JPH0283148A - 高能率研削加工方法 - Google Patents

高能率研削加工方法

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Publication number
JPH0283148A
JPH0283148A JP23292088A JP23292088A JPH0283148A JP H0283148 A JPH0283148 A JP H0283148A JP 23292088 A JP23292088 A JP 23292088A JP 23292088 A JP23292088 A JP 23292088A JP H0283148 A JPH0283148 A JP H0283148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machining
thickness
working
maximum
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23292088A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Maekawa
滋樹 前川
Masayuki Sumi
角 正行
Kenji Kawaguchi
川口 憲治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP23292088A priority Critical patent/JPH0283148A/ja
Publication of JPH0283148A publication Critical patent/JPH0283148A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は高能率研削加工方法、とくにセラミックスの
形状創成のための高能率除去加工プロセスに関するもの
である。
〔従来の技術〕
一般に、セラミックスの機械加工のプロセスは、第3図
に示したように、粗仕上げ加工(1)、中仕上は加工(
2)、仕上は加工(3)の三つの段階に分けることがで
きる。このようなプロセスは素材から不要な部分と加工
によって生じる加工表面のダメージ、即ち加工変質層を
効率的に取り除き、所定の形状を高品位に仕上けるため
のものである。例えば、「セラ之ツクス加工ハンドブッ
クJP223に示されて−るように、特にセラミックス
のような硬脆材料についてはクラック等の加工変質層が
生じやすいため、慎重にこの加工プロセスを実施しなけ
ればならない0従来のセラミックスの粗仕上げ加工プロ
セスを図式化すると第4図のようになる。
図にお−で、(4)は加工開始時の状態を示し、Aは目
的の厚さ、Bは最終除去厚さ、Xは切り込り量、Yは加
工変質層の厚さである。また(5)は粗加工の最終加工
の状態を示し、Tは粗加工で除去する厚さ、!は最終加
工変質層の厚さ、tは取り代である。粗加工段階は、不
要な部分を効率良く取シ除き、かつ中仕上げ加工に必要
な取り代を残すための加工工程であり、粗加工の最終加
工(5)においては、中仕上げ加工に必要な取り代(t
an)を残して置かなければならない0中仕上げ工程に
おける取り代(ha−)を残すために、目標値(ム+t
um)に近付くに連れて、最終加工変質層厚さ(!。
un)が不明であるため切り込みS1xを極力小さく取
らなければならなくなっている。従って、必然的に不要
な加工パスが増大する。また、その加工条件を技術者の
経験に頼っているため第4図(6)のように製品となる
部分に加工変質層がかぶる状態となり不良品となる場合
が非常に多い。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のセラミックスの加工プロセスにおいては、その加
工条件と加工変質層厚さの関係が不明であったため、加
工条件を技術者の経験による勘に頼らざるを得ない面が
あった。例えは、第4図に示したような従来法では不要
な加工パスを避けることはできず、所定の形状を得るま
でに、計シ知れない多くの無駄な時間と加工コストを費
やす問題点があった。また、製品となるべき部分に重大
なダメージを与えてしまい、セラミックスの高能率加工
は歩留まりが悪いという間誼点もあった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、最小の加工パスをもって高能率加工を行い、
かつ加工変質層の影響を最小限にとどめるセラミックス
の高能率研削加工方法を得ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る高能率研削加工方法はセラミックスの加
工時において、加工例の加工能力限界付近での最大切り
込み量Xに対する最大加工変質層厚さY!!l&3c 
を求める工程、上記X及びYmaz を用い、下記の式
より最小の加工回数nを求める1工程、並びに上記加工
機の加工能力限界付近で、上記加工回数、研削加工する
工程を施すものである。
n x −B −(a + m + Ymax )Bは
最終除去厚さ aは仕上げ加工に必要な任意の 厚さ mは余りの鳳さ  (m<X) 〔作用〕 この発明における加工方法では、研削加工における切り
込み量と加工変質層の関係、とくに加工機の加工能力限
界付近での切り込み量と加工変質層の関係を予め求めて
いるので、セラミックスの高能率加工プロセスを非常に
単純にしている。即ち、粗加工プロセスにおいて、加工
機の最大加工能力の設定が可能となる。又、粗加工プロ
セスにおけるM終加工パスにおいて、次の加工プロセス
に必要な部分に、ダメージを与えない加工条件の設定が
可能となる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例による高能率研削加工方法を
図について示す。第1図は第4図と同様、粗加工プロセ
スを示している。また、第2図は・切り込み量と加工変
質層の関係を示す特性図であり、研削条件が砥石周速度
1000m/min 、砥石送シ速度1000 mm/
min 、  被tll材がサイア四ンセラミックス、
砥石が鋳鉄ポンドダイヤモンド砥石の場合を示し、印は
確認された加工変質層厚さを示す。第2図では加工変質
層の厚さの最大値Ymaz  はYl!15L)C−r
(x)  とすると、 の関係が得られた。
加工条件(切り込み量、工具と被削材の相対速度、工具
の送り運動速度)と加工変質層厚さの関係が既知である
とすれば、粗加工工程で取り除くべき厚さを、上記加工
条件から導ひかれる切り込み置で単純にl!IIり算す
ることによって加工パスを算出することができる。即ち
、ある切り込み量xで加工したときに生じる加工変質層
の厚さの最大値をY wax とすると、粗加工の回数
nと除去厚さB等の関係は n X −B −(a 十m + Ymax ) ””
 (1)  となる。
ここで、(a + m + Ymaz )  は中仕上
げ加工に必要な最小厚さであり、”は加工前から決めて
ぃた仕上げ加工に必要な適当な厚さである。Xを加工機
の能力で決まる最大値に設定したとき、(1)式より最
小の加工回数nmLn が分かる。
この発明は、加工変質層の影響を考慮しながら、加工機
の最大加工能力付近でセラミックスを高能率加工できる
加工方法を示すものであり、その加工プロセスに必要な
最大能力限界付近での加工条件と加工変質層厚さの関係
のデータを基に導ひかれるものである。
即ち加工条件(切り込み量七、工具とワークの相対速度
V等)とその時生じる加工変質層厚さの最大値Ymax
が既知であれは、Xを加工機の能力で決まる最大値に設
定したとき、粗加工プロセスで除去すべき部分を加工す
る加工能率は最大となる0 なお、上記実施例による加工プロセスは、セラミックス
のような脆性材料にかかわらず、加工時に生じる加工変
質層が問題となり、なおかつ加工能率が必要となるよう
な全ての加工に対して適用できる。また、粗加工プロセ
スのみならず中仕上げ加工プロセス、及び仕上は加工プ
ロセスの全てに適用することができる。
また、加工条件と加工変パ質層厚さのデータとしては少
なくとも最大能力限界付近での切り込み量と加工変質層
の関係が予め得られれば、最大の加工能率で加工するこ
とが可能であることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によればセラミックスの加工時
において、加工機の加工能力限界付近での最大切り込み
@Xに対する最大加工変質層厚さY waxを求める工
程、上記X及びYmaxを用い、次式より最小の加工回
数nを求める工程、nx−B−(a−)−m+Ymax
 )Bは最終除去厚さ aは仕上は加工に必要な任意の 厚さ mは余りの厚さ  (m<X) 並びに、上記加工機の加工能力限界付近で、上記加工回
数、研削加工する工程を施したので、セラミックスの加
工プロセスにおける加工パスを劇的に減少させることが
可能となり、なおかつ、加工変質層による製品への影響
が無くなる。即ち、セラミックス製品の加工コストの低
減効果が得られ、セラミックスの高能率加工と高精度加
工の両立が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るセラミックスの粗加
工プロセスを示す説明図、第2図はこの発明の一実施例
に係る加工条件と加工変質層厚さの関係を示す特性図、
第3図は従来のセラミックスの加工プロセスを示す説明
図、及び第4図は従来のセラミックスの粗加工プロセス
を示す説明図である。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す0 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 セラミックスの加工時において、加工機の加工能力限界
    付近での最大切り込み量Xに対する最大加工変質層厚さ
    Ymaxを求める工程、上記X及びYmaxを用い、下
    記の式より最小の加工回数nを求める工程、並びに、上
    記加工機の加工能力限界付近で、上記加工回数、研削加
    工する工程を施す高能率研削加工方法。 nX=B−(a+m+Ymax) Bは最終除去厚さ aは仕上げ加工に必要な任意の厚さ mは余りの厚さ(m<X)
JP23292088A 1988-09-17 1988-09-17 高能率研削加工方法 Pending JPH0283148A (ja)

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JP23292088A JPH0283148A (ja) 1988-09-17 1988-09-17 高能率研削加工方法

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JP23292088A JPH0283148A (ja) 1988-09-17 1988-09-17 高能率研削加工方法

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JPH0283148A true JPH0283148A (ja) 1990-03-23

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JP23292088A Pending JPH0283148A (ja) 1988-09-17 1988-09-17 高能率研削加工方法

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JP (1) JPH0283148A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008023691A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Univ Nihon 研削装置及び制御プログラム、研削方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008023691A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Univ Nihon 研削装置及び制御プログラム、研削方法

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