JP2005027585A - ホンシメジの人工栽培方法及びホンシメジの人工栽培用混合培地 - Google Patents
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Abstract
【課題】ホンシメジの人工栽培において、培地材料として牡蠣殻を用いることにより、培地の雑菌汚染が少なく、収量が増加し、収穫時期がそろい、安定した生産を得る。
【解決手段】水湿潤状態においてホンシメジの菌糸を接種し、培養することにより子実体を発生可能な培地に対して、粉砕した牡蠣殻を添加混合し、かつ、培地のpHが7を超えない範囲に調整する。ここで、培地は、粉砕した牡蠣殻とトウモロコシ粉(実の粉砕物又はその加工段階で生じる糠)と広葉樹のおが屑を含有する混合培地であって、トウモロコシ粉の含有率を10体積%以上とし、かつ、含水率を50〜80重量%として水湿潤状態におくものであり、該混合培地にホンシメジの菌糸を接種し、30℃以下の温度で培養することにより、子実体を発生させる。
【選択図】 なし
【解決手段】水湿潤状態においてホンシメジの菌糸を接種し、培養することにより子実体を発生可能な培地に対して、粉砕した牡蠣殻を添加混合し、かつ、培地のpHが7を超えない範囲に調整する。ここで、培地は、粉砕した牡蠣殻とトウモロコシ粉(実の粉砕物又はその加工段階で生じる糠)と広葉樹のおが屑を含有する混合培地であって、トウモロコシ粉の含有率を10体積%以上とし、かつ、含水率を50〜80重量%として水湿潤状態におくものであり、該混合培地にホンシメジの菌糸を接種し、30℃以下の温度で培養することにより、子実体を発生させる。
【選択図】 なし
Description
本発明は、培地材料として牡蠣殻を用いたホンシメジの人工栽培方法及びホンシメジの人工栽培用混合培地に関する。以下、特にことわらないかぎり、栽培は人工栽培を意味する。
ホンシメジは、本来的に人工栽培が困難な菌根性きのこであるが、近年、麦類を含む固形培地や合成培地を添加した固形培地を用いてする栽培方法が開発されている。(例えば、特許文献1を参照。)
特公平8−4427号(全頁) しかしながら、麦類又は合成培地(例えば、可溶性デンプン)を用いた栽培は、エノキタケ、ヒラタケ、ブナシメジ、エリンギ、ハタケシメジ等通常のきのこ栽培に比べ、材料費が高いことや、培地の調整がやや煩雑であることなど実用性という点で難点があった。
こうしたなかで、本発明者は、トウモロコシ粉と広葉樹のおが屑を主成分とする混合培地を用いることにより、ホンシメジが子実体を形成することを見いだし、その栽培方法と混合培地を提案してきた。(特許文献2を参照。)
特開2002−247917(全頁、全図)
しかしながら、これら従来の培地材料は、ホンシメジの栄養源となる主成分として有効であるが、エノキタケ、ヒラタケ、ブナシメジ、エリンギ、ハタケシメジ等の腐食性きのこの栽培(通常のきのこ栽培)に比べ、雑菌に極めて弱いこと、発生量が不安定であること等の実用上の問題があり、商業的な規模での栽培には至っていない。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであって、上記課題を解消し、培地の雑菌汚染が少なく、収量が増加し、収穫時期がそろい、安定した生産を得ることができるホンシメジの人工栽培方法及びホンシメジの人工栽培用混合培地を提供するものである。
課題を解決するために本発明は、ホンシメジの人工栽培方法の改善であって、水湿潤状態においてホンシメジの菌糸を接種し、培養することにより子実体を発生可能な培地に対して、粉砕した牡蠣殻を添加混合し、かつ、培地のpHが7を超えない範囲に調整することを特徴とするものである。
また、水湿潤状態においてホンシメジの菌糸を接種し、培養することにより子実体を発生可能とするホンシメジの人工栽培用混合培地の改善であって、
少なくとも粉砕した牡蠣殻を含有し、かつ、培地のpHが7を超えない範囲に調整してなることを特徴とするものである。
少なくとも粉砕した牡蠣殻を含有し、かつ、培地のpHが7を超えない範囲に調整してなることを特徴とするものである。
本発明は、粉砕した牡蠣殻を含む培地でホンシメジを栽培することにより、培地の雑菌汚染が少なく、収量が増加し、収穫時期がそろい、安定した生産を得ることができ、ホンシメジの実用的生産が可能となる。
本発明の実施の最良形態は、上記構成の栽培方法及び混合培地において、培地が、粉砕した牡蠣殻とトウモロコシ粉(詳しくは、実の粉砕物又はその加工段階で生じる糠)と広葉樹のおが屑を含有する混合培地であって、トウモロコシ粉の含有率を10体積%以上とし、かつ、含水率を50〜80重量%として水湿潤状態におくものであり、該混合培地にホンシメジの菌糸を接種し、30℃以下の温度で培養することにより、子実体を発生させるのが好ましい。
ここで、牡蠣殻は粉末状に粉砕したものを使用するのが実用的で好ましいが、粉砕したものであればよく、粉砕方法や粉砕物の形状や粒度等は問わない。
なお、牡蠣殻の添加混合により培地のpHは塩基性寄りシフトするが、その添加混合割合はpHを指標とし、ホンシメジの菌糸成長を阻害しないpH7以下(より好ましくはpH5〜6の間)に止めるよう調整する。
牡蠣殻は、水湿潤状態においてホンシメジの菌糸を接種し、培養することにより子実体を発生可能な培地であれば、どのような培地にも添加できる。例えば、麦類、可溶性デンプン又はトウモロコシ類を含有する培地があるが、以下では、本発明者が提案したトウモロコシ類を含有する培地を推奨する。栽培方法は、ビン栽培、袋栽培、箱栽培等を適用することができる。
トウモロコシ粉は、トウモロコシの実を粉砕加工して市販されているものを使用するのが実用的である。ここでは、実の粉砕物又はその加工段階で生じる糠のいずれでも使用できる。
また、広葉樹のおが屑は、ブナのおが屑のように一種類の広葉樹からなるもの、数種類の広葉樹が混ざったもの等のいずれでもよく、通常のきのこ栽培で使用されているもの(常圧又は高圧で加熱滅菌処理したもの)を用いてよい。
さらに、混合培地には、きのこ類の人工栽培用として公知の培地に使用されている栄養分、米糠、ふすま、ビールの搾り滓等を添加してもよい。
そして、水湿潤状態においた混合培地の含水率を50〜80重量%に調整し、通常のきのこ栽培用培地と同様に、常圧又は高圧加熱により滅菌して使用するのが好ましい。
ホンシメジの菌糸の培養は、通常のきのこ栽培で行われている方法と同様に、18〜28℃で第一段の培養をした後に、子実体の発生を促すため、第一段の温度より3℃以上低い温度に保持して第二段の培養を行なう方法によるのが好ましい。
本発明の一実施例について詳細説明する。以下の実施例は実験的事実に基づくものであるが、実施規模の拡縮により発明の内容(事実)に影響はない。
トウモロコシ粉〔商品名:コーンミール(福山製粉株式会社製造)〕とコナラのおが屑〔高田郡森林組合製造〕を乾燥重量比2:3の割合で混合したものに、牡蠣殻粉末〔丸栄株式会社製造〕を乾燥重量比で0%、1%、5%となるように添加した3種類の混合物を作り、これらに水を加えて含水率を65〜70重量%に調整した3種類の培地を作成した。
これらの培地を850ml容量の栽培瓶にそれぞれ600g詰めてキャッピング(栓封)し、高圧殺菌を行い、放冷後、あらかじめコーンミールとコナラのおが屑だけを混合して作成した培地で拡大培養しておいたホンジメジの菌糸塊約15gをそれぞれ接種した。
なお、ホンシメジの菌株は、子実体発生量が多い優良菌株として認められたYG6L株を使用した。
次に、これらを23℃で相対湿度が約70%の培養室で70日間培養した。その後、15℃で相対湿度が約95%の発生室に移し、小さな子実体が現れたときキャップを取り除き、子実体の傘が開くまで成長した段階で収穫した。
牡蠣殻粉末を添加しなかった培地〔牡蠣殻0%添加培地〕の栽培試験結果を以下に記す。
16ビン試験した結果、5ビンが雑菌に汚染され栽培途中で廃棄した。残りの11ビンは全てに子実体が発生したが、キャップを取り除いた後、3ビンは雑菌が侵入して培地上面に広がり子実体が成熟せず、子実体が収穫されたのは8ビンであった。収穫日は発生室移動から45〜52日後で、1ビン当たりの収量は50.8±6.8g(平均値±標準偏差)であった。
牡蠣殻粉末を1%添加した培地〔牡蠣殻1%添加培地〕の栽培試験結果を以下に記す。
16ビン試験した結果、雑菌の汚染はなく、全てのビンに子実体が発生し、発生室移動から45日後に子実体が一斉に収穫された。1ビン当たりの平均収量は61.6±5.1g(平均値±標準偏差)であった。図1は、ホンシメジの子実体発生状況に関する生物の生態を示す図面代用写真である。
牡蠣殻粉末を5%添加した培地〔牡蠣殻5%添加培地〕の栽培試験結果を以下に記す。
16ビン試験した結果、雑菌の汚染はなかったが、全てのビンでホンシメジの菌糸が蔓延せず、子実体は全く発生しなかった。この培地のpHは7.1でホンシメジの菌糸成長に不適であった。これに対し、上記の牡蠣殻0%培地のpHは4.8、牡蠣殻1%培地のpHは5.6であり、ホンシメジの菌糸成長に適していた。
本発明は、培地材料として牡蠣殻を用いたホンシメジの人工栽培方法及びホンシメジの人工栽培用混合培地を提供するものであって、実用的な施設栽培技術を確立し、かつ寄与する点で、産業上の利用可能性を有する。
Claims (4)
- ホンシメジの人工栽培方法において、
水湿潤状態においてホンシメジの菌糸を接種し、培養することにより子実体を発生可能な培地に対して、粉砕した牡蠣殻を添加混合し、かつ、培地のpHが7を超えない範囲に調整することを特徴とするホンシメジの人工栽培方法。 - 培地が、前記牡蠣殻と、トウモロコシの実の粉砕物又はその加工段階で生じる糠(以下、トウモロコシ粉。)と、広葉樹のおが屑を含有する混合培地であって、
前記トウモロコシ粉の含有率を10体積%以上とし、かつ、含水率を50〜80重量%として水湿潤状態におくものであり、該混合培地にホンシメジの菌糸を接種し、30℃以下の温度で培養することにより、子実体を発生させるようにした請求項1記載のホンシメジの人工栽培方法。 - 水湿潤状態においてホンシメジの菌糸を接種し、培養することにより子実体を発生可能とするホンシメジの人工栽培用混合培地において、
少なくとも粉砕した牡蠣殻を含有し、かつ、培地のpHが7を超えない範囲に調整してなることを特徴とするホンシメジの人工栽培用混合培地。 - 水湿潤状態においてホンシメジの菌糸を接種し、培養することにより子実体を発生可能とするホンシメジの人工栽培用混合培地において、
粉砕した牡蠣殻と、トウモロコシ粉と、広葉樹のおが屑を含有する混合培地であって、以下の性質を有することを特徴とするホンシメジの人工栽培用混合培地。
(1)培地のpHが7を超えない範囲に調整されている。
(2)トウモロコシ粉の含有率が10体積%以上である。
(3)培地の含水率が50〜80重量%である。
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2003
- 2003-07-08 JP JP2003271818A patent/JP2005027585A/ja active Pending
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