環支持具93の内側に挿入し、保持環支持具93の反球頭部側からボールスタッド2の柄部33の雄螺子部34の反球頭部側端部を保持環支持具93から突出させ、保持環支持具93の球頭部5側端面94を保持環12のフランジ部14に当接させ、次いでボールスタッド2の柄部33の保持環支持具93から突出した雄螺子部34をボールスタッド支持具98の雌螺子部99に螺合させる。続いてボールスタッド支持具98を回転させ、ボールスタッド支持具98の雌螺子部99をボールスタッド2の柄部33の雄螺子部34に螺入させると、ボールスタッド支持具98が球頭部5側へ移動する。ボールスタッド支持具98が保持環支持具93に当接したのち、保持環支持具93とボールスタッド支持具98とは一体的に球頭部5側へと移動し、保持環支持具93に当接していた保持環12も同時に球頭部5側へと移動する。そして図8の右半部に示す如く、ボールスタッド支持具98の内周面の当接部95とボールスタッド2の柄部33の規制部であるテーパー部35が一致すると保持環支持具93の移動が終了して、保持環12がボールスタッド2の柄部33の所定の位置に圧入される。
【0039】
よって、ボールジョイント31のボールスタッド2の柄部33の反球頭部側端部に雄螺子部34が形成されている場合でも、ボールジョイント1のボールスタッド2の柄部3の反球頭部側端部に雌螺子部4が形成されている場合と同様に、ボールスタッド支持具98の支持具螺子部である雌螺子部99をボールスタッド2の柄部33に形成された雄螺子部34に螺合させながら、ボールスタッド支持具98をボールスタッド2に対してボールスタッド軸線方向に相対的に移動させることにより、保持環12をボールスタッド2の柄部33の所定の位置に圧入するので、保持環12を圧入するときにかかる荷重がベアリング5にかからない。加えて、ボールスタッド支持具98の内周面の当接部95とボールスタッド2の柄部33の規制部であるテーパー部35が一致するまで移動させることにより、保持環12の位置決めが行われるため、ボールスタッド2の柄部3のテーパー部35からの保持環12までの距離が一定となり、保持環12がボールスタッド2の柄部3の所定の位置に正確に圧入される。また、ボールスタッド2を、保持環12に対して相対的に移動させる場合も同様である。
【0040】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、球状の球頭部と、球頭部から延出し外周又は内周に螺子部が形成される柄部とを有するボールスタッドと、ボールスタッドの球頭部を揺動回動自在に包持し、一端に開口するベアリング開口部を有する合成樹脂製のベアリングと、ベアリングを内包し一方にその内周からボールスタッドの柄部を突出させるハウジング小開口部を有するハウジングと、ダストカバ−小開口部をボールスタッドの柄部外周に、ダストカバー大開口部をハウジング外周に各々装着するダストカバーと、ダストカバー小開口部内周に装着され、ボールスタッド軸線方向に延びる円筒状の円筒部と、円筒部の少なくとも一方端部から外周方向に延びるフランジ部とよりなる保持環とを備えるボールジョイントの製造方法において、ボールスタッドの螺子部に螺合可能な支持具螺子部を有するボールスタッド支持具の支持具螺子部をボールスタッドの螺子部に螺合し、ボールスタッド、ベアリング及びハウジングの位置関係を維持した状態で、ボールスタッド支持具をボールスタッド又は保持環に対してボールスタッド軸線方向に相体的に移動させることにより、ボールスタッド、ベアリング及びハウジングを保持環に対して相対的に移動させ、保持環をボールスタッドの柄部の所定の位置に圧入するため、保持環を圧入するときにかかる荷重がベアリングにかからないので、ベアリングが破損することはない。
【0041】
また、球状の球頭部と、球頭部から延出し外周又は内周に螺子部が形成される柄部とを有するボールスタッドと、ボールスタッドの球頭部を揺動回動自在に包持し、一端に開口するベアリング開口部を有する合成樹脂製のベアリングと、ベアリングを内包し一方にその内周からボールスタッドの柄部を突出させるハウジング小開口部を有するハウジングと、ダストカバ−小開口部をボールスタッドの柄部外周に、ダストカバー大開口部をハウジング外周に各々装着するダストカバー、ダストカバーのダストカバー小開口部内周に装着され、軸線方向に延びる円筒状の円筒部と、円筒部の少なくとも一方端部から外周方向に延びるフランジ部とよりなる保持環を備えるボールジョイントで、保持環をボールスタッドの柄部に圧入する製造装置において、ボールスタッドの柄部に形成された螺子部に螺合する支持具螺子部を有するボールスタッド支持具と、ボールジョイントの保持環に当接する保持環支持具とを備え、ボールスタッド支持具と保持環支持具とを相対的に移動可能としたので、上記製造方法を実現することができる。
【0042】
更に、ボールスタッド支持具の支持具螺子部をボールスタッドの柄部に形成された螺子部に螺入して、ボールスタッド支持具をボールスタッドに対してボールスタッド軸線方向に相対的に移動させることにより、保持環をボールスタッドの柄部の所定の位置に圧入する製造方法においても、ボールスタッドの柄部の螺子部にボールスタッド支持具の支持具螺子部を螺入して、保持環をボールスタッドの柄部の所定の位置まで圧入することができるため、保持環を圧入するときにかかる荷重がベアリングにかからないので、ベアリングが破損することはない。
【0043】
また、球状の球頭部と、球頭部から延出し外周又は内周に螺子部が形成される柄部とを有するボールスタッドと、ボールスタッドの球頭部を揺動回動自在に包持し、一端に開口するベアリング開口部を有する合成樹脂製のベアリングと、ベアリングを内包し一方にその内周からボールスタッドの柄部を突出させるハウジング小開口部を有するハウジングと、ダストカバ−小開口部をボールスタッドの柄部外周に、ダストカバー大開口部をハウジング外周に各々装着するダストカバー、ダストカバーのダストカバー小開口部内周に装着され、軸線方向に延びる円筒状の円筒部と、円筒部の少なくとも一方端部から外周方向に延びるフランジ部とよりなる保持環を備えるボールジョイントで、保持環をボールスタッドの柄部に圧入する製造装置において、ボールスタッドの柄部に形成された螺子部に螺合する支持具螺子部を有するボールスタッド支持具と、ボールジョイントの保持環に当接する保持環支持具とを備え、ボールスタッド支持具と保持環支持具とが支持具螺子部をボールスタッドの柄部に形成された螺子部に螺合させながら一体的に移動可能としたので、上記製造方法を実現できる。
【0044】
更に上記製造方法に加えて、保持環支持具の移動がボールスタッドの柄部の規制部への当接により規制されると、ボールスタッドの柄部の規制部と保持環の間の距離が一定に保たれるので、保持環をボールスタッドの柄部の所定の位置まで正確に圧入することができる。
【0045】
また、上記製造装置の保持環支持具が、ボールスタッドの柄部の規制部に当接して、保持環支持具の軸線方向の移動を規制する当接部を備えると、保持環をボールスタッドの柄部の所定の位置まで正確に圧入することができる製造方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボールスタッドの柄部の内側に雌螺子部が形成されたボールジョイントを表す部分断面平面図である。
【図2】本発明の実施例によるボールジョイントの第一の組立工程を表す部分断面平面図である。
【図3】本発明の実施例によるボールジョイントの第二の組立工程を表す部分断面平面図である。
【図4】本発明の実施例による保持環をダストカバーに装着する工程を表す断面平面図である。
【図5】本発明の第一の実施例による製造装置を用いてボールジョイントに保持環を圧入する工程を表し、左半部は保持環圧入前、右半部は保持環圧入後を表す部分断面平面図である。
【図6】本発明の第二の実施例による製造装置を用いてボールジョイントに保持環を圧入する工程を表し、左半部は保持環圧入前、右半部は保持環圧入後を表す部分断面平面図である。
【図7】本発明の他の実施例によるボールジョイントを表す部分断面平面図である。
【図8】本発明の第三の実施例による製造装置を用いてボールジョイントに保持環を圧入する工程を表し、左半部は保持環圧入前、右半部は保持環圧入後を表す部分断面平面図である。
【図9】従来の製造装置を用いてボールジョイントに保持環を圧入する工程を表し、左半部は保持環圧入前、右半部は保持環圧入後を表す部分断面平面図である。
【符号の説明】
1,31 ボールジョイント
2 ボールスタッド
3,33 柄部
3a,35 規制部
4,34 螺子部
5 球頭部
6 ベアリング
7 ベアリング開口部
8 ハウジング
9 (ハウジング)小開口部
12 保持環
13 円筒部
14 フランジ
16 ダストカバー
17 (ダストカバー)小開口部
18 (ダストカバー)大開口部
51,71,91 製造装置
53,73,93 保持環支持具
56,76,95 当接部
58,78,98 ボールスタッド支持具
59,79,99 支持具螺子部

Claims (6)

  1. 球状の球頭部(5)と、該球頭部(5)から延出し外周又は内周に螺子部(4)が形成される柄部(3)とを有するボールスタッド(2)と、該ボールスタッド(2)の球頭部(5)を揺動回動自在に包持し、一端に開口するベアリング開口部(7)を有する合成樹脂製のベアリング(6)と、該ベアリング(6)を内包し一方にその内周から前記ボールスタッド(2)の柄部(3)を突出させるハウジング小開口部(9)を有するハウジング(8)と、ダストカバ−小開口部(17)を前記ボールスタッド(2)の柄部(3)外周に、ダストカバー大開口部(18)を前記ハウジング(8)外周に各々装着するダストカバー(16)と、前記ダストカバー小開口部(17)内周に装着され、ボールスタッド軸線方向に延びる円筒状の円筒部(13)と、該円筒部(13)の少なくとも一方端部から外周方向に延びるフランジ部(14)とよりなる保持環(12)とを備えるボールジョイント(1)の製造方法において、前記ボールスタッド(2)の螺子部(4)に螺合可能な支持具螺子部(59)を有するボールスタッド支持具(58)の該支持具螺子部(59)をボールスタッド(2)の螺子部(4)に螺合し、前記ボールスタッド(2)、ベアリング(6)及びハウジング(8)の位置関係を維持した状態で、前記ボールスタッド支持具(58)を前記ボールスタッド(2)又は保持環(12)に対してボールスタッド軸線方向に相対的に移動させることにより、前記ボールスタッド(2)、ベアリング(6)及びハウジング(8)を前記保持環(12)に対して相対的に移動させ、前記保持環(12)を前記ボールスタッド(2)の柄部(3)の所定の位置に圧入することを特徴とするボールジョイントの製造方法。
  2. 前記ボールスタッド支持具(78,98)の支持具螺子部(79,99)をボールスタッド(2)の柄部(3,33)に形成された螺子部(4)に螺入し、前記ボールスタッド支持具(78,98)を前記ボールスタッド(2)に対してボールスタッド軸線方向に相対的に移動させることにより、前記保持環(12)を前記ボールスタッド(2)の柄部(3,33)の所定の位置に圧入することを特徴とする請求項1記載のボールジョイントの製造方法。
  3. 前記保持環(12)に当接し、前記ボールスタッド(2)に対してボールスタッド軸線方向に相対的に移動する保持環支持具(53,73,93)の移動がボールスタッド(2)の柄部(3,33)の規制部(3a,35)への当接により規制されることを特徴とする請求項1及び請求項2の何れかに記載のボールジョイントの製造方法。
  4. 球状の球頭部(5)と、該球頭部(5)から延出し外周又は内周に螺子部(4)が形成される柄部(3)とを有するボールスタッド(2)と、該ボールスタッド(2)の球頭部(5)を揺動回動自在に包持し、一端に開口するベアリング開口部(7)を有する合成樹脂製のベアリング(6)と、該ベアリング(6)を内包し一方にその内周から前記ボールスタッド(2)の柄部(3)を突出させるハウジング小開口部(9)を有するハウジング(8)と、ダストカバ−小開口部(17)をボールスタッド(2)の柄部(3)外周に、ダストカバー大開口部(18)を前記ハウジング(8)外周に各々装着するダストカバー(16)、該ダストカバー(16)のダストカバー小開口部(17)内周に装着され、軸線方向に延びる円筒状の円筒部(13)と、該円筒部(13)の少なくとも一方端部から外周方向に延びるフランジ部(14)とよりなる保持環(12)を備えるボールジョイント(1)で、前記保持環(12)をボールスタッド(2)の柄部(3)に圧入する製造装置(51)において、前記ボールスタッド(2)の柄部(3)に形成された螺子部(4)に螺合する支持具螺子部(59)を有するボールスタッド支持具(58)と、前記ボールジョイント(1)の保持環(12)に当接する保持環支持具(53)とを備え、前記ボールスタッド支持具(58)と前記保持環支持具(53)とを相対的に移動可能としたことを特徴とするボールジョイントの製造装置。
  5. 球状の球頭部(5)と、該球頭部(5)から延出し外周又は内周に螺子部(4)が形成される柄部(3,33)とを有するボールスタッド(2)と、該ボールスタッド(2)の球頭部(5)を揺動回動自在に包持し、一端に開口するベアリング開口部(7)を有する合成樹脂製のベアリング(6)と、該ベアリング(6)を内包し一方にその内周から前記ボールスタッド(2)の柄部(3)を突出させるハウジング小開口部(9)を有するハウジング(8)と、ダストカバ−小開口部(17)をボールスタッド(2)の柄部(3,33)外周に、ダストカバー大開口部(18)を前記ハウジング(8)外周に各々装着するダストカバー(16)、該ダストカバー(16)のダストカバー小開口部(17)内周に装着され、軸線方向に延びる円筒状の円筒部(13)と、該円筒部(13)の少なくとも一方端部から外周方向に延びるフランジ部(14)とよりなる保持環(12)を備えるボールジョイント(1,31)で、前記保持環(12)をボールスタッド(2)の柄部(3,33)に圧入する製造装置(71、91)において、前記ボールスタッド(2)の柄部(3,33)に形成された螺子部(4)に螺合する支持具螺子部(79、99)を有するボールスタッド支持具(78、98)と、前記ボールジョイント(1,31)の保持環(12)に当接する保持環支持具(73、93)とを備え、前記ボールスタッド支持具(78,98)と前記保持環支持具(73,93)とが前記支持具螺子部(79,99)をボールスタッド(2)の柄部(3,33)に形成された螺子部(4,34)に螺合することにより一体的に移動可能としたことを特徴とするボールジョイントの製造装置。
  6. 前記保持環支持具(53,73,93)は、ボールスタッド(2)の柄部(3,33)の規制部(3a,35)に当接して、前記保持環支持具(53,73,93)の軸線方向の移動を規制する当接部(56,76,95)を備えることを特徴とする請求項4及び請求項5の何れかに記載のボールジョイントの製造装置。
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