JPH028316B2 - - Google Patents

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JPH028316B2
JPH028316B2 JP58237007A JP23700783A JPH028316B2 JP H028316 B2 JPH028316 B2 JP H028316B2 JP 58237007 A JP58237007 A JP 58237007A JP 23700783 A JP23700783 A JP 23700783A JP H028316 B2 JPH028316 B2 JP H028316B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は画面情報の読出書込回路、特にライン
バツフアメモリに対する画面情報の読出及び書込
回路の改良に関する。
背景技術 従来より、ラインバツフアメモリを用いて画面
情報の読出及び書込を行いCRT上に所定の画像
を表示する画像表示装置が周知であり、ビデオゲ
ーム、シユミレータ、設計作図装置及びその他の
用途に幅広く用いられている。
第1図にはこのような画像表示装置の簡単なブ
ロツク図が示されており、この画像表示装置は、
CRT上に表示される画面上に複数の移動標体を
同時に画像表示するビデオゲームを行うものであ
る。
このため、画像表示装置は、標体画像メモリ1
0内に、第2図に示すごとく標体イメージを垂直
及び水平方向の座標画素情報として記憶し、記憶
した各標体イメージに標体読出用のキヤラクター
コードを設けている。そして、画像処理回路16
を用いて標体画像メモリ10からこのキヤラクタ
コードによつて特定される標体イメージを読出
し、CRT12上にラスター画像表示している。
ここにおいて、標体画像メモリ10からの標体
イメージの読出は、ラスター走査の水平同期信号
に基づいて一行毎に行われ、このようにして読出
された情報は、一般にラインバツフアメモリ14
内へ一旦書込記憶された後、CRT12上に画像
表示される。
ところで、従来このようなラインバツフアメモ
リ14は、同一モードで動作するメモリ素子を用
いて形成されていたため、データの書込と読出と
を同時に行うことができず、従つてラインバツフ
アメモリ14への標体イメージの書込と、ライン
バツフアメモリ14内へ書込まれた標体イメージ
の読出と、を同時に行うことができなかつた。
このため、従来の画像表示装置は、ラインバツ
フアメモリ14への標体イメージに関するデータ
の書込をCRTの各水平走査におけるブランキン
グ時間内に行い、このようにして書込まれた画面
情報を次の行の水平走査期間内に読出す動作を各
水平走査毎に繰り返して行い、CRT12上に所
定の標体画像を表示していた。
しかし、CRT12のブランキング時間は比較
的短時間であるため、このブランキング時間内に
ラインバツフアメモリ14内へ書込記憶できるデ
ータ量は限定されてしまい、この結果、CRT1
2上にはブランキング時間によつて制限された個
数の移動標体しか表示できないという欠点があつ
た。
このため、従来第3図に示すように、ラインバ
ツフアメモリ14としてとして異なるモードで動
作する2組の素子14a,14bを用いたデユア
ルライン型の画像表示装置が提案されており(特
願昭57−151282)、この画像表示装置は各組のメ
モリ素子14a,14bの書込及び読出動作を
CRTの水平走査に同期して交互に切換え、これ
によりCRT12の各水平走査期間内で一方の組
のメモリ素子14aの書込と他方の組のメモリ素
子14bへのデータの読出とを同時に行うことを
可能としている。
従つて、このような従来装置によれば、ライン
バツフアメモリ14へのデータの書込がCRT水
平走査のブランキング期間内に限定された第1図
の装置に比し、書込期間を十分に取ることができ
るため、一回の書込動作でラインバツフアメモリ
14に書込できる情報量が極めて多くなり、第1
図の装置に比しCRT12上に多くの移動標体を
画像表示することができる。
ところで、このような画像表示装置では、ライ
ンバツフアメモリ14内へのデータの書込及び読
出を制御する画像処理回路16と各ラインバツフ
アメモリ14を形成する各メモリ素子14a,1
4bの外部端子とをそれぞれ接続してやることが
必要であり、この場合には回路全体の集積度を高
める上で画像処理回路16とラインバツフアメモ
リ14を構成する各メモリ素子14a,14bと
の接続ラインはできるだけ少ないほうが好まし
い。
しかし、従来のデユアルライン方式を採用した
画像表示装置では、第4図に示すごとく、ライン
バツフアメモリ14を形成する各メモリ素子14
a,14bがそれぞれ異なるモードで動作するた
め、これら各メモリ素子14a,14bは画像処
理回路16とをそれぞれ別のラインを用いて接続
してやることが必要となり、この結果ラインバツ
フアメモリ14の接続に要するライン数が多くな
り回路全体の集積度が低下し装置の信頼性の向上
及びコストダウンを図る上での妨げとなるという
欠点があつた。
特に、従来の装置では、一組のメモリ素子の接
続に、例えばアドレス用として9ライン、データ
の入出力用として8ライン、リードライト信号用
として1ラインの計18ラインの接続が必要であ
る。このため、このようなラインバツフアメモリ
14としてメモリ素子を二組設けると接続ライン
が倍、すなわち38ラインが必要となり回路全体の
集積路を高める上での大きな妨げとなつていた。
発明の目的 本発明は、このような従来の課題に鑑み為され
たものであり、その目的は、ラインバツフアメモ
リに書込及び読出できる情報量の低下をまねくこ
となく、回路全体の集積度を高めることの可能な
画面情報の読出書込回路を提供することにある。
発明の構成 前記目的を達成するため、本発明の回路は、 同一モードで動作し、ラインバツフアとして機
能する複数のメモリ部を有するメモリ素子と、 ラスタ走査の各画素走査毎に、画素走査期間の
前半または後半のいずれかの区間で前記メモリ素
子を読出し可能モードに制御し、残りの区間で前
記メモリ素子を書き込み可能モードに制御するモ
ード切り替え手段と、 任意行の各画素走査毎にいずれか一方のメモリ
部に対し書き込みアドレスを出力し画素データの
書き込みを行い、他のメモリ部に対し読出しアド
レスを出力し画素データの読出を行うとともに、
次行において書き込みと読出とを各メモリ部に対
し反転させるという一連のバンク作業を各行毎に
1画面分繰り返して行うバンク切り替え手段と、
を含み、共通のメモリ素子を用いて各行毎の画素
データの書き込みと読出とを行うことを特徴とす
る。
以上の構成とすることにより、本発明によれ
ば、ラインバツフアメモリへ書込及び読出する情
報量を減少することなく、ラインバツフアメモリ
を単一モードで動作するメモリ素子を用いて形成
することができる。このため、ラインバツフアメ
モリの接続に要するライン数を少なくとも従来の
約半分以下に減少させることができ、回路全体の
集積度を著しく向上し回路の信頼性を高めること
ができる。更に使用するメモリ素子が少なくなる
ため装置全体の低コスト化を図ることが可能とな
る。
実施例 次に本発明の好適な実施例を図面に基づき説明
する。なお、前記第1図又は第3図に示した従来
装置と対応する部材には同一符号を付しその説明
は省略する。
第5図には、本発明の回路を適用した標体の画
像表示装置の好適な実施例が示されており、この
画像表示装置は、標体イメージが垂直及び水平方
向の座標画素情報として記憶されている標体画像
メモリ10を含み、この標体画像メモリ10から
CRTの水平走査に同期して標体の座標画素情報
を読出してラインバツフアメモリ14内へ順次書
込記憶し、このようにして読出された座標画素情
報をCRT上にラスター画像表示するものである。
本発明の特徴的事項は、ラインバツフアメモリ
14として同一モードで動作するメモリ素子をデ
ータの書込記憶情報量を低下させることなく使用
可能としたことにある。
すなわち、本発明は、ラインバツフアメモリ1
4として、複数のメモリ部を有し同一モードで動
作するメモリ素子を用い、このメモリ素子に対
し、任意行におけるCRT水平走査にていづれか
のメモリ部に対する読出と他のメモリ部に対する
書込とを各画素毎に順次繰返して行い、次行にお
けるCRT水平走査にて前記読出と書込とを各メ
モリ部において変化させ、前記各行毎の動作を
CRT一画面分繰返して行うものである。
このようにすることにより、本発明によれば、
同一モードで動作するメモリ素子を用い、異なる
モードで動作する複数のメモリ素子を用いた場合
と同様の情報量を書込及び読出するラインバツフ
アメモリ14を形成することが可能となる。
この結果、本発明よれば、充分な情報量の書
込、読出を行うラインバツフアメモリ14が全く
同一モードで動作するメモリ素子をもつて形成さ
れることとなり、ラインバツフアメモリ14とこ
れに接続する回路とのライン数を従来の少なくと
も約半分以下に減少させ、回路全体の集積化を図
ることが可能となる。
実施例において、標体画像メモリ10には、一
つの種類の標体について一つの標体イメージが第
2図に示すごとく8×8ビツトの垂直及び水平方
向の座標画素情報として記憶されている。そし
て、この標体画像メモリ10内には一般に複数種
類の標体イメージが記憶されているため、各標体
イメージには第2図に示すごとく、識別用のキヤ
ラクタコードがそれぞれ設定されており、また各
標体イメージの座標画素情報を構成する各行の情
報には所定のアドレスが設定されている。従つ
て、この標体画像メモリ10からの標体イメージ
の読出は、キヤラクタコードによつて標体を特定
し、アドレス信号によつてその座標画素情報から
読出される行の情報を特定することにより行う。
そして、このように標体画像メモリ10に記憶
された標体イメージの座標画素情報は所定の組合
わせで一行毎に順次ラインバツフアメモリ14内
へ書込記憶され、このようにして記憶された情報
は水平走査信号に同期して読出されCRT上にラ
スタ画像表示される。
なお、実施例において使用されるCRTとして
は、第6図に示すごとくその画面が16進数表記で
$00〜$FF内の垂直、水平座標信号を以て表わ
されるものが使用されている。($マークは、次
に続く数が16進数表記で表わすことを表わす) 次に、このように標体画像メモリ10内に記憶
された各標体の座標画素情報をラインバツフアメ
モリ14内へ読出し、これをCRT上に表示する
回路の具体的構成を順に追つて説明する。
(1) 画像情報の設定 まずCRT上に標体を画像表示するにあたつ
て、その画像情報を設定してやることが必要と
なる。
実施例の装置においては、プログラムメモリ
20内に予め設定された所定のプログラムが記
憶されている。そして、このプログラムメモリ
20から出力される所定のプログラム信号及び
ビデオゲームのプレイヤーが外部から入力する
外部入力信号S1に基づき、CPU22は、表
示標体を特定する標体識別データ、表示標体の
色彩を特定する彩色識別データ、CRT上にお
ける標体の表示位置を示す垂直位置データ及び
水平位置データの4つのデータを、各標体毎に
演算し、これら各標体の表示情報は標体情報メ
モリ24内に入力される。標体情報メモリ24
はこのようにして各標体の表示情報が入力され
ると、入力された表示情報を各標体毎に、第1
の標体、第2の標体…第Nの標体として書込記
憶する。
これにより、標体情報メモリ24内には、
CRTの画面内に表示される各標体の表示情報
が書込記憶されることになる。
(2) 標体画像メモリ10からの画像情報の読出 前述したごとく、標体情報メモリ24内に各
標体の表示情報が設定されると、次にこの標体
の表示情報に基づき標体画像メモリ10から該
当する標体イメージの座標画素情報を読みだす
ことが必要となる。
実施例の装置においては、このような標体情
報メモリ24へのデータの書込及び読出、その
他の全体的な制御を行うため、同期信号発生回
路26が設けられており、この同期信号発生回
路26は通常のカラーテレビジヨンの映像表示
に伴う信号に対応する垂直同期信号V、水平同
期信号H、消去信号E、複合ブランキング信号
B、複合同期信号C、を出力している。第7図
において、0S,1S,2S,3S,…は水平
走査期間をそして、1B,2B,3B…はブラ
ンキング期間を示している。
そして、標体情報メモリ24へ第1の標体か
ら第Nの標体までのデータの書込が終了する
と、スイツチ28はCPU22から書込信号S
2の入力があつた場合にはCPU側の書込アド
レスを選択し、CPU22からの書込信号S2
がオフされた場合には同期信号発生回路26か
らの出力される読出アドレスを選択し標体情報
メモリ24に入力する。この標体情報メモリ2
4の書込又は読出のアドレスは、いづれの場合
も標体識別番号1ないしNに対応している。
そして、同期信号発生回路26から水平同期
信号Hが出力される度に、標体情報メモリ24
に記憶された各標体の表示情報のすべてが、第
1の標体から第Nの標体まで順次読出出力され
る。
実施例において、標体情報メモリ24にはN
個の移動標体に関するデータが記憶されている
ため、CRT上にはN個の移動標体が画像表示
可能となり、ここにおいて、標体情報メモリ2
4に記憶された各標体1ないしNの読出は、ま
ず最初に標体1に関する垂直位置データD1、
標体識別データD2、彩色識別データD3、水
平位置データD4が順次読出され、次に標体2
に関するデータ、標体3…標体Nに関するデー
タが同様にして順次読出される。
このようにして、標体情報メモリ24からま
ず一番目の移動標体の垂直位置データのD1が
読出されると、この垂直位置データD1は比較
及び減算ユニツト30に入力され、ここでデー
タD1はそのときの垂直同期信号Vと減算され
出力される。実施例において、垂直位置データ
D1及び垂直同期信号VはCRTの水平走査線
本数$FFと対応するよう、いづれも$00ない
し$FFの数字とを対応する8ビツトの情報を
以て構成されている。そして、この比較及び減
算ユニツト30は、CRTの画像走査が垂直位
置データD1により特定される垂直位置にまで
達すると、$F0を演算出力し、その$F0から
$FFまでの範囲で標体画像メモリ10からの
標体イメージの読出を指示する。
ここにおいて、比較及び減算ユニツト30か
ら出力される8ビツトの演算結果のうち、上位
4ビツトはアンドゲート32を介してラツチ回
路34に入力され、演算結果の下位4ビツトは
そのままアドレス情報としてラツチ回路34に
入力される。
ここにおいて比較及び減算ユニツト30の演
算出力が$F0ないし$FFの範囲にある場合に
は、その演算出力の上位4ビツトは全て2進数
の1、すなわち$Fの時である。このため、ア
ンドゲート32からは前記演算出力は$F0な
いしFFの範囲にある場合にのみHレベルの信
号はラツチ回路34に入力される。
このようにアンドゲート32からHレベルの
信号が入力されると、ラツチ回路34はそのH
レベルの信号を、同期信号発生回路26から垂
直位置データ出力命令信号P1が入力された際
ラツチしこれに同期してインレンジ信号S3を
出力する。このインレンジ信号S3は、CRT
上において次に走査する走査線上に標体を画像
表示すべきことを意味するものであり、後述す
るアンドゲート及び同期信号発生回路26等へ
それぞれ入力される。
また、比較及び減算ユニツト30から出力さ
れる下位4ビツトは、同期信号発生回路26よ
り出力される垂直位置データ出力命令信号P1
によりラツチ回路34にてラツチされ、垂直ラ
イン信号として標体画像メモリ10に入力され
る。
この標体画像メモリ10は、画像の形状を定
めるキヤラクタージエネレータとして機能する
ものであり、実施例においてこの標体画像メモ
リ10には、一つの種類の標体について一つの
標体イメージが第2図に示すごとく垂直及び水
平方向の座標画素情報として記憶されている。
そして、この標体画像メモリ10内には、一
般に複数種類の標体イメージが記憶されている
ため、各標体イメージには第2図に示すごと
く、識別用のキヤラクターコードがそれぞれ設
定されており、また各標体イメージの座標画素
情報を構成する各行の情報には所定のアドレス
が設定されている。従つて、この標体画像メモ
リ10から標体イメージを読出すにあたつて、
キヤラクターコードによつて標体を特定し、垂
直ライン信号によつてその座標画素情報から読
出される行アドレスを特定することが必要とな
る。
このため、ラツチ回路34からインレンジ信
号S3が出力され、CRT上における標体の表
示が指示されると、同期信号発生回路26から
標体識別データ出力命令信号P2が出力され、
この信号P2が出力されるとラツチ回路36は
標体情報メモリ24から一番目の標体の標体識
別データD2を読出ラツチする。このラツチさ
れた標体識別データD2は標体画像メモリ10
から読出される標体イメージのキヤラクターコ
ードである。そして、この標体識別データD2
により特定される標体イメージが標体画像メモ
リ10の格納番地からアクセスされ、ラツチ回
路34から出力された垂直ライン信号により標
体イメージの行アドレスを指定し、標体イメー
ジの一行分の座標画素情報8ビツトを読出す。
このようにして読出された8ビツトの座標画
素情報は、並列直列変換回路38に入力され
る。入力された8ビツトの座標画素情報は、同
期信号発生回路26から出力されるクロツク
K1に同期してこの並列直列変換回路38で直
列映像信号に変換され映像彩色合成回路40に
入力される。
また、前述したごとく、ラツチ回路34から
インレンジ信号S3が入力されると、同期信号
発生回路26から彩色識別データ出力命令信号
P3がラツチ回路42に向け出力される。ラツ
チ回路42はこの命令信号P3が入力される
と、標体情報メモリ24から一番目の標体の彩
色識別データD3をラツチし、ラツチしたデー
タD3を映像彩色合成回路40に入力する。
(3) ラインバツフアメモリへのデータの書込読出 映像彩色合成回路40は、このようにして入
力される彩色識別データD3と、並列直列変換
回路38から入力される直列映像信号とを合成
し、標体映像を彩色信号としてラインバツフア
メモリ14に入力する。ラインバツフアメモリ
14は、このようにして標体画像メモリ10か
ら一行毎に読出される標体イメージの座標画素
情報を映像信号として一時記憶し、このように
して入力された映像信号をCRTの水平走査に
同期して読出すという走査を繰返して行い、
CRT上に読出された移動標体を画像表示して
いる。
本発明は、このようなラインバツフアメモリ
14として、複数のメモリ部を有し同一モード
で動作するメモリ素子を用いている。そして、
CRTの任意行の水平走査において、メモリ素
子のいづれかのメモリ部に対する読出と他のメ
モリ部に対する書込とを各画素毎に順次繰返し
て行い、次行の水平走査において前記読出と書
込とを各メモリ部に対して変化させ、このよう
な各水平走査毎の動作をCRT1画面分繰返して
行うことを特徴とする。
このようにすることにより、本発明によれ
ば、書込及び読出を行う情報量の低下を引きお
こすことなく、同一モードで動作するメモリ素
子を用いてラインバツフアメモリ14を構成す
ることができる。従つて、従来のごとく異なる
モードで動作する複数のメモリ素子を用いてラ
インバツフアメモリ14を形成した場合に比
し、ラインバツフアメモリの接続に要するライ
ン数を少なくとも従来の約半分以下に低減する
ことができ、回路全体の集積化を図り、その信
頼性を向上することが可能となる。
実施例においては、第8図に示すごとく、ラ
インバツフアメモリ14として、アドレスが0
ないし511の第1のメモリ部14−1と、アド
レスが512ないし1023の第2のメモリ部14−
2と、を有し単一IC化されたメモリ素子を用
いている。そして、任意行の水平走査にて一方
のメモリ部に対する読出消去と、他方のメモリ
部に対する書込とを各画素毎に交互に繰返して
行い、次行の水平走査にて前記読出消去と書込
とを両メモリ部に対して反転させ、このような
各行毎の動作を一画面分繰返して行い、一枚の
画面の読出及び書込を行つている。
このようなラインバツフアメモリ14への書
込読出を制御するため、実施例の装置は、ライ
ンバツフアメモリ14内の第1のメモリ部14
−1及び第2のメモリ部14−2の書込及び読
出アドレスを切替える切替スイツチ44と、標
体情報メモリ24内に記憶された水平位置デー
タD4に基づきラインバツフアメモリ14への
書込アドレスを指定する水平位置カウンタ46
と、ラインバツフアメモリ14の出力をラツチ
するラツチ回路48と、を含む書込読出制御回
路50が設けられている。なお、切替スイツチ
44に入力される読出アドレスとしては、同期
信号発生回路26から供給される水平同期信号
Hが用いられている。
ここにおいて、切替スイツチ44は、バンク
切替手段として機能している。
実施例において、この読出書込制御回路50
は、装置全体の集積化を図るため、ワンチツプ
IC素子をもつて形成されている。
また、この書込読出制御回路50内には、前
記回路に加え、ラインバツフアメモリ14のモ
ード切替え用信号を供給するアンドゲート52
及びオアゲート54が設けられている。そし
て、アンドゲート52の一方の入力端子にはイ
ンレンジ信号S3が供給され、他方の入力端子
には書込モード制御用のクロツクK3が同期信
号発生回路26から供給されており、このアン
ドゲートの出力はオアゲート54を介してライ
ンバツフアメモリ14のモード切替端子に供給
されている。更にこのラインバツフアメモリ1
4のモード切替端子には、これ以外にも同期信
号発生回路26から供給される消去モード制御
用のクロツクK3がオアゲート54を介して供
給されている。なおこのラインバツフアメモリ
14は、モード切替端子にクロツクK2,K3
のいづれもが入力されていない場合には、書込
モードに制御される。
ここにおいて、アンドゲート52及びオアゲ
ート54はモード切換え手段として機能してい
る。
第9図にはこのようなCRTの各水平走査を
構成する最少単位、すなわち各画素毎のクロツ
クK2,K3の出力タイミングを示すタイミン
グチヤートが示されており、同図から明らかな
ようにラインバツフアメモリ14は、モード切
替端子に入力される信号により、各画素毎にそ
の画素周期における前半の約三分の一の期間は
読出モード、中間の約三分の一の期間は消去モ
ード、後半の約三分の一の期間は書込モードに
制御される。
ここにおいて実施例の装置はCRTの水平走
査1本当りブランキングを含めて352画素、ブ
ランキングを除くと256画素が含まれているた
め、このようなラインバツフアメモリ14の各
画素毎の一連のモード切替は、水平走査1本当
り352回繰返されることになる。
従つてこのようにラインバツフアメモリが各
モードに制御されている期間内に、該ラインバ
ツフアメモリ14のいづれか一方のメモリ部を
選択すれば、当該メモリ部はモード切替端子に
入力されている信号、すなわち読出消去モード
あるいは書込モードのいづれかに制御されるこ
とになる。
実施例において、このように各メモリ14−
1,14−2の選択は前記切替スイツチ44に
より第9図に示すメモリ部選択用クロツクKB
に従つて行われる。このクロツクKBは、任意
行の水平走査にて、第9図の実線に示すように
出力され、この任意行の水平走査が終了し、次
行の水平走査が開始されると、その位相が反転
し第9図の破線で示すようの出力される。
すなわち、この切替スイツチ44は、CRT
の任意行の水平走査期間において、同期信号発
生回路26からメモリ部切替用のクロツクKB
が出力されている期間内は一方のメモリ部、例
えば第1のメモリ部14−1を選択し、クロツ
クKBがオフされている期間内は他のメモリ
部、例えば第2のメモリ部14−2を選択す
る。
そして、この任意行の水平走査が終了し次行
の水平走査が開始すると、同期信号発生回路2
6から出力されるクロツクKBの位相が反転さ
れ、切替スイツチ44はメモリ部の順序を入替
えて選択する。すなわち、クロツクKBが出力
されている期間内は一方のメモリ部、例えば第
1のメモリ部14−1を選択し、クロツクKB
がオフされている期間内は他方のメモリ部、例
えば第2のメモリ部14−2を選択する。
実施例において、第9図のタイミングチヤー
トに示すごとく、クロツクKBは、その出力時
にメモリ部14−1を、オフの時にメモリ部1
4−2を指定し、クロツクK2,K3は出力時
に書込、オフの時に読出状態を指定する。この
ようにどのメモリ部を指定するかはクロツク
KBで行い、その指定されたメミリ部の読出又
は書込状態の指定はクロツクK2,K3により
行われている。
従つて、実施例の切替スイツチ44は、第9
図の実線で示すごとく任意行のCRT水平走査
期間内において、各画素サイクル内における読
出消去モード制御時は第1のメモリ部14−1
を選択し一画素分のデータの読出消去を行い、
書込モードに制御時には、第2のメモリ部14
−2を選択し第2のメモリ部14−2の指定ア
ドレス内に一画素分のデータの書込を行う。そ
して、このような第1のメモリ部14−1と第
2のメモリ部14−2の選択を各画素毎に交互
に繰返し、CRTの任意行における水平走査を
終了する。
次に、CRTの任意行における水平走査が終
了し次行の水平走査が開始すると、第9図の破
線で示すごとくメモリ部14−1,14−2の
選択タイミングが反転され、各画素サイクル内
における読出消去モード制御時に第2のメモリ
部14−2が選択され、書込モード制御時に第
1のメモリ部の選択が行われる。
実施例の装置は、このようなメモリ部14−
1,14−2に対する選択を、CRTの各行毎
の水平走査が終了する度に反転させながら順次
繰返し行うため、CRTの任意の行における水
平走査において、一方のメモリ部からのデータ
の読出及び他方のメモリ部に対するデータの書
込が平行して行われることになる。
(3‐1) ラインバツフアメモリへのデータの書込み ここにおいて、ラインバツフアメモリ14
内へのデータの書込を行う場合には、その書
込アドレスを指定してやることが必要とな
る。実施例において、このような書込アドレ
スの指定は、水平位置カウンタ46により、
標体情報メモリ24から標体の水平位置デー
タD4を読み出すことにより行われる。
すなわち、実施例の水平位置カウンタ46
には、インレンジ信号S3及び同期信号発生
回路26から供給される水平位置データ出力
命令信号P4がアンドゲート56を介してモ
ード切替端子に入力されており、水平位置カ
ウンタ46は、このアンドゲート56の出力
がHレベルとなつた際標体情報メモリ24か
ら読出された水平位置データD4のプリセツ
トを行う。
そして、この水平位置カウンタ46はこの
ようにしてプリセツトされた水平位置データ
D4に、同期信号発生回路26から供給され
るクロツクKを加算しその計数を進めて行
く。この水平位置カウンタ46の計数値はラ
インバツフアメモリ14の書込アドレスを指
定するアドレス信号となり、このアドレス信
号はクロツクK2に同期してスイツチ44を
介しラインバツフアメモリ14に供給され
る。
このようにして、ラインバツフアメモリ1
4に書込アドレス信号が供給されると、ライ
ンバツフアメモリ14はモード切替端子にア
ンドゲート52、オアゲート54を介して供
給されるデータ書込用のクロツクK2に同期
して映像彩色合成回路40から供給される標
体映像彩色信号をアドレス信号に対応する番
地に書込記憶する。
このような書込記憶は、前記第9図に示す
書込モードのタイミングに従つて、各画素毎
に行われる。なお、このような書込動作はラ
ツチ回路34からインレンジ信号S3が出力
されていない場合、すなわち、垂直位置デー
タD1の値と垂直同期信号Vの値との比較の
結果、走査線に標体を表示しないと判断され
た場合には、アンドゲート56はHレベルの
書込信号を出力しないため、ラインバツフア
メモリ14への映像彩色合成回路40からの
標体映像彩色信号の書込は行われない。
以上が一番目の標体に関して標体情報メモ
リ24の読出から標体映像彩色信号ラインバ
ツフアメモリ14への書込動作であるが、実
施例の装置においてはこれら動作が引続き二
番目からN番目の標体についてCRTの位置
水平走査期間内に繰返して行われる。このと
き、二番目以降の標体の標体映像彩色信号が
それ以前にラインバツフアメモリ14内に予
め書きこまれている標体の標体映像彩色信号
と重なつた場合には、その後の信号は先にラ
インバツフアメモリ14内に書込まれている
標体映像彩色信号を消去しその上に書込まれ
る。
このようにして、実施例の装置では、
CRTの任意行における水平走査期間内に、
切替スイツチ44により選択されたラインバ
ツフアメモリ14の一方のメモリ部に対し次
行の水平走査における画像表示用のデータの
書込が行われる。この際、ラインバツフアメ
モリ14にはCRTの1回の水平走査を構成
する画素数に対応したデータの書込を行うこ
とが可能となり、画像表示の為に必要とされ
る充分なデータの書込を行うことが可能とな
る。
(3‐2) ラインバツフアメモリからのデータの読出 このようにして行われるラインバツフアメ
モリ14の一方のメモリ部への標体映像彩色
信号の書込と平行して、このラインバツフア
メモリ14の他方のメモリ部からは、先の行
の水平走査期間内に書込まれた標体映像彩色
信号の読出消去が次にようにして行われる。
まず、同期信号発生回路26から水平同期
信号Hが読出アドレスとして切替スイツチ4
4に入力され、この水平同期信号Hは各画素
サイクル内の読出モードに同期してラインバ
ツフアメモリ14に供給される。
このようにして、ラインバツフアメモリ1
4にに読出アドレス信号が供給されるとライ
ンバツフアメモリ14は、第9図に示す各画
素サイクル内の読出モードに同期して他のメ
モリ部に入力されたデータの読出を、各画素
毎に$00〜$FFに向け行い、このようにし
て読出された標体映像彩色信号データはラツ
チ回路48にて一旦ラツチされた後、彩色回
路58に供給される。
この彩色回路58は、入力された信号にカ
ラー処理を施し、赤、緑、青のカラービデオ
信号としてCRTに向け出力し、CRT上には
走査に対応した位置に標体の映像が画像表示
される。
なお、ラインバツフアメモリ14の内容
は、読出されると次の消去モードにて直ちに
消去され次行における水平走査期間内のデー
タの書込に備える。
以上がラインバツフアメモリ14の各メモリ部
14−1,14−2への標体映像彩色信号の書込
及び読出動作の説明であり、このような各メモリ
部14−1,14−2への書込動作、読出動作は
CRTの各行における水平走査が終了する度に反
転され繰返して行われることになる。
従つて、本実施例の装置では、同一モードで動
作する一組のメモリ素子を用いて、モードの異な
る二組のメモリ素子を用いラインバツフアメモリ
14を構成する場合と同様の情報量の書込及び読
出を行うことが可能となる。
この結果、第10図に示すごとく、実施例の装
置では、ラインバツフアメモリ14と他の回路と
の接続に、アドレス用として10ライン(第4図に
示す従来装置に比しアドレスラインが1ライン増
えているのは、ラインバツフアメモリ14内に二
組のメモリ部を設定することが必要であるからで
ある。)、データ入出力量として8ライン、モード
切替用として1ラインの計19ラインを必要とする
のみであり、第4図に示す2組のメモリ素子を用
いてラインバツフアメモリ14を形成する従来装
置に比し、必要とするライン数を約半数以下に減
少させることが可能となり、この結果回路全体の
集積化を図ることが可能となる。
また、本実施例のように、ラインバツフアメモ
リ14を一組のメモリ素子を用いて構成すること
により書込アドレス指定用の水平位置カウンタ4
6が一組で済み、更に各メモリ素子選択用の切替
スイツチ及びこれに附随する回路等が不要となる
ため回路全体を著しく簡素化することが可能とな
り、回路の集積度を高めしかも低コスト化を図る
ことが可能となる。
[作用] 本実施例の装置は、以上の構成から成り次にそ
の作用を説明する。
本実施例の装置を用いて、例えばキヤラクター
コード$01をもつて特定される標体イメージを
CRT上の所定位置に表示する場合を考える。こ
の場合には、CPU22により表示標体の垂直位
置データD1、標体識別データD2、彩色識別デ
ータD3、水平位置データD4から成る標体表示
情報が演算され、標体情報メモリ24内に書込記
憶される。
このようにして標体情報メモリ24内に書込記
憶された表示情報は、同期信号発生回路26から
水平同期信号Hが出力される度に全て読出され
る。そして、表示情報の内垂直位置データD1は
比較及び演算ユニツト30において垂直同期信号
Vと加算され、その加算値の上位ビツトは標体の
表示開始を現わすインレンジ信号S3としてラツ
チ回路34から変換出力され、また加算値の下位
4ビツトは表示位置を現わす標体アドレス信号と
してラツチ信号34を介して出力される。
そして、実施例の装置は、ラツチ回路34から
インレンジ信号S3が出力されると、標体画像メ
モリ10から標体識別信号$01をもつて特定され
る標体イメージの読出を開始する。この際、標体
画像メモリ10から読出される標体イメージの座
標画素情報は、一行毎に順次読出されることにな
る。
そして、このようにして読出された情報は、並
列直列変換回路38、映像彩色合成回路48を介
してラインバツフアメモリ14に供給される。
ここにおいて本実施例の装置では、まず題2図
に示すアドレス$3000行の座標画素情報が読出さ
れる。この場合にはこの座標画素情報は、任意行
の水平走査期間内に水平位置データD4によつて
特定される第1のメモリ部14−1のアドレスに
各画素毎に書込記憶される。この書込は、第9図
に示す各画素サイクルの書込モード期間内に行わ
れる。
そして、このようにして$3000の座標画素情報
が第1のメモリ部14−1に書き込まれ、任意行
の水平走査が終了し次行の水平走査が開始する
と、次にラインバツフアメモリ14の第2のメモ
リ部14−2内へ前述と同様にしてアドレス$
3001の座標画素情報が書込記憶される。
この際、書込第2のメモリ部14−2への座標
画素情報の書込と平行して、第9図に示す各画素
サイクルの読出モード期間内に、第1のメモリ部
14−1内に記憶された座標画素情報の読出が行
われる。
このようにして実施例の装置は、任意行にて一
方のメモリ部に対する読出消去と、他方のメモリ
部に対する書込とを各画素毎に交互に繰返して行
い、次行において前記読出消去と書込とを両メモ
リ部に対して反転させ、このような各行毎の動作
を一画面分繰返して行い一枚の画面の読出及び書
込を行う。
従つて、本実施例の装置によれば単一モードで
動作するメモリ素子を用いてラインバツフアメモ
リを構成した場合でも、これをCRTの位置水平
走査の各画素サイクル内において、メモリ素子の
モードを書込消去モードと読出モードとに交互に
切りかえてデユアルラインバツフアメモリ方式と
して使用することが可能となり、ラインバツフア
メモリ14と異なるモードで動作する二組のメモ
リ素子を用いて形成した場合と同量のデータの書
込及び読出を行うことが可能となる。
[他の実施例] なお、前記実施例は、ラインバツフアメモリ1
4を、第1のメモリ部14−1と第2のメモリ部
14−2の2個のメモリ部を有するメモリ素子を
用いて形成した場合を例にとり説明したが、本発
明はこれに限らず、ラインバツフアメモリ14を
3個以上の複数のメモリ部を有し同一モードで動
作するメモリ素子を用いて形成することも可能で
ある。
この場合には、任意行の水平走査にていづれか
のメモリ部に対する読出と他のメモリ部に対する
書込とを各画素毎に順次繰返してを行い、次行の
水平走査において、前記読出と書込とを各メモリ
部に対して変化させ、このような各行毎の動作を
一画面分繰返して行い、一枚の画面の読出書込を
行えば良い。
例えば、ラインバツフアメモリ14として第1
のメモリ部、第2のメモリ部及び第3のメモリ部
の3個のメモリ部を有し同一モードで動作するメ
モリ素子を用いた場合には、ラインバツフアメモ
リ14の各画素サイクルにおけるモードを、読出
モード、消去モード、書込モード、書込モードの
4つのモードに分割しデータの書込読出を次のよ
うにして行う。
例えば任意行のCRT水平走査にて、第1のメ
モリ部が読出消去モード、第2のメモリ部が書込
モード、第3のメモリ部が書込モードに各画素サ
イクル毎に制御され、データの読出と書込が行わ
れると、次行のCRT水平走査においては第2の
メモリ部が読出消去モード、第3のメモリ部が書
込モード、第1のメモリ部が書込モードにそれぞ
れ各画素サイクル毎に制御され、データの書込及
び読出が行われ、更に次行におけるCRT水平走
査がにおいては、第3のメモリ部が読出消去モー
ド、第1のメモリ部が書込モード、第2のメモリ
部が書込モードにそれぞれ各画素サイクル毎に制
御され、データの書込及び読出が行われる。
このようにしてラインバツフアメモリ14とし
て3個のメモリ部を有するメモリ素子を用いた場
合には、各メモリ部に対するデータの読出消去と
書込とがCRTの各行における水平走査が終了す
る度に順次変化して行われ、一枚の画面の読出及
び書込を行う。
従つて、このようなラインバツフアメモリ14
を用いた場合には、前記実施例の場合と比しデー
タの書込に約二倍の時間を得ることができるた
め、各メモリ部にさらに充分なデータの書込を行
うことが可能となり、例えばこのような装置を標
体の画像表示装置に用いた場合には、CRT上に
表示することが可能な標体数を更に増加させるこ
とが可能となる。
また、本発明に係るラインバツフアメモリ14
を複数組設けることにより、CRT上に表示可能
な標体数を飛躍的に増大させることが可能とな
る。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、ライン
バツフアメモリへのデータの書込及び読出を行い
CRTの画像表示を行う場合に、ラインバツフア
メモリを同一モードで動作するメモリ素子を用
い、異なるモードで動作する複数のメモリ素子を
用いた場合と同量の情報量の書込及び読出を行う
ことが可能となる。この結果本発明によれば、ラ
インバツフアメモリと他の回路とを接続するに要
するライン数を少なくても従来の約半数以下に減
少させることが出来るため回路全体の集積化を図
りその信頼性を向上させることができる。更に使
用するメモリ素子数の減少により装置全体のコス
トダウンを図ることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の方法を用いた標体の画像表示装
置を示す説明図、第2図は標体画像メモリに記憶
されている標体イメージの説明図、第3図及び第
4図は従来のデユアルラインバツフアメモリを用
いた標体の画像表示装置を示す説明図、第5図は
本発明の回路を用いた標体の画像表示装置の好適
な実施例を示すブロツク図、第6図は標体の画像
表示を行うCRTの説明図、第7図はCRTの水平
走査及びブランキングを示すタイミングチヤート
図、第8図は第5図に示す装置に用いられるライ
ンバツフアメモリの説明図、第9図は第5図に示
す装置により行われる各画素サイクル毎のデータ
の書込及び読出のタイミングチヤート図、第10
図は本実施例の装置におけるラインバツフアメモ
リと他の回路との接続ラインを示す説明図、第1
1図は本発明の他の実施例のタイミングチヤート
を示す説明図である。 14……ラインバツフアメモリ、14−1……
第1のメモリ部、14−2……第2のメモリ部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 同一モードで動作し、ラインバツフアとして
    機能する複数のメモリ部を有するメモリ素子と、 ラスタ走査の各画素走査毎に、画素走査期間の
    前半または後半のいずれかの区間で前記メモリ素
    子を読出し可能モードに制御し、残りの区間で前
    記メモリ素子を書き込み可能モードに制御するモ
    ード切り替え手段と、 任意行の各画素走査毎にいずれか一方のメモリ
    部に対し書き込みアドレスを出力し画素データの
    書き込みを行い、他のメモリ部に対し読出しアド
    レスを出力し画素データの読出を行うとともに、
    次行において書き込みと読出とを各メモリ部に対
    し反転させるという一連のバンク作業を各行毎に
    1画面分繰り返して行うバンク切り替え手段と、
    を含み、共通のメモリ素子を用いて各行毎の画素
    データの書き込みと読出とを行うことを特徴とす
    る画面情報の読出書込み回路。
JP58237007A 1983-12-14 1983-12-14 画面情報の読出書込み回路 Granted JPS60128492A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58176683A (ja) * 1982-04-09 1983-10-17 三菱電機株式会社 表示装置

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