JPH0284112A - きのこの人工栽培方法 - Google Patents

きのこの人工栽培方法

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JPH0284112A
JPH0284112A JP63267237A JP26723788A JPH0284112A JP H0284112 A JPH0284112 A JP H0284112A JP 63267237 A JP63267237 A JP 63267237A JP 26723788 A JP26723788 A JP 26723788A JP H0284112 A JPH0284112 A JP H0284112A
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克彦 日下部
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丸山 伴
Yukita Kouno
由己太 河野
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侑 松井
Tsutomu Taniguchi
勉 谷口
Akira Obayashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は培養基を改良したきのこの人工栽培方法に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、きのこの栽培はコナラ、クヌギ、ブナ等の原木を
利用し九はだ木栽培がほとんどであシ、そのため気象条
件により収穫が左右されることが多く、また、最近では
ほだ木栽培においては原木又は原木切シ出しの丸めの労
働力が不足していること等によって原木の入手が内錐に
なりつつある。更に、はだ木栽培では栽培期間が長いこ
と、すなわち種菌の接種からきのこの収穫までに1年半
〜2年も要することにより、生産コストが相当高くつく
のが実情である。
しかるに、近年、エノキタケ、ヒラタケ、シロタモギタ
ケ、ナメコ等において、主に鋸屑に米糠を配合した培養
基を用い、瓶又は箱で栽培を行う菌床人工栽培方法が確
立され、−年を通して、四季に関係なく安定してきのこ
が収穫できるようになっている。すなわち、農家での副
業的性格が強く、小規模生産に頼っていf?:、きのこ
の栽培が、現在では企業が工業的スケールで大量に栽培
でき、かつ原料が入手しやすい菌床人工栽培法に移夛つ
つある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、菌床人工栽培法においてら、きのこを大量に連
続栽培するには、いまだ収率も低く、かつ栽培期間がか
なり長いため、その生産コストは安価とはいえず、故に
今後これら生産性の改善が切望されている。
本発明の目的は、上記現状にかんがみ、高収澁できのこ
を人工栽培する方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明を概説すれば、本発明はきのこの人工栽培方法に
関する発明であって、きのこの人工栽培において、人工
培養基に、アルミニウム及び/又はアルミニウム化合物
を含有させることを特徴とする。
本発明者らは、きのこの人工栽培における従来法の欠点
を改善するため、鋸屑培養系を用いて、種々の栽培実験
を行い、各種アルミニウム化合物について広範囲に検索
、鋭意検討を重ねた結果、メタケイ酸アルミン酸マグネ
シウム、アルミン酸マグネシウム(水酸化アルミナマグ
ネシウム)、ケイ酸アルミン酸ナトリウム、アルミン酸
ナトリウム、ケイ酸アルミン酸カルシウム、ケイ酸アル
ミン酸バリウムなどのケイ酸アルミン酸塩と、アルミン
酸塩、塩化アルミニウム、硫酸アンモニウムアルミニウ
ムをはじめとする水溶性アルミニウム塩、ステアリン酸
アルミニウム、ラウリン酸アルミニウiをはじめとする
脂肪酸アルミニウム及びケイ酸アルミニウム等の不溶性
のアルミニウム塩、また、活性アルミナ、水酸化アルミ
ニウムゲル等の酸化物や水酸化物、特殊なものとしては
合成ヒドロタルサイト等のあらゆる種類のアルミニウム
化合物に増収能があることを発見した。更には、粉末ア
ルミニウムの培養基への添加でも増収を得たことから、
アルミニウム自体が増収能をもつと結論し、本発明を光
取し九。
アルミニウムは、地球上に広く存在する元素であり、地
球表層部では金属元素としては最も多量に存在する。存
在形態としては、各種金属のアルミノケイ酸塩として岩
石土壌の重要構成成分となっている。鉱石としては、ボ
ーキサイト、カオリンが重要であり、工業的には氷晶石
とアルミナの融屏塩亀解を用いるエル−・ホール法によ
ってつくられる。銀白色の軽い軟らかい金属で、展性、
延性に富み、耐食性なので、各種方面(建築材料、運輸
関係、化学器具、家庭用品その他)に、金属そのまま、
あるいは合金として用いられるはか、テルミット、塗料
、送電線材など、あらゆる方面に使用される。ま几、そ
の化合物は主に水酸化アルミニウムから作られ、触媒、
染色剤、医薬品、金属石けん、吸着剤、セメント・陶器
・ガラス原料、流動促進4]、増粘剤等々その用途は多
′妓にわたる。また、工業用原料として用いられるもの
が多いため、比較的安価に入手できることが特徴的であ
る。
以下、本発明を更に詳しく説明する。
本発明に用いら几るきのこの人工培養基は、通常、鋸屑
、ふすま、もみがらなどの炭素源と米櫃、大豆粕などの
窒素源の混合物に水を適当量加え、これを瓶又は箱に圧
詰めして調製するのが適当であるが、好ましくは鋸屑と
米櫃を重量比1:1で混合した混合物に水を加えて、水
分含有率を60〜65%に調整し友ものを、広口瓶に圧
詰めして調製することが望ましい。
また、鋸屑としては広葉樹鋸屑あるいは針葉樹鋸屑をそ
れぞれ単独で用いてもよいが、混合して使用してもよい
次に、アルミニウム及び/又はアルミニウム化合物と鋸
屑との混合比率は、その形態や、添加方法によって大き
く異なり、また増収の多寡も、それによって大きく異な
るが、例としてアルミニウム粉末の場合は重量比で、α
1〜1Q、0:100、好ましくは18〜五O:100
が最も良い。また、塩化アルミニウム(6水和物)の場
合は、aOXlo−1〜五O:100、好ましくはaO
Xlo−3〜1.0 : 100が最も良い。
しかしながら、これらの化合物の添加置け、上記の数値
によって特に制約されるものではない。
また、これらアルミニウム、アルミニウム化合物は単独
で用いても良いが、混合して使用しても良い。
本発明で使用されるきのこは人工栽培できるきのこでち
ゃ、例えば、エノキタケ、ヒラタケ、シロタモギタケ、
ナメコ等が挙げらnる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明は以下
の実施例の範囲のみに限定されるものではない。
実施例1 広葉樹鋸屑(ブナ材)502、針葉樹鋸屑(スギ材)5
0?、米糠100fをよく混合し、これにメタケイ酸ア
ルミン酸マグネシウム〔富士化学工業(株)製、商品名
 ノイシリン〕を0.1.3.5.7.10.13.1
5又は20?添加し、水分含有率を63%に調整したも
のをプラスチツク製850d広口瓶に圧詰めした。
各々の中央に直径1の程度の穴を開け、打栓後、120
Cで90分間殺菌し丸。冷却後、シロタモギタケの鋸屑
種菌を常法とおシ植函し、暗所、温度25℃、湿度55
%の条件下で、30日間培養しく菌まわし工程)、更に
55日間培養を続けて熟成感せた。次に栓をはずして培
養基の上部から約13程度菌かきをして菌糸層を除いた
後、水道水20−を添加して充分に吸水させた。4時間
放置後、上部に残った水を取除いて、温度15℃、湿度
95%、照度20ルツクスの条件下で、10日間培養し
て子実体原基を形成させ、更に照度を200ルツクスに
上げて、15日間培養を続はメタケイ酸アルミン酸マグ
ネシウムの子実体収量に及ぼす影響について検討した。
結果を第1表に示す。
第  1  表 第1表で明らかなように、人工培養基にメタケイ酸アル
ミン酸マグネシウムを添〃口することにより、シロタモ
ギタケの収量が飛躍的に増大した。
実施例2 広葉樹鋸屑(ブナ材) 50 f1針葉樹鋸屑(スギ材
) 50 f、米糠100?をよく混合し、これにアル
ミン酸マグネシウム(水酸化アルミナマグネシウム)〔
協和化学工業(株)製、部品名 サナルミン〕を0.1
.3.5.7.10.13.15又は202添加し、水
分含有率を63優に調整したものをプラスチツク製85
0d広口瓶に圧詰めした。各々の中央に直径1の程度の
穴を開け、打栓後、120℃で90分間殺菌し九。冷却
後、シロタモギタケのAt屑楠菌を常法どおり植菌し、
暗所、温度25℃、湿度55僑の条件下で、30日間培
養しく菌まわし工程)、更に55日間培養を続けて熟成
させ友。
次に栓をはずして培養基の上部から約1菌程度菌かきを
して菌糸層を除いた後、水道水20a(を添加して充分
に吸水でせ九。4時間数e後、上部に残った水′5r、
増除いて、温度15℃、湿度95%、照度20ルツクス
の条件下で10日間培養して子実体原基を形成させ、更
に照度を200ルツクスに上げて、15日間培養を続け
、アルミン酸マグネシウム(水酸化アルミナマグネシウ
ム)の子実体収量に及ばす影#について検討し念。結果
を第2表に示す。
第2表 第2表で明らかなように、人工培養基にアルミン酸マグ
ネシウム(水酸化アルミナマグネシウム)を添加するこ
とによシ、シロタモギタケの収量が飛躍的に増大した。
実施例3 広葉樹鋸屑(ブナ材) S Ot、針葉樹鋸屑(スギ材
) 50 t、米#100りをよく混合し、これにメタ
ケイ酸アルミン酸マグネシウム〔富士化学工業(株)製
、商品名 ノイシリン〕を011.3.5.7.10.
13.15又は20?添加し、水分含有率を63優に調
整したものをプラスチック製85〇−広口瓶に圧詰めし
た。
各々の中央に直径1cIn程度の穴を開け、打栓後、1
20℃で90分間殺菌した。冷却後、ヒラタケの鋸屑種
菌を常法どおり植菌し、暗所、温度25℃、湿度55%
の条件下で30日間培養した。次に栓をはずして培養基
の上部から約1crn程度菌かきをして菌糸層を除いた
後、水道水2〇−を添加して充分に吸水させ友。4時間
放置後上部に残った水を取除いて、温度15℃、湿度9
5%、照度20ルツクスの条件下で、4日間培養して子
実体原基を形成させ、更に照度を200ルツクスに上げ
て、10日間培養を続け、メタケイ酸アルミン酸マグネ
シウムの子実体収量に及ばず影響について検討した。結
果を第6表に示す。
第3表 jpJ3表で明らかなように、人工培養1にメタケイ酸
アルミン酸マグネシウムを株刀口することにより、ヒラ
タケの収量が飛躍的に増大した。
実施例4 広葉樹鋸屑(ブナ材)50F、針葉樹鋸屑(スギ材) 
s o t、米糠100tをよく混合し、これにケイ酸
アルミン酸ナトリウム(日本ビルダー(株)製、合成ゼ
オライト〕を0.1.5.5.7.9.12.15.1
8又蝋20?添加し、水分含有率を63%に調整したも
のをプラスチック製850−広口瓶に圧詰めした。各々
の中央に直径10程度の穴を開け、打栓後、120℃で
90分間殺菌した。冷却後、リオフイラム ウルマリウ
ム(M−8171株、FIRM P−8921)の鋸屑
種菌を常法どおり植菌し、暗所、温度25℃、湿度55
鳴の条件下で30日間培養しく画素わし工程)、更に3
0日間培養を続けて熟成させた。次に栓をはずして培養
基の上部から約13程度菌かきをして菌糸層を除いた後
、水道水20−を舖加して充分に吸水させた。4時間放
置後上部に残った水を取除いて、温度15℃、湿度95
%、照度20ルツクスの条件下で、10日間培養して子
実体原基を形成させ、更に照度を200ルツクスに上げ
て、15日間培養を続け、ケイ酸アルミン酸ナトリウム
の子実体収量に及ぼす影響について検討した。結果を第
4表に示す。
第  4  表 第4表で明らかなように、人工培養基にケイ酸アルミ/
酸ナトリウムを添加することにより、リオフイラム ウ
ルマリウム(M−8171株、FI!iRM  P−8
921)の収量が飛躍的に増大した。
実施例5 広葉a4鋸屑(ブナ材)50F、針葉樹鋸屑(スギ材)
50?、米糠100vをよく混合し、これにアルミン酸
ナトリウム〔大阪ゴ達(株)製、40%水溶液〕を0、
α2、α5.1.0.1.5.2.0、五〇、40、&
0又は&0?添加し、水分含有率を63%に調整したも
のをプラスチック製85〇−広口瓶に圧詰めした。各々
の中央に直径1工程度の穴を開け、打栓後、120℃で
90分間殺菌した。冷却後、リオフイラムウルマリウム
CM−8171株、Fl!fRM  P−8921)の
鋸屑種菌を常法どおプ植菌し、暗所、温度25℃、湿度
55憾の条件下で30日間f@養しく菌まわし工程)、
更に30日間培養を続けて熟成させた。次に栓をはずし
て培養基の上部から約1cIn程度菌かきをして菌糸層
を除いた後、水道水20mを添加して充分に吸水させた
。4時間放置後、上部に残つ九本を取除いて、温度15
℃、湿度95%、照度20ルツクスの条件下で10日間
培養して子実体原基を形成させ、更に照度1200ルツ
クスに上げて、15日間培蓋を続け、アルミン酸ナトリ
ウムの子実体収量に及ぼす影響について検討した。結果
を第5表に示す。
第5表 第5表で明らかなように、人工培養1にアルミン酸ナト
リウムを添加することにより、リオフイラム ウルマリ
ウム(M−8171株、IPRRM P−8921)の
収量が飛躍的に増大した。
実施例6 広葉樹鋸屑(ブナ材) 50 F、針葉樹鋸屑(スギ材
) 50 F、米糠1001をよく混合し、これにアル
ミン酸ナトリウム〔大阪げ達(株)製、40%水溶液〕
を0、(L2、Q、5、to、1.5.2.0、五〇、
4.0、−〇又は60?添加し、水分含有率を63%に
調整したものをグラスチック製850d広口瓶に圧詰め
した。各々の中央に直径13程度の穴を開け、打栓後、
120℃で90分間殺菌した。冷却後、リオフイラムウ
ルマリウム(1−2株)の鋸屑4ji菌を常法どお#)
41!菌し、暗所、温度25℃、湿度55%の条件下で
、30日間培養しく菌まわし工程)、更に55日間培養
を続けて熟成させた。欠に栓をはずして培養基の上部か
ら約1α程度函かきをして菌糸層を除いた後、水道水2
0−を蚕加して充分に吸水させた。4時間放置後、上部
に残った水を取除いて、温度15℃、湿度95%、照度
20ルツクスの条件下で、10日間培養して子実体原基
を形成させ、更に照度を200ルツクスに上げて、15
日間培養を続はアルミン酸す) IJウムの子実体収量
に及ぼす影響について検討した。結果を第6表に示す。
第  6 表 第6表で明らかなように、人工培養基にアルミン酸ナト
リウムを添加することにより、リオフイラム ウルマリ
ウム(1−2株)の収量が飛躍的に増大した。
実施例7 広葉樹鋸屑(ブナ材) 50 f s針葉樹鋸屑(スギ
材)50?、米糠1002をよく混合し、これにケイ酸
アルミン酸カルシウム又はケイ酸アルミン酸バリウム〔
日本ビルグー(株)製、Ca−A型ゼオライト、Ba−
A型ゼオライト〕を0.1.3.5.7.10.15又
は20j’添加し、水分含有率を63%に調整したもの
をプラスチック製85〇−広口瓶に圧詰めした。各々の
中央に直径13程度の穴を開け、打栓後、120℃で9
0分間殺菌した。冷却後、リオフイラムウルマリウム(
M−8171株、PERMP−8921)の鋸屑種菌を
常法どおり植菌し、暗所、温度25℃、湿度55%の条
件下で30日間培養しく菌まわし工程)、更に60日間
培養を続けて熟成させた。次に栓をはずして培養基の上
部から約1clR程度菌かきをして菌糸層を除いた後、
水道水20agf:、t’M加して充分に吸水させた。
4時間放置後止部に残つ死水を取除いて、温度15℃、
湿度95%、照度20ルツクスの条件下で、10日間培
養して子実体原基を形成させ、更に照度を200ルツク
スに上げて、15日間培養を続け、ケイ酸アルミン酸カ
ルシウム又はケイ酸アルミン酸バリウムの子実体収量に
及ぼす影響について検討した。結果を第7表に示す。
第  7 表 !iA7表で明らかなように、人工珊養基にケイ酸アル
ミン酸カルシウム又はケイ酸アルミンばバリウムを砧瓢
刀口することにより、リオフイラムウルマリウム(M−
8171株、FEBMP−8921)の収量が(1−漬
的に増大し九。
災力例8 広葉樹鋸屑(ブナ材) 50 j’、針栄団鋸屑(スギ
材)502、米棟100り金よく混合し、こfLK塩化
アルミニウム〔6水和物、半片化学薬品(株)製、試薬
特級]をζ4.8×101毛8 X 10”  α48
.1.0又は五oy、あるいd m +t&アンモニウ
ムアルミニウム〔12水和物、半片化学薬品(株)襄、
試薬特級〕をc11×10−19.1×10−+I C
L91、t9又は5.6tを水溶液で添加し、水分含有
4を63%VC調憤したものをプラスチツク製850d
広口瓶に圧詰めした。各々の中央に11径11程度の穴
を開け、打栓後、120℃で90分間殺菌した。
冷却後、リオフイラム ウルマリウム(M−8171株
、FIRM  P−8921)の鋸屑種菌を常法どおシ
櫃菌し、暗所、温度25℃、湿度55優の条件下で30
日間培養しく菌まわし工程)、更に30日間培養を続け
て熟成させた。
次に栓(i−はずして培養基の上部から約1副程度菌か
きをして菌糸層を除いた後、水道水20aZを添加して
充分に吸水させ念。4時間放置後止部に残った水を堰除
いて、温度15℃、湿度95優、照度20ルツクスの条
件下で、10日間培養して子実体原基を形成させ、更に
照度を200ルツクスに上げて、15日間培養を続け、
塩化アルミニウム又は硫酸アンモニウムアルミニウムの
子実体収量に及ばず影響について検討した。結果を第8
衣に示す。
第 8  表 48表で明らかなように、人工培養基に塩化アルミニウ
ム又は硫酸アンモニウムアルミニウムを添加することに
より、リオフイラム ウルマリウム(M−8171株、
FARM  P−8921)の収量が飛躍的に増大した
実j1例9 広葉樹鋸屑(ブナ材) 50 ?、針葉樹鋸屑(スギ材
)50 ?、米糠10o?をよく混合し、これにモノス
テアリン酸アルミニウム〔半片化学薬品(株)製コを、
0、五6、Z2.14.5又は21.5F、あるいはラ
ウリン酸アルミニウム〔関東化学(株)製、試薬−級〕
を、i6、と5又は1五〇?添加し、水分含有率を63
%に調整したものをプラスチック表850FMt広口瓶
に圧詰めした。また、ステアリン酸〔旭1化工業C株〕
製、5A−420]を、 Z9、19.11.8又はi
 7.7 を添加し之ものを対照区として設けた。各々
の中央に直径1cfR程度の穴を開け、打栓後、120
℃で90分間殺菌した。冷却後、リオフイラム ウルマ
リウム(M−8171株、FIRM  P−8921)
の鋸屑種菌を常法どおり植菌し、暗所、1度25℃、湿
度55%の条件下で30日間培養しく菌まわし工程)、
更に30日間培養を続けて熟成させた。次に栓をはずし
て培養基の上部から約13程度菌かきをして菌糸層を除
いた後、水道水20dt−添加して充分に吸水させた。
4時間放置後上部に残った水を取除いて、温度15℃、
湿度95優、照度20ルツクスの条件下で、10日間培
養して子実体原基を形成させ、更に照度を200ルツク
スに上げて、15日間培養を続け、モノステアリン酸ア
ルミニ9ム、ラウリンばアルミニウム又はステアリン酸
の子実体収量に及ぼす影響について検討した。結果を第
9表に示す。
第  9 表 m9表で明らかなように、人工培養基にモノステアリン
酸アルミニウム又はラウリン酸アルミニウムを添加する
ことにより、リオフイラムウルマリウム(M−8171
株、EFKRMP−8921)の収量が飛躍的に増大し
た。
また、ステアリン酸の添加によっては収量が増大してい
ないことから、モノステアリン酸アルミニウムの添加に
よる増収が化合物中のアルミニウムに起因するものであ
ることがわかった。
実施例10 広葉樹鋸屑(ブナ材)sOf、針葉樹鋸屑(スギ材)5
0?、米櫃1002をよく混合し、これに3ケイ酸アル
ミニウム〔牛丼化学薬品(株)製、試薬−級]を、0、
[L56、t2、五5、a8.1 t7.17.5又は
25?、あるいは9ケイ酸アルミニウム〔協和化学工業
(株)製、商品名 キヨーワード700〕を、屯0.1
[LO11&0又は251添加し、水分含有率を63係
に調整し九ものをプラスチツク製850d広口瓶に圧詰
めした。各々の中央に直径1譚程度の穴を開け、打栓後
、120℃で90分間殺菌し九。冷却後、リオフィラム
 ウルマリウムCM=8171株、FIRM  P−8
921)の鋸屑種菌を常法どおシ植菌し、暗所、温度2
5℃、湿度55%の条件下で30日間培養しく菌まわし
工程)、更に30日間培養を続けて熟収させた。次に栓
をはずして培養基の上部から約1cIn程度菌かきをし
て菌糸層を除い友後、水道水20−を添加して充分に吸
水させた。4時間放置後上部に残った水を取除いて、温
度15℃、湿度95僑、照度20ルツクスの条件下で、
10日間培養して子実体原基を形成させ、更に照度を2
00ルツクスに上げて、15日間培養を続け、3ケイ酸
アルミニウム又は9ケイ酸アルミニウムの子実体収量に
及ぼす影響について検討した。結果を第10表に示す。
第10表 第10表で明らかなように、人工培養基にケイ酸アルミ
ニウム′It添刀口することにより、リオフイラム ウ
ルマリクム(M−8171株、IFKRM  P−89
21)の収量が飛躍的に増大した。
実施eAJ11 広葉樹鋸屑(ブナ材) s o y、針葉樹鋸屑(スギ
材)50?、米櫃1002をよく混合し。
これに合成ヒドロタルサイト〔協和化学工業C株〕製、
商品名キシ−ワード1000コを、0.1.5.5.7
又Fi13F添加し、水分含有率を65%にiX整した
ものをプラスチック類850−広口瓶に圧詰めし九。各
々の中央に直径1tTn程度の穴を開け、打栓後、12
0’Cで90分間殺菌した。冷却後、リオフイラム ウ
ルマリクム(M−8171株、FICRM  P−89
21)の鋸屑種菌を常法どおシ橿菌し、暗所、温度25
℃、湿度55%の条件下で30日間培養しく菌まわし工
程)、更に30日間培養を続けて熟成させた。次に橙を
はずして培養基の上部から約10程度−かきをして菌糸
層を除いた後、水道水20−を添加して充分に吸水させ
た。4時間放置後上部に残った水を取除いて、温度15
℃、湿度95鴫、照度20ルツクスの条件下で、10日
間培養して子実体原基を形成させ、更に照度を200ル
ツクスに上げて、15日間培養を続け、合成とドロタル
サイトの子実体収速に及ぼす影響について検討した。結
果を第11表に示す。
第11表 第11表で明らかなように、人工培養基に合成ヒドロタ
ルサイトを添刀口することにより、リオフイラム ウル
マリウム(M−8171株、FIRM  P−8921
)の収量が池躍的に増大した。
実施例12 広葉11!14鋸屑(ブナ材)502、針葉樹鋸屑(ス
ギ材]502、米糠1002をよく混合し、これに粉末
アルミニウム〔牛丼化学薬品C株)製、化学用]を、0
、α1、α3、α5、[L8、to、五〇、5.0又は
1α0?添加し、水分含有率を65暢に調整したものを
プラスチック類85〇−広口瓶に圧詰めした。各々の中
央に直径11程度の穴を開け、打栓後、120℃で90
分間殺菌した。冷却後、リオフイラム ウルマリウム(
M−8171株、FEBM  P−8921)の鋸屑種
菌を常法どおり植菌し、暗所、α度25℃、湿度55%
の条件下で30日間培養しく菌まわし工程)、更にSO
日間培養を続けて熟成させた。次に栓をはずして培#眉
の上部から約1cfR程度菌かきをして菌糸層を除いた
後、水道水20−を添加して充分に吸水させた。4時間
放置後上部に残った水を取除いて、温度15℃、湿度9
5僑、照度20ルツクスの条件下で、10日間培養して
子実体原基を形成させ、更に照度を200ルツクスに上
げて、15日間培養を続け、粉末アルミニウムの子実体
収量に及ばず影響について検討した。結果を第12表に
示す。
第12 表 第12表で明らかなように、人工培養基に粉末アルミニ
ウムを添加することにより、リオフイラム ウシマリ9
ム(M−8171株、’FARM  P−8921)の
収差が飛躍的に増大した。
〔発明の効果」 以上詳細に説明したとおり、本発明による栽培方法によ
れば、きのこを領収率で得ることが可能となった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、きのこの人工栽培において、人工培養基に、アルミ
    ニウム及び/又はアルミニウム化合物を含有させること
    を特徴とするきのこの栽培方法。
JP63267237A 1987-11-19 1988-10-25 きのこの人工栽培方法 Granted JPH0284112A (ja)

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JP62-290734 1987-11-19
JP29073487 1987-11-19
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