JPH028219B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH028219B2
JPH028219B2 JP56019752A JP1975281A JPH028219B2 JP H028219 B2 JPH028219 B2 JP H028219B2 JP 56019752 A JP56019752 A JP 56019752A JP 1975281 A JP1975281 A JP 1975281A JP H028219 B2 JPH028219 B2 JP H028219B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
exhaust duct
humidity
humidity sensor
cooking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56019752A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57134627A (en
Inventor
Yasumichi Kobayashi
Hiroyuki Nishitani
Takeo Nishida
Masaki Nakamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1975281A priority Critical patent/JPS57134627A/ja
Publication of JPS57134627A publication Critical patent/JPS57134627A/ja
Publication of JPH028219B2 publication Critical patent/JPH028219B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C7/00Stoves or ranges heated by electric energy
    • F24C7/08Arrangement or mounting of control or safety devices

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気オーブンに関し、食品の自動調理
を目的とするものである。すなわち、排気口に設
けた排気ダクト中に湿度を検知するセンサーを装
着し、調理進行に伴なつて食品から出る水分を湿
度検知パターンとして捕え、このパターンから調
理終了時点を判別する機器を提供するものであ
る。
電気オーブンで食品を調理すると、一般に水分
を特有の経時パターンで放出する。食品の種類に
よりこの経時パターンは様々であり、水分量も調
理によつて様々である。一方湿度センサーによる
水分の検知は相対湿度検知であるためセンサー近
傍は少なくとも80℃以下でなければならない。電
気オーブンの場合には、筐体内を150〜250℃程度
にして調理を行なうため筐体内で湿度検知を行な
うことは困難である。又食品から放出される水分
の経時パターンを捕えるためには一定流量で空気
の置換を行なう必要がある。このため筐体内に一
定流量の空気をフアン等の手段で外部から送り込
み、排気口から押し出されて出て来る空気中の水
分量を検知するのである。しかしながら、電気オ
ーブンの排気口から出て来る空気は100〜150℃程
度で高く、中に含まれている水分を相対湿度とし
ては検知できないので冷却してやる必要がある。
実験結果によれば、オーブン排気口から下向きの
ダクトを設けるとダクト中で冷やされ湿度検知が
可能となる。機器としてもこの構成が最もコンパ
クトで実際的である。
この下向きダクト中に湿度センサーを設けた構
成においても、次の3点の問題が残されている。
(イ)ダクトは外気で冷やされる構成であるため、ダ
クト中の湿度センサー温度は外気温度の影響を受
けて湿度検知レベルが変動する。(ロ)調理温度が異
なると排気温度が変わるため湿度検知レベルが変
わる。(ハ)食品ごとに水分量が異なるので湿度検知
レベルが大きく変わる。調理終了点を判別する場
合には調理ごとに特有の湿度検知パターンが必要
であり、このためには上記問題を解決する必要が
あつた。
本発明は上記問題を一挙に解決するものであ
り、高温の排気空気中に含まれる水分を最適な検
知レベルで相対湿度検知する方法を示すものであ
る。
以下、図を参照しながら説明する。第1図は本
発明に基づく電気オーブンの一実施例である。筐
体1並びにシール材2を介して閉じたドア3で囲
まれた筐体1内で、受皿4上の食品5は筐体1内
に設けられた上下のヒータ6,6′で加熱される
と水分7を出す。筐体1内部には側壁からフアン
で一定量の送風を行なつているため水分7は風と
共に筐体1後部上方に設けられた排気口8に向
う。排気口8に上端を連通した排気ダクト9の中
を通ると、水分7を含んだ加熱空気が徐々に冷や
され、排気ダクト9内に取付けた湿度センサー1
0で水分7は相対湿度として検知される。ここで
は排気ダクト9を構成する一壁をオーブン筐体1
の後壁で兼用している。排気ダクト9の後壁には
ヒータ11が設けられており、加熱することによ
り排気ダクト9を通る空気並びに湿度センサー1
0を加熱する構成となつている。オーブン筐体内
の温度制御のためのサーミスタ12は筐体1内壁
の後部に設けられている。
第2図は排気ダクト9の内部を示した図で、第
1図のA矢視の方向から見たものである。風の流
れと垂直で、水平に湿度センサー10と排気ダク
ト9を加熱するヒータ11を温度制御するサーミ
スタ13を上下同位置に並設している。
一方排気ダクト9内を温度ヒータ11で加熱し
ない場合第3図に示す如き特性を持つている。曲
線14は筐体1内の温度を160℃に設定した場合
で、外気温度が35℃の時に示す排気ダクト9内の
各位置における温度である。同様に曲線15は外
気温度が20℃の時、曲線16は外気温度が5℃の
時に示す排気ダクト9内の各位置における温度で
ある。湿度センサー10は排気口8の中心から60
〜80mm下の位置に設けると、水分の少ない食品で
も相対湿度検知できることが実験により確認され
ている。ここでは80mm下の位置に湿度センサー1
0を設けた。第3図で示されているように外気温
度の影響を大きく受けて湿度センサー10の位置
で温度は約55℃〜31℃と変動し、相対湿度の検知
レベルが大きく変つてしまう。
ところが、ヒータ11で排気ダクト9を加熱す
ると第4図に示すように結果が得られた。曲線1
4は先に述べたように電気オーブン筐体1内の温
度を160℃に設定した場合で、外気温度が35℃の
時に示す排気ダクト9内の各垂直位置における温
度である。曲線17は外気温度が20℃の時でヒー
タ11により排気ダクト9を加熱した時のもので
あり、曲線18は5℃の時で、ヒータ11により
排気ダクト9を20℃の時より以上に加熱した時の
ものである。この図から明らかなようにヒータ1
1で補正することにより外気温度の影響をなく
し、湿度検知レベルを一定に保つことが可能であ
る。第4図に示されているようにオーブン排気口
から40〜80mm下の位置ではほとんど同じ温度とな
ることがわかる。
第5図には調理例としてスポンジケーキを160
℃で焼いた場合の検知パターンを示した。曲線1
9は外気温度35℃の時の検知パターンである。曲
線20は外気温度が5℃の時の検知パターンであ
り、曲線19とはあまりにもかけ離れている。曲
線21は外気温度が5℃の時、ヒーター11で排
気ダクト9を加熱し、補正した場合の検知パター
ンである。曲線19、曲線21はほぼ同じ検知パ
ターンであると言える。
第6図はオーブン筐体1内の温度と湿度センサ
ー10の近傍温度を示しており、所定調理時毎の
筐体1内の設定温度により湿度センサ近傍の温度
が変化するので、湿度検知レベルが大きく変わる
ことがわかる。曲線22は外気温度が35℃の時、
曲線23は外気温度が20℃の時の相関図である。
この検知レベルの変動も外気温度と同様にヒータ
11で補正できる。
この一連の実験結果は約20の容積を持つ電気
オーブンに3/minの送風を行なう条件で得ら
れたものである。
このように排気口に下向きの排気ダクトを設け
て、排気ダクト内での温度を下げ、しかも一定温
度でせ検知しやすいように湿度センサーとサーミ
スタを上下同位置に並設し、さらに外気温による
相対湿度レベルの変動を押えるために排気ダクト
全体を加熱温調しているため、排気口から出て来
る空気は100〜150℃と高温であつても、空気中に
含まれる水分を相対湿度として検出でき、しかも
湿度センサー近傍のみを加熱して湿度検知レベル
を補正する場合、風の流れがあるために検知レベ
ルが不安定になり易いという欠点があるのに比
べ、安定した湿度検知を行なうことができる。
このように、サーミスタ13とヒータ11によ
り、所定調理時における筐体1内温度による湿度
センサ10近傍の温度を、前記所定調理時におけ
る特定外気温時の温度になるように可変して、湿
度センサ10の湿度検知レベルを補正することに
より、特定の湿度検知パターンから調理終了時点
の判別が可能となる。具体的にはメニユーボタン
を押すと、メニユーに応じて筐体内温度と湿度セ
ンサー温度が設定され、オーブン筐体内のサーミ
スタ並びに排気ダクト内のサーミスタで独自に温
度制御を行ない、調理進行に伴なつて食品から出
る水分を湿度センサーが特定の湿度検知パターン
として捕え調理終了判定が容易となる。
以上の説明で明らかなように、本発明によれ
ば、排気口に下向きの排気ダクトを設けて排気ダ
クト内での温度を下げるとともに、湿度センサー
とサーミスタを上下同位置に並設し、さらに排気
ダクト全体を加熱温調しているため、外気温度お
よびオーブン筐体内温度の影響をなくして、常に
設定した検知レベルで安定した湿度検知を行なう
ことができ、調理終了判定を誤差なく正確に行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明電気オーブンの一実施例を示す
断面図、第2図は排気ダクト内の湿度センサーと
サーミスタの位置関係図、第3図は補正しない場
合の排気ダクト内温度分布特性図、第4図は補正
した場合の排気ダクト内温度分布特性図、第5図
は湿度検知パターン例の特性図、第6図はオーブ
ン筐体内温度とセンサ近傍温度の相関図である。 8…排気口、9…排気ダクト、10…湿度セン
サー、11…ヒータ、12,13…サーミスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定調理時における筐体内温度を一定に制御
    するとともに、調理終了時点を排気中の湿度の変
    化により判別するようにした電気オーブンにおい
    て、筐体内と連通した排気口に上端を連通し、下
    端を外部に開放した排気ダクトと、この排気ダク
    ト内で上下同位置に並設した湿度センサー並びに
    サーミスタと、前記排気ダクト外壁に設けられて
    前記サーミスタで通電制御されるヒータとを具備
    し、前記サーミスタと前記ヒータとにより、湿度
    センサ温度を、所定調理時における特定外気温時
    の温度になるように可変して前記湿度センサの相
    対湿度検知レベルを補正するようにした電気オー
    ブン。
JP1975281A 1981-02-12 1981-02-12 Heater for food Granted JPS57134627A (en)

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JP1975281A JPS57134627A (en) 1981-02-12 1981-02-12 Heater for food

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JP1975281A JPS57134627A (en) 1981-02-12 1981-02-12 Heater for food

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JPS57134627A JPS57134627A (en) 1982-08-19
JPH028219B2 true JPH028219B2 (ja) 1990-02-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4587393A (en) * 1984-01-05 1986-05-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Heating apparatus having a sensor for terminating operation
KR101180528B1 (ko) * 2004-08-09 2012-09-06 엘지전자 주식회사 전기오븐레인지
US10731869B2 (en) 2017-09-12 2020-08-04 Whirlpool Corporation Automatic oven with humidity sensor

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5371352A (en) * 1976-12-07 1978-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd Cooking oven

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