JPH028332Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH028332Y2 JPH028332Y2 JP1985021494U JP2149485U JPH028332Y2 JP H028332 Y2 JPH028332 Y2 JP H028332Y2 JP 1985021494 U JP1985021494 U JP 1985021494U JP 2149485 U JP2149485 U JP 2149485U JP H028332 Y2 JPH028332 Y2 JP H028332Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- ribs
- end surface
- inner end
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007779 soft material Substances 0.000 claims description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、横に長い車輌用灯具に係り、特に軟
質材料を用いて形成されたボデイのカバー接合部
からの弛緩や離脱を防止した車輌用灯具に関する
ものである。
質材料を用いて形成されたボデイのカバー接合部
からの弛緩や離脱を防止した車輌用灯具に関する
ものである。
耐震性、耐衝撃性が要求され、また、ガスケツ
トシール部材を省略して部品点数の削減を図つた
車輌用灯具においては、バルブを配置固定するた
めのボデイを軟質材料で形成し、その正面側にカ
バーを被せ、バルブの交換、内部点検等の保守作
業に際しては、このカバーを自在に脱着させ得る
ようにねじで固定する構造となつている。このよ
うな軟質材料を用いて成形され、特に第2図に示
されるようなねじによる固定部間Aの長い車輌用
灯具におけるボデイ21は、車輌の車体側への取
り付けに至るまでの輸送時にボデイ21が弛緩し
てカバー24の周縁に接合されているリツプ部2
3が離脱してしまうことが多い。そこで従来から
第3図イに示されるようにリツプ部23を断面略
コ字状に形成すると共に、カバー24の周縁にフ
ランジ部25を形成し、このフランジ部25をリ
ツプ部23に嵌合させる構造や、同図ロに示され
ているようにカバー24の周縁をボデイ21側の
リツプ部23の内側に粘着剤又は接着剤26で仮
止めする構造が提案されている。
トシール部材を省略して部品点数の削減を図つた
車輌用灯具においては、バルブを配置固定するた
めのボデイを軟質材料で形成し、その正面側にカ
バーを被せ、バルブの交換、内部点検等の保守作
業に際しては、このカバーを自在に脱着させ得る
ようにねじで固定する構造となつている。このよ
うな軟質材料を用いて成形され、特に第2図に示
されるようなねじによる固定部間Aの長い車輌用
灯具におけるボデイ21は、車輌の車体側への取
り付けに至るまでの輸送時にボデイ21が弛緩し
てカバー24の周縁に接合されているリツプ部2
3が離脱してしまうことが多い。そこで従来から
第3図イに示されるようにリツプ部23を断面略
コ字状に形成すると共に、カバー24の周縁にフ
ランジ部25を形成し、このフランジ部25をリ
ツプ部23に嵌合させる構造や、同図ロに示され
ているようにカバー24の周縁をボデイ21側の
リツプ部23の内側に粘着剤又は接着剤26で仮
止めする構造が提案されている。
しかし、前記従来技術の前者については、リツ
プ部23が厚く形成され、デザインの自由度に欠
けるばかりでなく、組み付け時間がかかつてコス
ト高となり、また後者については、ボデイ21と
カバー24の接合部から接着剤26がはみ出した
り、作業者の個人差により組み付けの確実性に欠
け、かつ粘着剤を使用する場合にはコスト高にな
る等の問題を有していた。
プ部23が厚く形成され、デザインの自由度に欠
けるばかりでなく、組み付け時間がかかつてコス
ト高となり、また後者については、ボデイ21と
カバー24の接合部から接着剤26がはみ出した
り、作業者の個人差により組み付けの確実性に欠
け、かつ粘着剤を使用する場合にはコスト高にな
る等の問題を有していた。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたもので
あり、粘着剤や接着剤を使毛せずに組み付けが確
実で、かつリツプ部の形状が薄く、デザインの自
由度に優れた車輌用灯具を提供することを目的と
する。
あり、粘着剤や接着剤を使毛せずに組み付けが確
実で、かつリツプ部の形状が薄く、デザインの自
由度に優れた車輌用灯具を提供することを目的と
する。
上記目的を達成するために、本考案に係合車輌
用灯具は、軟質材料で形成されたボデイの内側端
面固定部間にカバー側へ突出する1又は2以上の
突起を形設すると共に、この突起に対向するカバ
ーの内側端面に、所定の挟持間隙を有し、かつ内
側内奥部へ向かつて徐々に狭くなるテーパーを形
成した一対のリブを溝成し、該リブ間に上記突起
を嵌入させて挟持し、両者を確実に嵌合固定し得
るように構成したものである。
用灯具は、軟質材料で形成されたボデイの内側端
面固定部間にカバー側へ突出する1又は2以上の
突起を形設すると共に、この突起に対向するカバ
ーの内側端面に、所定の挟持間隙を有し、かつ内
側内奥部へ向かつて徐々に狭くなるテーパーを形
成した一対のリブを溝成し、該リブ間に上記突起
を嵌入させて挟持し、両者を確実に嵌合固定し得
るように構成したものである。
上記構成によれば、カバーをボデイの正面側に
組み付けた状態でボデイ側の突起がカバー側に形
成した一対のリブ間に固つ挟持され、リツプ部が
カバーの接合部から弛緩したり離脱したりするこ
とを防止する。特に、一対のリブが内側内奥部に
向かつて徐々に狭くなるテーパーを形成してある
ので、突起の嵌入度合によつてより固く嵌合挟持
される。
組み付けた状態でボデイ側の突起がカバー側に形
成した一対のリブ間に固つ挟持され、リツプ部が
カバーの接合部から弛緩したり離脱したりするこ
とを防止する。特に、一対のリブが内側内奥部に
向かつて徐々に狭くなるテーパーを形成してある
ので、突起の嵌入度合によつてより固く嵌合挟持
される。
また、これ等の突起とリブは、所望によりカバ
ーをボデイに対して着脱させる場合には、自由に
嵌脱することができる。
ーをボデイに対して着脱させる場合には、自由に
嵌脱することができる。
以下、本考案に係る車輌用灯具の実施例を図面
に従つて説明する。
に従つて説明する。
第1図は、本考案に係る車輌用灯具の実施例を
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
1は、軟質材料を用いて成形されたボデイであ
り、正面側に開口するバルブ保持部2及び外周縁
上に突出するリツプ部3と共に一体的に形成され
ている。4は、このボデイ1の正面側を覆い、そ
の外周縁部がボデイ1側のリツプ部3内側に嵌め
込められて接合されるグローブ形状のカバーであ
り、その表側から複数本のねじ5によりボデイ1
に固定されるようになつている。このボデイ1と
カバー4の固定部間Aにおいて、ボデイ1の内側
端面にカバー4側へ突出する突起6を形設する。
この突起6は、ボデイ1とカバー4の固定部間A
の長さ、即ち車輌用灯具の左右方向への設計長さ
に応じて、ボデイ1側のリツプ部3がカバー4の
外周縁に対する接合部において弛緩したり離脱す
るのを防止し得る程度の間隔を置いて1箇所に又
は2箇所以上に設けることができ、またその大き
さや形状についても特に限定されることはない。
り、正面側に開口するバルブ保持部2及び外周縁
上に突出するリツプ部3と共に一体的に形成され
ている。4は、このボデイ1の正面側を覆い、そ
の外周縁部がボデイ1側のリツプ部3内側に嵌め
込められて接合されるグローブ形状のカバーであ
り、その表側から複数本のねじ5によりボデイ1
に固定されるようになつている。このボデイ1と
カバー4の固定部間Aにおいて、ボデイ1の内側
端面にカバー4側へ突出する突起6を形設する。
この突起6は、ボデイ1とカバー4の固定部間A
の長さ、即ち車輌用灯具の左右方向への設計長さ
に応じて、ボデイ1側のリツプ部3がカバー4の
外周縁に対する接合部において弛緩したり離脱す
るのを防止し得る程度の間隔を置いて1箇所に又
は2箇所以上に設けることができ、またその大き
さや形状についても特に限定されることはない。
一方、ボデイ1側の突起6に対向するカバー4
の内側端面には、この突起6を挟持する一対のリ
ブ7を構成する。このリブ7は、嵌入されたボデ
イ1側の突起6が自然に抜出しない程度の締付力
を具備しており、特にその内面に挟持間隙Bが内
奥側へ向かつて徐々に狭くなるテーパーを形成
し、突起6の嵌入度合によつてより固く嵌合挟持
されるようになつている。8は、カバー4の内側
端面にカバー4と一体的に形設された壁であり、
その端部がボデイ1の内側端面に当接し、灯室9
側を防水し得るようになつている。10は、ボデ
イ1のバルブ保持部2に装着されたバルブ、11
は、このバルブ10に対向する部位においてカバ
ー4と一体的に形設されたレンズである。また、
バルブ10の電源(図示していない。)へ接続す
るコード12は、コネクター13によつて一括さ
れており、特にボデイ1の左右両側部に夫々バル
ブ10が配置される構造の車輌用灯具において
は、一側のバルブ10に接続するコード12を一
旦ボデイ1に透設された一側の孔14からボデイ
1の内側へ挿入し、更にこれを他側の孔14から
ボデイ1外へ取り出し、他側のコード12と一括
させる。これによりボデイ1外に露出するコード
12を少なくし、車体への組み付け作業性を向上
させることができる。
の内側端面には、この突起6を挟持する一対のリ
ブ7を構成する。このリブ7は、嵌入されたボデ
イ1側の突起6が自然に抜出しない程度の締付力
を具備しており、特にその内面に挟持間隙Bが内
奥側へ向かつて徐々に狭くなるテーパーを形成
し、突起6の嵌入度合によつてより固く嵌合挟持
されるようになつている。8は、カバー4の内側
端面にカバー4と一体的に形設された壁であり、
その端部がボデイ1の内側端面に当接し、灯室9
側を防水し得るようになつている。10は、ボデ
イ1のバルブ保持部2に装着されたバルブ、11
は、このバルブ10に対向する部位においてカバ
ー4と一体的に形設されたレンズである。また、
バルブ10の電源(図示していない。)へ接続す
るコード12は、コネクター13によつて一括さ
れており、特にボデイ1の左右両側部に夫々バル
ブ10が配置される構造の車輌用灯具において
は、一側のバルブ10に接続するコード12を一
旦ボデイ1に透設された一側の孔14からボデイ
1の内側へ挿入し、更にこれを他側の孔14から
ボデイ1外へ取り出し、他側のコード12と一括
させる。これによりボデイ1外に露出するコード
12を少なくし、車体への組み付け作業性を向上
させることができる。
本考案に係る車輌用灯具は、以上のように構成
したから、ボデイのリツプ部に特別な構造を施す
ことなく、ボデイとカバーを確実に組み付け、ボ
デイの弛緩や離脱を防止することができるばかり
でなく、突起自体がガスケツトとしても機能し、
かつ輸送中等における挫屈を防止することができ
る。
したから、ボデイのリツプ部に特別な構造を施す
ことなく、ボデイとカバーを確実に組み付け、ボ
デイの弛緩や離脱を防止することができるばかり
でなく、突起自体がガスケツトとしても機能し、
かつ輸送中等における挫屈を防止することができ
る。
また、ボデイとカバーの組み付けが従来技術に
よる構造に比較して確実であり、リツプ部からの
浸水がない。
よる構造に比較して確実であり、リツプ部からの
浸水がない。
更に、デザインの自由性が確保され、外観の仕
上がりが美しく、製品としてのコストダウンを図
ることができる等の経済性に優れている等、本考
案実施後の実用的効果は極めて大きい。
上がりが美しく、製品としてのコストダウンを図
ることができる等の経済性に優れている等、本考
案実施後の実用的効果は極めて大きい。
第1図は本考案に係る車輌用灯具の実施例を示
す部分断面図、第2図は従来の車輌用灯具の構造
を示すものであり、イはボデイとカバーを分離し
た両者の組み付け後の状態を示す側面図、ロは両
者の組み付け後の状態を示す側面図、第3図イ及
びロはボデイのリツプ部の構造を示す第2図ロに
おけるC−C線断面図である。 1……ボデイ、3……リツプ部、4……カバ
ー、6……突起、7……リブ、8……壁、A……
固定部間、B……挟持間隙。
す部分断面図、第2図は従来の車輌用灯具の構造
を示すものであり、イはボデイとカバーを分離し
た両者の組み付け後の状態を示す側面図、ロは両
者の組み付け後の状態を示す側面図、第3図イ及
びロはボデイのリツプ部の構造を示す第2図ロに
おけるC−C線断面図である。 1……ボデイ、3……リツプ部、4……カバ
ー、6……突起、7……リブ、8……壁、A……
固定部間、B……挟持間隙。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 軟質材料で形成したボデイの内側端面固定部間
にカバー側へ突出する1又は2以上の突起を形設
すると共に、 この突起に対向するカバーの内側端面に、所定
の挟持間隙を有し、かつ内側内奥部へ向かつて
徐々に狭くなるテーパーを形成した一対のリブを
構成し、 該リブ間に上記突起を嵌入させて挟持したこと
を特徴とする車輌用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985021494U JPH028332Y2 (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985021494U JPH028332Y2 (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61138105U JPS61138105U (ja) | 1986-08-27 |
JPH028332Y2 true JPH028332Y2 (ja) | 1990-02-28 |
Family
ID=30512938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985021494U Expired JPH028332Y2 (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH028332Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5826102B2 (ja) * | 1976-08-30 | 1983-05-31 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | 磁気ディスク記憶装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5826102U (ja) * | 1981-08-17 | 1983-02-19 | 市光工業株式会社 | 車両用灯具 |
JPS58117004U (ja) * | 1982-02-04 | 1983-08-10 | 日産自動車株式会社 | 車両用灯火器 |
-
1985
- 1985-02-18 JP JP1985021494U patent/JPH028332Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5826102B2 (ja) * | 1976-08-30 | 1983-05-31 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | 磁気ディスク記憶装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61138105U (ja) | 1986-08-27 |
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